JPH10340460A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光ディスク記録再生装置Info
- Publication number
- JPH10340460A JPH10340460A JP14809697A JP14809697A JPH10340460A JP H10340460 A JPH10340460 A JP H10340460A JP 14809697 A JP14809697 A JP 14809697A JP 14809697 A JP14809697 A JP 14809697A JP H10340460 A JPH10340460 A JP H10340460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- optical disk
- optical
- circuit
- optical pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 DCオフセット分があっても安定したポーズ
動作を行うことができる光ディスク記録再生装置の提供
を目的とする。 【解決手段】 この光ディスク記録再生装置は、光ディ
スク1上で光ピックアップを移動させ、光ピックアップ
2をトラッキングサーボ回路12により目的トラック位
置に位置決めし、光ピックアップ2の光学系により光ビ
ームを光ディスク1上に照射させて記録マークを記録ま
たは再生する光ディスク記録再生装置において、光ピッ
クアップ2を光ディスク1のトラック方向またはセクタ
ー方向に移動させる際に、トラッキングサーボ回路12
のトラッキングエラー信号からDCモニタ手段12aに
よりオフセット成分を検出して、オフセット成分が所定
区間で最小となる位置でポーズ動作を開始する。
動作を行うことができる光ディスク記録再生装置の提供
を目的とする。 【解決手段】 この光ディスク記録再生装置は、光ディ
スク1上で光ピックアップを移動させ、光ピックアップ
2をトラッキングサーボ回路12により目的トラック位
置に位置決めし、光ピックアップ2の光学系により光ビ
ームを光ディスク1上に照射させて記録マークを記録ま
たは再生する光ディスク記録再生装置において、光ピッ
クアップ2を光ディスク1のトラック方向またはセクタ
ー方向に移動させる際に、トラッキングサーボ回路12
のトラッキングエラー信号からDCモニタ手段12aに
よりオフセット成分を検出して、オフセット成分が所定
区間で最小となる位置でポーズ動作を開始する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、光ディ
スクの再生専用のコンパクト・ディスク(CD−RO
M)または追記型コンパクト・ディスク(CD−R)に
光ビームを用いてデータを記録または再生する際のポー
ズ動作に関する。
スクの再生専用のコンパクト・ディスク(CD−RO
M)または追記型コンパクト・ディスク(CD−R)に
光ビームを用いてデータを記録または再生する際のポー
ズ動作に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会を指向するマルチメディ
アの進展で、光ディスクの一層の高性能化、大容量化が
求められている。この光ディスクは、その機能及び使用
目的から、ディスクカッティング時に記録された情報デ
ータを再生するのみの再生専用型光ディスク、一度だけ
記録できて書き換えのできない追記型光ディスクの2種
類に大別することができる。
アの進展で、光ディスクの一層の高性能化、大容量化が
求められている。この光ディスクは、その機能及び使用
目的から、ディスクカッティング時に記録された情報デ
ータを再生するのみの再生専用型光ディスク、一度だけ
記録できて書き換えのできない追記型光ディスクの2種
類に大別することができる。
【0003】このような光ディスクでは、大容量化が要
求されることにより、ディスクカッティング時または追
記時において、記録光ディスク面上に螺旋状に設けられ
た溝からなるグルーブ部にのみ情報データを記録するグ
ルーブ記録方法だけでは、要求される記録容量を満足さ
せることができないため、グルーブ部とグルーブ部との
間のランド部と呼ばれる部分にも情報データを記録する
ランドグルーブ記録方法が採用されていた。
求されることにより、ディスクカッティング時または追
記時において、記録光ディスク面上に螺旋状に設けられ
た溝からなるグルーブ部にのみ情報データを記録するグ
ルーブ記録方法だけでは、要求される記録容量を満足さ
せることができないため、グルーブ部とグルーブ部との
間のランド部と呼ばれる部分にも情報データを記録する
ランドグルーブ記録方法が採用されていた。
【0004】つまり、光ディスク記録再生装置におい
て、光ディスク上の所定のトラックに情報データを記録
するためには、光ディスクの目標トラック上へ光ピック
アップを移動させて、目標トラック上にレーザ・ビーム
を照射させなければならない。このためには、目標位置
に光ピックアップを位置決めする必要がある。光ピック
アップを光ディスクの半径方向の目標の位置に移動させ
るサーボ系としてトラッキング・サーボ系がある。
て、光ディスク上の所定のトラックに情報データを記録
するためには、光ディスクの目標トラック上へ光ピック
アップを移動させて、目標トラック上にレーザ・ビーム
を照射させなければならない。このためには、目標位置
に光ピックアップを位置決めする必要がある。光ピック
アップを光ディスクの半径方向の目標の位置に移動させ
るサーボ系としてトラッキング・サーボ系がある。
【0005】トラッキング・サーボ系は、光ピックアッ
プ内のアクチュエータ系のうちのトラッキングコイルお
よびトラッキングサーボ回路からなる。アクチュエータ
系は、例えば2軸アクチュエータにより光ピックアップ
を精細にトラッキング動作させる。
プ内のアクチュエータ系のうちのトラッキングコイルお
よびトラッキングサーボ回路からなる。アクチュエータ
系は、例えば2軸アクチュエータにより光ピックアップ
を精細にトラッキング動作させる。
【0006】そして、レーザ・ビームがトラックを追跡
して、トラッキングして、アドレスを読み出し、目標ア
ドレスとの差分を知ると、その分だけ精細シークをす
る。このとき、偏心速度が大きいと、安定にシーク制御
することが難しいので、偏心速度が小さくなるまで待っ
て、最後に目標トラックへ到達し、光ディスク上のグル
ーブ部とグルーブ部との間のランド部に情報データを記
録するランドグルーブ記録方法により、記録の動作を実
行する。
して、トラッキングして、アドレスを読み出し、目標ア
ドレスとの差分を知ると、その分だけ精細シークをす
る。このとき、偏心速度が大きいと、安定にシーク制御
することが難しいので、偏心速度が小さくなるまで待っ
て、最後に目標トラックへ到達し、光ディスク上のグル
ーブ部とグルーブ部との間のランド部に情報データを記
録するランドグルーブ記録方法により、記録の動作を実
行する。
【0007】図4に従来のランドグルーブ記録方法に用
いられたプッシュプル方法によるトラッキングを示す。
図4を用いて従来のプッシュプル法によるトラッキング
を説明する。図4Aにおいて、グルーブ部G1,G2,
G3とグルーブ部G1,G2,G3との間のランド部L
1,L2,L3と呼ばれる部分にも情報データを記録す
るランドグルーブ記録方法においては、隣接するグルー
ブ部G1,G2,G3およびランド部L1,L2,L3
共に情報データを記録するために、各グルーブ部G1,
G2,G3およびランド部L1,L2,L3にトラッキ
ングを行う必要がある。
いられたプッシュプル方法によるトラッキングを示す。
図4を用いて従来のプッシュプル法によるトラッキング
を説明する。図4Aにおいて、グルーブ部G1,G2,
G3とグルーブ部G1,G2,G3との間のランド部L
1,L2,L3と呼ばれる部分にも情報データを記録す
るランドグルーブ記録方法においては、隣接するグルー
ブ部G1,G2,G3およびランド部L1,L2,L3
共に情報データを記録するために、各グルーブ部G1,
G2,G3およびランド部L1,L2,L3にトラッキ
ングを行う必要がある。
【0008】プッシュプル法は、光ディスク上の記録薄
膜上のグルーブ部G1,G2,G3で反射回折した光を
