JPH1068870A - 多点オートフォーカス装置 - Google Patents
多点オートフォーカス装置Info
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- JPH1068870A JPH1068870A JP8227968A JP22796896A JPH1068870A JP H1068870 A JPH1068870 A JP H1068870A JP 8227968 A JP8227968 A JP 8227968A JP 22796896 A JP22796896 A JP 22796896A JP H1068870 A JPH1068870 A JP H1068870A
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/36—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】焦点調整時間を短縮可能な多点オートフォーカ
スカメラを提供する。 【構成】複数のセンサ212A〜212C、各センサ2
12A〜212Cの積分値をモニタして所定積分値に達
したときにそのセンサ212A〜212Cの積分を終了
させる積分制御回路225A〜225C、および各セン
サ212A〜212Cの積分時間を計測し、最大積分時
間経過時に所定積分値に達していない全ての受光手段の
積分を強制終了させるCPU35を備え、各センサ21
2A〜212C中最も早く所定積分値に達したセンサ2
12A〜212Cの積分時間をt1、所定積分値に達し
ていない他センサ212A〜212Cの積分時間をtと
すると、CPU35は、いずれかのセンサ212A〜2
12Cの積分が終了する前にt/t1が所定値以上にな
ったときには、積分を終了していない全てのセンサ21
2A〜212Cの積分を強制終了させる。
スカメラを提供する。 【構成】複数のセンサ212A〜212C、各センサ2
12A〜212Cの積分値をモニタして所定積分値に達
したときにそのセンサ212A〜212Cの積分を終了
させる積分制御回路225A〜225C、および各セン
サ212A〜212Cの積分時間を計測し、最大積分時
間経過時に所定積分値に達していない全ての受光手段の
積分を強制終了させるCPU35を備え、各センサ21
2A〜212C中最も早く所定積分値に達したセンサ2
12A〜212Cの積分時間をt1、所定積分値に達し
ていない他センサ212A〜212Cの積分時間をtと
すると、CPU35は、いずれかのセンサ212A〜2
12Cの積分が終了する前にt/t1が所定値以上にな
ったときには、積分を終了していない全てのセンサ21
2A〜212Cの積分を強制終了させる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、複数の焦点検出ゾーン内
の被写体像に関する焦点状態を検出できるカメラなどの
光学機器の多点オートフォーカス装置に関する。
の被写体像に関する焦点状態を検出できるカメラなどの
光学機器の多点オートフォーカス装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】複数の焦点検出ゾーン内
の被写体について焦点検出が可能な多点オートフォーカ
ス装置は、各焦点検出ゾーン毎にラインセンサ(受光手
段)で被写体像を受光し、光電変換して電荷を積分す
る。それぞれのラインセンサの積分値が所定値に達した
時点でそのラインセンサの積分は終了するが、所定値に
達しないラインセンサは、所定値に達するまで、または
所定の最大積分時間が経過する時のいずれか早いときま
で積分を継続し、最大積分時間経過時に積分値が所定値
に達していないラインセンサは強制的に積分を終了させ
ていた。そして、全てのラインセンサの積分が終了した
後に、各ラインセンサから積分値を読み出して、焦点状
態を検出、例えばデフォーカス量を演算していた。した
がって、いずれか一つのラインセンサの積分が終了して
いても、全てのラインセンサの積分が終了するまでは積
分終了後の処理を実行できなかった。
の被写体について焦点検出が可能な多点オートフォーカ
ス装置は、各焦点検出ゾーン毎にラインセンサ(受光手
段)で被写体像を受光し、光電変換して電荷を積分す
る。それぞれのラインセンサの積分値が所定値に達した
時点でそのラインセンサの積分は終了するが、所定値に
達しないラインセンサは、所定値に達するまで、または
所定の最大積分時間が経過する時のいずれか早いときま
で積分を継続し、最大積分時間経過時に積分値が所定値
に達していないラインセンサは強制的に積分を終了させ
ていた。そして、全てのラインセンサの積分が終了した
後に、各ラインセンサから積分値を読み出して、焦点状
態を検出、例えばデフォーカス量を演算していた。した
がって、いずれか一つのラインセンサの積分が終了して
いても、全てのラインセンサの積分が終了するまでは積
分終了後の処理を実行できなかった。
【0003】しかし、被写体のコントラスト、輝度差が
大きかった場合には、高輝度の被写体が入射するセンサ
は短時間で積分を終了しているが、低輝度の被写体が入
射するラインセンサは最大積分時間経過前に積分を終了
しないことがある。かかる場合に、高輝度の被写体に対
しては焦点検出に十分な積分が完了しているにもかかわ
らず、低輝度の被写体を受光しているセンサの積分が終
了しないので、その後の処理を全てのセンサの積分が終
了するまで待たなくてはならないので、焦点調整に要す
る時間が長くなってしまう。
大きかった場合には、高輝度の被写体が入射するセンサ
は短時間で積分を終了しているが、低輝度の被写体が入
射するラインセンサは最大積分時間経過前に積分を終了
しないことがある。かかる場合に、高輝度の被写体に対
しては焦点検出に十分な積分が完了しているにもかかわ
らず、低輝度の被写体を受光しているセンサの積分が終
了しないので、その後の処理を全てのセンサの積分が終
了するまで待たなくてはならないので、焦点調整に要す
る時間が長くなってしまう。
【0004】
【発明の目的】本発明は、焦点調整時間を短縮可能な多
点オートフォーカスカメラを提供すること、を目的とす
る。
点オートフォーカスカメラを提供すること、を目的とす
る。
【0005】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、複数の焦
点検出領域の被写体像を受光し、光電変換した電荷を積
分する複数の受光手段と、各受光手段の積分時間を計測
する計測手段と、各受光手段の積分値をモニタして所定
積分値に達したときにその受光手段の積分を終了させ、
最大積分時間経過時に所定積分値に達していない全ての
受光手段の積分を強制終了させる積分制御手段を備え、
前記積分終了した各受光手段の積分値に基づいて各焦点
検出領域について焦点状態を検出するオートフォーカス
装置であって、前記積分制御手段は、前記複数の受光手
段中最も早く所定積分値に達した受光手段の積分時間を
t1、所定積分値に達していない他の受光手段の積分時
間をtとすると、いずれかの受光手段の積分が終了する
前にt/t1が所定値以上になったときには、積分を終
了していない全ての受光手段の積分を強制終了させるこ
と、に特徴を有する。
点検出領域の被写体像を受光し、光電変換した電荷を積
分する複数の受光手段と、各受光手段の積分時間を計測
する計測手段と、各受光手段の積分値をモニタして所定
積分値に達したときにその受光手段の積分を終了させ、
最大積分時間経過時に所定積分値に達していない全ての
受光手段の積分を強制終了させる積分制御手段を備え、
前記積分終了した各受光手段の積分値に基づいて各焦点
検出領域について焦点状態を検出するオートフォーカス
装置であって、前記積分制御手段は、前記複数の受光手
