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JPH10298174A - アスコルビン酸誘導体及びそれを含有するビタミンc剤 - Google Patents

アスコルビン酸誘導体及びそれを含有するビタミンc剤

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Publication number
JPH10298174A
JPH10298174A JP9113092A JP11309297A JPH10298174A JP H10298174 A JPH10298174 A JP H10298174A JP 9113092 A JP9113092 A JP 9113092A JP 11309297 A JP11309297 A JP 11309297A JP H10298174 A JPH10298174 A JP H10298174A
Authority
JP
Japan
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ascorbic acid
salt
acid derivative
acid
phosphate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9113092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Suzuki
雅博 鈴木
Satoshi Tsuzuki
敏 続木
Shinobu Ito
忍 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Priority to AT98107843T priority patent/ATE243702T1/de
Priority to DE69815750T priority patent/DE69815750T2/de
Priority to ES98107843T priority patent/ES2201368T3/es
Priority to EP98107843A priority patent/EP0875514B1/en
Priority to US09/070,012 priority patent/US6127409A/en
Publication of JPH10298174A publication Critical patent/JPH10298174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/655Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms
    • C07F9/65515Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms the oxygen atom being part of a five-membered ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性,脂溶性共に十分改善され、細胞内に
取り込まれ易くした新規なアスコルビン酸誘導体を提供
する。更にその誘導体を、工業的に容易に製造する方
法、医薬,農薬,動物薬,食品,飼料,化粧料などに用
い、ビタミンCの作用を有効に得る組成物を提供する。 【解決手段】 次の一般式(1) 【化1】 (但し、Rは高級脂肪酸残基を示す。)で表される化合
物またはその塩であるアスコルビン酸誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なアスコルビ
ン酸誘導体に関し、またそれを含有するビタミンC剤に
関し、更にそれを含有する化粧料組成物等の組成物に関
する。また、本発明はアスコルビン誘導体の新規な製造
法に関する。
【0002】
【従来の技術】アスコルビン酸は過酸化脂質抑制、コラ
ーゲン形成促進、メラニン形成遅延、免疫機能増強等の
作用があり、従来からそれらの目的で医薬,農薬,動物
薬,食品,飼料,化粧料等の分野で使われている。しか
しながら、アスコルビン酸は、経時安定性が悪く脂溶性
も乏しいため、細胞膜を透過し細胞内への蓄積量が限ら
れ、必ずしもビタミンCの生理作用を十分得られていな
い。そこで、安定性を改善するために酸化を受け易い
2, 3位のエンジオール部水酸基をリン酸エステル化し
た誘導体(例えば、特公昭52−1819号公報,特開
平02−279690号公報)や、脂溶性を改善するた
めに脂肪酸でアシル化した誘導体(例えば、特開昭59
−170085号公報)など種々提案されている。しか
し、従来のアスコルビン酸誘導体のうち、十分に安定性
の改善された化合物(例えば、L−アスコルビン酸−2
−リン酸マグネシウム塩)の脂溶性の改善は依然十分と
はいえない。
【0003】特開昭58−222078号公報には、6
−O−アルカノイル−アスコルビン酸−2−または−3
−リン酸エステルが安定性が増し、リポイドに対して適
度な溶解性を有する新規化合物として提案されている。
このアルカノイル基は低級アルキル基を有するアルカノ
イル基であり、ピバロイル基のみが例示されており、開
示の製法では本発明の化合物は得られない。また、安定
性,脂溶性両者の改善は十分でない。
【0004】特開昭61−152613号公報には、6
−O−高級アシルアスコルビン酸−2−リン酸エステル
塩を含有する化粧料の記載がある。その公報では、第一
にリン酸エステル化ではなく硫酸エステル化が記載され
ている、第二に得られたとするアスコルビン酸誘導体を
同定していない、第三に開示された実施例の結果は、6
−O−高級アシルアスコルビン酸−2−硫酸で同様に行
