JPH10512792A - 患者エアウェイ咬合ブロック - Google Patents
患者エアウェイ咬合ブロックInfo
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Abstract
(57)【要約】
喉頭マスクエアウェイと併用する患者エアウェイ咬合ブロック(1)であって、患者口腔内の片側への装着時に患者の切歯を離れた状態に保持するための上側非切歯契合表面(6)と下側非切歯契合面(7)とを備えるとともに、前記咬合ブロックの着脱のための把手(3)を備える患者エアウェイ咬合ブロック。
Description
【発明の詳細な説明】
患者エアウェイ咬合ブロック
関連出願の相互参照
この出願は1995年11月14日提出の特許願第08/557,235号の
一部継続出願である。
発明の背景
この発明は患者エアウェイ咬合ブロックに関し、より詳しくは、喉頭マスクウ
ェイ(LMA)、口腔気管内管、および同様の患者エアウェイと共に用いる咬合
ブロックに関する。
全身麻酔を受けている患者は十分な空気吸入呼出を確実にするために一般に気
道の確保を受ける必要がある。その目的は患者の顔マスクまたは気管内管の代わ
りにLMAを用いることによって達成されることが多い。LMAは咽頭喉頭部の
後部で喉頭に嵌まるカフ付き円板状末端部と気管内管と相似の形状の基部とを備
える。LMAは麻酔を受けている患者に手探りで挿入され、引出し管部分は口の
中心線に配置される。
麻酔中の患者に対するLMAの使用はいくつかの深刻な問題を伴う。第1に、
患者がこの器具の管部分を噛んで気道を塞ぐことがあり得る。その場合、患者は
急速に血中酸素減少状態(すなわち、血中酸素レベルの低下で危険な状態)に陥
る。第2に、患者の切歯でそのように噛むことによってLMAが実際に切断され
、気道の確保ができなくなることがあり得る。第3に、麻酔中の患者は飲み込み
の反射作用を喪失してるために全身麻酔中に喉の後部に分泌物がたまりやすい。
軽度の麻酔を受けた患者または全身麻酔から覚醒中の患者においては、その分泌
物が咽頭痙縮およびそれに伴う気道閉塞の原因となる。分泌物がそのような反応
を引き起こすのは、全身麻酔の軽い段階では気道反射作用が高められるからであ
る。咽頭痙縮の治療のために、医者は正圧空気吸入呼出を施す必要があり、神経
筋遮断薬を用いて患者を一時的に麻痺させざるを得ない場合もある。咽頭喉頭部
から
分泌物を吸引することによって咽頭痙縮の発生の可能性を最小にすることもでき
る。LMAの使用には上記の問題が伴うので麻酔中の患者の歯の間には咬合ブロ
ックを挿入する必要がある。
LMAに併せて咬合ブロックを用いる場合の問題に対しては医者は従来「自前
の」解決方法に依存してきた。歯科患者用に設計された咬合ブロックは把手を備
えていないのでLMAとの併用には不向きである。麻酔中の患者の通常の咬合ブ
ロックを用いると、咽頭の後部にそれが落下してLMA除去の際に気道閉塞を引
き起こしたり食道および消化器に入り込んだりする。また、通常の歯科用咬合ブ
ロックは覚醒状態の患者用に作られているので、麻酔状態の患者が不随意的に歯
を食いしばる際にかける強大な力に耐えるだけの強度を備えていない。
慣用の口腔内エアウェイ、すなわち口腔気管内管で気道を確保した麻酔状態の
患者に用いるエアウェイも、口腔の中心線に配置されLMA管部の口からの引出
し部と競合するので、LMAとの併用には適当ではない。また、気管内管使用の
際に舌を前向きに保持するのに用いる口腔内エアウェイの後部は咽頭喉頭部内で
LMAのカフ部に突き当たるので正しく機能できない。
LMA使用中の患者に咬合ブロックを提供するために医者がこれまで採用して
きた方法には、用途を全く異にする他の製品の変形が含まれる。例えば、胃鏡検
査対象者用の咬合ガードにも咬合ブロックとしての用途が説明されている。その
製品は、(1)LMAとの併用向きに設計されなく寸法も不適であり、(2)使い捨て
でなく清浄化のための費用および他の患者への感染の問題を伴い、(3)口の中心
に配置されるものであり、(4)前歯にブリッジを施した患者にとってはその前歯
部分で器具を噛むことになるので安全でなく、(5)把手がないために患者の咽頭
部の後部に容易に落下するなどの理由で適切でない。舌押さえブレードの先端部
にガーゼを巻き付けそのガーゼをテープで留めて咬合ブロックを作ろうとした医
者もあった。この手法も、(1)器具の組立てに要する時間、(2)患者ごとに所要寸
法を判断することが困難であること、(3)ガーゼが舌押さえブレードから容易に
外れて後部咽頭喉頭部に落下すること、(4)舌押さえブレードの木部が壊れやす
いことなどからやはり満足すべき解決方法ではない。
麻酔状態の患者における気道確保のためのLMA利用に代わる手法は口腔気道
内管の利用である。この種の患者には咬合の防止または患者切歯による管切断の
