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JPH1055420A - カラー2次元コードと該コードの作成、復元方法及び装置 - Google Patents

カラー2次元コードと該コードの作成、復元方法及び装置

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JPH1055420A
JPH1055420A JP8210001A JP21000196A JPH1055420A JP H1055420 A JPH1055420 A JP H1055420A JP 8210001 A JP8210001 A JP 8210001A JP 21000196 A JP21000196 A JP 21000196A JP H1055420 A JPH1055420 A JP H1055420A
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code
data
dimensional code
unit
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JP8210001A
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Junji Takahashi
純二 高橋
Hiroyuki Ikeda
弘之 池田
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Riso Kagaku Corp
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Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない面積で多くの情報量をコード化でき、
大容量のデータであっても印刷物を保管媒体として使用
できること。 【解決手段】 読取部2は元画像物20を読み取り処理
手段3に出力する。処理手段3のコード変換部11は、
読みとられた1画素の元画像データにおけるCMY各色
別の濃淡階調に対応するカラー2次元コードを出力し、
印刷部4にてコード印刷用紙25上に印刷する。コード
印刷用紙25から復元画像データを得るときには、読取
部2で読み取られたカラー2次元コードからCMY各色
別の濃淡階調を出力する。この濃淡階調に基づき、印刷
部4は印刷体30上に復元画像データを印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーコード読取
機能を有した記録装置やシステムでデータをコード化し
記録媒体に記録して保管でき、またコード化されたデー
タから元のデータを復元するためのカラー2次元コード
と、該カラー2次元コードの作成、復元方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】以下の説明では、記録装置として印刷装
置を使用し、記録媒体への記録は、印刷用紙への印刷を
具体例として説明することとする。従来、バーコードと
呼ばれるものとしては、所定長さのバーが横一列に複数
並べて設けられたものが良く知られている。これはデー
タを光学的読み取り装置により読み取り可能な状態で所
定形式にコード化しているものであり、各々のバーの幅
やバーとバーとの間のスペースの幅を変えることにより
データを表している。また、このバーコードの情報量を
増やすために以前からカラー化が考えられている。例え
ば、特公昭61−217887号公報に示されるものが
知られている。バーコードとして書き込み読み取り可能
な色が複数になれば、それに従って同一密度で記録可能
な情報量は増大する。
【0003】一方で、情報量を増すための工夫としては
2次元コードが考えられている。2次元コードの例とし
ては、上述したような複数のバーを横一列に並べた構成
の1次元バーコードを複数段縦方向に重ねたものや、縦
方向と横方向で2次元マトリクスを形成し、そのマトリ
クスの各々の画素の状態の組み合わせによってデータを
表すものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1次元バーコードのカ
ラー化や、2次元コードの使用により多くの情報量をコ
ード化できるようになってきているが、用途としては物
流、製造における商品情報をコード化しその情報を利用
している程度に留められている。一方、コード化できる
情報の種類としては、商品情報のように予め決められた
規則に基づき英数字等から構成されるコードが付与され
る体系化された情報のみならず、画像情報や音声情報の
ようにアナログ的なデータをデジタル化しただけの体系
化されない生情報も挙げられる。
【0005】そして、後者の情報量は前者のそれに比べ
てはるかに多いもので、仮にフルカラーの画像データを
コード化すると、コード化された印刷物は元のデータの
印刷面積に対し数倍も大きな面積のものが必要になる。
また、コード化された印刷物を元のデータ印刷面積とほ
ぼ等しくなるようにすると、コードの単位面積当たりの
情報が少ないので、復元画像の解像度が著しく落ちる結
果となる。したがって、現在の方法ではバーコード化で
きるデータ量に限界があり、フルカラー画像データ等の
コード化には対応することができない。
【0006】このため専らコード化した印刷物を保管媒
体とする方式に比して、磁気記憶等がなされたディスク
等を保管媒体とする方式が汎用されている。保管媒体の
相違に応じていずれも利点及び欠点があるが、印刷物を
用いたデータ保管は場所を取らず媒体自体が安価で低コ
スト化し易い等の利点があり、少ない面積でより多くの
情報をコード化できる手法が望まれていた。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、少ない面積で多くの情報量をコード化
でき、大容量のデータであっても印刷用紙を保管媒体と
して使用できるようになるコードと該コードの作成、復
元方法及び装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のカラー2次元コードは、請求項1記載のよう
に、データをそのデータに対応するカラーコードにより
表現する色領域を有し、複数のデータに対応して複数の
前記色領域を縦横方向に2次元的に配置してなることを
特徴としている。
【0009】また、請求項2記載のように、前記カラー
2次元コードを読み取るときに同期をとる基準となる同
期タイミングデータを有し、前記同期タイミングデータ
は色領域を表現するコードとして使用されない色により
形成される構成としてもよい。
【0010】また、請求項3記載のように、シアン、マ
ゼンタ、イエローの3原色に対応する3つの色領域で1
つの画素データがカラーコード化して設けられ、前記各
色領域はそれぞれ複数分割された部分領域で構成され、
各部分領域には前記3原色の組み合わせで得られる複数
色のうちの1色がそれぞれ配置され、前記部分領域に配
置された色の組み合わせと、3つの色領域の組み合わせ
により前記1つの画素データを表現することを特徴とし
ている。
【0011】また、請求項4記載のように、本発明のカ
ラー2次元コードの作成方法は、元画像物の元画像デー
タが入力される第1ステップと、前記元画像データの1
画素をシアン、マゼンタ、イエローの3原色で色分解し
たときの各色成分の濃淡階調を算出する第2ステップ
と、前記各色の濃淡階調を示す数値を対応する色の組み
合わせで表現する色領域を作成し、該色領域の1画素分
の集合を該画素のカラーコードとする第3ステップと、
前記カラーコードを記録媒体の縦横方向に2次元的に記
録する第4ステップとを有することを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載のように、前記第4ス
テップで作成されたカラー2次元コードに基づいて復元
画像データを得るカラー2次元コードの復元方法であっ
て、前記記録媒体に記録された前記1画素の各色領域を
構成する色を読み取る第5ステップと、前記カラーコー
ド内の前記各色領域を構成する色の組み合わせにより、
該各色領域における前記濃淡階調を算出する第6ステッ
プと、前記各色別に算出された前記濃淡階調に基づき、
前記1画素中における前記3原色それぞれの前記濃淡階
調を設定して前記復元画像データを得る第7ステップ
と、前記復元画像データを記録媒体に記録して復元画像
物を得る第8ステップと、からなる構成とすることもで
きる。
【0013】また、請求項6記載のように、所定ビット
を有する入力データが連続入力される第1のステップ
と、前記連続入力される入力データを3ビットずつ区切
る第2のステップと、前記区切られた3ビットの入力デ
ータを、3原色の組み合わせで得られる複数色のうちの
1色を用い、1画素にカラーコード化する第3のステッ
プと、前記1画素のカラーコードを連続的に入力される
入力データに対応して2次元的に複数画素配置する第4
のステップと、前記配置された前記カラー2次元コード
を記録媒体に記録する第5のステップと、を有すること
を特徴としている。
【0014】また、請求項7記載のように、前記第5ス
テップで作成されたカラー2次元コードに基づいて復元
データを得るカラー2次元コードの復元方法であって、
前記記録媒体に記録された前記カラー2次元コードを順
次読み取る第6のステップと、各カラーコードをその色
に基づき複数ビットの復元データに変換する第7のステ
ップと、前記順次読み取られる複数ビットの復元データ
を順次出力する第8のステップと、からなる構成として
もよい。
【0015】また、本発明のカラー2次元コードの作成
装置は、請求項8記載のように、シアン、マゼンタ、イ
エローの3原色を用いて記録を行う記録部と、入力デー
タをカラーコードに変換して前記記録部に出力する処理
手段とを備えたカラー2次元コードの作成装置であっ
て、前記処理手段は、前記入力データの各画素をシア
ン、マゼンタ、イエローの3原色に対応する3つの色領
域に分割してカラーコード化するコード変換部を有し、
該コード変換部は、前記入力データの内容に対応して前