段中最も早く所定積分値に達した受光手段の積分時間を
t1、所定積分値に達していない他の受光手段の積分時
間をtとすると、いずれかの受光手段の積分が終了する
前にt/t1が所定値以上になったときには、積分を終
了していない全ての受光手段の積分を強制終了させるこ
と、に特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明を説明
する。図1は、本発明を適用した、自動焦点(AF)一
眼レフカメラの主要構成を示したブロック図である。こ
のAF一眼レフカメラは、カメラボディ11と、このカ
メラボディ11に着脱可能なAF対応の撮影レンズ51
とを備えている。そしてカメラボディ11は、いわゆる
多点オートフォーカス手段(多点焦点検出手段)、自動
焦点調節手段を備えている。
する。図1は、本発明を適用した、自動焦点(AF)一
眼レフカメラの主要構成を示したブロック図である。こ
のAF一眼レフカメラは、カメラボディ11と、このカ
メラボディ11に着脱可能なAF対応の撮影レンズ51
とを備えている。そしてカメラボディ11は、いわゆる
多点オートフォーカス手段(多点焦点検出手段)、自動
焦点調節手段を備えている。
【0007】撮影レンズ51からカメラボディ11内に
入射した被写体光束は、大部分がメインミラー13によ
り、ファインダ光学系を構成するペンタプリズム17に
向かって反射され、ペンタプリズム17で反射されてア
イピースから射出するが、メインミラー13で反射され
た反射光の一部が測光用IC18の受光素子に入射す
る。一方、メインミラー13のハーフミラー部14に入
射した被写体光束の一部はここを透過し、サブミラー1
5で下方に反射されて、マルチ焦点検出センサユニット
21に入射する。
入射した被写体光束は、大部分がメインミラー13によ
り、ファインダ光学系を構成するペンタプリズム17に
向かって反射され、ペンタプリズム17で反射されてア
イピースから射出するが、メインミラー13で反射され
た反射光の一部が測光用IC18の受光素子に入射す
る。一方、メインミラー13のハーフミラー部14に入
射した被写体光束の一部はここを透過し、サブミラー1
5で下方に反射されて、マルチ焦点検出センサユニット
21に入射する。
【0008】測光用IC18は、受光量に応じて光電変
換した電気信号を対数圧縮し、周辺部制御用回路23を
介して、メインCPU35に測光信号として入力され
る。メインCPU35は、測光信号およびフィルム感度
情報に基づいて所定の露出演算を実行し、露出用の適正
シャッタ速度および絞り値を算出する。そして、これら
のシャッタ速度および絞り値に基づいて撮影処理、つま
り、露光機構(シャッタ機構)25および絞り機構27
を駆動してフィルムに露光する。さらに周辺部制御用回
路23は、撮影処理に際し、モータドライブ回路29を
介してミラーモータ31を駆動してメインミラー13の
アップ/ダウン処理を行ない、露光終了後にはフィルム
巻上モータ33を駆動してフィルムを1コマ分巻上げ
る。
換した電気信号を対数圧縮し、周辺部制御用回路23を
介して、メインCPU35に測光信号として入力され
る。メインCPU35は、測光信号およびフィルム感度
情報に基づいて所定の露出演算を実行し、露出用の適正
シャッタ速度および絞り値を算出する。そして、これら
のシャッタ速度および絞り値に基づいて撮影処理、つま
り、露光機構(シャッタ機構)25および絞り機構27
を駆動してフィルムに露光する。さらに周辺部制御用回
路23は、撮影処理に際し、モータドライブ回路29を
介してミラーモータ31を駆動してメインミラー13の
アップ/ダウン処理を行ない、露光終了後にはフィルム
巻上モータ33を駆動してフィルムを1コマ分巻上げ
る。
【0009】マルチ焦点検出センサユニット21は、い
わゆる位相差方式の測距センサであって、図示しない
が、撮影画面内における複数の焦点検出ゾーン内に含ま
れる被写体像を形成する被写体光束を二分割する分割光
学系と、二分割された被写体光束をそれぞれ受光して積
分(光電変換およびその電荷を蓄積)するセンサ212
A〜212Cを備えている。
わゆる位相差方式の測距センサであって、図示しない
が、撮影画面内における複数の焦点検出ゾーン内に含ま
れる被写体像を形成する被写体光束を二分割する分割光
学系と、二分割された被写体光束をそれぞれ受光して積
分(光電変換およびその電荷を蓄積)するセンサ212
A〜212Cを備えている。
【0010】メインCPU35は、マルチ焦点検出セン
サユニット21から入力した各焦点検出ゾーンに対応す
る積分データに基づいて所定の演算によりデフォーカス
量を算出する。そして、それらのデフォーカス量に基づ
いて、使用するデフォーカス量および優先順位を設定
し、AFモータ39の回転方向および回転数(エンコー
ダ41が出力するパルス数)を算出する。そしてメイン
CPU35は、その回転方向およびパルス数に基づき、
AFモータドライブ回路37を介してAFモータ39を
駆動する。この駆動に際してメインCPU35は、AF
モータ39の回転に連動してエンコーダ41が出力する
パルスを検知してカウントし、カウント値が上記パルス
数に達したらAFモータ39を停止させる。
サユニット21から入力した各焦点検出ゾーンに対応す
る積分データに基づいて所定の演算によりデフォーカス
量を算出する。そして、それらのデフォーカス量に基づ
いて、使用するデフォーカス量および優先順位を設定
し、AFモータ39の回転方向および回転数(エンコー
ダ41が出力するパルス数)を算出する。そしてメイン
CPU35は、その回転方向およびパルス数に基づき、
AFモータドライブ回路37を介してAFモータ39を
駆動する。この駆動に際してメインCPU35は、AF
モータ39の回転に連動してエンコーダ41が出力する
パルスを検知してカウントし、カウント値が上記パルス
数に達したらAFモータ39を停止させる。
【0011】メインCPU35はAFモータ39を、D
C駆動および、停止前にはエンコーダ41の出力パルス
の間隔に基づいてPWM制御による一定速度制御をする
ことができる。AFモータ39は、その回転を、カメラ
ボディ11のマウント部に設けられたジョイント47と
撮影レンズ51のマウント部に設けられたジョイント5
7との接続を介して撮影レンズ51側に伝達する。そし
て、レンズ駆動機構55を介して焦点調節用レンズ53
を進退移動させる。
C駆動および、停止前にはエンコーダ41の出力パルス
の間隔に基づいてPWM制御による一定速度制御をする
ことができる。AFモータ39は、その回転を、カメラ
ボディ11のマウント部に設けられたジョイント47と
撮影レンズ51のマウント部に設けられたジョイント5
7との接続を介して撮影レンズ51側に伝達する。そし
て、レンズ駆動機構55を介して焦点調節用レンズ53
を進退移動させる。
【0012】またメインCPU35は、プログラム等を
メモリしたROM35a、演算用、制御用の所定のデー
タを一時的にメモリするRAM35b、計時用の基準タ
イマー35cおよびハードカウンタ35dを内蔵し、外
部メモリ手段としてのEEPROM43が接続されている。こ
のEEPROM43には、カメラボディ11特有の各種定数の
ほかに、本発明の積分制御に必要な所定値などがメモリ
されている。
メモリしたROM35a、演算用、制御用の所定のデー
タを一時的にメモリするRAM35b、計時用の基準タ
イマー35cおよびハードカウンタ35dを内蔵し、外
部メモリ手段としてのEEPROM43が接続されている。こ
のEEPROM43には、カメラボディ11特有の各種定数の
ほかに、本発明の積分制御に必要な所定値などがメモリ
されている。
【0013】さらにメインCPU35には、レリーズボ
タン(図示せず)の半押しオンする測光スイッチSWS
および全押しでオンするレリーズスイッチSWR、自動