防止のための器具も必要であり、その目的が慣用の口腔内エアウェイの利用によ
り達成されることが多い。しかし、口腔気管内管の挿入を受け前歯処置が堅固で
ないか切歯が強固でない患者においては、口腔内エアウェイに対する咬合がその
ように脆弱な前歯構造に損傷を生ずることがあり得る。
米国特許第4,425,911号(Luomanenほか名義)は挿入気管内管用の咬
合ブロックを開示している。その咬合ブロックはほぼ方形の断面の本体と、その
本体の外側端部でその本体に結合した面板と、その本体の片側から側方に延びた
突起とを備える。その本体は縦方向に延び中心に位置する上向きに開いたU字型
溝と、その中央溝のいずれかの側で連続的に延びる開いた側面の一対のU字型溝
とを備える。フランジに達する突起の上側表面および下側表面は本体の側面にほ
ぼ垂直に延びている。これら上側表面および下側表面にはリッジまたは段が設け
てあり、患者の犬歯、小臼歯および大臼歯と相補的に契合する形状にしてある。
しかし、このLuomanenほかの咬合ブロックには数多くの欠点がある。特に、上
側と下側の歯接触面のなす角度が顎をできるだけ広く開けるようにはなっている
ことである。そのために、このLuomanenほかの咬合ブロックはLMA挿入を補助
するように機能することができない。また、このLuomanenほかの器具の面板は、
例えばこの面板にかかった圧力でこの器具が後部向きに押され切歯を損傷するな
どにより切歯または唇に負傷または損傷を生じる可能性がある。この面板はこの
器具をさらに後向きに動かす場合の妨げにもなる。さらに、このLuomanenほかの
器具は気管内管を所望位置に正確にしっかりと保持するよう設計されているが、
LMA呼吸管部分はカフ部容積の調節のために若干の動きの自由度を要する。ま
た、このLuomanenほかの器具は患者の舌が喉頭部にすべって戻ることを防止する
ように設計された一体化部分を備える。従って、患者が全身麻酔から覚醒する際
に、この器具は咽頭反射作用(すなわち、むかつき、嘔吐など)の回復の前に取
り外さなければならない。また、このLuomanenほかの器具は患者の口への挿入ま
たは患者の口からの取外しのための把手は全く備えてない。
米国特許第2,709,931号(Freedland名義)および同第2,694,
397号(Herms名義)はショック療法中の患者、癲癇患者、ほかの痙攣性症状
の患者用の口腔ガードおよび口腔プロップをそれぞれ開示している。しかし、こ
れらの器具は形状が左右対称であり従って口腔中央部を部分的に占めLMAなど
との
併用の妨げとなるので、不向きである。また、これらの器具は再使用可能であっ
て中心線上の位置に把手を備え、それがLMAなどには支障となる。さらに、患
者の歯の契合を実際に受ける部分については、顎の開きに対応する角度形成はな
されていない。
米国特許第5,009,595号(Osborn名義)は歯科患者用の口腔プロップ
を開示している。この器具は口腔内中心線からずれる動きを防ぐために側方フラ
ンジを備える。これらフランジは咬合ブロック自体から直角方向にモールドして
あり、歯茎部から離れるようには角度付けされていない。また、口腔プロップ領
域の歯の中心側の状況に歯科医が治療を施せるように舌側にはフランジを設けて
ない。さらに、器具が患者の喉頭の後部に落下しないようにするための安全策と
してデンタルフロスまたはコードを器具に通せるように孔が設けてある。
米国特許第5,174,284号(Jackson名義)は胃鏡検査など内視鏡によ
る検査を受けている覚醒状態または鎮静剤投与状態の患者用の咬合ブロックを開
示している。この咬合ブロックは実質的に口全体を覆い、従ってLMAとの併用
には全く不適である。
米国特許第1,498,219号(Williams名義)および同第2,172,9
98号(Groutほか名義)は歯科医用および歯茎マッサージャー用の口腔プロッ
プを示すものとしてここに挙げるに留める。
発明の概要
この発明は器具の上述の欠点を解消した咬合ブロックを提供する。より詳細に
述べると、この発明は喉頭マスクエアウェイ(LMA)または口腔気管内管との
併用に好適な使い捨て用咬合ブロックを提供する。
この発明によると、患者用咬合ブロックであって、後部と前部とを画するとと
もに前記患者の上下の非切歯との契合のために上側および下側非切歯契合面を有
する咬合ブロック部を含み、前記患者の口腔内の片側に嵌まった状態で前記患者
の上下の切歯を互いに離れた状態に保つ患者用咬合ブロックを提供できる。上記
咬合ブロック部からは上側および下側で側方フランジが延びて患者の口腔内中心
向きで患者の舌の方向への咬合ブロックのずれを防止しており、また、上記上側
および下側側方フランジからそれぞれ離れた上側および下側中心部フランジが上
