JPH10143269A - ペン入力携帯端末装置 - Google Patents
ペン入力携帯端末装置Info
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- JPH10143269A JPH10143269A JP30474696A JP30474696A JPH10143269A JP H10143269 A JPH10143269 A JP H10143269A JP 30474696 A JP30474696 A JP 30474696A JP 30474696 A JP30474696 A JP 30474696A JP H10143269 A JPH10143269 A JP H10143269A
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- Japan
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- portable terminal
- input
- pen
- input pen
- terminal body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力ペンを用いたセキュリティ・チェック及
び携帯端末本体の作業環境の再設定を簡単に行えるよう
にする。 【解決手段】 入力ペン14にはメモリ17が内蔵され
ており、入力ペン14を携帯端末本体10のペン収納孔
13に差込んで、コネクタ15とコネクタ16とを接続
させ、メモリ17に記憶されているデータを読み出す。
あるいは、メモリ17にデータを書き込む。メモリ17
には、セキュリティ・チェックに用いられるID番号デ
ータ、個人毎の設定データである個人情報、前回作業終
了時の作業状態を示すデータである作業状態データが記
憶されている。携帯端末本体10の使用開始時に、上記
メモリ17に記憶されている各データを読み出して、セ
キュリティ・チェック、作業環境の再設定を行う。
び携帯端末本体の作業環境の再設定を簡単に行えるよう
にする。 【解決手段】 入力ペン14にはメモリ17が内蔵され
ており、入力ペン14を携帯端末本体10のペン収納孔
13に差込んで、コネクタ15とコネクタ16とを接続
させ、メモリ17に記憶されているデータを読み出す。
あるいは、メモリ17にデータを書き込む。メモリ17
には、セキュリティ・チェックに用いられるID番号デ
ータ、個人毎の設定データである個人情報、前回作業終
了時の作業状態を示すデータである作業状態データが記
憶されている。携帯端末本体10の使用開始時に、上記
メモリ17に記憶されている各データを読み出して、セ
キュリティ・チェック、作業環境の再設定を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペン入力携帯端末
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、個人が携帯して、外出先等で
情報の書き込み、参照等して使用する種々の携帯用情報
ツールの中で、装置本体の表示面にタッチパネルを設
け、タッチペン等の専用の入力ペンを用いて、上記タッ
チパネル上に手書きで文字等を書き込むことで、情報を
入力するペン入力携帯端末装置がある。
情報の書き込み、参照等して使用する種々の携帯用情報
ツールの中で、装置本体の表示面にタッチパネルを設
け、タッチペン等の専用の入力ペンを用いて、上記タッ
チパネル上に手書きで文字等を書き込むことで、情報を
入力するペン入力携帯端末装置がある。
【0003】図7は、従来のペン入力携帯端末装置の外
観構成図である。同図において、携帯端末本体40の上
面には、液晶表示画面41と、この液晶表示画面41の
上に設けられた透明なタッチパネル42とが備えられて
いる。
観構成図である。同図において、携帯端末本体40の上
面には、液晶表示画面41と、この液晶表示画面41の
上に設けられた透明なタッチパネル42とが備えられて
いる。
【0004】液晶表示画面41には、例えばメニュー画
面ではアイコン等の機能選択の為のキー項目が表示さ
れ、またワープロ文書作成画面では手書き文字入力のた
めの文字入力エリア等が表示されている。
面ではアイコン等の機能選択の為のキー項目が表示さ
れ、またワープロ文書作成画面では手書き文字入力のた
めの文字入力エリア等が表示されている。
【0005】タッチパネル42は、例えばタッチセンサ
等が配置されているタッチ入力用パネルである。上記タ
ッチパネル42による入力作業は、例えばタッチパネル
42上の上記アイコン等が表示されている位置に対応す
る部分を、入力ペン44のペン先でタッチすることで、
これを検知して、タッチした位置にあるアイコン等の機
能を起動させる。あるいは、上記文字入力エリアに入力
ペン44を用いて文字を書き込むと、これを検知して文
字認識するものである。
等が配置されているタッチ入力用パネルである。上記タ
ッチパネル42による入力作業は、例えばタッチパネル
42上の上記アイコン等が表示されている位置に対応す
る部分を、入力ペン44のペン先でタッチすることで、
これを検知して、タッチした位置にあるアイコン等の機
能を起動させる。あるいは、上記文字入力エリアに入力
ペン44を用いて文字を書き込むと、これを検知して文
字認識するものである。
【0006】携帯端末本体40の側面には、入力ペン4
4を収納するためのペン収納孔43が設けられており、
通常、未使用時には入力ペン44をペン収納孔43に収
納しておき、使用時にペン収納孔43から入力ペン44
を取り出して使用する。
4を収納するためのペン収納孔43が設けられており、
通常、未使用時には入力ペン44をペン収納孔43に収
納しておき、使用時にペン収納孔43から入力ペン44
を取り出して使用する。
【0007】上記のようなペン入力携帯端末装置の携帯
端末本体40の機能としては、例えば、パスワード入力
方式のセキュリティ・チェック機能がある。これは、例
えば、起動時に、アプリケーション・ソフトウェア等に
よりパスワード入力画面を表示し、ユーザが入力したパ
スワードと予め内部のメモリに登録してあるパスワード
とが一致した場合に、携帯端末本体40を使用可能にす
る機能である。あるいは、特定の文書ファイルを参照・
編集しようとした場合に、パスワード入力画面を表示し
て、予め登録してあるパスワードが入力された場合に限
り、上記特定の文書の参照・編集が可能となる機能であ
る。
端末本体40の機能としては、例えば、パスワード入力
方式のセキュリティ・チェック機能がある。これは、例
えば、起動時に、アプリケーション・ソフトウェア等に
よりパスワード入力画面を表示し、ユーザが入力したパ
スワードと予め内部のメモリに登録してあるパスワード
とが一致した場合に、携帯端末本体40を使用可能にす
る機能である。あるいは、特定の文書ファイルを参照・
編集しようとした場合に、パスワード入力画面を表示し
て、予め登録してあるパスワードが入力された場合に限
り、上記特定の文書の参照・編集が可能となる機能であ
る。
【0008】また、携帯端末本体40の機能として、ワ
ープロ文書作成、スケジュール、電話帳、辞書、FAX
送信、パソコンネット通信(電子メール)などの機能が
ある。更に、上記機能に対する環境設定を登録しておく
機能がある。例えば、ワープロ等の使用環境、上記手書
き文字認識に対するくせ字学習登録、ユーザ辞書登録等
を行うことができ、利用者個人にとって使用し易い環境
に設定することができる。
ープロ文書作成、スケジュール、電話帳、辞書、FAX
送信、パソコンネット通信(電子メール)などの機能が
ある。更に、上記機能に対する環境設定を登録しておく
機能がある。例えば、ワープロ等の使用環境、上記手書
き文字認識に対するくせ字学習登録、ユーザ辞書登録等
を行うことができ、利用者個人にとって使用し易い環境
に設定することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のペン入力携帯端末装置では、パスワード入力方式でセ
キュリティ・チェックを行っていたが、このような方法
では、パスワード入力を何度か試みるうちに、偶然パス
ワードが一致する可能性がある。また、パスワードが他
人に漏洩することもある。この為、セキュリティ・チェ
ックが完全には行えず、個人のデータが他人に知られて
しまう可能性があるという問題があった。
のペン入力携帯端末装置では、パスワード入力方式でセ
キュリティ・チェックを行っていたが、このような方法
では、パスワード入力を何度か試みるうちに、偶然パス
ワードが一致する可能性がある。また、パスワードが他
人に漏洩することもある。この為、セキュリティ・チェ
ックが完全には行えず、個人のデータが他人に知られて
しまう可能性があるという問題があった。
【0010】また、上記したペン入力携帯端末装置は、
通常は、個人専用の機器として使用するものであるが、
例えばコスト節約の為に、会社内の1部署で、部内の社
員が一台あるいは複数台(社員数より少ない数)の携帯
端末本体を共有して使用する場合がある。
通常は、個人専用の機器として使用するものであるが、
例えばコスト節約の為に、会社内の1部署で、部内の社
員が一台あるいは複数台(社員数より少ない数)の携帯
端末本体を共有して使用する場合がある。
【0011】このような場合、携帯端末本体の作業環境
が、前の使用者の作業環境となっており、ユーザ個人に
とって使用し易い環境にするためには、使用する毎に上
述した環境設定を行わなければならないという問題があ
った。
が、前の使用者の作業環境となっており、ユーザ個人に
とって使用し易い環境にするためには、使用する毎に上
述した環境設定を行わなければならないという問題があ
った。
【0012】また、使用中に作業を中断(電源OFF)
して後に作業を再開する場合、電源OFF時の作業状態
を記憶して、電源立ち上げ時に中断した時点の作業状態
から開始できるレジェーム機能が知られているが、複数
の人間で共有する場合は中断後に他の人間が使用するこ
