JPH10257078A - 車両多重通信装置 - Google Patents
車両多重通信装置Info
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- JPH10257078A JPH10257078A JP9057923A JP5792397A JPH10257078A JP H10257078 A JPH10257078 A JP H10257078A JP 9057923 A JP9057923 A JP 9057923A JP 5792397 A JP5792397 A JP 5792397A JP H10257078 A JPH10257078 A JP H10257078A
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/407—Bus networks with decentralised control
- H04L12/417—Bus networks with decentralised control with deterministic access, e.g. token passing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L3/00—Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
- B60L3/12—Recording operating variables ; Monitoring of operating variables
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L2012/40267—Bus for use in transportation systems
- H04L2012/40273—Bus for use in transportation systems the transportation system being a vehicle
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バスを効率良く使用してデータ送信の時間的
効率を向上し、データの伝送遅延を短縮する。 【解決手段】 バス3に接続された各ノード1a〜1c
間で送信権を予め定められた順番で循環させ送信権を獲
得したノードがバスに所定数のデータを送出する車両多
重通信装置であって、ブロック分割部12は、データを
複数のブロックに分割してデータブロックを生成し、変
化ブロック判定部13は、生成された各データブロック
毎にそのデータブロックがイベントの発生により変化し
たかどうかを判定し、データ送信部15は、データブロ
ックが変化したと判定された場合にその変化したデータ
ブロックをブロック分割部から抽出してバスに送出す
る。
効率を向上し、データの伝送遅延を短縮する。 【解決手段】 バス3に接続された各ノード1a〜1c
間で送信権を予め定められた順番で循環させ送信権を獲
得したノードがバスに所定数のデータを送出する車両多
重通信装置であって、ブロック分割部12は、データを
複数のブロックに分割してデータブロックを生成し、変
化ブロック判定部13は、生成された各データブロック
毎にそのデータブロックがイベントの発生により変化し
たかどうかを判定し、データ送信部15は、データブロ
ックが変化したと判定された場合にその変化したデータ
ブロックをブロック分割部から抽出してバスに送出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
複数のノードがバスに接続され、各ノード間に送信権を
予め定められた順番で循環させ、送信権を獲得したノー
ドがバスに所定数のデータを送出する車両多重通信装置
に関する。
複数のノードがバスに接続され、各ノード間に送信権を
予め定められた順番で循環させ、送信権を獲得したノー
ドがバスに所定数のデータを送出する車両多重通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両には、複数の電子制御
ノード(電子制御装置)が共通のバスに接続され、各ノ
ード間でデータの送受信を行なっている。この場合、各
ノード間において、送信権を予め定められた順番で循環
させ、送信権を獲得したノードがバスに所定数のデータ
を送出するトークンパッシング方式が知られている。
ノード(電子制御装置)が共通のバスに接続され、各ノ
ード間でデータの送受信を行なっている。この場合、各
ノード間において、送信権を予め定められた順番で循環
させ、送信権を獲得したノードがバスに所定数のデータ
を送出するトークンパッシング方式が知られている。
【0003】この種のトークンパッシング方式を採用し
た車載用電子制御装置の技術として、例えば特開昭62
−51331号公報に記載されたものがある。特開昭6
2−51331号公報に記載された車載用電子制御装置
は、複数の電子制御装置の各々が1つの信号ラインに接
続され、各電子制御装置が予め定められた順番で信号ラ
インに所定数のデータを送出するもので、各電子制御装
置は図12に示すように構成されている。
た車載用電子制御装置の技術として、例えば特開昭62
−51331号公報に記載されたものがある。特開昭6
2−51331号公報に記載された車載用電子制御装置
は、複数の電子制御装置の各々が1つの信号ラインに接
続され、各電子制御装置が予め定められた順番で信号ラ
インに所定数のデータを送出するもので、各電子制御装
置は図12に示すように構成されている。
【0004】そして、図13に示すように、所定のデー
タ転送休止期間T0 を経た後、電子制御装置110(図
13中では110で示す。)は予め定められた所定数の
データ(0〜3)をトランジスタ133を介して出力端
子Tから信号ライン120に出力する。この所定数のデ
ータの転送が完了すると、次に、電子制御装置111が
同様に所定数のデータ(0〜4)を信号ライン120に
転送する。
タ転送休止期間T0 を経た後、電子制御装置110(図
13中では110で示す。)は予め定められた所定数の
データ(0〜3)をトランジスタ133を介して出力端
子Tから信号ライン120に出力する。この所定数のデ
ータの転送が完了すると、次に、電子制御装置111が
同様に所定数のデータ(0〜4)を信号ライン120に
転送する。
【0005】さらに、図13に示すように、電子制御装
置112が信号ライン120に所定数のデータ(0〜
2)を転送し、その後に、電子制御装置113が信号ラ
イン120に所定数のデータ(0〜5)を転送する。そ
して、信号ライン120上の所定数のデータが自己の電
子制御装置に必要であれば、そのデータを受信する。