記各色領域に前記3原色の組み合わせで得られる色をそ
れぞれ設定することにより、前記入力データを3つの色
領域の組み合わせでカラーコード化し、これを複数の入
力データに対応して2次元的に配置して記録部に出力す
ることを特徴とする。
【0016】また、カラー2次元コードの作成、復元装
置は、請求項9記載のように、入力データをその入力デ
ータに対応する色により表現する色領域が、2次元的に
配置されてなるカラー2次元コードを作成、復元する装
置であって、記録媒体にシアン、マゼンタ、イエローの
3原色を用いて記録する記録部と、記録媒体に記録され
たシアン、マゼンタ、イエローの3原色を読み取る読取
部と、前記カラー2次元コードの作成時には、入力デー
タのCMYの3原色に対応する3つの色領域が分割設定
され、前記入力データの内容に対応して前記各色領域に
前記3原色の組み合わせで得られる色をそれぞれ配置す
ることにより、前記入力データを3つの色領域の組み合
わせでカラー2次元コードを作成して記録部に出力し、
一方、カラー2次元コードに基づく前記入力データの復
元時には、前記読取部で読み取られた3つの色領域の色
の組み合わせに基づきデータの内容を復元して出力する
処理手段と、を備えたことを特徴としている。
【0017】また、カラー2次元コードの作成装置は、
請求項10記載のように、元画像物上の元画像データを
読み取り出力する読取部と、 前記元画像データの1画
素に占めるシアン、マゼンタ、イエローの各濃淡階調を
それぞれ算出する手段と、前記各色の濃淡階調を示す数
値を対応する色の組み合わせで表現する色領域を作成
し、該色領域の1画素分の集合を該画素のカラーコード
とするカラーコード作成手段と、前記カラーコード作成
手段で作成されたカラーコードを記録媒体の縦横方向に
2次元的に記録する記録部と、を有することを特徴とす
る。
【0018】また、カラー2次元コードの復元装置は、
請求項11記載のように、前記装置で作成されたカラー
2次元コードに基づいて復元画像データを得るカラー2
次元コードの復元装置であって、前記記録媒体に記録さ
れた前記1画素の各色領域を構成する色を読み取る読取
部と、前記カラーコード内の前記各色領域を構成する色
の組み合わせにより、該色領域における前記濃淡階調を
算出する手段と、前記各色別に算出された前記濃淡階調
に基づき、前記1画素中における前記3原色それぞれの
前記濃淡階調を設定して前記復元画像データを得る手段
と、前記復元画像データを記録媒体に記録して復元画像
物を得る記録部と、からなる構成とすることができる。
【0019】また、カラー2次元コードの作成、復元装
置は、請求項12記載のように、前記請求項10記載の
カラー2次元コードの作成装置と、前記請求項11記載
のカラー2次元コードの復元装置とを備えてなる。
【0020】また、請求項13記載のように、前記カラ
ー2次元コードに用いる色以外の1色が予め設定され、
該カラー2次元コードを作成するときに同期タイミング
データを配置する同期タイミング生成部を有し、前記読
取部には、前記カラー2次元コードを読み取るときに該
カラー2次元コードに設けられた前記同期タイミングデ
ータに基づき同期をとる同期部が設けられた構成とする
ことができる。
【0021】また、請求項14記載のように、前記カラ
ー2次元コードに用いる色以外の1色が予め設定され、
所定画素数のカラー2次元コード毎に同期タイミングデ
ータを配置する同期タイミング生成部を有し、前記読取
部には、前記カラー2次元コードの読み取り時に前記所
定画素数毎に記録された同期タイミングデータに基づき
同期をとる同期部が設けられた構成としてもよい。
【0022】また、請求項15記載のように、前記カラ
ー2次元コードの作成時に、所定画素数の該カラー2次
元コード作成毎に該所定画素数のカラー2次元コードに
基づくエラー訂正計算を行いこの計算結果に対応したエ
ラー訂正用コードを配置し、前記カラー2次元コードの
読み取り時に、該読み取られた所定画素数のカラー2次
元コードに基づくエラー訂正計算を行い、この計算結果
と前記エラー訂正コードとの一致判別を行い、不一致時
には対応するエラー処理を行うエラー訂正部が設けられ
た構成とすることができる。
【0023】また、請求項16記載のように、元画像物
上の元画像データの1画素に占めるRGB各成分の濃淡
階調を読み取り出力する読取部と、前記読取部から出力
されたRGB色座標系での前記濃淡階調をシアン、マゼ
ンタ、イエロー(CMY)の色座標系に色座標変換する
色座標変換部と、予めCMY各色別の濃淡階調に対応す
るカラーコードが記憶された変換テーブルと、前記濃淡
階調を前記変換テーブルを参照して対応するカラーコー
ドに変換し、CMY各色別の色領域に配置するコード変
換部と、前記それぞれの色領域に配置されたカラーコー
ドを2次元的に配置し記録媒体に記録する記録部と、を
備えた構成とすることもできる。
【0024】また、請求項17記載のように、前記変換
テーブルには、CMYの3原色の組み合わせで得られる
複数色のカラーコードが縦横2列の組み合わせの形で記
憶され、前記コード変換部は、前記変換テーブルから出
力された2色のカラーコードを対応する色領域内に2分
割して配置する構成としてもよい。
【0025】また、請求項18記載のように、前記請求
項16記載のカラー2次元コードの作成装置に設けられ
た各構成部を使用して、カラー2次元コードに基づき復
元画像データを得るカラー2次元コードの復元装置であ
り、装置を前記復元用として使用するときにおける前記
各構成部は、前記読取部は、各色領域の色をRGB座標
系で読み取り出力する構成であり、前記変換テーブル
は、前記色領域の色データに基づきCMY各色別の濃淡
階調を得るものであり、前記コード変換部は、前記変換
テーブルを参照してカラー2次元コードに対応するCM
Y各色別の濃淡階調を出力し、前記記録部は、CMY各
色別濃淡階調に基づき前記復元画像データを記録媒体に
記録する構成としてもよい。
【0026】また、請求項19記載のように、所定ビッ
トを有して連続入力される入力データを複数ビットづつ
区切り、区切られた前記複数ビットの入力データを3原
色の組み合わせで得られる複数色のうちの1色を用いて
1画素づつ順次カラーコード化して2次元的に複数画素
配置する処理手段と、前記処理手段で配置された画素列
のカラー2次元コードを記録媒体に記録する記録部と、
を具備する構成とすることもできる。
【0027】また、請求項20記載のように、前記作成
装置で作成されたカラー2次元コードに基づいて復元デ
ータを得るカラー2次元コードの復元装置であって、前
記記録媒体に記録された前記カラー2次元コードを順次
読み取る読取部と、前記読取部で読み取られた前記各カ
ラーコードの色を、3原色の組み合わせから得られる対
応した複数ビットの復元データに順次変換し、変換順に
外部に連続出力する処理手段と、を具備する構成として
もよい。
【0028】また、請求項21記載のように、入力され
る音声データを所定のサンプリング周波数でサンプリン
グするデータ入力部と、予めサンプリングデータのデー
タ値に対応するカラーコードが記憶された変換テーブル
と、前記サンプリングデータを前記変換テーブルを参照
して対応するカラーコードに変換するコード変換部と、
前記それぞれの色領域に配置された前記カラーコードを
記録媒体に記録する記録部と、を備えた構成とすること
もできる。
【0029】また、請求項22記載のように、前記カラ
ー2次元コードの作成装置に設けられた各構成部を共用
して、カラー2次元コードに基づき復元音声データを得
るカラー2次元コードの復元装置であり、前記作成され
たカラー2次元コードをRGB座標系で読み取り出力す
る読取部と、前記読取部から出力されたカラー2次元コ
ードのデータをシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)
の色座標系に変換する色変換部とを有し、前記コード変
換部は、前記変換テーブルを参照してカラー2次元コー
ドに対応するサンプリングデータを出力する構成として
もよい。
【0030】読取部2は、元画像物を読み取り元画像デ
ータを出力する。処理手段3は、色変換部8でRGBか
らCMYへの色変換を行った後、コード変換部11に出
力する。コード変換部11は、1画素のCMYの濃淡階
調を変換テーブル12を参照して対応するカラーコード
を出力する。カラーコードは、CMYそれぞれの色領域
を2分割した部分領域に配置される。このカラーコード
は印刷部4でコード印刷体25上に印刷され、保管され
る。また、このカラーコードを用いて復元画像物を作成
することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のカラー2次元コ
ードを示す図である。ここでは、コード化するデータの
種類がスキャナ等により多階調データとして読み込まれ
たフルカラー画像データであるとする。図には元画像物
から読み込まれた画像データの1画素分をコード化した
ときのコード配列の一例が示されている。したがって、
元画像物の画像データを全てコード化するためには、図
1に示されたカラー2次元コードが圧縮をかけない限り
少なくとも画素数と同じ数だけ縦横に配列される必要が
ある。
【0032】1画素分の画像データは3つの色領域シア
ンC,マゼンタM,イエローYで表現されており、更に
各色領域はC1,C2、M1,M2、Y1,Y2として
2分割された部分領域で構成されている。これら3つの
色領域は、このコードを読み取り復元画像データの1画
素を得るときに用いられる各色(シアン、マゼンタ、イ
エロー)それぞれの階調を示している。
【0033】これら3つの色領域には、それぞれ前記階
調に対応した所定色が印刷される。この印刷によってカ
ラー2次元コードが形成される。例えば、シアンの色領
域Cには、それぞれシアン、マゼンタ、イエローの各色
の組み合わせに基づく色がコード印刷される。
【0034】図2は、この2つの部分領域に印刷される
色の組み合わせを示す図である。この図に示すように、
シアン、マゼンタ、イエローの組み合わせでは8色の色
が作成できる。うち黒を除く7色(白、黄、マゼンタ、
赤、シアン、緑、青)を各部分領域C1,C2、M1,
