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JPH1027629A - 電動補助自転車用バッテリの放・充電構造 - Google Patents

電動補助自転車用バッテリの放・充電構造

Info

Publication number
JPH1027629A
JPH1027629A JP8180279A JP18027996A JPH1027629A JP H1027629 A JPH1027629 A JP H1027629A JP 8180279 A JP8180279 A JP 8180279A JP 18027996 A JP18027996 A JP 18027996A JP H1027629 A JPH1027629 A JP H1027629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
contact
discharge
charging
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8180279A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Toriyama
正雪 鳥山
Kenji Kawaguchi
健治 川口
Kazumi Shibata
和己 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8180279A priority Critical patent/JPH1027629A/ja
Priority to TW086106987A priority patent/TW344149B/zh
Priority to DE69710647T priority patent/DE69710647T2/de
Priority to ES97111197T priority patent/ES2176564T3/es
Priority to EP97111197A priority patent/EP0818835B1/en
Priority to CN97114642A priority patent/CN1091304C/zh
Publication of JPH1027629A publication Critical patent/JPH1027629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/296Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders characterised by terminals of battery packs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/55Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at crank shafts parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/80Accessories, e.g. power sources; Arrangements thereof
    • B62M6/90Batteries
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/42Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
    • H01M10/46Accumulators structurally combined with charging apparatus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電動モータへの給電時に用いられる放電接点
と、充電器からの充電時に用いられる充電接点とを備
え、電動補助自転車に着脱可能に搭載される電動補助自
転車用バッテリにおいて、比較的大型であるバッテリの
電動補助自転車への搭載時の電気的接続を容易とすると
ともに、電動補助自転車から取り外したバッテリに比較
的狭い場所でも容易に充電し得るようにする。 【解決手段】バッテリ収納ケースに、バッテリ40の放
電接点75aを該バッテリ40の自重によって当接せし
める放電端子が設けられ、前記放電接点75aが臨む方
向とは異なる方向に臨んでバッテリ40に充電接点75
bが設けられ、バッテリ収納ケースへの挿脱方向と同一
方向を着脱方向としてバッテリ40を着脱可能に装着せ
しめる充電器100に、該充電器100へのバッテリ4
0の装着に応じて前記充電接点75bとの電気的接続を
果す充電端子121が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータへの給
電時に用いられる放電接点と、充電器からの充電時に用
いられる充電接点とを備え、電動補助自転車に着脱可能
に搭載される電動補助自転車用バッテリの放・充電構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる電動補助自転車用バッテリ
は、たとえば特開平5−319104号公報等により既
に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