フォトダイオード上の2分割された受光面での出力差と
して取り出すことによってトラッキングエラーを検出す
る方法である。すなわち、図4Aに示すように、レーザ
ースポットとグルーブ部G1,G2,G3の中心、ある
いはレーザースポットとランド部L1,L2,L3と呼
ばれるグルーブ部G1,G2,G3とグルーブ部G1,
G2,G3の中間部の中心が一致している場合は、トラ
ッキングしてトラックが一致した状態で、図4Bにおい
て、左右対称な反射回折光分布としてのトラッキングエ
ラー信号101が得られる。これ以外の場合は、トラッ
キングしていないのでトラックがずれた状態で、左右で
光強度がずれた振幅の異なる反射回折光分布としてのS
字曲線となる。このようにして、トラッキングエラー信
号101が「0」になるようにして、グルーブ部G1,
G2,G3の中心、あるいはランド部L1,L2,L3
の中心にトラッキングを行うことができる。
膜上のグルーブ部G1,G2,G3で反射回折した光を
フォトダイオード上の2分割された受光面での出力差と
して取り出すことによってトラッキングエラーを検出す
る方法である。すなわち、図4Aに示すように、レーザ
ースポットとグルーブ部G1,G2,G3の中心、ある
いはレーザースポットとランド部L1,L2,L3と呼
ばれるグルーブ部G1,G2,G3とグルーブ部G1,
G2,G3の中間部の中心が一致している場合は、トラ
ッキングしてトラックが一致した状態で、図4Bにおい
て、左右対称な反射回折光分布としてのトラッキングエ
ラー信号101が得られる。これ以外の場合は、トラッ
キングしていないのでトラックがずれた状態で、左右で
光強度がずれた振幅の異なる反射回折光分布としてのS
字曲線となる。このようにして、トラッキングエラー信
号101が「0」になるようにして、グルーブ部G1,
G2,G3の中心、あるいはランド部L1,L2,L3
の中心にトラッキングを行うことができる。
【0009】ここで、図5に示すように、光ディスク1
00のラジアル方向の傾き(ラジアルチルト)によって
もオフセットが生じることがあった。図5において、光
ディスク100にレーザービームの光軸と直交する面に
対してΔθだけ傾きがあると、フォトダイオード103
上で対物レンズ102の焦点距離fに対してf・2Δθ
だけ光ディスク100の反射光のビームスポットが移動
するため、光強度のアンバランスのため、プッシュプル
信号がオフセットしてしまう。
00のラジアル方向の傾き(ラジアルチルト)によって
もオフセットが生じることがあった。図5において、光
ディスク100にレーザービームの光軸と直交する面に
対してΔθだけ傾きがあると、フォトダイオード103
上で対物レンズ102の焦点距離fに対してf・2Δθ
だけ光ディスク100の反射光のビームスポットが移動
するため、光強度のアンバランスのため、プッシュプル
信号がオフセットしてしまう。
【0010】そのため、ビームスポットがフォトダイオ
ード103の中央にあるときは、ビームスポットが光デ
ィスク100のトラックを横切るときフォトダイオード
103上で明暗が現れるので、トラッキングエラー信号
101のゼロクロス点がトラック中心となるためこのト
ラッキングエラー信号101を用いてトラッキングを行
うことができる。しかし、ビームスポットがフォトダイ
オード103の中央からずれて動くとき、つまり、トラ
ッキング動作により対物レンズ102がラジアル方向に
駆動されたときや、光ディスク100にラジアルチルト
があるときにはビームスポットの光強度分布がフォトダ
イオード103上で移動するために、ラッキングエラー
信号は周期の遅いうねりとなるDCオフセット分を有す
る信号となる。このようなオフセットを有するトラッキ
ングエラー信号を用いてトラッキングを行うことはでき
ない。
ード103の中央にあるときは、ビームスポットが光デ
ィスク100のトラックを横切るときフォトダイオード
103上で明暗が現れるので、トラッキングエラー信号
101のゼロクロス点がトラック中心となるためこのト
ラッキングエラー信号101を用いてトラッキングを行
うことができる。しかし、ビームスポットがフォトダイ
オード103の中央からずれて動くとき、つまり、トラ
ッキング動作により対物レンズ102がラジアル方向に
駆動されたときや、光ディスク100にラジアルチルト
があるときにはビームスポットの光強度分布がフォトダ
イオード103上で移動するために、ラッキングエラー
信号は周期の遅いうねりとなるDCオフセット分を有す
る信号となる。このようなオフセットを有するトラッキ
ングエラー信号を用いてトラッキングを行うことはでき
ない。
【0011】例えば、特開平4−132056号公報に
は、スピンドルサーボ系がロック状態にないとき、トラ
ックジャンプを変更するタイミング変更回路を有するデ
ィスク再生装置の一時停止装置が開示されている。この
ディスク再生装置では、線速度一定(CLV)により記
録されている光ディスクにおいて、ポーズ動作を行う場
合には、光ディスクが1回転する毎に読み出し点を内周
方向(読み出し方向と逆方向)に1トラックジャンプし
て、この1トラックジャンプ動作を繰り返すようにして
いる。図6に、従来のポーズ動作を行うときの1トラッ
クジャンプの波形図を示す。図6に示すように、トラッ
キングエラー信号TEで示される1トラックジャンプ波
形105は、ディスク1回転104の期間にDCオフセ
ット分106を有する波形となり、次のディスク1回転
の期間にもDCオフセット分107が同様に現れる。
は、スピンドルサーボ系がロック状態にないとき、トラ
ックジャンプを変更するタイミング変更回路を有するデ
ィスク再生装置の一時停止装置が開示されている。この
ディスク再生装置では、線速度一定(CLV)により記
録されている光ディスクにおいて、ポーズ動作を行う場
合には、光ディスクが1回転する毎に読み出し点を内周
方向(読み出し方向と逆方向)に1トラックジャンプし
て、この1トラックジャンプ動作を繰り返すようにして
いる。図6に、従来のポーズ動作を行うときの1トラッ
クジャンプの波形図を示す。図6に示すように、トラッ
キングエラー信号TEで示される1トラックジャンプ波
形105は、ディスク1回転104の期間にDCオフセ
ット分106を有する波形となり、次のディスク1回転
の期間にもDCオフセット分107が同様に現れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のポー
ズ動作を行うときの1トラックジャンプ波形には、光デ
ィスク100にラジアルチルトがあるときにはビームス
ポットの光強度分布がフォトダイオード103上で移動
することによるDCオフセット分が現れるが、このDC
オフセット分に何ら留意せずに1トラックジャンプによ
るポーズ動作を行っていたため、1トラックジャンプに
よるポーズ動作が不安定になるという不都合があった。
ズ動作を行うときの1トラックジャンプ波形には、光デ
ィスク100にラジアルチルトがあるときにはビームス
ポットの光強度分布がフォトダイオード103上で移動
することによるDCオフセット分が現れるが、このDC
オフセット分に何ら留意せずに1トラックジャンプによ
るポーズ動作を行っていたため、1トラックジャンプに
よるポーズ動作が不安定になるという不都合があった。
【0013】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
のであり、DCオフセット分があっても安定したポーズ
動作を行うことができる光ディスク記録再生装置の提供
を目的とする。
のであり、DCオフセット分があっても安定したポーズ
動作を行うことができる光ディスク記録再生装置の提供
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク記
録再生装置は、記録媒体上で光ピックアップを移動さ
せ、上記光ピックアップをトラッキング手段により目的
トラック位置に位置決めし、上記光ピックアップの光学
系により光ビームを上記記録媒体上に照射させて記録マ
ークを記録または再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、上記光ピックアップを上記記録媒体のトラック方
向またはセクター方向に移動させる際に、上記トラッキ
ング手段のトラッキングエラー信号からオフセット成分
