JP3676887B2 - カラー2次元コード及びカラー2次元コードの作成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーコード読取機能を有した記録装置やシステムでデータをコード化し記録媒体に記録して保管でき、またコード化されたデータから元のデータを復元するためのカラー2次元コードと、該カラー2次元コードの作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下の説明では、記録装置として印刷装置を使用し、記録媒体への記録は、印刷用紙への印刷を具体例として説明することとする。
従来、バーコードと呼ばれるものとしては、所定長さのバーが横一列に複数並べて設けられたものが良く知られている。これはデータを光学的読み取り装置により読み取り可能な状態で所定形式にコード化しているものであり、各々のバーの幅やバーとバーとの間のスペースの幅を変えることによりデータを表している。
また、このバーコードの情報量を増やすために以前からカラー化が考えられている。
例えば、特公昭61−217887号公報に示されるものが知られている。バーコードとして書き込み読み取り可能な色が複数になれば、それに従って同一密度で記録可能な情報量は増大する。
【0003】
一方で、情報量を増すための工夫としては2次元コードが考えられている。
2次元コードの例としては、上述したような複数のバーを横一列に並べた構成の1次元バーコードを複数段縦方向に重ねたものや、縦方向と横方向で2次元マトリクスを形成し、そのマトリクスの各々の画素の状態の組み合わせによってデータを表すものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
1次元バーコードのカラー化や、2次元コードの使用により多くの情報量をコード化できるようになってきているが、用途としては物流、製造における商品情報をコード化しその情報を利用している程度に留められている。
一方、コード化できる情報の種類としては、商品情報のように予め決められた規則に基づき英数字等から構成されるコードが付与される体系化された情報のみならず、画像情報や音声情報のようにアナログ的なデータをデジタル化しただけの体系化されない生情報も挙げられる。
【0005】
そして、後者の情報量は前者のそれに比べてはるかに多いもので、仮にフルカラーの画像データをコード化すると、コード化された印刷物は元のデータの印刷面積に対し数倍も大きな面積のものが必要になる。
また、コード化された印刷物を元のデータ印刷面積とほぼ等しくなるようにすると、コードの単位面積当たりの情報が少ないので、復元画像の解像度が著しく落ちる結果となる。
したがって、現在の方法ではバーコード化できるデータ量に限界があり、フルカラー画像データ等のコード化には対応することができない。
【0006】
このため専らコード化した印刷物を保管媒体とする方式に比して、磁気記憶等がなされたディスク等を保管媒体とする方式が汎用されている。
保管媒体の相違に応じていずれも利点及び欠点があるが、印刷物を用いたデータ保管は場所を取らず媒体自体が安価で低コスト化し易い等の利点があり、少ない面積でより多くの情報をコード化できる手法が望まれていた。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、少ない面積で多くの情報量をコード化でき、大容量のデータであっても印刷用紙を保管媒体として使用できるようになるコードと該コードの作成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のカラー2次元コードは、請求項1記載のように、シアン、マゼンタ、イエローの3原色に対応する3つの色領域で1つの画素データがカラーコード化して設けられ、
前記各色領域はそれぞれ複数分割された部分領域で構成され、各部分領域には前記3原色の組み合わせで得られる複数色のうちの1色がそれぞれ配置され、
前記部分領域に配置された色の組み合わせと、3つの色領域の組み合わせにより前記1つの画素データを表現するカラー2次元コードにおいて、
前記カラー2次元コードを読み取るときに同期をとる基準となる同期タイミングデータを有し、
前記同期タイミングデータは色領域を表現するコードとして使用されない色により形成されることを特徴としている。
【0023】
また、請求項2記載のように、元画像物上の元画像データの1画素に占めるRGB各成分の濃淡階調を読み取り出力する読取部と、
前記読取部から出力されたRGB色座標系での前記濃淡階調をシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)の色座標系に色座標変換する色座標変換部と、
予めCMY各色別の濃淡階調に対応するカラーコードが記憶された変換テーブルと、
前記濃淡階調を前記変換テーブルを参照して対応するカラーコードに変換し、CMY各色別の色領域に配置するコード変換部と、
前記それぞれの色領域に配置されたカラーコードを2次元的に配置し記録媒体に記録する記録部と、
を備え、
前記色領域を表現するコードとして使用されない色により形成され、前記カラー2次元コードを読み取るときに同期をとる基準となる同期タイミングデータを前記カラー2次元コードに付加して作成する手段を有するカラー2次元コードの作成装置において、
前記変換テーブルには、CMYの3原色の組み合わせで得られる複数色のカラーコードが縦横2列の組み合わせの形で記憶され、
前記コード変換部は、前記変換テーブルから出力された2色のカラーコードを対応する色領域内に2分割して配置する構成とすることもできる。
【0030】
読取部2は、元画像物を読み取り元画像データを出力する。処理手段3は、色変換部8でRGBからCMYへの色変換を行った後、コード変換部11に出力する。
コード変換部11は、1画素のCMYの濃淡階調を変換テーブル12を参照して対応するカラーコードを出力する。カラーコードは、CMYそれぞれの色領域を2分割した部分領域に配置される。
このカラーコードは印刷部4でコード印刷体25上に印刷され、保管される。
また、このカラーコードを用いて復元画像物を作成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のカラー2次元コードを示す図である。
ここでは、コード化するデータの種類がスキャナ等により多階調データとして読み込まれたフルカラー画像データであるとする。
図には元画像物から読み込まれた画像データの1画素分をコード化したときのコード配列の一例が示されている。したがって、元画像物の画像データを全てコード化するためには、図1に示されたカラー2次元コードが圧縮をかけない限り少なくとも画素数と同じ数だけ縦横に配列される必要がある。
【0032】
1画素分の画像データは3つの色領域シアンC,マゼンタM,イエローYで表現されており、更に各色領域はC1,C2、M1,M2、Y1,Y2として2分割された部分領域で構成されている。