置112が信号ライン120に所定数のデータ(0〜
2)を転送し、その後に、電子制御装置113が信号ラ
イン120に所定数のデータ(0〜5)を転送する。そ
して、信号ライン120上の所定数のデータが自己の電
子制御装置に必要であれば、そのデータを受信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載用電子制御装置にあっては、各電子制御装置が予め
定められた所定数のデータを送信するので、所定数のデ
ータの内の変化しないデータをも含めてデータが繰り返
し送信される。このため、変化しないデータが不要にバ
スを占有してしまい、データ送信の時間的効率が悪くな
り、データの伝送遅延を短縮することができなかった。
車載用電子制御装置にあっては、各電子制御装置が予め
定められた所定数のデータを送信するので、所定数のデ
ータの内の変化しないデータをも含めてデータが繰り返
し送信される。このため、変化しないデータが不要にバ
スを占有してしまい、データ送信の時間的効率が悪くな
り、データの伝送遅延を短縮することができなかった。
【0007】本発明は、バスの占有時間を短縮しデータ
の時間的効率を向上し、データの伝送遅延を短縮するこ
とのできる車両多重通信装置を提供することにある。
の時間的効率を向上し、データの伝送遅延を短縮するこ
とのできる車両多重通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、複数のノードがバスに接続され、各ノード間に送信
権を予め定められた順番で循環させ送信権を獲得したノ
ードが前記バスに所定数のデータを送出する車両多重通
信装置において、前記データを複数のブロックに分割し
てデータブロックを生成するブロック分割部と、このブ
ロック分割部で生成された各データブロック毎にそのデ
ータブロックがイベントの発生により変化したかどうか
を判定する変化ブロック判定部と、この変化ブロック判
定部によりデータブロックが変化したと判定された場合
にその変化したデータブロックを前記ブロック分割部か
ら抽出して前記バスに送出するデータ送信部とを備える
ことを特徴とする。
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、複数のノードがバスに接続され、各ノード間に送信
権を予め定められた順番で循環させ送信権を獲得したノ
ードが前記バスに所定数のデータを送出する車両多重通
信装置において、前記データを複数のブロックに分割し
てデータブロックを生成するブロック分割部と、このブ
ロック分割部で生成された各データブロック毎にそのデ
ータブロックがイベントの発生により変化したかどうか
を判定する変化ブロック判定部と、この変化ブロック判
定部によりデータブロックが変化したと判定された場合
にその変化したデータブロックを前記ブロック分割部か
ら抽出して前記バスに送出するデータ送信部とを備える
ことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、データを複数のブロッ
クに分割し、各データブロック毎にそのデータブロック
がイベントの発生により変化したかどうかを判定し、デ
ータブロックが変化したと判定された場合に変化したデ
ータブロックを抽出してバスに送出するので、変化しな
いデータブロックが転送されないから、バスの占有時間
を短縮しデータの時間的効率を向上し、データの伝送遅
延を短縮できる。
クに分割し、各データブロック毎にそのデータブロック
がイベントの発生により変化したかどうかを判定し、デ
ータブロックが変化したと判定された場合に変化したデ
ータブロックを抽出してバスに送出するので、変化しな
いデータブロックが転送されないから、バスの占有時間
を短縮しデータの時間的効率を向上し、データの伝送遅
延を短縮できる。
【0010】請求項2の発明は、複数のノードがバスに
接続され、各ノード間に送信権を予め定められた順番で
循環させ送信権を獲得したノードが前記バスに所定数の
データを送出する車両多重通信装置において、前記デー
タがイベントの発生により変化したかどうかを判定する
変化データ判定部と、この変化データ判定部によりデー
タが変化したと判定されたとき、そのデータの全てを前
記バスに転送するデータ送信部とを備えることを特徴と
する。
接続され、各ノード間に送信権を予め定められた順番で
循環させ送信権を獲得したノードが前記バスに所定数の
データを送出する車両多重通信装置において、前記デー
タがイベントの発生により変化したかどうかを判定する
変化データ判定部と、この変化データ判定部によりデー
タが変化したと判定されたとき、そのデータの全てを前
記バスに転送するデータ送信部とを備えることを特徴と
する。
【0011】この発明によれば、データがイベントの発
生により変化したかどうかを判定し、データが変化した
と判定されたとき、そのデータの全てをバスに転送する
ので、変化しないデータが転送されないから、バスの占
有時間を短縮しデータの時間的効率を向上し、データの
伝送遅延を短縮できる。
生により変化したかどうかを判定し、データが変化した
と判定されたとき、そのデータの全てをバスに転送する
ので、変化しないデータが転送されないから、バスの占
有時間を短縮しデータの時間的効率を向上し、データの
伝送遅延を短縮できる。
【0012】請求項3の発明は、前記各ノードは、自ノ
ードに受信エラーが発生した場合に受信エラーが発生し
たことを示すフラグを設定するフラグ設定部を備え、前
記受信エラーが発生したノードの前記データ送信部は、
前記フラグ設定部により設定されたフラグ情報を前記変
化したデータブロックに付加して前記バスに送出するこ
とで受信エラー発生時の再送制御を簡単に行なえる。
ードに受信エラーが発生した場合に受信エラーが発生し
たことを示すフラグを設定するフラグ設定部を備え、前
記受信エラーが発生したノードの前記データ送信部は、
前記フラグ設定部により設定されたフラグ情報を前記変
化したデータブロックに付加して前記バスに送出するこ
とで受信エラー発生時の再送制御を簡単に行なえる。
【0013】請求項4の発明は、前記バス上のフラグ情
報が付加された前記変化したデータブロックを受信した
ノードは、既に送信した前記変化したデータブロックの
次のデータブロックを送信する時に前記次のデータブロ
ックの全てを前記バスに送出することで、受信エラーを
発生したノードがエラーにより受信不可能となったデー
タを受信できる。
報が付加された前記変化したデータブロックを受信した
ノードは、既に送信した前記変化したデータブロックの
次のデータブロックを送信する時に前記次のデータブロ
ックの全てを前記バスに送出することで、受信エラーを
発生したノードがエラーにより受信不可能となったデー