を検出して、上記オフセット成分が所定区間で最小とな
る位置で移動するようにしたものである。
録再生装置は、記録媒体上で光ピックアップを移動さ
せ、上記光ピックアップをトラッキング手段により目的
トラック位置に位置決めし、上記光ピックアップの光学
系により光ビームを上記記録媒体上に照射させて記録マ
ークを記録または再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、上記光ピックアップを上記記録媒体のトラック方
向またはセクター方向に移動させる際に、上記トラッキ
ング手段のトラッキングエラー信号からオフセット成分
を検出して、上記オフセット成分が所定区間で最小とな
る位置で移動するようにしたものである。
【0015】この発明の光ディスク記録再生装置によれ
ば以下の作用をする。この光ディスク記録再生装置は、
記録媒体上で光ピックアップを移動させ、上記光ピック
アップをトラッキング手段により目的トラック位置に位
置決めし、上記光ピックアップの光学系により光ビーム
を上記記録媒体上に照射させて記録マークを記録または
再生する。また、この光ディスク記録再生装置は、上記
トラッキング手段のトラッキングエラー信号からオフセ
ット成分を検出する。そして、この光ディスク記録再生
装置は、上記オフセット成分が所定区間で最小となる位
置で上記光ピックアップを上記記録媒体のトラック方向
またはセクター方向に移動させる。
ば以下の作用をする。この光ディスク記録再生装置は、
記録媒体上で光ピックアップを移動させ、上記光ピック
アップをトラッキング手段により目的トラック位置に位
置決めし、上記光ピックアップの光学系により光ビーム
を上記記録媒体上に照射させて記録マークを記録または
再生する。また、この光ディスク記録再生装置は、上記
トラッキング手段のトラッキングエラー信号からオフセ
ット成分を検出する。そして、この光ディスク記録再生
装置は、上記オフセット成分が所定区間で最小となる位
置で上記光ピックアップを上記記録媒体のトラック方向
またはセクター方向に移動させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本実施の形態を説明す
る。本実施の形態を適用する光ディスクは、コンパクト
・ディスク(CD)である。CDにはいくつかのファミ
リーがあり、再生専用のCD−ROM,1回だけ書き込
めるCD−Rがある。本実施の形態はこのCDファミリ
ーに適用される。
る。本実施の形態を適用する光ディスクは、コンパクト
・ディスク(CD)である。CDにはいくつかのファミ
リーがあり、再生専用のCD−ROM,1回だけ書き込
めるCD−Rがある。本実施の形態はこのCDファミリ
ーに適用される。
【0017】次に、このような光ディスクに適用する本
実施の形態の構成を示す。図1は、本実施の形態の光デ
ィスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。ま
ず、光ディスク記録再生装置の構成を説明する。本実施
例の光ディスク記録再生装置は、光ディスク回転駆動制
御系と、粗動送り駆動制御系と、光学ピックアップ制御
系のそれぞれのサーボ系をコントロールするサーボコン
トロール回路5と、光ピックアップ2に供給するレーザ
ーパワーを制御するレーザー制御回路6と、レーザーの
反射光から再生RF信号、フォーカスエラー信号及びト
ラッキングエラー信号を得るI−V変換マトリクス回路
8と、信号制御回路7とを有する。
実施の形態の構成を示す。図1は、本実施の形態の光デ
ィスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。ま
ず、光ディスク記録再生装置の構成を説明する。本実施
例の光ディスク記録再生装置は、光ディスク回転駆動制
御系と、粗動送り駆動制御系と、光学ピックアップ制御
系のそれぞれのサーボ系をコントロールするサーボコン
トロール回路5と、光ピックアップ2に供給するレーザ
ーパワーを制御するレーザー制御回路6と、レーザーの
反射光から再生RF信号、フォーカスエラー信号及びト
ラッキングエラー信号を得るI−V変換マトリクス回路
8と、信号制御回路7とを有する。
【0018】光ディスク回転駆動制御系は、スピンドル
サーボ回路9と、スピンドルモーター3と、光ディスク
1とを有する。ここで、光ディスク1は記録媒体を構成
する。粗動送り駆動制御系は、スレッドサーボ回路10
と、スレッドモーター4とを有する。光学ピックアップ
制御系は、光ピックアップ2と、I−V変換マトリクス
回路8と、フォーカスサーボ回路11と、トラッキング
サーボ回路12と、レーザー制御回路6とを有する。こ
こで、I−V変換マトリクス回路8は、レーザーの反射
光を2分割面で検出するフォトダイオード21と、2分
割信号を加算する加算器22と、2分割信号を減算する
減算器23と、加算器22の出力から再生RF信号を増
幅すると共にスレッドサーボ回路10にサーボ信号を供
給するRF増幅回路24と、減算器23の出力からフォ
ーカスエラー信号を検出するフォーカスエラー検出回路
25と、減算器23の出力からトラッキングエラー信号
を検出するトラッキングエラー検出回路26とを有す
る。また、レーザー制御回路6は、レーザー光をパルス
幅変調するPWMドライバー14と、レーザー光を発光
するレーザーダイオード13とを有する。
サーボ回路9と、スピンドルモーター3と、光ディスク
1とを有する。ここで、光ディスク1は記録媒体を構成
する。粗動送り駆動制御系は、スレッドサーボ回路10
と、スレッドモーター4とを有する。光学ピックアップ
制御系は、光ピックアップ2と、I−V変換マトリクス
回路8と、フォーカスサーボ回路11と、トラッキング
サーボ回路12と、レーザー制御回路6とを有する。こ
こで、I−V変換マトリクス回路8は、レーザーの反射
光を2分割面で検出するフォトダイオード21と、2分
割信号を加算する加算器22と、2分割信号を減算する
減算器23と、加算器22の出力から再生RF信号を増
幅すると共にスレッドサーボ回路10にサーボ信号を供
給するRF増幅回路24と、減算器23の出力からフォ
ーカスエラー信号を検出するフォーカスエラー検出回路
25と、減算器23の出力からトラッキングエラー信号
を検出するトラッキングエラー検出回路26とを有す
る。また、レーザー制御回路6は、レーザー光をパルス
幅変調するPWMドライバー14と、レーザー光を発光
するレーザーダイオード13とを有する。
【0019】信号制御回路7は、装置の各部を制御する
システムコントロール回路19と、記録データにリード
ソロモン積符号によりエラー訂正コードを付加するEC
Cエンコード回路16と、エラー訂正コードが付加され
た記録データをEFM変調する変調回路15と、再生デ
ータをEFM復調すると共にスピンドルサーボ回路9に
サーボ信号を供給する復調回路17と、再生データにリ
ードソロモン積符号によりエラー訂正処理して再生デー
タを出力するECCデコード回路18とを有する。
システムコントロール回路19と、記録データにリード
ソロモン積符号によりエラー訂正コードを付加するEC
Cエンコード回路16と、エラー訂正コードが付加され
た記録データをEFM変調する変調回路15と、再生デ
ータをEFM復調すると共にスピンドルサーボ回路9に
サーボ信号を供給する復調回路17と、再生データにリ
ードソロモン積符号によりエラー訂正処理して再生デー
タを出力するECCデコード回路18とを有する。
【0020】ここで、この例では、特に、トラッキング
サーボ回路12に、光ディスク1のラジアルチルトによ
るビームスポットの光強度分布がフォトダイオード21
上で移動することによるDCオフセット分を光ディスク
1の1回転の期間分だけモニタして、1トラックジャン
プによるポーズ動作を安定に行う時間を検索するDCモ
ニタ手段12aを有するように構成されている。
サーボ回路12に、光ディスク1のラジアルチルトによ
るビームスポットの光強度分布がフォトダイオード21
上で移動することによるDCオフセット分を光ディスク
1の1回転の期間分だけモニタして、1トラックジャン
プによるポーズ動作を安定に行う時間を検索するDCモ
ニタ手段12aを有するように構成されている。
【0021】次に、光ディスク記録再生装置の接続関係
を示す。まず、光ディスク回転駆動制御系の接続関係を