とで、作業状態が変えられてしまうという問題があっ
た。
して後に作業を再開する場合、電源OFF時の作業状態
を記憶して、電源立ち上げ時に中断した時点の作業状態
から開始できるレジェーム機能が知られているが、複数
の人間で共有する場合は中断後に他の人間が使用するこ
とで、作業状態が変えられてしまうという問題があっ
た。
【0013】本発明の課題は、ペン入力携帯端末装置の
必需品である入力ペンを、セキュリティ・チェックの物
理的なキーとして、あるいは個人毎の各種環境設定デー
タの登録、又は作業状態データの退避を行う記憶媒体と
して利用することで、新たな付加装置を設ける必要な
く、また複数のユーザで携帯端末本体を共有する場合で
も個人毎の快適な作業環境で使用できるペン入力携帯端
末装置を提供することである。
必需品である入力ペンを、セキュリティ・チェックの物
理的なキーとして、あるいは個人毎の各種環境設定デー
タの登録、又は作業状態データの退避を行う記憶媒体と
して利用することで、新たな付加装置を設ける必要な
く、また複数のユーザで携帯端末本体を共有する場合で
も個人毎の快適な作業環境で使用できるペン入力携帯端
末装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1記
載の発明)は、以下の手段を備える。ペン入力携帯端末
装置は、入力ペンと該入力ペンによって入力が行われる
携帯端末本体を備えることを前提とする。
載の発明)は、以下の手段を備える。ペン入力携帯端末
装置は、入力ペンと該入力ペンによって入力が行われる
携帯端末本体を備えることを前提とする。
【0015】上記入力ペンは、以下の手段を備える。記
憶手段は、各入力ペンに対して与えられたID番号を記
憶する。送信手段は、上記記憶手段に記憶されているI
D番号を上記携帯端末本体に送信する。
憶手段は、各入力ペンに対して与えられたID番号を記
憶する。送信手段は、上記記憶手段に記憶されているI
D番号を上記携帯端末本体に送信する。
【0016】上記携帯端末本体は、以下の手段を備え
る。受信手段は、上記送信手段より送信されるID番号
を受信する。セキュリティ手段は、上記受信手段によっ
て受信されるID番号と、予め登録してある登録ID番
号とを照合して、両者が一致した場合に当該携帯端末本
体を使用可能にする。
る。受信手段は、上記送信手段より送信されるID番号
を受信する。セキュリティ手段は、上記受信手段によっ
て受信されるID番号と、予め登録してある登録ID番
号とを照合して、両者が一致した場合に当該携帯端末本
体を使用可能にする。
【0017】上記第1の発明にかかるペン入力携帯端末
装置では、使用開始時にユーザが入力ペンを携帯端末本
体に差込むことで、入力ペン内の記憶手段に記憶されて
いる該入力ペンの所持者固有のID番号と携帯端末本体
内に予め登録されている登録ID番号とを照合するセキ
ュリティ・チェックを行う。したがって、入力ペンを所
持しないユーザは、携帯端末本体を使用できない。ま
た、入力ペンを所持するユーザであっても、自己のID
番号が携帯端末本体に登録されていないユーザは、携帯
端末本体を使用できない。
装置では、使用開始時にユーザが入力ペンを携帯端末本
体に差込むことで、入力ペン内の記憶手段に記憶されて
いる該入力ペンの所持者固有のID番号と携帯端末本体
内に予め登録されている登録ID番号とを照合するセキ
ュリティ・チェックを行う。したがって、入力ペンを所
持しないユーザは、携帯端末本体を使用できない。ま
た、入力ペンを所持するユーザであっても、自己のID
番号が携帯端末本体に登録されていないユーザは、携帯
端末本体を使用できない。
【0018】このように、第1の発明にかかるペン入力
携帯端末装置では、個人毎に所持する入力ペンを物理的
なキーとするセキュリティ・チェック方式を用いること
により、従来のパスワード方式のセキュリティ・チェッ
クのように、パスワードの漏洩、偶然の一致などでセキ
ュリティが破られてしまうという事態を回避することが
できる。
携帯端末装置では、個人毎に所持する入力ペンを物理的
なキーとするセキュリティ・チェック方式を用いること
により、従来のパスワード方式のセキュリティ・チェッ
クのように、パスワードの漏洩、偶然の一致などでセキ
ュリティが破られてしまうという事態を回避することが
できる。
【0019】第2の発明(請求項2記載の発明)は、以
下の手段を備える。ペン入力携帯端末装置は、入力ペン
と該入力ペンによって入力が行われる携帯端末本体を備
えることを前提とする。
下の手段を備える。ペン入力携帯端末装置は、入力ペン
と該入力ペンによって入力が行われる携帯端末本体を備
えることを前提とする。
【0020】上記入力ペンは、以下の手段を備える。記
憶手段は、上記携帯端末本体の作業環境を当該入力ペン
の所持者個人に対応する作業環境に設定するための個人
情報を記憶する。
憶手段は、上記携帯端末本体の作業環境を当該入力ペン
の所持者個人に対応する作業環境に設定するための個人
情報を記憶する。
【0021】送信手段は、上記記憶手段に記憶されてい
る個人情報を上記携帯端末本体に送信する。上記携帯端
末本体は、以下の手段を備える。
る個人情報を上記携帯端末本体に送信する。上記携帯端
末本体は、以下の手段を備える。
【0022】受信手段は、上記送信手段より送信される
個人情報を受信する。制御手段は、上記受信手段によっ
て受信される個人情報に基づいて当該携帯端末本体の作
業環境を設定する。
個人情報を受信する。制御手段は、上記受信手段によっ
て受信される個人情報に基づいて当該携帯端末本体の作
業環境を設定する。
【0023】上記個人情報は、例えば、電子メールを送
信する際に個人毎に設定する必要がある個人設定データ
である。上記第2の発明にかかるペン入力携帯端末装置
では、入力ペン内の記憶手段に、携帯端末本体を該入力
ペンの所持者個人に対応する作業環境に設定するための
個人情報を記憶しておく。そして、使用開始時にユーザ
が入力ペンを携帯端末本体に差込むことで、制御手段に
よって上記個人情報が携帯端末本体内に読み出され、こ
の個人情報に基づいて携帯端末本体の環境設定が行われ
る。
信する際に個人毎に設定する必要がある個人設定データ
である。上記第2の発明にかかるペン入力携帯端末装置
では、入力ペン内の記憶手段に、携帯端末本体を該入力
ペンの所持者個人に対応する作業環境に設定するための
個人情報を記憶しておく。そして、使用開始時にユーザ
が入力ペンを携帯端末本体に差込むことで、制御手段に
よって上記個人情報が携帯端末本体内に読み出され、こ
の個人情報に基づいて携帯端末本体の環境設定が行われ
る。
【0024】したがって、例えば、一台の携帯端末本体
を複数のユーザが共有する場合でも、各ユーザが自己の
個人情報を記憶してある入力ペンを所持して、使用時に
入力ペンを携帯端末本体に差込むだけで、ユーザ個人毎
の環境設定が自動的に行われるので、ユーザによる設定
作業の手間が省ける。
を複数のユーザが共有する場合でも、各ユーザが自己の
個人情報を記憶してある入力ペンを所持して、使用時に
入力ペンを携帯端末本体に差込むだけで、ユーザ個人毎
の環境設定が自動的に行われるので、ユーザによる設定
作業の手間が省ける。
【0025】第3の発明(請求項4記載の発明)は、以
下の手段を備える。ペン入力携帯端末装置は、入力ペン
と該入力ペンによって入力が行われる携帯端末本体を備
えることを前提とする。
下の手段を備える。ペン入力携帯端末装置は、入力ペン
と該入力ペンによって入力が行われる携帯端末本体を備
えることを前提とする。
【0026】上記入力ペンは、以下の手段を備える。記
憶手段は、上記携帯端末本体の電源オフ時における当該
携帯端末本体の作業状態を示す作業状態データを記憶す
る。
憶手段は、上記携帯端末本体の電源オフ時における当該
携帯端末本体の作業状態を示す作業状態データを記憶す
る。
【0027】第1の通信手段は、上記携帯端末本体との
間で作業状態データを送受信する。メモリ制御手段は、
上記第1の通信手段によって送受信される作業状態デー
タを上記記憶手段に書込む制御、あるいは上記記憶手段
から作業状態データを読出す制御を行う。
間で作業状態データを送受信する。メモリ制御手段は、
上記第1の通信手段によって送受信される作業状態デー
タを上記記憶手段に書込む制御、あるいは上記記憶手段
から作業状態データを読出す制御を行う。
【0028】上記携帯端末本体は、以下の手段を備え
る。第2の通信手段は、上記入力ペンの第1の通信手段
との間で作業状態データを送受信する。
る。第2の通信手段は、上記入力ペンの第1の通信手段
との間で作業状態データを送受信する。
【0029】制御手段は、電源オフ時において上記第2
の通信手段を介して作業状態データを上記入力ペンに送
信させ、起動時において上記第2の通信手段を介して受
信した作業状態データに基づいて、当該携帯端末本体の
起動時の作業環境を設定する。
の通信手段を介して作業状態データを上記入力ペンに送
信させ、起動時において上記第2の通信手段を介して受
信した作業状態データに基づいて、当該携帯端末本体の
起動時の作業環境を設定する。
【0030】上記第3の発明にかかるペン入力携帯端末
装置では、携帯端末本体の電源オフ時における作業状態
を示す作業状態データを退避させるための記憶手段を、
入力ペン内に設けてある。したがって、例えば、一台の
携帯端末本体を複数のユーザが共有する場合でも、前回
の作業終了時の作業状態データを自己が所持する入力ペ
ン内に保存しておけるので、作業再開時に前回の作業終
了時の作業状態から作業開始できる。
装置では、携帯端末本体の電源オフ時における作業状態
を示す作業状態データを退避させるための記憶手段を、
入力ペン内に設けてある。したがって、例えば、一台の
携帯端末本体を複数のユーザが共有する場合でも、前回
の作業終了時の作業状態データを自己が所持する入力ペ
ン内に保存しておけるので、作業再開時に前回の作業終
了時の作業状態から作業開始できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら詳述する。図1は、本発明の一