バッテリでは、電動補助自転車から取り外したバッテリ
への充電を行なう際には、充電器から延びるコードの先
端のコネクタをバッテリに接続するようにしており、接
続の手間がかかる上、充電時には比較的大型であるバッ
テリ、充電器およびコードがそれぞれ占めるスペースが
比較的大きくなり、比較的広い場所での充電作業が必要
となる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、比較的大型であるバッテリの電動補助自転車
への搭載時の電気的接続を容易とするとともに、電動補
助自転車から取り外したバッテリに比較的狭い場所でも
容易に充電し得るようにした電動補助自転車用バッテリ
の放・充電構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、電動モータへの給電時に用
いられる放電接点と、充電器からの充電時に用いられる
充電接点とを備え、電動補助自転車に着脱可能に搭載さ
れる電動補助自転車用バッテリの放・充電構造におい
て、上下方向を挿脱方向としてバッテリを挿脱可能に収
納するバッテリ収納ケースが電動補助自転車に設けら
れ、下方に臨んでバッテリに配設される放電接点を該バ
ッテリの自重によって当接せしめる放電端子が前記バッ
テリ収納ケースに設けられ、前記放電接点が臨む方向と
は異なる方向に臨んでバッテリに充電接点が設けられ、
バッテリ収納ケースへの挿脱方向と同一方向を着脱方向
としてバッテリを着脱可能に装着せしめる充電器に、該
充電器へのバッテリの装着に応じて前記充電接点との電
気的接続を果す充電端子が設けられることを特徴とす
る。
【0006】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、バッテリの上面に、残量表
示計が設けられることを特徴とする。
【0007】さらに請求項3記載の発明は、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、残量表示計を表示作動せ
しめるための押しボタンが、その操作方向を上下方向と
して残量表示計に配設されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図16は本発明の一実施例を示
すものであり、図1は電動補助自転車の側面図、図2は
モータユニットの拡大縦断側面図、図3は図1の3矢視
平面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5
−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7はバ
ッテリ収納ケース開放状態での図6に対応する断面図、
図8はバッテリの正面図、図9は図8の9矢視側面図、
図10はバッテリの内部構成を簡略化して示す図、図1
1は図4の11−11線断面図、図12は図4の12−
12線断面図、図13は充電器の平面図、図14は図1
3の14−14線断面図、図15は図13の15−15
線断面図、図16は充電器の内部構成を簡略化して示す
図である。
【0010】先ず図1において、この電動補助自転車
は、側面視で略U字状をなす車体フレーム21を備え、
該車体フレーム21の前端のヘッドパイプ22にフロン
トフォーク23が操向可能に支承され、該フロントフォ
ーク23の下端に前輪WF が軸支され、フロントフォー
ク23の上端にバーハンドル24が設けられる。また車
体フレーム21の下部には、電動モータ30を有するモ
ータユニット31が設けられており、該モータユニット
31の後部上方で車体フレーム21から後下がりに延び
るとともにモータユニット31の後方では略水平に延出
される左、右一対のリヤフォーク25…間に後輪WR
軸支され、両リヤフォーク25…および車体フレーム2
1の後部間には左、右一対のステー26…が設けられ
る。さらに車体フレーム21の後部には、上端にシート
27を備えるシートポスト28が、シート27の上下位
置を調整可能として装着されており、シート27の後方
側にはキャリア29が固定配置される。
【0011】図2を併せて参照して、モータユニット3
1のケーシング135は、車体フレーム21の下部に設
けられた一対のハンガ部21a,21bにボルト13
6,137により結合され、両端にクランクペダル3
2,32をそれぞれ有するクランク軸33が該ケーシン
グ135で回転自在に支承される。このクランク軸33
から動力を伝達可能であるとともに前記電動モータ30
からのアシスト力をも作用させ得る駆動スプロケット3
4と、後輪WR の車軸に設けられた被動スプロケット3
5とに無端状のチェーン36が巻掛けられる。
【0012】電動モータ30および前記駆動スプロケッ
ト34間に設けられる動力伝達系138がケーシング1
35内に収納されており、該動力伝達系138は、電動
モータ30の回転軸30aに固着された駆動ギヤ139
と、回転軸30aと平行な軸線を有してケーシング13
5に回転自在に支承された第1アイドル軸140の一端
に固着されて前記駆動139に噛合される第1中間ギヤ
141と、第1アイドル軸140に一体に設けられる第
2中間ギヤ142と、第2中間ギヤ142に噛合される
第3中間ギヤ143と、第1アイドル軸140と平行な
軸線を有してケーシング135に回転自在に支承される
とともに第3中間ギヤ143と同軸に配置される第2ア