示す。スピンドルサーボ回路9はスピンドルモーター3
と接続され、スピンドルモーター3は回転機構を介して
光ディスク1と接続される。
を示す。まず、光ディスク回転駆動制御系の接続関係を
示す。スピンドルサーボ回路9はスピンドルモーター3
と接続され、スピンドルモーター3は回転機構を介して
光ディスク1と接続される。
【0022】次に、粗動送り駆動制御系の接続関係を示
す。スレッドサーボ回路10はスレッドモーター4と接
続され、スレッドモーター4は粗送り機構を介して光ピ
ックアップ制御系の光ピックアップ2と接続される。
す。スレッドサーボ回路10はスレッドモーター4と接
続され、スレッドモーター4は粗送り機構を介して光ピ
ックアップ制御系の光ピックアップ2と接続される。
【0023】次に、光ピックアップ制御系の接続関係を
示す。光ピックアップ2はI−V変換マトリクス回路8
のフォトダイオード21と接続され、フォトダイオード
21の2分割出力は加算器22と接続されると共に減算
器23と接続され、加算器22及び減算器23はRF増
幅回路24と接続されると共にフォーカスエラー検出回
路25及びトラッキングエラー検出回路26と接続され
る。
示す。光ピックアップ2はI−V変換マトリクス回路8
のフォトダイオード21と接続され、フォトダイオード
21の2分割出力は加算器22と接続されると共に減算
器23と接続され、加算器22及び減算器23はRF増
幅回路24と接続されると共にフォーカスエラー検出回
路25及びトラッキングエラー検出回路26と接続され
る。
【0024】また、フォーカスエラー検出回路25及び
トラッキングエラー検出回路26は、フォーカスサーボ
回路11およびトラッキングサーボ回路12と接続さ
れ、フォーカスサーボ回路11およびトラッキングサー
ボ回路12は光ピックアップ2の図示しないフォーカス
コイルおよびトラッキングコイルに接続される。
トラッキングエラー検出回路26は、フォーカスサーボ
回路11およびトラッキングサーボ回路12と接続さ
れ、フォーカスサーボ回路11およびトラッキングサー
ボ回路12は光ピックアップ2の図示しないフォーカス
コイルおよびトラッキングコイルに接続される。
【0025】次に、信号処理系の接続関係を示す。RF
増幅回路24は信号制御回路7の復調回路17と接続さ
れ、復調回路17はECCデコード回路18と接続され
る。また、ECCエンコード回路16は変調回路15と
接続され、変調回路15はレーザー制御回路6のPWM
ドライバー14と接続され、PWMドライバー14はレ
ーザーダイオード13と接続され、レーザーダイオード
13は光ピックアップ2に所定のレーザービームを形成
するように設けられる。
増幅回路24は信号制御回路7の復調回路17と接続さ
れ、復調回路17はECCデコード回路18と接続され
る。また、ECCエンコード回路16は変調回路15と
接続され、変調回路15はレーザー制御回路6のPWM
ドライバー14と接続され、PWMドライバー14はレ
ーザーダイオード13と接続され、レーザーダイオード
13は光ピックアップ2に所定のレーザービームを形成
するように設けられる。
【0026】また、光ディスク記録再生装置は、システ
ムコントローラ19および図示しないインターフェース
回路を介して、ホストコンピュータと接続されている。
ムコントローラ19および図示しないインターフェース
回路を介して、ホストコンピュータと接続されている。
【0027】このように構成された光ディスク記録再生
装置の概略動作を説明する。図示しないホストコンピュ
ータからの命令により、光ディスク記録再生装置に対し
て情報信号の記録または再生を行う場合、ホストコンピ
ュータから光ディスク1上の目標トラック位置に光ピッ
クアップ2をスレッドモーター4によりシーク動作をし
て位置決めした後に、トラッキングサーボ回路12およ
びフォーカスサーボ回路11によりトラッキングコイル
およびフォーカスコイルを駆動させてトラッキングおよ
びフォーカスを微調整させて目標値に合わせる。
装置の概略動作を説明する。図示しないホストコンピュ
ータからの命令により、光ディスク記録再生装置に対し
て情報信号の記録または再生を行う場合、ホストコンピ
ュータから光ディスク1上の目標トラック位置に光ピッ
クアップ2をスレッドモーター4によりシーク動作をし
て位置決めした後に、トラッキングサーボ回路12およ
びフォーカスサーボ回路11によりトラッキングコイル
およびフォーカスコイルを駆動させてトラッキングおよ
びフォーカスを微調整させて目標値に合わせる。
【0028】記録の際にはレーザー制御回路6によりレ
ザーパワーを予めイレーズパワーレベルにして記録しな
い部分の情報を消去すると共に、レザーパワーをライト
パワーレベルに調整して情報信号を目標トラック位置に
記録し、再生の際にはレーザー制御回路6によりレザー
パワーをリードパワーレベルに調整して目標トラック位
置に記録された情報信号を再生する。
ザーパワーを予めイレーズパワーレベルにして記録しな
い部分の情報を消去すると共に、レザーパワーをライト
パワーレベルに調整して情報信号を目標トラック位置に
記録し、再生の際にはレーザー制御回路6によりレザー
パワーをリードパワーレベルに調整して目標トラック位
置に記録された情報信号を再生する。
【0029】信号制御系では、まず、ホストコンピュー
タに基づいてシステムコントロール回路19は、サーボ
コントロール回路5のスピンドルサーボ回路9に回転命
令のコマンドを供給する。スピンドルサーボ回路9は、
このコマンドによりドライブ信号をスピンドルモーター
3に供給して、スピンドルモーター3を回転させる。再
生RF信号に基づいて復調回路17から同期検出された
サーボ信号がスピンドルサーボ回路9に供給される。
タに基づいてシステムコントロール回路19は、サーボ
コントロール回路5のスピンドルサーボ回路9に回転命
令のコマンドを供給する。スピンドルサーボ回路9は、
このコマンドによりドライブ信号をスピンドルモーター
3に供給して、スピンドルモーター3を回転させる。再
生RF信号に基づいて復調回路17から同期検出された
サーボ信号がスピンドルサーボ回路9に供給される。
【0030】次に、ホストコンピュータに基づいてシス
テムコントロール回路19は、スレッドサーボ回路10
に粗送り命令のコマンドを供給する。光ピックアップ2
は現在の位置の情報信号を光ディスク1から読み取り、
フォトダイオード21、加算器22及び減算器23を介
して、RF増幅回路24、フォーカスエラー検出回路2
5及びトラッキングエラー検出回路26にRF信号、加
算信号および減算信号を供給する。トラッキングエラー
検出回路26は差信号からトラッキングエラー信号を生
成して、スレッドサーボ回路10に供給する。スレッド
サーボ回路10は、トラッキングエラー信号に基づいて
ドライブ信号を生成して、ドライブ信号をスレッドモー
ター4に供給する。スレッドモーター4はドライブ信号
に基づいて図示しない粗送り機構を介して光ピックアッ
プ2を粗シーク動作させる。
テムコントロール回路19は、スレッドサーボ回路10
に粗送り命令のコマンドを供給する。光ピックアップ2
は現在の位置の情報信号を光ディスク1から読み取り、
フォトダイオード21、加算器22及び減算器23を介
して、RF増幅回路24、フォーカスエラー検出回路2
5及びトラッキングエラー検出回路26にRF信号、加
算信号および減算信号を供給する。トラッキングエラー
検出回路26は差信号からトラッキングエラー信号を生
成して、スレッドサーボ回路10に供給する。スレッド
サーボ回路10は、トラッキングエラー信号に基づいて
ドライブ信号を生成して、ドライブ信号をスレッドモー
ター4に供給する。スレッドモーター4はドライブ信号
に基づいて図示しない粗送り機構を介して光ピックアッ
プ2を粗シーク動作させる。
【0031】シーク・サーボ系の動作は、スレッドモー
ター4系と、光ピックアップ2内のアクチュエータ系の
2つからなる。スレッドモーター4系は、スレッドモー
ター4により光ピックアップ2を粗シーク動作させて、
図示しないエンコーダーで位置を検出して位置決めをす
る。アクチュエータ系は、図示しないトラッキングコイ
ルを用いた2軸アクチュエータにより光ピックアップ2
を精細シーク動作させる。
ター4系と、光ピックアップ2内のアクチュエータ系の