実施例によるペン入力携帯端末装置の外観構成図であ
る。
て、図面を参照しながら詳述する。図1は、本発明の一
実施例によるペン入力携帯端末装置の外観構成図であ
る。
【0032】同図において、携帯端末本体10の構成部
分である表示画面11、タッチパネル12、及びペン収
納孔13については、それぞれ従来の携帯端末本体40
における表示画面41、タッチパネル42、及びペン収
納孔43と同一であるものとして、説明は省略する。
分である表示画面11、タッチパネル12、及びペン収
納孔13については、それぞれ従来の携帯端末本体40
における表示画面41、タッチパネル42、及びペン収
納孔43と同一であるものとして、説明は省略する。
【0033】携帯端末本体10は、例えば、複数の人間
が共有して使用するものであり、同図ではn人が共有す
るものとしてn本の入力ペン14(14−1〜14−
n)が用意され、使用者は各々が個人専用の入力ペン1
4を所持する。
が共有して使用するものであり、同図ではn人が共有す
るものとしてn本の入力ペン14(14−1〜14−
n)が用意され、使用者は各々が個人専用の入力ペン1
4を所持する。
【0034】各入力ペン14−1〜14−nには、各々
コネクタ15−1〜15−nが設けられている。一方、
携帯端末本体10のペン挿入孔13内の所定の位置に
は、コネクタ16が設けられており、入力ペン14をペ
ン挿入孔13に挿入すると、コネクタ15とコネクタ1
6とが接続状態になる。
コネクタ15−1〜15−nが設けられている。一方、
携帯端末本体10のペン挿入孔13内の所定の位置に
は、コネクタ16が設けられており、入力ペン14をペ
ン挿入孔13に挿入すると、コネクタ15とコネクタ1
6とが接続状態になる。
【0035】また、各入力ペン14−1〜14−nに
は、ID番号、電子メールアドレス等のデータが登録さ
れると共に、携帯端末本体10の作業終了時の作業状態
を示す作業状態データが退避されるメモリ17(17−
1〜17−n)が内蔵されている。
は、ID番号、電子メールアドレス等のデータが登録さ
れると共に、携帯端末本体10の作業終了時の作業状態
を示す作業状態データが退避されるメモリ17(17−
1〜17−n)が内蔵されている。
【0036】メモリ17に登録されている上記ID番号
データは、セキュリティ・チェックに用いられるデータ
であり、各入力ペン14の所持者固有の識別情報であ
る。上記電子メールアドレス等のデータは、各入力ペン
14の所持者が携帯端末本体10を使用する際に設定す
る必要がある個人情報であり、例えば電子メールを送信
する際に必要となる個人情報としては、メールの宛先ア
ドレス、利用者ID番号、社員番号等のデータがある。
データは、セキュリティ・チェックに用いられるデータ
であり、各入力ペン14の所持者固有の識別情報であ
る。上記電子メールアドレス等のデータは、各入力ペン
14の所持者が携帯端末本体10を使用する際に設定す
る必要がある個人情報であり、例えば電子メールを送信
する際に必要となる個人情報としては、メールの宛先ア
ドレス、利用者ID番号、社員番号等のデータがある。
【0037】これらのID番号、及び電子メールアドレ
ス等の個人情報は、携帯端末本体10の使用開始時に入
力ペン14をペン収納孔13に挿入することにより、上
記コネクタ15、16を介して携帯端末本体10に取り
込まれる。そして、ID番号は、セキュリティ・チェッ
クに用いられる。また、セキュリティ・チェックの結
果、OKであれば、上記個人情報は、携帯端末本体10
内部のメモリ(不図示)に書込まれて、例えば電子メー
ル送信時に必要となる設定を自動設定する為に用いられ
る。
ス等の個人情報は、携帯端末本体10の使用開始時に入
力ペン14をペン収納孔13に挿入することにより、上
記コネクタ15、16を介して携帯端末本体10に取り
込まれる。そして、ID番号は、セキュリティ・チェッ
クに用いられる。また、セキュリティ・チェックの結
果、OKであれば、上記個人情報は、携帯端末本体10
内部のメモリ(不図示)に書込まれて、例えば電子メー
ル送信時に必要となる設定を自動設定する為に用いられ
る。
【0038】また、上記作業状態データは、携帯端末本
体10における前回の作業終了時の作業状態を示すデー
タであり、作業終了時に入力ペン14のメモリ17に書
込まれ、作業再開時に入力ペン14のメモリ17から携
帯端末本体10のメモリにロードすることで、ユーザ
は、前回の作業終了時の状態から作業を再開することが
できる。
体10における前回の作業終了時の作業状態を示すデー
タであり、作業終了時に入力ペン14のメモリ17に書
込まれ、作業再開時に入力ペン14のメモリ17から携
帯端末本体10のメモリにロードすることで、ユーザ
は、前回の作業終了時の状態から作業を再開することが
できる。
【0039】これらの詳細については、以下に図2、3
を参照して説明する。図2は、携帯端末本体の回路構成
を示すブロック図である。同図において、CPU20
は、ペン入力携帯端末装置全体を制御する中央処理装置
である。
を参照して説明する。図2は、携帯端末本体の回路構成
を示すブロック図である。同図において、CPU20
は、ペン入力携帯端末装置全体を制御する中央処理装置
である。
【0040】表示部21は、図1の表示画面11を構成
するものであり、CPU20により制御されて文字情
報、図形情報等を表示する液晶パネル等の表示装置であ
る。タブレット部22は、例えばタッチパネル12であ
り、入力ペン14によるタッチ(押圧)を検出する。こ
の検出結果より、CPU20は、入力内容を判定して、
種々の制御を行う。
するものであり、CPU20により制御されて文字情
報、図形情報等を表示する液晶パネル等の表示装置であ
る。タブレット部22は、例えばタッチパネル12であ
り、入力ペン14によるタッチ(押圧)を検出する。こ
の検出結果より、CPU20は、入力内容を判定して、
種々の制御を行う。
【0041】外部記憶部23は、例えばICカードであ
り、RAM26内に記憶された文書データ等を保存する
為のメモリである。電子メール通信部24は、例えばモ
デムまたはFAXモデムであり、公衆回線網等に接続し
て電子メールやFAX等の送受信等を行う。
り、RAM26内に記憶された文書データ等を保存する
為のメモリである。電子メール通信部24は、例えばモ
デムまたはFAXモデムであり、公衆回線網等に接続し
て電子メールやFAX等の送受信等を行う。
【0042】ペン通信部25は、例えばコネクタ16と
送受信回路(不図示)を有し、入力ペン14に設けられ
たコネクタ15とコネクタ16とを接続することで、上
記送受信回路は、CPU20によって制御されて、入力
ペン14に内蔵のメモリ(図3のRAM32)とRAM
26との間のデータ転送を実行する。
送受信回路(不図示)を有し、入力ペン14に設けられ
たコネクタ15とコネクタ16とを接続することで、上
記送受信回路は、CPU20によって制御されて、入力
ペン14に内蔵のメモリ(図3のRAM32)とRAM
26との間のデータ転送を実行する。
【0043】RAM26は、文書データ等を記憶すると
ともに、ID番号格納領域27、電子メールアドレス2
8、環境ファイル29等の各記憶領域を有するメモリで
ある。
ともに、ID番号格納領域27、電子メールアドレス2
8、環境ファイル29等の各記憶領域を有するメモリで
ある。
【0044】ID番号格納領域27は、予めこのペン入
力携帯端末装置の使用が許可されているユーザのID番
号が登録される記憶領域である。ID番号格納領域27
には、このペン入力携帯端末装置を共有する複数のユー
ザのID番号が登録されるものであってもよい。
力携帯端末装置の使用が許可されているユーザのID番
号が登録される記憶領域である。ID番号格納領域27
には、このペン入力携帯端末装置を共有する複数のユー
ザのID番号が登録されるものであってもよい。
【0045】電子メールアドレス格納領域28は、例え
ば電子メールを送信する際に必要となる各種設定データ
(利用者ID番号、相手先アドレス、社員番号等)を記
憶する記憶領域であり、電子メール送信時の通信条件設
定は、この電子メールアドレス格納領域28に記憶され
ている各種設定データにより自動設定される。電子メー
ルアドレス格納領域28には、このペン入力携帯端末装
置の使用開始毎に、入力ペン14に内蔵のメモリ(図3
のRAM32)に記憶されている個人毎の各種設定デー
タが読み出されて格納される。
ば電子メールを送信する際に必要となる各種設定データ
(利用者ID番号、相手先アドレス、社員番号等)を記
憶する記憶領域であり、電子メール送信時の通信条件設
定は、この電子メールアドレス格納領域28に記憶され
ている各種設定データにより自動設定される。電子メー
ルアドレス格納領域28には、このペン入力携帯端末装
置の使用開始毎に、入力ペン14に内蔵のメモリ(図3
のRAM32)に記憶されている個人毎の各種設定デー
タが読み出されて格納される。
【0046】環境ファイル29は、例えば作業状態デー
タ、環境設定データ(例えばワープロ等における文字
飾、文字サイズ、改行幅、画面モード等の入力環境を設
定するデータ)等を格納するファイルである。この環境
ファイル29に格納されている上記各データは、電源立
ち上げ時にCPU20が携帯端末本体10の作業状態、
作業環境を設定するために用いられるデータである。
タ、環境設定データ(例えばワープロ等における文字
飾、文字サイズ、改行幅、画面モード等の入力環境を設
定するデータ)等を格納するファイルである。この環境
ファイル29に格納されている上記各データは、電源立
ち上げ時にCPU20が携帯端末本体10の作業状態、
作業環境を設定するために用いられるデータである。
【0047】上記作業状態データは、電源OFF時の作
業状態の保存データであり、例えばユーザがワープロ文
書作成作業途中で電源をOFFした場合は、その文書作
成に使用しているワープロのアプリケーション・プログ
ラム名、作成中の文書ファイル名、作成中のページ等の