タを受信できる。
【0014】請求項5の発明は、規定時間を計数する計
数部を備え、前記データ送信部は、前記データブロック
が前記規定時間内に前記バスに送出されなかった場合に
前記規定時間経過後のデータブロック送信時に前記送出
されなかったデータブロックを前記バスに送出すること
でデータを修復することができる。
数部を備え、前記データ送信部は、前記データブロック
が前記規定時間内に前記バスに送出されなかった場合に
前記規定時間経過後のデータブロック送信時に前記送出
されなかったデータブロックを前記バスに送出すること
でデータを修復することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両多重通信装置
の実施の形態を図面を参照して説明する。
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】<実施の形態1>図1に本発明の車両多重
通信装置の実施の形態1の構成ブロック図を示す。図1
に示す車両多重通信装置において、ネットワーク内のバ
ス3には第1のノード1a、第2のノード1b、第3の
ノード1cが接続され、トークンパッシング方式により
ノード相互間で必要な所定数のデータの送受信が行なわ
れる。すなわち、各ノード1a〜1c相互間に送信権を
予め定められた順番で循環させ、送信権を獲得したノー
ドがバス3に所定数のデータを送出する。
通信装置の実施の形態1の構成ブロック図を示す。図1
に示す車両多重通信装置において、ネットワーク内のバ
ス3には第1のノード1a、第2のノード1b、第3の
ノード1cが接続され、トークンパッシング方式により
ノード相互間で必要な所定数のデータの送受信が行なわ
れる。すなわち、各ノード1a〜1c相互間に送信権を
予め定められた順番で循環させ、送信権を獲得したノー
ドがバス3に所定数のデータを送出する。
【0017】第1のノード1aは、例えば、エンジン制
御ノードなどであり、運転者のアクセルペダルの操作等
に応じてエンジンの作動を制御する。第2のノード1b
は、例えば、ミッション制御ノードなどであり、車両の
運転状態に応じて自動変速機の制御を行う。第3のノー
ド1cは、例えば、ブレーキ制御ノードなどであり、車
輪のロック状態を検出することによりブレーキ制御を行
う。
御ノードなどであり、運転者のアクセルペダルの操作等
に応じてエンジンの作動を制御する。第2のノード1b
は、例えば、ミッション制御ノードなどであり、車両の
運転状態に応じて自動変速機の制御を行う。第3のノー
ド1cは、例えば、ブレーキ制御ノードなどであり、車
輪のロック状態を検出することによりブレーキ制御を行
う。
【0018】第1のノード1a乃至第3のノード1cの
各ノードは、マイクロプロセッサ等を有するコントロー
ラ11、ブロック分割部12、変化ブロック判定部1
3、データ送信部15、トランジスタ17、抵抗19、
バッファ21、データ受信部22、アイドル検出部2
3、メモリ25を有する。
各ノードは、マイクロプロセッサ等を有するコントロー
ラ11、ブロック分割部12、変化ブロック判定部1
3、データ送信部15、トランジスタ17、抵抗19、
バッファ21、データ受信部22、アイドル検出部2
3、メモリ25を有する。
【0019】コントローラ11にはブロック分割部1
2、データ受信部22、アイドル検出部23、メモリ2
5が接続され、トランジスタ17のベースにはデータ送
信部15が接続される。トランジスタ17のエミッタは
接地され、トランジスタ17のコレクタにはバス3とバ
ッファ21の入力側と抵抗19の一端が接続されてい
る。バッファ21の出力側はデータ受信部22及びアイ
ドル検出部23に接続されている。
2、データ受信部22、アイドル検出部23、メモリ2
5が接続され、トランジスタ17のベースにはデータ送
信部15が接続される。トランジスタ17のエミッタは
接地され、トランジスタ17のコレクタにはバス3とバ
ッファ21の入力側と抵抗19の一端が接続されてい
る。バッファ21の出力側はデータ受信部22及びアイ
ドル検出部23に接続されている。
【0020】ブロック分割部12は、送信すべきデータ
を複数のブロックに分割してデータブロックを生成す
る。変化ブロック判定部13は、ブロック分割部12で
生成された各データブロック毎にそのデータブロックが
イベントの発生により変化したかどうかを判定する。デ
ータ送信部15は、変化ブロック判定部13によりデー
タブロックが変化したと判定された場合にその変化した
データブロック(DB)のみをブロック分割部12から
抽出してトランジスタ17を介してバス3に送出する。
を複数のブロックに分割してデータブロックを生成す
る。変化ブロック判定部13は、ブロック分割部12で
生成された各データブロック毎にそのデータブロックが
イベントの発生により変化したかどうかを判定する。デ
ータ送信部15は、変化ブロック判定部13によりデー
タブロックが変化したと判定された場合にその変化した
データブロック(DB)のみをブロック分割部12から
抽出してトランジスタ17を介してバス3に送出する。
【0021】図2にデータ分割によるフレームの短縮の
一例を示す。図2に示す例では、データを3つのデータ
ブロックDB0〜DB2に分割している。全てのデータ
が更新された場合には、3つのデータブロックDB0〜
DB2に先頭に第1のヘッダ(1stヘッダ)、第2の
ヘッダ(2ndヘッダ)を付加し、データブロックの後
にブロックチェックコード(BCC)を付加して、送信
する。
一例を示す。図2に示す例では、データを3つのデータ
ブロックDB0〜DB2に分割している。全てのデータ
が更新された場合には、3つのデータブロックDB0〜
DB2に先頭に第1のヘッダ(1stヘッダ)、第2の
ヘッダ(2ndヘッダ)を付加し、データブロックの後
にブロックチェックコード(BCC)を付加して、送信
する。
【0022】なお、データブロックDB1とデータブロ
ックDB2のうちの少なくとも一方が変化して送信され
る時にはデータブロックDB0も送信される。データが
全く変化しない場合には、1stヘッダとBCCのみが
送信される。さらに、1stヘッダにあるヘッダフラグ
(HF)により2ndヘッダの有無を示す。2ndヘッ
ダにあるデータブロックフラグ(DBF)によりデータ
ブロックDB1及びデータブロックDB2の有無を示
す。
ックDB2のうちの少なくとも一方が変化して送信され
る時にはデータブロックDB0も送信される。データが
全く変化しない場合には、1stヘッダとBCCのみが
送信される。さらに、1stヘッダにあるヘッダフラグ
(HF)により2ndヘッダの有無を示す。2ndヘッ
ダにあるデータブロックフラグ(DBF)によりデータ