2つからなる。スレッドモーター4系は、スレッドモー
ター4により光ピックアップ2を粗シーク動作させて、
図示しないエンコーダーで位置を検出して位置決めをす
る。アクチュエータ系は、図示しないトラッキングコイ
ルを用いた2軸アクチュエータにより光ピックアップ2
を精細シーク動作させる。
【0032】このような、シーク・サーボ系の動作シー
ケンスを以下に説明する。まず、目標とするトラック位
置の近くまで粗シーク動作をする。粗シークをして、目
標アドレスの近くで光ピックアップ2が停止しても光ピ
ックアップ2内のアクチュエータの可動部はすぐには停
止せず、振動して所定の整定時間を待って停止する。
ケンスを以下に説明する。まず、目標とするトラック位
置の近くまで粗シーク動作をする。粗シークをして、目
標アドレスの近くで光ピックアップ2が停止しても光ピ
ックアップ2内のアクチュエータの可動部はすぐには停
止せず、振動して所定の整定時間を待って停止する。
【0033】次に、到達したアドレス情報を読み取るた
めにトラック引き込み動作をする。ここで、トラック偏
心速度が大きい時点でのトラック引き込み動作の実行は
引き込みエラーを起こしやすいので、偏心速度がゼロ近
くになるまでこの動作を待つようにする。
めにトラック引き込み動作をする。ここで、トラック偏
心速度が大きい時点でのトラック引き込み動作の実行は
引き込みエラーを起こしやすいので、偏心速度がゼロ近
くになるまでこの動作を待つようにする。
【0034】そして、レーザ・ビームがトラックを追跡
して、トラッキングサーボ回路12からのドライブ信号
によりトラッキングコイルを駆動させて、オントラック
でトラッキングして、アドレスを読み出し、目標アドレ
スとの差分を知ると、その分だけ精細シークをする。こ
のとき、光ピックアップ2は現在の位置の情報信号を光
ディスク1から読み取り、トラッキングエラー検出回路
26に供給する。
して、トラッキングサーボ回路12からのドライブ信号
によりトラッキングコイルを駆動させて、オントラック
でトラッキングして、アドレスを読み出し、目標アドレ
スとの差分を知ると、その分だけ精細シークをする。こ
のとき、光ピックアップ2は現在の位置の情報信号を光
ディスク1から読み取り、トラッキングエラー検出回路
26に供給する。
【0035】つまり、フォトダイオード21は光ディス
ク2で反射されたレーザ光を2分割面上で受光する。フ
ォトダイオード21は受光した2分割レーザ光を電気信
号に変換して減算器23に供給する。減算器23は、2
分割信号を減算して差信号を生成する。トラッキングエ
ラー検出回路26は差信号からトラッキングエラー信号
を検出して、トラッキングサーボ回路12に供給する。
トラッキングサーボ回路12は、トラッキングエラー信
号に基づいて図示しない2軸アクチュエータのトラッキ
ングコイルにより光ピックアップ2のトラッキングを行
う。また、フォーカスエラー検出回路25は情報信号か
らフォーカスエラー信号を検出して、フォーカスサーボ
回路11に供給する。フォーカスサーボ回路11は、フ
ォーカスエラー信号に基づいて図示しない2軸アクチュ
エータのフォーカスコイルにより光ピックアップ2のフ
ォーカシングを行う。
ク2で反射されたレーザ光を2分割面上で受光する。フ
ォトダイオード21は受光した2分割レーザ光を電気信
号に変換して減算器23に供給する。減算器23は、2
分割信号を減算して差信号を生成する。トラッキングエ
ラー検出回路26は差信号からトラッキングエラー信号
を検出して、トラッキングサーボ回路12に供給する。
トラッキングサーボ回路12は、トラッキングエラー信
号に基づいて図示しない2軸アクチュエータのトラッキ
ングコイルにより光ピックアップ2のトラッキングを行
う。また、フォーカスエラー検出回路25は情報信号か
らフォーカスエラー信号を検出して、フォーカスサーボ
回路11に供給する。フォーカスサーボ回路11は、フ
ォーカスエラー信号に基づいて図示しない2軸アクチュ
エータのフォーカスコイルにより光ピックアップ2のフ
ォーカシングを行う。
【0036】このときも、偏心速度が大きいと、安定に
シーク制御することが難しいので、偏心速度が小さくな
るまで待って、最後に目標トラックへ到達し、記録また
は再生の動作を実行する。
シーク制御することが難しいので、偏心速度が小さくな
るまで待って、最後に目標トラックへ到達し、記録また
は再生の動作を実行する。
【0037】光ピックアップ2を目標トラック位置に位
置決めした後に、記録または再生の動作を以下のように
行う。再生時には、システムコントロール回路19は、
レーザー制御回路6のPWMドライバー14に再生コマ
ンドを供給する。PWMドライバー14はレーザ発光パ
ワーを再生パワーレベルに調整して、レーザーダイオー
ド13に供給する。レーザーダイオード13はレーザー
光をレンズを介して光ディスク1に照射する。フォトダ
イオード21は光ディスク1で反射されたレーザ光を2
分割面上で受光する。フォトダイオード21は受光した
2分割レーザ光を電気信号に変換して加算器22に供給
する。加算器22は2分割信号を加算して再生RF信号
を生成する。
置決めした後に、記録または再生の動作を以下のように
行う。再生時には、システムコントロール回路19は、
レーザー制御回路6のPWMドライバー14に再生コマ
ンドを供給する。PWMドライバー14はレーザ発光パ
ワーを再生パワーレベルに調整して、レーザーダイオー
ド13に供給する。レーザーダイオード13はレーザー
光をレンズを介して光ディスク1に照射する。フォトダ
イオード21は光ディスク1で反射されたレーザ光を2
分割面上で受光する。フォトダイオード21は受光した
2分割レーザ光を電気信号に変換して加算器22に供給
する。加算器22は2分割信号を加算して再生RF信号
を生成する。
【0038】再生RF信号はRF増幅回路24に供給す
る。RF増幅回路24は再生データを高周波増幅して復
調回路17に供給する。復調回路17は再生データをE
FM復調する。復調回路17は復調された再生データを
ECCデコード回路18に供給する。ECCデコード回
路18は、再生データにリードソロモン積符号によりエ
ラー訂正処理して再生データを出力する。デコードされ
た情報信号はホストコンピュータに供給される。
る。RF増幅回路24は再生データを高周波増幅して復
調回路17に供給する。復調回路17は再生データをE
FM復調する。復調回路17は復調された再生データを
ECCデコード回路18に供給する。ECCデコード回
路18は、再生データにリードソロモン積符号によりエ
ラー訂正処理して再生データを出力する。デコードされ
た情報信号はホストコンピュータに供給される。
【0039】記録時には、システムコントロール回路1
9は、レーザー制御回路6のPWMドライバー14に記
録コマンドを供給する。ホストコンピュータから供給さ
れた記録データはECCエンコード回路16に供給され
る。ECCエンコード回路16は、記録データにリード
ソロモン積符号によりエラー訂正符号を付加する。EC
Cエンコード回路16は、エラー訂正符号が付加された
記録データを変調回路15に供給する。変調回路15
は、エラー訂正コードが付加された記録データをEFM
変調する。変調回路15は、変調された記録データをレ
ーザー制御回路6のPWMドライバー14に供給する。
PWMドライバー14は記録コマンドに基づいてEFM
変調された記録データをパルス幅変調して、ライトパワ
ーレベルのレーザ発光信号をレーザーダイオード13に
供給する。レーザーダイオード13はレーザ光をレンズ
を介して光ディスク1に照射する。光ディスク1の記録
薄膜がレーザ光で熱せられてアモルファス化した状態で
記録データが目標トラック位置に記録される。
9は、レーザー制御回路6のPWMドライバー14に記
録コマンドを供給する。ホストコンピュータから供給さ
れた記録データはECCエンコード回路16に供給され
る。ECCエンコード回路16は、記録データにリード
ソロモン積符号によりエラー訂正符号を付加する。EC
Cエンコード回路16は、エラー訂正符号が付加された
記録データを変調回路15に供給する。変調回路15
は、エラー訂正コードが付加された記録データをEFM
変調する。変調回路15は、変調された記録データをレ
ーザー制御回路6のPWMドライバー14に供給する。
