JPH11118176A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH11118176A JPH11118176A JP9286707A JP28670797A JPH11118176A JP H11118176 A JPH11118176 A JP H11118176A JP 9286707 A JP9286707 A JP 9286707A JP 28670797 A JP28670797 A JP 28670797A JP H11118176 A JPH11118176 A JP H11118176A
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- wind direction
- direction plate
- air
- air outlet
- auxiliary
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0011—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets
- F24F1/0014—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets having two or more outlet openings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0018—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by fans
- F24F1/0033—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by fans having two or more fans
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦長状の筐体の前面側上下端部に設けられた
第一吹出口および第二吹出口から、ほぼ同じ温度または
異なる温度の吹出空気を同時に送出できるようにした壁
掛け型の空気調和機を提供する。 【解決手段】 縦長状に形成されて仕切体1aにより上下
に区画された筐体の前面側上下端部に第一吹出口6およ
び第二吹出口6'を設け、前記仕切体を介した前面上下に
第一吸込口および第二吸込口を設け、これら第一吸込口
と第一吹出口を結ぶ空気通路に第一熱交換器4および第
一送風機5を設け、第二吸込口と第二吹出口を結ぶ空気
通路に第二熱交換器4'および第二送風機5'を設け、前記
第一吹出口に第一風向板7を、前記第二吹出口に第二風
向板7'を夫々回動自在に軸支してなり、前記第一吹出口
および前記第二吹出口から、同じ温度または異なる温度
の吹出空気を同時に送出できるようにした。
第一吹出口および第二吹出口から、ほぼ同じ温度または
異なる温度の吹出空気を同時に送出できるようにした壁
掛け型の空気調和機を提供する。 【解決手段】 縦長状に形成されて仕切体1aにより上下
に区画された筐体の前面側上下端部に第一吹出口6およ
び第二吹出口6'を設け、前記仕切体を介した前面上下に
第一吸込口および第二吸込口を設け、これら第一吸込口
と第一吹出口を結ぶ空気通路に第一熱交換器4および第
一送風機5を設け、第二吸込口と第二吹出口を結ぶ空気
通路に第二熱交換器4'および第二送風機5'を設け、前記
第一吹出口に第一風向板7を、前記第二吹出口に第二風
向板7'を夫々回動自在に軸支してなり、前記第一吹出口
および前記第二吹出口から、同じ温度または異なる温度
の吹出空気を同時に送出できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁掛け型の空気調
和機に係わり、より詳細には、縦長状の筐体の前面側上
下端部に設けられた第一吹出口および第二吹出口から、
ほぼ同じ温度または異なる温度の吹出空気を同時に送出
できるようにした構造に関する。
和機に係わり、より詳細には、縦長状の筐体の前面側上
下端部に設けられた第一吹出口および第二吹出口から、
ほぼ同じ温度または異なる温度の吹出空気を同時に送出
できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の壁掛け型の空気調和機は、例えば
図4(A)および図4(B)で示すように、縦長状のベ
ース1の背面が壁面Aに据え付けられ、同ベース1の前
面に装着され吸込口を構成する吸込パネル3を備えた前
面パネル2と、同前面パネル2および前記ベース1から
なる筐体の前面側上下端部に設けられた第一吹出口6お
よび第二吹出口6'と、これら第一吹出口6および第二吹
出口6'と前記吸込口とを結ぶ空気通路に設けられた熱交
換器と、第一送風機および第二送風機と、前記第一吹出
口6および第二吹出口6'に回動自在に軸支された第一風
向板7および第二風向板7'とからなる構成であった。
図4(A)および図4(B)で示すように、縦長状のベ
ース1の背面が壁面Aに据え付けられ、同ベース1の前
面に装着され吸込口を構成する吸込パネル3を備えた前
面パネル2と、同前面パネル2および前記ベース1から
なる筐体の前面側上下端部に設けられた第一吹出口6お
よび第二吹出口6'と、これら第一吹出口6および第二吹
出口6'と前記吸込口とを結ぶ空気通路に設けられた熱交
換器と、第一送風機および第二送風機と、前記第一吹出
口6および第二吹出口6'に回動自在に軸支された第一風
向板7および第二風向板7'とからなる構成であった。
【0003】しかしながら、例えば暖房運転を効果的に
行うため、前記壁面Aの比較的に低い位置に空気調和機
本体を壁掛け設置したような場合、床面に近い前記第二
吹出口6'から暖気を送出して室内をより効果的に空気調
和できるようになる反面、冷房運転を行う際、前記第一
吹出口6から送出される冷気が使用者に直接当たってし
まうようになるため不快な空気調和になってしまった
り、冷気が室内の低いゾーンに滞留してしまうという問
題を有していた。また、前記吸込パネル3が、多数の横
桟とこれらを接続する縦桟とからなる構成であるため、
前記壁面Aとの一体感をはかりにくく意匠性が劣ってし
まうという問題を有していた。
行うため、前記壁面Aの比較的に低い位置に空気調和機
本体を壁掛け設置したような場合、床面に近い前記第二
吹出口6'から暖気を送出して室内をより効果的に空気調
和できるようになる反面、冷房運転を行う際、前記第一
