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JPH10269492A - 車両監視装置 - Google Patents

車両監視装置

Info

Publication number
JPH10269492A
JPH10269492A JP8867197A JP8867197A JPH10269492A JP H10269492 A JPH10269492 A JP H10269492A JP 8867197 A JP8867197 A JP 8867197A JP 8867197 A JP8867197 A JP 8867197A JP H10269492 A JPH10269492 A JP H10269492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
image
traveling
feature point
extracting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8867197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Onoda
吉博 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8867197A priority Critical patent/JPH10269492A/ja
Publication of JPH10269492A publication Critical patent/JPH10269492A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方通行路の逆走車両を自動的に検出し、事
故の未然防止や事故発生後の速やかな対処を可能とする
車両監視装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 一方通行路に設置された複数台の車両感
知器と、複数台の車両感知器の出力から走行車両の進行
方向を判定する車両進行方向判定手段と、車両進行方向
判定手段の判定結果から走行車両が一方通行路を逆方向
に走行しているか否かを判定する逆走車両判定手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方通行路を逆走
する異常走行車両を監視するための車両監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両監視装置としては、道路上の
車両を観測してその観測結果の時間的な推移により、車
両の通過台数、車両速度、車種等のデータを計測する装
置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車等の
運転者が高速道路や専用道路等の一方通行路を、出口に
ある進入禁止の標識を見逃すなどして入口と間違えて逆
走することがある。これに対して一方通行路を通常に走
行している車両の運転者は、当然のことながら対向車は
来ないものとして運転しているので、急に対向車が現れ
ても対処することができず、正面衝突などの大事故に結
び付くおそれがある。従来の車両監視装置では、車両の
通過台数や車両速度を監視することはできても、一方通
行路を逆走する車両を監視することはできなかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、大事故を引き起こす危険性が
高い一方通行路の逆走車両を自動的に検出し、事故の未
然防止や事故発生後の速やかな対処を可能とする車両監
視装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、一方通行路に設置された複数台の車両感知器
と、複数台の車両感知器の出力から走行車両の進行方向
を判定する車両進行方向判定手段と、車両進行方向判定
手段の判定結果から走行車両が一方通行路を逆方向に走
行しているか否かを判定する逆走車両判定手段とを備え
る。
【0006】本発明の請求項2記載の発明は、一方通行
路を走行する車両を撮像する画像入力部と、画像入力部
で撮像した画像から車両候補を抽出する車両候補領域抽
出手段と、抽出した車両候補を追尾して車両の進行方向
を判定する車両進行方向判定手段と、車両進行方向判定
手段の判定結果から車両が一方通行路を逆方向に走行し
ているか否かを判定する逆走車両判定手段とを備える。