った特開昭61−151107号公報の実施例と酷似し
ている、第四に該誘導体のリン酸エステルと硫酸エステ
ルとでは代謝経路が異なり、両者で全く同様の結果が得
られることはない(例えば、辻村, ビタミン, 50,1
9〜25, 1976、特開平1−213212号公報、
特開平5−229931号公報)。これらを考慮する
と、特開昭61−152613号公報で用いられたアス
コルビン酸誘導体は6−O−高級アシルアスコルビン酸
−2−リン酸塩を何ら開示も教示もされていないと言え
る。
【0005】また、ヨーロッパ特許EP0339486
号公報およびドイツ国特許DE4000397A1号公
報には、6−O−オクタデカノイル−2−(O* 、O*
−ジエチルホスホリル)−アスコルビン酸−2−リン酸
エチル−6−脂肪酸等の化合物が提案されているが、こ
れらの化合物は活性酸素の捕捉が目的であり、また、リ
ン酸基にエチル基等が結合したままになっている。この
ため、安定性が十分でなく、フォスファターゼの作用を
受けにくく、生体内でのアスコルビン酸への変換は容易
ではない。以上の様に種々のL−アスコルビン酸誘導体
が提案されているが、十分に安定で、適度な脂溶性を持
ち、細胞内アスコルビン酸蓄積量を充分高められるアス
コルビン酸誘導体は未だ得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、安定性,
脂溶性共に十分改善され、細胞内に取り込まれ易くした
新規なアスコルビン酸誘導体を提供する。更にその誘導
体を、工業的に容易に製造する方法、医薬,農薬,動物
薬,食品,飼料,化粧料などに用い、ビタミンCの作用
を有効に得る組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の事情
に鑑み鋭意研究した結果、以下に述べる本発明のアスコ
ルビン酸誘導体は、安定化され、適度な脂溶性を持ち生
体内の酵素でアスコルビン酸に変換されやすい化合物で
あって、細胞内に取り込まれやすく細胞内蓄積量を多く
することができ、ビタミンCの生理作用を有効に得られ
る化合物であることを見出し本発明を完成させた。
【0008】本発明は、次の事項に関する。 1.次の一般式(1)
【化3】 (但し、Rは高級脂肪酸残基を示す。)で表される化合
物またはその塩であるアスコルビン酸誘導体。 2.一般式(1)のRがラウリン酸,ミリスチン酸,パ
ルミチン酸,ステアリン酸より選ばれる脂肪酸の残基で
あるL−アスコルビン酸誘導体である前記1のアスコル
ビン酸誘導体。 3.塩がアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウ
ム、鉄、亜鉛およびビスマスから選択される金属の塩で
ある前記1または2のアスコルビン酸誘導体。
【0009】4.アスコルビン酸−2−リン酸エステル
および/ またはその塩と、脂肪酸、そのエステルおよび
その塩の少なくとも1種とを反応させ、次の一般式
(2)
【化4】 (但し、Rは脂肪酸残基を示す。)で表される化合物ま
たはその塩を製造するアスコルビン酸誘導体の製造法。 5.縮合剤の存在下で反応を行う前記4のアスコルビン
酸誘導体の製造法。 6.濃硫酸中で反応を行う前記4のアスコルビン酸誘導
体の製造法。 7.前記1ないし3のアスコルビン酸誘導体を有効成分
として含有するビタミンC剤。 8.前記1ないし3記載のアシコルビン酸誘導体を含有
する化粧料、農薬、動物薬、食品または飼料組成物。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のアスコルビン酸誘導体は次の一般式(1)
【化5】 (但し、Rは脂肪酸残基を示す。)で表される化合物ま
たはその塩である。この化合物は、2位がエステル化さ
れているため酸化されにくく安定である。また、高級脂
肪酸(炭素数11以上好ましくは炭素数12〜28)の
モノエステルでもあるため適度な脂溶性が得られ、細胞
内に取り込まれ易い。なおこの化合物は、2位のリン酸
基が生体内のフォスファターゼで加水分解されやすく、
高級脂肪酸エステルが1級アルコール(6位)とのエス
テルであるためリパーゼやエステラーゼの作用を受けや
すく、生体内でアスコルビン酸への変換は容易である。
【0011】本発明の一般式(1)で表される化合物ま
たはその塩は、次のような反応式に従い製造することが
できる。
【化6】 (Rは脂肪酸残基、R' は水素,陽イオンまたはアルキ
ル基を示す。) すなわち、アスコルビン酸−2−リン酸(2)および/
またはその塩に脂肪酸、そのエステルおよび塩の少なく
とも1種(3)を反応させてアスコルビン酸−2−リン
酸−6−脂肪酸エステル(1)またはその塩を製造す
る。この反応は縮合剤の存在下で行うことが好ましい。
縮合剤は、例えば、硫酸を用い、濃硫酸とアスコルビン
酸−2−リン酸塩と脂肪酸またはそのエステルあるいは
その塩とを混合し反応させる。脂肪酸エステル(式
(3)中、R’はアルキル基を示す。)としては、メチ
ルエステル、エチルエステルなどの低級アルキルエステ
ルが好ましい。
【0012】原料は等モル使用すればよいが、単離精製
で問題が生じない限り、片方が小過剰であってもよい。
反応時間、反応温度は、脂肪酸が遊離の酸、エステルま
たは塩であるかにより、あるいは縮合材の種類、量にも
よるが、反応時間は1〜120時間好ましくは10時間
〜60時間、反応温度は5℃〜70℃好ましくは15℃
〜30℃である。原料や触媒から反応液中に持ち込まれ
る水分量は10%以下が適当であるが、好ましくは2%
以下である。
【0013】この反応に溶媒を使用する場合、縮合剤で
ある硫酸をそのまま溶媒として使用できるが、原料を溶
解可能なその他の溶媒から選択することもできる。単離
精製は、溶媒抽出, 洗浄、塩析、カラムクロマトグラフ
