JPH10507308A - 受信及び送信用ループアンテナ - Google Patents
受信及び送信用ループアンテナInfo
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- JPH10507308A JPH10507308A JP9501050A JP50105097A JPH10507308A JP H10507308 A JPH10507308 A JP H10507308A JP 9501050 A JP9501050 A JP 9501050A JP 50105097 A JP50105097 A JP 50105097A JP H10507308 A JPH10507308 A JP H10507308A
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- Near-Field Transmission Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
送受信ループ・アンテナが、近フィールドと遠隔フィールドを発生する電気的回路要素に接続された第1ループ要素と、この第1ループ要素を取り巻くシャント・ループ要素とを含み、これによって電圧が第1ループ要素によって発生されたフィールドによりシャント・ループ要素に誘起される。シャント・ループ要素が連続する導体ループから形成されシャント・ループ要素に誘起された電圧による電流を最小にする。シャント・ループ要素中の電流がフィールドを発生し、このフィールドが遠隔フィールド中の第1ループ要素によって発生されたフィールドをほぼ相殺する。従って、第1ループ要素とシャント・ループ要素がループ要素近傍のエリア中に監視ゾーンを確立する。8の字状ループ要素のような第2ループ要素が、第1ループ要素と第2ループ要素近傍に配置され、監視ゾーンに進入するタグ回路によって放射された電磁エネルギを受信する。監視ゾーン内部のタグ回路が、第1ループ要素とシャント・ループ要素の放射電磁界によって付勢される。
Description
【発明の詳細な説明】受信及び送信用ループアンテナ 発明の分野
本発明は全般的にアンテナ群、より詳しくはアンテナから1波長まはたそれ以
上の波長の距離でほぼ相殺される電界を発生させるループアンテナの群に関する
。発明の背景
ある種の既知のタイプの電子システム、特に電子式物品監視システム(以下E
ASと略称する)のために設計された装置において、互いに結合された二つまた
はそれ以上のアンテナの群から構成される複合アンテナが備えられ、且つ所定の
タイプの物体のアンテナ近傍での存在を選出するのに十分な強度の誘導フィール
ドを複合アンテナ近傍で含む監視ゾーンを形成するため、送信機からの信号がこ
のアンテナに供給されることは既知である。一般的に、EASシステムは監視域
を共同して確立する送信アンテナと受信アンテナとの両方と、保護されるべき物
品に添付されたタグとを含んでいる。送信アンテナは第1の所定周波数の範囲内
で電磁界を発生する。
各タグは各々第1周波数に大体等しい所定の共振周波数を有する共振回路を含
んでいる。タグの一つが監視ゾーンにある場合に、送信アンテナによって発生さ
れたフィールドがタグの共振回路に電圧を誘起し、これが共振回路に電磁界を生
じさせ、監視ゾーン内のフィールド内
に妨害を発生させる。受信アンテナは電磁界の妨害を検出し、監視ゾーン内のタ
グ(従って、タグに添付された保護物品)の存在を示す信号を発生する。
他の電子機器の操作に妨害を及ぼす比較的強い電磁界の発生を避けるため、こ
の種のEASシステムは、アンテナから離れた位置(一般に30m)において放
射電界の正味の効果が実質的に無くなるかまたは少なくとも重大な問題を生じな
いように設計されるのが望ましい。
所望の遠隔フィールド相殺を行うために、複数のループからなる複合アンテナ
を構成することが知られている、そしてそのループの平面は互いに実質的に平行
で近接しているが偏位しており、且つその送信機回路の電流の流れは異なるルー
プで位相と振幅の調整を受け、それによってループで発生されたフィールドが本
質的に加算されてゼロになるようにしてある。この種の複合アンテナを使用する
ことにより、数個のループアンテナの断面積と巻数を適当に選択することによっ
て遠隔フィールドを相殺することが可能であることが分かっている。
この種の複合アンテナで遠隔フィールドの相殺ができるのであるが、各ループ
アンテナによる磁界の方向は、アンテナに近い空間内のどの地点においても本質
的に一定である。例えば、8の字電流経路が描かれるようなループを形成し(す
なわち、一方のループが時計方向の電流方向を有し、他方のループが反時計方向
の電流方向を有し)等しい面積を有する二つのループが各ループの面
から互いに引っ込んでいて、且つその各ループのアンペアターン数が等しい二つ
のループの場合には、ある領域(ゾーン)であってそれが両ループの平面と直行