データが、電源OFF時における作業状態を示す作業状
態データとなる。
業状態の保存データであり、例えばユーザがワープロ文
書作成作業途中で電源をOFFした場合は、その文書作
成に使用しているワープロのアプリケーション・プログ
ラム名、作成中の文書ファイル名、作成中のページ等の
データが、電源OFF時における作業状態を示す作業状
態データとなる。
【0048】また、上記環境設定データとして、使用頻
度が高いツール(例えばワープロ、表計算ソフト)の起
動コマンドが記憶され、電源立ち上げ時に上記使用頻度
の高いツールを自動的に起動するものであってもよい。
度が高いツール(例えばワープロ、表計算ソフト)の起
動コマンドが記憶され、電源立ち上げ時に上記使用頻度
の高いツールを自動的に起動するものであってもよい。
【0049】図3は、入力ペン14の回路構成を示すブ
ロック図である。同図において、通信部30は、例えば
図1のコネクタ15を有し、このコネクタ15を携帯端
末本体10のコネクタ16と接続することで、携帯端末
本体10のRAM26と入力ペン14内のRAM32と
の間で、データ転送を可能にするための通信インタフェ
ースである。
ロック図である。同図において、通信部30は、例えば
図1のコネクタ15を有し、このコネクタ15を携帯端
末本体10のコネクタ16と接続することで、携帯端末
本体10のRAM26と入力ペン14内のRAM32と
の間で、データ転送を可能にするための通信インタフェ
ースである。
【0050】制御部31は、例えばマイクロプロセッサ
であり、通信部30を介してRAM26ーRAM32間
で送受信するデータを、RAM32にリード/ライトす
る。RAM32は、当該入力ペン14の所持者固有のI
D番号、個人情報を記憶し、あるいは上記作業状態デー
タを退避させるメモリである。RAM32の記憶領域と
して、電子メールアドレス格納領域33、ID番号格納
領域34、作業状態データ格納領域35の各記憶領域が
ある。
であり、通信部30を介してRAM26ーRAM32間
で送受信するデータを、RAM32にリード/ライトす
る。RAM32は、当該入力ペン14の所持者固有のI
D番号、個人情報を記憶し、あるいは上記作業状態デー
タを退避させるメモリである。RAM32の記憶領域と
して、電子メールアドレス格納領域33、ID番号格納
領域34、作業状態データ格納領域35の各記憶領域が
ある。
【0051】電子メールアドレス格納領域33は、パソ
コン通信等で電子メールを送信する際に設定する必要が
ある各設定データ(利用者ID番号、メール送信宛先、
所持者の社員番号、通信条件等)が記憶される記憶領域
である。
コン通信等で電子メールを送信する際に設定する必要が
ある各設定データ(利用者ID番号、メール送信宛先、
所持者の社員番号、通信条件等)が記憶される記憶領域
である。
【0052】ID番号格納領域34は、各入力ペン14
の所持者固有のID番号が記憶される記憶領域である。
このID番号は、携帯端末本体10の使用許可を得るた
めのセキュリティ・チェックに用いられる。すなわち、
このID番号格納領域34に記憶されているID番号
は、携帯端末本体10の使用開始時(電源ON時)に読
み出されて、携帯端末本体10のRAM26のID番号
格納領域27に格納されている登録ID番号と照合され
る。そして、照合の結果、両者が一致する場合には、ユ
ーザは、その携帯端末本体10を使用することができ
る。
の所持者固有のID番号が記憶される記憶領域である。
このID番号は、携帯端末本体10の使用許可を得るた
めのセキュリティ・チェックに用いられる。すなわち、
このID番号格納領域34に記憶されているID番号
は、携帯端末本体10の使用開始時(電源ON時)に読
み出されて、携帯端末本体10のRAM26のID番号
格納領域27に格納されている登録ID番号と照合され
る。そして、照合の結果、両者が一致する場合には、ユ
ーザは、その携帯端末本体10を使用することができ
る。
【0053】作業状態データ格納領域35は、前回携帯
端末本体10を使用したときの作業終了時の作業状態
(起動プログラム、動作モード等)を示す作業状態デー
タが退避される記憶領域である。上記起動プログラム
は、例えば作業終了時に使用していたアプリケーション
・プログラム名であり、ワープロソフト名、表計算ソフ
ト名等である。この作業状態データは、携帯端末本体1
0の使用再開時に読み出されて、CPU20の制御によ
る起動時の初期状態設定動作に用いられる。これによっ
て、携帯端末本体10は前回の作業終了時の状態で起動
する。したがって、ユーザは、使用再開時に直ちに、前
回の作業の続きから作業を開始することができる。
端末本体10を使用したときの作業終了時の作業状態
(起動プログラム、動作モード等)を示す作業状態デー
タが退避される記憶領域である。上記起動プログラム
は、例えば作業終了時に使用していたアプリケーション
・プログラム名であり、ワープロソフト名、表計算ソフ
ト名等である。この作業状態データは、携帯端末本体1
0の使用再開時に読み出されて、CPU20の制御によ
る起動時の初期状態設定動作に用いられる。これによっ
て、携帯端末本体10は前回の作業終了時の状態で起動
する。したがって、ユーザは、使用再開時に直ちに、前
回の作業の続きから作業を開始することができる。
【0054】電源部36は、電池37から供給される電
力を制御して、所定の電圧値に設定して制御部31等に
供給する。電池37は、上記入力ペン14の各回路に電
力を供給するバッテリーであり、またRAM32の記憶
内容を保護するためのバックアップ用バッテリーでもあ
る。
力を制御して、所定の電圧値に設定して制御部31等に
供給する。電池37は、上記入力ペン14の各回路に電
力を供給するバッテリーであり、またRAM32の記憶
内容を保護するためのバックアップ用バッテリーでもあ
る。
【0055】上記図1、2、3に示すペン入力携帯端末
装置の動作を以下に説明する。上述した構成のペン入力
携帯端末装置は、複数のユーザが個人毎に入力ペン14
を所持し、各自が所持する入力ペン14に内蔵のRAM
32に、予め所持者固有の個人情報(ID番号格納領域
34、電子メールアドレス格納領域33等)を記憶して
おく。
装置の動作を以下に説明する。上述した構成のペン入力
携帯端末装置は、複数のユーザが個人毎に入力ペン14
を所持し、各自が所持する入力ペン14に内蔵のRAM
32に、予め所持者固有の個人情報(ID番号格納領域
34、電子メールアドレス格納領域33等)を記憶して
おく。
【0056】一方、携帯端末本体10内のRAM26の
ID番号格納領域27には、当該携帯端末本体10の使
用が許可されている全てのユーザのID番号を登録して
おく。
ID番号格納領域27には、当該携帯端末本体10の使
用が許可されている全てのユーザのID番号を登録して
おく。
【0057】そして、使用開始時には、まず最初に、入
力ペン14を携帯端末本体10に設けられたペン収納孔
13に差込んで、コネクタ15とコネクタ16とを接続
する。そして、その後、電源スイッチをONする操作を
行う。
力ペン14を携帯端末本体10に設けられたペン収納孔
13に差込んで、コネクタ15とコネクタ16とを接続
する。そして、その後、電源スイッチをONする操作を
行う。
【0058】入力ペン14をペン収納孔13に差込まず
に電源ONした場合は、メインプログラムは起動しない
ので、携帯端末本体10を使用することは出来ない。ま
た、ペン収納孔13に入力ペン14を差込んだ場合で
も、この入力ペン14内のRAM32のID番号格納領
域34に記憶されているID番号が、携帯端末本体10
のRAM32のID番号格納領域27に登録されていな
い場合には、メインプログラムは起動しないので、携帯
端末本体10を使用することは出来ない。
に電源ONした場合は、メインプログラムは起動しない
ので、携帯端末本体10を使用することは出来ない。ま
た、ペン収納孔13に入力ペン14を差込んだ場合で
も、この入力ペン14内のRAM32のID番号格納領
域34に記憶されているID番号が、携帯端末本体10
のRAM32のID番号格納領域27に登録されていな
い場合には、メインプログラムは起動しないので、携帯
端末本体10を使用することは出来ない。
【0059】このように、差込んだ入力ペン14内のR
AM32のID番号格納領域34に記憶されているID
番号が、携帯端末本体10のRAM32内のID番号格
納領域27に登録されている場合にのみ、この携帯端末
本体10が使用可能となる。すなわち、予めこの携帯端
末本体10の使用が許可されているユーザだけが使用す
ることができる。
AM32のID番号格納領域34に記憶されているID
番号が、携帯端末本体10のRAM32内のID番号格
納領域27に登録されている場合にのみ、この携帯端末
本体10が使用可能となる。すなわち、予めこの携帯端
末本体10の使用が許可されているユーザだけが使用す
ることができる。
【0060】続いて、入力ペン14内のRAM32に記
憶されているユーザ毎の個人情報(例えば電子メールア
ドレス格納領域33に記憶されている電子メール送信時
の設定データ等)が、携帯端末本体10内に読み込まれ
て、RAM26内の電子メールアドレス格納領域28に
格納される。この電子メールアドレス格納領域28に格
納された個人情報は、例えば電子メールの送信時に読み
出されて、電子メール送信の為に必要な設定が自動的に
行われる。
憶されているユーザ毎の個人情報(例えば電子メールア
ドレス格納領域33に記憶されている電子メール送信時
の設定データ等)が、携帯端末本体10内に読み込まれ
て、RAM26内の電子メールアドレス格納領域28に
格納される。この電子メールアドレス格納領域28に格
納された個人情報は、例えば電子メールの送信時に読み
出されて、電子メール送信の為に必要な設定が自動的に
行われる。
【0061】このように、入力ペン14を携帯端末本体
10のペン収納孔13に差込むだけで、ユーザ固有の個
人情報が入力ペン14より読み出されて、携帯端末本体