【0007】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明において、車両候補領域抽出手段は、一方通
行路の背景画像を記憶する背景画像記憶手段と、画像入
力部で撮像した画像と背景画像との差分を取る背景差分
手段と、背景差分手段で得た差分画像を所定の閾値で2
値化する2値化手段と、2値化手段で得られた2値化画
像から車両候補を抽出する背景差分車両抽出手段とから
なる。
【0008】本発明の請求項4記載の発明は、請求項2
記載の発明において、車両進行方向判定手段は、車両候
補領域抽出手段で抽出した車両候補から所定の特徴点を
抽出する特徴点抽出手段と、1画面前の車両候補から抽
出した特徴点を記憶する前車両候補特徴点記憶手段と、
特徴点抽出手段からの特徴点および前車両候補特徴点記
憶手段からの特徴点を比較してその変位を計測する特徴
点変位算出手段とからなる。
【0009】本発明の請求項5記載の発明は、請求項2
記載の発明において、車両進行方向判定手段は、車両候
補領域抽出手段で抽出した車両候補画像から所定の特徴
点を抽出する特徴点抽出手段と、1画面前の入力画像を
記憶する前入力画像記憶手段と、特徴点を1画面前の入
力画像に対応付ける画像間対応付け手段と、特徴点と対
応付けされた対応点との変位を計測する特徴点変位算出
手段とからなる。
【0010】本発明の請求項6記載の発明は、請求項2
記載の発明において、前記車両候補領域抽出手段は、画
像入力部で撮像した画像と一方通行路の背景画像との間
の背景差分画像から車両候補を抽出する手段と、画像入
力部で撮像した画像と1画面前の画像との間のフレーム
差分画像から車両候補を抽出する手段とからなり、車両
進行方向判定手段は、背景差分画像から抽出された車両
候補から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、この特徴
点を基準として形成したウィンド内の前記フレーム差分
画像の面積を計測するウィンド内面積計測手段と、この
計測した面積が所定の閾値以下か否か判定する閾値判定
手段とからなる。
【0011】本発明の請求項7記載の発明は、請求項2
記載の発明において、一方通行路を走行する車両を撮像
する画像入力部と、前記画像入力部で撮像した画像から
走行車両のライトを抽出するライト候補抽出手段と、抽
出したライト候補から前記走行車両が前記一方通行路を
逆方向に走行しているか否かを判定する逆走車両判定手
段とを備える。
【0012】本発明の請求項8記載の発明は、請求項2
記載の発明において、請求項1〜7いずれか記載の発明
において、前記逆走車両判定手段で逆方向に走行する車
両を判定した場合は、前記一方通行路を逆走する車両に
対して警告を発する逆走車両向け通報装置を有する。
【0013】本発明の請求項9記載の発明は、請求項2
記載の発明において、請求項1〜7いずれか記載の発明
において、逆走車両判定手段で逆方向に走行する車両を
判定した場合は、一方通行路を通常に走行する車両に対
して警告を発する通常走行車両向け通報装置を有する。
【0014】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
2記載の発明において、請求項1〜7いずれか記載の発
明において、前記逆走車両判定手段で逆方向に走行する
車両を判定した場合は、前記一方通行路を管理する道路
管理者に対して前記一方通行路を逆走する車両が存在す
ることを通報する道路管理者向け通報装置を有する。
【0015】本発明によれば、一方通行路等を逆走する
異常車両をリアルタイムで自動的に検出することができ
る。そして、その検出結果をもとに、逆走車両の運転者
に対しては逆走である旨の警告を行い、通常車両の運転
者に対しては逆走車両が存在する旨の警告を行うことで
正面衝突などの重大事故を未然に防止することができ
る。
【0016】また、逆走する異常車両の検出結果は道路
管理事務所にも通知されるので、道路管理者は、遠隔地
に居ながらリアルタイムで異常車両の存在を認識するこ
とができ、事故が発生した場合の緊急対策を素早く取り
行なうことができる。
【0017】さらに、道路管理者は広域監視カメラで撮
像した画像を取り込み、現場の状況をテレビ画面で視認
することができるので、事故が発生した場合の緊急対策
を素早く取り行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は、本発明による車両監視装
置の第1の実施の形態を示すブロック図である。本実施
の形態は、少なくとも2台の車両感知器1a,1bが車
長未満の間隔で一方通行路に車両の進行方向に平行に設
