JPH10145217A - 集積回路チップ及び電気的システム - Google Patents
集積回路チップ及び電気的システムInfo
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Abstract
ート素子による抵抗の必要性を低減する、コンパクトな
双方向集積回路通信配置を実現する。 【解決手段】 制御可能なインピーダンス配置が集積回
路の適応可能入出力ポートにおいて用いられ、通信信号
を送信するか受信するかに従って当該ポートがそのイン
ピーダンスを適応させることを可能にする。制御可能イ
ンピーダンス配置は、対応する信号レベルにおける信号
の送出に対する相異なった特定のインピーダンス、ある
いはデータ信号を受信する際には終端インピーダンス、
を実現する。このインピーダンス配置により、入出力ポ
ート及び対応する集積回路が、従来技術に係る集積回路
と比較してよりコンパクトな大きさを有することが可能
になる。
Description
に、集積回路チップの入出力部に関する。
り低い消費電力で実現する機能を有する集積回路チップ
は、チップ及びシステム製作者にとって常に目標であり
続けている。現在では、集積回路におけるトランジスタ
は、集積回路チップ間でのデータを伝達する通常の導線
による配線の能力を越える高速データ伝送に必要とされ
るスイッチング性能を実現することが可能である。より
詳細に述べれば、ゲート長1μm以下の金属酸化物半導
体トランジスタ(MOSFET)は、毎秒1Gビットの
オーダーで転送されるデータを生成することが可能であ
るが、これは、デュアルインラインパッケージ(DI
P)、ボンディング配線、及びプリント回路基板(PC
B)に形成された従来の金属配線等の従来技術に係る相
互接続配線の能力を越えている。この種の相互接続配線
上で実現可能なデータレートを制限するものには、接地
電位の変動や信号の反射が含まれる。
ライバの多くのものが同時にスイッチングする際に発生
する。この同時スイッチングにより、チップ内の接地線
及び電力分配システムに過渡的電流が流れ、そのために
チップ内のスイッチングデバイスが誤ってスイッチング
したり、システムエラーやデータ消失が起こり得る。誘
導雑音に関するより詳細な議論は、T.J.Gabara,"Ground
Bounce Control in CMOS Integrated Circuits", Dige
st of Technical Papers-IEEE InternationalSolid-Sta
te Circuits Conference, pp.88-89(1988)に見い出され
る。この論文は本発明の参照文献である。
電位の変動は、通常、送出される信号の立ち上がり及び
立ち下がりレートを最大でも1ナノ秒/Vから2ナノ秒
/Vに制限することによって無視しうるレベルに保たれ
ている。その結果、データ信号の論理状態の遷移を表わ
す5Vという比較的大きな電圧振幅に対しては、5ナノ
秒から10ナノ秒という非常に長い時間が必要になって
しまう。この遷移時間は、対応するデータレートを、最
大でも毎秒約25Mビットから毎秒50Mビットに制限
する。さらに、このような比較的大きな電圧振幅は、通
常数百ミリワットのオーダーという望ましくないほど大
きな電力を消費してしまう。高速トランシーバロジック
(HSTL)やガニングトランシーバロジック(GT
L)等の通信標準に従ったシステム等の複数個の既存の
システムは、電圧振幅を1V未満に抑制することによっ
て、電力消費並びにスイッチング時間を低減している。
その結果、達成可能なデータレートは、対応するファク
ター5以上に増大する。
ータレートにおいては、相互接続配線の不連続性によっ
て送信されたデータ信号の一部が送出側集積回路へ反射
して戻ってしまうという問題がある。このような信号の
反射は、しばしば、送出された信号を歪ませるように結
合し、宛て先集積回路によって受信される信号を劣化さ
せる。このような不連続性を低減するために、システム
の相互接続配線としてトランスミッションライン(伝送
線)構造が用いられてきている。これらのシステムにお
いては、ディスクリート素子による終端抵抗が、伝送線
の受信側集積回路の入力バッファに近接した位置にしば
しば接続されている。終端抵抗は、不連続性並びに入力
バッファと伝送線とのインターフェースによって引き起
こされる対応する信号の反射を実質的に低減する目的
で、伝送線の特性インピーダンスと整合するインピーダ
ンスを有している。相互接続配線に伝送線構造を用いる
手法は、H.B.Bakoglu, Circuits, Interconnections, a
nd Packaging for VLSI, Ch.6, pp.226-273(Addison-We
sley Publishing Co. 1990)により詳細に記述されてい
る。
伝送線を介して双方向通信を実現する従来技術に係る集
積回路及びシステム配置は、単一方向伝送線配置の2倍
の電力を消費するという欠点を有している。この消費電
力の増大は、集積回路の対応する入出力ポートによる伝
送線の双方の終端部に終端抵抗を使用することに起因す
る。この種の抵抗は、ポートがデータ信号を受信する際
には信号の反射を低減するが、そのポートがデータ信号
を送出する際には付加的なDC電流を引き出してしま
い、その結果消費電力が増大する。単一方向相互接続配
線配置は、消費電力は少ないものの、双方向相互接続配