これら3つの色領域は、このコードを読み取り復元画像データの1画素を得るときに用いられる各色(シアン、マゼンタ、イエロー)それぞれの階調を示している。
【0033】
これら3つの色領域には、それぞれ前記階調に対応した所定色が印刷される。この印刷によってカラー2次元コードが形成される。
例えば、シアンの色領域Cには、それぞれシアン、マゼンタ、イエローの各色の組み合わせに基づく色がコード印刷される。
【0034】
図2は、この2つの部分領域に印刷される色の組み合わせを示す図である。
この図に示すように、シアン、マゼンタ、イエローの組み合わせでは8色の色が作成できる。うち黒を除く7色(白、黄、マゼンタ、赤、シアン、緑、青)を各部分領域C1,C2、M1,M2,Y1,Y2にそれぞれ用いることとする。但し、白は印刷用紙の色(白色の紙)でありコード印刷を施さないことで得られる。
これにより、例えばシアンで2分割された部分領域C1,C2の組み合わせは7色と7色の組み合わせで49通りの組み合わせが得られる。
【0035】
図2には、C1とC2との全ての組み合わせに対して、0から48までの計49種類の番号がふってある。よって、それら任意の番号をひとつ選択することにより、C1及びC2にて印刷すべき色が一義的に特定できるようになっている。であるから、元画像物から読み込まれた多階調データのシアン成分が49階調以内で表現できるのであれば、ある画素のシアン成分の濃淡階調に対応するC1とC2との組み合わせを必ず導き出すことができる。
【0036】
例えば、元画像物の1画素の元画像データを読み取ったとき、シアン色に相当する濃淡階調が27である場合、印刷用紙上にコード印刷される部分領域C1は図2に示す組み合わせに基づき、部分領域C1は「青」で印刷され、C2は「赤」で印刷される。
同様にして、マゼンタ、イエローについても色領域M,Yによってそれぞれ48段階の濃淡階調が印刷用紙にカラーでコード印刷される。
【0037】
この印刷用紙には、元画像物をカラー2次元コード化したものが印刷されるので、この印刷用紙を用いて再度、復元画像データを得ることができるようになる。
これにより、元画像物が損失したり、褪色したりしても印刷用紙を用いて復元できるようになる。また、元画像物を周囲に知られることなく画像データの保管、輸送ができるようになる。
【0038】
印刷用紙を用いて復元画像データを得るときには、このシアンの色領域Cを読み取る。読み取り時、シアン色はC1が「青」でC2が「赤」であるから図2の組み合わせに基づき濃淡階調が27であることが判別される。
この濃淡階調=27は印刷機で復元画像データを得るときに使用されるシアン色の濃淡階調を示すことになる。
【0039】
上記1画素のコード印刷C,M,Yは、復元画像データの1画素全域でのシアン、マゼンタ、イエローの混合度合いを示している。
即ち、これらシアン、マゼンタ、イエローがそれぞれの濃淡階調で混ぜ合わされたものが復元画像データ作成時に1画素の範囲全域に画像形成されることになる。
そして、元画像物は、前記1画素単位の元画像データを複数有する集合体であるから、印刷用紙上のカラー2次元コードも図1に示した1画素を所定の配列で複数並べた集合体で構成されることになる。
【0040】
次に、本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置の第1の実施形態を説明する。
図3は、カラー2次元コードの作成、復元装置1を示すブロック図であり、元画像物からカラー2次元コードが印刷された印刷用紙を作成する。
逆に、印刷用紙のカラー2次元コードによって元画像物と同じ復元画像データを印刷する。
この装置1は、CPU及びROM,RAM等のハードウェアと、ROMに格納されCPUの動作を実行させる制御プログラム等のソフトウェアで構成される処理手段3、スキャナ等の読取部2、プリンタ等の印刷部4で大略構成される。
【0041】
読取部2を構成するスキャナは、元画像物、あるいは後述するカラー2次元コードを読み取る。ここで、カラー2次元コードは元画像物から生成されるものであり、便宜上、以下の各構成の説明では元画像物を読み取るものから順に説明する。
【0042】
図4(a)は、元画像物20を示す全体図である。この元画像物20は、文字、画像等の印刷物や、写真(カラー、モノクロ)等でなる。
読取部2は、所定の分解能を有しており、元画像物20の元画像データを読み取る。例えば、図4(b)のように読取部2で縦6dot×横8dot〔但し、12dot/mm〕を1画素として読み取り、この1画素中でのRGB(赤、緑、青)の各濃淡階調をそれぞれ読み取り、処理手段3に出力する。
元画像物20の大きさが横100mm×縦150mmであるとき、この読取部2は、横1200dot(150画素)×縦1800dot(300画素)の分解能で元画像データを読み取る。この元画像物20の総画素数は45,000画素となる。
【0043】
読取部2は、画素の横方向に1走査で数ライン同時に読み込み移動する主走査読み取りの後、元画像物20を副走査方向に移動し次のラインの主走査読み取りを行うことを繰り返す。
ここで、読取部2は、RGBそれぞれの濃淡を多段階階調で読み取れる性能を有する。
後述するがこの実施の形態では処理手段3での濃淡階調が48階調に設定され、読取部2は、この階調に対応した読取を行えるものとする。
【0044】
処理手段3のデータ入力部6には、各種形式のデータが入力され、これを装置内に取り込む処理を行う。このデータ入力部6は、読取部2から順次出力される元画像データを順次取込み、色変換部8に出力する。このとき、記憶部7の所定領域をRGB画像メモリとして一時格納用に用いる。
【0045】
色変換部8は、データ入力部6から出力されたRGBの元画像データを、CMYの色に変換処理する。
RGB(光)からCMY(色材)への変換は、汎用の変換式を用いた処理技術等で行われる。この変換処理によって、前記読取部2で読み取られた際のRGB別の濃淡階調は、CMY別の濃淡階調に置き換えられる。
この色変換時には記憶部7の所定領域が一時格納用として用いられる。
【0046】
画像処理部10は、色変換部8から出力された色の元画像データを画像処理してコード変換部11に出力する。このとき、記憶部7の所定領域を画像処理用の一時格納用に用いる。
画像処理の内容としては、元画像データの補正、補間、誤差拡散、ディザ等の各処理があり、元画像の内容に対応して適宜選択されるようになっている。
【0047】
コード変換部11は、画像処理部10から出力されたCMYの元画像データを、予め設定された変換形式でカラー2次元コードに変換する。
この変換形式は、前記図2に示したように、1画素の元画像データのCMYそれぞれについて、入力される48段階の濃淡階調を2つの部分領域の組み合わせで1つのコードとして表す。
即ち、変換テーブル12には、図2に示された変換表が記憶されている。但し図2は元画像データのうちシアンCについての変換表であるが、マゼンタ、イエローについても同様の変換表が記憶されていることになる。
【0048】
