JPH10228754A - マルチセッションディスクのセッションサーチ方法 - Google Patents
マルチセッションディスクのセッションサーチ方法Info
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- JPH10228754A JPH10228754A JP2812797A JP2812797A JPH10228754A JP H10228754 A JPH10228754 A JP H10228754A JP 2812797 A JP2812797 A JP 2812797A JP 2812797 A JP2812797 A JP 2812797A JP H10228754 A JPH10228754 A JP H10228754A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ピックアップ１８は、ディスク１６の最内周
の（第１）セッションのリードインエリアからＴＯＣ情
報を読み取る。このＴＯＣ情報は、第１セッションのプ
ログラム情報と次の（第２）セッションのプログラムエ
リアのスタートアドレスとを含む。マイコン２０は、そ
のプログラムエリアスタートアドレスに８フレームを加
算した位置をサーチポイントに設定し、そのサーチポイ
ントにピックアップ１８を移動させる。そして、その位
置から６０秒分内周方向にジャンプし、リードインエリ
アのＴＯＣ情報から、第２セッションのプログラム情報
と第３セッションのプログラムエリアスタートアドレス
とを得る。このような動作がディスクの最外周のセッシ
ョンまで繰り返される。 【効果】 現在位置アドレスが記録されるプログラムエ
リアをサーチするようにしたので、すべてのＴＯＣ情報
を確実に読み取ることができる。
の（第１）セッションのリードインエリアからＴＯＣ情
報を読み取る。このＴＯＣ情報は、第１セッションのプ
ログラム情報と次の（第２）セッションのプログラムエ
リアのスタートアドレスとを含む。マイコン２０は、そ
のプログラムエリアスタートアドレスに８フレームを加
算した位置をサーチポイントに設定し、そのサーチポイ
ントにピックアップ１８を移動させる。そして、その位
置から６０秒分内周方向にジャンプし、リードインエリ
アのＴＯＣ情報から、第２セッションのプログラム情報
と第３セッションのプログラムエリアスタートアドレス
とを得る。このような動作がディスクの最外周のセッシ
ョンまで繰り返される。 【効果】 現在位置アドレスが記録されるプログラムエ
リアをサーチするようにしたので、すべてのＴＯＣ情報
を確実に読み取ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、マルチセッションデ
ィスクのセッションサーチ方法に関し、特にたとえばマ
ルチセッションディスクのリードインエリアに含まれる
ＴＯＣ情報をセッション毎に読み取る、マルチセッショ
ンディスクのセッションサーチ方法に関する。
ィスクのセッションサーチ方法に関し、特にたとえばマ
ルチセッションディスクのリードインエリアに含まれる
ＴＯＣ情報をセッション毎に読み取る、マルチセッショ
ンディスクのセッションサーチ方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数のセッションを有するマルチセッシ
ョンディスクがＣＤ−ＲＯＭドライブに装填されると、
最内周のセッションから順に各セッションのリードイン
エリアに含まれるＴＯＣ情報を読み取るため、セッショ
ンサーチが実施される。そして、このセッションサーチ
を行うことによって得られた各セッションのＴＯＣ情報
に記載されている次のプログラムエリアスタートアドレ
スに基づいて、ピックアップを所望の位置にアクセスさ
せることができる。
ョンディスクがＣＤ−ＲＯＭドライブに装填されると、
最内周のセッションから順に各セッションのリードイン
エリアに含まれるＴＯＣ情報を読み取るため、セッショ
ンサーチが実施される。そして、このセッションサーチ
を行うことによって得られた各セッションのＴＯＣ情報
に記載されている次のプログラムエリアスタートアドレ
スに基づいて、ピックアップを所望の位置にアクセスさ
せることができる。
【０００３】すなわち、まずマルチセッションディスク