しかつ二つのループ間の中間点を通るようなゾーンが第2平面内に存在し、その
フィールドのオリエンテーションは第2平面と垂直であろう。しかし本質的にそ
の第2平面内にはどの方向にもフィールドは存在しないだろう。EASシステム
において、この点は実質的に結合確率を低下させ、監視ゾーンの有効範囲を実質
上抑制させる。
本発明は、より大きい非励振ループに近接して、好ましくはその中で電界を発
生しこれに応答する少なくとも一つの励振ループを含み、励振ループによって発
生された遠隔フィールドを実質的に相殺するか、またはこの励振ループが反応す
るこれら遠隔フィールドを相殺するアンテナを提供する。遠隔フィールド結合を
弱めるために別のループを提供することによって、励振ループが比較的大きい電
流を有するとともに、一方で遠隔フィールドの放射の規制条件に合う送信回路に
よって駆動することができる。このことは一つ以上の方向の比較的広いフィール
ドの受信アンテナを前記アンテナに近接させることを可能にする。また、励振ル
ープと非励振ループに近接配置され外部から放射される信号に対して高い感度を
もつ別の受信アンテナを近接配置することを可能とする。
本発明のアンテナは同時送信・受信が実行されるようなシステム、または異な
る位相および/または周波数で
アンテナの異なる要素に異なる位相を与えることが望まれるシステムに有利に使
用できる。異なる位相を提供することは、アンテナに対してある一点で一つ以上
の方向で強力な結合を許容することになる。
このアンテナはEASシステムに使用でき、かつ、アンテナに可能な限り近接
した範囲内でできる限り多くの方向の大きいフィールドを提供し、これによって
、タグに応答し、同時にこのタグの応答を検知できるような放射無線周波数(R
F)に均一に感応するアンテナ・ピックアップ・パターンを提供する。発明の概要
簡潔に説明すると、本発明は電気回路要素と第1アンテナ構造とを具備する遠
隔フィールド相殺アンテナに関する。第1アンテナ構造は回路要素に電気的に接
続され、回路要素が送信機である場合、フィールドを発生するのに使用され第1
ループ要素と第1ループ要素を取り巻くシャント・ループ要素とを有し、それに
より第1ループ要素によって発生されたフィールドからシャント・ループ要素に
電圧が誘起される。シャント・ループ要素は連続の導電性ループを具え、このル
ープに誘起された電圧による電流を最大にする。シャント・ループ要素に誘起さ
れた電流はフィールドを発生し、この電界が遠隔フィールド中で第1ループ要素
によって発生された電界を主として相殺する。
本発明はまた電気回路要素と、この電気回路要素に電気的に結合された第1ル
ープ要素と、第1ループ要素を取り巻くシャント・ループ要素と、第1ループ要
素とシャント・ループ要素の両方に近接配置された第2ループ要素とを備えた遠
隔フィールド相殺アンテナを提供する。シャント・ループ要素は、回路要素が送
信機である場合に、遠隔フィールド中の第1ループ要素によって発生されたフィ
ールドを主として相殺する。第2ループ要素は、この第2ループ要素と第1ルー
プ要素およびシャント・ループ要素の両方と、の両方の間の結合を最小にするよ
うに位置付けされる。シャント・ループ要素は連続した導電性ループを備え、こ
れに誘起された電圧による電流を最大にする。図面の簡単な説明
本発明の好ましい実施例の次なる詳細な説明はもちろんのこと上述の概要も、
添付図面とともに読むことによりより一層理解できるであろう。本発明を説明す
る目的で、ここでは好ましい実施例を図示した。しかし、本発明は特定の構成と
図示した手段に限定するものではないことを理解すべきである。図面において、
図1は本発明の第1実施例に基づく遠隔フィールド相殺アンテナの模式図であ
る。
図2Aは本発明に基づくシャント・ループ要素の模式図である。
図2Bは本発明の第2実施例に基づく8の字ループ要素の模式図である。
図2Cは本発明に基づくOの字ループ要素の模式図である。
図2Dは本発明の第2実施例に基づく遠隔フィールド相殺アンテナの模式図で
ある。
図3は本発明の第3実施例に基づく遠隔フィールド相殺アンテナの模式図であ
る。
図4は本発明の第4実施例に基づく遠隔フィールド相殺アンテナの模式図であ
る。発明の詳細な説明
ある用語を便宜のためにのみ以下の説明に使用するが、これは限定的なもので
はない。用語「頂部の」、「底部の」、「下方の」および「上方の」は参照する
図における各方向を示す。用語法には上述の特定した用語、その派生語および同
様の意味の用語を含む。
本発明は所定の周波数範囲内の一つまたはそれ以上の周波数で電磁エネルギを
同時に送受信できるアンテナに向けられており、アンテナのサイズはアンテナに
よって送受信される電磁エネルギの波長よりも短い。このアンテナはまた回転フ
ィールドを発生するところの、主として送信アンテナとして、または主として受
信アンテナとして使用できる。本発明のアンテナは、このアンテナに
近く(すなわち、1/2波長より短く)接近する範囲内の電磁界を同時的に送信