吹出口6から送出される冷気が使用者に直接当たってし
まうようになるため不快な空気調和になってしまった
り、冷気が室内の低いゾーンに滞留してしまうという問
題を有していた。また、前記吸込パネル3が、多数の横
桟とこれらを接続する縦桟とからなる構成であるため、
前記壁面Aとの一体感をはかりにくく意匠性が劣ってし
まうという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、縦長状の筐体の前面側上下端部に設
けられた第一吹出口および第二吹出口から、ほぼ同じ温
度または異なる温度の吹出空気を同時に送出できるよう
にした壁掛け型の空気調和機を提供することを目的とす
る。
記の問題点に鑑み、縦長状の筐体の前面側上下端部に設
けられた第一吹出口および第二吹出口から、ほぼ同じ温
度または異なる温度の吹出空気を同時に送出できるよう
にした壁掛け型の空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、ベースおよびその前面に装着された前面パネルから
なる縦長状の筐体と、同筐体内を上下に仕切る仕切体
と、同仕切体の上下であって前記筐体の前面に設けられ
た第一吸込口および第二吸込口と、同第一吸込口および
同第二吸込口の前面に設けられてこれらを開閉する吸込
パネルと、前記筐体の前面側上下端部に設けられた第一
吹出口および第二吹出口と、同第一吹出口および同第二
吹出口に回動自在に軸支され、第一駆動モータおよび第
二駆動モータにより駆動される第一風向板および第二風
向板と、前記第一吸込口と前記第一吹出口とを結ぶ空気
通路に設けられた第一熱交換器および第一送風機と、前
記第二吸込口と前記第二吹出口とを結ぶ空気通路に設け
られた第二熱交換器および第二送風機とからなり、前記
第一吹出口および前記第二吹出口から、同じ温度または
異なる温度の吹出空気を同時に送出できるようにした構
成となっている。
め、ベースおよびその前面に装着された前面パネルから
なる縦長状の筐体と、同筐体内を上下に仕切る仕切体
と、同仕切体の上下であって前記筐体の前面に設けられ
た第一吸込口および第二吸込口と、同第一吸込口および
同第二吸込口の前面に設けられてこれらを開閉する吸込
パネルと、前記筐体の前面側上下端部に設けられた第一
吹出口および第二吹出口と、同第一吹出口および同第二
吹出口に回動自在に軸支され、第一駆動モータおよび第
二駆動モータにより駆動される第一風向板および第二風
向板と、前記第一吸込口と前記第一吹出口とを結ぶ空気
通路に設けられた第一熱交換器および第一送風機と、前
記第二吸込口と前記第二吹出口とを結ぶ空気通路に設け
られた第二熱交換器および第二送風機とからなり、前記
第一吹出口および前記第二吹出口から、同じ温度または
異なる温度の吹出空気を同時に送出できるようにした構
成となっている。
【0006】また、前記仕切体を複数設けて上下に離間
し、同離間部に、同離間部の前面側に着脱可能な化粧カ
バーを装着した開口部を設けるとともに、同開口部から
挿脱可能な前記第二熱交換器を熱源とする加湿装置を設
け、暖房運転の際、同加湿装置により湿度に応じて室内
を加湿するようにした構成となっている。
し、同離間部に、同離間部の前面側に着脱可能な化粧カ
バーを装着した開口部を設けるとともに、同開口部から
挿脱可能な前記第二熱交換器を熱源とする加湿装置を設
け、暖房運転の際、同加湿装置により湿度に応じて室内
を加湿するようにした構成となっている。
【0007】また、前記加湿装置が、前記開口部から前
記離間部に挿脱可能に、且つ着脱可能に取り付けられる
給水タンクと、同給水タンクから導いた水を前記第二熱
交換器に滴下する導水ホースと、同導水ホースに設けら
れた開閉弁と、前記化粧カバーの近傍に設けられ、検知
した室内の湿度に応じて前記開閉弁を開閉する湿度セン
サと、熱源となる前記第二熱交換器とで構成されてな
り、暖房運転の際、前記湿度センサで検知した室内の湿
度に応じて前記開閉弁を開き、前記導水ホースにより前
記給水タンクから導いた水を前記第二熱交換器に滴下
し、同第二熱交換器により蒸発させ加湿した暖気を前記
第二吹出口から送出するようにした構成となっている。
記離間部に挿脱可能に、且つ着脱可能に取り付けられる
給水タンクと、同給水タンクから導いた水を前記第二熱
交換器に滴下する導水ホースと、同導水ホースに設けら
れた開閉弁と、前記化粧カバーの近傍に設けられ、検知
した室内の湿度に応じて前記開閉弁を開閉する湿度セン
サと、熱源となる前記第二熱交換器とで構成されてな
り、暖房運転の際、前記湿度センサで検知した室内の湿
度に応じて前記開閉弁を開き、前記導水ホースにより前
記給水タンクから導いた水を前記第二熱交換器に滴下
し、同第二熱交換器により蒸発させ加湿した暖気を前記
第二吹出口から送出するようにした構成となっている。
【0008】また、前記化粧カバーの近傍に、前記湿度
センサとともに、リモコンの信号を受光する受光部およ
び運転情報を表示する表示部を配置した構成となってい
る。
センサとともに、リモコンの信号を受光する受光部およ
び運転情報を表示する表示部を配置した構成となってい
る。
【0009】また、前記前面パネルおよび前記吸込パネ
ルの間に、同吸込パネルを前方にホップアップする回動
可能なアームを架設し、同アームを回動して前記吸込パ
ネルを前方にホップアップした際、同吸込パネルの周縁
部と前記前面パネルとの間に、前記第一吸込口および前
記第二吸込口を構成する隙間を形成するようにした構成
となっている。
ルの間に、同吸込パネルを前方にホップアップする回動
可能なアームを架設し、同アームを回動して前記吸込パ
ネルを前方にホップアップした際、同吸込パネルの周縁
部と前記前面パネルとの間に、前記第一吸込口および前
記第二吸込口を構成する隙間を形成するようにした構成
となっている。
【0010】また、前記第一風向板および前記第二風向
板に、これら第一風向板および第二風向板に連結片によ
り連結されて連動する第一補助風向板および第二補助風
向板を設けた構成となっている。
板に、これら第一風向板および第二風向板に連結片によ
り連結されて連動する第一補助風向板および第二補助風
向板を設けた構成となっている。
【0011】また、前記第一補助風向板および前記第二
補助風向板を、前記第一風向板および前記第二風向板に
比して少許小さい外形寸法で形成した構成となってい
る。
補助風向板を、前記第一風向板および前記第二風向板に
比して少許小さい外形寸法で形成した構成となってい