記咬合ブロック部から延びてその患者の頬の方向への横向きの咬合ブロック部の
ずれを防止している。この咬合ブロックを患者の口腔内に挿入および除去するた
めの把手を咬合ブロックに固定してあり、口腔内への挿入状態ではその把手は口
腔から外に延びている。
また、この発明は、楔型であって後部および前部を画し上側および下側非切歯
契合面を有する咬合ブロック部を含む使い捨て用咬合ブロックをさらに提供する
。この楔形咬合ブロックは非切歯契合面を後部から前部に向かって徐々にさらに
離すような角度を有し、それによってこの咬合ブロックの患者の口腔内片側への
装着時に患者の切歯を離れた状態に保つ。この咬合ブロックは前記咬合ブロック
部から延びる少なくとも一対の互いに離れたフランジであって患者の非切歯と頬
との間および非切歯の舌側にそれぞれ嵌まる寸法のフランジをさらに備える。こ
れら一対の互いに離れたフランジはこの咬合ブロックを嵌合せ位置に保持する作
用を有する。また、この咬合ブロックは、患者の口腔内への着脱のための把手で
あって上記咬合ブロック部に固定され患者口腔内への装着時に患者の口から外に
伸びる把手を含む。
さらに、この発明は、喉頭マスクエアウェイおよび口腔気管内管の一方を含む
患者エアウェイ、すなわち患者の口腔の中心線に配置される引出管部分を有する
患者エアウェイを併用するための患者エアウェイ咬合ブロックを提供する。この
患者エアウェイ咬合ブロックは、楔型であって前記非切歯契合面を後部から前部
に向かう方向に徐々にさらに広げる角度を有しそれによって患者の口腔内の片側
への装着時に患者の切歯を互いに離れた位置に保持し患者エアウェイの引出管部
分の噛切りを防止する咬合ブロック部を含む。少なくとも一対の互いに離れたフ
ランジがこの咬合ブロック部から延び、それらフランジの寸法をその患者の非切
歯と頬との間および非切歯の下側にそれぞれ嵌まる値にし、これらフランジで前
記咬合ブロックを患者の口腔内の嵌合位置に保持するようにする。この咬合ブロ
ックを患者の口腔内に着脱するための把手をこの咬合ブロックに固定し、患者口
腔内への装着時に口から外に延びた状態にする。
上記咬合ブロックの角度は併用LMA(または口腔気管内管などそれ以外の代
替エアウェイ製品)に従って定める。したがって、患者の切歯によるLMAなど
の呼吸管部の噛潰しまたは切断の防止を医者は確実にできる。
図面の簡単な説明
この発明の上記以外の特徴および利点は添付図面と関連づけて述べる次の説明
から明らかになろう。
図1はこの発明による咬合ブロックの斜視図であり、
図2はこの発明による咬合ブロックの横立面図であり、
図3は図2の線3−3におけるこの咬合ブロックの断面図であり、
図4はこの発明による咬合ブロックの平面図であり、
図5はこの発明による代替の把手実施例を示すこの咬合ブロックの平面図であ
り、
図6は代替的咬合ブロック構成の横立面図であり、
図7はLMAと併用したこの発明の咬合ブロックを示す概略図であり、
図8は口腔気管内管と併用したこの発明の咬合ブロックを示す概略図であり、
図9はこの発明によるもう一つの咬合ブロック形状の斜視図であり、
図10は図9の咬合ブロックの一部切欠き横立面図であり、
図11は図9の咬合ブロックの一部切欠き平面図であり、
図12は図11の線12−12における一部切欠き断面図である。
好適な実施例の詳細な説明
次に図面を参照してこの発明を説明する。
図1において、この咬合ブロックを全体として参照数字1で示してある。咬合
ブロック1は医療用等級のプラスチックまたは同様の固い材料の成形により形成
するのが好ましい。咬合ブロック1は固定把手3付きの咬合ブロック部2を備え
る。一般に、この咬合ブロックは口腔内いずれかの側の大臼歯の内に嵌まり歯を
互いに離れた状態に保持するように設計してある(図7および図8参照)。
咬合ブロック部2は好ましくは楔型であって後部4および前部5を画する。咬
合ブロック部2はさらに上側非切歯契合表面6と下側非切歯契合表面7とを備え
る(図3参照)。この楔型咬合ブロック部2は、上記非切歯契合表面6および7
が後部4から前部5に向かって図1および2に示すとおり徐々により離れるよう
な角度を成している。したがって、咬合ブロック部2を患者の口腔内で非切歯間
に挿入すると、口腔内への完全挿入状態で患者の切歯は互いに離れた状態に保持
される。楔型咬合ブロック部の上記角度は併用LMA(または口腔気管内管など
の代替エアウェイ製品−図8)によって定める。このようにして、図7に示すと
おりLMAの呼吸管または引出管部分20の噛潰しまたは切断の防止を医者は確
実にできる。
非切歯契合表面6および7は患者の大臼歯に契合するのが好ましいが、契合対
象はそれらの歯に限定されず、犬歯または小臼歯を契合の対象としてもよい。図
1および4に示すとおり、非切歯契合表面6および7は、大臼歯の隆起部がこの
咬合ブロックの最適な状態で収まるように鋸歯状に凹凸を設けて形成してある。