ィー等の一般的な方法が可能である。例えば、エーテル
抽出や、ヘキサン洗浄で単離精製できる。必要ならば、
逆相クロマトグラフィー等の方法で更に精製することも
できる。
【0014】一般式(1)で表される化合物の塩は、得
られたアスコルビン酸−2−リン酸−6−高級脂肪酸エ
ステルを、例えば、水やメタノール等の溶解可能な溶媒
中で適当な塩基(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、アンモ
ニア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミンなど)で
中和することにより該当する塩基との塩が得られる。塩
としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニ
ウム、鉄、亜鉛、ビスマスが好ましい。中でも、ナトリ
ウム、カリウムなどのアルカリ金属、カルシウム、マグ
ネシウムなどのアルカリ土類金属が好ましい。
【0015】一般式(1)で表される化合物において、
3位または4位の水酸基は従来公知の、容易に水酸基に
変換される基で保護することも可能であり、本発明はこ
れらの保護基の付いた化合物も包含される。なお、本反
応は本発明のアスコルビン酸−2−リン酸の6−O−高
級脂肪酸エステルの製法にとどまらず、6−O−低級脂
肪酸エステルの製造にも適用できる。本発明のアスコル
ビン酸誘導体は、従来知られているアスコルビン酸誘導
体に比べて安定性、脂溶性がともに飛躍的に改善され
た、ビタミンC活性を示す。従って、本発明のアスコル
ビン酸誘導体を含有させた製剤によりビタミンCを供給
することができる。更に医薬、農薬、動物薬、食品、飼
料、化粧料などに配合することによってビタミンCの有
効な供給が可能となる。本発明のアスコルビン酸誘導体
においては、L−体がビタミンC活性の上で適当であ
り、特に、6位の高級脂肪酸エステルはラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸の各エステル
が脂溶性の上で好ましい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げて更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例によって何ら制限され
るものではない。
【0017】<実施例1> L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸 L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム塩10mmo
l (3.8g)を室温で濃酸60mlに溶解し、この溶液に
パルミチン酸15mmol(3.8g)を添加、均質に攪拌した。
室温で24時間放置後、反応混合物を氷水約300ml
に注入し、沈殿物をジエチルエーテル200mLで2回
抽出した。抽出液を合わせ、これを30%イソプロパノ
ールを含む2N塩酸300mlで洗浄し、減圧下でジエ
チルエーテルを留去した。析出物をn−ヘキサン約20
0mLで2回洗浄後、減圧乾燥し、L−アスコルビン酸
−2−リン酸−6−パルミチン酸3.2gを得た(収率
65%)。各種の分析データは以下の通りである。
【0018】MS m/z=493[M−H],495
[M+H],517[M+Na]1 H−NMR(400MHz,CD3 OD) δ;0.
90(3H,t,J=6.9Hz, 7−H)、1.29
(24H,s,6−H)、1.63(2H,hep,J=
7.3Hz, 5−H)、2.38(2H,t,J=7.
4Hz,4−H)、4.12〜4.30(3H,m,
2, 3−H)、4.87(1H,t,J=1.7Hz,
1−H) なお、1 H−NMRにおけるピークの帰属番号は次のと
おりである。
【化7】
【0019】13C−NMR(100MHz,CD3
D) δ;14.4(1C, s,13−C)、23.7
(1C,s,12−C)、25.9(1C,s,11−
C)、30.2〜30.7(10C,s,10−C)、
33.0(1C,s,9−C)、34.9(1C,s,
8−C)、65.5(1C,s,7−C)、67.9
(1C,s,6−C)、77.2(1C,s,5−
C)、115.3(1C,d,J=5.7Hz,4−
C)、160.4(1C,d,J=3.8Hz,3−
C)、170.5(1C,d,J=6.1Hz,2−
C)、175.1(1C,s,1−C) なお、13C−NMRにおけるピークの帰属番号は次のと
おりである。
【化8】
【0020】<実施例2> L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸 L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム塩をL−
アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩に替え、実施
例1と同様に行い、L−アスコルビン酸−2−リン酸−
6−パルミチン酸3.7gを得た(収率75%)。
【0021】<実施例3> L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−ステアリン酸 パルミチン酸をステアリン酸メチルに替え、実施例1と
同様に行い、L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−ス
テアリン酸を得た。(収量4.2 g、収率81%)各種の
分析データは以下の通りである。
【0022】MS m/z=521[M−H],523
[M+H],545[M+Na]1 H−NMR(400MHz,CD3 OD) δ;0.