イドル軸144と、第3中間ギヤ143および第2アイ
ドル軸144間に設けられる一方向クラッチ145と、
第2アイドル軸144に一体に設けられる第4中間ギヤ
146と、第4中間ギヤ146に噛合される被動ギヤ1
47とを備え、該被動ギヤ147は駆動スプロケット3
4に結合される。
【0013】このような動力伝達系138では、電動モ
ータ30の作動に伴なうトルクが減速されて駆動スプロ
ケット34に伝達されるが、電動モータ30の作動が停
止したときには、一方向クラッチ145の働きにより第
2アイドル軸144の空転が許容され、クランクペダル
32,32の踏力による駆動スプロケット34の回転が
妨げられることはない。
【0014】またクランク軸33および駆動スプロケッ
ト34間には、図示しない動力伝達系が設けられてお
り、該動力伝達系は、入力ペダル32,32による入力
トルクに応じて捩じれるトーションバーを備えるととも
に、クランクペダル32,32を踏んでクランク軸33
を正転させたときの入力トルクを駆動スプロケット34
に伝達可能とするとともにクランク軸33を逆転させた
ときにはクランク軸33の逆転を許容するようにした一
方向クラッチを備えるものである。
【0015】電動モータ30の作動は、図1で示すよう
にモータユニット31の前方側で車体フレーム21の下
部に固定的に支持されたコントローラ37で制御される
ものであり、該コントローラ37は、電動モータ30の
回転数および入力ペダル32,32による入力トルクに
基づいて電動モータ30の作動を制御する。而して、図
2で明示するように、電動モータ30の回転数を検出す
べく、該電動モータ30の回転軸30aには、外周に突
部148aを有するリラクタ148が固定され、ケーシ
ング135には、突部148aを検出してリラクタ14
8すなわち電動モータ30の回転数を検出する電磁ピッ
クアップ式のセンサ149が取付けられる。またクラン
ク軸33および駆動スプロケット34間の動力伝達系に
おける前記トーションバーの捩れ量を検出する手段(図
示せず)により、入力ペダル32,32による入力トル
クが検出される。
【0016】ヘッドパイプ22にはフロントバスケット
38が取付けられる。しかも該フロントバスケット38
の背面部に配置されるバッテリ収納ケース39も前記ヘ
ッドパイプ22に取付けられており、電動モータ30に
電力を供給するためのバッテリ40がバッテリ収納ケー
ス39に挿脱可能に収納される。
【0017】ところで、車体フレーム21の大部分はカ
バー41で覆われており、該カバー41の上部に、バッ
テリ40からコントローラ37および電動モータ30に
電力を供給するためのメインスイッチ42が配設され
る。
【0018】図3ないし図7を併せて参照して、フロン
トバスケット38の背面には凹部38aが設けられてお
り、バッテリ収納ケース39は、該凹部38aに一部を
収納させるようにしてフロントバスケット38の背面部
に配置される。
【0019】バッテリ収納ケース39は、バッテリ40
の挿脱方向を、フロントバスケット38への荷物の挿脱
方向と同一の上下方向として該バッテリ40を挿脱可能
に収納すべく構成されるものであり、バッテリ40を挿
脱可能に収納すべく上方に開放した収納ケース本体44
と、該収納ケース本体44の上端開口部を開閉可能に閉
じる蓋45とから成り、蓋45は、一対の枢軸46,4
6を介して収納ケース本体44の上端部背面部に連結さ
れる。
【0020】ヘッドパイプ22には、前方側に延びるブ
ラケット47が取付けられており、このブラケット47
に取付けられる支持フレーム48にバッテリ収納ケース
39の収納ケース本体44が固定的に支持され、支持フ
レーム48と該支持フレーム48に締結される一対の取
付ステー49,49とでフロントバスケット38が固定
的に支持される。
【0021】支持フレーム48は、車体フレーム21の
左右方向にほぼ水平に延びる上支持杆部48aと、上支
持杆部48aから下方に間隔をあけた位置で車体フレー
ム21の左右方向にほぼ水平に延びる下支持杆部48b
と、上支持杆部48aおよび下支持杆部48bの両端間
をそれぞれ結んで上下方向に延びる連結杆部48c,4
8cと、両連結杆部48c,48cの下端に両端を連な
らせてフロントバスケット38の底部を支持すべく前方
側に延設される略U字状の前方延長部48dと、上支持
杆部48aおよび下支持杆部48b間に設けられる取付
板部48eと、上支持杆部48aの両端および両連結杆
部48c,48cの連設部にそれぞれ設けられる上支持
板部48f,48fと、前方延長部48dの前端に設け
られる下支持板部48gとを備える。而して両連結杆部
48c,48cおよび前方延長杆部48dは、一本のパ
イプを曲げ加工して成り、パイプから成る上支持杆部4
8aの両端部に両連結杆部48c,48cの上端部が溶
接され、パイプから成る下支持杆部48bの両端が両連
結杆部48c,48cの中間部に溶接される。また取付
板部48eは2組のボルト50…およびナット51…に
よりブラケット47に締結される。
【0022】バッテリ収納ケース39の収納ケース本体
44における背面には、支持フレーム48における下支
持杆部48bに上方から係合すべく略J字状に形成され
る一対の係合部52,52と、支持フレーム48におけ
る上支持板部48f,48fに外方側から対向する一対
のステー53,53とが一体に設けられる。また一対の