好ましい実施例では、この鋸歯状部9は咬合ブロックと一直線状で横方向の関係
にある。しかし、対角線方向の鋸歯状部、斑点状の孔またはさらにその他の凹凸
のパターンを非切歯契合表面6および7に設けた実施例にすることもできる。ま
た、非切歯契合表面6および7を柔軟な面にして大臼歯で咬合ブロック部2を把
持できるようにすることもできる。
一対の互いに離れた上側フランジ15および16が咬合ブロック部2中心部お
よび側方境界の咬合ブロック部上側からそれぞれ延びており、同様に一対の互い
に離れた下側フランジ17および18が咬合ブロック部2中心部および側方境界
の咬合ブロック部下側からそれぞれ延びている。四つのフランジ15−18は患
者口腔内部の嵌合位置に咬合ブロック1を保持する作用をする。非切歯契合表面
6および7並びにフランジ15−18説明用の「上側」および「下側」の表記は
図面の理解のためだけのものであると理解されたい。すなわち、この咬合ブロッ
クは後述のとおり180°回転可能であるからである。上側および下側の側方フ
ランジ16および18は患者の非切歯と頬との間に嵌め合わされた咬合ブロック
1が舌の方向に動くのを防ぐような寸法にしてあり、上側および下側の中心部フ
ランジ15および17は患者の非切歯の舌側に位置し咬合ブロック1が頬の方向
に動くことを防止するように機能する。上側および下側の中心部フランジ15お
よび17は患者が咬合ブロック1と非切歯との間で舌を噛むのを防ぐように作用
し、上側および下側側方フランジ16および18は患者が頬の粘膜を噛むのを防
ぐように作用する。図3に最もよく示されるとおり、上記一対の上側フランジ1
5および16並びに一対の下側フランジ17および18は、歯茎および歯槽リッ
ジ部への刺激を防止するために咬合ブロック部2から離れる方向で広がる角度、
したがって非切歯から離れる方向で広がる角度を成すようにしてある。
この咬合ブロック2は後部4に突起10、すなわち四つのフランジ15−18
の端部からさらに突出し咬合ブロック1の口腔への入り過ぎを防ぐ作用をもつ突
起10をさらに備える。
咬合ブロック1の上側フランジおよび下側フランジのおよそ中間点の互いに反
対側にある側壁11および12には口腔咽頭部後側への吸入カテーテル挿入用の
成形溝13、14を形成する。この実施例ではこれら溝13および14を咬合ブ
ロック部2の後部4でより幅広く深くし、咬合ブロック1よりも後側の口腔咽頭
および下咽頭の両側での吸引のために最大の空間を形成するようにしてある。し
かし、この発明における溝13および14は上述の配置に限られず、これ以外の
吸引管経路を用いることもできる。例えば、咬合ブロック1の中心部、すなわち
非切歯の間の領域を中空にして吸引カテーテルを通すこともできる。また、咬合
ブロックの前部および側部からより中心寄りで後部寄りに管引出し用溝を形成す
ることもできる。
把手3を咬合ブロック1の咬合ブロック部2に取り付け、ブロック1を患者口
腔内の正しい位置に挿入したり不要になった場合にブロック1を除去するのに用
いる。好ましい実施例では、咬合ブロック部に設けたねじ付き部などへの慣用の
ねじ止めや粘着剤利用など慣用の方法で把手3を咬合ブロック部2の中心部に取
り付ける。把手3および咬合ブロック部2を例えばプラスチックなどで一体に形
成できる。また、把手3を咬合ブロックのさらに横寄りの位置または中心寄りの
位置に取り付けることもできる。把手3は、強度を確保し占有空間を最小にする
形(丸形、C型など)に成形できる。図7および8に示したとおり、把手3は患
者の口から外に突出し、その突出部は口から遠い方の端部で平板状にしてありし
かも口腔中心線から外向きに曲げてある。この把手の平板状末端部19は患者の
口腔への咬合ブロック1の着脱の際に医者が把む部分である。患者口腔中心線か
ら曲げてあることによって、咬合ブロック1は図7に示すとおりLMA引出管部
20から離れた状態に保たれる。この好ましい実施例では、把手3が患者口腔中
心線から反れるように示してあるが、必要があれば、把手3の突出を直線状に中
心線沿いにしてLMAの引出管または呼吸管20に近接配置しLMA対応部分へ
の咬合ブロック1の取り付けを可能にすることもできる。
図1および図4は把手3の平板状末端部19を指で容易に把持できる形状に成
形したものとして示しているが、把持を容易にするための図5の代替実施例の把
手3’に示すとおり平板状末端部19’には鋸歯状凹凸部21を形成することも
できる。これ以外の形状および把持手段を利用できることはもちろんである。例
えば、患者口腔への着脱時の咬合ブロックの安定性を高めるために親指または人
差し指挿入用の開口を把手に設けることもできる。また、把手末端部の抉り取っ
た部分または薄くした部分を医者が把むようにすることもできる。把手の表面に