の最内周のセッション（第１セッション）のリードイン
エリアに含まれるＴＯＣ情報から、第１セッションのプ
ログラム情報とともに、次の（第２）セッションのプロ
グラムエリアのスタートアドレスが読み取られる。この
スタートアドレスが読み取られた事により、このディス
クは、マルチセッションディスクであると判別し、第１
セッションのＴＯＣ情報をすべて読み取ったのち、第２
セッションのプログラムエリアスタートアドレスから所
定フレーム数だけ減算した位置をサーチポイントとし、
サーチを行う。減算するフレーム数は、プログラムエリ
アスタートアドレスの直ぐ内周のリードインエリア内が
サーチポイントとなるように決定する。そして、サーチ
ポイントすなわち第２セッションのリードインエリアか
ら、第２セッションのプログラム情報と次の（第３）セ
ッションのプログラムエリアスタートアドレスとを含む
ＴＯＣ情報を読み取る。この読み取った第３セッション
のプログラムエリアスタートアドレスに基づいて、第３
セッションのリードインエリアをサーチする。そして、
このような動作がディスクの最外周のセッションのＴＯ
Ｃ情報を読み取るまで繰り返される。
の最内周のセッション（第１セッション）のリードイン
エリアに含まれるＴＯＣ情報から、第１セッションのプ
ログラム情報とともに、次の（第２）セッションのプロ
グラムエリアのスタートアドレスが読み取られる。この
スタートアドレスが読み取られた事により、このディス
クは、マルチセッションディスクであると判別し、第１
セッションのＴＯＣ情報をすべて読み取ったのち、第２
セッションのプログラムエリアスタートアドレスから所
定フレーム数だけ減算した位置をサーチポイントとし、
サーチを行う。減算するフレーム数は、プログラムエリ
アスタートアドレスの直ぐ内周のリードインエリア内が
サーチポイントとなるように決定する。そして、サーチ
ポイントすなわち第２セッションのリードインエリアか
ら、第２セッションのプログラム情報と次の（第３）セ
ッションのプログラムエリアスタートアドレスとを含む
ＴＯＣ情報を読み取る。この読み取った第３セッション
のプログラムエリアスタートアドレスに基づいて、第３
セッションのリードインエリアをサーチする。そして、
このような動作がディスクの最外周のセッションのＴＯ
Ｃ情報を読み取るまで繰り返される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、上述し
たように、次のセッションのプログラムエリアスタート
アドレスから所定フレーム数だけ減算した位置すなわち
次のセッションのリードインエリア内のサーチポイント
をサーチし、そのリードインエリアのＴＯＣ情報を読み
取るようにしていた。このため、このＴＯＣ情報に記載
されたサブコードのうち現在位置を示すアドレスデータ
が得られない位置をサーチポイントとした場合には、ピ
ックアップがリードインエリアに到達したかどうかの判
断ができず、制限時間内にセッションサーチが終了しな
い。このため、サーチエラーとなり、次のセッションは
無いと判断され、それより外周に記録されたセッション
のＴＯＣ情報は読み取られずにＴＯＣ情報読み取り動作
を終了してしまい、その結果、ＴＯＣ情報を得ることが
できなかったセッションのプログラムエリアにはアクセ
スできないといった問題を生じていた。
たように、次のセッションのプログラムエリアスタート
アドレスから所定フレーム数だけ減算した位置すなわち
次のセッションのリードインエリア内のサーチポイント
をサーチし、そのリードインエリアのＴＯＣ情報を読み
取るようにしていた。このため、このＴＯＣ情報に記載
されたサブコードのうち現在位置を示すアドレスデータ
が得られない位置をサーチポイントとした場合には、ピ
ックアップがリードインエリアに到達したかどうかの判
断ができず、制限時間内にセッションサーチが終了しな
い。このため、サーチエラーとなり、次のセッションは
無いと判断され、それより外周に記録されたセッション
のＴＯＣ情報は読み取られずにＴＯＣ情報読み取り動作
を終了してしまい、その結果、ＴＯＣ情報を得ることが
できなかったセッションのプログラムエリアにはアクセ
スできないといった問題を生じていた。
【０００５】それゆえに、この発明の主たる目的は、各
