Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH1015440A - 静電塗装機 - Google Patents

静電塗装機

Info

Publication number
JPH1015440A
JPH1015440A JP8177661A JP17766196A JPH1015440A JP H1015440 A JPH1015440 A JP H1015440A JP 8177661 A JP8177661 A JP 8177661A JP 17766196 A JP17766196 A JP 17766196A JP H1015440 A JPH1015440 A JP H1015440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atomizing head
rotary atomizing
air
peripheral surface
coupling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8177661A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Saito
英治 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carlisle Fluid Technologies Ransburg Japan KK
Original Assignee
Ransburg Industrial Finishing KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ransburg Industrial Finishing KK filed Critical Ransburg Industrial Finishing KK
Priority to JP8177661A priority Critical patent/JPH1015440A/ja
Priority to DE69718249T priority patent/DE69718249T2/de
Priority to US08/888,844 priority patent/US5820036A/en
Priority to EP97304945A priority patent/EP0818243B1/en
Priority to AT97304945T priority patent/ATE230634T1/de
Priority to CA002209692A priority patent/CA2209692A1/en
Publication of JPH1015440A publication Critical patent/JPH1015440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1064Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/04Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1092Means for supplying shaping gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/04Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
    • B05B5/0426Means for supplying shaping gas

Landscapes

  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空の回転駆動軸内の通路を通じて回転霧化
頭の中心に塗料を供給する塗装機において、回転霧化頭
の周縁に沿って放出するエアが、回転霧化頭の回りを通
ることによって回転霧化頭の外周面に影響を及ぼすこと
のない塗装機を提供する。 【解決手段】 回転霧化頭2は、本体4の回りに配設し
たカップリング10によって、環状のシェーピングエア
放出通路26が形成されている。ケース16は、駆動機
構3の回りを囲むインアリング17と、回転霧化頭2の
後半部分の回りを囲むガイドリング18とで構成され、
これら部材によって、放出通路26に対して直接的にエ
アを供給するエア通路が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、静電
塗装に関し、より詳しくは、高速回転する回転霧化頭に
よって微粒化した塗料を被塗物に向けて噴霧する静電塗
装機に関する。
【0002】
【背景技術】静電塗装機のなかには、高速回転する霧化
頭によって塗料を微粒化するようにしたものが知られて
いる(特公昭55−12305号公報、特公昭57−1
7588号公報、特開平4−71656号公報参照)。
この種の塗装機は、回転霧化頭への塗料の供給方法によ
って、サイドフィード式とセンターフィード式とに分類
される。サイドフィード式は、回転霧化頭の後方に設置
された固定パイプから塗料を供給するものである(特公
昭55−42857号公報参照)。センターフィード式
は、回転霧化頭に連結された回転駆動軸を中空軸で構成
し、この回転駆動軸の内部通路を通じて塗料を供給する
ものである(実公平1−41496号公報参照)。