取付ステー49,49は、前端部を直角に屈曲させた略
L字形に形成されており、これらの取付ステー49,4
9の後端部と、収納ケース本体44のステー53,53
とが、一対ずつ2組のねじ部材54,54によって上支
持板部48f,48fにそれぞれ締結される。
【0023】後端部が上支持板部48f,48fに締結
された取付ステー49,49は、収納ケース本体44を
貫通して該収納ケース本体44の前方にまで延設され
る。すなわち収納ケース本体44の後壁および前壁に
は、一対ずつ2組の矩形状の孔55…,56…が設けら
れ、それらの孔55…,56…を貫通して取付ステー4
9,49が前方に延設される。しかも両取付ステー4
9,49の前端部には、それらの取付ステー49,49
の前端間にわたるクロスメンバー57の両端とともに、
フロントバスケット38の背面がねじ部材58,58に
より締結される。またフロントバスケット38の底部
は、支持フレーム48の下支持板部48gにねじ部材5
9によって締結される。
【0024】図8ないし図10において、バッテリ40
は、多数のNi−Cd電池60…が直列に接続されて成
る電池集合体61がバッテリケース62内に収納されて
構成される。而してバッテリケース62は、前部ケース
半体63および後部ケース半体64が相互に結合されて
成るものであり、バッテリ収納ケース39における収納
ケース本体44に、挿脱方向を上下方向として収納すべ
く偏平な矩形の箱形に形成される。
【0025】バッテリケース62の上面には、後部ケー
ス半体64に連なる把持部65がバッテリケース62の
幅方向中央部で上方に隆起して設けられるとともに、シ
ャンク抵抗66(図10参照)を内蔵した残量表示計6
7が把持部65よりも一側に寄って設けられる。また残
量表示計67の上面には、該残量表示計67に表示作動
を行なわせるための押しボタン68が、その操作方向を
上下方向として配設される。
【0026】ところで、バッテリ収納ケース39におけ
る蓋45の前部には、バッテリ40を図7で示すように
挿脱すべく蓋45を開放したときに、バッテリ40の把
持部65を握った指Fが蓋45に引っ掛かることがない
ように、切欠き部45aが設けられる。また蓋45に
は、収納ケース本体44の上端開口部を閉じた状態で前
記残量表示計67を上方から視認することを可能とする
とともに押しボタン68の操作を可能とするための窓6
9が設けられる。
【0027】蓋45には、収納ケース本体44の前面側
上部に設けられた係止孔73に係合する状態およびその
係合を解除する状態をキー71によって切換可能な錠止
手段72が設けられており、バッテリ40を収納した収
納ケース本体44の上端開口部を閉じた状態に在る蓋4
5を錠止手段72でロックすることができる。また蓋4
5の内面には弾性部材74が貼着されており、バッテリ
40を収納した収納ケース本体44の上端開口部を蓋4
5で閉じたときに、弾性部材74がバッテリ40の把持
部65に当接することにより、バッテリ収納ケース39
内でバッテリ40が弾性保持される。これにより、走行
状態でのバッテリ収納ケース39内でのバッテリ40の
振動を有効に吸収し、バッテリ40と後述の放電端子8
9,90との安定した接続を保持することができる。
【0028】図11および図12を併せて参照して、バ
ッテリ40は、第1〜第3接続端子75,76,77を
備えており、第1接続端子75はシャンク抵抗66を介
して電池集合体61のマイナス端子側に接続され、第2
接続端子76は電池集合体61のプラス端子側に接続さ
れ、第3接続端子77は、電池集合体61の温度検出の
ためのサーミスタ78を介して電池集合体61のマイナ
ス端子側に接続される。
【0029】バッテリ40におけるバッテリケース62
の前面側すなわち前部ケース半体63には、その幅方向
中央部で前方側に突出したガイド部79が上下方向に延
びて設けられており、バッテリケース62の底壁面62
aと、前記ガイド部79の前壁面すなわちバッテリケー
ス62の前壁面62bとが交わる角部に対応して前記各
接続端子75,76,77がバッテリケース62内に配
設される。
【0030】第1接続端子75は、後端側を固定されて
バッテリケース62の底部内面に弾発的に当接する平板
状の端子板80と、端子板80の下面にリベット結合さ
れる放電接点75aと、端子板80の前端部に略直角に
連設されてバッテリケース62の前部内面に弾発的に当
接される平板状の充電接点75bとを有して、比較的幅
広の略L字状に形成されるものであり、放電接点75a
は銀接点であり、また充電接点75bには、Ni(ある
いは銀)メッキが施される。
【0031】この第1接続端子75は、ガイド部79の
幅方向一側に対応する位置に配置され、バッテリケース
62の底壁には、放電接点75aを底壁面62aに臨ま
せる円形の開口部81が設けられ、ガイド部79には、
充電接点75bを前壁面62bに臨ませるスリット82
が上端を閉じるとともに下端を開放するようにして上下
に長く設けられる。
【0032】第2接続端子76は、放電接点76aおよ
び充電接点76bを有して、上記第1接続端子75と同
様に略L字形ではあるが第1接続端子75よりも幅を狭
くして形成される。この第2接続端子76は、ガイド部
79の幅方向他側に対応する位置に配置され、バッテリ
ケース62の底壁には、放電接点76aを底壁面62a
に臨ませる円形の開口部(図示せず)が設けられ、ガイ