M2,Y1,Y2にそれぞれ用いることとする。但し、
白は印刷用紙の色(白色の紙)でありコード印刷を施さ
ないことで得られる。これにより、例えばシアンで2分
割された部分領域C1,C2の組み合わせは7色と7色
の組み合わせで49通りの組み合わせが得られる。
【0035】図2には、C1とC2との全ての組み合わ
せに対して、0から48までの計49種類の番号がふっ
てある。よって、それら任意の番号をひとつ選択するこ
とにより、C1及びC2にて印刷すべき色が一義的に特
定できるようになっている。であるから、元画像物から
読み込まれた多階調データのシアン成分が49階調以内
で表現できるのであれば、ある画素のシアン成分の濃淡
階調に対応するC1とC2との組み合わせを必ず導き出
すことができる。
【0036】例えば、元画像物の1画素の元画像データ
を読み取ったとき、シアン色に相当する濃淡階調が27
である場合、印刷用紙上にコード印刷される部分領域C
1は図2に示す組み合わせに基づき、部分領域C1は
「青」で印刷され、C2は「赤」で印刷される。同様に
して、マゼンタ、イエローについても色領域M,Yによ
ってそれぞれ48段階の濃淡階調が印刷用紙にカラーで
コード印刷される。
【0037】この印刷用紙には、元画像物をカラー2次
元コード化したものが印刷されるので、この印刷用紙を
用いて再度、復元画像データを得ることができるように
なる。これにより、元画像物が損失したり、褪色したり
しても印刷用紙を用いて復元できるようになる。また、
元画像物を周囲に知られることなく画像データの保管、
輸送ができるようになる。
【0038】印刷用紙を用いて復元画像データを得ると
きには、このシアンの色領域Cを読み取る。読み取り
時、シアン色はC1が「青」でC2が「赤」であるから
図2の組み合わせに基づき濃淡階調が27であることが
判別される。この濃淡階調=27は印刷機で復元画像デ
ータを得るときに使用されるシアン色の濃淡階調を示す
ことになる。
【0039】上記1画素のコード印刷C,M,Yは、復
元画像データの1画素全域でのシアン、マゼンタ、イエ
ローの混合度合いを示している。即ち、これらシアン、
マゼンタ、イエローがそれぞれの濃淡階調で混ぜ合わさ
れたものが復元画像データ作成時に1画素の範囲全域に
画像形成されることになる。そして、元画像物は、前記
1画素単位の元画像データを複数有する集合体であるか
ら、印刷用紙上のカラー2次元コードも図1に示した1
画素を所定の配列で複数並べた集合体で構成されること
になる。
【0040】次に、本発明のカラー2次元コードの作
成、復元装置の第1の実施形態を説明する。図3は、カ
ラー2次元コードの作成、復元装置1を示すブロック図
であり、元画像物からカラー2次元コードが印刷された
印刷用紙を作成する。逆に、印刷用紙のカラー2次元コ
ードによって元画像物と同じ復元画像データを印刷す
る。この装置1は、CPU及びROM,RAM等のハー
ドウェアと、ROMに格納されCPUの動作を実行させ
る制御プログラム等のソフトウェアで構成される処理手
段3、スキャナ等の読取部2、プリンタ等の印刷部4で
大略構成される。
【0041】読取部2を構成するスキャナは、元画像
物、あるいは後述するカラー2次元コードを読み取る。
ここで、カラー2次元コードは元画像物から生成される
ものであり、便宜上、以下の各構成の説明では元画像物
を読み取るものから順に説明する。
【0042】図4(a)は、元画像物20を示す全体図
である。この元画像物20は、文字、画像等の印刷物
や、写真(カラー、モノクロ)等でなる。読取部2は、
所定の分解能を有しており、元画像物20の元画像デー
タを読み取る。例えば、図4(b)のように読取部2で
縦6dot×横8dot〔但し、12dot/mm〕を
1画素として読み取り、この1画素中でのRGB(赤、
緑、青)の各濃淡階調をそれぞれ読み取り、処理手段3
に出力する。元画像物20の大きさが横100mm×縦
150mmであるとき、この読取部2は、横1200d
ot(150画素)×縦1800dot(300画素)
の分解能で元画像データを読み取る。この元画像物20
の総画素数は45,000画素となる。
【0043】読取部2は、画素の横方向に1走査で数ラ
イン同時に読み込み移動する主走査読み取りの後、元画
像物20を副走査方向に移動し次のラインの主走査読み
取りを行うことを繰り返す。ここで、読取部2は、RG
Bそれぞれの濃淡を多段階階調で読み取れる性能を有す
る。後述するがこの実施の形態では処理手段3での濃淡
階調が48階調に設定され、読取部2は、この階調に対
応した読取を行えるものとする。
【0044】処理手段3のデータ入力部6には、各種形
式のデータが入力され、これを装置内に取り込む処理を
行う。このデータ入力部6は、読取部2から順次出力さ
れる元画像データを順次取込み、色変換部8に出力す
る。このとき、記憶部7の所定領域をRGB画像メモリ
として一時格納用に用いる。
【0045】色変換部8は、データ入力部6から出力さ
れたRGBの元画像データを、CMYの色に変換処理す
る。RGB(光)からCMY(色材)への変換は、汎用
の変換式を用いた処理技術等で行われる。この変換処理
によって、前記読取部2で読み取られた際のRGB別の
濃淡階調は、CMY別の濃淡階調に置き換えられる。こ
の色変換時には記憶部7の所定領域が一時格納用として
用いられる。
【0046】画像処理部10は、色変換部8から出力さ
れた色の元画像データを画像処理してコード変換部11
に出力する。このとき、記憶部7の所定領域を画像処理
用の一時格納用に用いる。画像処理の内容としては、元
画像データの補正、補間、誤差拡散、ディザ等の各処理
があり、元画像の内容に対応して適宜選択されるように
なっている。
【0047】コード変換部11は、画像処理部10から
出力されたCMYの元画像データを、予め設定された変
換形式でカラー2次元コードに変換する。この変換形式
は、前記図2に示したように、1画素の元画像データの
CMYそれぞれについて、入力される48段階の濃淡階
調を2つの部分領域の組み合わせで1つのコードとして
表す。即ち、変換テーブル12には、図2に示された変
換表が記憶されている。但し図2は元画像データのうち
シアンCについての変換表であるが、マゼンタ、イエロ
ーについても同様の変換表が記憶されていることにな
る。
【0048】このコード変換部11で変換されたカラー
2次元コードは、記憶部7の一部のコード化メモリの領
域に展開される。この展開によって、図5(b)に示す
ように横に各色別の濃淡階調を示す色領域CMYが形成
され、各色領域は縦に2つの部分領域C1,C2,M
1,M2,Y1,Y2に分割形成される。また、このコ
ード変換部11は、各カラー2次元コードの区切りを示
す同期タイミングを出力する。
【0049】同期タイミング生成部13は、コード変換
部11から出力される同期タイミングに基づき、記憶部
7に展開されたカラー2次元コードに同期タイミングデ
ータを付加する。この同期は、カラー2次元コードを読
み取り走査したときに、複数あるカラー2次元コードの
区切りを認識させるために必要となる。ここで、1つの
カラー2次元コード毎に同期タイミングを設けるときに
は、図5(b)に示すように、1つのカラー2次元コー
ドの主走査方向の終わりに横2dot×縦6dotのタ
イミング領域BKに所定色の色を展開する。このタイミ
ング領域BKは、部分領域C1,C2〜Y1,Y2のラ
イン上に連続して設けられるため、部分領域C1,C2
〜Y1,Y2で用いられた色以外の色が使用される。こ
の例では黒色を用いている。
【0050】このタイミング領域BKは、カラー2次元
コードの態様に合わせて各所に設けることができる。但
し、読取部2が主走査を1ラインで行う構成であるとす
れば、このカラー2次元コードを読み取るときこのカラ
ー2次元コードの配置に沿ってタイミング領域BKを設
けることになる。
【0051】エラー訂正部14は、後述するようにエラ
ー訂正を施す際に使用されるが、以下の説明ではエラー
訂正を行わないものとし、信号を通過させるものとして
説明する。エラー訂正部14の構成は後述する。
【0052】データ出力部15は、このカラー2次元コ
ードを処理手段3外部の各種外部機器に出力する。この
ため、外部機器の入力形式に変換して出力する。前記コ
ード変換部11で変換されたカラー2次元コードは、印
刷部4に出力され図5(a)に示す印刷用紙25上にコ
ード印刷される。従って、データ出力部15はこの印刷
部4への出力時には、印刷部4の入力形式に対応した形
式でカラー2次元コードを出力する。
【0053】印刷部4は、処理手段3から出力されるカ
ラー2次元コードを印刷用紙25に印刷していく。この
印刷部4は、例えば、図5(b)のように12dot/
mmの解像度にて縦6dot×横8dotで1画素を印
刷するドットプリンタで構成され、この1画素の範囲で
シアンC、マゼンタM、イエローYを横2dot×縦3
dotで2列(2次元)づつ印刷して1つのカラー2次
元コードを作成する。また、これらCMYの印刷に連続
して黒色で横2dot×縦6dotの大きさでタイミン
グ領域BKを印刷する。この印刷部4は、カラー2次元
コードの横方向に1ライン移動する主走査印刷の後、縦
方向に副走査され次のラインを主走査印刷することを繰
り返す。
【0054】したがって、この印刷部4は、横1200
dot(150画素)×縦1800dot(300画
素)の大きさの印刷用紙25があれば、前記元画像物2
0の元画像データ全てをカラー2次元コード化して印刷
できる。このときの印刷用紙25の大きさは横100m
m×縦150mmとなり、元画像物20と同様の大きさ
である。即ち、元画像物20と同様な大きさでこの元画
像物20をカラー2次元コード化した印刷用紙25が得
られるようになる。尚、このときの印刷用紙25上の総
コード数は45,000コードとなる。
【0055】上記処理手段に3は、キーボード等の操作
部18と、CRT等の表示部19が接続され、各種設定
入力や、動作内容の表示が行えるようになっている。
【0056】次に、カラー2次元コードが印刷された印
刷用紙25を使用して復元画像物30を得るための装置