焦点制御とマニュアル焦点制御とを切換える自動焦点ス
イッチSWAF、メインCPU35や周辺機器等への電
源をON/OFFするメインスイッチSWMが接続されてい
る。メインCPU35は、設定されたAF、露出、撮影
などのモード、シャッタ速度、絞り値などを表示器45
に表示する。表示器45は、通常、カメラボディ11の
外面およびファインダ視野内の2か所に設けられた表示
器を含む。
タン(図示せず)の半押しオンする測光スイッチSWS
および全押しでオンするレリーズスイッチSWR、自動
焦点制御とマニュアル焦点制御とを切換える自動焦点ス
イッチSWAF、メインCPU35や周辺機器等への電
源をON/OFFするメインスイッチSWMが接続されてい
る。メインCPU35は、設定されたAF、露出、撮影
などのモード、シャッタ速度、絞り値などを表示器45
に表示する。表示器45は、通常、カメラボディ11の
外面およびファインダ視野内の2か所に設けられた表示
器を含む。
【0014】このメインCPU35は、カメラボディお
よび撮影レンズを総括的に制御する制御手段として機能
するほかに、マルチ焦点検出センサユニット21および
周辺部制御用回路23等とで積分制御手段を構成し、A
Fモータ39等とでレンズ駆動手段を構成している。
よび撮影レンズを総括的に制御する制御手段として機能
するほかに、マルチ焦点検出センサユニット21および
周辺部制御用回路23等とで積分制御手段を構成し、A
Fモータ39等とでレンズ駆動手段を構成している。
【0015】一方撮影レンズ51には、焦点調節用レン
ズ53を光軸方向に駆動する焦点調節機構55、撮影レ
ンズ51のマウント部に設けられていて、カメラボディ
11のジョイント47と連結してAFモータ39の回転
を焦点調節機構55に伝達するレンズ側ジョイント5
7、及びレンズCPU61を備えている。
ズ53を光軸方向に駆動する焦点調節機構55、撮影レ
ンズ51のマウント部に設けられていて、カメラボディ
11のジョイント47と連結してAFモータ39の回転
を焦点調節機構55に伝達するレンズ側ジョイント5
7、及びレンズCPU61を備えている。
【0016】レンズCPU61は、電気接点群59、4
9の接続を介してカメラボディ11の周辺部制御用回路
23と接続されていて、この周辺部制御用回路23を介
してメインCPU35との間で所定のデータ通信を実行
する。レンズCPU61から周辺部制御用回路23に伝
達されるデータとしては、制御可能な開放絞り値Av
(開放F値のアペックス換算値)、最大絞り値Av (最
小絞りF値のアペックス換算値)、レンズ位置、Kバリ
ューデータなどがある。なお、Kバリューデータとは、
撮影レンズ51により結像された像面を、AFモータ3
9を駆動して光軸方向に単位距離(例えば1mm)移動さ
せる間にエンコーダ41が出力するパルス数(AFモー
タ39の回転数)データである。
9の接続を介してカメラボディ11の周辺部制御用回路
23と接続されていて、この周辺部制御用回路23を介
してメインCPU35との間で所定のデータ通信を実行
する。レンズCPU61から周辺部制御用回路23に伝
達されるデータとしては、制御可能な開放絞り値Av
(開放F値のアペックス換算値)、最大絞り値Av (最
小絞りF値のアペックス換算値)、レンズ位置、Kバリ
ューデータなどがある。なお、Kバリューデータとは、
撮影レンズ51により結像された像面を、AFモータ3
9を駆動して光軸方向に単位距離(例えば1mm)移動さ
せる間にエンコーダ41が出力するパルス数(AFモー
タ39の回転数)データである。
【0017】この一眼レフカメラは、測光スイッチSW
SがオンされるとAF処理を開始する。AF処理では、
先ずマルチ焦点検出センサユニット21が積分を始め
る。積分終了後、メインCPU35は、その積分データ
を入力し、そのデータに基づいてデフォーカス量、駆動
パルス数を算出し、この駆動パルス数に基づいてAFモ
ータ39を駆動する。
SがオンされるとAF処理を開始する。AF処理では、
先ずマルチ焦点検出センサユニット21が積分を始め
る。積分終了後、メインCPU35は、その積分データ
を入力し、そのデータに基づいてデフォーカス量、駆動
パルス数を算出し、この駆動パルス数に基づいてAFモ
ータ39を駆動する。
【0018】図2には、21のより詳細な回路図を示し
ている。この一眼レフカメラは、複数の焦点検出ソーン
内の被写体に対する合焦状態をデフォーカス量として検
出するマルチ焦点検出センサユニット21を備えてい
る。また、マルチ焦点検出センサユニット21には、図
示しないが周知の通り、撮影レンズ51から入射し、メ
インミラー13の中央部ハーフミラー部14を透過し、
さらにサブミラー15で反射された被写体光が入射す
る。マルチ焦点検出センサユニット21に入射した被写
体光は、フィルム面と共役な二次結像面上またはその前
後位置に結像し、この二次結像面上に配置されたマスク
の複数位置に形成された3個の窓を透過して、それぞれ
異なる受光手段(図2参照)上に結像される。なお、各
3個の窓は焦点検出領域を規制し、各焦点検出領域に含
まれる光束はそれぞれ、図示しない分割光学系によって
二分割されて、再結像面上に配置された各受光手段に結
像される。
ている。この一眼レフカメラは、複数の焦点検出ソーン
内の被写体に対する合焦状態をデフォーカス量として検
出するマルチ焦点検出センサユニット21を備えてい
る。また、マルチ焦点検出センサユニット21には、図
示しないが周知の通り、撮影レンズ51から入射し、メ
インミラー13の中央部ハーフミラー部14を透過し、
さらにサブミラー15で反射された被写体光が入射す
る。マルチ焦点検出センサユニット21に入射した被写
体光は、フィルム面と共役な二次結像面上またはその前
後位置に結像し、この二次結像面上に配置されたマスク
の複数位置に形成された3個の窓を透過して、それぞれ
異なる受光手段(図2参照)上に結像される。なお、各
3個の窓は焦点検出領域を規制し、各焦点検出領域に含
まれる光束はそれぞれ、図示しない分割光学系によって
二分割されて、再結像面上に配置された各受光手段に結
像される。
【0019】マルチ焦点検出センサユニット21の構成
を、図2を参照してより詳細に説明する。マルチ焦点検
出センサユニット21は、1本のCCD転送部211
と、CCD転送部211に隣接し、かつCCD転送部2
11の長手方向に互いに離反して設けられた、複数の受
光手段としての3個のA、B、Cセンサ212A、21
2B、212Cを備えている。各Aセンサ212A、B
センサ212B、およびCセンサ212Cはそれぞれ、
一対の受光部A1とA2、B1とB2、およびC1とC
2を備えている。各受光部A1とA2、B1とB2、お
よびC1とC2は、公知のように、例えば一列に一定の
間隔で設けられたフォトダイオード(画素)アレイから
なる。
を、図2を参照してより詳細に説明する。マルチ焦点検
出センサユニット21は、1本のCCD転送部211
と、CCD転送部211に隣接し、かつCCD転送部2
11の長手方向に互いに離反して設けられた、複数の受
光手段としての3個のA、B、Cセンサ212A、21
2B、212Cを備えている。各Aセンサ212A、B
センサ212B、およびCセンサ212Cはそれぞれ、
一対の受光部A1とA2、B1とB2、およびC1とC
2を備えている。各受光部A1とA2、B1とB2、お
よびC1とC2は、公知のように、例えば一列に一定の
間隔で設けられたフォトダイオード(画素)アレイから
なる。
【0020】各センサ212A、212B、212Cは
それぞれ、詳細は図示しないが公知のように、各受光部
A1、A2、B1、B2、C1、C2の各フォトダイオ
ードが光電変換した電荷をフォトダイオード毎に積分す
る(蓄える)ストレージ部、および積分が終了したらス