セッションのリードインエリアからＴＯＣ情報を確実に
読み取ることができる、マルチセッションディスクのセ
ッションサーチ方法を提供することである。
セッションのリードインエリアからＴＯＣ情報を確実に
読み取ることができる、マルチセッションディスクのセ
ッションサーチ方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のセッ
ションを有するマルチセッションディスクのリードイン
エリアに含まれるＴＯＣ情報をセッション毎に読み取る
ためのセッションサーチ方法であって、各セッションの
ＴＯＣ情報に記載されている次のセッションのプログラ
ムエリアスタートアドレスに基づいてサーチポイントを
算出してサーチを行い、サーチポイントに到達したとき
サーチポイントからディスクの内周方向へ所定フレーム
数ジャンプし、そして次のセッションのＴＯＣ情報を読
み取る、マルチセッションディスクのセッションサーチ
方法である。
ションを有するマルチセッションディスクのリードイン
エリアに含まれるＴＯＣ情報をセッション毎に読み取る
ためのセッションサーチ方法であって、各セッションの
ＴＯＣ情報に記載されている次のセッションのプログラ
ムエリアスタートアドレスに基づいてサーチポイントを
算出してサーチを行い、サーチポイントに到達したとき
サーチポイントからディスクの内周方向へ所定フレーム
数ジャンプし、そして次のセッションのＴＯＣ情報を読
み取る、マルチセッションディスクのセッションサーチ
方法である。
【０００７】
【作用】マルチセッションディスクがＣＤ−ＲＯＭドラ
イブに装填されると、ピックアップはディスクの最内周
の（第１）セッションのリードインエリアからＴＯＣ情
報を読み取り、少なくとも第１セッションのプログラム
情報と次の（第２）セッションのプログラムエリアのス
タートアドレスとを得る。そのプログラムエリアスター
トアドレスに基づいて、第２セッションのプログラムエ
リアに含まれるサーチポイントが決定される。つまり、
プログラムエリアスタートアドレスに所定フレーム数を
加算した値をサーチポイントに設定し、ピックアップを
次のセッションのプログラムエリア内に移動させるよう
に構成する。
イブに装填されると、ピックアップはディスクの最内周
の（第１）セッションのリードインエリアからＴＯＣ情
報を読み取り、少なくとも第１セッションのプログラム
情報と次の（第２）セッションのプログラムエリアのス
タートアドレスとを得る。そのプログラムエリアスター
トアドレスに基づいて、第２セッションのプログラムエ
リアに含まれるサーチポイントが決定される。つまり、
プログラムエリアスタートアドレスに所定フレーム数を
加算した値をサーチポイントに設定し、ピックアップを
次のセッションのプログラムエリア内に移動させるよう
に構成する。
【０００８】トラックジャンプ等によって、そのサーチ
ポイントにピックアップを移動することができたら、そ
の位置からピックアップをディスクの内周方向に所定フ
レーム数ジャンプさせ、リードインエリア内にピックア
ップを移動させる。そして、そのリードインエリアのＴ
ＯＣ情報を読み取り、第２セッションのプログラム情報
とともに、次の（第３）セッションのプログラムエリア
のスタートアドレスを得る。このような動作がディスク
の最外周のセッションまで繰り返され、すべてのセッシ
ョンのＴＯＣ情報が得られる。
ポイントにピックアップを移動することができたら、そ
の位置からピックアップをディスクの内周方向に所定フ
レーム数ジャンプさせ、リードインエリア内にピックア
ップを移動させる。そして、そのリードインエリアのＴ
ＯＣ情報を読み取り、第２セッションのプログラム情報
とともに、次の（第３）セッションのプログラムエリア
のスタートアドレスを得る。このような動作がディスク
の最外周のセッションまで繰り返され、すべてのセッシ
ョンのＴＯＣ情報が得られる。
【０００９】
【発明の効果】この発明によれば、セッションサーチの
際に、現在位置アドレスが記録されるプログラムエリア
をサーチするように構成したので、すべてのセッション
のＴＯＣ情報を確実に得ることができる。この発明の上
述の目的，その他の目的，特徴および利点は、以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