および/または受信することが望ましいというシステムでの使用によく適してい
る。この種のシステムの一例は、アンテナが監視ゾーンを作るのに使用される電
子式物品監視(EAS)システムである。
ここで図面を詳細に参照するが、同じ参照番号は全文を通して同じ要素を表し
、図1は電磁界を発生および/またはこれと結合するための本発明の第1の好ま
しい実施例に基づく遠隔フィールド相殺アンテナ10の電気的模式図を示す。ア
ンテナ・システム10は、好ましくは1,000Hzより高い周波数を含み、より
好ましくは5,000Hzより高い周波数を含み、さらに好ましくは10,000
Hzより高い周波数を含む無線周波数で動作する。しかし、このアンテナ・システ
ム10は本発明の概念から外れることのない範囲で、より低い周波数で動作可能
であることを理解すべきである。
アンテナ10は少なくとも第1励振アンテナ・ループ要素12と電気回路要素
14とシャント・ループ要素16とを含んでいる。第1アンテナ・ループ12は
一般的に矩形状のループを有し、それは送信アンテナの場合には送信機回路に電
気的接続され、そしてこれによって駆動され、また受信アンテナの場合には受信
機回路に電気的に接続されそしてこれによって駆動される。図示の都合上、第1
ループ要素12はほぼ矩形状として表してお
り、そこにはこの第1ループ要素12を流れる電流が電流方向矢印18によって
示された時計方向に流れるものとする。他のループサイズ、形状または形態も使
用でき、また、所望ならばこれとは逆方向に電流を流すこともできる。
第1ループ要素12は、電流を導通するとともに、発生フィールドを遠隔フィ
ールド内で相殺しないようなフィールドを発生するワイヤないし導電体の構成を
有する。アンテナの遠隔フィールドはアンテナから1波長またはそれ以上の波長
離れたエリアである。8.2MHzで作動するアンテナに対して、アメリカの連邦
通信委員会(FCC)が、30mまたはアンテナから1波長より僅かに短いエリ
アを遠隔フィールドと規定している。本発明においては、第1ループ要素12は
遠隔フィールドに電磁界を発生する。この第1ループ要素12は単一巻ループ形
状として示しているが、当業技術者にとって明白なようにこの第1ループ要素1
2は、遠隔フィールドを発生する単一ループと機能上等価な3本の8の字ループ
(図示省略)の非遠隔フィールド相殺の構成のループのようなマルチループ要素
を有することもできる。
第1ループ要素12を流れる電流は、第1ループ要素12の少なくとも一部か
ら同心的に延長しかつ当業技術者に周知のように、電流の流れる方向18に対し
てほぼ直交する磁束を有する磁界を確立する。この好ましい実施例においては、
第1ループ要素12の寸法は、第1ル
ープ要素12から流れる電流によって発生された電磁界の波長を2πで割った波
長よりも全般的に短く、それ故発生された電界は発生された磁界とは殆ど無関係
である。
電気回路要素14は、第1ループ要素12と電気的に接続され電流を第1ルー
プ要素12に供給する電流源を備えることができ、さらに前述した電磁エネルギ
のフィールドを生ぜしめるのに十分な電流を第1ループ要素12に供給すること
が可能である。この電気回路要素14は、信号発振器(図示省略)と、第1ルー
プ要素12によってもたらされた負荷インピーダンスを導出することのできるタ
イプの適当な増幅器/フィルター回路網(図示省略)とを備えた従来の送信機で
もよい。第1ループ要素12が放射する電磁界の周波数は、実質上発振定格によ
って決まると言うことが理解できるであろう。従って、この周波数は周知の方法
で送信機を適切に調節することによってセットし、調整することができる。別の
方法として、回路要素14は第1ループ要素12に電気的に接続して送信アンテ
ナからの電磁エネルギを受信する受信機回路および/またはタグ(図示省略)が
第1ループ要素12の近傍に存在するかどうかを表す信号を発生する共振回路と
で構成することもできる。
本発明に使用するタイプの送信および/または受信のための電気回路要素は既
知である。この種の回路要素は例えば、ニュージャージー州ソロフェアのチェッ
クポイント・システム・インコーポレイテッドに譲渡された米
国特許第5,373,301号に開示されおり、その開示をここで参照すること
によりここに組み込むものとする。電気回路要素14のより詳しい説明は、本発
明を理解するのに必要ではない。
シャント・ループ要素16は連続でほぼ矩形のループを有する。このシャント
・ループ要素16はほぼ矩形として示しているが、円形のような他の形状および
サイズとすることも可能である。シャント・ループ要素16は送信機回路にも受
信機回路にも電気的に接続されていない。むしろ、このシャント・ループ要素1
6は「非励振」ループである。本実施例において、第1ループ要素12とシャン
ト・ループ要素16はほぼ同一面にあって、第1ループ要素12はシャント・ル
ープ要素16内か、あるいはこれに取り巻かれて配置されるのが好ましい。第1