ブロックDB1及びデータブロックDB2の有無を示
す。
【0023】メモリ25は、送信データ及び受信データ
を記憶する。送信データ及び受信データの各々は、所定
数のデータからなる。データ受信部22は、他のノード
からバス3及びバッファ21を介して順番に1つずつ転
送されてくる所定数の送信データを受信してコントロー
ラ11に送る。アイドル検出部23は、バッファ21を
介してバス3上のデータの有無を監視することによりデ
ータ転送休止期間(以下、アイドル期間Ti と称す
る。)を検出するもので、タイマー等を有して構成され
る。
を記憶する。送信データ及び受信データの各々は、所定
数のデータからなる。データ受信部22は、他のノード
からバス3及びバッファ21を介して順番に1つずつ転
送されてくる所定数の送信データを受信してコントロー
ラ11に送る。アイドル検出部23は、バッファ21を
介してバス3上のデータの有無を監視することによりデ
ータ転送休止期間(以下、アイドル期間Ti と称す
る。)を検出するもので、タイマー等を有して構成され
る。
【0024】コントローラ11は、送信権の委譲先ノー
ドを委譲先ノードのアドレスにより設定し、委譲先ノー
ドのアドレスを1ずつインクリメントすることにより委
譲先ノードを設定する。ノードのアドレス値として、例
えば、1〜3を設定し、第1のノードのアドレスを”
1”とし、第2のノードのアドレスを”2”とし、第3
のノードのアドレスを”3”としてもよい。データ送信
部15は、コントローラ11により設定された送信権の
委譲先ノードに送信権の委譲メッセージを送出する。
ドを委譲先ノードのアドレスにより設定し、委譲先ノー
ドのアドレスを1ずつインクリメントすることにより委
譲先ノードを設定する。ノードのアドレス値として、例
えば、1〜3を設定し、第1のノードのアドレスを”
1”とし、第2のノードのアドレスを”2”とし、第3
のノードのアドレスを”3”としてもよい。データ送信
部15は、コントローラ11により設定された送信権の
委譲先ノードに送信権の委譲メッセージを送出する。
【0025】次に、このように構成された車両多重通信
装置の実施の形態1の動作を説明する。図3に各ノード
におけるデータ送信のタイミングチャートを示す。な
お、ここでは、例えば、第1のノード1a、第2のノー
ド1b、第3のノード1cの順番で送信権が循環すると
して説明する。
装置の実施の形態1の動作を説明する。図3に各ノード
におけるデータ送信のタイミングチャートを示す。な
お、ここでは、例えば、第1のノード1a、第2のノー
ド1b、第3のノード1cの順番で送信権が循環すると
して説明する。
【0026】まず、送信権を獲得した第1のノード1a
において、ブロック分割部12は、メモリ25に記憶さ
れたデータをコントローラ11を介して入力し、このデ
ータを固定長のデータブロックに分割する。変化ブロッ
ク判定部13は各データブロックDB0〜DB2がイベ
ントの発生により変化したかどうかを判定する。各デー
タブロックDB0〜DB2が変化した場合には、データ
送信部15は、データブロックDB0〜DB2に1st
ヘッダ及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデータD
11としてバス3に送信する。なお、図3では、2nd
ヘッダをH2とし、データブロックDB1を1とし、デ
ータブロックDB2を2と記す。
において、ブロック分割部12は、メモリ25に記憶さ
れたデータをコントローラ11を介して入力し、このデ
ータを固定長のデータブロックに分割する。変化ブロッ
ク判定部13は各データブロックDB0〜DB2がイベ
ントの発生により変化したかどうかを判定する。各デー
タブロックDB0〜DB2が変化した場合には、データ
送信部15は、データブロックDB0〜DB2に1st
ヘッダ及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデータD
11としてバス3に送信する。なお、図3では、2nd
ヘッダをH2とし、データブロックDB1を1とし、デ
ータブロックDB2を2と記す。
【0027】次に、第1のノード1aからの委譲先メッ
セージを第2のノード1bが受信すると、第2のノード
1bが送信権を獲得する。そして、第2のノード1bに
おいて、アイドル期間Ti を検出した場合には、その第
2のノード1bからデータブロックDB0〜DB2に1
stヘッダ及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデー
タD21としてバス3に送信する。
セージを第2のノード1bが受信すると、第2のノード
1bが送信権を獲得する。そして、第2のノード1bに
おいて、アイドル期間Ti を検出した場合には、その第
2のノード1bからデータブロックDB0〜DB2に1
stヘッダ及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデー
タD21としてバス3に送信する。
【0028】さらに、第2のノード1bからの委譲先メ
ッセージを第3のノード1cが受信すると、第3のノー
ド1cが送信権を獲得する。そして、第3のノード1c
において、アイドル期間Ti を検出した場合には、その
第3のノード1cからデータブロックDB0〜DB2に
1stヘッダ及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデ
ータD31としてバス3に送信する。
ッセージを第3のノード1cが受信すると、第3のノー
ド1cが送信権を獲得する。そして、第3のノード1c
において、アイドル期間Ti を検出した場合には、その
第3のノード1cからデータブロックDB0〜DB2に
1stヘッダ及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデ
ータD31としてバス3に送信する。
【0029】ここで、第3のノード1cがデータD31
を送信している最中に、第1のノード1aにおいて、時
刻t1 でデータブロックDB1が変化したとすると、第
1のノード1aはデータブロックDB1に1stヘッダ
及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデータD12と
してバス3に送信する。
を送信している最中に、第1のノード1aにおいて、時
刻t1 でデータブロックDB1が変化したとすると、第
1のノード1aはデータブロックDB1に1stヘッダ
及び2ndヘッダ及びBCCを付加してデータD12と
してバス3に送信する。
【0030】さらに、第1のノード1aがデータD12
を送信している最中に、第2のノード1bにおいて、時
刻t2 で2ndヘッダのみが変化したとすると、第2の