【0003】センターフィード式塗装機は、サイドフィ
ード式のものに比べて、回転霧化頭の中心に塗料の供給
を行うため、回転霧化頭から噴霧される塗料の均一性に
優れるという利点がある。従来のセンターフィード式静
電塗装機について、実公平1−41496号公報に記載
の塗装機を例に詳しく説明すると、この塗装機は次の構
成が採用されている。
【0004】(1)回転霧化頭に連結された中空回転駆
動軸はエアモータに連結され、回転駆動軸の軸受けは、
玉軸受、コロ軸受又は空気軸受が採用されている。 (2)回転霧化頭への高電圧印加経路は、塗装機本体に
高電圧ケーブルを接続し、この塗装機本体から回転駆動
軸を介して高電圧を回転霧化頭へ供給する構成が採用さ
れている。 (3)塗装機本体の回り及び回転霧化頭の回りに絶縁体
のカバー部材を設けることにより、安全性の確保がなさ
れている。 (4)カバー部材と回転霧化頭との間の空間をエア通路
として利用し、このエア通路を通じて回転霧化頭の周縁
に沿ってエアを放出することによって、回転霧化頭から
放出される塗料の微粒化および噴霧パターンの形成が行
われる。この塗装機によれば、センターフィードによっ
て噴霧塗料の均一性を確保することができると共に、例
えば空気軸受を採用したときには、回転霧化頭を高速回
転させて塗料を微粒化させることができ、したがって、
微粒化した塗料を均一に噴霧することのできる静電塗装
機を提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転霧
化頭を高速回転させる場合、カバー部材と回転霧化頭と
の間のエア通路を通る加圧エアの影響を無視することが
できなくなる。すなわち、回転霧化頭は、カバー部材と
の間に形成されたエア通路に露出しているため、この通
路を通る加圧エアによって、回転霧化頭の外周面に摩擦
が発生し、この摩擦力が回転霧化頭の回転を抑えるよう
に働くことになる。
【0006】そこで、本発明の目的は、回転霧化頭を備
え、この回転霧化頭に連結された中空の回転駆動軸内の
通路を通じて回転霧化頭に塗料を供給するようにした塗
装機を前提として、回転霧化頭の周縁に沿って放出する
エアが、回転霧化頭の回りを通ることによって回転霧化
頭の外周面に影響を及ぼすことのない塗装機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題は、本
発明によれば、回転霧化頭に連結された中空の駆動軸の
内部空間を通じて回転霧化頭の中心に塗料を供給する静
電塗装機を前提として、前記回転霧化頭が、霧化頭本体
と、該霧化頭本体の前半部分の回りに配設されて該霧化
頭本体の外周面との間にエア放出通路を形成するカップ
リングとで構成され、前記エア放出通路には、前記霧化
頭本体の後半部分及び前記回転霧化頭の駆動機構を囲む
ケースに形成されたエア通路を通じてシェーピングエア
が供給される、ことを特徴とする静電塗装機を提供する
ことによって達成される。
【0008】このような構成を採用することにより、回
転霧化頭のエア放出通路には、この回転霧化頭の後半部
分を囲むケースに形成されたエア通路を通じて直接的に
行われることから、回転霧化頭のエア放出通路に供給さ
れるエアが回転霧化頭の後半部分に直接衝突することは
なく、したがって、このエアが回転霧化頭の回転性能に
影響を及ぼすことはない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい態様によれば、
前記カップリングが、後方に延びる円筒状のスカート部
分を有し、このスカート部分によって、前記回転霧化頭
には、前記霧化頭本体の後半部分の外周面と前記カップ
リングのスカート部分とで後方に向けて開口する環状凹
所が形成され、前記ケースは、その霧化頭本体の後半部
分を囲む部分の少なくとも先端部分が円筒状の形状を備
えて、該円筒状の部分が、前記環状凹所の中に挿入され
ると共に、該円筒状の部分の外周面、内周面及び先端面
と、これに対面する前記環状凹所の各面との間に僅かな
クリアランスが設けられている。これによれば、ケース
内エア通路を通じて直接的に回転霧化頭のエア放出通路
に供給されるエアの一部が、上述したクリアランスに入
り込み、このエアは、回転霧化頭の環状凹所に、ケース
の先端部分との間に介在するエアベアリングとして機能
することになる。勿論、このエアベアリングによって、
回転霧化頭の軸振れなどを防止することができるため、
回転霧化頭の回転性能を向上することができる。
【0010】また、上述したように、回転霧化頭のエア
放出通路に対するエアの供給を、ケース内のエア通路か
ら直接的に行う場合には、エア放出通路への均一なエア
供給を行うことが、周方向に均一なエアをエア放出通路
から吐出させるうえで好ましいことである。この課題に
対処するには、ケースに形成されたエア通路が、前記駆
動機構を囲むケースの部分から前記霧化頭本体の後半部
分を囲むケースの部分への移行部分で屈曲する通路形状
を有する場合には、このエア通路の屈曲部分を、周方向
に延びる環状室で構成し、この環状室の下流側のエア通
路を、周方向に間隔を隔てた数多くの孔によって形成す
るのが好ましい。本発明の上述した特徴、他の目的およ
び特徴は、以下の実施例の詳細な説明から明らかになろ
う。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の好ましい実施例を添付した