構成について説明する。ここで、既に前で説明した構成
の説明は省略する。カラー2次元コードが印刷された印
刷用紙25は、上記読取部2で読み取られる。この読取
部2には、同期部2aが設けられており前記カラー2次
元コードに付加されたタイミング領域BKを読み取って
読み取り走査を同期させるようになっている。例えば、
図5(b)に示すように1つのコード毎に1つのタイミ
ング領域BKが設けられた構成のときには、各1つのコ
ードを読み取る毎に同期させることができる。尚、この
同期によって、読み取り走査の速度の違いによる誤った
読み取りを防止できる。
【0057】読取部2から出力されたデータは、処理手
段3のデータ入力部6を介し色変換部8でRGBからC
MYの色に変換処理された後、画像処理部10に出力さ
れ必要に応じて画像処理される。次に、コード変換部1
1は、CMY各色別に変換テーブル12を用いてカラー
2次元コードに対応する濃淡階調を出力する。即ち、前
記元画像物からカラー2次元コードを得る処理の時と異
なり、変換テーブル12を逆変換で用いる。この際、図
5(b)に示す各色別の2つの部分領域C1とC2,M
1とM2,Y1とY2の色の組み合わせに基づいて対応
する濃淡階調(48階調のうちの所定階調)を得る。
【0058】同期タイミング生成部13は、このカラー
2次元コードに基づく復元画像物30の復元処理時には
作動しない。データ出力部15は、各色CMY別の濃淡
階調を指定して処理手段3外部の各種外部機器に出力す
る。
【0059】印刷部4は、処理手段3から出力される各
色CMYの濃淡階調に基づき、印刷体上に復元画像デー
タを印刷していく。復元画像物30は、図4(a)に示
した前記元画像物20と同様のサイズとなり、復元画像
データは、同図(b)に示した1画素の集合体で構成さ
れることになる。即ち、この復元画像物30は、元画像
物20の復元物に相当する。
【0060】上記構成による本発明のカラー2次元コー
ド作成、復元装置1は、上記構成で元画像物20からカ
ラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を作成し、
また、この印刷用紙25から復元画像物30を得るもの
である。そして、1枚の印刷用紙25で複数枚の復元画
像物30が得られる。
【0061】図6(a)は、上記カラー2次元コード作
成、復元装置1の具体的構成例を示す図である。読取部
2は図示のスキャナ装置で構成し、印刷部4はカラープ
リンタで構成する。また、処理手段3はCPUを備えた
パソコンで構成し前記スキャナとカラープリンタをパソ
コンの入出力ポートにそれぞれ接続する。また、操作部
18は図示のキーボード及びマウスで構成し、表示部1
9はCRTで構成する。
【0062】また、同図(b)に示すように、読取部2
と印刷部4の機能を備えた読取印刷装置28を用いるこ
とができる。この読取印刷装置28には搬送経路が1経
路だけ設けられていて、元画像物、カラー2次元コード
を印刷するための印刷用紙および復元画像を印刷するた
めの印刷用紙は全て同一の搬送経路により給紙・排紙さ
れる。また、読取印刷装置28内部の読取部2と印刷部
4はお互いに固定され、同一の走査機構で読取走査と印
刷走査の両方が実現できるので、構成の簡素化を図れる
ようになる。
【0063】次に、上記構成による装置の動作を詳細に
説明する。図7は、カラー2次元コードを作成する基本
動作を示すフローチャートである。読取部2の読取面に
元画像物20をセットし(SP1)、読取部2をスター
トさせると(SP2)、この読取部2は元画像物20を
主走査方向にライン移動して読み取りを始める。
【0064】処理手段3のデータ入力部6は、読取部2
から出力されるRGBの元画像データを入力し(SP
3)、記憶部7のRGB画像メモリに格納する(SP
4)。読取部2は元画像物20の最終ラインまで継続し
て読み取り、記憶部7には、対応してこの元画像物20
の1面分の元画像データが格納される(SP5)。
【0065】次に、色変換部8は、記憶部7に記憶され
たRGBの元画像データを読み出し、RGBからCMY
への色変換を行う(SUB1)。色変換後の元画像デー
タは、画像処理部10で画像処理される(SUB2)。
画像処理後の元画像データは、コード変換部11でカラ
ー2次元コードに変換される(SUB3)。変換された
カラー2次元コードは、データ出力部15から印刷部4
に出力され、印刷用紙25上にカラー2次元コードが印
刷される(SUB4)。以上の動作で元画像物20を用
いてカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25が作
成される。
【0066】次に、上記各サブルーチン(SUB1〜S
UB4)を説明する。図8は、色変換部8での色変換処
理を示すサブルーチン(SUB1)のフローチャートで
ある。色変換部8は、色変換の開始時にRGB画像メモ
リアドレスとCMY画像メモリアドレスを初期値(0)
にセットする(SP10)。これらRGB画像メモリ、
CMY画像メモリはいずれも記憶部7の所定領域に形成
されている。RGB画像メモリは読取部2で読み取った
際の元画像データが記憶されており、CMY画像メモリ
に色変換後の元画像データが格納される。
【0067】次に、RGB画像メモリで指定されたアド
レスから1画素分の元画像データを読み出す(SP1
1)。そして、この元画像データは、色変換テーブルを
用いてRGBに相当するCMYの色に変換されCMY画
像メモリに格納される(SP12)。この後、RGB画
像メモリアドレスとCMY画像メモリアドレスをインク
リメントする(SP13)。この後、RGB画像メモリ
アドレスが最終アドレスに達したか否かが判断され(S
P14)、達していないときには、SP11以降の処理
が継続される。これにより、元画像物20の全域の元画
像データがRGBからCMYの色に変換される。
【0068】図9は、コード変換部11でのカラー2次
元コードの作成処理を示すサブルーチン(SUB3)の
フローチャートである。コード変換部11は、コード変
換開始時にCMY画像メモリアドレスとコード化メモリ
アドレスを初期値(0)にセットする(SP30)。こ
れらCMY画像メモリとコード化メモリはいずれも記憶
部7の所定領域に形成されている。
【0069】次に、CMY画像メモリで指定されたアド
レスから1画素分の元画像データを読み出す(SP3
1)。ここで1画素はCMYの各色で形成されているた
め、C,M,Yについてそれぞれ個別に読み出す。コー
ド変換部11は、まず、読み取られたC(シアン色)の
濃淡階調を変換テーブル12を用いて2色の組み合わせ
に変換する(図2参照)。変換後、色領域Cの部分領域
C1,C2には、濃淡階調に対応する色が割り当てられ
る。前述したように、例えば濃淡階調が27である場
合、部分領域C1は「青」、C2は「赤」となる。同様
に、この1画素のM,Yの色についても濃淡階調に対応
する色が色領域M,Yに割り当てられる。
【0070】上記処理で元画像データの1画素がCMY
各色の濃淡階調からカラー2次元コードへと変換され
る。この後、カラー7次元コードには同期タイミング生
成部13により同期タイミングデータが付加される(S
P33)。同期タイミングデータは、1画素のカラー2
次元コードの色領域CMYの後の部分に設けられたタイ
ミング領域BK部分に1つ黒色で付加される。付加され
た後の1画素のカラー2次元コードは、コード化メモリ
に格納される。
【0071】この後、CMY画像メモリアドレスとコー
ド化メモリアドレスをインクリメントする(SP3
4)。この後、CMY画像メモリアドレスが最終アドレ
スに達したか否かが判断され(SP35)、達していな
いときには、SP31以降の処理が継続される。これに
より、元画像物20の全域の元画像データがカラー2次
元コードに変換処理される。
【0072】図10は、データ出力部15でのデータ出
力処理を示すサブルーチン(SUB4)のフローチャー
トである。ここで、出力先の印刷部4はN画素ラインづ
つ印刷走査するTPH方式のカラープリンタを例に説明
する。
【0073】データ出力部15は、コード変換開始時に
コード化メモリアドレスを初期値(0)にセットし、ま
た、画素ラインNoを初期値(0)にセットする。(S
P40)。次に、コード化メモリからカラー2次元コー
ドを読み出す。コード化メモリには元画像物全体に相当
する2次元カラーコードが展開されている。また、印刷
部4は印刷する際のドット構成が予め決められている。
【0074】例えば、図5(b)に示す横8dot×縦
6dotで1画素を印刷する構成のときには、コード化
メモリに展開された2次元カラーコードをこのドット構
成に適合させる。適合によって、各色の色領域CMYと
タイミング領域BKは、それぞれ横2dot×縦6do
tに設定される。さらに、色領域CMYはそれぞれ横2
dot×縦3dotで2分割された部分領域C1,C2
〜Y1,Y2に設定される。そして、データ出力部15
はドット構成が設定された2次元カラーコードを1画素
づつデータ出力部15内のシリアルメモリに出力する
(SP41)。この後、コード化メモリアドレスをイン
クリメントする(SP42)。
【0075】次に、シリアルメモリアドレスが前記1画
素ライン終了のアドレスに達したか否かが判断され(S
P43)、達していないときには、SP41以降の処理
が継続される。
【0076】次に、シリアルメモリにN画素ライン分格
納されたカラー2次元コードは、印刷部4に出力される
(SP43)。ここで、印刷用紙25が図5(a)に示
す大きさのときには、印刷部4はN画素ラインの印刷走
査で150画素を印刷するものである。この場合、デー
タ出力部15は、この150画素をN画素ラインとして
印刷部4に出力することになる。尚、シリアルメモリ
は、次のN画素ライン分のデータの入力時に前のN画素
ライン分のデータ(カラー2次元コード)を印刷部4に
出力する。
【0077】上記のようにカラー2次元コードは印刷部
4に対しN画素ラインづつ出力されるが、元画像物20
に対応してカラーコードも所定ライン数ある。例えば図
5(a)の例では縦に300画素あり300ラインとな
る。よって、データ出力部15は、最終ライン(300