このコード変換部11で変換されたカラー2次元コードは、記憶部7の一部のコード化メモリの領域に展開される。
この展開によって、図5(b)に示すように横に各色別の濃淡階調を示す色領域CMYが形成され、各色領域は縦に2つの部分領域C1,C2,M1,M2,Y1,Y2に分割形成される。
また、このコード変換部11は、各カラー2次元コードの区切りを示す同期タイミングを出力する。
【0049】
同期タイミング生成部13は、コード変換部11から出力される同期タイミングに基づき、記憶部7に展開されたカラー2次元コードに同期タイミングデータを付加する。
この同期は、カラー2次元コードを読み取り走査したときに、複数あるカラー2次元コードの区切りを認識させるために必要となる。
ここで、1つのカラー2次元コード毎に同期タイミングを設けるときには、図5(b)に示すように、1つのカラー2次元コードの主走査方向の終わりに横2dot×縦6dotのタイミング領域BKに所定色の色を展開する。
このタイミング領域BKは、部分領域C1,C2〜Y1,Y2のライン上に連続して設けられるため、部分領域C1,C2〜Y1,Y2で用いられた色以外の色が使用される。この例では黒色を用いている。
【0050】
このタイミング領域BKは、カラー2次元コードの態様に合わせて各所に設けることができる。但し、読取部2が主走査を1ラインで行う構成であるとすれば、このカラー2次元コードを読み取るときこのカラー2次元コードの配置に沿ってタイミング領域BKを設けることになる。
【0051】
エラー訂正部14は、後述するようにエラー訂正を施す際に使用されるが、以下の説明ではエラー訂正を行わないものとし、信号を通過させるものとして説明する。エラー訂正部14の構成は後述する。
【0052】
データ出力部15は、このカラー2次元コードを処理手段3外部の各種外部機器に出力する。このため、外部機器の入力形式に変換して出力する。
前記コード変換部11で変換されたカラー2次元コードは、印刷部4に出力され図5(a)に示す印刷用紙25上にコード印刷される。従って、データ出力部15はこの印刷部4への出力時には、印刷部4の入力形式に対応した形式でカラー2次元コードを出力する。
【0053】
印刷部4は、処理手段3から出力されるカラー2次元コードを印刷用紙25に印刷していく。
この印刷部4は、例えば、図5(b)のように12dot/mmの解像度にて縦6dot×横8dotで1画素を印刷するドットプリンタで構成され、この1画素の範囲でシアンC、マゼンタM、イエローYを横2dot×縦3dotで2列(2次元)づつ印刷して1つのカラー2次元コードを作成する。また、これらCMYの印刷に連続して黒色で横2dot×縦6dotの大きさでタイミング領域BKを印刷する。
この印刷部4は、カラー2次元コードの横方向に1ライン移動する主走査印刷の後、縦方向に副走査され次のラインを主走査印刷することを繰り返す。
【0054】
したがって、この印刷部4は、横1200dot(150画素)×縦1800dot(300画素)の大きさの印刷用紙25があれば、前記元画像物20の元画像データ全てをカラー2次元コード化して印刷できる。
このときの印刷用紙25の大きさは横100mm×縦150mmとなり、元画像物20と同様の大きさである。即ち、元画像物20と同様な大きさでこの元画像物20をカラー2次元コード化した印刷用紙25が得られるようになる。尚、このときの印刷用紙25上の総コード数は45,000コードとなる。
【0055】
上記処理手段に3は、キーボード等の操作部18と、CRT等の表示部19が接続され、各種設定入力や、動作内容の表示が行えるようになっている。
【0056】
次に、カラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を使用して復元画像物30を得るための装置構成について説明する。ここで、既に前で説明した構成の説明は省略する。
カラー2次元コードが印刷された印刷用紙25は、上記読取部2で読み取られる。この読取部2には、同期部2aが設けられており前記カラー2次元コードに付加されたタイミング領域BKを読み取って読み取り走査を同期させるようになっている。
例えば、図5(b)に示すように1つのコード毎に1つのタイミング領域BKが設けられた構成のときには、各1つのコードを読み取る毎に同期させることができる。
尚、この同期によって、読み取り走査の速度の違いによる誤った読み取りを防止できる。
【0057】
読取部2から出力されたデータは、処理手段3のデータ入力部6を介し色変換部8でRGBからCMYの色に変換処理された後、画像処理部10に出力され必要に応じて画像処理される。
次に、コード変換部11は、CMY各色別に変換テーブル12を用いてカラー2次元コードに対応する濃淡階調を出力する。即ち、前記元画像物からカラー2次元コードを得る処理の時と異なり、変換テーブル12を逆変換で用いる。
この際、図5(b)に示す各色別の2つの部分領域C1とC2,M1とM2,Y1とY2の色の組み合わせに基づいて対応する濃淡階調(48階調のうちの所定階調)を得る。
【0058】
同期タイミング生成部13は、このカラー2次元コードに基づく復元画像物30の復元処理時には作動しない。
データ出力部15は、各色CMY別の濃淡階調を指定して処理手段3外部の各種外部機器に出力する。
【0059】
印刷部4は、処理手段3から出力される各色CMYの濃淡階調に基づき、印刷体上に復元画像データを印刷していく。
復元画像物30は、図4(a)に示した前記元画像物20と同様のサイズとなり、復元画像データは、同図(b)に示した1画素の集合体で構成されることになる。即ち、この復元画像物30は、元画像物20の復元物に相当する。
【0060】
上記構成による本発明のカラー2次元コード作成、復元装置1は、上記構成で元画像物20からカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を作成し、また、この印刷用紙25から復元画像物30を得るものである。そして、1枚の印刷用紙25で複数枚の復元画像物30が得られる。
【0061】
図6(a)は、上記カラー2次元コード作成、復元装置1の具体的構成例を示す図である。
読取部2は図示のスキャナ装置で構成し、印刷部4はカラープリンタで構成する。また、処理手段3はCPUを備えたパソコンで構成し前記スキャナとカラープリンタをパソコンの入出力ポートにそれぞれ接続する。
また、操作部18は図示のキーボード及びマウスで構成し、表示部19はCRTで構成する。
【0062】
また、同図(b)に示すように、読取部2と印刷部4の機能を備えた読取印刷装置28を用いることができる。
この読取印刷装置28には搬送経路が1経路だけ設けられていて、元画像物、カラー2次元コードを印刷するための印刷用紙および復元画像を印刷するための印刷用紙は全て同一の搬送経路により給紙・排紙される。
また、読取印刷装置28内部の読取部2と印刷部4はお互いに固定され、同一の走査機構で読取走査と印刷走査の両方が実現できるので、構成の簡素化を図れるようになる。
【0063】