る。
【0012】また、前記第一風向板および前記第二風向
板が前記第一吹出口および前記第二吹出口を閉じた停止
位置において、前記第一補助風向板および前記第二補助
風向板が、前記第一風向板および前記第二風向板の内側
に位置するようにした構成となっている。
板が前記第一吹出口および前記第二吹出口を閉じた停止
位置において、前記第一補助風向板および前記第二補助
風向板が、前記第一風向板および前記第二風向板の内側
に位置するようにした構成となっている。
【0013】また、前記第一風向板および前記第二風向
板が前記第一吹出口および前記第二吹出口を開いた運転
位置において、前記第一風向板および前記第二風向板と
前記第一補助風向板および前記第二補助風向板との前端
部が、前記連結片により少許拡開に連結された構成とな
っている。
板が前記第一吹出口および前記第二吹出口を開いた運転
位置において、前記第一風向板および前記第二風向板と
前記第一補助風向板および前記第二補助風向板との前端
部が、前記連結片により少許拡開に連結された構成とな
っている。
【0014】また、前記前面パネルおよび前記ベースの
周縁部に、同ベースの背面部を少許小さく形成した段部
を形成する一方、前記ベースに対応して前記壁面に凹部
を設け、同ベースを同凹部に収容して据え付けるように
した構成となっている。
周縁部に、同ベースの背面部を少許小さく形成した段部
を形成する一方、前記ベースに対応して前記壁面に凹部
を設け、同ベースを同凹部に収容して据え付けるように
した構成となっている。
【0015】また、前記前面パネルおよび前記ベースの
周縁部に、同ベースの背面部を少許小さく形成した段部
を形成する一方、前記ベースおよび前記前面パネルに対
応して前記壁面に段付凹部を設け、これらベースおよび
前面パネルを同段付凹部に収容して据え付けるようにし
た構成となっている。
周縁部に、同ベースの背面部を少許小さく形成した段部
を形成する一方、前記ベースおよび前記前面パネルに対
応して前記壁面に段付凹部を設け、これらベースおよび
前面パネルを同段付凹部に収容して据え付けるようにし
た構成となっている。
【0016】また、暖房運転を行う際、前記第一風向板
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、これら
第一吹出口および第二吹出口から高温風を送出するよう
にした構成となっている。
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、これら
第一吹出口および第二吹出口から高温風を送出するよう
にした構成となっている。
【0017】また、暖房運転を行う際、前記第一風向板
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二
吹出口から高温風を送出すると同時に、前記第一吹出口
から低温風を送出するようにした構成となっている。
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二
吹出口から高温風を送出すると同時に、前記第一吹出口
から低温風を送出するようにした構成となっている。
【0018】また、冷房運転を行う際、前記第一風向板
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、これら
第一吹出口および第二吹出口から低冷風を送出するよう
にした構成となっている。
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、これら
第一吹出口および第二吹出口から低冷風を送出するよう
にした構成となっている。
【0019】また、冷房運転を行う際、前記第一風向板
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二
吹出口から低冷風を送出すると同時に、前記第一吹出口
から弱冷風を送出するようにした構成となっている。
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二
吹出口から低冷風を送出すると同時に、前記第一吹出口
から弱冷風を送出するようにした構成となっている。
【0020】更に、除湿運転を行う際、前記第一風向板
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二
吹出口から熱交換しない室内空気を送出すると同時に、
前記第一吹出口から弱冷風を送出するようにした構成と
なっている。
および前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補
助風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第
一吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二
吹出口から熱交換しない室内空気を送出すると同時に、
前記第一吹出口から弱冷風を送出するようにした構成と
なっている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1(A)乃
至図1(C)と、図2(A)および図2(B)と、図3
(A)乃至図3(D)とにおいて、1は縦長状に形成さ
れたベース、1aは同ベース1と後述する前面パネルとで
構成される筐体内を上下に仕切る仕切体、2は前記ベー
ス1の前面に装着されて前記仕切体1aの上下であって前
面に第一吸込口cおよび第二吸込口c'を備えた前面パネ
ル、3および3'は前記第一吸込口cおよび前記第二吸込
口c'の前面に設けられてこれらを開閉する第一吸込パネ
ルおよび第二吸込パネル、4および4'は前記第一吸込口
cおよび第二吸込口c'と前記筐体の前面側上下端部に設
けられた第一吹出口6および第二吹出口6'とを結ぶ空気
通路に配置された第一熱交換器および第二熱交換器、5
および5'は前記空気通路に配置された第一送風機および
第二送風機、7および7'は前記第一吹出口6および前記
第二吹出口6'に回動自在に軸支された第一風向板および
第二風向板、8および8'はこれら第一風向板7および第
二風向板7'を駆動するための第一駆動モータおよび第二
駆動モータである。
付図面に基づいた実施例として説明する。図1(A)乃
至図1(C)と、図2(A)および図2(B)と、図3
(A)乃至図3(D)とにおいて、1は縦長状に形成さ
れたベース、1aは同ベース1と後述する前面パネルとで