トレージ部が蓄積した電荷を一時的にメモリするメモリ
ー部を備えている。つまり、被写体光を受光してフォト
ダイオードが光電変換し、各フォトダイオードが光線変
換した電荷はストレージ部で積分され、ストレージ部で
積分された電荷は積分が終了した時にメモリー部に転送
され、保持される。そして、全てのセンサ212A、2
12B、212Cの積分が終了したら、メモリー部に保
持された電荷は、一斉にCCD転送部211に転送され
る。CCD転送部211には、図示しない多数の電極が
一定の間隔で形成されていて、これらの電極に印可され
る二相の転送クロックφ1、φ2によって電荷は、画素
単位で段階的に転送され、CCD転送部211の出力変
換部(読み出し部)213から画素単位で電圧に変換さ
れ、出力される。
それぞれ、詳細は図示しないが公知のように、各受光部
A1、A2、B1、B2、C1、C2の各フォトダイオ
ードが光電変換した電荷をフォトダイオード毎に積分す
る(蓄える)ストレージ部、および積分が終了したらス
トレージ部が蓄積した電荷を一時的にメモリするメモリ
ー部を備えている。つまり、被写体光を受光してフォト
ダイオードが光電変換し、各フォトダイオードが光線変
換した電荷はストレージ部で積分され、ストレージ部で
積分された電荷は積分が終了した時にメモリー部に転送
され、保持される。そして、全てのセンサ212A、2
12B、212Cの積分が終了したら、メモリー部に保
持された電荷は、一斉にCCD転送部211に転送され
る。CCD転送部211には、図示しない多数の電極が
一定の間隔で形成されていて、これらの電極に印可され
る二相の転送クロックφ1、φ2によって電荷は、画素
単位で段階的に転送され、CCD転送部211の出力変
換部(読み出し部)213から画素単位で電圧に変換さ
れ、出力される。
【0021】出力変換部213から出力された電圧信号
は、増幅器226により増幅され、クランプ回路227
により、基準レベルからの電圧信号化したビデオ信号VI
DEOとして出力される。出力されたビデオ信号VIDEO は
CPU35に取り込まれ、A/D変換器35eでディジ
タル信号に変換されて画素単位でRAM 35bにメモリさ
れ、デフォーカス演算に利用される。
は、増幅器226により増幅され、クランプ回路227
により、基準レベルからの電圧信号化したビデオ信号VI
DEOとして出力される。出力されたビデオ信号VIDEO は
CPU35に取り込まれ、A/D変換器35eでディジ
タル信号に変換されて画素単位でRAM 35bにメモリさ
れ、デフォーカス演算に利用される。
【0022】また、各センサ212A、212B、21
2Cに隣接して、各センサ212A、212B、212
Cの積分値(受光光量)をモニタするモニタセンサM1
〜M5、モニタセンサM6〜M10、モニタセンサM1
1〜M15が設けられている。Bセンサ212Bの第1
受光部B1に隣接して、モニタダークセンサMDが設け
られている。モニタセンサM1〜M15は、被写体の明
るさに応じて積分時間(積分終了)をコントロールする
ために積分値を検出するセンサである。一方モニタダー
クセンサMDは、モニタセンサM1〜M15の暗電流成
分を除去するための信号を得るセンサであって、遮光さ
れている。
2Cに隣接して、各センサ212A、212B、212
Cの積分値(受光光量)をモニタするモニタセンサM1
〜M5、モニタセンサM6〜M10、モニタセンサM1
1〜M15が設けられている。Bセンサ212Bの第1
受光部B1に隣接して、モニタダークセンサMDが設け
られている。モニタセンサM1〜M15は、被写体の明
るさに応じて積分時間(積分終了)をコントロールする
ために積分値を検出するセンサである。一方モニタダー
クセンサMDは、モニタセンサM1〜M15の暗電流成
分を除去するための信号を得るセンサであって、遮光さ
れている。
【0023】以上のA、B、Cセンサ212A、212
B、212Cの積分動作(電荷蓄積)、A、B、Cセン
サ212A、212B、212CからCCD転送部21
1への電荷(積分値)の転送、CCD転送部211にお
ける電荷の転送、出力変換部213での電荷から電圧へ
の変換、クランプ回路227によるクランプ処理など
は、CCD制御回路221、タイミング発生回路22
2、ドライバー回路223が出力するクロック(パルス
信号)によって駆動される。
B、212Cの積分動作(電荷蓄積)、A、B、Cセン
サ212A、212B、212CからCCD転送部21
1への電荷(積分値)の転送、CCD転送部211にお
ける電荷の転送、出力変換部213での電荷から電圧へ
の変換、クランプ回路227によるクランプ処理など
は、CCD制御回路221、タイミング発生回路22
2、ドライバー回路223が出力するクロック(パルス
信号)によって駆動される。
【0024】また、ダークセンサMDの出力はAGC制
御回路224の積分終了レベルの補正に、モニタセンサ
M1〜M5の出力はA積分制御回路225A、モニタセ
ンサM6〜M10の出力はB積分制御回路225B、モ
ニタセンサM11〜15の出力はC積分制御回路225
Cの積分制御にそれぞれ用いられる。
御回路224の積分終了レベルの補正に、モニタセンサ
M1〜M5の出力はA積分制御回路225A、モニタセ
ンサM6〜M10の出力はB積分制御回路225B、モ
ニタセンサM11〜15の出力はC積分制御回路225
Cの積分制御にそれぞれ用いられる。
【0025】図3に、積分制御に関するタイミングチャ
ートを示した。この一眼レフカメラの積分制御処理は、
測光スイッチSWSのオンを条件に開始される。測光ス
イッチSWSがオンすると、CPU35から出力される
通信データによりCCD制御回路221が積分開始信号
φINT を立ち上げて積分が始まる。そして、積分制御回
路225A〜225CがモニタするモニタセンサM1〜
M15の積分値が、予め設定されている積分終了レベル
VRMを越えたことを積分制御回路225A〜225Cが
検知し、積分終了信号END-A 〜END-C を出力したとき
に、そのセンサ212A〜212Cの積分を終了する。
また、所定の積分時間tx 経過時、または最大積分時間
tmax 経過時に、積分を終了していない全てのセンサ2
12A〜212Cの積分を強制終了する。積分の強制終
了は、CCD制御回路221が各積分制御回路225A
〜225Cに強制積分終了信号FENDint を出力し、積分
制御回路225A〜225Bが積分終了信号を出力する
ことで実行される。
ートを示した。この一眼レフカメラの積分制御処理は、
測光スイッチSWSのオンを条件に開始される。測光ス
イッチSWSがオンすると、CPU35から出力される
通信データによりCCD制御回路221が積分開始信号
φINT を立ち上げて積分が始まる。そして、積分制御回
路225A〜225CがモニタするモニタセンサM1〜
M15の積分値が、予め設定されている積分終了レベル
VRMを越えたことを積分制御回路225A〜225Cが
検知し、積分終了信号END-A 〜END-C を出力したとき
に、そのセンサ212A〜212Cの積分を終了する。
また、所定の積分時間tx 経過時、または最大積分時間
tmax 経過時に、積分を終了していない全てのセンサ2
12A〜212Cの積分を強制終了する。積分の強制終
了は、CCD制御回路221が各積分制御回路225A
〜225Cに強制積分終了信号FENDint を出力し、積分
制御回路225A〜225Bが積分終了信号を出力する
ことで実行される。
【0026】CPU35は、積分開始時から積分時間の
計測を開始し、積分制御回路225A〜225Cが出力
する積分終了信号を入力して各積分制御回路225A〜
225Cの積分時間を計測する。
計測を開始し、積分制御回路225A〜225Cが出力
する積分終了信号を入力して各積分制御回路225A〜