図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例
の静電塗装機の前端部分を断面で示すものである。この
塗装機1は、回転霧化頭2を回転させる駆動機構3を有
し、この駆動機構3は、既知のように、エアモータ、空
気軸受などで構成されている。駆動機構3から延出する
駆動軸3aは中空軸で構成され、この中空駆動軸3aの
内部空間を利用して、回転霧化頭2へ塗料の供給が行わ
れる。図中、矢印Aは、回転霧化頭2へ供給される塗料
の流れを示す。
【0012】回転霧化頭2は、ほぼ円筒状の全体形状を
有する金属製の本体4を有し、霧化頭本体4の外周面は
段部5を備えた段付き面で構成され、段部5を挟んで先
端部分4aがこれよりも後方の部分4bに比べて大径に
作られている。霧化頭本体4の内周面は、先端に向かう
に従って拡開する円錐形状を有し、この円錐状の内周面
の中間部分には、小径通路6を備えた隔壁板7が取り付
けられている。このような回転霧化頭2は従来から既知
のものであるので、その詳しい説明は省略するが、概略
的には、駆動軸3aの内部通路を通って矢印Aに沿って
霧化頭本体4に供給された塗料は、高速回転する霧化頭
本体4の内周面に沿ってフィルム状に広がりながら先端
に向けて進み、先端エッジ4cから放出される。
【0013】回転霧化頭2は、本体4を取り囲むように
して取り付けられたカップリング10を有する。カップ
リング10は、合成樹脂から作られ、図2及び図3にも
示すように円筒状外周面を有する。カップリング10の
内周面は、第1の段部11と第2の段部12とで形成さ
れた3段階の段付き面10a、10b、10cで構成さ
れており、第1の段部11の前方部分10aの内径は、
霧化頭本体4との間にクリアランスC(図1参照)を形
成するために、霧化頭本体4の先端部分4aの外径より
も若干大きな径に設定されている。第1の段部11と第
2の段部12との間の中間部分10bは、その内径が、
霧化頭本体4の後方部分4bと密に嵌合する寸法に設定
され、これにより霧化頭本体4とカップリング10とが
一体化される。カップリング10の第2の段部12より
も後方部分10cは、比較的薄肉に作られており、これ
により中間部分10bから後方に真っ直ぐに延びるスカ
ート部分が形成されている。
【0014】カップリング10の中間部分10bは、図
2及び図3から分かるように、その後半部分にリング状
の溝13を有する。また、カップリング10の前半部分
には、リング状溝13に連通する数多くの貫通孔14を
有し、この貫通孔14は、周方向に等間隔に数多く配置
されている。このような構成のカップリング10は、図
1から分かるように、第1の段部11を霧化頭本体4の
段部5と当接した状態で霧化頭本体4に組付けられ、霧
化頭本体4と一緒に回転する。
【0015】駆動機構3の前端部分はケース16によっ
て囲まれている。ケース16は、駆動機構3の回りを囲
むようにして配置されたインナリング17と、回転霧化
頭2の後半部分の回りを囲むようにして配置されたガイ
ドリング18とで構成されている。インナリング17
は、駆動機構3の外周に沿って延びる円筒状部分17a
と、円筒状部分17aの先端から径方向内方に延びる端
壁部分17bとからなり、この端壁部分17bの内端
に、上述したガイドリング18が係合されている。
【0016】ガイドリング18は、インナリング17と
係合するリング本体18aと、リング本体18aから前
方に向けて延びる円筒状のガイド部分18bを有する。
ガイドリング18は、図4、図5に示すように、リング
本体18aの外周面に形成された溝19を有し、この溝
19は周方向に延びている。また、ガイドリング18の
ガイド部分18bには、軸線方向に延びて上述した溝1
9に連通する数多くのエア孔20が形成され、エア孔2
0は周方向に等間隔に配置されている。
【0017】ガイドリング18は、ガイド部分18bを
カップリング10のスカート部分10cの中に侵入させ
るようにして配置される。ガイドリング18の長さ寸法
は、ガイドリング18を組付けたときに、ガイド部分1
8bの先端面がカップリング10の中間部分10bから
若干離間するように設定されている。また、ガイドリン
グ18は、霧化頭本体4の外径よりも若干大きな内径を
有し、また、ガイド部分18bはカップリング10のス
カート部分10cの内径よりも若干小さな外径を有す
る。このことから、ガイドリング18の内周面と霧化頭
本体4の外周面との間には若干のクリアランスが設けら
れ、また、ガイドリング18の先端面とカップリング1
0の中間部分との間には若干のクリアランスが設けれ、
また、ガイドリングのガイド部分18bの外周面とカッ
プリング10のスカート部分10cの内周面との間には
若干のクリアランスが設けられている。
【0018】上述したインナリング17は、図1、図6
に示すように、貫通孔21を有し、この貫通孔21は、
円筒状部分17aの後端面の入口21aから円筒状部分
17aに沿って軸線方向に延び、次いで、端壁部分17
bに沿って半径方向内方に延びて端壁部分17bの内端
面の出口21bまで延びている。この貫通孔21は、図
6から分かるように、インナリング17の周方向に90
°間隔で4つ設けられているが、この数は任意であり、
例えば、120°間隔で3つ設けてもよい。図1に示す
符号25は、回転霧化頭2の回りを取り囲むキャップで
あり、キャップ25は、これをインナリング17の外周
面に密に嵌合することにより取り付けられる。
【0019】以上の構成により、回転霧化頭2には、霧