際に、現在位置アドレスが記録されるプログラムエリア
をサーチするように構成したので、すべてのセッション
のＴＯＣ情報を確実に得ることができる。この発明の上
述の目的，その他の目的，特徴および利点は、以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【００１０】
【実施例】図１に示すこの実施例のＣＤ−ＲＯＭ装置１
０は、ホストＣＰＵ１２とインターフェースを行うため
のデコーダ１４を含み、このデコーダ１４とホストＣＰ
Ｕ１２との間でデータの送受が可能にされる。したがっ
て、デコーダ１４には、ホストＣＰＵ１２からの再生，
停止，ＦＦ（Fast Forward) ，ＦＲ（Fast Reverse) な
どのモードを指定するコントロールデータなどが与えら
れる。そして、ホストＣＰＵ１２からのコントロールデ
ータに応じて、ディスク１６からピックアップ１８によ
って読み出され、信号処理されたディスク再生信号が、
デコーダ１４を介して、ホストＣＰＵ１２に与えられ
る。
０は、ホストＣＰＵ１２とインターフェースを行うため
のデコーダ１４を含み、このデコーダ１４とホストＣＰ
Ｕ１２との間でデータの送受が可能にされる。したがっ
て、デコーダ１４には、ホストＣＰＵ１２からの再生，
停止，ＦＦ（Fast Forward) ，ＦＲ（Fast Reverse) な
どのモードを指定するコントロールデータなどが与えら
れる。そして、ホストＣＰＵ１２からのコントロールデ
ータに応じて、ディスク１６からピックアップ１８によ
って読み出され、信号処理されたディスク再生信号が、
デコーダ１４を介して、ホストＣＰＵ１２に与えられ
る。
【００１１】すなわち、ホストＣＰＵ１２からのコント
ロールデータは、デコーダ１４を介して、サーボ制御を
司るマイコン２０に与えられる。マイコン２０は、その
コントロールデータに従ってサーボ回路２２を制御し、
ピックアップ１８を所望の位置にサーボ制御する。ディ
スク１６をＣＬＶ(Constant Linear Velocity)制御する
スピンドルモータ２４は、信号処理回路２６においてデ
ィスク再生信号から検出されたフレーム同期信号に基づ
いて駆動制御される。したがって、ピックアップ１８に
よって、所望のトラックを正確にトレースすることがで
き、これによって得られたディスク再生信号は、信号処
理回路２６において、ＥＦＭ復調，同期分離，誤り訂正
等の処理が施された後、デコーダ１４を通して、ホスト
ＣＰＵ１２に転送される。
ロールデータは、デコーダ１４を介して、サーボ制御を
司るマイコン２０に与えられる。マイコン２０は、その
コントロールデータに従ってサーボ回路２２を制御し、
ピックアップ１８を所望の位置にサーボ制御する。ディ
スク１６をＣＬＶ(Constant Linear Velocity)制御する
スピンドルモータ２４は、信号処理回路２６においてデ
ィスク再生信号から検出されたフレーム同期信号に基づ
いて駆動制御される。したがって、ピックアップ１８に
よって、所望のトラックを正確にトレースすることがで
き、これによって得られたディスク再生信号は、信号処
理回路２６において、ＥＦＭ復調，同期分離，誤り訂正
等の処理が施された後、デコーダ１４を通して、ホスト
ＣＰＵ１２に転送される。
【００１２】このようなＣＤ−ＲＯＭ装置１０にディス
ク１６が装填されると、マイコン２０によって、ディス
ク１６がシングルセッションであるかマルチセッション
であるかが判断される。つまり、マイコン２０は、ＣＤ
−ＲＯＭ装置１０にディスク１６が装填されたことを認
識すると、ピックアップを最内周に移動させ、ディスク
モータ２４を駆動し、ディスク１６の最内周のＴＯＣ情
報読み取り動作を行う。そして、そのＴＯＣ情報の中
で、次の（第２）セッションのプログラムエリアスター
トアドレス情報を読み取った場合、ディスク１６は、マ
ルチセッションディスクであると判断する。そして、マ
イコン２０は、そのディスク１６が、複数のセッション
を有するマルチセッションディスク（図３参照）である
ことを検出すると、続いて各セッションのプログラム情
報（ＴＯＣ情報）を得るために、後述するセッションサ
ーチを実施する。そして、セッションサーチを行うこと
によって得られた各セッションのプログラム情報はたと