次に、上記構成による装置の動作を詳細に説明する。
図7は、カラー2次元コードを作成する基本動作を示すフローチャートである。
読取部2の読取面に元画像物20をセットし(SP1)、読取部2をスタートさせると(SP2)、この読取部2は元画像物20を主走査方向にライン移動して読み取りを始める。
【0064】
処理手段3のデータ入力部6は、読取部2から出力されるRGBの元画像データを入力し(SP3)、記憶部7のRGB画像メモリに格納する(SP4)。
読取部2は元画像物20の最終ラインまで継続して読み取り、記憶部7には、対応してこの元画像物20の1面分の元画像データが格納される(SP5)。
【0065】
次に、色変換部8は、記憶部7に記憶されたRGBの元画像データを読み出し、RGBからCMYへの色変換を行う(SUB1)。
色変換後の元画像データは、画像処理部10で画像処理される(SUB2)。
画像処理後の元画像データは、コード変換部11でカラー2次元コードに変換される(SUB3)。
変換されたカラー2次元コードは、データ出力部15から印刷部4に出力され、印刷用紙25上にカラー2次元コードが印刷される(SUB4)。
以上の動作で元画像物20を用いてカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25が作成される。
【0066】
次に、上記各サブルーチン(SUB1〜SUB4)を説明する。
図8は、色変換部8での色変換処理を示すサブルーチン(SUB1)のフローチャートである。
色変換部8は、色変換の開始時にRGB画像メモリアドレスとCMY画像メモリアドレスを初期値(0)にセットする(SP10)。
これらRGB画像メモリ、CMY画像メモリはいずれも記憶部7の所定領域に形成されている。RGB画像メモリは読取部2で読み取った際の元画像データが記憶されており、CMY画像メモリに色変換後の元画像データが格納される。
【0067】
次に、RGB画像メモリで指定されたアドレスから1画素分の元画像データを読み出す(SP11)。
そして、この元画像データは、色変換テーブルを用いてRGBに相当するCMYの色に変換されCMY画像メモリに格納される(SP12)。
この後、RGB画像メモリアドレスとCMY画像メモリアドレスをインクリメントする(SP13)。
この後、RGB画像メモリアドレスが最終アドレスに達したか否かが判断され(SP14)、達していないときには、SP11以降の処理が継続される。
これにより、元画像物20の全域の元画像データがRGBからCMYの色に変換される。
【0068】
図9は、コード変換部11でのカラー2次元コードの作成処理を示すサブルーチン(SUB3)のフローチャートである。
コード変換部11は、コード変換開始時にCMY画像メモリアドレスとコード化メモリアドレスを初期値(0)にセットする(SP30)。
これらCMY画像メモリとコード化メモリはいずれも記憶部7の所定領域に形成されている。
【0069】
次に、CMY画像メモリで指定されたアドレスから1画素分の元画像データを読み出す(SP31)。ここで1画素はCMYの各色で形成されているため、C,M,Yについてそれぞれ個別に読み出す。
コード変換部11は、まず、読み取られたC(シアン色)の濃淡階調を変換テーブル12を用いて2色の組み合わせに変換する(図2参照)。
変換後、色領域Cの部分領域C1,C2には、濃淡階調に対応する色が割り当てられる。前述したように、例えば濃淡階調が27である場合、部分領域C1は「青」、C2は「赤」となる。
同様に、この1画素のM,Yの色についても濃淡階調に対応する色が色領域M,Yに割り当てられる。
【0070】
上記処理で元画像データの1画素がCMY各色の濃淡階調からカラー2次元コードへと変換される。
この後、カラー7次元コードには同期タイミング生成部13により同期タイミングデータが付加される(SP33)。
同期タイミングデータは、1画素のカラー2次元コードの色領域CMYの後の部分に設けられたタイミング領域BK部分に1つ黒色で付加される。
付加された後の1画素のカラー2次元コードは、コード化メモリに格納される。
【0071】
この後、CMY画像メモリアドレスとコード化メモリアドレスをインクリメントする(SP34)。
この後、CMY画像メモリアドレスが最終アドレスに達したか否かが判断され(SP35)、達していないときには、SP31以降の処理が継続される。
これにより、元画像物20の全域の元画像データがカラー2次元コードに変換処理される。
【0072】
図10は、データ出力部15でのデータ出力処理を示すサブルーチン(SUB4)のフローチャートである。
ここで、出力先の印刷部4はN画素ラインづつ印刷走査するTPH方式のカラープリンタを例に説明する。
【0073】
データ出力部15は、コード変換開始時にコード化メモリアドレスを初期値(0)にセットし、また、画素ラインNoを初期値(0)にセットする。(SP40)。
次に、コード化メモリからカラー2次元コードを読み出す。
コード化メモリには元画像物全体に相当する2次元カラーコードが展開されている。また、印刷部4は印刷する際のドット構成が予め決められている。
【0074】
例えば、図5(b)に示す横8dot×縦6dotで1画素を印刷する構成のときには、コード化メモリに展開された2次元カラーコードをこのドット構成に適合させる。
適合によって、各色の色領域CMYとタイミング領域BKは、それぞれ横2dot×縦6dotに設定される。さらに、色領域CMYはそれぞれ横2dot×縦3dotで2分割された部分領域C1,C2〜Y1,Y2に設定される。
そして、データ出力部15はドット構成が設定された2次元カラーコードを1画素づつデータ出力部15内のシリアルメモリに出力する(SP41)。
この後、コード化メモリアドレスをインクリメントする(SP42)。
【0075】
次に、シリアルメモリアドレスが前記1画素ライン終了のアドレスに達したか否かが判断され(SP43)、達していないときには、SP41以降の処理が継続される。
【0076】
次に、シリアルメモリにN画素ライン分格納されたカラー2次元コードは、印刷部4に出力される(SP43)。
ここで、印刷用紙25が図5(a)に示す大きさのときには、印刷部4はN画素ラインの印刷走査で150画素を印刷するものである。この場合、データ出力部15は、この150画素をN画素ラインとして印刷部4に出力することになる。
尚、シリアルメモリは、次のN画素ライン分のデータの入力時に前のN画素ライン分のデータ(カラー2次元コード)を印刷部4に出力する。
【0077】
上記のようにカラー2次元コードは印刷部4に対しN画素ラインづつ出力されるが、元画像物20に対応してカラーコードも所定ライン数ある。例えば図5(a)の例では縦に300画素あり300ラインとなる。
よって、データ出力部15は、最終ライン(300画素ライン目)に達したか否かを判断し(SP45)、達していないときには最終ラインに達するまでラインNoをインクリメントし(SP46)、SP41以降の処理を継続させる。