構成される筐体内を上下に仕切る仕切体、2は前記ベー
ス1の前面に装着されて前記仕切体1aの上下であって前
面に第一吸込口cおよび第二吸込口c'を備えた前面パネ
ル、3および3'は前記第一吸込口cおよび前記第二吸込
口c'の前面に設けられてこれらを開閉する第一吸込パネ
ルおよび第二吸込パネル、4および4'は前記第一吸込口
cおよび第二吸込口c'と前記筐体の前面側上下端部に設
けられた第一吹出口6および第二吹出口6'とを結ぶ空気
通路に配置された第一熱交換器および第二熱交換器、5
および5'は前記空気通路に配置された第一送風機および
第二送風機、7および7'は前記第一吹出口6および前記
第二吹出口6'に回動自在に軸支された第一風向板および
第二風向板、8および8'はこれら第一風向板7および第
二風向板7'を駆動するための第一駆動モータおよび第二
駆動モータである。
【0022】前記筐体の背面側が壁面Aに壁掛け設置さ
れて、前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'から
は、同じ温度または異なる温度の吹出空気を同時に送出
できるようにした構成となっており、これによって、暖
房運転を行う際、床面Bに近い前記第二吹出口6'から暖
気を送出して室内をより効果的に空気調和できるように
なる一方、冷房運転を行う際、前記第一吹出口6から送
出される冷気が使用者に直接当たることなく天井面に沿
って送出されるようになるため、快適な空気調和を実現
できるようになって、上記に説明した従来技術のよう
に、冷気が室内の低いゾーンに滞留してしまうことがな
いようにした構造となる。
れて、前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'から
は、同じ温度または異なる温度の吹出空気を同時に送出
できるようにした構成となっており、これによって、暖
房運転を行う際、床面Bに近い前記第二吹出口6'から暖
気を送出して室内をより効果的に空気調和できるように
なる一方、冷房運転を行う際、前記第一吹出口6から送
出される冷気が使用者に直接当たることなく天井面に沿
って送出されるようになるため、快適な空気調和を実現
できるようになって、上記に説明した従来技術のよう
に、冷気が室内の低いゾーンに滞留してしまうことがな
いようにした構造となる。
【0023】また、前記仕切体1aを複数設けて上下に離
間し、同離間部に、同離間部の前面側に着脱可能な化粧
カバー17を装着した開口部を設けるとともに、同開口部
から挿脱可能な前記第二熱交換器4'を熱源とする後述す
る加湿装置を設け、暖房運転の際、同加湿装置により湿
度に応じて室内を加湿するようにした構成となってお
り、これによって、暖房運転を行う際、湿度に応じて室
内を効果的に加湿できるようにした構造となる。
間し、同離間部に、同離間部の前面側に着脱可能な化粧
カバー17を装着した開口部を設けるとともに、同開口部
から挿脱可能な前記第二熱交換器4'を熱源とする後述す
る加湿装置を設け、暖房運転の際、同加湿装置により湿
度に応じて室内を加湿するようにした構成となってお
り、これによって、暖房運転を行う際、湿度に応じて室
内を効果的に加湿できるようにした構造となる。
【0024】また、前記離間部に設けられた加湿装置
が、前記開口部から前記離間部に挿脱可能に、且つ着脱
可能に取り付けられる給水タンク14と、同給水タンク14
から導いた水を前記第二熱交換器4'に滴下する導水ホー
ス15と、同導水ホース15に設けられた電磁弁からなる開
閉弁16と、前記化粧カバー17の近傍に設けられ、検知し
た室内の湿度に応じて前記開閉弁16を開閉する湿度セン
サ11と、熱源となる前記第二熱交換器4'とで構成されて
なり、暖房運転の際、前記湿度センサ11で検知した室内
の湿度に応じて前記開閉弁16を開き、前記導水ホース15
により前記給水タンク14から導いた水を前記第二熱交換
器4'に滴下し、同第二熱交換器4'により蒸発させ加湿し
た暖気を前記第二吹出口6'から送出するようにした構成
となっており、これによって、前記給水タンク14を空気
調和機本体の前面側から容易に挿脱できるようになると
ともに、暖房運転の際、湿度に応じて室内を効果的に加
湿できるようにした構造となっている。
が、前記開口部から前記離間部に挿脱可能に、且つ着脱
可能に取り付けられる給水タンク14と、同給水タンク14
から導いた水を前記第二熱交換器4'に滴下する導水ホー
ス15と、同導水ホース15に設けられた電磁弁からなる開
閉弁16と、前記化粧カバー17の近傍に設けられ、検知し
た室内の湿度に応じて前記開閉弁16を開閉する湿度セン
サ11と、熱源となる前記第二熱交換器4'とで構成されて
なり、暖房運転の際、前記湿度センサ11で検知した室内
の湿度に応じて前記開閉弁16を開き、前記導水ホース15
により前記給水タンク14から導いた水を前記第二熱交換
器4'に滴下し、同第二熱交換器4'により蒸発させ加湿し
た暖気を前記第二吹出口6'から送出するようにした構成
となっており、これによって、前記給水タンク14を空気
調和機本体の前面側から容易に挿脱できるようになると
ともに、暖房運転の際、湿度に応じて室内を効果的に加
湿できるようにした構造となっている。
【0025】また、前記化粧カバー17の近傍に、前記湿
度センサ11とともに、リモコンの信号を受光する受光部
12および運転情報を表示する表示部13を配置した構成と
なっており、これによって、リモコンにより運転の操作
をしやすい位置に前記受光部12を配置できるとともに、
前記表示部13を視認しやすく、且つ意匠性を損なわない
位置に配置できるようにした構造となる。
度センサ11とともに、リモコンの信号を受光する受光部
12および運転情報を表示する表示部13を配置した構成と
なっており、これによって、リモコンにより運転の操作
をしやすい位置に前記受光部12を配置できるとともに、
前記表示部13を視認しやすく、且つ意匠性を損なわない
位置に配置できるようにした構造となる。
【0026】また、前記前面パネル2および前記吸込パ
ネル3および3'の間に、同吸込パネル3および3'を前方
にホップアップする回動可能なアーム3aおよび3a' を架
設し、同アーム3aおよび3a' を回動して前記吸込パネル
3および3'を前方にホップアップした際、同吸込パネル
3および3'の周縁部と前記前面パネル3および3'との間
に、第一吸込口cおよび第二吸込口c'を構成する隙間を
形成するようにした構成となっており、これによって、