10内の所定の記憶領域に格納され、この格納された個
人情報を用いて自動的に各種設定(例えば、電子メール
送信時の設定)が行われる。したがって、複数のユーザ
が携帯端末本体10を共有する場合でも、各ユーザは、
携帯端末本体10を使用する毎に上記各種設定を行う必
要はなく、直ちに所望の作業に取りかかることができ
る。
10のペン収納孔13に差込むだけで、ユーザ固有の個
人情報が入力ペン14より読み出されて、携帯端末本体
10内の所定の記憶領域に格納され、この格納された個
人情報を用いて自動的に各種設定(例えば、電子メール
送信時の設定)が行われる。したがって、複数のユーザ
が携帯端末本体10を共有する場合でも、各ユーザは、
携帯端末本体10を使用する毎に上記各種設定を行う必
要はなく、直ちに所望の作業に取りかかることができ
る。
【0062】また、上記ペン入力携帯端末装置では、作
業終了時に(特に作業途中で中断して終了した場合
に)、中断時の作業状態を入力ペン14のRAM32内
の記憶領域(作業状態データ格納領域35)に退避させ
ておくことで、作業再開時に中断時の作業状態から作業
を開始することができる。
業終了時に(特に作業途中で中断して終了した場合
に)、中断時の作業状態を入力ペン14のRAM32内
の記憶領域(作業状態データ格納領域35)に退避させ
ておくことで、作業再開時に中断時の作業状態から作業
を開始することができる。
【0063】詳しくは、作業終了時に、入力ペン14を
携帯端末本体10のペン入力孔13に挿入して、電源O
FFスイッチを押下する。この時、直ちに電源OFFに
はならずに、携帯端末本体10のRAM26内の環境フ
ァイル29に格納されている作業状態データを、入力ペ
ン14のRAM32内の作業状態データ格納領域35に
転送する。このとき、ワープロの入力環境、画面モード
等の環境設定データも転送して、作業状態データ格納領
域35の記憶領域に記憶させるようにしてもよい。
携帯端末本体10のペン入力孔13に挿入して、電源O
FFスイッチを押下する。この時、直ちに電源OFFに
はならずに、携帯端末本体10のRAM26内の環境フ
ァイル29に格納されている作業状態データを、入力ペ
ン14のRAM32内の作業状態データ格納領域35に
転送する。このとき、ワープロの入力環境、画面モード
等の環境設定データも転送して、作業状態データ格納領
域35の記憶領域に記憶させるようにしてもよい。
【0064】そして、作業再開時には、入力ペン14を
ペン収納孔13に差込んでから電源ONスイッチを押下
すると、CPU20は上記入力ペン14の作業状態デー
タ格納領域35に記憶されている作業状態データを読み
出して、これを携帯端末本体10の環境ファイル29に
格納する。その後、CPU20は、環境ファイル29に
格納された作業状態データに基づいて携帯端末本体10
を起動する。これより、ユーザは、前回の作業中断時の
作業状態から作業を開始することができる。
ペン収納孔13に差込んでから電源ONスイッチを押下
すると、CPU20は上記入力ペン14の作業状態デー
タ格納領域35に記憶されている作業状態データを読み
出して、これを携帯端末本体10の環境ファイル29に
格納する。その後、CPU20は、環境ファイル29に
格納された作業状態データに基づいて携帯端末本体10
を起動する。これより、ユーザは、前回の作業中断時の
作業状態から作業を開始することができる。
【0065】また、上記ワープロの入力環境、画面モー
ド等の環境設定データも入力ペン14のRAM32内に
記憶されている場合には、この環境設定データを読み出
して、携帯端末本体10の環境ファイル29に記憶する
ことで、ユーザは、自己にとって使用し易いように設定
してある環境(ワープロの入力環境等)で、作業を開始
することができる。
ド等の環境設定データも入力ペン14のRAM32内に
記憶されている場合には、この環境設定データを読み出
して、携帯端末本体10の環境ファイル29に記憶する
ことで、ユーザは、自己にとって使用し易いように設定
してある環境(ワープロの入力環境等)で、作業を開始
することができる。
【0066】上述したように、携帯端末本体10の作業
終了時から作業再開時までの間に、他のユーザが携帯端
末本体10を使用することで、環境ファイル29の記憶
内容が変わった場合でも、電源立ち上げ時に、自動的
に、ユーザ個人の作業状態、環境で作業を開始すること
ができる。
終了時から作業再開時までの間に、他のユーザが携帯端
末本体10を使用することで、環境ファイル29の記憶
内容が変わった場合でも、電源立ち上げ時に、自動的
に、ユーザ個人の作業状態、環境で作業を開始すること
ができる。
【0067】上述した電源ON時における個人情報(電
子メールアドレス等)の転送・格納処理、及び電源OF
F、ON時の作業状態データの退避、記憶処理につい
て、図4、及び図5、6を参照して、以下に詳細に説明
する。
子メールアドレス等)の転送・格納処理、及び電源OF
F、ON時の作業状態データの退避、記憶処理につい
て、図4、及び図5、6を参照して、以下に詳細に説明
する。
【0068】図4は、本実施例による個人情報自動登録
処理の動作を示すフローチャートである。同図におい
て、例えば電源ONスイッチを押下すると、CPU20
は処理を開始する。CPU20は、まず、コネクタ15
とコネクタ16との接続有無を調べる等により、入力ペ
ン14がペン収納孔13に装着されているか否かを検出
する(ステップS1)。入力ペン14が未装着であるこ
とを検出した場合(ステップS1、NO)は、入力ペン
14が装着されるまでの間ステップS1の処理を繰り返
す。このとき、ブザー音を発生させる等して、ユーザに
対して入力ペン14が未装着であることを知らせるよう
にしてもよい。また、図示していないが、一定時間経過
しても入力ペン14が装着されない場合は、処理を終了
するようにしてもよい。
処理の動作を示すフローチャートである。同図におい
て、例えば電源ONスイッチを押下すると、CPU20
は処理を開始する。CPU20は、まず、コネクタ15
とコネクタ16との接続有無を調べる等により、入力ペ
ン14がペン収納孔13に装着されているか否かを検出
する(ステップS1)。入力ペン14が未装着であるこ
とを検出した場合(ステップS1、NO)は、入力ペン
14が装着されるまでの間ステップS1の処理を繰り返
す。このとき、ブザー音を発生させる等して、ユーザに
対して入力ペン14が未装着であることを知らせるよう
にしてもよい。また、図示していないが、一定時間経過
しても入力ペン14が装着されない場合は、処理を終了
するようにしてもよい。
【0069】CPU20は、入力ペン14が装着されて
いることを検出した場合(ステップS1、YES)に
は、入力ペン14のRAM32のID番号格納領域34
からユーザ固有のID番号を読み出し、携帯端末本体1
0のCPU20内のメモリ等に取り込む(ステップS
2)。次に、携帯端末本体10のRAM26のID番号
格納領域27に予め登録されている登録ID番号を読み
出して、この登録ID番号と上記ID番号とを照合する
(ステップS3)。上記ID番号格納領域27には、複
数のユーザのID番号が登録されているものであっても
よく、この場合は、登録されている複数のID番号(登
録ID番号)を順次読み出して、入力ペン14に記憶さ
れているID番号と照合する。
いることを検出した場合(ステップS1、YES)に
は、入力ペン14のRAM32のID番号格納領域34
からユーザ固有のID番号を読み出し、携帯端末本体1
0のCPU20内のメモリ等に取り込む(ステップS
2)。次に、携帯端末本体10のRAM26のID番号
格納領域27に予め登録されている登録ID番号を読み
出して、この登録ID番号と上記ID番号とを照合する
(ステップS3)。上記ID番号格納領域27には、複
数のユーザのID番号が登録されているものであっても
よく、この場合は、登録されている複数のID番号(登
録ID番号)を順次読み出して、入力ペン14に記憶さ
れているID番号と照合する。
【0070】ステップS3によるID番号の照合の結
果、一致しない場合、あるいは一致するID番号がID
番号格納領域27に登録されていない場合は(ステップ
S4、NO)、処理を終了する。
果、一致しない場合、あるいは一致するID番号がID
番号格納領域27に登録されていない場合は(ステップ
S4、NO)、処理を終了する。
【0071】ステップS3によるID番号の照合の結
果、一致する場合、あるいは一致するID番号が登録さ
れている場合は(ステップS4、YES)、CPU20
はメインプログラムを起動して、当該携帯端末本体10
を使用可能にする(ステップS5)。
果、一致する場合、あるいは一致するID番号が登録さ
れている場合は(ステップS4、YES)、CPU20
はメインプログラムを起動して、当該携帯端末本体10
を使用可能にする(ステップS5)。
【0072】続いて、CPU20は、入力ペン14のR
AM32内の電子メールアドレス格納領域33に記憶さ
れている個人情報を読み出し、携帯端末本体10のRA
M26内の電子メールアドレス格納領域28に格納する
(ステップS6)。
AM32内の電子メールアドレス格納領域33に記憶さ
れている個人情報を読み出し、携帯端末本体10のRA
M26内の電子メールアドレス格納領域28に格納する
(ステップS6)。
【0073】携帯端末本体10の起動時に上記処理を行
うことにより、予め個人毎に与えられる入力ペン14を
所有していない者は、携帯端末本体10を使用すること
はできない。更に、入力ペン14の所持者であっても、
予め携帯端末本体10内のRAM26に自己のID番号
が登録されていない者は、携帯端末本体10を使用する
ことができない。このように、個人毎に所持する入力ペ
ン14を物理的なキーを用いるセキュリティ・チェック
方式では、従来のパスワード方式のセキュリティ・チェ
ックのように、パスワードの漏洩、偶然の一致などでセ
キュリティが破られてしまうという事態を回避すること
ができる。
うことにより、予め個人毎に与えられる入力ペン14を