最終ラインのカラー2次元データを印刷部4に出力することにより、印刷用紙25上には元画像物20に対応したカラー2次元コードが印刷されることになる。
【0078】
次に、作成されたカラー2次元コードから復元画像データを得る動作を説明する。図11は、この復元にかかる基本動作を示すフローチャートである。
読取部2の読取面に印刷用紙25をセットし(SP50)、読取部2をスタートさせると(SP51)、この読取部2は印刷用紙25を主走査方向にライン移動してカラー2次元コードの読み取りを始める。
【0079】
処理手段3のデータ入力部6は、読取部2から出力されるRGBのカラー2次元コードを入力し(SP52)、記憶部7のRGB画像メモリに格納する(SP53)。
読取部2は印刷用紙25の最終ラインまで継続して読み取り、記憶部7には対応してこの印刷用紙25の1面分のカラー2次元コードが格納される(SP54)。
【0080】
次に、色変換部8は、記憶部7に記憶されたRGBのカラー2次元コードを読み出し、RGBからCMYへの色変換を行う(SUB1)。この色変換処理は前述した元画像物20の読み取り時と同様の処理で行われるものであり、説明を省略する。色変換後のカラー2次元コードは、CMY画像メモリに格納される。
この後、カラー2次元コードは、コード変換部11で復元画像データに変換される(SUB5)。
変換された復元画像データは印刷部4に出力され、印刷部4は印刷用紙25上に復元画像物30を印刷する(SUB6)。
以上の動作でカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を用いて復元画像物30を得ることができる。
【0081】
次に、上記各サブルーチン(SUB5,SUB6)を説明する。
図12は、コード変換部11での復元画像データの作成処理を示すサブルーチン(SUB5)のフローチャートである。
コード変換部11は、コード変換開始時にCMYメモリアドレスとディザマトリクスメモリアドレスを初期値(0)にセットする(SP60)。
これらCMYメモリとディザマトリクスメモリはいずれも記憶部7の所定領域に形成される。
【0082】
次に、CMY画像メモリで指定されたアドレスから1画素分のカラー2次元コードを読み出す(SP61)。ここで1画素はCMYの各色で形成されているため、C,M,Yについてそれぞれ個別に読み出す。
コード変換部11は、まず、C(シアン色)の各部分領域C1,C2の色をそれぞれ読み取る。そして、変換テーブル12を用いてこのシアン色の濃淡階調を得る逆変換処理を行う。例えば部分領域C1が「青」、C2が「赤」のとき、濃淡階調は27となる。
同様に、この1画素のM,Yの色についてもそれぞれ変換テーブル12を用いて逆変換して濃淡階調を得る。
上記処理で復元画像データの1画素のCMY各色の濃淡階調が得られ、ディザマトリクスメモリに格納される(SP62)。
【0083】
この後、CMY画像メモリアドレスとディザマトリクスメモリアドレスをインクリメントする(SP63)。
この後、CMY画像メモリアドレスが最終アドレスに達したか否かが判断され(SP64)、達していないときには、SP61以降の処理が継続される。
これにより、印刷用紙25上の全域のカラー2次元コードが復元画像データに変換処理される。
【0084】
図13は、データ出力部15でのデータ出力処理を示すサブルーチン(SUB6)のフローチャートである。
データ出力部15は、コード変換開始時にディザマトリクスメモリアドレスを初期値(0)にセットし、また、ラインNoを初期値(0)にセットする。(SP70)。
【0085】
次に、ディザマトリクスメモリから復元画像データを読み出す。
この読み出しは、印刷部4のドット構成(横8dot×縦6dotで1画素を印刷)適合させて行う。
そして、データ出力部15は設定されたドット構成の領域に1画素の復元画像データを出力する。このとき、復元画像データはCMY各色別にそれぞれ濃淡階調を有している。各色の階調表現は、1画素48ドット中に印字をするドット数を濃淡階調に応じて変化させることにより行う。
復元画像データは、1画素づつデータ出力部15内のシリアルメモリに格納される(SP71)。
この後、ディザマトリクスメモリアドレスをインクリメントする(SP72)。
【0086】
次に、ディザマトリクスメモリアドレスが印刷機4の主走査のN画素ラインに相当するアドレスに達したか否かが判断され(SP73)、達していないときには、SP71以降の処理が継続される。
次に、シリアルメモリにN画素ライン分格納された復元画像データは、印刷部4に出力される(SP74)。
【0087】
ここで、前述同様データ出力部15は、主走査方向に対しては150画素を1画素ラインとして出力する。副走査方向は300画素ラインとなる。
そして、データ出力部15は、最終ライン(300画素ライン目)に達したか否かを判断し(SP75)、達していないときには最終ラインに達するまでラインNoをインクリメントし(SP76)、SP71以降の処理を継続させる。
最終ラインの復元画像データを印刷部4に出力することにより、復元印刷物上にはカラー2次元コードに対応した印刷が施されることになる。
この復元画像物30は、元画像物20の元画像データを復元した復元物に相当する。
【0088】
次に、本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置の第2の実施形態を説明する。
この形態では、図3に示したコード変換部11の後段にエラー訂正部14の構成を設けて、エラー訂正処理を行う。
エラー訂正部14は、カラー2次元コードの作成時には、2次元コードに所定のエラー訂正符号を付加する。
また、復元画像物30の作成時には、エラー訂正符号に基づき復元画像データを修正する。
【0089】
カラー2次元コード作成時におけるエラー訂正符号の付加処理は、図9のフローチャートに示されている。
エラー訂正部14は、所定画素数のカラー2次元コード毎にエラー訂正計算を行い、1つのエラー訂正符号を生成する。
【0090】
例えば10画素分のカラー2次元コードが作成されコード化メモリに格納されたときに、この10画素分のカラー2次元コードのコードデータに基づき所定の訂正用演算を行いエラー訂正用のデータを得る。
このエラー訂正用のデータは、データ内容に対応する所定色のエラー訂正符号に変換され、コード化メモリの11画素目の領域に格納されるようになっている(SP38)。
そして、このエラー訂正部14は、カラー2次元コードが10画素分作成される毎に1つのエラー訂正符号が付加される。
これにより、印刷用紙25上には、10画素毎に1画素分のエラー訂正符号が印刷されることになる。
【0091】
復元画像物30作成時におけるエラー訂正処理は、図12のフローチャート内で、SP68に示されている。
エラー訂正部14は、所定画素数のカラー2次元コードと、これに対応するエラー訂正符号に基づきエラー訂正計算を行い、読み取りエラーを判断する。
上記例の場合、10画素分のカラー2次元コードによって前記訂正用演算を行い、11画素目のエラー訂正符号との一致判別を行う。