225Cの積分時間を計測する。
【0027】全てのセンサ212A、212B、212
Cの積分が終了すると、ドライバー回路223から転送
パルスφTGを出力して各センサ212A、212B、2
12Cが積分した信号電荷をCCD転送部211に転送
する。CCD転送部211に転送された各信号電荷は、
基準クロックφMに同期して生成される転送/読出しク
ロックφ1 、φ2 によって画素単位でCCD転送部21
1を転送される。そして各電荷は、出力変換部213か
ら画素単位で逐一電圧に変換されて出力(読出)され、
増幅器226で増幅され、クランプ回路227でクラン
プされて、画素単位のビデオVIDEO 信号として出力され
る。クランプ回路227は、サンプルホールドパルスφ
SHに同期して出力をサンプルホールドし、ビデオVIDEO
信号として出力する。
Cの積分が終了すると、ドライバー回路223から転送
パルスφTGを出力して各センサ212A、212B、2
12Cが積分した信号電荷をCCD転送部211に転送
する。CCD転送部211に転送された各信号電荷は、
基準クロックφMに同期して生成される転送/読出しク
ロックφ1 、φ2 によって画素単位でCCD転送部21
1を転送される。そして各電荷は、出力変換部213か
ら画素単位で逐一電圧に変換されて出力(読出)され、
増幅器226で増幅され、クランプ回路227でクラン
プされて、画素単位のビデオVIDEO 信号として出力され
る。クランプ回路227は、サンプルホールドパルスφ
SHに同期して出力をサンプルホールドし、ビデオVIDEO
信号として出力する。
【0028】次に、さらに図4〜図7を参照して、多点
フォーカス装置の主要動作について説明する。図4は、
この一眼レフカメラのメイン処理に関するフローチャー
トである。このメイン処理では、測光スイッチSWSが
オンされるのを待ち、測光スイッチSWSがオンされた
ら測光および露出演算処理(AE処理)を実行して最適
絞り値およびシャッタ速度を求め、焦点検出処理および
レンズ駆動処理(AF処理)を実行して合焦し、レリー
ズスイッチSWRがオンされたらAE処理で求めた絞り
値およびシャッタ速度で露光処理を実行する。
フォーカス装置の主要動作について説明する。図4は、
この一眼レフカメラのメイン処理に関するフローチャー
トである。このメイン処理では、測光スイッチSWSが
オンされるのを待ち、測光スイッチSWSがオンされた
ら測光および露出演算処理(AE処理)を実行して最適
絞り値およびシャッタ速度を求め、焦点検出処理および
レンズ駆動処理(AF処理)を実行して合焦し、レリー
ズスイッチSWRがオンされたらAE処理で求めた絞り
値およびシャッタ速度で露光処理を実行する。
【0029】このメイン処理には、バッテリが装填され
たときに入る。この処理に入ると先ず、RAM35bを
イニシャライズする(S101)。そして、CPU35
以外の回路、部品への電源供給を遮断し、測光スイッチ
SWSがオンするのを待つ(S103、S105)。測
光スイッチSWSがオンされると、周辺機器への電力供
給を開始してVDDループ処理を実行する。
たときに入る。この処理に入ると先ず、RAM35bを
イニシャライズする(S101)。そして、CPU35
以外の回路、部品への電源供給を遮断し、測光スイッチ
SWSがオンするのを待つ(S103、S105)。測
光スイッチSWSがオンされると、周辺機器への電力供
給を開始してVDDループ処理を実行する。
【0030】VDDループ処理に入ると、VDDループ
時間タイマをスタートさせて(S111)、各スイッチ
の状態をチェックし(S113)、レンズCPU61と
の間で所定のレンズ通信を実行して、開放絞り値、最小
絞り値、焦点距離データなどのレンズデータを入力する
(S115)。
時間タイマをスタートさせて(S111)、各スイッチ
の状態をチェックし(S113)、レンズCPU61と
の間で所定のレンズ通信を実行して、開放絞り値、最小
絞り値、焦点距離データなどのレンズデータを入力する
(S115)。
【0031】そして、AE演算処理を実行し(S11
7)、演算によって求めたシャッタ速度など、撮影に関
する表示を行う(S119)。AE演算処理とは、測光
IC18によって被写体輝度を測定し、被写体輝度デー
タおよびフィルム感度データなどに基づき、所定の露出
モード、例えばプログラム露出モードによって適正シャ
ッタ速度および絞り値を演算により求める処理である。
7)、演算によって求めたシャッタ速度など、撮影に関
する表示を行う(S119)。AE演算処理とは、測光
IC18によって被写体輝度を測定し、被写体輝度デー
タおよびフィルム感度データなどに基づき、所定の露出
モード、例えばプログラム露出モードによって適正シャ
ッタ速度および絞り値を演算により求める処理である。
【0032】シャッタ速度および絞り値が求まると、焦
点調節レンズ53を移動し、焦点検出した被写体に合焦
させるAF処理を実行する(S121)。AF処理を、
ループ時間が経過するまで繰り返す(S123)。
点調節レンズ53を移動し、焦点検出した被写体に合焦
させるAF処理を実行する(S121)。AF処理を、
ループ時間が経過するまで繰り返す(S123)。
【0033】ループ時間が経過したら、測光スイッチS
WSの状態をチェックし、オンしていたらVDDループ
処理に戻る(S125、S111)。測光スイッチSW
Sがオフしていたら、パワーホールド中フラグがセット
されているかどうかをチェックし、セットされていなけ
ればパワーホールド中タイマをスタートさせ、パワーホ
ールド中フラグをセットしてからパワーホールドタイマ
がタイムアップするまで、VDDループ処理を繰り返す
(S125、S127、S129、S131、S13
3、S111)。そして、パワーホールド時間が経過し
たら、パワーホールド中フラグをクリアしてパワーダウ
ン処理に戻る(S133、S135、S103)。
WSの状態をチェックし、オンしていたらVDDループ
処理に戻る(S125、S111)。測光スイッチSW
Sがオフしていたら、パワーホールド中フラグがセット
されているかどうかをチェックし、セットされていなけ
ればパワーホールド中タイマをスタートさせ、パワーホ
ールド中フラグをセットしてからパワーホールドタイマ
がタイムアップするまで、VDDループ処理を繰り返す
(S125、S127、S129、S131、S13
3、S111)。そして、パワーホールド時間が経過し
たら、パワーホールド中フラグをクリアしてパワーダウ
ン処理に戻る(S133、S135、S103)。
【0034】「AF処理」S121でコールされるAF
処理について、図5を参照してより詳細に説明する。A
F処理に入ると、先ず、測光スイッチSWSがオン状態
にあるかどうかをチェックする(S201)。測光スイ
ッチSWSがオフしていれば、AFロックフラグをクリ
アしてリターンする(S201、S203)。AFロッ
クフラグは、一度合焦したときにセットされるフラグ
で、一旦ある被写体に合焦したときには、その被写体に
対する合焦状態を維持する、いわゆるフォーカスロック
を可能にするフラグである。
処理について、図5を参照してより詳細に説明する。A
F処理に入ると、先ず、測光スイッチSWSがオン状態
にあるかどうかをチェックする(S201)。測光スイ
ッチSWSがオフしていれば、AFロックフラグをクリ
アしてリターンする(S201、S203)。AFロッ
クフラグは、一度合焦したときにセットされるフラグ
で、一旦ある被写体に合焦したときには、その被写体に
対する合焦状態を維持する、いわゆるフォーカスロック
を可能にするフラグである。
【0035】測光スイッチSWSがオン状態にあれば、
AFロックフラグがセットされているかどうかをチェッ
クする。AFロックフラグがセットされていればリター