前記吸込パネル3および3'の表面を、前記壁面Aとの一
体感をはかりやすいデザインで仕上げることができ、意
匠性を向上できるようにした構造となる。
ネル3および3'の間に、同吸込パネル3および3'を前方
にホップアップする回動可能なアーム3aおよび3a' を架
設し、同アーム3aおよび3a' を回動して前記吸込パネル
3および3'を前方にホップアップした際、同吸込パネル
3および3'の周縁部と前記前面パネル3および3'との間
に、第一吸込口cおよび第二吸込口c'を構成する隙間を
形成するようにした構成となっており、これによって、
前記吸込パネル3および3'の表面を、前記壁面Aとの一
体感をはかりやすいデザインで仕上げることができ、意
匠性を向上できるようにした構造となる。
【0027】また、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'に、これら第一風向板7および第二風向板7'に連
結片10および10' により連結されて連動する第一補助風
向板9および第二補助風向板9'を設けた構成となってお
り、これによって、前記第一吹出口6および前記第二吹
出口6'から送出される吹出空気をより効果的に偏向させ
て、より快適な空気調和を実現できるようにした構造と
なる。
向板7'に、これら第一風向板7および第二風向板7'に連
結片10および10' により連結されて連動する第一補助風
向板9および第二補助風向板9'を設けた構成となってお
り、これによって、前記第一吹出口6および前記第二吹
出口6'から送出される吹出空気をより効果的に偏向させ
て、より快適な空気調和を実現できるようにした構造と
なる。
【0028】また、前記第一補助風向板9および前記第
二補助風向板9'を、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'に比して少許小さい外形寸法で形成した構成とな
っており、これによって、前記第一風向板7および前記
第二風向板7'を回動して前記第一吹出口6および前記第
二吹出口6'を開いた際、少許小さい外形寸法で形成した
前記第一補助風向板9および前記第二補助風向板9'を夫
々内側に位置させることによって、前記吹出空気をマイ
ルドに偏向できるようになって、よりやさしく快適な空
気調和を実現できるようにした構造となる。
二補助風向板9'を、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'に比して少許小さい外形寸法で形成した構成とな
っており、これによって、前記第一風向板7および前記
第二風向板7'を回動して前記第一吹出口6および前記第
二吹出口6'を開いた際、少許小さい外形寸法で形成した
前記第一補助風向板9および前記第二補助風向板9'を夫
々内側に位置させることによって、前記吹出空気をマイ
ルドに偏向できるようになって、よりやさしく快適な空
気調和を実現できるようにした構造となる。
【0029】また、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'が前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を閉
じた停止位置において、前記第一補助風向板9および前
記第二補助風向板9'が、前記第一風向板7および前記第
二風向板7'の内側に位置するようにした構成となってお
り、これによって、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'により前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'
を正確に閉じることができると同時に、前記第一補助風
向板9および前記第二補助風向板9'が外側から見えない
ようにして、意匠性を損なわないようにした構造とな
る。
向板7'が前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を閉
じた停止位置において、前記第一補助風向板9および前
記第二補助風向板9'が、前記第一風向板7および前記第
二風向板7'の内側に位置するようにした構成となってお
り、これによって、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'により前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'
を正確に閉じることができると同時に、前記第一補助風
向板9および前記第二補助風向板9'が外側から見えない
ようにして、意匠性を損なわないようにした構造とな
る。
【0030】また、前記第一風向板7および前記第二風
向板7'が前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開
いた運転位置において、前記第一風向板7および前記第
二風向板7'と前記第一補助風向板9および前記第二補助
風向板9'との前端部が、前記連結片10により少許拡開に
連結された構成となっており、これによって、前記吹出
空気を円滑に、且つより効果的に偏向できるようにした
構造となっている。
向板7'が前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開
いた運転位置において、前記第一風向板7および前記第
二風向板7'と前記第一補助風向板9および前記第二補助
風向板9'との前端部が、前記連結片10により少許拡開に
連結された構成となっており、これによって、前記吹出
空気を円滑に、且つより効果的に偏向できるようにした
構造となっている。
【0031】また、前記前面パネル2および前記ベース
1の周縁部に、同ベース1の背面部aを少許小さく形成
した段部bを形成する一方、前記ベース1に対応して前
記壁面に凹部を設け、同ベース1を同凹部に収容して据
え付けるようにしたことにより、空気調和機本体は、前
記壁面Aに前記ベース1をビルトインした状態で壁掛け
設置できるようになり、前記壁面Aと一体感をもたせて
意匠性のよい設置を実現できるようにした構造となる。
1の周縁部に、同ベース1の背面部aを少許小さく形成
した段部bを形成する一方、前記ベース1に対応して前
記壁面に凹部を設け、同ベース1を同凹部に収容して据
え付けるようにしたことにより、空気調和機本体は、前
記壁面Aに前記ベース1をビルトインした状態で壁掛け
設置できるようになり、前記壁面Aと一体感をもたせて