【0092】
一致している場合には、カラー2次元コードの色の読み取りが正常に行われていると判断しエラー訂正を行わない。即ち、ディザマトリクスメモリに格納されたカラー2次元コードに対する修正処理を加えない。
一方、相違している場合には、カラー2次元コードの色の読み取りが正常に行われていないと判断しエラー訂正を行う。このとき、ディザマトリクスメモリに格納されたカラー2次元コードに対して修正処理を加える。例えば、前記画像処理部10での画像処理がディザ処理を行う場合にはこのディザパターンを相違内容に応じて修正する。
【0093】
このエラー訂正符号を付加することによって、印刷用紙25が汚れた場合においても、この汚れの影響を受けずにこの印刷用紙25を用いて元画像物の画像を復元できるようになる。
【0094】
次に、本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置の第3の実施形態を説明する。
この実施形態では、前述したカラー2次元コードに付加される同期タイミングデータの配置を変更するものである。
前述の実施の形態では、元画像データの1画素に対応して作成された1画素のカラー2次元コードの終わり部分にタイミング領域BKを設ける構成としたが、この実施の形態では1画素毎にタイミング領域BKを設けるものではなく、カラーコードの領域と同期タイミングの領域とを分割して設けることとする。これによって、カラーコードは主走査方向に連続形成されることになる。
【0095】
図14(a)は、この実施の形態によるカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を示す図である。
この印刷用紙25上には、ブロック単位(1〜n)でカラーコードが印刷される。但し、この印刷用紙25上の全ブロック1〜nによって元画像データに相当するカラーコードが2次元的に配置構成されることになる。
【0096】
同図(b)は、1ブロックの構成を示し、同図(c)はそのブロックの拡大図である。この1ブロックは、横401画素×縦41画素で構成される。
また、同図(d)に示すように、1画素は横3dot×縦3dotで構成される。
そして、主走査方向(この例ではコード領域が398画素)に順に1画素づつC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の色領域が設定される。
【0097】
元画像物20の1画素分の元画像データは、コード変換部11でCMY各色別の濃淡階調にコード化される。
この実施の形態では、シアン(C)の濃淡階調のコード化は、コード変換テーブル12の一方の部分領域C1に相当するテーブルだけを参照して行う。
即ち、この実施の形態では前述した部分領域C2がなく、単一の色領域Cだけを用いるため、1画素の元画像データのシアン色は、7階調(7色)でコード化されることになる。
尚、M,Yについても同様に7階調でコード化される。
【0098】
各ブロックの縁部には1画素分づつ同期タイミングデータBDが枠形成される。
また、この1ブロックの縦方向中間位置(21画素目)には、主走査方向に向けて同期タイミングデータBD5が設けられる。
同期タイミングデータBD5は、1画素づつ間隔をおいて設けられる。
これら同期タイミングデータBDは、同期タイミング生成部13によって、コード化メモリ展開されているカラーコードに前記配置で設けられる。尚、これら同期タイミングデータBDは、前述の実施の形態と同様に、カラーコードで用いない黒色を使用する。
【0099】
上記カラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を用いた復元画像データの作成を説明する。
読取部2は、1走査でこの1ブロック(横401画素×縦41画素)全域を読み取るスキャナを用いる。即ち、縦41画素を同時に読み取り、これを横方向に主走査していくシリアルスキャナが用いられる。
【0100】
この読取部2での読み取り時、同期部2aは同期タイミングデータBD1によって、ブロックの開始の同期が得られ、同時に同期タイミングデータBD2,3によってブロックの縦(副走査)の範囲を得ることができる。
続いて、CMYの各カラーコードを(横方向)主走査方向に読み取っていく。
このとき、この1ブロックには主走査方向に1画素づつ間隔をおいて同期タイミングデータBD5が設けられているため、同期部2aは、この同期タイミングデータBD5を読み取る毎に同期を得ることができるようになる。
また、主走査の終端位置は、再度、同期タイミングデータBD4によって得ることができる。
これによって、この1ブロックにおけるカラーコードの読み取りを正確に行えるようになる。
【0101】
この実施の形態では、元画像データの1画素の色領域CMYをそれぞれ分割することなく1画素で設ける構成にしたが、前述した実施の形態同様に、上下に所定ドット数づつ2分割して(例えば前記色領域CMYをそれぞれ部分領域C1,C2〜Y1,Y2とする)設けてもよい。
【0102】
また、図15は、上記構成の変形例である。
(a)に示すように、1ブロックの上下に設けられる同期タイミングデータBD6,7は、主走査方向に1画素づつ間隔をおいて設ける。上部の同期タイミングデータBD6と下部の同期タイミングデータBD7は主走査方向に対し交互に配置されている。
この同期タイミングデータBD6,7によってブロックの縦(副走査)の範囲を得ることができ、同時にこの同期タイミングデータBD6,7を読み取る毎に同期を得ることができるようになる。
そして、この同期タイミングデータBD6,7は黒画素部分が交互に配置されており、元画像データの印刷された元画像物20(印刷用紙)が読取部2に対して斜行していると、副走査方向での相対位置のずれから斜行の程度を算出することができ、よって斜行を補正することができる。
【0103】
(b)に示すのは、上記エラー訂正部14によって作成されるエラー訂正用のデータの格納領域を示す図である。
図示のように、1ブロック内の色領域の後段(各1ラインの主走査方向の後段)には、この1ラインの色領域で作成されるエラー訂正用のデータを格納する。
図示の例では、1ブロックの1/4程度後ろがエラー訂正コードの格納領域ERとなっている。
エラー訂正部14は、例えばカラー2次元コードが10画素分作成される毎に1つのエラー訂正符号を作成し、エラー訂正領域ERの1画素目から順に格納していく。
【0104】
復元画像物30作成時におけるエラー訂正処理は、所定画素数のカラー2次元コードと、これに対応してエラー訂正領域ERから読み出したエラー訂正コードに基づきエラー訂正計算を行い、読み取りエラーを判断する。
上記例の場合、色領域の当初10画素分のカラー2次元コードによって前述した前記訂正用演算を行い、エラー訂正領域ERの1画素目のエラー訂正符号との一致判別を行い、前記同様にエラー訂正処理を実行する。
【0105】
次に、本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置の第4の実施形態を説明する。