ノード1bは1stヘッダ及び2ndヘッダ及びBCC
をデータD22としてバス3に送信する。
を送信している最中に、第2のノード1bにおいて、時
刻t2 で2ndヘッダのみが変化したとすると、第2の
ノード1bは1stヘッダ及び2ndヘッダ及びBCC
をデータD22としてバス3に送信する。
【0031】このように、各ノードにおいて、変化した
データブロックのみをバス3に転送するので、変化しな
いデータをも含めてデータをバス3に転送するよりも各
データの平均バス占有時間が短くなり、伝送遅延を短縮
することができる。
データブロックのみをバス3に転送するので、変化しな
いデータをも含めてデータをバス3に転送するよりも各
データの平均バス占有時間が短くなり、伝送遅延を短縮
することができる。
【0032】<実施の形態2>次に、本発明の車両多重
通信装置の実施の形態2を説明する。図4に本発明の車
両多重通信装置の実施の形態2の構成ブロック図を示
す。図1に示す実施の形態1の車両多重通信装置は、ブ
ロック分割部12及び変化ブロック判定部13を備え、
データをブロックに分割して、変化したデータブロック
のみをバス3に転送することを特徴とした。
通信装置の実施の形態2を説明する。図4に本発明の車
両多重通信装置の実施の形態2の構成ブロック図を示
す。図1に示す実施の形態1の車両多重通信装置は、ブ
ロック分割部12及び変化ブロック判定部13を備え、
データをブロックに分割して、変化したデータブロック
のみをバス3に転送することを特徴とした。
【0033】図4に示す実施の形態2の車両多重通信装
置は、イベントが発生してデータが変化した時には図5
に示すように、そのデータ全て1stヘッダ及びBCC
とをバス3に転送し、データに全く変化がない時には1
stヘッダとBCCのみをバス3に転送することを特徴
とする。このため、実施の形態2の車両多重通信装置
は、変化データ判定部26を備えることを特徴とする。
なお、実施の形態2のその他の構成は実施の形態1の構
成と同一構成であるので、同一部分には同一符号を付し
その詳細は省略する。
置は、イベントが発生してデータが変化した時には図5
に示すように、そのデータ全て1stヘッダ及びBCC
とをバス3に転送し、データに全く変化がない時には1
stヘッダとBCCのみをバス3に転送することを特徴
とする。このため、実施の形態2の車両多重通信装置
は、変化データ判定部26を備えることを特徴とする。
なお、実施の形態2のその他の構成は実施の形態1の構
成と同一構成であるので、同一部分には同一符号を付し
その詳細は省略する。
【0034】変化データ判定部26は、送信すべきデー
タがイベントの発生により変化したかどうかを判定す
る。データ送信部15は、変化データ判定部26により
データが変化したと判定されたとき、そのデータの全て
をバス3に転送し、データが変化しないと判定されたと
き、ヘッダとBCCをバス3に転送する。
タがイベントの発生により変化したかどうかを判定す
る。データ送信部15は、変化データ判定部26により
データが変化したと判定されたとき、そのデータの全て
をバス3に転送し、データが変化しないと判定されたと
き、ヘッダとBCCをバス3に転送する。
【0035】次に、このように構成された実施の形態2
の車両多重通信装置の処理を図6を参照して説明する。
まず、第1のノード1aにおいて、変化データ判定部2
6が、送信すべきデータがイベントの発生により変化し
たかどうかを判定すると、データ送信部15は、変化デ
ータ判定部26によりデータDBが変化したと判定され
たとき、そのデータDBの全てにヘッダとBCCを付加
してデータDD1としてバス3に転送する。
の車両多重通信装置の処理を図6を参照して説明する。
まず、第1のノード1aにおいて、変化データ判定部2
6が、送信すべきデータがイベントの発生により変化し
たかどうかを判定すると、データ送信部15は、変化デ
ータ判定部26によりデータDBが変化したと判定され
たとき、そのデータDBの全てにヘッダとBCCを付加
してデータDD1としてバス3に転送する。
【0036】次に、第2のノード1bにおいて、アイド
ル期間Ti を検出した場合には、その第2のノード1b
からデータDBにヘッダ及びBCCを付加してデータD
21としてバス3に送信する。さらに、第3のノード1
cにおいて、アイドル期間Ti を検出した場合には、そ
の第3のノード1cからデータDBにヘッダ及びBCC
を付加してデータD31としてバス3に送信する。
ル期間Ti を検出した場合には、その第2のノード1b
からデータDBにヘッダ及びBCCを付加してデータD
21としてバス3に送信する。さらに、第3のノード1
cにおいて、アイドル期間Ti を検出した場合には、そ
の第3のノード1cからデータDBにヘッダ及びBCC
を付加してデータD31としてバス3に送信する。
【0037】次に、第1のノード1aにおいて、データ
DBが変化しないので、第1のノード1aはヘッダ及び
BCCをのみデータD12としてバス3に送信する。さ
らに、第3のノード1cがデータD31を送信している
最中に、第2のノード1bにおいて、時刻t1 でイベン
トが発生すると、第2のノード1bは、データDBにヘ
ッダ及びBCCを付加してデータD22としてバス3に
送信する。
DBが変化しないので、第1のノード1aはヘッダ及び
BCCをのみデータD12としてバス3に送信する。さ
らに、第3のノード1cがデータD31を送信している
最中に、第2のノード1bにおいて、時刻t1 でイベン
トが発生すると、第2のノード1bは、データDBにヘ
ッダ及びBCCを付加してデータD22としてバス3に
送信する。
【0038】このように、各ノードにおいて、データが
変化したときのみデータをバス3に転送するので、変化
しないデータをも含めてデータをバス3に転送するより
も各データの平均バス占有時間が短くなり、伝送遅延を
短縮することができる。
変化したときのみデータをバス3に転送するので、変化
しないデータをも含めてデータをバス3に転送するより
も各データの平均バス占有時間が短くなり、伝送遅延を
短縮することができる。
【0039】<実施の形態3>次に、本発明の車両多重
通信装置の実施の形態3を説明する。図7に本発明の車
両多重通信装置の実施の形態3の構成ブロック図を示
す。図7に示す車両多重通信装置は、実施の形態1の構
成にさらにフラグ設定部27を追加し、受信エラーが発
生した時にデータの再送を要求することを特徴とする。
通信装置の実施の形態3を説明する。図7に本発明の車
両多重通信装置の実施の形態3の構成ブロック図を示
す。図7に示す車両多重通信装置は、実施の形態1の構
成にさらにフラグ設定部27を追加し、受信エラーが発
生した時にデータの再送を要求することを特徴とする。