意匠性のよい設置を実現できるようにした構造となる。
【0032】また、前記前面パネル2および前記ベース
1の周縁部に、同ベース1の背面部aを少許小さく形成
した段部bを形成する一方、前記ベース1および前記前
面パネル2に対応して前記壁面Aに段付凹部を設け、こ
れらベース1および前面パネル2を同段付凹部に収容し
て据え付けるようにしたことにより、空気調和機本体
は、前記壁面Aに前記ベース1および前記前面パネル2
をビルトインした状態で壁掛け設置できるようになり、
上記に説明したのと同様に、前記壁面Aと一体感をもた
せて意匠性のよい設置を実現できるようにした構造とな
る。なお、前記壁面Aの凹部または段付凹部にビルトイ
ンする上記に説明した実施例は、使用者のニーズに応じ
て何れか一方を採用すればよい。
1の周縁部に、同ベース1の背面部aを少許小さく形成
した段部bを形成する一方、前記ベース1および前記前
面パネル2に対応して前記壁面Aに段付凹部を設け、こ
れらベース1および前面パネル2を同段付凹部に収容し
て据え付けるようにしたことにより、空気調和機本体
は、前記壁面Aに前記ベース1および前記前面パネル2
をビルトインした状態で壁掛け設置できるようになり、
上記に説明したのと同様に、前記壁面Aと一体感をもた
せて意匠性のよい設置を実現できるようにした構造とな
る。なお、前記壁面Aの凹部または段付凹部にビルトイ
ンする上記に説明した実施例は、使用者のニーズに応じ
て何れか一方を採用すればよい。
【0033】また、暖房運転を行う際、前記第一風向板
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(A)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'か
ら矢印Dで示す高温風を送出するようにしたことによ
り、室内の上下に送出された矢印Dで示す前記高温風に
より、より効果的に急速暖房を実現できるようにした構
造となる。
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(A)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'か
ら矢印Dで示す高温風を送出するようにしたことによ
り、室内の上下に送出された矢印Dで示す前記高温風に
より、より効果的に急速暖房を実現できるようにした構
造となる。
【0034】また、暖房運転を行う際、前記第一風向板
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(B)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第二吹出口6'から矢印Dで示す高温風を
送出すると同時に、前記第一吹出口6から矢印Fで示す
低温風を送出するようにしたことにより、使用者の足も
とに向けて効果的に暖気を送出でき、頭部の近傍には前
記低温風を送出できるので、より快適な通常暖房を実現
できるようにした構造となる。
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(B)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第二吹出口6'から矢印Dで示す高温風を
送出すると同時に、前記第一吹出口6から矢印Fで示す
低温風を送出するようにしたことにより、使用者の足も
とに向けて効果的に暖気を送出でき、頭部の近傍には前
記低温風を送出できるので、より快適な通常暖房を実現
できるようにした構造となる。
【0035】また、冷房運転を行う際、前記第一風向板
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(A)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'か
ら矢印Eで示す低冷風を送出するようにしたことによ
り、室内の上下に送出された矢印Eで示す前記低冷風に
より、より効果的に急速冷房を実現できるようにした構
造となる。
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(A)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'か
ら矢印Eで示す低冷風を送出するようにしたことによ
り、室内の上下に送出された矢印Eで示す前記低冷風に
より、より効果的に急速冷房を実現できるようにした構
造となる。
【0036】また、冷房運転を行う際、前記第一風向板
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(C)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第二吹出口6'から矢印Gで示すやや温度
の高い弱冷風を送出すると同時に、前記第一吹出口6か
ら矢印Eで示す低冷風を送出するようにしたことによ
り、使用者頭部の近傍には矢印Eで示す低冷風を送出
き、足もとには矢印Gで示すやや温度の高い弱冷風を送
出できるので、より快適な通常冷房を実現できるように
した構造となる。
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(C)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第二吹出口6'から矢印Gで示すやや温度
の高い弱冷風を送出すると同時に、前記第一吹出口6か
ら矢印Eで示す低冷風を送出するようにしたことによ
り、使用者頭部の近傍には矢印Eで示す低冷風を送出
き、足もとには矢印Gで示すやや温度の高い弱冷風を送
出できるので、より快適な通常冷房を実現できるように
した構造となる。
【0037】更に、除湿運転を行う際、前記第一風向板
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(D)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第二吹出口6'から矢印C'で示す熱交換し
ない室内空気を送出すると同時に、前記第一吹出口6か
ら矢印Hで示すやや温度の高い弱冷風を送出するように
したことにより、上下から除湿能力の異なる快適風を送
出し、使用者に肌寒さを感じさせない快適な除湿運転が
できるようにした構造となる。
7および前記第二風向板7'と、これらに連動する前記第