図3に示す処理手段3のデータ入力部6には、所定ビットの入力データが連続的に入力される。図16(a)は、この入力データを示す図である。
例えば、この入力データは、CMY各色の画像データとされ、CMYそれぞれの色の濃度階調が5ビット(32階調の分解能)で1秒毎に連続的に入力される。
【0106】
同図(b)に示すように、処理手段3のデータ入力部6は、この5ビットの入力データを3ビットづつ区切ってコード変換部11に出力する。
この3ビットは、CMYの3色をそれぞれ1ビット(1画素)として扱うことに相当する。
同図(c)に示すように、3ビットづつ区切られた入力データは、コード変換部11に出力され変換テーブル12を用いて対応するカラーコードに変換される。このカラーコードは、前記7色の色が用いられる。
【0107】
上記構成の動作を説明すると、図示のように先頭の5ビットの入力データは、データ入力部6で3ビットに区切られ、コード変換部11では、この先頭3ビットのデータ“001”に基づき変換テーブル12(図2に記載)のうち部分領域C1だけを参照して対応する「黄」色のカラーコードを得る。
次の3ビットの入力データは、“101”であり「緑」のカラーコードが得られる。
【0108】
このように、入力データが連続して入力される場合であっても、この入力データのビット数にかかわらず3ビットで区切りカラーコードに変換することにより、前記実施例同様に、このカラーコードを印刷用紙25上に印刷していくことができる。
印刷部4では、主走査で1ラインのカラーコードが形成された後、副走査されることにより、印刷用紙25上には2次元のカラーコードが印刷されることになる。
【0109】
上記2次元カラーコードが印刷された印刷用紙25は、読取部2で読み取り処理手段で前記各実施例同様に復元処理されることにより、入力データを復元した復元データを得ることができるようになる。
【0110】
また、この例では、カラーコードの読み取り誤差が生じぬようにシアン・マゼンタ・イエローの3原色に対してそれぞれ2階調の表現力しかもたせない構成としたが、スキャナ等の精度に応じて更に多階調の色でカラーコードを表現させることもできる。例えば各色4階調の表現力をもたせたときには入力データを区切るビット数は6ビットになる。
【0111】
次に、本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置の第5の実施形態を説明する。
前記各実施形態では、画像の保存及び復元を目的にカラー2次元コードを作成するものとして説明したが、この保存及び復元対象は、画像に限るものではない。
この実施の形態では、音声の保存及び復元にカラー2次元コードを用いる例を説明する。
【0112】
まず、元音声データに基づくカラー2次元コードの作成について説明する。
図3に示す処理手段3のデータ入力部6には、元音声データが入力される。
データ入力部6は、マイク入力及びライン入力部を備え、各種音源が入力される。
また、データ入力部6はA/D変換部を有しアナログ入力をディジタル変換する。
【0113】
図17は、この実施形態による音声データに基づくカラー2次元コード作成のフローチャートである。
データ入力部6は、入力される音源別に予めサンプリング周波数を複数設定可能であり、このサンプリング周波数に応じたレートで元音声データがサンプリングされ(SP80)、各サンプリングデータは記憶部7の音声メモリ領域に順次格納される(SP81)。
元音声データの入力期間は、このサンプリング周波数と、印刷用紙25の大きさに基づく期間に設定される(SP82)。
【0114】
色変換部8、画像処理部10は、作動させず通過処理する。
コード変換部11は、変換テーブル12を参照して入力されるサンプリングデータを対応する2次元カラーコードに変換する。
変換テーブル12は、図2に示すように、サンプリングデータのデータ値に基づいて48階調の色の組み合わせを指定する。
これにより、各サンプリングデータは1画素を2分割した部分領域C1,C2(シアン色)の色の組み合わせに変換される。
変換後のカラー2次元コードは、記憶部7のコード化メモリ領域に格納される(SP83)。
【0115】
エラー訂正部14は、所定数のカラー2次元コード毎にエラー訂正符号を付加してコード化メモリ領域に付加する。
データ処理部15は、このカラー2次元コードを、印刷部4のドット構成に適合させて出力する(SP84)。
印刷部4は、所定大きさの印刷用紙25上にカラー2次元コードを印刷する。
上記の構成及び動作で所定時間の元音声データは、カラー2次元コードとして印刷用紙25上に印刷され保管することができる。
このカラー2次元コードが印刷された印刷用紙25は、全体の剛性を持たせるために厚紙で構成してもよい。
【0116】
次に、印刷用紙25を用いた復元音声データの作成について説明する。
図18は、カラー2次元コードに基づく復元音声データ作成のフローチャートである。
まず、カラー2次元コードが印刷された印刷用紙25を読取部2にセットし、読取部2で読み取らせる(SP90)。この読取は印刷用紙25全体を読み取るまで継続される(SP91)。
カラー2次元コードは、データ入力部6にN画素ラインづつRGB入力され、色変換部8でRGBからCMYに色変換される。
そして、画像処理部10で所定の画像処理が施された後、コード変換部11で1画素づつ対応するデータ値に変換される(SP92)。このとき、変換テーブル12は逆変換で使用する。
【0117】
複数画素で得られたデータ値は、エラー訂正部14でエラー訂正された後、データ出力部15で対応するアナログ信号に変換され、復元音声データとして外部出力される(SP93)。
復元音声データは増幅器及びスピーカによって音声出力される。
【0118】
この実施の形態で説明したように、本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置1は、コード化の対象が画像データのみならず音声データも同様に扱うことができるものである。
【0119】
【発明の効果】
本発明のカラー2次元コードによれば、従来からある2次元のコードよりも多くの情報をコード化できるように2次元でかつカラーを使用したバーコードを作成または復元できる。
よって、このカラー2次元コードによれば、印刷される印刷用紙を大きくせずともより大容量のデータを印刷保存することができるようになる。
これは、各色領域をさらに2分割した部分領域で構成し、この部分領域で色を組み合わせる構成とすることにより、さらに大容量のデータをコード化できることになる。
【0120】
なお、上述した実施の形態においては記録媒体として印刷用紙を用いていたが、その材質は紙に限るものではなく、プラスティックシートや樹脂フィルムや布など画像形成可能な公知のものが用いられてよい。また、記録部としても、サーマルヘッド方式を用いた印刷部を例に説明したが、これに限ることなくインクジェットやその他の公知の記録方式の技術が用いられてよい。
【0121】