【0040】フラグ設定部27は、データ受信部22に
おいて受信エラーが発生した場合にヘッダにNACKフ
ラグを付加してコントローラ11に出力する。データ送
信部15は、コントローラ11からのNACKフラグを
バス3に送出する。
おいて受信エラーが発生した場合にヘッダにNACKフ
ラグを付加してコントローラ11に出力する。データ送
信部15は、コントローラ11からのNACKフラグを
バス3に送出する。
【0041】また、データ受信部22がNACKフラグ
が付加されたデータを受信した場合には、データ送信部
15は、コントローラ11からの全データ送信指示によ
り、次回データを送信する際に所定数のデータを全て送
信する。なお、実施の形態3のその他の構成は実施の形
態1の構成と同一構成であるので、同一部分には同一符
号を付しその詳細は省略する。また、第1乃至第3のノ
ード1a〜1cと同一構成を有する第4のノード1dを
バス3に接続する。
が付加されたデータを受信した場合には、データ送信部
15は、コントローラ11からの全データ送信指示によ
り、次回データを送信する際に所定数のデータを全て送
信する。なお、実施の形態3のその他の構成は実施の形
態1の構成と同一構成であるので、同一部分には同一符
号を付しその詳細は省略する。また、第1乃至第3のノ
ード1a〜1cと同一構成を有する第4のノード1dを
バス3に接続する。
【0042】次に、図8を参照して1つのノードだけに
受信エラーが発生した場合の処理を説明する。まず、ア
ドレス順に送信権が循環して、第1のノード1a、第2
のノード1b、第3のノード1c、第4のノード1dの
順にデータがバス3に送出される。
受信エラーが発生した場合の処理を説明する。まず、ア
ドレス順に送信権が循環して、第1のノード1a、第2
のノード1b、第3のノード1c、第4のノード1dの
順にデータがバス3に送出される。
【0043】次に、第2のノード1bにおいて、時刻t
1 で受信エラーが発生すると、第2のノード1bのフラ
グ設定部27は、ヘッダにNACKフラグを設定し、コ
ントローラ11に出力する。第2のノード1bのデータ
送信部15は、コントローラ11からのNACKフラグ
が付加されたヘッダとBCCをバス3に転送する。
1 で受信エラーが発生すると、第2のノード1bのフラ
グ設定部27は、ヘッダにNACKフラグを設定し、コ
ントローラ11に出力する。第2のノード1bのデータ
送信部15は、コントローラ11からのNACKフラグ
が付加されたヘッダとBCCをバス3に転送する。
【0044】すると、第1のノード1a、第3のノード
1c及び第4のノード1dは、バス3上のNACKフラ
グを時刻t2 で受信する。すると、第1のノード1a、
第3のノード1c及び第4のノード1dにおけるデータ
送信部15は、次のデータ送信時にデータを全てバス3
に送信する。
1c及び第4のノード1dは、バス3上のNACKフラ
グを時刻t2 で受信する。すると、第1のノード1a、
第3のノード1c及び第4のノード1dにおけるデータ
送信部15は、次のデータ送信時にデータを全てバス3
に送信する。
【0045】これにより、受信エラーが発生した後に全
てのノード1a〜1dの全てのデータが送信されること
になり、受信エラーが発生した第2のノード1bは、エ
ラーにより受信できなかったデータを受信することがで
きる。従って、受信エラーが発生した場合のデータの再
送制御が簡単に行なえる。
てのノード1a〜1dの全てのデータが送信されること
になり、受信エラーが発生した第2のノード1bは、エ
ラーにより受信できなかったデータを受信することがで
きる。従って、受信エラーが発生した場合のデータの再
送制御が簡単に行なえる。
【0046】なお、図9に同時に複数のノードで受信エ
ラーが発生した場合の処理を示す。図9では、第2乃至
第4のノード1b〜1dにおいて、受信エラーが時刻t
1 で発生したものとする。そして、第2のノード1bが
NACKフラグをバス3に送信すると、第1のノード1
a及び第4のノード1dは、NACKフラグを時刻t2
で受信する。さらに、第3のノード1cがNACKフラ
グをバス3に送信すると、第1のノード1a、第2のノ
ード1b及び第4のノード1dはNACKフラグを時刻
t3 で受信する。さらに、第4のノード1dがNACK
フラグをバス3に送信すると、第1乃至第3のノード1
a〜1cはNACKフラグを時刻t4 で受信する。
ラーが発生した場合の処理を示す。図9では、第2乃至
第4のノード1b〜1dにおいて、受信エラーが時刻t
1 で発生したものとする。そして、第2のノード1bが
NACKフラグをバス3に送信すると、第1のノード1
a及び第4のノード1dは、NACKフラグを時刻t2
で受信する。さらに、第3のノード1cがNACKフラ
グをバス3に送信すると、第1のノード1a、第2のノ
ード1b及び第4のノード1dはNACKフラグを時刻
t3 で受信する。さらに、第4のノード1dがNACK
フラグをバス3に送信すると、第1乃至第3のノード1
a〜1cはNACKフラグを時刻t4 で受信する。
【0047】すなわち、各ノード1a〜1dは、NAC
Kフラグを受信するので、各ノード1a〜1dは、次の
送信時に全てのデータを送信するから、受信エラーが発
生した第2乃至第4のノード1b〜1dは、エラーによ
り受信できなかったデータを受信することができる。
Kフラグを受信するので、各ノード1a〜1dは、次の
送信時に全てのデータを送信するから、受信エラーが発
生した第2乃至第4のノード1b〜1dは、エラーによ
り受信できなかったデータを受信することができる。
【0048】<実施の形態4>次に、本発明の車両多重
通信装置の実施の形態4を説明する。図10に本発明の
車両多重通信装置の実施の形態4の構成ブロック図を示
す。実施の形態1の車両多重通信装置では、データが変
化したときだけデータを送信したが、送信データの変化
が正確に伝送されなかったり、受信済みのデータがノイ
ズ等により化ける場合も生ずる。このため、図10に示
す車両多重通信装置は、実施の形態1の構成にさらにタ
イマ29を追加したことを特徴とする。
通信装置の実施の形態4を説明する。図10に本発明の
車両多重通信装置の実施の形態4の構成ブロック図を示
す。実施の形態1の車両多重通信装置では、データが変
化したときだけデータを送信したが、送信データの変化
が正確に伝送されなかったり、受信済みのデータがノイ
ズ等により化ける場合も生ずる。このため、図10に示
す車両多重通信装置は、実施の形態1の構成にさらにタ
イマ29を追加したことを特徴とする。
【0049】タイマ29は、規定時間をカウントする。
データ送信部15は、各データブロックがタイマ29に
よる規定時間内にバス3に送出されなかった場合に規定