一補助風向板9および前記第二補助風向板9'とを回動し
て前記第一吹出口6および前記第二吹出口6'を開き、図
3(D)で示すように、前記第一吸込口cおよび前記第
二吸込口c'から矢印Cで示すように室内空気を吸い込む
とともに、前記第二吹出口6'から矢印C'で示す熱交換し
ない室内空気を送出すると同時に、前記第一吹出口6か
ら矢印Hで示すやや温度の高い弱冷風を送出するように
したことにより、上下から除湿能力の異なる快適風を送
出し、使用者に肌寒さを感じさせない快適な除湿運転が
できるようにした構造となる。
【0038】以上の構成により、図1(A)乃至図1
(C)と、図2(A)および図2(B)と、図3(A)
乃至図3(D)とで示すように、前記第一吹出口6およ
び前記第二吹出口6'からは、同じ温度または異なる温度
の吹出空気を同時に送出できるようにしたので、暖房運
転を行う際、床面Bに近い前記第二吹出口6'から暖気を
送出して室内をより効果的に空気調和できるようになる
一方、冷房運転を行う際、前記第一吹出口6から送出さ
れる冷気が使用者に直接当たることなく天井面に沿って
送出されるようになるため、快適な空気調和を実現でき
るようになって、上記に説明した従来技術のように、冷
気が室内の低いゾーンに滞留してしまうことがないよう
にした空気調和機となる。
(C)と、図2(A)および図2(B)と、図3(A)
乃至図3(D)とで示すように、前記第一吹出口6およ
び前記第二吹出口6'からは、同じ温度または異なる温度
の吹出空気を同時に送出できるようにしたので、暖房運
転を行う際、床面Bに近い前記第二吹出口6'から暖気を
送出して室内をより効果的に空気調和できるようになる
一方、冷房運転を行う際、前記第一吹出口6から送出さ
れる冷気が使用者に直接当たることなく天井面に沿って
送出されるようになるため、快適な空気調和を実現でき
るようになって、上記に説明した従来技術のように、冷
気が室内の低いゾーンに滞留してしまうことがないよう
にした空気調和機となる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によると、縦長状の
筐体の前面側上下端部に設けられた第一吹出口および第
二吹出口から、ほぼ同じ温度または異なる温度の吹出空
気を同時に送出できるようにした壁掛け型の空気調和機
となる。
筐体の前面側上下端部に設けられた第一吹出口および第
二吹出口から、ほぼ同じ温度または異なる温度の吹出空
気を同時に送出できるようにした壁掛け型の空気調和機
となる。
【図1】本発明による壁掛け型の空気調和機の説明図
で、(A)は斜視図であり、(B)は側面図であり、
(C)は断面図である。
で、(A)は斜視図であり、(B)は側面図であり、
(C)は断面図である。
【図2】本発明による壁掛け型の空気調和機の説明図
で、(A)は壁掛け設置した状態を示す斜視図であり、
(B)は側面図である。
で、(A)は壁掛け設置した状態を示す斜視図であり、
(B)は側面図である。
【図3】本発明による壁掛け型の空気調和機の運転状態
を示す説明図で、(A)は急速暖房および急速冷房の状
態を示し、(B)は通常暖房の状態を示し、(C)は通
常冷房の状態を示し、(D)は除湿運転の状態を示す。
を示す説明図で、(A)は急速暖房および急速冷房の状
態を示し、(B)は通常暖房の状態を示し、(C)は通
常冷房の状態を示し、(D)は除湿運転の状態を示す。
【図4】従来例による壁掛け型の空気調和機の説明図
で、(A)は斜視図であり、(B)は壁掛け設置した状
態を示す断面図である。
で、(A)は斜視図であり、(B)は壁掛け設置した状
態を示す断面図である。
1 壁掛け型の空気調和機本体 1a 仕切体 2 前面パネル 3 第一吸込パネル 3' 第二吸込パネル 4 第一熱交換器 4' 第二熱交換器 5 第一送風機 5' 第二送風機 6 第一吹出口 6' 第二吹出口 7 第一風向板 7' 第二風向板 8 第一駆動モータ 8' 第二駆動モータ 9 第一補助風向板 9' 第二補助風向板 10 第一連結片 10' 第二連結片 11 湿度センサ 12 受光部 13 表示部 14 給水タンク 15 導水ホース 16 開閉弁 17 化粧カバー A 壁面 B 床面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 功 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 ▲濱▼野 裕之 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内
Claims (16)
- 【請求項1】 ベースおよびその前面に装着された前面
パネルからなる縦長状の筐体と、同筐体内を上下に仕切
る仕切体と、同仕切体の上下であって前記筐体の前面に
設けられた第一吸込口および第二吸込口と、同第一吸込
口および同第二吸込口の前面に設けられてこれらを開閉
する吸込パネルと、前記筐体の前面側上下端部に設けら
れた第一吹出口および第二吹出口と、同第一吹出口およ
び同第二吹出口に回動自在に軸支され、第一駆動モータ
および第二駆動モータにより駆動される第一風向板およ
び第二風向板と、前記第一吸込口と前記第一吹出口とを
結ぶ空気通路に設けられた第一熱交換器および第一送風
機と、前記第二吸込口と前記第二吹出口とを結ぶ空気通
路に設けられた第二熱交換器および第二送風機とからな
り、 前記第一吹出口および前記第二吹出口から、同じ温度ま
たは異なる温度の吹出空気を同時に送出できるようにし
たことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記仕切体を複数設けて上下に離間し、
同離間部に、同離間部の前面側に着脱可能な化粧カバー
を装着した開口部を設けるとともに、同開口部から挿脱
可能な前記第二熱交換器を熱源とする加湿装置を設け、
暖房運転の際、同加湿装置により湿度に応じて室内を加
湿するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空
気調和機。 - 【請求項3】 前記加湿装置が、前記開口部から前記離
間部に挿脱可能に、且つ着脱可能に取り付けられる給水
タンクと、同給水タンクから導いた水を前記第二熱交換
器に滴下する導水ホースと、同導水ホースに設けられた
開閉弁と、前記化粧カバーの近傍に設けられ、検知した
室内の湿度に応じて前記開閉弁を開閉する湿度センサ