はこの咬合ブロックと併用するLMAの寸法対応の番号をモールド成形または刻
印で入れる。さらに、この咬合ブロックを顔の皮膚に当てやすくする器具または
手段を把手に貼布することもできる。
この咬合ブロックの平面図である図3に示されるとおり、ブロック1は上側表
面および下側表面が同一(すなわち図3の把手3を通り垂直線対応の水平中心面
について対称)で180°回せるように設計してある。両方の側に鏡像を含むこ
とによってこの咬合ブロックは口腔内のいずれかの側で適宜裏返しののち装着で
きる。これはこの製品に特有の意図された利点であり、咬合ブロックの患者口腔
内への装着を左右どちらにするかについての医者の決定を麻酔医の利き手、口腔
内両側の大臼歯または非切歯の状態、麻酔医の個人的好みなどの要素に基づいて
行うことを可能にする。
図1−4の実施例のフランジ15−18は後部4に向かって徐々に低くなるテ
ーパを成すように楔型咬合ブロック部2の角度に追従しているが(特に図2参照
)、これらフランジは上側中心部フランジ15’および下側中心部フランジ17
’を図解する図6に示すとおりテーパなしで形成することもできる。
使用の際は患者に全身麻酔を施したあと咬合ブロック1を大臼歯などの非切歯
の間に挿入し患者の切歯を互いに離れた状態に保つようにする。この咬合ブロッ
クはLMAの装着のあとに挿入してもよく、また必要があればLMA挿入時に歯
が互いに十分に離れた状態で顎を安定させるために挿入してもよい。図7はこの
咬合ブロックが対応のLMA装着と併せて患者の大臼歯の中に嵌まっている状態
を示す。LMA装着時におけるこの咬合ブロックの利用はLMAの挿入が医者に
難しい場合、または患者の顎を開いた状態に保つのに医者が片手でなく両手を使
いたい場合に行われる。咬合ブロック装着(または取外し)の際に把手3を用い
ると軽度全身麻酔期間中に医者が患者に指を噛まれるおそれはなくなる。また、
把手3があることによって、咬合ブロック1の下咽頭へのずれ込みおよびそれに
よる気道閉塞を防止できる。手術中および全身麻酔からの覚醒前は医者は後部咽
頭部および下咽頭部からの分泌物吸入のために吸入溝13および14を用いる。
咬合ブロックの取外しはLMAの取外しに付随して行うかLMAの取外しの少し
前か後で行うことができる。
また、図8に示すとおり、この咬合ブロック1を口腔エアウェイの使用が通常
は望ましくない引出し管20’付きの気管内管(ET)と併用することもできる
。例えば、前歯ブリッジ処置ずみの患者またはぐらつく切歯をもつ患者における
口腔エアウェイの使用は危険であってそれらの歯に損傷を与える結果になる。
図9−12はこの発明による咬合ブロックのさらに他の形状を示す。すなわち
一対の互いに離れた上側フランジ150および160が台形状、すなわち咬合ブ
ロック部200の前部5(把手300に近い側)における上側フランジ150お
よび160の端部が同ブロック部200の後部4におけるそれら上側フランジ1
50および160よりも少し大きく離れた形状を成して配置されている。下側フ
ランジ170および180も同様に前縁を後縁よりも少し大きく離した台形状に
配置されている。
上述の台形状間隔を用いるのは、通常の歯の大きさが第1大臼歯が最大で第2
および第3大臼歯がそれよりも狭く(口腔内で後部に向かって)なっていること
によるのである。上側および下側フランジの縦方向(または長さ方向)形状はこ
の歯の大小関係に符合するように作られており、それによってこの咬合ブロック
は大臼歯に最適に嵌まり合った状態になる。
歯との契合表面60および70については、上述の多様な不均一性(鋸歯状凹
凸9、斑点状の孔、十字交差パターンなど)に加えて、咬合ブロック部200の
中心部で上下両側に縦方向のリッジ90を歯との接触表面60および70の全長
にわたって形成する。また、縦方向リッジ90から両側には複数の横方向リブ9
1が延びている。
中央部縦方向リッジ90を形成する理由は大臼歯の側方表面および中心部表面
に突起または高くなった部分のあることが調査の結果わかったからである。咬合
ブロック部200の大臼歯接触表面中心で縦方向にある小さい突起は顎が閉じた
とき大臼歯隆起部間の位置を占めこの咬合ブロックの正確な嵌合をさらに助長す
る。
この実施例では溝130および140は咬合ブロック部200の楔型に追従す
る形状(すなわち、咬合ブロック部200の後部4から前部5に向かって進むに
つれて広がる形状)にしてある。
把手300は図9に示すとおり把持リブ210を備えて形成される。把手30
0の末端には舌部または突起302付きの開口301を形成してもよい。舌部3
02は安全補助策として必要に応じて締付け用糸を固定するのに用いられる。
上述の咬合ブロックでは把手を用いたが、歯科などの分野では把手(3、3’
、300)なしにこの発明の咬合ブロックを用いることができる。
この発明による患者エアウェイ咬合ブロックは次の利点を有する。