時間経過後の次のデータ送信時に前記送出されなかった
データブロックをバス3に送出する。なお、実施の形態
4のその他の構成は実施の形態1の構成と同一構成であ
るので、同一部分には同一符号を付しその詳細は省略す
る。
データ送信部15は、各データブロックがタイマ29に
よる規定時間内にバス3に送出されなかった場合に規定
時間経過後の次のデータ送信時に前記送出されなかった
データブロックをバス3に送出する。なお、実施の形態
4のその他の構成は実施の形態1の構成と同一構成であ
るので、同一部分には同一符号を付しその詳細は省略す
る。
【0050】次に、図11を参照して実施の形態4の動
作を説明する。ここでは、例えば、第1のノード1aの
データ送信を説明する。データ送信部15は、データブ
ロックDB0〜DB2に1stヘッダ及び2ndヘッダ
及びBCCを付加してデータD11としてバス3に送信
する。この時からタイマ29により時間のカウントが行
なわれる。
作を説明する。ここでは、例えば、第1のノード1aの
データ送信を説明する。データ送信部15は、データブ
ロックDB0〜DB2に1stヘッダ及び2ndヘッダ
及びBCCを付加してデータD11としてバス3に送信
する。この時からタイマ29により時間のカウントが行
なわれる。
【0051】次に、データブロックDB1が変化した場
合にはデータ送信部15は、そのデータブロックDB1
にヘッダ及びBCCを付加してデータD21としてバス
3に送信する。この時からタイマ29により時間のカウ
ントが行なわれる。さらに、次の第1のタイミングで
は、データブロックが変化せずヘッダ及びBCCがデー
タD31としてバス3に送信され、次の第2のタイミン
グでもヘッダ及びBCCがデータD41として送信さ
れ、次の第3のタイミングでもヘッダ及びBCCがデー
タD51として送信される。
合にはデータ送信部15は、そのデータブロックDB1
にヘッダ及びBCCを付加してデータD21としてバス
3に送信する。この時からタイマ29により時間のカウ
ントが行なわれる。さらに、次の第1のタイミングで
は、データブロックが変化せずヘッダ及びBCCがデー
タD31としてバス3に送信され、次の第2のタイミン
グでもヘッダ及びBCCがデータD41として送信さ
れ、次の第3のタイミングでもヘッダ及びBCCがデー
タD51として送信される。
【0052】すると、データD11のデータ送信時から
規定時間T0 以上、データブロックDB2は送信されて
いないから、規定時間T0 経過後の次の送信時にデータ
ブロックDB2にヘッダ及びBCCを付加してデータD
61として送信する。また、データD21のデータ送信
時から規定時間T0 以上、データブロックDB1は送信
されていないから、規定時間T0 経過後の次の送信時に
データブロックDB1にヘッダ及びBCCを付加してデ
ータD71としてを送信する。
規定時間T0 以上、データブロックDB2は送信されて
いないから、規定時間T0 経過後の次の送信時にデータ
ブロックDB2にヘッダ及びBCCを付加してデータD
61として送信する。また、データD21のデータ送信
時から規定時間T0 以上、データブロックDB1は送信
されていないから、規定時間T0 経過後の次の送信時に
データブロックDB1にヘッダ及びBCCを付加してデ
ータD71としてを送信する。
【0053】このように、変化データを送信できるとと
もに、変化しないデータでも規定時間程度の周期で送信
されるので、受信データを更新することができ、通信エ
ラーの検出漏れや通信と無関係なビット化けがあっても
規定時間程度で修復され、信頼性を向上することができ
る。
もに、変化しないデータでも規定時間程度の周期で送信
されるので、受信データを更新することができ、通信エ
ラーの検出漏れや通信と無関係なビット化けがあっても
規定時間程度で修復され、信頼性を向上することができ
る。
【0054】なお、規定時間の2倍以上に期間、受信さ
れなかったデータブロックはデフォルトモードにしても
よい。デフォルトモードでは、データの種類に応じてデ
ータをそのままの値にしたり、あるいは、デフォルト値
に変更してもよい。
れなかったデータブロックはデフォルトモードにしても
よい。デフォルトモードでは、データの種類に応じてデ
ータをそのままの値にしたり、あるいは、デフォルト値
に変更してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、データを複数のブロッ
クに分割し、各データブロック毎にそのデータブロック
がイベントの発生により変化したかどうかを判定し、デ
ータブロックが変化したと判定された場合に変化したデ
ータブロックを抽出してバスに送出するので、変化しな
いデータブロックが転送されないから、バスの占有時間
を短縮しデータの時間的効率を向上し、データの伝送遅
延を短縮できる。
クに分割し、各データブロック毎にそのデータブロック
がイベントの発生により変化したかどうかを判定し、デ
ータブロックが変化したと判定された場合に変化したデ
ータブロックを抽出してバスに送出するので、変化しな
いデータブロックが転送されないから、バスの占有時間
を短縮しデータの時間的効率を向上し、データの伝送遅
延を短縮できる。
【0056】また、データがイベントの発生により変化
したかどうかを判定し、データが変化したと判定された
とき、そのデータの全てをバスに転送するので、変化し
ないデータが転送されないから、バスの占有時間を短縮
しデータの時間的効率を向上し、データの伝送遅延を短
縮できる。
したかどうかを判定し、データが変化したと判定された
とき、そのデータの全てをバスに転送するので、変化し
ないデータが転送されないから、バスの占有時間を短縮
しデータの時間的効率を向上し、データの伝送遅延を短
縮できる。
【0057】また、受信エラーが発生したノードのデー
タ送信部は、受信エラーの発生を示すフラグ情報を変化
したデータブロックに付加してバスに送出することで受
信エラー発生時の再送制御を簡単に行なえる。
タ送信部は、受信エラーの発生を示すフラグ情報を変化
したデータブロックに付加してバスに送出することで受
信エラー発生時の再送制御を簡単に行なえる。
【0058】また、フラグ情報が付加されたデータブロ
ックを受信したノードは、次のデータブロックを送信す
る時に次のデータブロックの全てをバスに送出すること
で、受信エラーを発生したノードがエラーにより受信不
可能となったデータを受信できる。
ックを受信したノードは、次のデータブロックを送信す
る時に次のデータブロックの全てをバスに送出すること
で、受信エラーを発生したノードがエラーにより受信不
可能となったデータを受信できる。
【0059】また、データブロックが規定時間内にバス
に送出されなかった場合に規定時間経過後のデータブロ