90(3H,t,J=6.8Hz, 7−H)、1.29
(28H,s,6−H)、1.61(2H,hep,J=
7.2Hz, 5−H)、2.37(2H,t,J=7.
3Hz,4−H)、4.11〜4.31(3H,m,
2, 3−H)、4.86(1H,t,J=1.7Hz,
1−H) なお、1 H−NMRにおけるピークの帰属番号は次のと
おりである。
【化9】
【0023】13C−NMR(100MHz,CD3
D) δ;14.4(1C, s,13−C)、23.7
(1C,s,12−C)、26.0(1C,s,11−
C)、30.2〜30.7(12C,s,10−C)、
33.0(1C,s,9−C)、34.8(1C,s,
8−C)、65.6(1C,s,7−C)、68.0
(1C,s,6−C)、77.3(1C,s,5−
C)、115.3(1C,d,J=6.1Hz,4−
C)、160.3(1C,d,J=3.8Hz,3−
C)、170.5(1C,d,J=6.1Hz,2−
C)、175.1(1C,s,1−C) なお、13C−NMRにおけるピークの帰属番号は次のと
おりである。
【化10】
【0024】<実施例4> L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−ラウリン酸 パルミチン酸をラウリン酸ナトリウムに替え、実施例1
と同様に行い、L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−
ラウリン酸2.2gを得た(収率50%)。各種分析デ
ータは以下の通りである。
【0025】MS m/z=439[M+H],461
[M+Na],483[M+2Na], 505[M+3
Na]1 H−NMR(400MHz,CD3 OD) δ;0.
90(3H,t,J=6.9Hz, 7−H)、1.29
(16H,s,6−H)、1.63(2H,hep,J=
7.3Hz, 5−H)、2.38(2H,t,J=7.
3Hz,4−H)、4.11〜4.30(3H,m,
2, 3−H)、4.86(1H,t,J=1.7Hz,
1−H) なお、1 H−NMRにおけるピークの帰属番号は次のと
おりである。
【化11】
【0026】13C−NMR(100MHz,CD3
D) δ;14.4(1C, s,13−C)、23.7
(1C,s,12−C)、25.9(1C,s,11−
C)、30.1〜30.7(6C,s,10−C)、3
3.0(1C,s,9−C)、34.8(1C,s,8
−C)、65.5(1C,s,7−C)、67.9(1
C,s,6−C)、77.2(1C,s,5−C)、1
15.2(1C,d,J=5.4Hz,4−C)、16
0.5(1C,d,J=3.8Hz,3−C)、17
0.5(1C,d,J=6.1Hz,2−C)、17
5.1(1C,s,1−C) なお、13C−NMRにおけるピークの帰属番号は次のと
おりである。
【化12】
【0027】<実施例5> L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸マ
グネシウム塩 本発明のL−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミ
チン酸を、2mMとなるように精製水に添加し、攪拌し
ながら酸化マグネシウムを徐々に加え中和(pH約8)
し、L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン
酸マグネシウム塩を得た。
【0028】<実施例6> L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸ナ
トリウム塩 本発明のL−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミ
チン酸を、20mMとなるようにメタノールに溶解し、
60mM水酸化ナトリウムメタノール溶液を攪拌しなが
ら等量混合した。これを濾過し、沈殿物を集め、少量の
メタノールで洗浄後、減圧乾燥し、粉末状のL−アスコ
ルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸ナトリウム塩
を得た。
【0029】<試験例1>実施例5で得られた2mM
L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸マ
グネシウム塩と、安定性の優れたL−アスコルビン酸−
2−リン酸マグネシウム塩の2mM水溶液とを室温で1
0日間放置し、残存率をShodex Asahipa
k NH2P−50 4E(昭和電工(株), 商品名)
カラムによるHPLCで安定性を分析した。結果を表1
に示す。
【0030】
【表1】 本発明のアスコルビン酸誘導体はL−アスコルビン酸−
2−リン酸マグネシウム塩と同様、安定であった。
【0031】<試験例2>正常ヒト成人乳房表皮角化細