ンするが、合焦していないときにはセットされていない
のでセンサ212A、212B、212Cの積分をスタ
ートさせる(S205、S207)。積分が終了したら
CCDビデオデータを入力し、選択された焦点検出ゾー
ンについてデフォーカス計算を実行してデフォーカス量
を求める。そして、計算したデフォーカス量から合焦し
ているかどうかをチェックし、合焦していなければデフ
ォーカス量およびKバリューデータからAFパルス数を
演算し、演算したAFパルス数に基づいてAFモータ3
9を駆動する(S213、S215、S217、S21
9)。合焦していたら、AFロックフラグをセットし、
リターンする(S215、S221)。
AFロックフラグがセットされているかどうかをチェッ
クする。AFロックフラグがセットされていればリター
ンするが、合焦していないときにはセットされていない
のでセンサ212A、212B、212Cの積分をスタ
ートさせる(S205、S207)。積分が終了したら
CCDビデオデータを入力し、選択された焦点検出ゾー
ンについてデフォーカス計算を実行してデフォーカス量
を求める。そして、計算したデフォーカス量から合焦し
ているかどうかをチェックし、合焦していなければデフ
ォーカス量およびKバリューデータからAFパルス数を
演算し、演算したAFパルス数に基づいてAFモータ3
9を駆動する(S213、S215、S217、S21
9)。合焦していたら、AFロックフラグをセットし、
リターンする(S215、S221)。
【0036】「積分スタート」S207の積分スタート
処理について、図6を参照してより詳細に説明する。こ
の積分スタート処理は、マルチ焦点検出センサユニット
21に積分を開始させ、適正積分値で積分を終了させる
処理である。
処理について、図6を参照してより詳細に説明する。こ
の積分スタート処理は、マルチ焦点検出センサユニット
21に積分を開始させ、適正積分値で積分を終了させる
処理である。
【0037】積分スタート処理に入ると、先ず、最大積
分時間経過フラグおよび積分強制終了フラグをクリアす
る(S301)。最大積分時間経過フラグは、使用する
センサ212A〜212Cが、予め定めてある最大積分
時間tmax を経過しても積分値が積分終了レベルVRMに
達しなかったこと(積分が終了しなかったこと)を識別
するフラグ、積分強制終了フラグは、センサ212A〜
212Cの積分値が積分終了レベルVRMに達しないにも
かかわらず、強制的に積分を終了させたことを識別する
フラグである。なお、本実施の形態では、全てのセンサ
212A、212B、212Cを使用するものとする。
分時間経過フラグおよび積分強制終了フラグをクリアす
る(S301)。最大積分時間経過フラグは、使用する
センサ212A〜212Cが、予め定めてある最大積分
時間tmax を経過しても積分値が積分終了レベルVRMに
達しなかったこと(積分が終了しなかったこと)を識別
するフラグ、積分強制終了フラグは、センサ212A〜
212Cの積分値が積分終了レベルVRMに達しないにも
かかわらず、強制的に積分を終了させたことを識別する
フラグである。なお、本実施の形態では、全てのセンサ
212A、212B、212Cを使用するものとする。
【0038】次に、最大積分時間tmax をセットし、積
分許可センサ212A〜212Cをセットし、AGC
(積分終了)レベルをセットする(S303、S30
5、S307)。そして、積分をスタートさせ、積分時
間カウントをスタートする(S309、S311)。
分許可センサ212A〜212Cをセットし、AGC
(積分終了)レベルをセットする(S303、S30
5、S307)。そして、積分をスタートさせ、積分時
間カウントをスタートする(S309、S311)。
【0039】そして、許可したセンサ212A〜212
C全ての積分が終了するか、最大積分時間tmax が経過
するのを待つ(S313〜S323)。つまり、積分を
許可したセンサ212A〜212Cの積分終了および積
分時間をチェックする積分時間チェックを実行し(S3
13)、リターンしたら強制積分終了フラグがセットさ
れているかどうかをチェックし(S315)、セットさ
れていなければ最大積分時間tmax が経過しているかど
うかをチェックし(S317)、経過していなければ全
てのセンサ212A〜212Cが積分終了したかどうか
をチェックし(S319)、いずれかのセンサ212A
〜212Cの積分が終了していなければS313に戻
る。
C全ての積分が終了するか、最大積分時間tmax が経過
するのを待つ(S313〜S323)。つまり、積分を
許可したセンサ212A〜212Cの積分終了および積
分時間をチェックする積分時間チェックを実行し(S3
13)、リターンしたら強制積分終了フラグがセットさ
れているかどうかをチェックし(S315)、セットさ
れていなければ最大積分時間tmax が経過しているかど
うかをチェックし(S317)、経過していなければ全
てのセンサ212A〜212Cが積分終了したかどうか
をチェックし(S319)、いずれかのセンサ212A
〜212Cの積分が終了していなければS313に戻
る。
【0040】全センサ212A〜212Cが積分を終了
したら、そのままリターンする(S319)。また、強
制終了フラグがセットされたとき、または強制終了フラ
グはセットされていないが最大積分時間tmax が経過し
たときは、最長積分終了処理を実行し(S315、S3
21またはS315、S317、S321)、積分を終
了していない全てのセンサ212A〜212Cの積分を
強制的に終了させてリターンする(S323)。
したら、そのままリターンする(S319)。また、強
制終了フラグがセットされたとき、または強制終了フラ
グはセットされていないが最大積分時間tmax が経過し
たときは、最長積分終了処理を実行し(S315、S3
21またはS315、S317、S321)、積分を終
了していない全てのセンサ212A〜212Cの積分を
強制的に終了させてリターンする(S323)。
【0041】S313でコールされる積分時間チェック
処理の詳細について、図7を参照して説明する。この積
分時間チェッ処理は、全センサ212A〜212Cの積
分が終了するまで繰り返し実行される処理であって、積
分開始時からの積分時間をタイマ35cによって計測
し、最初に積分を終了したセンサ212A〜212Cの
積分時間(最短時間t1)に基づいて、積分を終了して
いない他のセンサ212A〜212Cを強制終了させる
強制積分終了時間txを設定する。
処理の詳細について、図7を参照して説明する。この積
分時間チェッ処理は、全センサ212A〜212Cの積
分が終了するまで繰り返し実行される処理であって、積
分開始時からの積分時間をタイマ35cによって計測
し、最初に積分を終了したセンサ212A〜212Cの
積分時間(最短時間t1)に基づいて、積分を終了して
いない他のセンサ212A〜212Cを強制終了させる
強制積分終了時間txを設定する。
【0042】この積分時間チェック処理に入ると、先
ず、積分を許可した各センサ212A〜212Cの積分
終了データを入力する(S401)。そして、全センサ
212A〜212Cが積分中であるかどうかをチェック
し、全センサ212A〜212Cが積分中であれば現在
の積分時間をメモリ(すでにメモリしていたら更新メモ
リ)し、いずれかのセンサ212A〜212Cが積分を
終了していたら積分時間メモリ処理をスキップする(S
403、S405)。このスキップ処理によって、S4
05でメモリした積分時間が最初に積分を終了した最短
時間として保持され、このメモリされた積分時間が最短
時間t1になる。
ず、積分を許可した各センサ212A〜212Cの積分
終了データを入力する(S401)。そして、全センサ
212A〜212Cが積分中であるかどうかをチェック