化頭本体4とカップリング10との間の軸線方向に延び
るクリアランスCによって、シェーピングエアの放出通
路26が形成される。そして、この放出通路26に至る
エア通路は、カップリング10の貫通孔14及びリング
状溝13と、ガイドリング18の円周溝19及びエア孔
20と、インナリング17の貫通孔21とで構成され、
この貫通孔21の入口21aには、図外のエア源から加
圧エアが供給される。したがって、インナリング17の
入口21aに供給されたエアは、図1に矢印Bで示すよ
うに、インナリング17、ガイドリング18の中を通っ
て、回転霧化頭2の放出通路26に供給され、この放出
通路26から吐出されて、塗料の噴霧パターンを作る。
【0020】以上の説明から分かるように、放出通路2
6から出るシェーピングエアは、放出通路26に至る過
程で霧化頭本体4に直接触れることがないため、従来の
ように、霧化頭2の回転に影響を及ぼすことはない。ま
た、図1から分かるように、放出通路26に至るシェー
ピングエア通路は、ガイドリング18の部分で、半径方
向内方から軸線方向に90°の角度で屈曲する形状を有
し、このエア通路の曲がり部分が、ガイドリング18の
円周溝19で構成されている。したがって、インナリン
グ17の4本の貫通孔21から出たエアは、円周溝19
で受け入れられると溝19に沿って円周方向に広がった
後に、軸線方向に延びるエア孔20の中に入るため、こ
の段階で、回転霧化頭2のエア放出通路26に入るエア
の円周方向の分布を均一化することができ、これによ
り、シェーピングエアを周方向に均一に放出通路26か
ら吐出させることができる。
【0021】また、カップリングのスカート部分10c
によって霧化頭2の後半部分に環状凹所を形成して、こ
の環状凹所の中に、ガイドリングのガイド部分18bを
挿入するようにしてあるため、ガイドリング18の内周
面と霧化頭本体4の外周面との間、ガイドリング18の
先端面とカップリング10の中間部分との間、また、ガ
イドリングのガイド部分18bの外周面とカップリング
10のスカート部分10cの内周面との間の各クリアラ
ンスにはガイドリング18のエア孔20から出た加圧エ
アの一部が流入して、エアベアリングを形成することに
なる。これにより、回転霧化頭2の軸触れ及び軸線方向
の振動を抑えることができるため、高速回転する霧化頭
2の回転性能を高めることができる。
【0022】図7は、本発明の第2実施例を示す断面図
である。この第2実施例の説明において、上述した第1
実施例と同一の要素には同一の参照符号を付すことによ
り、その説明を省略し、以下に、この第2実施例の特徴
部分について説明を加える。この第2実施例の塗装機3
0にあっては、インナリング17の円筒状部分17aに
第2の貫通孔31が形成されている。この貫通孔31
は、円筒状部分17aの後端面の入口31aから軸線方
向に延びて円筒状部分17aの前端面の出口31bまで
延びている。
【0023】また、キャップ25は、回転霧化頭2の回
りを取り囲むスリーブ32と、スリーブ32の外側に位
置するキャップ本体33とで構成されている。キャップ
本体33には、スリーブ32と対面する内面に形成され
た凹所33aと、インナリング17の出口31bと凹所
33aとの間に延びるエア通路33bとが形成されてい
る。このキャップ本体33の凹所33aはスリーブ32
によって閉塞されてキャップ25の周方向に延びる環状
空間を形成する。
【0024】また、キャップ本体33は、凹所33aよ
りも前方の部分が、スリーブ32の外径よりも若干大き
な内径を有し、これによりスリーブ32との間に、周方
向に延び且つ軸線方向に延びる第2のエア放出通路34
が形成されている。インナリング17の第2の貫通孔3
1には、図外のエア源から加圧エアが供給され、この加
圧エアは、貫通孔31の出口31bからキャップ25の
エア通路33bを通って、凹所33aで作られた環状空
間に入り、この環状空間から第2の放出通路34を通っ
て前方に吐出される。この第2の放出通路34から前方
に向けて吐出されるエアは、第2のシェーピングエアと
して働く。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の静電塗装機の前端部分を示す部分
断面図。
【図2】霧化頭本体の回りに取り付けられるカップリン
グの正面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図。
【図4】霧化頭の後方に配置されるガイドリングの斜視
図。
【図5】図4に示すガイドリングの一部を切り欠いた側
面図。
【図6】図1の塗装機の駆動機構を囲むインナリングを
後方から見た背面図。
【図7】第2実施例の静電塗装機の前端部分を示す部分
断面図。
【符号の説明】
1 塗装機 2 回転霧化頭 3 駆動機構 3a 中空回転駆動軸 4 霧化頭本体 10 カップリング 10c スカート部分 16 ケース 17 インナリング 18 ガイドリング 18b ガイド部分 19 溝 20 エア孔 26 シェーピングエア放出通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転霧化頭に連結された中空の駆動軸の
    内部空間を通じて回転霧化頭の中心に塗料を供給する静
    電塗装機において、 前記回転霧化頭が、霧化頭本体と、該霧化頭本体の前半
    部分の回りに配設されて該霧化頭本体の外周面との間に