置されている。車両感知器1a,1bとしては、すでに
公知の超音波式、ループコイル式、光式等の車両感知器
を用いている。
【0019】車両感知器1a,1bの出力A,Bは車両
進行方向判定部2に入力される。車両進行方向判定部2
は2つの出力A,Bの時間差から通過車両の進行方向を
判定する。図2は、車両感知器1a,1bの出力A,B
を示す波形図で、車両感知器1aの出力Aが車両感知器
1bの出力Bより時間差Dだけ早く走行車両を感知して
いる状況を示している。従って、走行車両は車両感知器
1aから車両感知器1bに向かって走行していることに
なる。
【0020】車両進行方向判定部2の判定結果は逆走車
両判定部3に入力される。逆走車両判定部3は走行車両
が逆走しているか否かを判定し、逆走していると判定し
た場合は、道路上に設置されている逆走車両向け通報装
置4および通常車両向け通報装置5に対して警告等を発
するように指示する。
【0021】これを受けて逆走車両向け通報装置4は逆
走車両の運転者に逆走である旨の警告を表示盤に表示し
たり、VICS(道路交通情報通信システム)などの通
信装置を用いて音声で警告したりする。また、通常車両
向け通報装置5は通常車両の運転者に逆走車が存在する
旨の警告を表示盤に表示したり、VICSなどの通信装
置を用いて音声で警告したりする。
【0022】さらに、逆走車両判定部3で逆走車両を判
定した場合は、道路管理事務所等に設置された道路管理
者向け通報装置6に逆走車両の存在を通知する。そし
て、該当する道路に設置した広域監視カメラ7で撮像し
た画像を取り込み、通報装置6のテレビ画面に表示す
る。また、道路管理者は遠隔操作によって広域監視カメ
ラ7を制御し、必要とする画像を捉えるようにする。
【0023】これによって道路管理者は遠隔地に居なが
ら逆走車両の存在を速やかに認識することができ、事故
が発生した場合の緊急対策等を素早く取り行なうことが
できる。また、広域監視カメラ7からの画像情報によっ
て車両感知器等のシステムが正常に動作しているか否か
を確認することができる。
【0024】(第2の実施の形態)図3は、本発明によ
る車両監視装置の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。本実施の形態では、ディジタル画像処理技術を用
いて走行車両の抽出および進行方向の判定等を行い、逆
走車両の有無を検出する。
【0025】同図において、画像入力部11は道路を俯
瞰する位置に設置されたビデオカメラなどの撮像装置
で、その出力である映像信号はディジタル画像信号とし
て車両候補領域抽出部12に入力される。車両候補領域
抽出部12は背景差分部12aで入力画像と背景画像記
憶部12bに記憶されている背景画像との差分を取り、
その差分画像を2値化部12cで2値化処理する。得ら
れた2値化画像は背景差分車両抽出部12dに入力さ
れ、車両候補が抽出される。
【0026】図4は、車両候補領域抽出部12の動作説
明図で、入力画像(図a)と背景画像(図b)との差分
を取ることで、走行車両の画像(図c)のみを取り出
す。そして、それを所定の閾値によって2値化処理し、
走行車両のシルエット画像(図d)を得る。そして、こ
の画像を背景差分車両候補画像BPとし、この画像を含
む領域を車両候補抽出領域(図dに破線で示す範囲)と
する。
【0027】こうして車両候補領域抽出部12で抽出さ
れた車両候補は、車両進行方向判定部13に入力され
る。車両進行方向判定部13では、特徴点抽出部13a
で車両候補の現時刻tにおける特徴点a(t) ,b(t) を
抽出する。特徴点a(t) としては車両候補画像の最上部
の座標とし、特徴点b(t) としては車両候補画像の最下
部の座標とする。
【0028】また、1画面前の車両候補画像の特徴点a
(t-1) 、b(t-1) を前車両候補特徴点記憶部13bから
読み出し、各特徴点の変位(a(t) −a(t-1) ),(b
(t)−b(t-1) )を特徴点変位算出部13cで求める。
【0029】図5は、背景差分車両候補画像BPの特徴
点を示す図で、図(a)は現時刻tにおける車両候補画
像BP(t) の特徴点a(t) ,b(t) を示し、図(b)は
1画面前の時刻t−1における車両候補画像BP(t-1)
の特徴点a(t-1) ,b(t-1)を示している。
【0030】こうして車両進行方向判定部13で求めら
れた各特徴点の変位は、逆走車両判定部14に入力され
る。逆走車両判定部14では、特徴点の変位から走行車
両が画面上で上から下に走行しているのか、下から上に