PWMドライバー14は記録コマンドに基づいてEFM
変調された記録データをパルス幅変調して、ライトパワ
ーレベルのレーザ発光信号をレーザーダイオード13に
供給する。レーザーダイオード13はレーザ光をレンズ
を介して光ディスク1に照射する。光ディスク1の記録
薄膜がレーザ光で熱せられてアモルファス化した状態で
記録データが目標トラック位置に記録される。
【0040】ここで、本実施の形態は、特に、トラッキ
ングサーボ回路12のDCモニタ手段12aにより、光
ディスク1のラジアルチルトによるビームスポットの光
強度分布がフォトダイオード21上で移動することによ
るDCオフセット分を光ディスク1の1回転の期間分だ
けモニタして、このDCオフセット分が最小の時間を検
索して、この時間で1トラックジャンプによるポーズ動
作を安定に行うようにするものである。
ングサーボ回路12のDCモニタ手段12aにより、光
ディスク1のラジアルチルトによるビームスポットの光
強度分布がフォトダイオード21上で移動することによ
るDCオフセット分を光ディスク1の1回転の期間分だ
けモニタして、このDCオフセット分が最小の時間を検
索して、この時間で1トラックジャンプによるポーズ動
作を安定に行うようにするものである。
【0041】まず、このような、精細シークのトラック
ジャンプ・サーボ系の1トラックジャンプ動作のシーケ
ンスを以下に説明する。まず、目標とする1トラック内
周側の位置の近くまで精細シーク動作をする。精細シー
クの1トラックジャンプは、目標アドレスに光ピックア
ップ2を停止したまま光ピックアップ2内のアクチュエ
ータの可動部にパルス電流を加えることによって、1ト
ラック分だけ光ビームを移動させる動作である。
ジャンプ・サーボ系の1トラックジャンプ動作のシーケ
ンスを以下に説明する。まず、目標とする1トラック内
周側の位置の近くまで精細シーク動作をする。精細シー
クの1トラックジャンプは、目標アドレスに光ピックア
ップ2を停止したまま光ピックアップ2内のアクチュエ
ータの可動部にパルス電流を加えることによって、1ト
ラック分だけ光ビームを移動させる動作である。
【0042】つまり、レーザ・ビームがトラックを追跡
して、トラッキングサーボ回路11からのドライブ信号
によりトラッキングコイルを駆動させて、オントラック
でトラッキングして、アドレスを読み出し、目標アドレ
スとの1トラック分の差分を知ると、その1トラック分
の差分だけ精細シークをする。このとき、光ピックアッ
プ2は現在の位置の情報信号を光ディスク1から読み取
り、トラッキングエラー検出回路26に供給する。
して、トラッキングサーボ回路11からのドライブ信号
によりトラッキングコイルを駆動させて、オントラック
でトラッキングして、アドレスを読み出し、目標アドレ
スとの1トラック分の差分を知ると、その1トラック分
の差分だけ精細シークをする。このとき、光ピックアッ
プ2は現在の位置の情報信号を光ディスク1から読み取
り、トラッキングエラー検出回路26に供給する。
【0043】以下、このようなポーズ動作におけるDC
分モニタの動作について説明する。図2に本実施の形態
のポーズ動作の数フレーム分のDC分モニタの波形図、
図3にそのフローチャートを示す。図3に示すように、
ステップS1で、ホスト側よりnフレームにてポーズ要
求がある(ここで、nは自然数であり、記録又は再生信
号の画像データのフレーム数である。)。具体的には、
図1において、ホストコンピュータから信号制御回路7
のシステムコントロール回路19にnフレームにてポー
ズ要求のコマンドが供給される。ステップS2で、nフ
レームでのトラッキングエラー信号TEのDC分を測定
する。具体的には、図1において、システムコントロー
ル回路19は、サーボコントロール回路5のトラッキン
グサーボ回路12のDC分モニタ手段12aに対して、
nフレームでのトラッキングエラー信号TEのDC分を
測定するように制御信号を供給する。このとき、図2に
おいて、DC分モニタ手段12aによりトラッキングエ
ラー信号TEのnフレーム30でのDC分35が測定さ
れる。
分モニタの動作について説明する。図2に本実施の形態
のポーズ動作の数フレーム分のDC分モニタの波形図、
図3にそのフローチャートを示す。図3に示すように、
ステップS1で、ホスト側よりnフレームにてポーズ要
求がある(ここで、nは自然数であり、記録又は再生信
号の画像データのフレーム数である。)。具体的には、
図1において、ホストコンピュータから信号制御回路7
のシステムコントロール回路19にnフレームにてポー
ズ要求のコマンドが供給される。ステップS2で、nフ
レームでのトラッキングエラー信号TEのDC分を測定
する。具体的には、図1において、システムコントロー
ル回路19は、サーボコントロール回路5のトラッキン
グサーボ回路12のDC分モニタ手段12aに対して、
nフレームでのトラッキングエラー信号TEのDC分を
測定するように制御信号を供給する。このとき、図2に
おいて、DC分モニタ手段12aによりトラッキングエ
ラー信号TEのnフレーム30でのDC分35が測定さ
れる。
【0044】次に、図3において、ステップS3で、n
+1フレームでのトラッキングエラー信号TEのDC分
を測定する。具体的には、図1において、システムコン
トロール回路19は、サーボコントロール回路5のトラ
ッキングサーボ回路12のDC分モニタ手段12aに対
して、n+1フレームでのトラッキングエラー信号TE
のDC分を測定するように制御信号を供給する。このと
き、図2において、DC分モニタ手段12aによりトラ
ッキングエラー信号TEのn+1フレーム31でのDC
分36が測定される。
+1フレームでのトラッキングエラー信号TEのDC分
を測定する。具体的には、図1において、システムコン
トロール回路19は、サーボコントロール回路5のトラ
ッキングサーボ回路12のDC分モニタ手段12aに対
して、n+1フレームでのトラッキングエラー信号TE
のDC分を測定するように制御信号を供給する。このと
き、図2において、DC分モニタ手段12aによりトラ
ッキングエラー信号TEのn+1フレーム31でのDC
分36が測定される。
【0045】そして、図3において、ステップS4で、
n+mフレームでのトラッキングエラー信号TEのDC
分を測定する(ここで、mは自然数であり、記録又は再
生信号の画像データのフレーム数である。)。具体的に
は、図1において、システムコントロール回路19は、
サーボコントロール回路5のトラッキングサーボ回路1
2のDC分モニタ手段12aに対して、nフレームから
光ディスク1回転分程度(数フレーム)のn+m(例え
ば、m=4)フレームだけ、ポーズ動作を行うべき時間
を変化させて、各フレームでのトラッキングエラー信号
TEのDC分を測定するように制御信号を供給する。こ
のとき、図2において、DC分モニタ手段12aにより
トラッキングエラー信号TEのn+2フレーム32での
DC分37、n+3フレーム33でのDC分38、n+
4フレーム34でのDC分39がそれぞれ測定される。
このようにして、DC分モニタ手段12aによりnフレ
ームから光ディスク1回転分程度(数フレーム)のn+
mフレームのトラッキングエラー信号TEのDC分がモ
ニタされる。ここで、システムコントロール回路19
は、n〜n+mフレームのトラッキングエラー信号TE
のDC分を内部のメモリに記憶する。
n+mフレームでのトラッキングエラー信号TEのDC
分を測定する(ここで、mは自然数であり、記録又は再
生信号の画像データのフレーム数である。)。具体的に
は、図1において、システムコントロール回路19は、
サーボコントロール回路5のトラッキングサーボ回路1
2のDC分モニタ手段12aに対して、nフレームから
光ディスク1回転分程度(数フレーム)のn+m(例え
ば、m=4)フレームだけ、ポーズ動作を行うべき時間
を変化させて、各フレームでのトラッキングエラー信号
TEのDC分を測定するように制御信号を供給する。こ
のとき、図2において、DC分モニタ手段12aにより
トラッキングエラー信号TEのn+2フレーム32での
DC分37、n+3フレーム33でのDC分38、n+
4フレーム34でのDC分39がそれぞれ測定される。
このようにして、DC分モニタ手段12aによりnフレ
ームから光ディスク1回転分程度(数フレーム)のn+