ック送信時に送出されなかったデータブロックをバスに
送出することでデータを修復することができる。
に送出されなかった場合に規定時間経過後のデータブロ
ック送信時に送出されなかったデータブロックをバスに
送出することでデータを修復することができる。
【図1】本発明の車両多重通信装置の実施の形態1の構
成ブロック図である。
成ブロック図である。
【図2】実施の形態1のデータ分割によるフレームの短
縮の一例を示す図である。
縮の一例を示す図である。
【図3】実施の形態1の各ノードにおけるデータ送信の
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図4】本発明の車両多重通信装置の実施の形態2の構
成ブロック図である。
成ブロック図である。
【図5】実施の形態2のフレームの短縮の一例を示す図
である。
である。
【図6】実施の形態2の各ノードにおけるデータ送信の
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図7】本発明の車両多重通信装置の実施の形態3の構
成ブロック図である。
成ブロック図である。
【図8】実施の形態3の1つのノードに受信エラーが発
生した場合のデータ送信のタイミングチャートである。
生した場合のデータ送信のタイミングチャートである。
【図9】実施の形態3の複数のノードに同時に受信エラ
ーが発生した場合のデータ送信のタイミングチャートで
ある。
ーが発生した場合のデータ送信のタイミングチャートで
ある。
【図10】本発明の車両多重通信装置の実施の形態4の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図11】実施の形態4の定期的なデータ更新を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図12】従来の車載用電子制御装置内の各電子制御装
置の構成ブロック図である。
置の構成ブロック図である。
【図13】従来の車載用電子制御装置におけるデータ伝
送を示すタイミングチャートである。
送を示すタイミングチャートである。
1a 第1のノード 1b 第2のノード 1c 第3のノード 1d 第4のノード 3 バス 11 コントローラ 12 ブロック分割部 13 変化ブロック抽出部 15 データ送信部 17 トランジスタ 19 抵抗 22 データ受信部 23 アイドル検出部 25 メモリ 26 変化データ判定部 27 フラグ設定部 29 タイマ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のノードがバスに接続され、各ノー
ド間に送信権を予め定められた順番で循環させ送信権を
獲得したノードが前記バスに所定数のデータを送出する
車両多重通信装置において、 前記データを複数のブロックに分割してデータブロック
を生成するブロック分割部と、 このブロック分割部で生成された各データブロック毎に
そのデータブロックがイベントの発生により変化したか
どうかを判定する変化ブロック判定部と、 この変化ブロック判定部によりデータブロックが変化し
たと判定された場合にその変化したデータブロックを前
記ブロック分割部から抽出して前記バスに送出するデー
タ送信部と、を備えることを特徴とする車両多重通信装
置。 - 【請求項2】 複数のノードがバスに接続され、各ノー
ド間に送信権を予め定められた順番で循環させ送信権を
獲得したノードが前記バスに所定数のデータを送出する
車両多重通信装置において、 前記データがイベントの発生により変化したかどうかを
判定する変化データ判定部と、 この変化データ判定部によりデータが変化したと判定さ
れたとき、そのデータの全てを前記バスに転送するデー
タ送信部と、を備えることを特徴とする車両多重通信装
置。 - 【請求項3】 前記各ノードは、自ノードに受信エラー
が発生した場合に受信エラーが発生したことを示すフラ
グを設定するフラグ設定部を備え、 前記受信エラーが発生したノードの前記データ送信部
は、前記フラグ設定部により設定されたフラグ情報を前
記変化したデータブロックに付加して前記バスに送出す
ることを特徴とする請求項1記載の車両多重通信装置。 - 【請求項4】 前記バス上のフラグ情報が付加された前
記変化したデータブロックを受信したノードは、既に送
信した前記変化したデータブロックの次のデータブロッ
クを送信する時に前記次のデータブロックの全てを前記
バスに送出することを特徴とする請求項3記載の車両多
重通信装置。 - 【請求項5】 規定時間を計数する計数部を備え、 前記データ送信部は、前記データブロックが前記規定時
間内に前記バスに送出されなかった場合に前記規定時間
経過後のデータブロック送信時に前記送出されなかった
データブロックを前記バスに送出することを特徴とする
請求項1記載の車両多重通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9057923A JPH10257078A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 車両多重通信装置 |
US09/041,004 US6151306A (en) | 1997-03-12 | 1998-03-12 | Vehicle multiplex communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9057923A JPH10257078A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 車両多重通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10257078A true JPH10257078A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13069534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9057923A Pending JPH10257078A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 車両多重通信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6151306A (ja) |
JP (1) | JPH10257078A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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