走行しているのか判断し、下から上に走行しているなら
ば通常車両、それと逆に走行しているならば逆走車両と
判定する。
【0031】この判定結果は出力部15に送られる。出
力部15では、前述の実施の形態と同様に、逆走車両向
け通報装置4、通常車両向け通報装置5、道路管理者向
け通報装置6に対して警告等を発するように指示する。
【0032】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態を示すブロック図で、車両進行方向判定
部13の構成が前述の第2の実施の形態と異なる点を除
いては、前述の第2の実施の形態と同一の構成を有して
いる。
【0033】本実施の形態では、特徴点抽出部13aで
車両候補画像BPt の現時刻tの特徴点a(t) ,b(t)
を抽出する。また、1画面前の入力画像を前入力画像記
憶部13dから読み出し、画像間対応付け部13eで特
徴点a(t) ,b(t) に対応する前入力画像の対応点を求
める。そして、特徴点と対応点とを用いて特徴点変位算
出部13cで走行車両の進行方向を判定する。
【0034】(第4の実施の形態)図7は、本発明によ
る車両監視装置の第4の実施の形態を示すブロック図で
ある。本実施の形態では、前述の第2の実施の形態にお
いて、車両候補領域抽出部12の構成が、背景差分によ
り車両候補を抽出する構成と、フレーム差分により車両
候補を抽出する構成とを併設した構成となっている。
【0035】すなわち背景差分部12a、背景画像記憶
部12b、2値化部12cおよび背景差分車両抽出部1
2dによって背景差分により車両候補を抽出し、フレー
ム差分部12e、前画像記憶部12f、2値化部12g
およびフレーム差分車両抽出部12hによってフレーム
差分により車両候補を抽出する構成となっている。
【0036】また、車両進行方向判定部13は、背景差
分により得られた車両候補画像の特徴点を抽出する特徴
点抽出部13aと、フレーム差分により得られた画像中
の所定位置のウィンドウ内の面積を計測するウィンドウ
内面積計測部13dと、計測したウィンドウ内の面積が
所定の閾値以上か否かを判定する閾値判定部13eとか
ら成っている。
【0037】図8は、車両進行方向判定部13の動作説
明図で、背景差分により得られた背景差分車両候補画像
BPの最上部の座標を、特徴点抽出部13aで特徴点a
として抽出する(図a)。また、フレーム差分により得
られたフレーム差分車両候補画像FP(図b)に対し、
特徴点aの上に設定したウィンドウWa内における車両
候補画像FPの面積を、ウィンドウ内面積計測部13d
で計測する(図c)。そして、閾値判定部13eでウィ
ンドウWa内における車両候補画像FPの面積が所定の
閾値以上か否か判定する。
【0038】逆走車両判定部14は、この判定結果をう
けて面積が閾値以上であれば車両は画面の上から下に進
行していると判定し、面積が閾値より小さければ車両は
画面の下から上に進行していると判定する。
【0039】この実施の形態では、画面の上から下に進
行している車両を逆走車両としているので、そのような
判定が出た場合は、出力部15は前述の実施の形態と同
様に、逆走車両向け通報装置4、通常車両向け通報装置
5および道路管理者向け通報装置6に対して警告等を発
するように指示する。
【0040】図9は、車両進行方向判定部13の他の動
作を説明する動作説明図である。この例の場合は、背景
差分車両候補画像BPの最上部および最下部の座標を、
特徴点抽出部13aで特徴点a,bとして抽出する(図
a)。また、フレーム差分車両候補画像FP(図b)に
対して、特徴点aの上にウィンドウWaを設定し、特徴
点bの下にウィンドウWbを設定する(図c)。
【0041】そして、各ウィンドウWa,Wb内におけ
る車両候補画像FPの面積を、ウィンドウ内面積計測部
13dで計測し、両面積を比較した結果から車両の進行
方向を判定する。
【0042】(第5の実施の形態)図10は、本発明に
よる車両監視装置の第5の実施の形態を示すブロック図
である。本実施の形態は、一方通行のトンネル内などに
設置する車両監視装置であり、走行車両のヘッドライト
やテールライトから走行車両が通常走行か逆走走行かを
判定するものである。
【0043】同図において、画像入力部11で撮像した
映像信号はディジタル画像信号としてライト候補抽出部
22に入力される。ライト候補抽出部22では、背景差
分部22aで入力画像と背景画像記憶部22bに記憶さ
れている背景画像との差分を取り、その差分画像を2値
化部22cで2値化処理する。このときの2値化閾値は