所有していない者は、携帯端末本体10を使用すること
はできない。更に、入力ペン14の所持者であっても、
予め携帯端末本体10内のRAM26に自己のID番号
が登録されていない者は、携帯端末本体10を使用する
ことができない。このように、個人毎に所持する入力ペ
ン14を物理的なキーを用いるセキュリティ・チェック
方式では、従来のパスワード方式のセキュリティ・チェ
ックのように、パスワードの漏洩、偶然の一致などでセ
キュリティが破られてしまうという事態を回避すること
ができる。
【0074】更に、入力ペン14内のRAM32に、個
人情報(例えば電子メールの送信に関する各設定項目と
しての電子メール宛先、利用者ID番号、社員番号等)
を記憶しておき、電源ON時に読み出して、携帯端末本
体10内のRAM26に登録するようにしているので、
携帯端末本体10を複数のユーザが共有する場合であっ
ても、各ユーザは、使用する毎に上記個人情報を設定す
る作業を行う必要はなく、ユーザの作業が簡単になる。
人情報(例えば電子メールの送信に関する各設定項目と
しての電子メール宛先、利用者ID番号、社員番号等)
を記憶しておき、電源ON時に読み出して、携帯端末本
体10内のRAM26に登録するようにしているので、
携帯端末本体10を複数のユーザが共有する場合であっ
ても、各ユーザは、使用する毎に上記個人情報を設定す
る作業を行う必要はなく、ユーザの作業が簡単になる。
【0075】次に、図5、6は、本実施例による作業状
態データの退避、記憶処理の動作を示すフローチャート
であり、図5は電源OFF時の作業状態データ退避処
理、図6は電源ON時の作業状態データ記憶処理を示
す。
態データの退避、記憶処理の動作を示すフローチャート
であり、図5は電源OFF時の作業状態データ退避処
理、図6は電源ON時の作業状態データ記憶処理を示
す。
【0076】図5において、例えば携帯端末本体10の
電源OFFスイッチを押下すると、CPU20は処理を
開始する。CPU20は、まず、入力ペン14がペン収
納孔13に装着されているか否かを検出する(ステップ
S11)。装着されていないことを検出した場合は(ス
テップS11、NO)、表示部21に入力ペン14が未
装着であることをユーザに知らせる為のメッセージを表
示する。さらに、ブザー音を発生して、入力ペン14が
未装着であることをユーザに知らせる(ステップS1
6)。
電源OFFスイッチを押下すると、CPU20は処理を
開始する。CPU20は、まず、入力ペン14がペン収
納孔13に装着されているか否かを検出する(ステップ
S11)。装着されていないことを検出した場合は(ス
テップS11、NO)、表示部21に入力ペン14が未
装着であることをユーザに知らせる為のメッセージを表
示する。さらに、ブザー音を発生して、入力ペン14が
未装着であることをユーザに知らせる(ステップS1
6)。
【0077】CPU20は、入力ペン14が装着される
まで、一定時間間隔で上記ステップS11、16の処理
を繰り返す。尚、所定時間経過しても入力ペン14が装
着されない場合は、処理を中断するようにしてもよい。
まで、一定時間間隔で上記ステップS11、16の処理
を繰り返す。尚、所定時間経過しても入力ペン14が装
着されない場合は、処理を中断するようにしてもよい。
【0078】CPU20は、入力ペン14が装着されて
いることを検出した場合には(ステップS11、YE
S)、携帯端末本体10のRAM26内の環境ファイル
29に格納されている作業状態データを読み出して、こ
の作業状態データを入力ペン14のRAM32内の作業
状態データ格納領域35に書き込む(ステップS1
2)。
いることを検出した場合には(ステップS11、YE
S)、携帯端末本体10のRAM26内の環境ファイル
29に格納されている作業状態データを読み出して、こ
の作業状態データを入力ペン14のRAM32内の作業
状態データ格納領域35に書き込む(ステップS1
2)。
【0079】上記作業状態データの書き込みが終了する
と、CPU20は、表示部21に入力ペン14を取り外
す旨のメッセージを表示し、さらにブザー音を発生させ
る(ステップS13)。そして、入力ペン14が装着さ
れているか否かを判定する(ステップS14)。入力ペ
ン14が装着されているものと判定した場合には(ステ
ップS14、YES)、ユーザが未だ入力ペン14を取
り外していないことになるので、再びステップS13の
メッセージ表示、及びブザー音発生処理を行い、入力ペ
ン14が取り外されるまで、ステップS13、S14の
処理を繰り返す。
と、CPU20は、表示部21に入力ペン14を取り外
す旨のメッセージを表示し、さらにブザー音を発生させ
る(ステップS13)。そして、入力ペン14が装着さ
れているか否かを判定する(ステップS14)。入力ペ
ン14が装着されているものと判定した場合には(ステ
ップS14、YES)、ユーザが未だ入力ペン14を取
り外していないことになるので、再びステップS13の
メッセージ表示、及びブザー音発生処理を行い、入力ペ
ン14が取り外されるまで、ステップS13、S14の
処理を繰り返す。
【0080】これより、作業終了時に、ユーザが入力ペ
ン14を取り忘れることで上記電源ON時のセキュリテ
ィ・チェックが無意味なものとなってしまうという事態
を防ぐことができる。
ン14を取り忘れることで上記電源ON時のセキュリテ
ィ・チェックが無意味なものとなってしまうという事態
を防ぐことができる。
【0081】上記ステップS14で、入力ペン14が取
り外されたことを検出すると(ステップS14、N
O)、電源をOFFして、処理を終了する。このように
して、電源OFF時において、作業状態データを入力ペ
ン14内のRAM32に退避させて、保存することがで
きる。次に、上記電源OFF後に作業を再開するときの
処理を説明する。
り外されたことを検出すると(ステップS14、N
O)、電源をOFFして、処理を終了する。このように
して、電源OFF時において、作業状態データを入力ペ
ン14内のRAM32に退避させて、保存することがで
きる。次に、上記電源OFF後に作業を再開するときの
処理を説明する。
【0082】図6は、本実施例による電源ON時の作業
状態データの記憶処理を示す。同図において、ステップ
S21〜ステップS25までの処理は、図4に示す第一
の実施例のステップS1〜ステップS5までの処理と同
様である。
状態データの記憶処理を示す。同図において、ステップ
S21〜ステップS25までの処理は、図4に示す第一
の実施例のステップS1〜ステップS5までの処理と同
様である。
【0083】すなわち、例えば電源ONスイッチを押下
すると、CPU20は処理を開始する。CPU20は、
まず、入力ペン14がペン収納孔13に装着されている
か否かを検出する(ステップS21)。そして、入力ペ
ン14が未装着であることを検出した場合(ステップS
21、NO)には、装着されるまでの間、一定時間間隔
でステップS21の処理を繰り返す。このとき、ブザー
音を発生させる等して、ユーザに対して入力ペン14が
未装着であることを知らせるようにしてもよい。また、
図示していないが、一定時間経過しても入力ペン14が
装着されない場合は、処理を終了するようにしてもよ
い。
すると、CPU20は処理を開始する。CPU20は、
まず、入力ペン14がペン収納孔13に装着されている
か否かを検出する(ステップS21)。そして、入力ペ
ン14が未装着であることを検出した場合(ステップS
21、NO)には、装着されるまでの間、一定時間間隔
でステップS21の処理を繰り返す。このとき、ブザー
音を発生させる等して、ユーザに対して入力ペン14が
未装着であることを知らせるようにしてもよい。また、
図示していないが、一定時間経過しても入力ペン14が
装着されない場合は、処理を終了するようにしてもよ
い。
【0084】CPU20は、入力ペン14が装着されて
いることを検出した場合(ステップS21、YES)に
は、入力ペン14のRAM32のID番号格納領域34
よりユーザ固有のID番号を読み出し、携帯端末本体1
0のCPU20内のメモリ等に取り込む(ステップS2
2)。次に、CPU20は、携帯端末本体10のRAM
26内のID番号格納領域27に予め登録されている登
録ID番号を読み出して、上記ユーザ固有のID番号と
照合する(ステップS23)。上記ID番号格納領域2
7には、複数のユーザのID番号が登録されているもの
であってもよく、この場合は、登録されている複数のI
D番号(登録ID番号)を順次読み出して、上記ユーザ
固有のID番号と照合する。
いることを検出した場合(ステップS21、YES)に
は、入力ペン14のRAM32のID番号格納領域34
よりユーザ固有のID番号を読み出し、携帯端末本体1
0のCPU20内のメモリ等に取り込む(ステップS2
2)。次に、CPU20は、携帯端末本体10のRAM
26内のID番号格納領域27に予め登録されている登
録ID番号を読み出して、上記ユーザ固有のID番号と
照合する(ステップS23)。上記ID番号格納領域2
7には、複数のユーザのID番号が登録されているもの
であってもよく、この場合は、登録されている複数のI
D番号(登録ID番号)を順次読み出して、上記ユーザ
固有のID番号と照合する。
【0085】ステップS23によるID番号の照合の結
果、一致しない場合、すなわち、ユーザ固有のID番号
と一致するID番号がID番号格納領域27に登録され
ていない場合は(ステップS24、NO)、処理を終了
する。
果、一致しない場合、すなわち、ユーザ固有のID番号
と一致するID番号がID番号格納領域27に登録され
ていない場合は(ステップS24、NO)、処理を終了
する。
【0086】ステップS23によるID番号の照合結
果、一致する場合、すなわち、ユーザ固有のID番号と
一致するID番号がID番号格納領域27に登録されて
いた場合は(ステップS24、YES)、CPU20は
メインプログラムを起動して、携帯端末本体10を使用
可能にする(ステップS25)。
果、一致する場合、すなわち、ユーザ固有のID番号と