と、熱源となる前記第二熱交換器とで構成されてなり、 暖房運転の際、前記湿度センサで検知した室内の湿度に
応じて前記開閉弁を開き、前記導水ホースにより前記給
水タンクから導いた水を前記第二熱交換器に滴下し、同
第二熱交換器により蒸発させ加湿した暖気を前記第二吹
出口から送出するようにしたことを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記化粧カバーの近傍に、前記湿度セン
サとともに、リモコンの信号を受光する受光部および運
転情報を表示する表示部を配置したことを特徴とする請
求項3に記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記前面パネルおよび前記吸込パネルの
間に、同吸込パネルを前方にホップアップする回動可能
なアームを架設し、同アームを回動して前記吸込パネル
を前方にホップアップした際、同吸込パネルの周縁部と
前記前面パネルとの間に、前記第一吸込口および前記第
二吸込口を構成する隙間を形成するようにしたことを特
徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項6】 前記第一風向板および前記第二風向板
に、これら第一風向板および第二風向板に連結片により
連結されて連動する第一補助風向板および第二補助風向
板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和
機。 - 【請求項7】 前記第一補助風向板および前記第二補助
風向板を、前記第一風向板および前記第二風向板に比し
て少許小さい外形寸法で形成したことを特徴とする請求
項6に記載の空気調和機。 - 【請求項8】 前記第一風向板および前記第二風向板が
前記第一吹出口および前記第二吹出口を閉じた停止位置
において、前記第一補助風向板および前記第二補助風向
板が、前記第一風向板および前記第二風向板の内側に位
置するようにしたことを特徴とする請求項1、請求項6
または請求項7に記載の空気調和機。 - 【請求項9】 前記第一風向板および前記第二風向板が
前記第一吹出口および前記第二吹出口を開いた運転位置
において、前記第一風向板および前記第二風向板と前記
第一補助風向板および前記第二補助風向板との前端部
が、前記連結片により少許拡開に連結されたことを特徴
とする請求項6乃至請求項8に記載の空気調和機。 - 【請求項10】 前記前面パネルおよび前記ベースの周
縁部に、同ベースの背面部を少許小さく形成した段部を
形成する一方、前記ベースに対応して前記壁面に凹部を
設け、同ベースを同凹部に収容して据え付けるようにし
たことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項11】 前記前面パネルおよび前記ベースの周
縁部に、同ベースの背面部を少許小さく形成した段部を
形成する一方、前記ベースおよび前記前面パネルに対応
して前記壁面に段付凹部を設け、これらベースおよび前
面パネルを同段付凹部に収容して据え付けるようにした
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気
調和機。 - 【請求項12】 暖房運転を行う際、前記第一風向板お
よび前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補助
風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第一
吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、これら第
一吹出口および第二吹出口から高温風を送出するように
したことを特徴とする請求項1または請求項6乃至請求
項9に記載の空気調和機。 - 【請求項13】 暖房運転を行う際、前記第一風向板お
よび前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補助
風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第一
吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二吹
出口から高温風を送出すると同時に、前記第一吹出口か
ら低温風を送出するようにしたことを特徴とする請求項
1または請求項6乃至請求項9に記載の空気調和機。 - 【請求項14】 冷房運転を行う際、前記第一風向板お
よび前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補助
風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第一
吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、これら第
一吹出口および第二吹出口から低冷風を送出するように
したことを特徴とする請求項1または請求項6乃至請求
項9に記載の空気調和機。 - 【請求項15】 冷房運転を行う際、前記第一風向板お
よび前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補助
風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第一
吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二吹
出口から低冷風を送出すると同時に、前記第一吹出口か
ら弱冷風を送出するようにしたことを特徴とする請求項
1または請求項6乃至請求項9に記載の空気調和機。 - 【請求項16】 除湿運転を行う際、前記第一風向板お
よび前記第二風向板と、これらに連動する前記第一補助
風向板および前記第二補助風向板とを回動して前記第一
吹出口および前記第二吹出口を開くとともに、同第二吹
出口から熱交換しない室内空気を送出すると同時に、前
記第一吹出口から弱冷風を送出するようにしたことを特
徴とする請求項1または請求項6乃至請求項9に記載の
空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9286707A JPH11118176A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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