し、全センサ212A〜212Cが積分中であれば現在
の積分時間をメモリ(すでにメモリしていたら更新メモ
リ)し、いずれかのセンサ212A〜212Cが積分を
終了していたら積分時間メモリ処理をスキップする(S
403、S405)。このスキップ処理によって、S4
05でメモリした積分時間が最初に積分を終了した最短
時間として保持され、このメモリされた積分時間が最短
時間t1になる。
【0043】次に現積分時間tを、メモリした最短時間
t1で割る(現積分時間t/最短時間t1)演算を行っ
て積分時間比を求める(S407)。そして、その積分
時間比が一定値よりも大きくなるまで、つまり最初のセ
ンサ212A〜212Cの積分が終了してからその積分
時間の一定倍の時間が経過するまでは、そのままリター
ンする(S409)。このリターン処理によって、積分
時間比が一定値よりも大きくなる前に、他のセンサ21
2A〜212Cの積分値が所定積分レベルに達するとそ
の積分を終了し、全てのセンサ212A〜212Cの積
分値が所定積分レベルに達して積分を終了すると、S3
19からAF処理にリターンできる。
t1で割る(現積分時間t/最短時間t1)演算を行っ
て積分時間比を求める(S407)。そして、その積分
時間比が一定値よりも大きくなるまで、つまり最初のセ
ンサ212A〜212Cの積分が終了してからその積分
時間の一定倍の時間が経過するまでは、そのままリター
ンする(S409)。このリターン処理によって、積分
時間比が一定値よりも大きくなる前に、他のセンサ21
2A〜212Cの積分値が所定積分レベルに達するとそ
の積分を終了し、全てのセンサ212A〜212Cの積
分値が所定積分レベルに達して積分を終了すると、S3
19からAF処理にリターンできる。
【0044】一方、全てのセンサ212A〜212Cの
積分値が所定積分レベルに達する前に積分時間比が一定
値よりも大きくなったら、現積分時間tが所定時間tmi
n よりも長くなったかどうかをチェックし、長くなるま
ではそのまま積分スタート処理にリターンする。つま
り、最短時間t1がいくら短くても、所定時間tmin は
積分を継続させるのである。例えば、電灯などの光源、
太陽の反射光など、非常に輝度の高い被写体の光束がい
ずれかのセンサ212A〜212Cに入射したときは、
そのセンサ212A〜212Cの積分は極短時間で終了
するが、この短時間の一定倍の時間では、平均的な被写
体に対しては十分な積分時間が得られない場合があるか
らである。現積分時間tが所定時間tmin よりも長けれ
ば、積分強制終了フラグをセットして積分スタート処理
にリターンする(S411、S413)。
積分値が所定積分レベルに達する前に積分時間比が一定
値よりも大きくなったら、現積分時間tが所定時間tmi
n よりも長くなったかどうかをチェックし、長くなるま
ではそのまま積分スタート処理にリターンする。つま
り、最短時間t1がいくら短くても、所定時間tmin は
積分を継続させるのである。例えば、電灯などの光源、
太陽の反射光など、非常に輝度の高い被写体の光束がい
ずれかのセンサ212A〜212Cに入射したときは、
そのセンサ212A〜212Cの積分は極短時間で終了
するが、この短時間の一定倍の時間では、平均的な被写
体に対しては十分な積分時間が得られない場合があるか
らである。現積分時間tが所定時間tmin よりも長けれ
ば、積分強制終了フラグをセットして積分スタート処理
にリターンする(S411、S413)。
【0045】積分強制終了フラグをセットして積分スタ
ート処理にリターンすると、最大積分時間終了処理を経
て積分を終了していないセンサ212A〜212Cの積
分を強制終了してAF処理にリターンする(S315、
S321、S323)。また、強制終了フラグをセット
しないで積分スタート処理にリターンし、最大積分時間
が経過した場合も、最大積分時間終了処理を経て積分を
終了していないセンサ212A〜212Cの積分を強制
終了してAF処理にリターンする(S315、S31
7、S321、S323)
ート処理にリターンすると、最大積分時間終了処理を経
て積分を終了していないセンサ212A〜212Cの積
分を強制終了してAF処理にリターンする(S315、
S321、S323)。また、強制終了フラグをセット
しないで積分スタート処理にリターンし、最大積分時間
が経過した場合も、最大積分時間終了処理を経て積分を
終了していないセンサ212A〜212Cの積分を強制
終了してAF処理にリターンする(S315、S31
7、S321、S323)
【0046】最大積分時間tmax および所定時間tmin
は、例えば300ms、100msに設定可能であるが、こ
れらの値に限定されない。
は、例えば300ms、100msに設定可能であるが、こ
れらの値に限定されない。
【0047】また、図示実施の形態では、強制積分終了
時間tx経過時を、式、(現積分時間t)/(最短時間
t1)>(所定値)、による演算によって求めたが、
式、(強制積分終了時間tx)=(所定値)×(最短時
間t1)で求め、強制積分終了時間txと現積分時間t
との比較によって求める構成としてもよい。
時間tx経過時を、式、(現積分時間t)/(最短時間
t1)>(所定値)、による演算によって求めたが、
式、(強制積分終了時間tx)=(所定値)×(最短時
間t1)で求め、強制積分終了時間txと現積分時間t
との比較によって求める構成としてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り請求項1に
記載の発明は、複数の受光手段を備え、前記複数の受光
手段中最も早く所定積分値に達した受光手段の積分時間
をt1、所定積分値に達していない他の受光手段の積分
時間をtとすると、いずれかの受光手段の積分が終了す
る前にt/t1が所定値以上になったときには、積分を
終了していない全ての受光手段の積分を強制終了させる
ので、いずれかの受光手段が高輝度の被写体光束を受光
していたときには、他の受光手段が積分を終了していな
いときでも通常よりも早く終了させるので、焦点調節に
要する時間を短縮できる。
記載の発明は、複数の受光手段を備え、前記複数の受光
手段中最も早く所定積分値に達した受光手段の積分時間
をt1、所定積分値に達していない他の受光手段の積分
時間をtとすると、いずれかの受光手段の積分が終了す
る前にt/t1が所定値以上になったときには、積分を
終了していない全ての受光手段の積分を強制終了させる
ので、いずれかの受光手段が高輝度の被写体光束を受光
していたときには、他の受光手段が積分を終了していな
いときでも通常よりも早く終了させるので、焦点調節に
要する時間を短縮できる。
【図1】本発明を適用した多点オートフォーカス一眼レ
フカメラの一実施の形態の主要構成をブロックで示す図
である。
フカメラの一実施の形態の主要構成をブロックで示す図
である。
【図2】同一眼レフカメラのマルチ焦点検出センサの一
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図3】同マルチ焦点検出センサの積分に関するタイミ
ングチャートを示す図である。
ングチャートを示す図である。
【図4】同一眼レフカメラの主要動作に関するメインフ
ローチャートを示す図である。
ローチャートを示す図である。
【図5】同一眼レフカメラのAF処理に関するフローチ
ャートを示す図である。
ャートを示す図である。
【図6】同一眼レフカメラの積分スタート処理に関する
フローチャートを示す図である。
フローチャートを示す図である。
【図7】同一眼レフカメラの積分時間チェック処理に関
するフローチャートを示す図である。
するフローチャートを示す図である。