一致するID番号がID番号格納領域27に登録されて
いた場合は(ステップS24、YES)、CPU20は
メインプログラムを起動して、携帯端末本体10を使用
可能にする(ステップS25)。
【0087】続いて、CPU20は、上記図5の処理に
おいて入力ペン14のRAM32内に退避させた作業状
態データを、作業状態データ格納領域35より読み出
す。そして、その読み出した作業状態データを、携帯端
末本体10のRAM26の環境ファイル29内に格納す
る(ステップS26)。
おいて入力ペン14のRAM32内に退避させた作業状
態データを、作業状態データ格納領域35より読み出
す。そして、その読み出した作業状態データを、携帯端
末本体10のRAM26の環境ファイル29内に格納す
る(ステップS26)。
【0088】最後に、CPU20は、上記RAM26の
環境ファイル29の内容に基づく起動時の処理、すなわ
ちアプリケーション・ソフトウェアの起動、ファイル選
択、モード設定等の処理を行い(ステップS27)、処
理を終了する。
環境ファイル29の内容に基づく起動時の処理、すなわ
ちアプリケーション・ソフトウェアの起動、ファイル選
択、モード設定等の処理を行い(ステップS27)、処
理を終了する。
【0089】上記処理を電源ON時に行うことにより、
作業終了時から作業再開時までの間に、他のユーザが携
帯端末本体10を使用することで、携帯端末本体10内
の環境ファイル29の内容が変わった場合でも、各ユー
ザは自己の作業終了時の状態から作業を再開することが
できる。尚、図4に示す処理と図6に示す処理は、重複
して行なっても良いし、いずれか一方だけを行なうよう
にしても良い。
作業終了時から作業再開時までの間に、他のユーザが携
帯端末本体10を使用することで、携帯端末本体10内
の環境ファイル29の内容が変わった場合でも、各ユー
ザは自己の作業終了時の状態から作業を再開することが
できる。尚、図4に示す処理と図6に示す処理は、重複
して行なっても良いし、いずれか一方だけを行なうよう
にしても良い。
【0090】以上、詳細に説明したように、本発明によ
れば、ペン入力携帯端末装置を使用する際には必需品と
なる入力ペン14を利用して、入力ペン14内にメモリ
(RAM32)を設けて、このメモリ内の各記憶領域
(ID番号格納領域34、電子メールアドレス格納領域
33、作業状態データ格納領域35)に所定のデータを
登録、あるいは退避させておくことで、複数のユーザが
携帯端末本体10を共有して使用する場合でも、セキュ
リティを確保でき、また各ユーザ毎の作業し易い作業環
境を提供することができる。
れば、ペン入力携帯端末装置を使用する際には必需品と
なる入力ペン14を利用して、入力ペン14内にメモリ
(RAM32)を設けて、このメモリ内の各記憶領域
(ID番号格納領域34、電子メールアドレス格納領域
33、作業状態データ格納領域35)に所定のデータを
登録、あるいは退避させておくことで、複数のユーザが
携帯端末本体10を共有して使用する場合でも、セキュ
リティを確保でき、また各ユーザ毎の作業し易い作業環
境を提供することができる。
【0091】尚、入力ペン14内のメモリに登録・退避
するデータは、上記各実施例で説明したものに限らな
い。例えば、上記環境設定データ(例えばワープロ等に
おける文字飾、文字サイズ、改行幅、画面モード等の入
力環境を設定するデータ)を入力ペン14内のメモリに
登録しておき、電源ON時に読み出して携帯端末本体1
0のRAM内の環境ファイルに設定することで、複数の
ユーザが携帯端末本体10を共有する場合でも、入力ペ
ン14の所持者は、起動後、直ちに各個人の環境で作業
を行うことができる。
するデータは、上記各実施例で説明したものに限らな
い。例えば、上記環境設定データ(例えばワープロ等に
おける文字飾、文字サイズ、改行幅、画面モード等の入
力環境を設定するデータ)を入力ペン14内のメモリに
登録しておき、電源ON時に読み出して携帯端末本体1
0のRAM内の環境ファイルに設定することで、複数の
ユーザが携帯端末本体10を共有する場合でも、入力ペ
ン14の所持者は、起動後、直ちに各個人の環境で作業
を行うことができる。
【0092】また、ペン入力携帯端末装置の手書き文字
入力の認識に関して、個人毎の“くせ字”を登録する機
能があるが、複数のユーザが携帯端末本体10を共有す
る場合には、使用する毎に“くせ字”の登録を行わなけ
ればならないことになる。よって、入力ペン14内のメ
モリに、入力ペン14の所持者個人の“くせ字”を登録
しておき、使用する毎に登録した“くせ字”を読み出し
て、携帯端末本体10内のくせ字登録内容を書き換える
ようにしてもよい。
入力の認識に関して、個人毎の“くせ字”を登録する機
能があるが、複数のユーザが携帯端末本体10を共有す
る場合には、使用する毎に“くせ字”の登録を行わなけ
ればならないことになる。よって、入力ペン14内のメ
モリに、入力ペン14の所持者個人の“くせ字”を登録
しておき、使用する毎に登録した“くせ字”を読み出し
て、携帯端末本体10内のくせ字登録内容を書き換える
ようにしてもよい。
【0093】また、本発明によるペン入力携帯端末装置
のセキュリティ・チェックは、起動時に入力ペン14内
のメモリに記憶されているID番号を読み出して照合す
る方式で行っていたが、これに限るものではない。従来
のパスワード入力方式と組合せて、ID番号が一致し且
つパスワードが一致したときのみ、携帯端末本体10を
使用可能にするようにしてもよい。あるいはID番号が
一致し且つパスワードが一致したときのみ、携帯端末本
体10内に格納されている特定の文書ファイルを参照、
編集可能にしてもよい。
のセキュリティ・チェックは、起動時に入力ペン14内
のメモリに記憶されているID番号を読み出して照合す
る方式で行っていたが、これに限るものではない。従来
のパスワード入力方式と組合せて、ID番号が一致し且
つパスワードが一致したときのみ、携帯端末本体10を
使用可能にするようにしてもよい。あるいはID番号が
一致し且つパスワードが一致したときのみ、携帯端末本
体10内に格納されている特定の文書ファイルを参照、
編集可能にしてもよい。
【0094】また、上述した実施例では、複数の人間が
携帯端末本体10を共有して使用する場合について説明
したが、本発明によるペン入力携帯端末装置の適用は、
このような状況に限るものではない。従来と同様に個人
専用のペン入力携帯端末装置として使用する場合にも適
用できる。このような場合、例えば通常使用する作業環
境を入力ペン14のメモリ内に登録しておき、携帯端末
本体10の作業環境を変更して使用することがあった場
合に、その後に元の環境(上記通常使用する作業環境)
に戻す際に入力ペン14を用いるようにしてもよい。
携帯端末本体10を共有して使用する場合について説明
したが、本発明によるペン入力携帯端末装置の適用は、
このような状況に限るものではない。従来と同様に個人
専用のペン入力携帯端末装置として使用する場合にも適
用できる。このような場合、例えば通常使用する作業環
境を入力ペン14のメモリ内に登録しておき、携帯端末
本体10の作業環境を変更して使用することがあった場
合に、その後に元の環境(上記通常使用する作業環境)
に戻す際に入力ペン14を用いるようにしてもよい。
【0095】更に、本発明は、ペン入力携帯端末装置に
関するものとして説明したが、これに限るものではな
い。例えば、ペンによる入力装置を備えたパーソナルコ
ンピュータ等に適用されるものであっても良い。この場
合、例えば会社内の一部署に備えられたパーソナルコン
ピュータを当該部署に所属する社員のみが使用できるよ
うにすることで、この部署内の機密情報が他に漏洩する
ことを防ぐことができる。
関するものとして説明したが、これに限るものではな
い。例えば、ペンによる入力装置を備えたパーソナルコ
ンピュータ等に適用されるものであっても良い。この場
合、例えば会社内の一部署に備えられたパーソナルコン
ピュータを当該部署に所属する社員のみが使用できるよ
うにすることで、この部署内の機密情報が他に漏洩する
ことを防ぐことができる。
【0096】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
ペン入力携帯端末装置によれば、パスワード入力方式の
ように偶然の一致やパスワードの漏洩によりセキュリテ
ィが無効になってしまうことはなく、入力ペンの所持者
のみが装置を使用することができる。また、ペン入力携
帯端末装置の必需品である入力ペンを、セキュリティ・
チェックの物理的なキーとして用いるようにしたこと
で、新たな付加装置を設ける必要はなく、簡単な構成で
実現できる。
ペン入力携帯端末装置によれば、パスワード入力方式の
ように偶然の一致やパスワードの漏洩によりセキュリテ
ィが無効になってしまうことはなく、入力ペンの所持者
のみが装置を使用することができる。また、ペン入力携
帯端末装置の必需品である入力ペンを、セキュリティ・
チェックの物理的なキーとして用いるようにしたこと
で、新たな付加装置を設ける必要はなく、簡単な構成で
実現できる。
【0097】更に、入力ペンに個人毎の各種設定データ
の登録、作業状態データの退避を行う記憶媒体の機能を
持たせるようにすることで、複数のユーザで携帯端末本
体を共有する場合でも、各ユーザは携帯端末本体を使用
する毎に、各ユーザ固有の作業環境を再設定する作業を
行う必要はなく、単に入力ペンを携帯端末本体に挿入す
るだけの操作で、常に個人毎の快適な作業環境から使用
開始することができる。
の登録、作業状態データの退避を行う記憶媒体の機能を
持たせるようにすることで、複数のユーザで携帯端末本
体を共有する場合でも、各ユーザは携帯端末本体を使用
する毎に、各ユーザ固有の作業環境を再設定する作業を
行う必要はなく、単に入力ペンを携帯端末本体に挿入す
るだけの操作で、常に個人毎の快適な作業環境から使用
開始することができる。
【図1】本発明の一実施例によるペン入力携帯端末装置
の外観構成図である。
の外観構成図である。