ループ要素12は主に両要素12、16間の相互の磁気結合によってシャント・
ループ要素16と相互作用をする。
第1ループ要素12中を矢印18で示した方向に流れる電流が、シャント・ル
ープ要素16に電流の流れを誘起するが、その流れる方向は矢印19で示したよ
うに第1ループ要素12に流れる電流の方向と逆である。理解されるように、ア
ンテナ・ループによって放射される磁束の大きさは、アンテナ・ループに流れる
電流にそのアンテナ・ループの面積を掛けたものに対応する。シャント・ループ
要素16は第1ループ要素12からシャント
・ループ要素16に誘起された逆位相電流が最大になるような連続導電性ループ
(すなわち、短絡回路)である。従って、当業技術者に理解できるように、シャ
ント・ループ要素16のサイズ(面積)は、シャント・ループ要素16によって
発生された電磁界が遠隔フィールド中の第1ループ要素12によって発生された
電磁界を実質上相殺するように、シャント・ループ要素16に誘起される電流の
所望の大きさに基づいて決定される。シャント・ループ要素16の面積を第1ル
ープ要素12の面積より大きくなるようなシャント・ループ要素12を形成する
ことにより優れた遠隔フィールド相殺をさせることに留意すべきである。
第1ループ要素12とシャント・ループ要素16は一緒になって第1アンテナ
構造を形成し、その中のシャント・ループ要素16中の電流が遠隔フィールド中
の第1ループ要素12によって発生されたフィールドを大きく相殺するフィール
ドを発生する。このような構造、すなわち、第1ループ要素12がより大きい方
の非励振ループないしシャント・ループ要素16の内側に本質的に配備された構
造は、遠隔フィールド相殺アンテナを形成することが分かった。さらに、この構
造と8の字アンテナ間の相互結合が最小に、あるいは本質的には無くなるように
8の字アンテナのような他の遠隔フィールド相殺アンテナをこの構造に組み込む
ことができることも分かった。
第1ループ要素12およびシャント・ループ要素16は、好ましくはそれぞれ
なにか適当な一つのタイプの導体ないしワイヤで形成される。しかし、所望なら
本発明の概念から外れない範囲内で、多導体ワイヤのような他の導電性要素も使
用できることが理解できよう。例えば、望ましくは機械的な機能要素を使用して
第1ループ要素12およびシャント・ループ要素16を形成することもできる。
別の方法として、導電性装飾素子も使用できる。
図2Aから図2Dを参照しつつ、遠隔フィールド相殺アンテナ20の第2実施
例を図2Dに示し、アンテナ20の各要素を図2A−図2Cに示す。図2Aはア
ンテナ20に使用するシャント・ループ要素16の模式図である。図2Cはアン
テナ20に使用する第1の励振ループ要素12の模式図で、図2Bはアンテナ2
0に使用する第2の励振ループ要素22の模式図である。第1ループ要素12と
シャント・ループ要素は一緒になって第1図に示したような第1アンテナ構造を
形成し、そこで、シャント・ループ要素16によって誘起された電圧により発生
されたフィールドが、遠隔フィールド中の第1ループ要素12によって発生され
たフィールドを相殺する。ここでも、第1ループ要素12は導体の1ターン巻の
ループとして示しているが、当該技術において理解できるように第1ループ要素
12は1ターン巻よりも多く巻いてもよい。
図2Bを参照して、第2ループ要素22は本質的に上
方ループ24と下方ループ26とを有する8の字ループである。この第2ループ
要素は、それ自体前述した米国特許第5,373,301号に開示されているよ
うな遠隔フィールド相殺アンテナを構成する。図示したように、第2ループ要素
22は、上方ループ24の面積と下方ループ26の面積が通常の従来の8の字ル
ープよりも小さく、かつ、両ループ24、26が互いに隔置ないし変位されるよ
うに変形されている。この形態は便宜上そうしたでけで、第2ループ要素22は
従来の8の字ループまたは別形態に変形した8の字ループとすることもできる。
例えば、第2ループ要素22は2ターン超、ないしループ24、26を有する
ようにし、さらに第2ループ要素22は対称あるいは非対称のいずれともするこ
とができる。すなわち、上方および下方ループ24、26は必ずしも同じ面積で
なくてもよく、また上方および下方ループ24、26は直列接続にしなくてもよ
い。別の方法としては上方および下方のループ24、26を並列接続するか、あ
るいは位相差を導入するためのある電気回路網を介して接続することができる。
しかし、第2ループ要素22の重要な点は、送信機として構成した場合には一般
的に遠隔フィールド中に発生された電界を最小にすることである。
第2ループ要素22は、この第2ループ要素22を電気回路要素(図示省略)
に接続するための接続点28a、28bをさらに含んでいる。例えば、第2ルー
プ要素2
2は送信機回路および/または受信機回路に接続できる。接続点28a、28b
は第2ループ要素22の幾何学的中心の近傍になるように示されているが、それ