ド部79には、充電接点76bを前壁面62bに臨ませ
るスリット83が上端を閉じるとともに下端を開放する
ようにして上下に長く設けられる。
【0033】第3接続端子77は、上記第1接続端子7
5および第2接続端子76と同様に略L字形に形成され
るものの、バッテリケース62の底壁面62aに臨む接
点を有することはなく、第1接続端子75および第2接
続端子76間に対応してバッテリケース62内に配置さ
れ、ガイド部79には、第3接続端子77を前壁面62
bに臨ませるスリット84が上端を閉じるとともに下端
を開放するようにして上下に長く設けられる。
【0034】またスリット82,84間、ならびにスリ
ット83,84間には、上端を閉じるとともに下端を開
放して上下に長く延びるガイド溝85,85が設けられ
ており、ガイド部79の内面側下部には、それらのガイ
ド溝85,85に下方からそれぞれ嵌合してバッテリ4
0の収納ケース本体44内での幅方向位置を定める嵌合
突部86…が設けられる。
【0035】収納ケース本体44の底部には端子箱88
が取付けられており、該端子箱88には、バッテリ収納
ケース39に収納されたバッテリ40における第1接続
端子75の放電接点75aに接続される第1放電端子8
9と、第2接続端子76の放電接点76aに接続される
第2放電端子90とが配設される。
【0036】収納ケース本体44の底部には、第1接続
端子75の放電接点75aを臨ませてバッテリケース6
2の底壁に設けられている開口部81に対応した開口部
91が設けられており、端子箱88には、上端部を前記
開口部91に嵌合せしめるとともに下端に端板93を有
する有底円筒状の端子支持部92が設けられる。第1放
電端子89は、棒状に形成されており、端板93を軸方
向移動自在に貫通して端子支持部92内に同軸に配置さ
れる。しかも端子支持部92内に摺動自在に嵌合される
リテーナ94が第1放電端子89の中間部に固定されて
おり、このリテーナ94と、端板93の内面に当接した
ワッシャ97との間に、ばね95が縮設される。これに
より、第1放電端子89は、その上端を第1接続端子7
5の放電接点75aに接触させる方向に弾発付勢され、
第1放電端子89の下端部には、端板93の下面に当接
して第1放電端子89の上動限を規制する止め輪96が
嵌着される。
【0037】このような第1放電端子89の端子箱88
への配設構造によれば、収納ケース本体44内にバッテ
リ40が収納されたときに、第1接続端子75の放電接
点75aに第1放電端子89の上端が弾発的に当接され
ることになり、走行時のバッテリ40の振動に対して、
放電接点75aおよび第1放電端子89の当接を有効に
保持することができる。
【0038】また第2放電端子90も、上記第1放電端
子89と同様の構造で端子箱88に配設されており、収
納ケース本体44内にバッテリ40が収納されたとき
に、第2接続端子76の放電接点76aに第2放電端子
90の上端が弾発的に当接され、走行時のバッテリ40
の振動に対して、放電接点76aおよび第2放電端子9
0の当接が有効に保持される。
【0039】上記第1および第2放電端子89,90
は、電動モータ30に電力を供給するためのコードにそ
れぞれ連なるものであり、それらのコードが端子箱88
から引き出される。而して端子箱88の両側方をカバー
して該端子箱88が外部から見え難くするために、収納
ケース本体44の下端両側には、下方に延びるカバー部
44a,44aが一体に設けられ、外観を美しく見せる
ことができる。
【0040】図13ないし図15において、バッテリ収
納ケース39から取出されたバッテリ40に充電するた
めの充電器100は、バッテリ40のバッテリ収納ケー
ス39への挿脱方向と同一方向、すなわち上下方向を着
脱方向としてバッテリ40を装着可能である。
【0041】この充電器100の器体101は、平坦な
床面99に載置されるものであり、該床面99からの高
さを比較的低くした低位部102と、前記床面99から
の高さを低位部102よりも高くして低位部102に連
設される高位部103とを有して合成樹脂から成るもの
であり、バッテリ40の幅よりも幅を狭くした略矩形の
箱状に形成される。
【0042】高位部103には、低位部102側で上下
に延びる側面104と、該側面104に対向して上下に
延びる側面105と、それらの側面104,105の下
端を連結する水平な底面106とで、上方および両側方
を開放した装着溝107が形成されており、該装着溝1
07には、その上方からバッテリ40を装着可能であ
る。しかも装着溝107にバッテリ40を装着したとき
に、該バッテリ40の上面に配置されている残量表示計
67の押しボタン68が少なくとも底面106に対応す
る位置に在るように、底面106の寸法が設定される。
【0043】装着溝107の前記両側面104,105
は、該装着溝107へのバッテリ40の装着を容易とす
べく上方に向かうにつれて相互に離反するように傾斜し
てテーパ状に形成されている。また装着溝107への装
着状態に在るバッテリ40の前面に対向する側面104
の下部には、バッテリ40の前面に在るガイド部79の
両側で該バッテリ40の前面に接触し得る一対のリブ1
08,108が上下方向に長くして突設される。さらに
装着溝107への装着状態に在るバッテリ40の後面に
対向する側面105には、該バッテリ40の後面に接触
し得る複数たとえば3個のリブ109…が側面105の