えばメモリ２８に書き込まれ、ディスク１６を再生す
る，所望の位置をアクセスするなどの際に、そのメモリ
２８のプログラム情報に基づいてサーボ制御される。
ク１６が装填されると、マイコン２０によって、ディス
ク１６がシングルセッションであるかマルチセッション
であるかが判断される。つまり、マイコン２０は、ＣＤ
−ＲＯＭ装置１０にディスク１６が装填されたことを認
識すると、ピックアップを最内周に移動させ、ディスク
モータ２４を駆動し、ディスク１６の最内周のＴＯＣ情
報読み取り動作を行う。そして、そのＴＯＣ情報の中
で、次の（第２）セッションのプログラムエリアスター
トアドレス情報を読み取った場合、ディスク１６は、マ
ルチセッションディスクであると判断する。そして、マ
イコン２０は、そのディスク１６が、複数のセッション
を有するマルチセッションディスク（図３参照）である
ことを検出すると、続いて各セッションのプログラム情
報（ＴＯＣ情報）を得るために、後述するセッションサ
ーチを実施する。そして、セッションサーチを行うこと
によって得られた各セッションのプログラム情報はたと
えばメモリ２８に書き込まれ、ディスク１６を再生す
る，所望の位置をアクセスするなどの際に、そのメモリ
２８のプログラム情報に基づいてサーボ制御される。
【００１３】以下に図２のフロー図を用いて、そのセッ
ションサーチの動作について説明する。ＣＤ−ＲＯＭ装
置１０にディスク１６が装填されると、ステップＳ１で
は、ピックアップを最内周に移動する。続いて、ステッ
プＳ３では、ディスク１６の最内周に記録されたＴＯＣ
情報を読み取る。ステップＳ５で必要とするＴＯＣ情報
を全てメモリ２８に書き込み、続くステップＳ７では、
ステップＳ５でメモリ２８に記憶した情報からディスク
１６がマルチセッションであるかどうかを判断する。ス
テップＳ７で“ＮＯ”が判断されると、ディスク１６は
シングルセッションであると判断してとＴＯＣ情報の読
み取り動作を終了する。
ションサーチの動作について説明する。ＣＤ−ＲＯＭ装
置１０にディスク１６が装填されると、ステップＳ１で
は、ピックアップを最内周に移動する。続いて、ステッ
プＳ３では、ディスク１６の最内周に記録されたＴＯＣ
情報を読み取る。ステップＳ５で必要とするＴＯＣ情報
を全てメモリ２８に書き込み、続くステップＳ７では、
ステップＳ５でメモリ２８に記憶した情報からディスク
１６がマルチセッションであるかどうかを判断する。ス
テップＳ７で“ＮＯ”が判断されると、ディスク１６は
シングルセッションであると判断してとＴＯＣ情報の読
み取り動作を終了する。
【００１４】一方、ステップＳ７で“ＹＥＳ”が判断さ
れると、次のステップＳ９において、読み取ったＴＯＣ
情報に基づいて、次のセッションがあるかどうかが判断
される。すなわちマイコン２０は、リードインエリアの
ＴＯＣ情報から、第１セッションのプログラム情報とと
もに、次の（第２）セッションのプログラムエリアのス
タートアドレスを読み取り、そのプログラムエリアスタ
ートアドレスを検出することによって、ディスク１６が
マルチセッションディスクであるかどうかの判断と次の
セッションの有無を判断する。
れると、次のステップＳ９において、読み取ったＴＯＣ
情報に基づいて、次のセッションがあるかどうかが判断
される。すなわちマイコン２０は、リードインエリアの
ＴＯＣ情報から、第１セッションのプログラム情報とと
もに、次の（第２）セッションのプログラムエリアのス
タートアドレスを読み取り、そのプログラムエリアスタ
ートアドレスを検出することによって、ディスク１６が
マルチセッションディスクであるかどうかの判断と次の
セッションの有無を判断する。
【００１５】ステップＳ９において“ＹＥＳ”が判断さ
れる、すなわち第２セッションのプログラムエリアスタ
ートアドレスを検出し、第２セッションのあることが確
認されると、続くステップＳ１１において、マイコン２
０は、そのプログラムエリアスタートアドレスに基づい
てピックアップを移動させる目標位置すなわちサーチポ
イントを決定する。このサーチポイントは、ＴＯＣ情報
から得られたプログラムエリアスタートアドレスに所定
フレーム（この実施例では８フレーム）を加算したプロ
グラムエリア内に設定される。そして、ステップＳ１３
において、複数回のトラックジャンプを繰り返すなどし