1)非切歯契合表面の形成角度を患者の切歯がLMA管(または気管内管)の
吸入管部に触れない状態に保つのに十分な値にしてある。
2)咬合ブロックを特に対応のLMA用に作ってあり、寸法もそれに従って定
めてある。また、この咬合ブロックはLMA用管と同様の管径の口腔気管内管と
の併用に特に合わせて製作できる。
3)この咬合ブロックの非切歯契合表面は大臼歯などの非切歯との適切な嵌合
の達成のために鋸歯状にして凹凸を設け、または柔軟にしてある。
4)咬合ブロック部から伸びる上側および下側側方フランジにより、咬合ブロ
ックが中心線向きに舌の方へずれることを防止すると共に大臼歯が頬粘膜を噛む
ことを防止する。
5)上側および下側の中心部フランジが咬合ブロックの横方向の動きを防止し
咬合ブロックと非切歯との間に舌が挟まれ噛まれるのを防止する。
6)各フランジの自由端は、歯茎および歯槽の表面に圧力がかからない状態を
保ち、それによって口腔内の外傷を防止するように非切歯から離れる方向の角度
をもたせてある。
7)把手は器具と一体化された部分であり咬合ブロックの着脱に用いられる。
8)把手は咬合ブロックが不注意により後部口腔喉頭部および下咽頭に落下す
ることを防止する。
9)把手はLMAの管部から反れるように曲げることができ、従ってLMAの
正しい装着に支障をもたらさない。
10)把手は小型化のため、また把持を容易にするために平板状にできる。
11)把手の平板状部分には把持をさらに容易にするための溝または鋸歯状凹
凸部を形成できる。
12)併用できるLMAの寸法に対応する寸法表示を咬合ブロックの把手に設
けることができる。
13)後部気道の吸引を可能にするために咬合ブロック部の中心側壁面および
側方壁面部分に溝を設けることができる。
14)この咬合ブロックの上側および下側部分はそれぞれの鏡像をなしており
、したがってこの咬合ブロックは180°回転させて口腔のどちらの側にも装着
できる。
この発明の患者エアウェイ咬合ブロックには添付請求の範囲記載の発明の真意
と範囲を逸脱することなく多数の変形が可能であると考える。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,
CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,
MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK
,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,
VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.患者用の咬合ブロックであって、 a)後部と前部とを画し前記患者の口腔内のいずれかの側で患者の上側および 下側の非切歯と契合する上側および下側非切歯契合表面を有し、それによって前 記咬合ブロックの前記患者の口腔の一方の側への装着時に患者の切歯を互いに離 れた状態に保持する咬合ブロック部と、 b)前記咬合ブロックの前記患者の口腔への装着時に前期非切歯の噛合面を超 えて十分な距離だけ前記咬合ブロック部から延び、それによって前記咬合ブロッ クの前記患者の舌に向かう中心への動きを防止する上側および下側側方フランジ と、 c)前記上側および下側側方フランジからそれぞれ隔てられ、前記咬合ブロッ クの前記患者の口腔への装着時に前期非切歯の噛合面を超えて十分な距離だけ前 記咬合ブロック部から延び、それによって前記咬合ブロックの頬に向かう側方へ の動きを防止する上側および下側中心部フランジと、 d)前記咬合ブロックを患者の口腔に着脱するための固い把手であって、前記 咬合ブロック部に固定的に取り付けられ前記咬合ブロックの患者の口腔への装着 時に患者の口腔から外に延びていて把持可能な把手と を含む患者用の咬合ブロック。 2.前記上側および下側非切歯契合表面を前記患者非切歯の挟持および安定保持 のために凹凸にし不均一にしてある請求項1記載の咬合ブロック。 3.前記上側および下側非切歯契合表面を前記患者非切歯の挟持および安定保持 のために柔軟にしてある請求項1記載の咬合ブロック。 4.前記咬合ブロック部を、前期比切歯契合表面が前記後部から前部に向かう方 向に徐々により離れるような角度を有する楔型にした請求項1記載の咬合ブロッ ク。 5.前記上側および下側の側方フランジおよび前記上側および下側の中心部フラ ンジの各々が前記非切歯から離れる角度の自由端を有する請求項1記載の咬合ブ ロック。 6.前記把手が前記患者口腔中心線から反れて曲がる末端の平板状部分を有する 請求項1記載の咬合ブロック。 7.前記把手の前記末端の平板状部分に把持用の凹凸を設けてある請求項6記載 の咬合ブロック。 8.