画素ライン目)に達したか否かを判断し(SP45)、
達していないときには最終ラインに達するまでラインN
oをインクリメントし(SP46)、SP41以降の処
理を継続させる。最終ラインのカラー2次元データを印
刷部4に出力することにより、印刷用紙25上には元画
像物20に対応したカラー2次元コードが印刷されるこ
とになる。
【0078】次に、作成されたカラー2次元コードから
復元画像データを得る動作を説明する。図11は、この
復元にかかる基本動作を示すフローチャートである。読
取部2の読取面に印刷用紙25をセットし(SP5
0)、読取部2をスタートさせると(SP51)、この
読取部2は印刷用紙25を主走査方向にライン移動して
カラー2次元コードの読み取りを始める。
【0079】処理手段3のデータ入力部6は、読取部2
から出力されるRGBのカラー2次元コードを入力し
(SP52)、記憶部7のRGB画像メモリに格納する
(SP53)。読取部2は印刷用紙25の最終ラインま
で継続して読み取り、記憶部7には対応してこの印刷用
紙25の1面分のカラー2次元コードが格納される(S
P54)。
【0080】次に、色変換部8は、記憶部7に記憶され
たRGBのカラー2次元コードを読み出し、RGBから
CMYへの色変換を行う(SUB1)。この色変換処理
は前述した元画像物20の読み取り時と同様の処理で行
われるものであり、説明を省略する。色変換後のカラー
2次元コードは、CMY画像メモリに格納される。この
後、カラー2次元コードは、コード変換部11で復元画
像データに変換される(SUB5)。変換された復元画
像データは印刷部4に出力され、印刷部4は印刷用紙2
5上に復元画像物30を印刷する(SUB6)。以上の
動作でカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を
用いて復元画像物30を得ることができる。
【0081】次に、上記各サブルーチン(SUB5,S
UB6)を説明する。図12は、コード変換部11での
復元画像データの作成処理を示すサブルーチン(SUB
5)のフローチャートである。コード変換部11は、コ
ード変換開始時にCMYメモリアドレスとディザマトリ
クスメモリアドレスを初期値(0)にセットする(SP
60)。これらCMYメモリとディザマトリクスメモリ
はいずれも記憶部7の所定領域に形成される。
【0082】次に、CMY画像メモリで指定されたアド
レスから1画素分のカラー2次元コードを読み出す(S
P61)。ここで1画素はCMYの各色で形成されてい
るため、C,M,Yについてそれぞれ個別に読み出す。
コード変換部11は、まず、C(シアン色)の各部分領
域C1,C2の色をそれぞれ読み取る。そして、変換テ
ーブル12を用いてこのシアン色の濃淡階調を得る逆変
換処理を行う。例えば部分領域C1が「青」、C2が
「赤」のとき、濃淡階調は27となる。同様に、この1
画素のM,Yの色についてもそれぞれ変換テーブル12
を用いて逆変換して濃淡階調を得る。上記処理で復元画
像データの1画素のCMY各色の濃淡階調が得られ、デ
ィザマトリクスメモリに格納される(SP62)。
【0083】この後、CMY画像メモリアドレスとディ
ザマトリクスメモリアドレスをインクリメントする(S
P63)。この後、CMY画像メモリアドレスが最終ア
ドレスに達したか否かが判断され(SP64)、達して
いないときには、SP61以降の処理が継続される。こ
れにより、印刷用紙25上の全域のカラー2次元コード
が復元画像データに変換処理される。
【0084】図13は、データ出力部15でのデータ出
力処理を示すサブルーチン(SUB6)のフローチャー
トである。データ出力部15は、コード変換開始時にデ
ィザマトリクスメモリアドレスを初期値(0)にセット
し、また、ラインNoを初期値(0)にセットする。
(SP70)。
【0085】次に、ディザマトリクスメモリから復元画
像データを読み出す。この読み出しは、印刷部4のドッ
ト構成(横8dot×縦6dotで1画素を印刷)適合
させて行う。そして、データ出力部15は設定されたド
ット構成の領域に1画素の復元画像データを出力する。
このとき、復元画像データはCMY各色別にそれぞれ濃
淡階調を有している。各色の階調表現は、1画素48ド
ット中に印字をするドット数を濃淡階調に応じて変化さ
せることにより行う。復元画像データは、1画素づつデ
ータ出力部15内のシリアルメモリに格納される(SP
71)。この後、ディザマトリクスメモリアドレスをイ
ンクリメントする(SP72)。
【0086】次に、ディザマトリクスメモリアドレスが
印刷機4の主走査のN画素ラインに相当するアドレスに
達したか否かが判断され(SP73)、達していないと
きには、SP71以降の処理が継続される。次に、シリ
アルメモリにN画素ライン分格納された復元画像データ
は、印刷部4に出力される(SP74)。
【0087】ここで、前述同様データ出力部15は、主
走査方向に対しては150画素を1画素ラインとして出
力する。副走査方向は300画素ラインとなる。そし
て、データ出力部15は、最終ライン(300画素ライ
ン目)に達したか否かを判断し(SP75)、達してい
ないときには最終ラインに達するまでラインNoをイン
クリメントし(SP76)、SP71以降の処理を継続
させる。最終ラインの復元画像データを印刷部4に出力
することにより、復元印刷物上にはカラー2次元コード
に対応した印刷が施されることになる。この復元画像物
30は、元画像物20の元画像データを復元した復元物
に相当する。
【0088】次に、本発明のカラー2次元コードの作
成、復元装置の第2の実施形態を説明する。この形態で
は、図3に示したコード変換部11の後段にエラー訂正
部14の構成を設けて、エラー訂正処理を行う。エラー
訂正部14は、カラー2次元コードの作成時には、2次
元コードに所定のエラー訂正符号を付加する。また、復
元画像物30の作成時には、エラー訂正符号に基づき復
元画像データを修正する。
【0089】カラー2次元コード作成時におけるエラー
訂正符号の付加処理は、図9のフローチャートに示され
ている。エラー訂正部14は、所定画素数のカラー2次
元コード毎にエラー訂正計算を行い、1つのエラー訂正
符号を生成する。
【0090】例えば10画素分のカラー2次元コードが
作成されコード化メモリに格納されたときに、この10
画素分のカラー2次元コードのコードデータに基づき所
定の訂正用演算を行いエラー訂正用のデータを得る。こ
のエラー訂正用のデータは、データ内容に対応する所定
色のエラー訂正符号に変換され、コード化メモリの11
画素目の領域に格納されるようになっている(SP3
8)。そして、このエラー訂正部14は、カラー2次元
コードが10画素分作成される毎に1つのエラー訂正符
号が付加される。これにより、印刷用紙25上には、1
0画素毎に1画素分のエラー訂正符号が印刷されること
になる。
【0091】復元画像物30作成時におけるエラー訂正
処理は、図12のフローチャート内で、SP68に示さ
れている。エラー訂正部14は、所定画素数のカラー2
次元コードと、これに対応するエラー訂正符号に基づき
エラー訂正計算を行い、読み取りエラーを判断する。上
記例の場合、10画素分のカラー2次元コードによって
前記訂正用演算を行い、11画素目のエラー訂正符号と
の一致判別を行う。
【0092】一致している場合には、カラー2次元コー
ドの色の読み取りが正常に行われていると判断しエラー
訂正を行わない。即ち、ディザマトリクスメモリに格納
されたカラー2次元コードに対する修正処理を加えな
い。一方、相違している場合には、カラー2次元コード
の色の読み取りが正常に行われていないと判断しエラー
訂正を行う。このとき、ディザマトリクスメモリに格納
されたカラー2次元コードに対して修正処理を加える。
例えば、前記画像処理部10での画像処理がディザ処理
を行う場合にはこのディザパターンを相違内容に応じて
修正する。
【0093】このエラー訂正符号を付加することによっ
て、印刷用紙25が汚れた場合においても、この汚れの
影響を受けずにこの印刷用紙25を用いて元画像物の画
像を復元できるようになる。
【0094】次に、本発明のカラー2次元コードの作
成、復元装置の第3の実施形態を説明する。この実施形
態では、前述したカラー2次元コードに付加される同期
タイミングデータの配置を変更するものである。前述の
実施の形態では、元画像データの1画素に対応して作成
された1画素のカラー2次元コードの終わり部分にタイ
ミング領域BKを設ける構成としたが、この実施の形態
では1画素毎にタイミング領域BKを設けるものではな
く、カラーコードの領域と同期タイミングの領域とを分
割して設けることとする。これによって、カラーコード
は主走査方向に連続形成されることになる。
【0095】図14(a)は、この実施の形態によるカ
ラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を示す図で
ある。この印刷用紙25上には、ブロック単位(1〜
n)でカラーコードが印刷される。但し、この印刷用紙
25上の全ブロック1〜nによって元画像データに相当
するカラーコードが2次元的に配置構成されることにな
る。
【0096】同図(b)は、1ブロックの構成を示し、
同図(c)はそのブロックの拡大図である。この1ブロ
ックは、横401画素×縦41画素で構成される。ま
た、同図(d)に示すように、1画素は横3dot×縦
3dotで構成される。そして、主走査方向(この例で
はコード領域が398画素)に順に1画素づつC(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の色領域が設定
される。
【0097】元画像物20の1画素分の元画像データ
は、コード変換部11でCMY各色別の濃淡階調にコー
ド化される。この実施の形態では、シアン(C)の濃淡
階調のコード化は、コード変換テーブル12の一方の部
分領域C1に相当するテーブルだけを参照して行う。即
ち、この実施の形態では前述した部分領域C2がなく、
単一の色領域Cだけを用いるため、1画素の元画像デー
タのシアン色は、7階調(7色)でコード化されること