て、そのサーチポイントにピックアップを移動させる。
れる、すなわち第２セッションのプログラムエリアスタ
ートアドレスを検出し、第２セッションのあることが確
認されると、続くステップＳ１１において、マイコン２
０は、そのプログラムエリアスタートアドレスに基づい
てピックアップを移動させる目標位置すなわちサーチポ
イントを決定する。このサーチポイントは、ＴＯＣ情報
から得られたプログラムエリアスタートアドレスに所定
フレーム（この実施例では８フレーム）を加算したプロ
グラムエリア内に設定される。そして、ステップＳ１３
において、複数回のトラックジャンプを繰り返すなどし
て、そのサーチポイントにピックアップを移動させる。
【００１６】また、ステップＳ９において“ＮＯ”が判
断される、すなわち次のセッションがないと判断される
と、セッションサーチを終了する。なお、ステップＳ１
３では、現在位置アドレスとサーチポイントアドレスと
に基づいて、現在位置とサーチポイントとの距離を求
め、その距離からトラック数を算出し、そのトラック数
だけピックアップ１８を移動させる。ステップＳ１５で
は、ピックアップ１８がサーチを開始してから４秒経過
したかどうかを判断する。ステップＳ１５で“ＹＥＳ”
が判断されると、すなわち４秒経過したと判断される
と、次のセッションはないと判断され、セッションサー
チを終了する。
断される、すなわち次のセッションがないと判断される
と、セッションサーチを終了する。なお、ステップＳ１
３では、現在位置アドレスとサーチポイントアドレスと
に基づいて、現在位置とサーチポイントとの距離を求
め、その距離からトラック数を算出し、そのトラック数
だけピックアップ１８を移動させる。ステップＳ１５で
は、ピックアップ１８がサーチを開始してから４秒経過
したかどうかを判断する。ステップＳ１５で“ＹＥＳ”
が判断されると、すなわち４秒経過したと判断される
と、次のセッションはないと判断され、セッションサー
チを終了する。
【００１７】一方、ステップＳ１５で“ＮＯ”が判断さ
れると、すなわち４秒経過していないと判断されると、
ステップＳ１７ではマイコン２０は、ピックアップ１８
がサーチポイントに到達したかどうかを判断する。つま
りサーチポイントは、上述したように、プログラムエリ
アスタートアドレスに８フレームを加算したプログラム
エリア内に設定されるので、ピックアップ１８をサーチ
ポイントに確実に移動させることができる。このプログ
ラムエリアでは、サブコードから現在位置アドレスを容
易に得ることができる。したがって、ステップＳ１７で
は、現在位置アドレスとサーチポイントのアドレスとを
比較することによって、ピックアップ１８がサーチポイ
ントに到達したかどうか判断される。なお、所定フレー
ムの加算は、サーチポイントの手前に確実に現在位置を
取得できるエリアを設定することでサーチの収束性の向
上を計っている。
れると、すなわち４秒経過していないと判断されると、
ステップＳ１７ではマイコン２０は、ピックアップ１８
がサーチポイントに到達したかどうかを判断する。つま
りサーチポイントは、上述したように、プログラムエリ
アスタートアドレスに８フレームを加算したプログラム
エリア内に設定されるので、ピックアップ１８をサーチ
ポイントに確実に移動させることができる。このプログ
ラムエリアでは、サブコードから現在位置アドレスを容
易に得ることができる。したがって、ステップＳ１７で
は、現在位置アドレスとサーチポイントのアドレスとを
比較することによって、ピックアップ１８がサーチポイ
ントに到達したかどうか判断される。なお、所定フレー
ムの加算は、サーチポイントの手前に確実に現在位置を
取得できるエリアを設定することでサーチの収束性の向
上を計っている。
【００１８】そして、ステップＳ１７において“ＹＥ
Ｓ”が判別されると、ステップＳ１９において、マイコ
ン２０は、ピックアップ１８の現在位置すなわちサーチ
ポイントから所定フレーム（この実施例では６０秒に相
当するフレーム数）だけディスク１６の内周方向にピッ
クアップ１８をジャンプさせる。このように、ピックア
ップ１８を正確にサーチポイントにアクセスさせた後、
ピックアップ１８をその位置からディスク１６の内周方
向へ６０秒分ジャンプするようにしている（リードイン