上下両端間にわたって突設される。これらのリブ108
…,109…も、前記両側面104,105と同様に上
方に向かうにつれて外側方に傾斜したテーパ状に形成さ
れるのであるが、両側面104,105の傾斜角よりも
傾斜角が小さく設定される。したがって、両側面10
4,105および各リブ108…,109…が傾斜して
いることによってバッテリ40の装着溝107の装着お
よび抜出しが容易となるとともに、両側面104,10
5の傾斜角よりも傾斜角が小さく設定されたリブ108
…,109…でバッテリ40の前、後両面が有効に支持
されることになり、バッテリ40の装着溝107内での
前、後方向のがたつきが防止される。
【0044】さらに前記側面104には、バッテリ40
におけるバッテリケース62に突出して設けられたガイ
ド部79を上方から挿脱可能なガイド凹部110が上方
に開放して設けられており、このガイド凹部110の上
部両側面110a,110aは、該ガイド凹部110へ
のガイド部79の挿入を容易とすべく上方に向かうにつ
れて相互に離反するように傾斜してテーパ状に形成され
る。
【0045】ガイド凹部110には、バッテリ40にお
ける前面のガイド溝85,85に嵌合する嵌合突部11
1,111が突設されており、これらの嵌合突部11
1,111のガイド溝85,85への嵌合により、バッ
テリ40の装着溝107内での幅方向のがたつきが防止
される。
【0046】図16において、充電器100は、接続コ
ネクタ114を介して交流電源に接続される電源回路1
15、マイクロコンピュータから成る制御回路116、
ドライブ回路117、MOS−FET118、トランジ
スタ119、ダイオード120等を備える。
【0047】電源回路115の一端には第1充電端子1
21が接続され、電源回路115の他端には、MOS−
FET118、トランジスタ119およびダイオード1
20を介して第2充電端子122が接続される。制御回
路116は、MOS−FET118のゲートに接続され
るトランジスタ125を有するものであり、該トランジ
スタ125のベースはサーミスタ端子123に接続され
る。この制御回路116から電源回路115には電流切
換のための制御信号が入力され、また第2充電端子12
2の電圧信号が制御回路116に入力される。さらにド
ライブ回路117の出力端は、トランジスタ119の導
通・遮断を制御すべく該トランジスタ119のベースに
接続されるものであり、このドライブ回路117の入力
端にはバッテリ検出端子124が接続される。
【0048】ところで、器体101における高位部10
3の装着溝107よりも低位部102側の部分ならびに
低位部102には、装着溝107に装着されたバッテリ
40の下部の側方に位置するようにして基板113が収
納配置されており、この基板113上に、図16で示し
た各電気部品が装着される。而して基板113が装着溝
107に装着されたバッテリ40の下部の側方に位置す
るようにして器体101に配設されることにより、充電
器100へのバッテリ40の装着位置を極力低くするこ
とが可能であり、それにより、充電器100へのバッテ
リ40の装着状態を安定化することができる。
【0049】装着溝107の側面104に設けられてい
るガイド凹部110の下部には、バッテリ40における
前面の各スリット82,83,84にそれぞれ嵌合する
突部126,127,128が突設される。而して第1
充電端子121およびバッテリ検出端子124は、それ
ぞれワイヤから成るものであり、装着溝107にバッテ
リ40が装着されたときに第1接続端子75の充電端子
75bに弾発的に摺接するように、両端子121,12
4の屈曲部が突部126に設けられた開口部129から
突出せしめられる。またワイヤから成る第2充電端子1
22は、装着溝107にバッテリ40が装着されたとき
に第2接続端子76の充電端子76bに弾発的に摺接す
るように、突部127から突出せしめられ、さらにワイ
ヤから成るサーミスタ端子123は、装着溝107にバ
ッテリ40が装着されたときに第3接続端子77に弾発
的に摺接するように突部128から突出せしめられる。
【0050】ところで、バッテリ40の充電を充電器1
00への装着によって充電する場合について説明して来
たが、バッテリ40に直流電源に連なるコネクタを接続
して充電することが望まれる場合もあり、そのような場
合に対応して、図9の破線で示すようにバッテリ40の
バッテリケース62における上部内側面に開口部を開口
し易くするための凹部130を予め設けておき、図8の
鎖線で示すようにコネクタ131を前記凹部130に対
応してバッテリケース62内に設けることも可能であ
る。
【0051】次にこの実施例の作用について説明する
と、フロントバスケット38の背面部にはバッテリ収納
ケース39が固定配置されており、このバッテリ収納ケ
ース39に、挿脱方向を上下方向としてバッテリ40が
挿脱可能に収納されるので、電動補助自転車からのバッ
テリ40の取り外し、ならびに電動補助自転車への取付
けを、フロントバスケット38への荷物の挿脱と同様に
極めて容易に行なうことができる。
【0052】しかもバッテリ40におけるバッテリケー
ス62の上面には残量表示計67が設けられており、バ
ッテリ収納ケース39における蓋45には、残量表示計
67を上方から視認するための窓69が設けられている
ので、自転車搭乗者がシート27に腰掛けた状態でも残