はこの位置関係は通常最適だからである。しかし、この接続形態は第2ループ要
素22に沿った他の点に作ることもできる。
図2Dを参照して、図2A−図2Cに示した各構成要素を含む本発明の第2実
施例に基づく遠隔フィールド相殺アンテナ20の概略図を示す。第1ループ要素
12は、この第1ループ要素12に流れる電流を発生させるための送信機30に
接続されている状態で示す。第1ループ要素12はシャント・ループ要素16内
に配備され、第1ループ要素12およびシャント・ループ要素16は、これら両
ループ要素12、16間の結合が前述した遠隔フィールド相殺の効果を得るのに
十分となる寸法であり、そのように配置される。第2ループ要素22は、第2ル
ープ要素22と両ループ要素12、16間の磁気結合が最小となるように配置さ
れる。実際は、第1ループ要素12がシャント・ループ要素16に結合されるフ
ィールドを発生するか、第2ループ要素22と独立して動作する。
この好ましい実施例において、第1ループ要素12はシャント・ループ要素1
6の中心近傍に配置され、シャント・ループ要素16とほぼ同一面にあり、且つ
第2ループ要素22が第1ループ要素12およびシャント・ル
ープ要素16の平面に近接するとともにこれと平行であり、しかし、これらのル
ープ要素12、16、22のどれも直接電気的に接続されることがないようこれ
ら要素から隔置されている。
また第1ループ要素12およびシャント・ループ要素16は、第2ループ要素
22から実質上磁気的に減結合である。特定の空間関係は、その中でループ要素
が、ループの一つのコイルから発生される正味の(ネット)磁束が他のループの
コイルのエリア内で、また、これとは逆に、実質上ゼロになる範囲まで互いに部
分的にオーバーラップつまり重なり合うものである。第2ループ要素22が第1
ループ要素12に重なり合いかつシャント・ループ要素16から隔置されるとき
に減結合が生じる。重なり合うというのはループが互いに接触ないし触れること
を意味するのではなく、ループ同士が互いに特定する空間関係にあるということ
を意味するだけである。
すなわち、ループが平行平面にありかつ、共通域においてループと直交する平
面が「重なり合う」関係にある各ループと交差するような共通平面を有している
。当業技術者が理解できるように、1つの結合係数が第1ループ要素12と第2
ループ要素22間に存在する。この好ましい実施例においては、結合係数は0.
5未満、より好ましくはこの結合係数は0.1未満である。
第1ループ要素12とシャント・ループ要素16を第2ループ要素22と本質
的に独立して動作させることが
極めて有利であることが分かっている。例えば、第1ループ要素12は、絶縁さ
れた0字状ループと比較して比較的大きくしかも遠隔フィールド放射に対してF
CCまたは他の調整機関の条件に合う電流で、送信機回路30によって励振する
ことができる。これと同時に、第2ループ要素22は接続点28a、28bで受
信機回路32に接続できる。この構成はアンテナ20が単一のハウジングないし
機構内で送受信が同時に行うことを可能にする。
他の方法として、第1ループ要素12は、この第1ループ要素12と第2ルー
プ要素22の電流間に位相差を導入する電気回路網34に接続することができる
。電流は互いに90°の位相ずれで駆動されるのが好ましい。第1および第2ル
ープ要素12、22によって励振される電流間に位相差を導入することにより、
回転フィールドがアンテナ20の近傍に発生する。第1ループ要素12のような
単一巻きループが垂直方向フィールドを発生し、第2ループ要素22のような8
の字ループがアンテナ20から離れた地点でこのアンテナ20と平行なフィール
ドを発生する。
もし第1ループ要素12と第2ループ要素22中で励振される電流間の位相差
が90°離れていれば両要素12、22によって発生された電界のオリエンテー
ションは水平方向から垂直方向であり、それ故アンテナ20の中心近傍域でまた
アンテナ20の平面に対してほぼ直交
する平面で回転フィールドである。回転フィールドの形成は、アンテナ20と共
同する監視システムにおける検出機能を増大する(すなわち、優れた結合が達成
できる方向を増す)。図2Dのアンテナ20はこのアンテナ20の感度が改良さ
れたタグ検出を提供するので、EASシステムでの使用が望ましい。
EASシステムにおいて、第1ループ要素12は監視域を形成するフィールド
を発生する送信機回路30と電気回路網34に電気的に接続される。これと同時
に、シャント・ループ要素16はフィールドを発生し、このフィールドが遠隔フ
ィールド中の第1ループ要素12によって発生されたフィールドを相殺する。第
2ループ要素22が受信機回路32に電気的に接続される。タグ(図示省略)ま
たはタグに添付された物体が監視ゾーンに入ると、タグが第1ループ要素12に
よって発生されたフィールドの照放射を受ける。タグがついで第2ループ要素2
2で検出される所定周波数で共振する。これで受信機回路32が監視域中のタグ