前記咬合ブロック部が対応の前記上側および下側フランジのほぼ中心点に形 成した溝を各々が有する互いに反対側の側壁をさらに含む請求項1記載の咬合ブ ロック。 9.前記咬合ブロック部が後部に突起、すなわち前記上側および下側の側方フラ ンジおよび中心部フランジを超えて延び前記咬合ブロックの患者口腔後部への入 り過ぎを防止する突起をさらに含む請求項1記載の咬合ブロック。 10.前記咬合ブロックが前記上側および下側の側方フランジおよび中心部フラ ンジの間の位置で前記咬合ブロック部を通り水平中心面について対称である請求 項1記載の咬合ブロック。 11.患者用の使い捨て咬合ブロックであって、 a)楔型の咬合ブロック部であって、後部と前部とを画し上側および下側非切 歯契合表面を有するとともに、前記後部から前記前部に向かう方向に徐々により 離れる前記非切歯表面を形成し患者口腔の片側への前記咬合ブロックの挿入時に 前記患者の切歯を開いた状態に保持するようにする角度を有する咬合ブロック部 と、 b)前記咬合ブロック部から延び前記患者の非切歯と頬との間および前記非切 歯の舌側にそれぞれ位置づけられる寸法を有する互いに隔てて設けられた少なく とも一対のフランジであって、前記咬合ブロックの前記患者の口腔への装着の際 に前記非切歯の噛合面を超えて十分な距離だけ延び前記咬合ブロックを前記患者 の口腔内に保持するようにする少なくとも一対のフランジと、 c)前記咬合ブロックを前記患者の口腔内に着脱するための固い把手であって 、前記咬合ブロック部に固定的に取り付けられ前記咬合ブロックの前記患者の口 腔への装着時にその口から外に延びて把持可能な把手と を含む使い捨てブロック。 12.前記上側および下側非切歯契合表面を前記患者非切歯の挟持および安定保 持のために凹凸にし不均一にしてある請求項11記載の使い捨て咬合ブロック。 13.前記上側および下側非切歯契合表面を前記患者非切歯の挟持および安定保 持のために柔軟にしてある請求項11記載の使い捨て咬合ブロック。 14.前記フランジの各々が前記非切歯から離れる角度の自由端を有する請求項 11記載の使い捨て咬合ブロック。 15.前記把手が前記患者口腔中心線から反れて曲がる末端の平板状部分を有す る請求項11記載の使い捨て咬合ブロック。 16.前記把手の前記末端の平板状部分に把持用に凹凸を設けてある請求項11 記載の使い捨て咬合ブロック。 17.前記咬合ブロック部が各々が溝付きの互いに反対側の側壁をさらに含む請 求項11記載の使い捨て咬合ブロック。 18.前記咬合ブロックが後部に突起、すなわち前記フランジを超えて延び前記 咬合ブロックの患者口腔後部への入り過ぎを防止する突起をさらに含む請求項1 1記載の使い捨て咬合ブロック。 19.前記咬合ブロックが前記上側および下側非切歯契合表面の間で前記咬合ブ ロック部を通る水平中心面について対称である請求項11記載の使い捨て咬合ブ ロック。 20.咽頭マスクエアウェイおよび口腔気管内管の一方を含み、患者口腔の中心 線に位置づけられた引出し管部を有する患者エアウェイと併用するための患者エ アウェイ咬合ブロックであって、 a)楔型の咬合ブロック部であって、後部と前部とを画し上側および下側非切 歯契合表面を有するとともに、前記後部から前記前部に向かう方向に徐々により 離れる前記非切歯表面を形成し患者口腔の片側への前記咬合ブロックの挿入時に 前記患者の切歯を開いた状態に保ち前記エアウェイの前記引出し部分の患者によ る噛み合わせを防止するようにする角度を有する咬合ブロックと、 b)前記咬合ブロック部から延び前記患者の非切歯と頬との間および前記非切 歯の舌側にそれぞれ位置づけられる寸法を有する互いに隔てて設けられた少なく とも一対のフランジであって、前記咬合ブロックの前記患者の口腔への装着の際 に前記非切歯の噛合面を超えて十分な距離だけ延び前記咬合ブロックを前記患者 の口腔内に保持するようにする少なくとも一対のフランジと、 c)前記咬合ブロックを前記患者の口腔内に着脱するための固い把手であって 、前記咬合ブロック部に固定的に取り付けられ前記咬合ブロックの前記患者の口 腔への装着時にその口から外に延びて把持可能な把手と を含む使い捨てブロック。 21.前記咬合ブロックをプラスチックで形成してある請求項20記載の患者エ アウェイ咬合ブロック。 22.使い捨てできる請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 23.互いに隔てたもう一対のフランジをさらに含み、前記互いに隔てられた一 対のフランジは上側のフランジであり、互いに隔てられた他方の一対のフランジ は下側のフランジである請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 24.前記上側および下側非切歯契合表面を前記患者非切歯の挟持および安定保 持のために凹凸にし不均一にしてある請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロ ック。 