【図2】携帯端末本体の回路構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】入力ペンの回路構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例による個人情報登録処理の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】本実施例による電源OFF時の作業状態データ
退避処理の動作を示すフローチャートである。
退避処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施例による電源ON時の作業状態データ記
憶処理の動作を示すフローチャートである。
憶処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来のペン入力携帯端末装置の構成を説明する
図である。
図である。
10 携帯端末本体 11 表示画面 12 タッチパネル 13 ペン収納孔 14 入力ペン 15 コネクタ 16 コネクタ 17 メモリ 20 CPU 21 表示部 22 タブレット 23 外部記憶部 24 電子メール通信部 25 ペン通信部 26 RAM 27 ID番号格納領域 28 電子メールアドレス格納領域 29 環境ファイル 30 通信部 31 制御部 32 RAM 33 電子メールアドレス格納領域 34 ID番号格納領域 35 作業状態データ格納領域 36 電源部 37 電池 40 携帯端末本体 41 表示画面 42 タッチパネル 43 ペン収納孔 44 入力ペン
Claims (4)
- 【請求項1】 入力ペンと該入力ペンによって入力が行
われる携帯端末本体を備えたペン入力携帯端末装置にお
いて、 前記入力ペンは、 該入力ペンに対して与えられたID番号を記憶する記憶
手段と、 該記憶手段に記憶されている前記ID番号を前記携帯端
末本体に送信する送信手段を有し、 前記携帯端末本体は、 前記送信手段より送信される前記ID番号を受信する受
信手段と、 該受信手段によって受信される前記ID番号と予め登録
してある登録ID番号とを照合して一致した場合に当該
携帯端末本体を使用可能にするセキュリティ手段と、 を有することを特徴とするペン入力携帯端末装置。 - 【請求項2】 入力ペンと該入力ペンによって入力が行
われる携帯端末本体を備えたペン入力携帯端末装置にお
いて、 前記入力ペンは、 前記携帯端末本体の作業環境を該入力ペンの所持者個人
に対応する作業環境に設定するための個人情報を記憶す
る記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている前記個人情報を前記携帯端
末本体に送信する送信手段を有し、 前記携帯端末本体は、 前記送信手段より送信される前記個人情報を受信する受
信手段と、 該受信手段によって受信される前記個人情報に基づいて
該携帯端末本体の作業環境を設定する制御手段と、 を有することを特徴とするペン入力携帯端末装置。 - 【請求項3】 前記個人情報は、電子メールを送信する
際の個人設定データであることを特徴とする請求項2記
載のペン入力携帯端末装置。 - 【請求項4】 入力ペンと該入力ペンによって入力が行
われる携帯端末本体を備えたペン入力携帯端末装置にお
いて、 前記入力ペンは、 前記携帯端末本体の電源オフ時における該携帯端末本体
の作業状態を示す作業状態データを記憶する記憶手段
と、 前記携帯端末本体との間で前記作業状態データを送受信
する第1の通信手段と、 該第1の通信手段によって送受信される前記作業状態デ
ータを前記記憶手段に書込む制御、あるいは前記記憶手
段から前記作業状態データを読出す制御を行うメモリ制
御手段とを有し、 前記携帯端末本体は、 前記入力ペンの第1の通信手段との間で前記作業状態デ
ータを送受信する第2の通信手段と、 電源オフ時において該第2の通信手段を介して前記作業
状態データを前記入力ペンに送信させ、起動時において
前記第2の通信手段を介して受信した前記作業状態デー
タに基づいて該携帯端末本体の作業環境を設定する制御
手段と、 を有することを特徴とするペン入力携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30474696A JPH10143269A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | ペン入力携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30474696A JPH10143269A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | ペン入力携帯端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10143269A true JPH10143269A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17936728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30474696A Abandoned JPH10143269A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | ペン入力携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10143269A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000099076A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Fujitsu Ltd | 音声認識を活用した実行環境設定装置及び方法 |
JP2000099184A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Sharp Corp | 情報システム |
WO2007020857A1 (ja) * | 2005-08-19 | 2007-02-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 携帯端末装置 |
JP2009267748A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Kyocera Corp | 情報端末および端末操作方法 |
KR20130107122A (ko) * | 2012-03-21 | 2013-10-01 | 삼성전자주식회사 | 애플리케이션 또는 컨텐트를 추천하는 이동 통신 단말 및 추천 방법 |
WO2015189962A1 (ja) * | 2014-06-12 | 2015-12-17 | 株式会社 東芝 | 手書きのための電子機器および方法 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP30474696A patent/JPH10143269A/ja not_active Abandoned
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000099184A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Sharp Corp | 情報システム |
JP2000099076A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Fujitsu Ltd | 音声認識を活用した実行環境設定装置及び方法 |
WO2007020857A1 (ja) * | 2005-08-19 | 2007-02-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 携帯端末装置 |
US8280440B2 (en) | 2005-08-19 | 2012-10-02 | Panasonic Corporation | Mobile terminal device capable of restoring an original function |
JP5068161B2 (ja) * | 2005-08-19 | 2012-11-07 | パナソニック株式会社 | 携帯端末装置 |
JP2009267748A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Kyocera Corp | 情報端末および端末操作方法 |
KR20130107122A (ko) * | 2012-03-21 | 2013-10-01 | 삼성전자주식회사 | 애플리케이션 또는 컨텐트를 추천하는 이동 통신 단말 및 추천 방법 |
US10225704B2 (en) | 2012-03-21 | 2019-03-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile communication terminal and method of recommending application or content |
US10820168B2 (en) | 2012-03-21 | 2020-10-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile communication terminal and method of recommending application or content |
WO2015189962A1 (ja) * | 2014-06-12 | 2015-12-17 | 株式会社 東芝 | 手書きのための電子機器および方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20040827 |