になる。尚、M,Yについても同様に7階調でコード化
される。
【0098】各ブロックの縁部には1画素分づつ同期タ
イミングデータBDが枠形成される。また、この1ブロ
ックの縦方向中間位置(21画素目)には、主走査方向
に向けて同期タイミングデータBD5が設けられる。同
期タイミングデータBD5は、1画素づつ間隔をおいて
設けられる。これら同期タイミングデータBDは、同期
タイミング生成部13によって、コード化メモリ展開さ
れているカラーコードに前記配置で設けられる。尚、こ
れら同期タイミングデータBDは、前述の実施の形態と
同様に、カラーコードで用いない黒色を使用する。
【0099】上記カラー2次元コードが印刷された印刷
用紙25を用いた復元画像データの作成を説明する。読
取部2は、1走査でこの1ブロック(横401画素×縦
41画素)全域を読み取るスキャナを用いる。即ち、縦
41画素を同時に読み取り、これを横方向に主走査して
いくシリアルスキャナが用いられる。
【0100】この読取部2での読み取り時、同期部2a
は同期タイミングデータBD1によって、ブロックの開
始の同期が得られ、同時に同期タイミングデータBD
2,3によってブロックの縦(副走査)の範囲を得るこ
とができる。続いて、CMYの各カラーコードを(横方
向)主走査方向に読み取っていく。このとき、この1ブ
ロックには主走査方向に1画素づつ間隔をおいて同期タ
イミングデータBD5が設けられているため、同期部2
aは、この同期タイミングデータBD5を読み取る毎に
同期を得ることができるようになる。また、主走査の終
端位置は、再度、同期タイミングデータBD4によって
得ることができる。これによって、この1ブロックにお
けるカラーコードの読み取りを正確に行えるようにな
る。
【0101】この実施の形態では、元画像データの1画
素の色領域CMYをそれぞれ分割することなく1画素で
設ける構成にしたが、前述した実施の形態同様に、上下
に所定ドット数づつ2分割して(例えば前記色領域CM
Yをそれぞれ部分領域C1,C2〜Y1,Y2とする)
設けてもよい。
【0102】また、図15は、上記構成の変形例であ
る。(a)に示すように、1ブロックの上下に設けられ
る同期タイミングデータBD6,7は、主走査方向に1
画素づつ間隔をおいて設ける。上部の同期タイミングデ
ータBD6と下部の同期タイミングデータBD7は主走
査方向に対し交互に配置されている。この同期タイミン
グデータBD6,7によってブロックの縦(副走査)の
範囲を得ることができ、同時にこの同期タイミングデー
タBD6,7を読み取る毎に同期を得ることができるよ
うになる。そして、この同期タイミングデータBD6,
7は黒画素部分が交互に配置されており、元画像データ
の印刷された元画像物20(印刷用紙)が読取部2に対
して斜行していると、副走査方向での相対位置のずれか
ら斜行の程度を算出することができ、よって斜行を補正
することができる。
【0103】(b)に示すのは、上記エラー訂正部14
によって作成されるエラー訂正用のデータの格納領域を
示す図である。図示のように、1ブロック内の色領域の
後段(各1ラインの主走査方向の後段)には、この1ラ
インの色領域で作成されるエラー訂正用のデータを格納
する。図示の例では、1ブロックの1/4程度後ろがエ
ラー訂正コードの格納領域ERとなっている。エラー訂
正部14は、例えばカラー2次元コードが10画素分作
成される毎に1つのエラー訂正符号を作成し、エラー訂
正領域ERの1画素目から順に格納していく。
【0104】復元画像物30作成時におけるエラー訂正
処理は、所定画素数のカラー2次元コードと、これに対
応してエラー訂正領域ERから読み出したエラー訂正コ
ードに基づきエラー訂正計算を行い、読み取りエラーを
判断する。上記例の場合、色領域の当初10画素分のカ
ラー2次元コードによって前述した前記訂正用演算を行
い、エラー訂正領域ERの1画素目のエラー訂正符号と
の一致判別を行い、前記同様にエラー訂正処理を実行す
る。
【0105】次に、本発明のカラー2次元コードの作
成、復元装置の第4の実施形態を説明する。図3に示す
処理手段3のデータ入力部6には、所定ビットの入力デ
ータが連続的に入力される。図16(a)は、この入力
データを示す図である。例えば、この入力データは、C
MY各色の画像データとされ、CMYそれぞれの色の濃
度階調が5ビット(32階調の分解能)で1秒毎に連続
的に入力される。
【0106】同図(b)に示すように、処理手段3のデ
ータ入力部6は、この5ビットの入力データを3ビット
づつ区切ってコード変換部11に出力する。この3ビッ
トは、CMYの3色をそれぞれ1ビット(1画素)とし
て扱うことに相当する。同図(c)に示すように、3ビ
ットづつ区切られた入力データは、コード変換部11に
出力され変換テーブル12を用いて対応するカラーコー
ドに変換される。このカラーコードは、前記7色の色が
用いられる。
【0107】上記構成の動作を説明すると、図示のよう
に先頭の5ビットの入力データは、データ入力部6で3
ビットに区切られ、コード変換部11では、この先頭3
ビットのデータ“001”に基づき変換テーブル12
(図2に記載)のうち部分領域C1だけを参照して対応
する「黄」色のカラーコードを得る。次の3ビットの入
力データは、“101”であり「緑」のカラーコードが
得られる。
【0108】このように、入力データが連続して入力さ
れる場合であっても、この入力データのビット数にかか
わらず3ビットで区切りカラーコードに変換することに
より、前記実施例同様に、このカラーコードを印刷用紙
25上に印刷していくことができる。印刷部4では、主
走査で1ラインのカラーコードが形成された後、副走査
されることにより、印刷用紙25上には2次元のカラー
コードが印刷されることになる。
【0109】上記2次元カラーコードが印刷された印刷
用紙25は、読取部2で読み取り処理手段で前記各実施
例同様に復元処理されることにより、入力データを復元
した復元データを得ることができるようになる。
【0110】また、この例では、カラーコードの読み取
り誤差が生じぬようにシアン・マゼンタ・イエローの3
原色に対してそれぞれ2階調の表現力しかもたせない構
成としたが、スキャナ等の精度に応じて更に多階調の色
でカラーコードを表現させることもできる。例えば各色
4階調の表現力をもたせたときには入力データを区切る
ビット数は6ビットになる。
【0111】次に、本発明のカラー2次元コードの作
成、復元装置の第5の実施形態を説明する。前記各実施
形態では、画像の保存及び復元を目的にカラー2次元コ
ードを作成するものとして説明したが、この保存及び復
元対象は、画像に限るものではない。この実施の形態で
は、音声の保存及び復元にカラー2次元コードを用いる
例を説明する。
【0112】まず、元音声データに基づくカラー2次元
コードの作成について説明する。図3に示す処理手段3
のデータ入力部6には、元音声データが入力される。デ
ータ入力部6は、マイク入力及びライン入力部を備え、
各種音源が入力される。また、データ入力部6はA/D
変換部を有しアナログ入力をディジタル変換する。
【0113】図17は、この実施形態による音声データ
に基づくカラー2次元コード作成のフローチャートであ
る。データ入力部6は、入力される音源別に予めサンプ
リング周波数を複数設定可能であり、このサンプリング
周波数に応じたレートで元音声データがサンプリングさ
れ(SP80)、各サンプリングデータは記憶部7の音
声メモリ領域に順次格納される(SP81)。元音声デ
ータの入力期間は、このサンプリング周波数と、印刷用
紙25の大きさに基づく期間に設定される(SP8
2)。
【0114】色変換部8、画像処理部10は、作動させ
ず通過処理する。コード変換部11は、変換テーブル1
2を参照して入力されるサンプリングデータを対応する
2次元カラーコードに変換する。変換テーブル12は、
図2に示すように、サンプリングデータのデータ値に基
づいて48階調の色の組み合わせを指定する。これによ
り、各サンプリングデータは1画素を2分割した部分領
域C1,C2(シアン色)の色の組み合わせに変換され
る。変換後のカラー2次元コードは、記憶部7のコード
化メモリ領域に格納される(SP83)。
【0115】エラー訂正部14は、所定数のカラー2次
元コード毎にエラー訂正符号を付加してコード化メモリ
領域に付加する。データ処理部15は、このカラー2次
元コードを、印刷部4のドット構成に適合させて出力す
る(SP84)。印刷部4は、所定大きさの印刷用紙2
5上にカラー2次元コードを印刷する。上記の構成及び
動作で所定時間の元音声データは、カラー2次元コード
として印刷用紙25上に印刷され保管することができ
る。このカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25
は、全体の剛性を持たせるために厚紙で構成してもよ
い。
【0116】次に、印刷用紙25を用いた復元音声デー
タの作成について説明する。図18は、カラー2次元コ
ードに基づく復元音声データ作成のフローチャートであ
る。まず、カラー2次元コードが印刷された印刷用紙2
5を読取部2にセットし、読取部2で読み取らせる(S
P90)。この読取は印刷用紙25全体を読み取るまで
継続される(SP91)。カラー2次元コードは、デー
タ入力部6にN画素ラインづつRGB入力され、色変換
部8でRGBからCMYに色変換される。そして、画像
処理部10で所定の画像処理が施された後、コード変換
部11で1画素づつ対応するデータ値に変換される(S
P92)。このとき、変換テーブル12は逆変換で使用
する。
【0117】複数画素で得られたデータ値は、エラー訂
正部14でエラー訂正された後、データ出力部15で対
応するアナログ信号に変換され、復元音声データとして
外部出力される(SP93)。復元音声データは増幅器
及びスピーカによって音声出力される。
【0118】この実施の形態で説明したように、本発明
のカラー2次元コードの作成、復元装置1は、コード化
の対象が画像データのみならず音声データも同様に扱う
ことができるものである。
【0119】
【発明の効果】本発明のカラー2次元コードによれば、