    エア放出通路を形成するカップリングとで構成され、 前記エア放出通路には、前記霧化頭本体の後半部分及び
    前記回転霧化頭の駆動機構を囲むケースに形成されたエ
    ア通路を通じてシェーピングエアが供給される、ことを
    特徴とする静電塗装機。
  2. 【請求項2】 前記カップリングが、後方に延びる円筒
    状のスカート部分を有し、このスカート部分によって、
    前記回転霧化頭には、前記霧化頭本体の後半部分の外周
    面と前記カップリングのスカート部分とで後方に向けて
    開口する環状凹所が形成され、前記ケースは、その霧化
    頭本体の後半部分を囲む部分の少なくとも先端部分が円
    筒状の形状を備えて、該円筒状の先端部分が、前記環状
    凹所の中に挿入されると共に、該円筒状の先端部分の外
    周面、内周面及び先端面と、これに対面する前記環状凹
    所の各面との間に僅かなクリアランスが設けられてい
    る、請求項1の静電塗装機。
  3. 【請求項3】 前記ケースに形成されたエア通路が、前
    記駆動機構を囲むケースの部分から前記霧化頭本体の後
    半部分を囲むケースの部分への移行部分で屈曲する通路
    形状を有し、該エア通路の屈曲部分が、周方向に延びる
    環状室で構成され、該環状室の下流側のエア通路が、周
    方向に間隔を隔てた数多くの孔によって形成されてい
    る、請求項2の静電塗装機。
JP8177661A 1996-07-08 1996-07-08 静電塗装機 Pending JPH1015440A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8177661A JPH1015440A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 静電塗装機
DE69718249T DE69718249T2 (de) 1996-07-08 1997-07-07 Elektrostatisches Beschichtungsgerät
US08/888,844 US5820036A (en) 1996-07-08 1997-07-07 Electrostatic coating apparatus
EP97304945A EP0818243B1 (en) 1996-07-08 1997-07-07 Electrostatic coating apparatus
AT97304945T ATE230634T1 (de) 1996-07-08 1997-07-07 Elektrostatisches beschichtungsgerät
CA002209692A CA2209692A1 (en) 1996-07-08 1997-07-07 Electrostatic coating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8177661A JPH1015440A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 静電塗装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1015440A true JPH1015440A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16034900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8177661A Pending JPH1015440A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 静電塗装機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5820036A (ja)
EP (1) EP0818243B1 (ja)
JP (1) JPH1015440A (ja)
AT (1) ATE230634T1 (ja)
CA (1) CA2209692A1 (ja)
DE (1) DE69718249T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210030353A (ko) * 2018-07-13 2021-03-17 엑셀 인더스트리스 터빈, 유체 스프레이 장치, 관련 설비 및 제조 방법

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6003785A (en) * 1997-05-27 1999-12-21 Sames Electrostatic, Inc. Composite material bell cup
US6076751A (en) * 1998-12-15 2000-06-20 Illinois Tool Works Inc. Method of charging using nonincendive rotary atomizer
US6322011B1 (en) 2000-03-14 2001-11-27 Illinois Tool Works Inc. Electrostatic coating system and dual lip bell cup therefor