エリアは９０秒分のフレームで形成される）ので、ピッ
クアップ１８を確実にリードインエリアに移動させるこ
とができる。
Ｓ”が判別されると、ステップＳ１９において、マイコ
ン２０は、ピックアップ１８の現在位置すなわちサーチ
ポイントから所定フレーム（この実施例では６０秒に相
当するフレーム数）だけディスク１６の内周方向にピッ
クアップ１８をジャンプさせる。このように、ピックア
ップ１８を正確にサーチポイントにアクセスさせた後、
ピックアップ１８をその位置からディスク１６の内周方
向へ６０秒分ジャンプするようにしている（リードイン
エリアは９０秒分のフレームで形成される）ので、ピッ
クアップ１８を確実にリードインエリアに移動させるこ
とができる。
【００１９】続くステップＳ２１では、マイコン２０
は、サブコードのトラックナンバーアドレスをモニタ
し、ステップＳ１９のジャンプ後に到達した位置がリー
ドインエリアであるかどうかを判断する。つまり、ディ
スク面の傷，外乱およびトラックジャンプ誤差などによ
って、ピックアップ１８を所望の位置にアクセスできな
い恐れがあるため、ステップＳ２１において、トラック
ナンバーアドレスが“００”であるかどうかを判断し、
そのトラックナンバーアドレスからリードインエリアに
ピックアップ１８をアクセスできたかどうかを判断す
る。そして、ステップＳ２１において“ＹＥＳ”が判別
される、つまりトラックナンバーアドレスが“００”で
ある場合には、ステップＳ２３において、マイコン２０
は、リードインエリアのＴＯＣ情報を読み取り、続くス
テップ２５では、メモリ２８にそのＴＯＣ情報を記録す
る。
は、サブコードのトラックナンバーアドレスをモニタ
し、ステップＳ１９のジャンプ後に到達した位置がリー
ドインエリアであるかどうかを判断する。つまり、ディ
スク面の傷，外乱およびトラックジャンプ誤差などによ
って、ピックアップ１８を所望の位置にアクセスできな
い恐れがあるため、ステップＳ２１において、トラック
ナンバーアドレスが“００”であるかどうかを判断し、
そのトラックナンバーアドレスからリードインエリアに
ピックアップ１８をアクセスできたかどうかを判断す
る。そして、ステップＳ２１において“ＹＥＳ”が判別
される、つまりトラックナンバーアドレスが“００”で
ある場合には、ステップＳ２３において、マイコン２０
は、リードインエリアのＴＯＣ情報を読み取り、続くス
テップ２５では、メモリ２８にそのＴＯＣ情報を記録す
る。
【００２０】一方、ステップＳ２１において“ＮＯ”が
判断されると、ステップＳ１３にもどり、サーチが繰り
返される。また、ステップＳ１７において“ＮＯ”が判
別されると、すなわちサーチポイントをサーチできなか
った場合には、ステップＳ１３にもどり、再びサーチポ
イントにピックアップ１８を移動させる。なお、ディス
ク面の傷，外乱およびトラックジャンプ誤差などによっ
て、所定期間内にサーチポイントにピックアップ１８を
アクセスできない場合には、マイコン２０は、サーチエ
ラーと判断し、セッションサーチを終了する。
判断されると、ステップＳ１３にもどり、サーチが繰り
返される。また、ステップＳ１７において“ＮＯ”が判
別されると、すなわちサーチポイントをサーチできなか
った場合には、ステップＳ１３にもどり、再びサーチポ
イントにピックアップ１８を移動させる。なお、ディス
ク面の傷，外乱およびトラックジャンプ誤差などによっ
て、所定期間内にサーチポイントにピックアップ１８を
アクセスできない場合には、マイコン２０は、サーチエ
ラーと判断し、セッションサーチを終了する。
【００２１】この実施例によれば、セッションサーチを
行う際、従来のように、次のセッションのリードインエ
リアを直接サーチするのではなく、現在位置アドレスが
記録されるプログラムエリアをサーチするようにし、そ
の位置（サーチポイント）からリードインエリアにジャ
ンプするようにしたので、確実にすべてのセッションの
ＴＯＣ情報を読み取ることができる。したがって、アク
セスエラーに至らしめることなく、各ＴＯＣ情報に基づ
いてピックアップを所望の位置にアクセスできる。
行う際、従来のように、次のセッションのリードインエ
リアを直接サーチするのではなく、現在位置アドレスが
記録されるプログラムエリアをサーチするようにし、そ
の位置（サーチポイント）からリードインエリアにジャ