量表示計67を容易に視認することができ、バッテリ4
0の残量の確認が容易である。また押しボタン68を押
圧操作したときのみ、残量表示系67で残量表示がなさ
れるので、残量表示計67で無駄な電力を消費すること
がなく、運転時に目障りになることもない。
【0053】またバッテリ40に設けられている第1お
よび第2接続端子75,76は、放電時にも充電時にも
用いられるものであり、放電時専用および充電時専用の
接続端子を設けたものに比べると、部品点数の低減なら
びにバッテリケース62内の配線構造単純化を図ること
ができる。
【0054】ところで、バッテリ40からの放電すなわ
ち電動モータ30への給電時に流れる電流が比較的大で
あるのに対し、バッテリ40への充電時に流れる電流は
比較的小である。このため、放電時および充電時に第1
および第2接続端子75,76の同一個所に電気的接続
がなされるものである場合には、両接続端子75,76
を電気容量の大きなものに設定しておき、充電器100
側の充電端子も電気容量の大きなものに設定しておく必
要がある。しかるに、第1および第2放電端子89,9
0が接続される放電接点75a,76aと、第1および
第2充電端子121,122が接続される充電接点75
b,76bとが、第1および第2接続端子75、76の
相互に異なる部位に設けられているので、放電および充
電時に第1および第2接続端子75,76を共用化して
も、放電および充電時に必要な電気的特性を満足するこ
とができる。すなわち大電流が流れる放電時には、銀接
点から成る放電接点75a,76aと、第1および第2
放電端子89,90とが押圧方向を同軸方向として弾発
接触することにより、接触時の摩耗を少なくして大電流
が流れることに対応することができ、また小電流が流れ
る充電時には、ワイヤから成る第1および第2充電端子
121,122がバッテリ40の挿入時に充電接点75
b,76bをワイピングして充電接点75b,76bの
表面の塵埃等を拭掃するようにし、接触不良を生じない
構造として小電流が流れることに対応することができ
る。
【0055】また第1および第2接続端子75、76の
放電接点75a,76aがバッテリ40におけるバッテ
リケース62の底壁面62aに臨んで配設されるのに対
し、充電接点75b,76bは、底壁面62aと直交す
る前壁面62bに臨んで配設されるものであるので、放
電時および充電時に誤接続が生じることを防止すること
ができる。
【0056】バッテリ40は、車体搭載時のバッテリ収
納ケース39への挿脱方向と同一方向すなわち上下方向
を着脱方向として充電器100に装着されるものであ
り、その充電器100への装着により、充電がなされる
ので充電時の接続作業を不要として充電作業を容易とす
ることができる。
【0057】さらに充電器100への装着時にバッテリ
40の自重が作用する壁面すなわち装着溝107の底面
106とは異なる壁面である側面104に、各端子12
1〜124が配設され、バッテリ40の前面側に臨む充
電接点75b,76bおよび第3接続端子77に前記各
端子121〜124が接続されるので、比較的重いバッ
テリ40の自重を前記端子121〜124に及ぼすこと
を回避して、充電器100の各端子121〜124を軽
量コンパクトなものとして構成することができる。
【0058】またバッテリ40の上面には、残量表示計
67が設けられており、充電器100へのバッテリ40
の装着時に残量表示計67を上方から視認することがで
きる。しかも残量表示計67を表示作動せしめるための
押しボタン68はその操作方向が上下方向であるので、
該押しボタン68への押圧力により前記各端子121〜
122に接触解除方向の力が及ぶことはない。
【0059】図17は、バッテリの充電器への装着構造
の第1変形例を示すものであり、充電器100′の高位
部103′に設けられた装着溝107′の一方の側面1
04′には、バッテリ40′の前面に在るガイド部7
9′を上方から挿脱可能なガイド凹部110′が上方に
開放して設けられており、ガイド部79′の先端部両側
面79′a,79′aは、ガイド凹部110′へのガイ
ド部79′の挿入を容易とすべく下方に向かうにつれて
相互に近接するように傾斜して形成される。
【0060】図18は、バッテリの充電器への装着構造
の第2変形例を示すものであり、充電器100″の高位
部103″に設けられた装着溝107″の一方の側面1
04″には、上下に延びる一対のガイド突部135,1
35が設けられ、装着溝107″に装着されるバッテリ
40″の前記側面104″に対向する面には、前記両ガ
イド突部135,135を嵌合せしめるべく上端を閉じ
るとともに下端を開放した一対のガイド凹部136,1
36が設けられる。しかも、各ガイド突部135,13
5のガイド凹部136,136への嵌合を容易とすべ
く、ガイド凹部136,136の下端両側面136a,
136a…は、下方に向かうにつれて相互に離反するよ
うに傾斜される。
【0061】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、上下方向を挿脱方向としてバッテリを挿脱可能に収
納するバッテリ収納ケースが電動補助自転車に設けら
れ、下方に臨んでバッテリに配設される放電接点を該バ
ッテリの自重によって当接せしめる放電端子が前記バッ
テリ収納ケースに設けられ、前記放電接点が臨む方向と