従来からある2次元のコードよりも多くの情報をコード
化できるように2次元でかつカラーを使用したバーコー
ドを作成または復元できる。よって、このカラー2次元
コードによれば、印刷される印刷用紙を大きくせずとも
より大容量のデータを印刷保存することができるように
なる。これは、各色領域をさらに2分割した部分領域で
構成し、この部分領域で色を組み合わせる構成とするこ
とにより、さらに大容量のデータをコード化できること
になる。
【0120】なお、上述した実施の形態においては記録
媒体として印刷用紙を用いていたが、その材質は紙に限
るものではなく、プラスティックシートや樹脂フィルム
や布など画像形成可能な公知のものが用いられてよい。
また、記録部としても、サーマルヘッド方式を用いた印
刷部を例に説明したが、これに限ることなくインクジェ
ットやその他の公知の記録方式の技術が用いられてよ
い。
【0121】本発明の方法及び装置によれば、元画像物
の1画素の元画像データのシアン、マゼンタ、イエロー
の各濃淡階調を読み取り、濃淡階調に対応する色のコー
ドを1画素中に3つ設けられる各色別の色領域に配置
し、印刷部で印刷用紙に印刷する構成であるため、数十
階調であれば元画像物と同じ大きさの印刷用紙に、この
元画像物全体の元画像データをカラー2次元コードとし
て印刷、保管することができるようになる。元画像物の
画像内容は印刷用紙で保管できるため、この元画像物が
汚損しても印刷用紙を用いて元画像物に相当する復元画
像物を得ることができる。また、元画像物の画像内容が
カラー2次元データに置き換えられるから、印刷用紙を
見ただけでは元画像物の画像内容を知ることができない
状態にでき、元画像物の機密保持用として用いることも
できる。また、入力されるデータを前記3つの色領域に
対応した3ビットづつ区切る構成とすれば、この入力デ
ータが連続入力される形態に対応でき、音声データ等多
種のデータに基づきカラー2次元コードを作成すること
ができるようになる。復元装置は、作成装置でカラー2
次元コードを作成した処理と逆の処理を行うだけで復元
画像データや、復元音声データを得ることができるた
め、これら作成装置と復元装置は、同一機で共用化して
構成することができる。そして、上記のようにして印刷
用紙上に印刷されるカラー2次元コードには、同期タイ
ミングデータを設けたり、エラー訂正コードを設けるこ
とにより読取部での読み取りを正確かつ安定して行える
ようになる。
【0122】また、入力データのデータ内容とカラーコ
ードとの関係は予め変換テーブルに記憶しておくと、コ
ード変換部が変換テーブルを参照するだけでカラーコー
ドを作成できる。入力データが画像データであるときに
は、この変換テーブルは、入力されたシアン、マゼン
タ、イエローの各色の濃淡階調に基づくカラーコードを
指定してカラー2次元コードを作成し、カラー2次元コ
ードから復元画像データを得るときにはこれの逆変換を
行って各色の濃淡階調が容易に得られる。同様に、入力
データが音声データであってもサンプリング後のデータ
値に対応する形の変換テーブルを設けるだけで、カラー
2次元コードの作成及びカラー2次元コードに基づく復
元音声データの作成を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー2次元コードの実施の形態を示
す図。
【図2】カラー2次元コードの2つの部分領域に印刷さ
れる色の組み合わせを示す図。
【図3】本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置
を示すブロック図。
【図4】元画像物を示す図。(a)は、元画像物の全体
図。(b)は、元画像物の1画素を示す拡大図。
【図5】印刷用紙を示す図。(a)は、印刷用紙の全体
図。(b)は、印刷用紙の1コードを示す拡大図。
【図6】本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置
の構成例を示す図。(a)は、全体構成を示す図。
(b)は、他の構成例である読取印刷装置を示す図。
【図7】本装置によるカラー2次元コード作成の基本動
作を示すフローチャート。
【図8】色変換処理の色変換処理を示すフローチャー
ト。
【図9】コード変換部のコード変換処理を示すフローチ
ャート。
【図10】データ出力部のデータ出力処理を示すフロー
チャート。
【図11】本装置による復元画像データ作成の基本動作
を示すフローチャート。
【図12】コード変換部のコード変換処理を示すフロー
チャート。
【図13】データ出力部のデータ出力処理を示すフロー
チャート。
【図14】他の実施形態のカラー2次元コードの印刷例
を示す図。(a)は、カラー2次元コードが印刷された
印刷用紙を示す図。(b)は、同カラー2次元コードの
1ブロックを示す図。(c)は、同1ブロックの拡大
図。(d)は、画素のドット構成を示す図。
【図15】(a)は、同カラー2次元コードの1ブロッ
クを示す図。(b)は、同1ブロックの拡大図。
【図16】他の実施形態のデータ変換状態を示す図。
(a)は、連続入力する入力データを示す図。(b)
は、入力データを区切った状態を示す図。(c)は、入
力データ変換後のカラーコードを示す図。
【図17】他の実施形態における音声データからカラー
2次元コードを作成するフローチャート。
【図18】復元音声データ作成のフローチャート。
【符号の説明】
1…カラー2次元コードの作成、復元装置、2…読取
部、2a…同期部、3…処理手段、4…印刷部、6…デ
ータ入力部、7…記憶部、8…色変換部、10…画像処
理部、11…コード変換部、12…変換テーブル、13
…同期タイミング生成部、14…エラー訂正部、15…
データ出力部、18…操作部、19…表示部、20…元
画像物、25…印刷用紙、30…復元画像物。C…シア
ンの色領域、C1,C2…シアンの部分領域、M…マゼ
ンタの色領域、M1,M2…マゼンタの部分領域、Y…
イエローの色領域、Y1,Y2…イエローの部分領域、
BKタイミング領域、BD…同期タイミングデータ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/016 G06K 7/016 Z 7/10 7/10 P

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをそのデータに対応するカラーコ
    ードにより表現する色領域を有し、 複数のデータに対応して複数の前記色領域を縦横方向に
    2次元的に配置してなることを特徴とするカラー2次元
    コード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー2次元コードであ
    って、 前記カラー2次元コードを読み取るときに同期をとる基
    準となる同期タイミングデータを有し、 前記同期タイミングデータは色領域を表現するコードと
    して使用されない色により形成されるカラー2次元コー
    ド。
  3. 【請求項3】 シアン、マゼンタ、イエローの3原色に
    対応する3つの色領域で1つの画素データがカラーコー
    ド化して設けられ、 前記各色領域はそれぞれ複数分割された部分領域で構成
    され、各部分領域には前記3原色の組み合わせで得られ
    る複数色のうちの1色がそれぞれ配置され、 前記部分領域に配置された色の組み合わせと、3つの色
    領域の組み合わせにより前記1つの画素データを表現す
    ることを特徴とするカラー2次元コード。
  4. 【請求項4】 元画像物の元画像データが入力される第
    1ステップと、 前記元画像データの1画素をシアン、マゼンタ、イエロ
    ーの3原色で色分解したときの各色成分の濃淡階調を算
    出する第2ステップと、 前記各色の濃淡階調を示す数値を対応する色の組み合わ
    せで表現する色領域を作成し、該色領域の1画素分の集
    合を該画素のカラーコードとする第3ステップと、 前記カラーコードを記録媒体の縦横方向に2次元的に記
    録する第4ステップとを有することを特徴とするカラー
    2次元コードの作成方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載の第4ステップで作成
    されたカラー2次元コードに基づいて復元画像データを
    得るカラー2次元コードの復元方法であって、 前記記録媒体に記録された前記1画素の各色領域を構成
    する色を読み取る第5ステップと、 前記カラーコード内の前記各色領域を構成する色の組み
    合わせにより、該各色領域における前記濃淡階調を算出
    する第6ステップと、 前記各色別に算出された前記濃淡階調に基づき、前記1
    画素中における前記3原色それぞれの前記濃淡階調を設
    定して前記復元画像データを得る第7ステップと、 前記復元画像データを記録媒体に記録して復元画像物を
    得る第8ステップと、からなるカラー2次元コードの復
    元方法。
  6. 【請求項6】 所定ビットを有する入力データが連続入
    力される第1のステップと、 前記連続入力される入力データを3ビットずつ区切る第
    2のステップと、 前記区切られた3ビットの入力データを、3原色の組み
    合わせで得られる複数色のうちの1色を用い、1画素に
    カラーコード化する第3のステップと、 前記1画素のカラーコードを連続的に入力される入力デ
    ータに対応して2次元的に複数画素配置する第4のステ
    ップと、 前記配置された前記カラー2次元コードを記録媒体に記
    録する第5のステップと、を有することを特徴とするカ
    ラー2次元コードの作成方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項6記載の第5ステップで作成
    されたカラー2次元コードに基づいて復元データを得る
    カラー2次元コードの復元方法であって、 前記記録媒体に記録された前記カラー2次元コードを順
    次読み取る第6のステップと、 各カラーコードをその色に基づき複数ビットの復元デー
    タに変換する第7のステップと、 前記順次読み取られる複数ビットの復元データを順次出