胞(倉敷紡績(株))約6×105 個を60mmφの平
板にまき、無血清表皮角化細胞増殖用培地(倉敷紡績
(株))で2時間培養し、その後、アスコルビン酸また
はその誘導体2〜50μMを添加した同培地に置換し、
20時間培養した。トリプシン処理にてその細胞を集
め、コールターカウンターDN型(コールターエレクト
ロニクス社, 商品名)で細胞数を計数した。その細胞を
ハンクス平衡塩溶液で洗浄し、超音波ホモジナイザーで
破砕した。これをモルカットII(UFP1LCC) (日本ミリポ
ア(株)、商品名)でろ過後、Shodex Asah
ipak NH2P−50 4E(昭和電工(株), 商
品名)カラムによるHPLCで分析し、アスコルビン酸
及びその誘導体を定量し、細胞内蓄積量を求めた。ま
た、コントロールとしてアスコルビン酸またはその誘導
体を添加せずに同様に培養しアスコルビン酸を定量し
た。表2にアスコルビン酸またはその誘導体を添加した
場合としない場合の細胞内アスコルビン酸蓄積量の差を
示した。なお、上記のL−アスコルビン酸−2−リン酸
−6−脂肪酸及びその塩は各実施例の方法で、またはそ
れに準じて調製した。6−O−ピバロイル−L−アスコ
ルビン酸−3−リン酸は特公平3−55470の方法で
調製した。2−O−D−グルコピラノシル−L−アスコ
ルビン酸はUVホワイト(資生堂, 商品名)より抽出し
た。その他の試薬は市販品を使用した。
【0032】
【表2】
【0033】アスコルビン酸あるいは従来のアスコルビ
ン酸誘導体(例えばアスコルビン酸−2−リン酸マグネ
シウム塩)を用いた場合に比べ、本発明の誘導体は、き
わめて低濃度(従来の誘導体に比べ1/10以下)で同
等以上のアスコルビン酸の細胞内蓄積量が得られ、ビタ
ミンCの効果をきわめて得易い。
【0034】<実施例7> 飼料組成部物 本発明のL−アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミ
チン酸ナトリウム塩30g、「ルカロチン10%」(B
ASF社製;β−カロチン含有量10%)15g、およ
び小麦粉を混ぜて合計300gからなる混合物と共に水
30mlをエクストルーダーに供給し、これを混練して
棒状に押出後、切断、乾燥して、直径3.2mm、長さ
5mmの家畜、家禽、水産動物用ビタミンC強化用ペレ
ットを製造した。
【0035】
【発明の効果】本発明の新規なアスコルビン酸誘導体
は、細胞内に取り込まれ易く、少量の投与量でも細胞内
のアスコルビン酸蓄積濃度を高くすることができる。本
発明のアスコルビン酸誘導体を用いることによりビタミ
ンCの有効な供給が可能となり、容易にその作用を引き
出すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/375 A61K 31/375 C07F 9/09 C07F 9/09 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 (但し、Rは高級脂肪酸残基を示す。)で表される化合
    物またはその塩であるアスコルビン酸誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式(1)のRがラウリン酸,ミリス
    チン酸,パルミチン酸,ステアリン酸より選ばれる脂肪
    酸の残基であるL−アスコルビン酸誘導体である請求項
    1記載のアスコルビン酸誘導体。
  3. 【請求項3】 塩がアルカリ金属、アルカリ土類金属、
    アルミニウム、鉄、亜鉛およびビスマスから選択される
    金属の塩である請求項1又は2記載のアスコルビン酸誘
    導体。
  4. 【請求項4】 アスコルビン酸−2−リン酸エステルお
    よび/ またはその塩と、脂肪酸、そのエステルおよびそ
    の塩の少なくとも1種とを反応させ、次の一般式(2) 【化2】 (但し、Rは脂肪酸残基を示す。)で表される化合物ま
    たはその塩を製造することを特徴とするアスコルビン酸
    誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】 縮合剤の存在下で反応を行う請求項4記
    載のアスコルビン酸誘導体の製造法。
  6. 【請求項6】 濃硫酸中で反応を行う請求項4記載のア
    スコルビン酸誘導体の製造法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3記載のアスコルビン酸
    誘導体を有効成分として含有するビタミンC剤。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし3記載のアスコルビン酸
    誘導体を含有する化粧料、農薬、動物薬、食品または飼
    料組成物。
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