ンプするようにしたので、確実にすべてのセッションの
ＴＯＣ情報を読み取ることができる。したがって、アク
セスエラーに至らしめることなく、各ＴＯＣ情報に基づ
いてピックアップを所望の位置にアクセスできる。
【００２２】なお、上述の実施例では、次のセッション
のプログラムエリアのスタートアドレスに８フレーム加
算した位置をサーチポイントに設定し、そのサーチポイ
ントから６０秒分（４５００フレーム）内周方向にジャ
ンプするように構成したが、そのサーチポイントは、次
のセッションのプログラムエリア内であれば任意のアド
レスを設定でき、また、ディスクの内周方向にジャンプ
するフレーム数も、そのサーチポイントからジャンプし
た位置がリードインエリア内になるように決定すればよ
い。
のプログラムエリアのスタートアドレスに８フレーム加
算した位置をサーチポイントに設定し、そのサーチポイ
ントから６０秒分（４５００フレーム）内周方向にジャ
ンプするように構成したが、そのサーチポイントは、次
のセッションのプログラムエリア内であれば任意のアド
レスを設定でき、また、ディスクの内周方向にジャンプ
するフレーム数も、そのサーチポイントからジャンプし
た位置がリードインエリア内になるように決定すればよ
い。
【図１】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１実施例におけるセッションサーチの動作の
一例を示すフロー図である。
一例を示すフロー図である。
【図３】マルチセッションディスクを示す図解図であ
る。
る。
１０ …ＣＤ−ＲＯＭ装置 １２ …ホストＣＰＵ １６ …ディスク １８ …ピックアップ ２０ …マイコン ２２ …サーボ回路
Claims (1)
- 【請求項１】複数のセッションを有するマルチセッショ
ンディスクのリードインエリアに含まれるＴＯＣ情報を
セッション毎に読み取るためのセッションサーチ方法で
あって、 各セッションの前記ＴＯＣ情報に記載されている次のセ
ッションのプログラムエリアスタートアドレスに基づい
てサーチポイントを算出してサーチを行い、 前記サーチポイントに到達したとき前記サーチポイント
からディスクの内周方向へ所定フレーム数ジャンプし、
そして前記次のセッションの前記ＴＯＣ情報を読み取
る、マルチセッションディスクのセッションサーチ方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2812797A JPH10228754A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | マルチセッションディスクのセッションサーチ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2812797A JPH10228754A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | マルチセッションディスクのセッションサーチ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10228754A true JPH10228754A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12240127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2812797A Pending JPH10228754A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | マルチセッションディスクのセッションサーチ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10228754A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-02-12 JP JP2812797A patent/JPH10228754A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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