    力する第8のステップと、からなるカラー2次元コード
    の復元方法。
  8. 【請求項8】 シアン、マゼンタ、イエローの3原色を
    用いて記録を行う記録部と、 入力データをカラーコードに変換して前記記録部に出力
    する処理手段とを備えたカラー2次元コードの作成装置
    であって、 前記処理手段は、前記入力データの各画素をシアン、マ
    ゼンタ、イエローの3原色に対応する3つの色領域に分
    割してカラーコード化するコード変換部を有し、 該コード変換部は、前記入力データの内容に対応して前
    記各色領域に前記3原色の組み合わせで得られる色をそ
    れぞれ設定することにより、前記入力データを3つの色
    領域の組み合わせでカラーコード化し、これを複数の入
    力データに対応して2次元的に配置して記録部に出力す
    ることを特徴とするカラー2次元コードの作成装置。
  9. 【請求項9】 入力データをその入力データに対応する
    色により表現する色領域が、2次元的に配置されてなる
    カラー2次元コードを作成、復元する装置であって、 記録媒体にシアン、マゼンタ、イエローの3原色を用い
    て記録する記録部と、 記録媒体に記録されたシアン、マゼンタ、イエローの3
    原色を読み取る読取部と、 前記カラー2次元コードの作成時には、入力データのC
    MYの3原色に対応する3つの色領域が分割設定され、
    前記入力データの内容に対応して前記各色領域に前記3
    原色の組み合わせで得られる色をそれぞれ配置すること
    により、前記入力データを3つの色領域の組み合わせで
    カラー2次元コードを作成して記録部に出力し、 一方、カラー2次元コードに基づく前記入力データの復
    元時には、前記読取部で読み取られた3つの色領域の色
    の組み合わせに基づきデータの内容を復元して出力する
    処理手段と、を備えたことを特徴とするカラー2次元コ
    ードの作成、復元装置。
  10. 【請求項10】 元画像物上の元画像データを読み取り
    出力する読取部と、 前記元画像データの1画素に占めるシアン、マゼンタ、
    イエローの各濃淡階調をそれぞれ算出する手段と、 前記各色の濃淡階調を示す数値を対応する色の組み合わ
    せで表現する色領域を作成し、該色領域の1画素分の集
    合を該画素のカラーコードとするカラーコード作成手段
    と、 前記カラーコード作成手段で作成されたカラーコードを
    記録媒体の縦横方向に2次元的に記録する記録部と、を
    有することを特徴とするカラー2次元コードの作成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記請求項10記載の装置で作成され
    たカラー2次元コードに基づいて復元画像データを得る
    カラー2次元コードの復元装置であって、 前記記録媒体に記録された前記1画素の各色領域を構成
    する色を読み取る読取部と、 前記カラーコード内の前記各色領域を構成する色の組み
    合わせにより、該色領域における前記濃淡階調を算出す
    る手段と、 前記各色別に算出された前記濃淡階調に基づき、前記1
    画素中における前記3原色それぞれの前記濃淡階調を設
    定して前記復元画像データを得る手段と、 前記復元画像データを記録媒体に記録して復元画像物を
    得る記録部と、からなるカラー2次元コードの復元装
    置。
  12. 【請求項12】 前記請求項10記載のカラー2次元コ
    ードの作成装置と、前記請求項11記載のカラー2次元
    コードの復元装置とを備えたカラー2次元コードの作
    成、復元装置。
  13. 【請求項13】 前記カラー2次元コードに用いる色以
    外の1色が予め設定され、該カラー2次元コードを作成
    するときに同期タイミングデータを配置する同期タイミ
    ング生成部を有し、 前記読取部には、前記カラー2次元コードを読み取ると
    きに該カラー2次元コードに設けられた前記同期タイミ
    ングデータに基づき同期をとる同期部が設けられた構成
    である請求項9,12のいずれかに記載のカラー2次元
    コードの作成、復元装置。
  14. 【請求項14】 前記カラー2次元コードに用いる色以
    外の1色が予め設定され、所定画素数のカラー2次元コ
    ード毎に同期タイミングデータを配置する同期タイミン
    グ生成部を有し、 前記読取部には、前記カラー2次元コードの読み取り時
    に前記所定画素数毎に記録された同期タイミングデータ
    に基づき同期をとる同期部が設けられた構成である請求
    項9,12のいずれかに記載のカラー2次元コードの作
    成、復元装置。
  15. 【請求項15】 前記カラー2次元コードの作成時に、
    所定画素数の該カラー2次元コード作成毎に該所定画素
    数のカラー2次元コードに基づくエラー訂正計算を行い
    この計算結果に対応したエラー訂正用コードを配置し、 前記カラー2次元コードの読み取り時に、該読み取られ
    た所定画素数のカラー2次元コードに基づくエラー訂正
    計算を行い、この計算結果と前記エラー訂正コードとの
    一致判別を行い、不一致時には対応するエラー処理を行
    うエラー訂正部が設けられている請求項9,12のいず
    れかに記載のカラー2次元コードの作成装置。
  16. 【請求項16】 元画像物上の元画像データの1画素に
    占めるRGB各成分の濃淡階調を読み取り出力する読取
    部と、 前記読取部から出力されたRGB色座標系での前記濃淡
    階調をシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)の色座標
    系に色座標変換する色座標変換部と、 予めCMY各色別の濃淡階調に対応するカラーコードが
    記憶された変換テーブルと、 前記濃淡階調を前記変換テーブルを参照して対応するカ
    ラーコードに変換し、CMY各色別の色領域に配置する
    コード変換部と、 前記それぞれの色領域に配置されたカラーコードを2次
    元的に配置し記録媒体に記録する記録部と、を備えたこ
    とを特徴とするカラー2次元コードの作成装置。
  17. 【請求項17】 前記変換テーブルには、CMYの3原
    色の組み合わせで得られる複数色のカラーコードが縦横
    2列の組み合わせの形で記憶され、 前記コード変換部は、前記変換テーブルから出力された
    2色のカラーコードを対応する色領域内に2分割して配
    置する構成とされた請求項16記載のカラー2次元コー
    ドの作成装置。
  18. 【請求項18】 前記請求項16記載のカラー2次元コ
    ードの作成装置に設けられた各構成部を使用して、カラ
    ー2次元コードに基づき復元画像データを得るカラー2
    次元コードの復元装置であり、装置を前記復元用として
    使用するときにおける前記各構成部は、 前記読取部は、各色領域の色をRGB座標系で読み取り
    出力する構成であり、 前記変換テーブルは、前記色領域の色データに基づきC
    MY各色別の濃淡階調を得るものであり、 前記コード変換部は、前記変換テーブルを参照してカラ
    ー2次元コードに対応するCMY各色別の濃淡階調を出
    力し、 前記記録部は、CMY各色別濃淡階調に基づき前記復元
    画像データを記録媒体に記録する構成とされたカラー2
    次元コードの復元装置。
  19. 【請求項19】 所定ビットを有して連続入力される入
    力データを複数ビットづつ区切り、区切られた前記複数
    ビットの入力データを3原色の組み合わせで得られる複
    数色のうちの1色を用いて1画素づつ順次カラーコード
    化して2次元的に複数画素配置する処理手段と、 前記処理手段で配置された画素列のカラー2次元コード
    を記録媒体に記録する記録部と、を具備することを特徴
    とするカラー2次元コードの作成装置。
  20. 【請求項20】 前記請求項19記載の作成装置で作成
    されたカラー2次元コードに基づいて復元データを得る
    カラー2次元コードの復元装置であって、 前記記録媒体に記録された前記カラー2次元コードを順
    次読み取る読取部と、 前記読取部で読み取られた前記各カラーコードの色を、
    3原色の組み合わせから得られる対応した複数ビットの
    復元データに順次変換し、変換順に外部に連続出力する
    処理手段と、を具備するカラー2次元コードの復元装
    置。
  21. 【請求項21】 入力される音声データを所定のサンプ
    リング周波数でサンプリングするデータ入力部と、 予めサンプリングデータのデータ値に対応するカラーコ
    ードが記憶された変換テーブルと、 前記サンプリングデータを前記変換テーブルを参照して
    対応するカラーコードに変換するコード変換部と、 前記それぞれの色領域に配置された前記カラーコードを
    記録媒体に記録する記録部と、を備えたことを特徴とす
    るカラー2次元コードの作成装置。
  22. 【請求項22】 前記請求項21記載のカラー2次元コ
    ードの作成装置に設けられた各構成部を共用して、カラ
    ー2次元コードに基づき復元音声データを得るカラー2
    次元コードの復元装置であり、 前記作成されたカラー2次元コードをRGB座標系で読
    み取り出力する読取部と、 前記読取部から出力されたカラー2次元コードのデータ
    をシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)の色座標系に
    変換する色変換部とを有し、 前記コード変換部は、前記変換テーブルを参照してカラ
    ー2次元コードに対応するサンプリングデータを出力す
    る構成とされたカラー2次元コードの復元装置。
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