の存在を表す信号を発生する。
典型的には、送信アンテナと受信アンテナ間にあるEASシステム内の空間は
、EASシステムが使用される特定システムおよび特定する適用例によって決ま
る2フィートから6フィートの範囲である。本発明においては、第1アンテナ構
造(すなわち、第1ループ要素12とシャント・ループ要素16)と第2ループ
要素22は一般
的に共通位置に設けられる、つまり、単一構造体内に配置される、そしてこれに
近接する監視域ないし監視ゾーンを確立する。一般に、監視ゾーンは施設(図示
省略)への出口または入口に、あるいはその近くに配備されるが、例えばチェッ
クアウト通路の側方あるいはその内側のような他の場所に配置することもできる
。
当該技術者は、図示実施例においては、アンテナ20は第1ループ要素12に
接続された送信機回路30と第2ループ要素22に接続された受信機回路32と
を含み、これら両者は一般的に共通の位置に設けられている、すなわち監視ゾー
ンの同じサイドに配置されているが、しかし当業技術者に既知の他のEASシス
テムであって送信機と受信機が所定の距離だけ隔てて置かれて監視ゾーンを確立
しているものもあること、を承知している。従って、特定アンテナ20およびま
たは図2Dに示した形態をそのように変形することができる。例えば、第1受信
アンテナ(第1ループ要素12と、シャント・ループ要素16と第2ループ要素
22を具備する)と、受信アンテナにほぼ同一であるがこの受信アンテナから隔
置された2番目の送信アンテナとが、監視ゾーンを確立するEASシステムに使
用されうる。
図3は遠隔フィールド相殺アンテナ・システム50の第3実施例の概略図であ
る。アンテナ50は送信機回路30に電気的に接続された第1励振ループ要素1
2を含む。送信機回路30は電磁界を発生するための第1ルー
プ要素12を流れる電流を発生する。第1ループ要素12よりも大きい面積を有
するシャント・ループ要素16が第1ループ要素12に近接して、また、好まし
くはこれを取り巻くように配置され、第1ループ要素12から遠く離れた距離(
すなわち、遠隔フィールド)で第1ループ要素12によって発生されたフィール
ドを相殺する。前述したように、第1ループ要素12中の電流の流れとは逆の方
向に流れる電流がシャント・ループ要素16中に誘起される。シャント・ループ
要素16は、このシャント・ループ要素16中で誘起された電流が遠隔フィール
ド中の第1ループ要素12によって発生されたフィールドを実質上相殺するフィ
ールドを発生するようなサイズであり、そのように位置付けされる。監視ゾーン
は第1ループ要素12とこの第1ループ要素12に近接するシャント・ループ要
素16と第2ループ要素52とによって形成される。
アンテナ・システム50は受信機回路32に電気的に接続された8の字ループ
要素52をさらに含む。この8の字ループ要素52は底部ループ要素56に接続
された頂部ループ要素54を含む。この好ましい実施例において、頂部ループ要
素54と底部ループ要素56はほぼ等しい面積を有し、互いに空間を保って、な
いしはずらして置かれている。8の字ループ要素52は、図2Dに関して説明し
たように監視ゾーンに進入するタグ(図示省略)の有無を検出する。タグは第1
ループ要素12によ
って発生された近い磁界に応答する。8の字ループ要素52がタグ応答を受信し
、これから監視ゾーン中のタグの存在を表す警戒信号が発生される。8の字ルー
プ要素52自体は、遠隔フィールド相殺アンテナであり、頂部ループ54に流れ
る電流が底部ループ要素56に流れる電流とその大きさにおいて等しいが、逆の
方の方向に流れる。
図4を参照して、本発明に基づく遠隔フィールド相殺アンテナ36の第4実施
例を示す。この第4実施例においては、ループ要素38がクロスバー40を有し
、従来の8の字アンテナ・ループ要素38を二つのループ、つまり一回巻きの頂
部ループ42と一回巻きの底部ループ44とに分割する。クロスバー40はこれ
に電気回路要素を接続するための接続点46a、46bを含んでいる。前述の送
信機回路あるいは受信機回路のいずれかを接続点46a、46b間に接続するこ
とができる。この好ましい実施例において、クロスバー40はループ要素38の
側部に対してある角度をなしている。クロスバー40をループ要素38の側方部
材に対してある角度をもたせることは垂直方向の角で結合を形成することを助け
る。当業技術者が理解できるであろうが、クロスバー40の実際の角度はアンテ
ナ36の適用についての所望の動作要件に基づいて種々の角度に調整することが
できる。
8の字ループ要素38の頂部および底部ループ42、44は、その面積をほぼ
等しく示してある。周知のよう
に、等しい面積の複数のループを設けると、遠隔フィールド結合を相殺する助け
になる。しかし、頂部および底部ループ42、44は等しい面積を占める必要は
なく、遠隔フィールド中で所望の相殺特性をもたらす他の幾何学形態も使用でき