11 カメラボディ 13 メインミラー 14 ハーフミラー部 15 サブミラー 21 マルチ焦点検出センサユニット 211 CCD転送部 212A Aセンサ 212B Bセンサ 212C Cセンサ 221 CCD制御回路 222 タイミング発生回路 223 ドライバー回路 224 AGC制御回路 225A A積分制御回路 225B B積分制御回路 225C C積分制御回路 35 メインCPU
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の焦点検出領域の被写体像を受光
し、光電変換した電荷を積分する複数の受光手段と、各
受光手段の積分時間を計測する計測手段と、各受光手段
の積分値をモニタして所定積分値に達したときにその受
光手段の積分を終了させ、最大積分時間経過時に所定積
分値に達していない全ての受光手段の積分を強制終了さ
せる積分制御手段を備え、前記積分終了した各受光手段
の積分値に基づいて各焦点検出領域について焦点状態を
検出するオートフォーカス装置であって、 前記積分制御手段は、前記複数の受光手段中最も早く所
定積分値に達した受光手段の積分時間をt1、所定積分
値に達していない他の受光手段の積分時間をtとする
と、いずれかの受光手段の積分が終了する前にt/t1
が所定値以上になったときには、積分を終了していない
全ての受光手段の積分を強制終了させること、を特徴と
する多点オートフォーカス装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記積分時間tが、
前記最大積分時間よりも短い所定時間よりも短いときに
前記t/t1が所定値以上になっても、前記所定時間経
過時までは、前記積分制御手段は前記受光手段の積分を
強制終了しないことを特徴とする多点オートフォーカス
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記t/t
1が所定値以上にならない場合であっても、前記積分時
間tが最大積分時間と等しくなるか長くなったときに
は、前記積分制御手段は積分を終了していない全ての受
光手段の積分を強制終了させることを特徴とする多点オ
ートフォーカス装置。 - 【請求項4】 複数の焦点検出領域の被写体像を受光
し、光電変換した電荷を積分する複数の受光手段と、各
受光手段の積分時間を計測する計測手段と、各受光手段
の積分値をモニタして所定積分値に達したときにその受
光手段の積分を終了させ、最大積分時間経過時に所定積
分値に達していない全ての受光手段の積分を強制終了さ
せる積分制御手段を備え、前記積分終了した各受光手段
の積分値に基づいて前記各焦点検出領域について焦点状
態を検出するオートフォーカス装置であって、 前記積分制御手段は、最も早く所定積分値に達した最短
時間t1に基づいて式、t1×(所定値)によって強制
積分終了時間を求め、強制積分終了時間経過時に所定積
分値に達していない全ての受光手段の積分を強制終了さ
せること、を特徴とする多点オートフォーカス装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記強制積分終了時
間が前記最大積分時間よりも長いときには前記最大積分
時間経過時に所定積分値に達していない全ての受光手段
の積分を強制終了させ、前記強制積分終了時間が、前記
最大積分時間よりも短い所定時間よりも短いときには、
前記強制積分終了時間経過時には所定積分値に達してい
ない受光手段の積分を強制終了させずに、前記所定時間
経過時に所定積分値に達していない全ての受光手段の積
分を強制終了させることを特徴とする多点オートフォー
カス装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227968A JPH1068870A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 多点オートフォーカス装置 |
US08/921,020 US5845155A (en) | 1996-08-29 | 1997-08-29 | Multipoint autofocusing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227968A JPH1068870A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 多点オートフォーカス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068870A true JPH1068870A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16869085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8227968A Pending JPH1068870A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 多点オートフォーカス装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5845155A (ja) |
JP (1) | JPH1068870A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008191575A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Olympus Imaging Corp | 焦点検出装置及び撮像装置 |
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FR2782808B1 (fr) | 1998-05-15 | 2003-11-28 | Asahi Optical Co Ltd | Agencement de dispositif de formation d'image |
FR2782809B1 (fr) * | 1998-05-15 | 2005-08-26 | Asahi Optical Co Ltd | Dispositif de detection d'etat de mise au point |
JP2001124983A (ja) | 1999-10-25 | 2001-05-11 | Asahi Optical Co Ltd | 多点焦点検出装置 |
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US8639782B2 (en) | 2006-08-23 | 2014-01-28 | Ebay, Inc. | Method and system for sharing metadata between interfaces |
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CN103907043B (zh) | 2011-10-28 | 2016-03-02 | 富士胶片株式会社 | 摄像方法 |
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-
1996
- 1996-08-29 JP JP8227968A patent/JPH1068870A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-29 US US08/921,020 patent/US5845155A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
US5845155A (en) | 1998-12-01 |
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