US6513729B2 (en) * 2000-08-29 2003-02-04 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Two-package-mixing discharging device and two-package-mixing coating device
DE10053295C2 (de) * 2000-10-27 2002-10-31 Eisenmann Lacktechnik Kg Hochrotationszerstäuber zur Aufbringung von Pulverlack
US20030080206A1 (en) * 2001-03-08 2003-05-01 Thomas Duerr Powder bell purge tube
US6896211B2 (en) * 2001-10-31 2005-05-24 Illinois Tool Works Inc. Method and apparatus for reducing coating buildup on feed tubes
FR2836638B1 (fr) * 2002-03-01 2004-12-10 Sames Technologies Dispositif de pulverisation de produit de revetement liquide
US6991178B2 (en) * 2003-01-24 2006-01-31 Dürr Systems, Inc. Concentric paint atomizer shaping air rings
US6899279B2 (en) * 2003-08-25 2005-05-31 Illinois Tool Works Inc. Atomizer with low pressure area passages
CN100421810C (zh) * 2004-08-10 2008-10-01 Abb株式会社 静电涂装装置
US9346064B2 (en) * 2005-09-16 2016-05-24 Carlisle Fluid Technologies, Inc. Radius edge bell cup and method for shaping an atomized spray pattern
FR2939056B1 (fr) * 2008-12-02 2011-01-07 Sames Technologies Projecteur de produit de revetement
WO2011083829A1 (ja) * 2010-01-06 2011-07-14 ランズバーグ・インダストリー株式会社 静電塗装機の回転霧化頭
JP5732376B2 (ja) * 2011-06-21 2015-06-10 東京エレクトロン株式会社 2流体ノズル及び基板液処理装置並びに基板液処理方法
FR3009687B1 (fr) * 2013-08-13 2017-05-12 Sames Tech Pulverisateur d'un produit lubrifiant et installation de lubrification comprenant ce pulverisateur
US10343178B2 (en) * 2014-01-29 2019-07-09 Honda Motor Co., Ltd. Rotary atomizing coating device and spray head
JP6454792B2 (ja) * 2015-09-17 2019-01-16 本田技研工業株式会社 回転霧化式塗装装置及び噴霧ヘッド
US10304705B2 (en) * 2015-12-10 2019-05-28 Beijing Naura Microelectronics Equipment Co., Ltd. Cleaning device for atomizing and spraying liquid in two-phase flow

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT279775B (de) * 1967-06-15 1970-03-25 Villamos Automatika Intezet Vorrichtung zum gleichzeitigen elektrostatischen Spritzen verschiedener Stoffe
JPS5512305B2 (ja) * 1971-10-04 1980-04-01
JPS51126237A (en) * 1975-04-24 1976-11-04 Toshiyuki Kadowaki Process of electrostatic coating
JPS594186B2 (ja) * 1975-12-18 1984-01-28 カドワキ トシユキ セイデントソウソウチ
JPS5274638A (en) * 1975-12-18 1977-06-22 Kadowaki Toshuki Electrostatic painting device
JPS5274637A (en) * 1975-12-18 1977-06-22 Kadowaki Toshuki Electrostatic painting device
JPS5280337A (en) * 1975-12-26 1977-07-06 Kadowaki Toshuki Electrostatic painting device