ライトの光量のみを抽出できる値に設定する。
【0044】図11は、ライト候補抽出部22の動作説
明図で、入力画像(図a)と背景画像との差分を取って
走行車両のみの画像(図b)を取り出し、所定の閾値で
2値化処理することでライト候補画像を含む領域をライ
ト候補抽出領域(図cに破線で示す範囲)として抽出す
る。
【0045】こうしてライト候補抽出部22で抽出され
たライト候補画像は、逆走車両判定部14に送られ、通
常車両か逆走車両かが判定される。この判定は、ライト
の輝度や色彩からヘッドライトかテールライトかを判定
することによって行う。すなわち、ヘッドライトであれ
ば画面の手前側に向かって走行する車両であり、テール
ライトであれば画面の奥の向かって走行する車両であ
る。
【0046】この実施の形態では、画面の上から下に走
行する車両を逆走車両としているので、そのような判定
結果が出た場合は、出力部15は前述の実施の形態と同
様に、逆走車両向け通報装置4、通常車両向け通報装置
5、道路管理者向け通報装置6に対して警告等を発する
ように指示する。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、一方通行路等を逆走す
る異常車両をリアルタイムで自動的に検出することがで
きる。そして、その検出結果をもとに、逆走車両の運転
者に対しては逆走である旨の警告を行い、通常車両の運
転者に対しては逆走車両が存在する旨の警告を行うこと
で、正面衝突などの重大事故を未然に防止することがで
きる。また、逆走車両の検出結果は道路管理事務所にも
通知されるので、道路管理者は遠隔地に居ながらリアル
タイムで異常車両の存在を認識することができ、事故が
発生した場合の緊急対策を素早く取り行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】2台の車両感知器の出力を示す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】図3に示す車両候補領域抽出部の動作説明図で
ある。
【図5】車両候補画像の特徴点を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図8】図7に示す車両進行方向判定部の動作説明図で
ある。
【図9】図7に示す車両進行方向判定部の他の動作説明
図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示すブロック図
である。
【図11】図10に示すライト候補抽出部の動作説明図
である。
【符号の説明】 1a,1b 車両感知器 2 車両進行方向判定部 3 逆走車両判定部 4 逆走車両向け通報装置 5 通常車両向け通報装置 6 道路管理者向け通報装置 7 広域監視カメラ 11 画像入力部 12 車両候補領域抽出部 13 車両進行方向判定部 14 逆走車両判定部 15 出力部 22 ライト候補抽出部 BP 背景差分車両候補画像 FP フレーム差分車両候補画像 Wa,Wb ウィンドウ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方通行路に設置された複数台の車両感
    知器と、 前記複数台の車両感知器の出力から走行車両の進行方向
    を判定する車両進行方向判定手段と、 前記車両進行方向判定手段の判定結果から前記走行車両
    が前記一方通行路を逆方向に走行しているか否かを判定
    する逆走車両判定手段と、を備えることを特徴とする車
    両監視装置。
  2. 【請求項2】 一方通行路を走行する車両を撮像する画
    像入力部と、 前記画像入力部で撮像した画像から車両候補を抽出する
    車両候補領域抽出手段と、 前記抽出した車両候補を追尾して車両の進行方向を判定
    する車両進行方向判定手段と、 前記車両進行方向判定手段の判定結果から前記車両が前
    記一方通行路を逆方向に走行しているか否かを判定する
    逆走車両判定手段と、を備えることを特徴とする車両監
    視装置。
  3. 【請求項3】 前記車両候補領域抽出手段は、前記一方
    通行路の背景画像を記憶する背景画像記憶手段と、前記
    画像入力部で撮像した画像と前記背景画像との差分を取
    る背景差分手段と、前記背景差分手段で得た差分画像を
    所定の閾値で2値化する2値化手段と、前記2値化手段
    で得られた2値化画像から車両候補を抽出する背景差分
    車両抽出手段とからなることを特徴とする請求項2記載
    の車両監視装置。