本発明の方法及び装置によれば、元画像物の1画素の元画像データのシアン、マゼンタ、イエローの各濃淡階調を読み取り、濃淡階調に対応する色のコードを1画素中に3つ設けられる各色別の色領域に配置し、印刷部で印刷用紙に印刷する構成であるため、数十階調であれば元画像物と同じ大きさの印刷用紙に、この元画像物全体の元画像データをカラー2次元コードとして印刷、保管することができるようになる。
元画像物の画像内容は印刷用紙で保管できるため、この元画像物が汚損しても印刷用紙を用いて元画像物に相当する復元画像物を得ることができる。
また、元画像物の画像内容がカラー2次元データに置き換えられるから、印刷用紙を見ただけでは元画像物の画像内容を知ることができない状態にでき、元画像物の機密保持用として用いることもできる。
また、入力されるデータを前記3つの色領域に対応した3ビットづつ区切る構成とすれば、この入力データが連続入力される形態に対応でき、音声データ等多種のデータに基づきカラー2次元コードを作成することができるようになる。
復元装置は、作成装置でカラー2次元コードを作成した処理と逆の処理を行うだけで復元画像データや、復元音声データを得ることができるため、これら作成装置と復元装置は、同一機で共用化して構成することができる。
そして、上記のようにして印刷用紙上に印刷されるカラー2次元コードには、同期タイミングデータを設けたり、エラー訂正コードを設けることにより読取部での読み取りを正確かつ安定して行えるようになる。
【0122】
また、入力データのデータ内容とカラーコードとの関係は予め変換テーブルに記憶しておくと、コード変換部が変換テーブルを参照するだけでカラーコードを作成できる。
入力データが画像データであるときには、この変換テーブルは、入力されたシアン、マゼンタ、イエローの各色の濃淡階調に基づくカラーコードを指定してカラー2次元コードを作成し、カラー2次元コードから復元画像データを得るときにはこれの逆変換を行って各色の濃淡階調が容易に得られる。
同様に、入力データが音声データであってもサンプリング後のデータ値に対応する形の変換テーブルを設けるだけで、カラー2次元コードの作成及びカラー2次元コードに基づく復元音声データの作成を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー2次元コードの実施の形態を示す図。
【図2】カラー2次元コードの2つの部分領域に印刷される色の組み合わせを示す図。
【図3】本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置を示すブロック図。
【図4】元画像物を示す図。
(a)は、元画像物の全体図。
(b)は、元画像物の1画素を示す拡大図。
【図5】印刷用紙を示す図。
(a)は、印刷用紙の全体図。
(b)は、印刷用紙の1コードを示す拡大図。
【図6】本発明のカラー2次元コードの作成、復元装置の構成例を示す図。
(a)は、全体構成を示す図。
(b)は、他の構成例である読取印刷装置を示す図。
【図7】本装置によるカラー2次元コード作成の基本動作を示すフローチャート。
【図8】色変換処理の色変換処理を示すフローチャート。
【図9】コード変換部のコード変換処理を示すフローチャート。
【図10】データ出力部のデータ出力処理を示すフローチャート。
【図11】本装置による復元画像データ作成の基本動作を示すフローチャート。
【図12】コード変換部のコード変換処理を示すフローチャート。
【図13】データ出力部のデータ出力処理を示すフローチャート。
【図14】他の実施形態のカラー2次元コードの印刷例を示す図。
(a)は、カラー2次元コードが印刷された印刷用紙を示す図。
(b)は、同カラー2次元コードの1ブロックを示す図。
(c)は、同1ブロックの拡大図。
(d)は、画素のドット構成を示す図。
【図15】(a)は、同カラー2次元コードの1ブロックを示す図。
(b)は、同1ブロックの拡大図。
【図16】他の実施形態のデータ変換状態を示す図。
(a)は、連続入力する入力データを示す図。
(b)は、入力データを区切った状態を示す図。
(c)は、入力データ変換後のカラーコードを示す図。
【図17】他の実施形態における音声データからカラー2次元コードを作成するフローチャート。
【図18】復元音声データ作成のフローチャート。
【符号の説明】
1…カラー2次元コードの作成、復元装置、2…読取部、2a…同期部、3…処理手段、4…印刷部、6…データ入力部、7…記憶部、8…色変換部、10…画像処理部、11…コード変換部、12…変換テーブル、13…同期タイミング生成部、14…エラー訂正部、15…データ出力部、18…操作部、19…表示部、20…元画像物、25…印刷用紙、30…復元画像物。C…シアンの色領域、C1,C2…シアンの部分領域、M…マゼンタの色領域、M1,M2…マゼンタの部分領域、Y…イエローの色領域、Y1,Y2…イエローの部分領域、BKタイミング領域、BD…同期タイミングデータ。
Claims (2)
- シアン、マゼンタ、イエローの3原色に対応する3つの色領域で1つの画素データがカラーコード化して設けられ、
前記各色領域はそれぞれ複数分割された部分領域で構成され、各部分領域には前記3原色の組み合わせで得られる複数色のうちの1色がそれぞれ配置され、
前記部分領域に配置された色の組み合わせと、3つの色領域の組み合わせにより前記1つの画素データを表現するカラー2次元コードにおいて、
前記カラー2次元コードを読み取るときに同期をとる基準となる同期タイミングデータを有し、
前記同期タイミングデータは色領域を表現するコードとして使用されない色により形成されることを特徴とするカラー2次元コード。 - 元画像物上の元画像データの1画素に占めるRGB各成分の濃淡階調を読み取り出力する読取部と、
前記読取部から出力されたRGB色座標系での前記濃淡階調をシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)の色座標系に色座標変換する色座標変換部と、
予めCMY各色別の濃淡階調に対応するカラーコードが記憶された変換テーブルと、
前記濃淡階調を前記変換テーブルを参照して対応するカラーコードに変換し、CMY各色別の色領域に配置するコード変換部と、
前記それぞれの色領域に配置されたカラーコードを2次元的に配置し記録媒体に記録する記録部と、
を備え、
前記色領域を表現するコードとして使用されない色により形成され、前記カラー2次元コードを読み取るときに同期をとる基準となる同期タイミングデータを前記カラー2次元コードに付加して作成する手段を有するカラー2次元コードの作成装置において、
前記変換テーブルには、CMYの3原色の組み合わせで得られる複数色のカラーコードが縦横2列の組み合わせの形で記憶され、
前記コード変換部は、前記変換テーブルから出力された2色のカラーコードを対応する色領域内に2分割して配置する構成とされたカラー2次元コードの作成装置。
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