mフレームのトラッキングエラー信号TEのDC分がモ
ニタされる。ここで、システムコントロール回路19
は、n〜n+mフレームのトラッキングエラー信号TE
のDC分を内部のメモリに記憶する。
【0046】最後に、図3において、ステップS5で、
nフレーム〜n+mフレームでのトラッキングエラー信
号TEの最もDC分の少ない時間にてポーズ動作をす
る。具体的には、図1において、システムコントロール
回路19は、nフレーム〜n+4フレーム30、31、
32、33、34の時間でのトラッキングエラー信号T
EのDC分35、36、37、38、39のうち、最も
電圧レベルが小さいフレームのDC分に対応するフレー
ム時間を検索する。システムコントロール回路19は、
最も少ないDC分36の時間のn+1フレーム31を示
す位置でトラックジャンプを開始する制御信号をサーボ
コントロール回路5のトラッキングサーボ回路12に供
給する。トラッキングサーボ回路12は、このn+1フ
レーム31の時間に1トラックジャンプを開始するよう
に、光ピックアップ2のトラッキングアクチュエータに
パルスを供給する。このようにして、光ピックアップ2
のトラッキングアクチュエータにより、光ディスク1の
内周側に最も少ないDC分36の少ない時間であるn+
1フレーム31の時間で1トラックジャンプを行うこと
により、DC分に影響無くポーズ動作が行われる。
nフレーム〜n+mフレームでのトラッキングエラー信
号TEの最もDC分の少ない時間にてポーズ動作をす
る。具体的には、図1において、システムコントロール
回路19は、nフレーム〜n+4フレーム30、31、
32、33、34の時間でのトラッキングエラー信号T
EのDC分35、36、37、38、39のうち、最も
電圧レベルが小さいフレームのDC分に対応するフレー
ム時間を検索する。システムコントロール回路19は、
最も少ないDC分36の時間のn+1フレーム31を示
す位置でトラックジャンプを開始する制御信号をサーボ
コントロール回路5のトラッキングサーボ回路12に供
給する。トラッキングサーボ回路12は、このn+1フ
レーム31の時間に1トラックジャンプを開始するよう
に、光ピックアップ2のトラッキングアクチュエータに
パルスを供給する。このようにして、光ピックアップ2
のトラッキングアクチュエータにより、光ディスク1の
内周側に最も少ないDC分36の少ない時間であるn+
1フレーム31の時間で1トラックジャンプを行うこと
により、DC分に影響無くポーズ動作が行われる。
【0047】このように、サーボコントロール回路5で
は、ディジタルPLLによるディジタルサーボを行って
いるので、トラッキングサーボ回路12のDC分モニタ
手段12aにおいて、任意のフレーム時間のタイミング
でトラッキングエラー信号TEのDC分をモニタできる
ので、他に付加回路を設ける必要がない。
は、ディジタルPLLによるディジタルサーボを行って
いるので、トラッキングサーボ回路12のDC分モニタ
手段12aにおいて、任意のフレーム時間のタイミング
でトラッキングエラー信号TEのDC分をモニタできる
ので、他に付加回路を設ける必要がない。
【0048】
【発明の効果】この発明の光ディスク記録再生装置は、
記録媒体上で光ピックアップを移動させ、上記光ピック
アップをトラッキング手段により目的トラック位置に位
置決めし、上記光ピックアップの光学系により光ビーム
を上記記録媒体上に照射させて記録マークを記録または
再生する光ディスク記録再生装置において、上記光ピッ
クアップを上記記録媒体のトラック方向またはセクター
方向に移動させる際に、上記トラッキング手段のトラッ
キングエラー信号からオフセット成分を検出して、上記
オフセット成分が所定区間で最小となる位置で移動する
ようにしたので、偏心が大きい記録媒体に対して記録信
号の再生を行う場合や、トラッキング手段からのトラッ
キングエラー信号のDCゲインが十分に確保できないシ
ステムでも、安定したトラックジャンプ動作をすること
ができるという効果を奏する。
記録媒体上で光ピックアップを移動させ、上記光ピック
アップをトラッキング手段により目的トラック位置に位
置決めし、上記光ピックアップの光学系により光ビーム
を上記記録媒体上に照射させて記録マークを記録または
再生する光ディスク記録再生装置において、上記光ピッ
クアップを上記記録媒体のトラック方向またはセクター
方向に移動させる際に、上記トラッキング手段のトラッ
キングエラー信号からオフセット成分を検出して、上記
オフセット成分が所定区間で最小となる位置で移動する
ようにしたので、偏心が大きい記録媒体に対して記録信
号の再生を行う場合や、トラッキング手段からのトラッ
キングエラー信号のDCゲインが十分に確保できないシ
ステムでも、安定したトラックジャンプ動作をすること
ができるという効果を奏する。
【0049】また、この発明の光ディスク記録再生装置
は、上述において、上記光ピックアップの移動は、トラ
ックジャンプであるようにしたので、DCオフセット分
がある記録媒体であっても、安定したトラックジャンプ
によるポーズ動作をすることができるという効果を奏す
る。
は、上述において、上記光ピックアップの移動は、トラ
ックジャンプであるようにしたので、DCオフセット分
がある記録媒体であっても、安定したトラックジャンプ
によるポーズ動作をすることができるという効果を奏す
る。
【0050】また、この発明の光ディスク記録再生装置
は、上述において、上記光ピックアップの移動は、上記
記録媒体の内周側への1トラックジャンプであるように
したので、DCオフセット分がある記録媒体であって
も、オフセット成分が最小となる位置で記録媒体の内周
側への1トラックジャンプを行うことにより、安定した
1トラックジャンプによるポーズ動作をすることができ
るという効果を奏する。
は、上述において、上記光ピックアップの移動は、上記
記録媒体の内周側への1トラックジャンプであるように
したので、DCオフセット分がある記録媒体であって
も、オフセット成分が最小となる位置で記録媒体の内周
側への1トラックジャンプを行うことにより、安定した
1トラックジャンプによるポーズ動作をすることができ
るという効果を奏する。
【0051】また、この発明の光ディスク記録再生装置
は、上述において、上記オフセット成分の最小を検出す
る所定区間は、上記光ディスクの1回転分の区間である
ようにしたので、オフセット成分が光ディスクの1回転
分の区間で最小となる位置で移動することにより、偏心
が大きい記録媒体に対してもオフセット成分が最小とな
る位置で安定したトラックジャンプ動作をすることがで
きるという効果を奏する。
は、上述において、上記オフセット成分の最小を検出す
る所定区間は、上記光ディスクの1回転分の区間である
ようにしたので、オフセット成分が光ディスクの1回転
分の区間で最小となる位置で移動することにより、偏心
が大きい記録媒体に対してもオフセット成分が最小とな
る位置で安定したトラックジャンプ動作をすることがで
きるという効果を奏する。
【0052】また、この発明の光ディスク記録再生装置
は、上述において、上記オフセット成分の最小を検出す
る所定区間は、上記光ディスクの再生信号の数フレーム
分であるようにしたので、オフセット成分が光ディスク
の再生信号の数フレーム分の区間で最小となる位置で移
動することにより、偏心が大きい記録媒体に対してもオ
フセット成分が最小となる位置で安定したトラックジャ
ンプ動作をすることができるという効果を奏する。
は、上述において、上記オフセット成分の最小を検出す
る所定区間は、上記光ディスクの再生信号の数フレーム
分であるようにしたので、オフセット成分が光ディスク
の再生信号の数フレーム分の区間で最小となる位置で移
動することにより、偏心が大きい記録媒体に対してもオ
フセット成分が最小となる位置で安定したトラックジャ
ンプ動作をすることができるという効果を奏する。
【図1】本実施の形態の光ディスク記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のポーズ動作の数フレーム分のD
Cモニタを示す波形図である。
Cモニタを示す波形図である。
【図3】本実施の形態のポーズ動作の数フレーム分のD
Cモニタを示すフローチャート図である。
Cモニタを示すフローチャート図である。
【図4】従来のプッシュプル法によるトラッキングを示