は異なる方向に臨んでバッテリに充電接点が設けられ、
バッテリ収納ケースへの挿脱方向と同一方向を着脱方向
としてバッテリを着脱可能に装着せしめる充電器に、該
充電器へのバッテリの装着に応じて前記充電接点との電
気的接続を果す充電端子が設けられるので、バッテリ収
納ケースへのバッテリの収納に応じて放電接点および放
電端子を効果的に接続することができ、また充電器への
バッテリへの装着に応じて充電接点および充電端子を接
続することにより、比較的狭い場所で作業性よくバッテ
リの充電を行なうことができる。しかも充電器の充電端
子に比較的重いバッテリの重量が作用することを回避し
て充電端子のコンパクトかつ軽量な構成を可能としつ
つ、バッテリの車体搭載時にはバッテリの自重により放
電接点および放電端子の接続を安定的に保持して走行時
の振動等に有利とすることができる。
【0063】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、バッテリの上面に、
残量表示計が設けられるので、放電時および充電時にバ
ッテリの残量を容易に確認することができる。
【0064】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項2記載の発明の構成に加えて、残量表示計を表示
作動せしめるための押しボタンが、その操作方向を上下
方向として残量表示計に配設されるので、押しボタンの
操作によって残量表示計の表示を行なうときに、放電端
子および放電接点、ならびに充電端子および充電接点に
接触解除方向の力が及ぶことはなく、放電状態および充
電状態をともに確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動補助自転車の側面図である。
【図2】モータユニットの拡大縦断側面図である。
【図3】図1の3矢視平面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】図3の6−6線断面図である。
【図7】バッテリ収納ケース開放状態での図6に対応す
る断面図である。
【図8】バッテリの正面図である。
【図9】図8の9矢視側面図である。
【図10】バッテリの内部構成を簡略化して示す図であ
る。
【図11】図4の11−11線断面図である。
【図12】図4の12−12線断面図である。
【図13】充電器の平面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図13の15−15線断面図である。
【図16】充電器の内部構成を簡略化して示す図であ
る。
【図17】バッテリの充電器への装着構造の第1変形例
を示す図15に対応した断面図である。
【図18】バッテリの充電器への装着構造の第2変形例
を示す図15に対応した断面図である。
【符号の説明】
30・・・電動モータ 39・・・バッテリ収納ケース 40,40′,40″・・・バッテリ 67・・・残量表示計 68・・・押しボタン 75,76・・・接続端子 75a,76a・・・放電接点 75b,76b・・・充電接点 89,90・・・放電端子 100・・・充電器 121,122・・・充電端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータ(30)への給電時に用いら
    れる放電接点(75a,76a)と、充電器(100)
    からの充電時に用いられる充電接点(75b,76b)
    とを備え、電動補助自転車に着脱可能に搭載される電動
    補助自転車用バッテリの放・充電構造において、上下方
    向を挿脱方向としてバッテリ(40,40′,40″)
    を挿脱可能に収納するバッテリ収納ケース(39)が電
    動補助自転車に設けられ、下方に臨んでバッテリ(4
    0,40′,40″)に配設される放電接点(75a,
    76a)を該バッテリ(40,40′,40″)の自重
    によって当接せしめる放電端子(89,90)が前記バ
    ッテリ収納ケース(39)に設けられ、前記放電接点
    (75a,76a)が臨む方向とは異なる方向に臨んで
    バッテリ(40,40′,40″)に充電接点(75
    b,76b)が設けられ、バッテリ収納ケース(39)
    への挿脱方向と同一方向を着脱方向としてバッテリ(4
    0,40′,40″)を着脱可能に装着せしめる充電器
    (100,100′,100″)に、該充電器(10
    0,100′,100″)へのバッテリ(40,4
    0′,40″)の装着に応じて前記充電接点(75b,
    76b)との電気的接続を果す充電端子(121,12
    2)が設けられることを特徴とする電動補助自転車用バ
    ッテリの放・充電構造。
  2. 【請求項2】 バッテリ(40,40′,40″)の上
    面に、残量表示計(67)が設けられることを特徴とす
    る請求項1記載の電動補助自転車用バッテリの放・充電
    構造。
  3. 【請求項3】 残量表示計(67)を表示作動せしめる
    ための押しボタン(68)が、その操作方向を上下方向
    として残量表示計(67)に配設されることを特徴とす
    る請求項2記載の電動補助自転車用バッテリの放・充電
    構造。
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