25.前記上側および下側非切歯契合表面を前記患者非切歯の挟持および安定保 持のために柔軟にしてある請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 26.前記フランジの各々が前記非切歯から反れる角度の自由端を有する請求項 20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 27.前記把手が前記患者口腔中心線から反れて曲がり前記引出し管部分から反 れて曲がる末端の平板状部分を有する請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロ ック。 28.前記把手の前記末端の平板状部分に把持用に凹凸を設けてある請求項20 記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 29.前記咬合ブロック部が各々が溝付きの互いに反対側の側壁をさらに含む請 求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 30.前記咬合ブロックが後部に突起、すなわち前記フランジを超えて延び前記 咬合ブロックの患者口腔後部への入り過ぎを防止する突起をさらに含む請求項2 0記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 31.前記咬合ブロックが前記上側および下側フランジ間の位置で前記咬合ブロ ック部を通る水平中心面について対称である請求項23記載の患者エアウェイ咬 合ブロック。 32.前記上側および下側フランジが前記後部に向かう方向に内向きの角度をな す請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 33.前記上側および下側フランジが前記ブロック部からテーパなしに突出して いる請求項23記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 34.患者用咬合ブロックであって、 a)後部と前部とを画し前記患者の口腔内のいずれかの側で患者の上側および 下側の非切歯と契合する上側および下側非切歯契合表面を有し、それによって前 記咬合ブロックの前記患者の口腔の一方の側への装着時に患者の切歯を互いに離 れた状態に保持する咬合ブロック部と、 b)前記咬合ブロックの前記患者の口腔への装着時に前期非切歯の噛合面を超 えて十分な距離だけ前記咬合ブロック部から延び、それによって前記咬合ブロッ クの前記患者の舌に向かう中心への動きを防止する上側および下側側方フランジ と、 c)前記上側および下側側方フランジからそれぞれ隔てられ、前記咬合ブロッ クの前記患者の口腔への装着時の前期非切歯の噛合面を超えて十分な距離だけ前 記咬合ブロック部から延び、それによって前記咬合ブロックの頬に向かう側方へ の動きを防止する上側および下側中心部フランジと を含む患者用の咬合ブロック。 35.前記上側および下側非切歯契合表面の各々が、前記咬合ブロックの患者口 腔内部への装着時の安定保持のために中央部で縦方向に全長にわたって延びるリ ッジを含む請求項34記載の咬合ブロック。 36.前記上側側方および中心部フランジと下側側方および中心部フランジとが 前記咬合ブロック部の後部においてよりも前部においてより離れている請求項3 4記載の咬合ブロック。 37.前記上側および下側非切歯契合表面の各々が、前記咬合ブロックの患者口 腔内部への装着時の安定保持のために中央部で縦方向に全長にわたって延びるリ ッジを含む請求項1記載の咬合ブロック。 38.前記上側側方および中心部フランジと下側側方および中心部フランジとが 前記咬合ブロックぶの後部においてよりも前部においてより離れている請求項1 記載の咬合ブロック。 39.前記上側および下側非切歯契合表面の各々が、前記咬合ブロックの患者口 腔内部への装着時の安定保持のために中央部で縦方向に全長にわたって延びるリ ッジを含む請求項11記載の使い捨て咬合ブロック。 40.前記互いに隔てた少なくとも一対のフランジが前記咬合ブロック部の後部 においてよりも前部においてより離れている請求項11記載の咬合ブロック。 41.前記上側および下側非切歯契合表面の各々が、前記咬合ブロックの患者口 腔内部への装着時の安定保持のために中央部で縦方向に全長にわたって延びるリ ッジを含む請求項20記載の患者エアウェイ咬合ブロック。 42.前記互いに隔てた少なくとも一対のフランジが前記咬合ブロック部の後部 においてよりも前部においてより離れている請求項20記載の患者エアウェイ咬 合ブロック。
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