す図であり、図4AはランドL及びグルーブGを示す図
であり、図4Bはトラッキングエラー信号を示す図であ
る。
す図であり、図4AはランドL及びグルーブGを示す図
であり、図4Bはトラッキングエラー信号を示す図であ
る。
【図5】従来の光ディスクの傾きによるオフセットを示
す図である。
す図である。
【図6】従来のポーズ動作の1トラックジャンプを示す
波形図である。
波形図である。
1…光ディスク、2…光ピックアップ、3…スピンドル
モーター、4…スレッドモーター、5…サーボコントロ
ール回路、6…レーザー制御回路、7…信号制御回路、
8…I−V変換マトリクス回路、9…スピンドルサーボ
回路、10…スレッドサーボ回路、11…フォーカスサ
ーボ回路、12…トラッキングサーボ回路、12a…D
C分モニタ手段、13…レーザーダイオード、14…P
WMドライバー、15…変調回路、16…ECCエンコ
ード回路、17…復調回路、18…ECCデコード回
路、19…システムコントロール回路、20…コリメー
タレンズ、21…フォトダイオード、22…加算器、2
3…減算器、24…RF増幅器、25…フォーカスエラ
ー検出回路、26…トラッキングエラー検出回路
モーター、4…スレッドモーター、5…サーボコントロ
ール回路、6…レーザー制御回路、7…信号制御回路、
8…I−V変換マトリクス回路、9…スピンドルサーボ
回路、10…スレッドサーボ回路、11…フォーカスサ
ーボ回路、12…トラッキングサーボ回路、12a…D
C分モニタ手段、13…レーザーダイオード、14…P
WMドライバー、15…変調回路、16…ECCエンコ
ード回路、17…復調回路、18…ECCデコード回
路、19…システムコントロール回路、20…コリメー
タレンズ、21…フォトダイオード、22…加算器、2
3…減算器、24…RF増幅器、25…フォーカスエラ
ー検出回路、26…トラッキングエラー検出回路
Claims (5)
- 【請求項1】 記録媒体上で光ピックアップを移動さ
せ、上記光ピックアップをトラッキング手段により目的
トラック位置に位置決めし、上記光ピックアップの光学
系により光ビームを上記記録媒体上に照射させて記録マ
ークを記録または再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、 上記光ピックアップを上記記録媒体のトラック方向また
はセクター方向に移動させる際に、上記トラッキング手
段のトラッキングエラー信号からオフセット成分を検出
して、上記オフセット成分が所定区間で最小となる位置
で移動するようにしたことを特徴とする光ディスク記録
再生装置。 - 【請求項2】 請求項第1項記載の光ディスク記録再生
装置において、 上記光ピックアップの移動は、トラックジャンプである
ようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項第1項記載の光ディスク記録再生
装置において、 上記光ピックアップの移動は、上記記録媒体の内周側へ
の1トラックジャンプであるようにしたことを特徴とす
る光ディスク記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項第1項記載の光ディスク記録再生
装置において、 上記オフセット成分の最小を検出する所定区間は、上記
光ディスクの1回転分の区間であるようにしたことを特
徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項5】 請求項第1項記載の光ディスク記録再生
装置において、 上記オフセット成分の最小を検出する所定区間は、上記
光ディスクの再生信号の数フレーム分であるようにした
ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14809697A JPH10340460A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14809697A JPH10340460A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10340460A true JPH10340460A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15445164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14809697A Pending JPH10340460A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10340460A (ja) |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP14809697A patent/JPH10340460A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0837456A2 (en) | Recording medium having track formed of land protion and groove portion, and reproducing apparatus therefor | |
JPH07326158A (ja) | 追記型光ディスク記録装置 | |
JP3074877B2 (ja) | 光ディスクプレーヤ | |
JPH10112043A (ja) | 再生装置 | |
JP3887915B2 (ja) | 記録媒体駆動装置及びその駆動方法 | |
JPH09204674A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
KR100477501B1 (ko) | 디스크드라이브장치 | |
WO2002059889A1 (fr) | Dispositif et procede de mise en forme de spots lumineux, dispositif de captation de lumiere et appareil a disque optique | |
US7057988B2 (en) | Device and method for controlling optical recording/reproducing device | |
JP2000276743A (ja) | 光磁気ディスクの記録再生方法及び記録再生装置 | |
JP2000222747A (ja) | 光ディスク装置およびサーボパラメータ調整装置 | |
JPH10340460A (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
JP4006846B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP2006073084A (ja) | 光ディスク装置、フォーカスバイアス及び球面収差補正値調整方法 | |
JP2001236652A (ja) | 記録方法及び装置 | |
US20060158978A1 (en) | Optical disk apparatus | |
JP2927193B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP4168538B2 (ja) | フィードバックサーボ回路、及びディスクドライブ装置 | |
JP3695863B2 (ja) | 光ディスク装置とそのトラッキング制御方法 | |
JP2002245643A (ja) | 光ディスク駆動装置及び光ディスク装置並びにその方法 | |
JP2001250249A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JPH1196562A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
KR20010057845A (ko) | 광 기록 매체의 기록재생방법 | |
JPH08339550A (ja) | 光ディスクドライブ装置用制御回路の調整方法 | |
KR20070095344A (ko) | 반경 방향 대 수직 방향의 누화를 감소시키기 위한 광학포커스 에러 오프셋 |