JPS5820661B2 (ja) * 1976-02-07 1983-04-25 平井 保夫 静電塗装装置
JPS55147165A (en) * 1980-03-10 1980-11-15 Toshiyuki Kadowaki Electrostatic coater
DE3214314A1 (de) * 1982-04-19 1983-10-20 J. Wagner AG, 9450 Altstätten Elektrostatische spruehvorrichtung
JPS60151554U (ja) 1984-03-17 1985-10-08 ランズバ−グ・ゲマ株式会社 静電噴霧装置
US4601921A (en) * 1984-12-24 1986-07-22 General Motors Corporation Method and apparatus for spraying coating material
HUT47049A (en) * 1986-11-18 1989-01-30 Gyoergy Benedek Electrostatic paint sprayer
JPH07115673B2 (ja) * 1987-08-04 1995-12-13 株式会社新来島どっく 船舶用荷役ポンプの駆動装置
JP2626194B2 (ja) * 1990-07-11 1997-07-02 トヨタ自動車株式会社 回転霧化静電塗装装置
US5397063A (en) * 1992-04-01 1995-03-14 Asahi Sunac Corporation Rotary atomizer coater
JP3208022B2 (ja) * 1994-10-21 2001-09-10 本田技研工業株式会社 メタリック塗料の塗装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210030353A (ko) * 2018-07-13 2021-03-17 엑셀 인더스트리스 터빈, 유체 스프레이 장치, 관련 설비 및 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CA2209692A1 (en) 1998-01-08
EP0818243A2 (en) 1998-01-14
ATE230634T1 (de) 2003-01-15
US5820036A (en) 1998-10-13
DE69718249D1 (de) 2003-02-13
EP0818243A3 (en) 1998-09-02
EP0818243B1 (en) 2003-01-08
DE69718249T2 (de) 2003-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1015440A (ja) 静電塗装機
KR100265890B1 (ko) 회전무화 헤드형 도장장치
US5078321A (en) Rotary atomizer cup
RU2428260C2 (ru) Кольцо для подачи управляющего воздуха с кольцевой канавкой и соответствующая колоколообразная тарелка
US8840043B2 (en) Rotary atomization coating device
WO2016163178A9 (ja) 回転霧化頭型塗装機
EP3031532A1 (en) Rotating atomizer head coater
US6659367B2 (en) Sprayer device for spraying a liquid coating product
CA2193518C (en) Rotary atomizing electrostatic coating apparatus
US20130040064A1 (en) Coating method and coating apparatus
JPH11505173A (ja) 回転式ディストリビュータを備えた粉体スプレガン
US11213838B2 (en) Rotary atomizing head type coating machine
JPH0899052A (ja) 回転霧化頭型塗装装置
JP3433080B2 (ja) 回転霧化頭型塗装装置
JP7441235B2 (ja) コーティング製品を噴霧するためのボウル、そのようなボウルを含む回転噴霧装置、およびそのような噴霧装置を洗浄するための方法
US5941457A (en) Rotary atomizing type of painting apparatus
WO2017141964A1 (ja) 回転霧化頭型塗装機
JP3575290B2 (ja) 回転霧化塗装機および回転霧化塗装方法
JP3182062B2 (ja) 回転霧化頭型塗装機
JP3223032B2 (ja) 静電塗装機
US11794201B2 (en) Rotary atomizing coating device
JP2001046927A (ja) 静電回転噴霧装置
JPH03221166A (ja) 回転霧化静電塗装機
JPH06134353A (ja) 静電塗装装置
JPS6154249A (ja) 回転霧化静電塗装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051011