  4. 【請求項4】 前記車両進行方向判定手段は、前記車両
    候補領域抽出手段で抽出した車両候補から所定の特徴点
    を抽出する特徴点抽出手段と、1画面前の車両候補から
    抽出した特徴点を記憶する前車両候補特徴点記憶手段
    と、前記特徴点抽出手段からの特徴点および前記前車両
    候補特徴点記憶手段からの特徴点を比較してその変位を
    計測する特徴点変位算出手段とからなることを特徴とす
    る請求項2記載の車両監視装置。
  5. 【請求項5】 前記車両進行方向判定手段は、前記車両
    候補領域抽出手段で抽出した車両候補画像から所定の特
    徴点を抽出する特徴点抽出手段と、1画面前の入力画像
    を記憶する前入力画像記憶手段と、前記特徴点を前記1
    画面前の入力画像に対応付ける画像間対応付け手段と、
    前記特徴点と前記対応付けされた対応点との変位を計測
    する特徴点変位算出手段とからなることを特徴とする請
    求項2記載の車両監視装置。
  6. 【請求項6】 前記車両候補領域抽出手段は、前記画像
    入力部で撮像した画像と前記一方通行路の背景画像との
    間の背景差分画像から車両候補を抽出する手段と、前記
    画像入力部で撮像した画像と1画面前の画像との間のフ
    レーム差分画像から車両候補を抽出する手段とからな
    り、 前記車両進行方向判定手段は、背景差分画像から抽出さ
    れた車両候補から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
    この特徴点を基準として形成したウィンド内の前記フレ
    ーム差分画像の面積を計測するウィンド内面積計測手段
    と、この計測した面積が所定の閾値以下か否か判定する
    閾値判定手段とからなることを特徴とする請求項2記載
    の車両監視装置。
  7. 【請求項7】 一方通行路を走行する車両を撮像する画
    像入力部と、 前記画像入力部で撮像した画像から走行車両のライトを
    抽出するライト候補抽出手段と、 抽出したライト候補から前記走行車両が前記一方通行路
    を逆方向に走行しているか否かを判定する逆走車両判定
    手段と、を備えることを特徴とする車両監視装置。
  8. 【請求項8】 前記逆走車両判定手段で逆方向に走行す
    る車両を判定した場合は、前記一方通行路を逆走する車
    両に対して警告を発する逆走車両向け通報装置を有する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の車両監
    視装置。
  9. 【請求項9】 前記逆走車両判定手段で逆方向に走行す
    る車両を判定した場合は、前記一方通行路を通常に走行
    する車両に対して警告を発する通常走行車両向け通報装
    置を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか記
    載の車両監視装置。
  10. 【請求項10】 前記逆走車両判定手段で逆方向に走行
    する車両を判定した場合は、前記一方通行路を管理する
    道路管理者に対して前記一方通行路を逆走する車両が存
    在することを通報する道路管理者向け通報装置を有する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の車両監
    視装置。
JP8867197A 1997-03-25 1997-03-25 車両監視装置 Pending JPH10269492A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8867197A JPH10269492A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 車両監視装置

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JP8867197A JPH10269492A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 車両監視装置

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JPH10269492A true JPH10269492A (ja) 1998-10-09

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