る。ループ要素38の周囲は、シャント・ループとして使用される矩形ループで
形成され、第1ループ要素12のような励振ループに誘導結合される。
第1ループ要素12は、この第1ループ要素12中に電流を誘起するために前
述した送信機回路30のような電気回路要素に接続される。この好ましい実施例
において、第1ループ要素12は8の字ループ要素38と電気的または物理的に
は接触していないが、これに重なり合っている。すなわち、第1ループ要素12
は、電圧源または電流源によって駆動されたときに、第1ループ要素12を流れ
る電流が8の字ループ38の周囲に電圧を誘起し、これによって対応する電流が
8の字ループ38の周囲に流れるようなサイズと配置にされており、それにより
対応する電流が8の字ループ38の周囲に流れ、第1ループ要素12により生じ
たフィールドと8の字ループ38の周囲のフィールドの和が逆方向ないし逆位相
で、遠隔フィールド中で実質的に互いに相殺するという目的が達成される。理解
できるように、第1ループ要素12の8の字ループ38に対する相対的サイズや
位置関係に依存してより大きな又はより小さな相殺が行われる。
本発明の特定の実施例(複数)につき説明したが、本
発明は所望の遠隔フィールド相殺を提供する限りにおいて変形または修正できる
。例えば、第1ループ要素12は単一ループとして説明したが、この第1ループ
要素12は諸電流が対称ないし整相であるという理由により不完全な遠隔フィー
ルド相殺特性を有する3本のループ構造をもつこともできる。しかし、励振ルー
プ12とシャント・ループ要素16の近いフィールド成分間に優れた結合がもた
らされるよう、励振ループ12をシャント・ループ要素16に近接しまたはその
中に配置したときは、実質的な遠隔フィールド相殺が生じる。
本発明のアンテナをEASシステムを参照して説明したが、EASシステムを
参考としたこのような説明は図示の目的によるだけで、これに限定するものでは
ない。本発明のアンテナは他の多くのタイプの応用例にもよく適している。より
詳しく説明すると、アンテナによって放射された電磁エネルギが通信ないし識別
機能を行うのに使用されるあらゆる分野に適用できる。例えば、本発明のアンテ
ナは、センサーを付勢することやセンサーに接続されたワイヤを介してセンサー
に連絡するのが困難な環境にある場合、(そのアンテナによって伝送される電磁
エネルギで付勢される)センサーと関連して使用することができる。このような
環境において、アンテナは遠隔的にエネルギ(電力)を利用し、センサーからの
情報を受信するのに使用できる。例えば、本発明のアンテナは患者の血液糖度レ
ベルを測定するセンサーと一緒に
使用でき、血液の糖度レベル・センサーが患者の組織に皮下埋設される。
理解できるように、患者の皮膚にセンサーに接続されたワイヤを刺通しないこ
とが極めて望ましい。さらにセンサーからバッテリを除くことが切望されている
。本発明によれば、アンテナから発生された電磁エネルギを使用して患者の皮膚
の下に配備されたセンサーを付勢し、同時にこのアンテナを使用してセンサーか
ら伝送された電磁エネルギを受信し、センサーによって伝送された電磁エネルギ
が患者の血液糖度レベルに関係するようにすることができる。他の適用例として
アクセス管理のためにその所有者を識別する受動トランスポンダーに関するもの
がある。本発明の他の有用な利用例もまた当業技術者にとって明白である。
従って、変形および修正を本発明の範囲から外れることなく前述の実施例を実
行できることが理解できる。故に、本発明は記述した特定の実施例に限定される
ものではなく、添付の請求の範囲に規定した本発明の範囲と概念内でのあらゆる
修正と変形を含むことを意図する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
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,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
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L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK
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MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR
,TT,UA,UG,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 請求項1. 電気的回路要素と; 第1アンテナ構造と; を含む遠隔フィールド相殺アンテナで、 その第1アンテナ構造が: 回路要素に電気的に結合されフィールドを発生する第1ループ要素と; 第1ループ要素によって発生されたフィールドからシャント・ループ要素に電 圧が誘起されるよう第1ループ要素を取り巻くシャント・ループ要素と; を備え、 そのシャント・ループ要素が連続する導電性ループを備え、これに誘起された 電圧による電流を最大にし、そこではシャント・ループ要素中の電流によって生 ずるフィールドが第1ループ要素によって発生されたフィールドを遠隔フィール ドでほぼ相殺するものである遠隔フィールド相殺アンテナ。 請求項2. そのアンテナが主として磁界を発生するようなアンテナの動作波長よりも実質 上短いサイズを有する 請求項1に記載のアンテナ。 請求項3. そのシャント・ループ要素および第1ループ要素が互いに部分的に磁気的に結 合している請求項1に記載のアンテナ。 請求項4. 回路要素が送信機を具備している請求項1に記載のアンテナ。 請求項5. 回路要素が受信機を具備している請求項1に記載のアンテナ。 請求項6. 第2ループ要素と第1ループ要素間の結合が最小になるよう、第2ループ要素 がさらにシャント・ループ要素の近傍に配置されている 請求項1に記載のアンテナ。 請求項7. 第2ループ要素がほぼ平坦な8の字アンテナ・ループで形成され、この8の字 アンテナ・ループが上方および下方のループを有する 請求項6に記載のアンテナ。 請求項8. 上方および下方のループが直列に接続されている請求項7に記載のアンテナ。 請求項9. 上方および下方のループが並列に接続されている請求項7に記載のアンテナ。 請求項10. 電気回路網をさらに備え、 その第1ループ要素および第2ループ要素がこの電気回路網を介して接続され 、この電気回路網は第1ループ要素と第2ループ要素間に位相差を導入せしめ、 それによって回転フィールドをアンテナ近傍に生ぜしめる 請求項6に記載のアンテナ。 請求項11. 第2ループ要素が受信機回路に電気的に接続され、第1ループ要素に接続され た電気回路が送信機回路を具備し同時送受信を提供する、 請求項7に記載のアンテナ。 請求項12. 上方ループおよび下方ループが互いに変位している請求項7に記載のアンテナ 。 請求項13. 上方ループおよび下方ループが等面積を有する請求項7に記載のアンテナ。 請求項14. 上方ループおよび下方ループが対称である請求項7に記載のアンテナ。 請求項15. シャント・ループ要素がクロスバーを含み、このクロスバーがシャント・ルー プ要素を2本のループに分割し、これら2本のループがクロスバーで接続されて いる請求項1に記載のアンテナ。 請求項16. 第1ループ要素がシャント・ループ要素内に中心に付けられている請求項15 に記載のアンテナ。 請求項17. 電気的回路要素; 回路要素に電気的に接続されフィールドを発生する第1ループ要素; 電圧が第1ループ要素によって発生されたフィールドからシャント・ループ要 素に誘起されるように第1ルー プ要素を取り囲んで設けたシャント・ループ要素でそのシャント・ループ要素が 連続する導電性ループを具えこれに誘起された電圧による電流を最大にし、その 中でそのシャント・ループに流れる電流が、遠隔フィールド中で第1ループ要素 によって発生されたフィールドをほぼ相殺するフィールドを発生するもの;及び 第2ループ要素であっての第2ループ要素は第1ループ要素との間の結合が最 小になるようにシャント・ループ要素近傍に配置されたものてあるもの; を具備した遠隔フィールド相殺アンテナ。 請求項18. 第1ループ要素に接続された電気回路が送信回路を具備し、第2ループ要素が ほぼ平坦な8の字アンテナ・ループを具備し、この8の字アンテナ・ループが上 方および下方ループを有し、第2ループ要素が受信機回路に電気的に接続され、 これによって同時送受信を提供する請求項17に記載のアンテナ。 請求項19. 電子式物品監視システムにおいて、遠隔フィールド相殺アンテナが; 第1ループ要素; 第1ループ要素に電気的に接続され電流を発生して第1方向に第1ループ要素 に流し、この電流で電磁界を発 生させるよう電気的に接続された送信機回路; 電流が、第1ループ要素によって発生されたフィールドからシャント・ループ 要素中に誘起されるよう、また、シャント・ループ要素中の電流が第1方向とは 逆の第2方向に流れるよう、第1ループ要素に近接配置されており、シャント・ ループ要素中の電流がフィールドを発生して、このフィールドが監視ゾーンを近 フィールド中に発生するよう第1ループ要素によって発生された電界を遠隔フィ ールド中でほぼ相殺するシャント・ループ要素; シャント・ループ要素近傍に配備されたほぼ平坦な8の字状ループ要素であっ て、この8の字状ループ要素および第1ループ要素とシャント・ループ要素との 間の結合が最小となるような8の字状ループ要素;及び 8の字状ループ要素に電気的に接続され、所定周波数で監視ゾーン中の磁気共 振を検出し、監視ゾーン中の保護物品の存在を示す警告信号を発生する受信機回 路; を具備する電子部物品監視システム。
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