線配置と比較して、通信ポートの数が2倍、すなわちそ
れぞれ個別の入力ポート及び出力ポート、必要となり、
さらに、通信するチップ間の相互接続配線の数が2倍必
要になる。さらに、単一方向及び双方向配置の双方にお
いて用いられるディスクリート素子による終端抵抗は、
対応するシステムのPCBの大きさ並びに複雑さを増大
させる。
よる抵抗の必要性を低減する、コンパクトな双方向集積
回路通信配置が必要とされている。
かつ、比較的低消費電力であることあるいは電源の数が
低減されること等の望ましい特徴が、制御可能なインピ
ーダンス配置をオンチップで集積回路の入出力ポート内
に配置することによって実現可能であるという発見に基
づいている。この制御可能なインピーダンス配置によ
り、通信信号を送信中であるかあるいは受信中であるか
に従って、ポートがそのインピーダンスを適応させるこ
とが可能になる。制御可能なインピーダンス配置は、対
応するそれぞれの信号レベルにおいて送出される信号に
対して相異なった特定のインピーダンスを実現し、ま
た、データ信号を受信する際には終端インピーダンスを
実現する。このインピーダンス配置をチップの入出力ポ
ートに用いることにより、外部のディスクリート素子に
よる終端抵抗を用いる必要性を大幅に低減して通常は無
くし、よって対応するPCBをコンパクトにして複雑さ
の低減を容易にする。
能なインピーダンス配置は、例えばスイッチ可能なイン
ピーダンス素子の配置、という形態を取るものである
が、接続されている通信線、入力バッファ及び入出力ポ
ート内の少なくとも2つの電源に対してそれぞれ対応す
るインピーダンス値を示す。本明細書においては、”入
力バッファ”という術語は、一般的には、集積回路に対
する入力信号を検出するデバイス、回路あるいは配置
を、これらのデバイス、回路あるいは配置がその信号の
信号レベルをさらなる処理あるいは操作目的で保持する
か否かに拘らず、指し示している。ポートが入力ポート
として動作している場合には、本発明に係るインピーダ
ンス配置は、通信線に対して終端インピーダンスを与え
る。逆に、データ信号を送信する場合には、本発明に係
るインピーダンス配置は、通信線と電源との間に相異な
ったインピーダンスを与えるか、あるいは、通信線に希
望する信号レベルを生成する目的で通信線を電源から切
り離す。
(CMOS)、エミッタ結合ロジック(ECL)、トラ
ンジスタ−トランジスタロジック(TTL)、ガニング
トランシーバロジック(GTL)、定電圧差動振幅(L
VDS)、擬似エミッタ結合ロジック(PECL)及び
高速トランシーバロジック(HSTL)等の既存の標準
を含む高速通信標準に従ったチップ間通信に関しても有
効である。
下の実施例の説明並びに添付図面からより明らかとな
る。
トにおいて制御可能なインピーダンス配置を用いること
によって、当該ポートが通信信号を送出しているかある
いは受信しているかに基づいてそのインピーダンスを有
効に適応させることを可能にすることに基づいている。
より詳細に述べれば、オンチップ制御可能インピーダン
ス配置により、それぞれの信号レベルにおける信号の送
出に対応する相異なった特性インピーダンス、あるいは
データ信号を受信する場合の終端インピーダンスが実現
される。
ダンス配置は、入力バッファ、通信線及び集積回路の少
なくとも2つの電源に対して接続されている。このよう
にして、本発明に係る制御可能インピーダンス配置は、
入力バッファでデータ信号を受信する場合には、入出力
ポートと通信線との接続部における反射を最小化する目
的で、終端インピーダンスを実現する。本明細書におい
ては、”入力バッファ”という術語は、一般的には、集
積回路に対する入力信号を検出するデバイス、回路ある
いは配置を、これらのデバイス、回路あるいは配置がそ
の信号の信号レベルをさらなる処理あるいは操作目的で
保持するか否かに拘らず、指し示している。
は、通信線と2つの電源との間の対応する電力分割配置
を実現しており、特定の信号レベルの対応するデータ信
号を生成して通信線上に送出する。当該インピーダンス
配置は、例えば電力消費を低減もしくは電源の数を低減
する等の利点を実現する目的においてインプリメントさ
れる場合もある。このために、比較的コンパクトな大き
さで、かつより簡潔なプリント回路基板(PCB)ある
いはマルチチップモジュール(MCM)等のシステム基
板を用いた配置が実現され得る。
おいて制御可能インピーダンス配置を実現するために、
種々の集積回路チップ配置が用いられ得る。本発明に従
って相異なった制御可能インピーダンス配置を用いた適
応入出力ポートの実施例が図3、4及び5に示してあ
る。しかしながら、これらの明示した回路配置は単に例
示目的であって本発明の適用範囲を限定するものではな
いことに留意されたい。
成することが可能な電力消費の低減を理解する目的で、
高速トランシーバロジック(HSTL)に従った従来技
術に係る単一方向及び双方向入出力ポートにおける電力
消費が、それぞれ図1及び図2に関連して記述される。
HSTL標準は、”高速トランシーバロジック(HST
L)−デジタル集積回路向けインターフェース標準に基
づく1.5V出力バッファ電源電圧”、Electronic Ind
ustries Association、EIA/JEDEC標準8−6(1995
年8月)により詳細に記述されている。当該文献は本発
明の参照文献である。図1は、従来技術に係る単一方向
通信配置を示している。図1においては、第一集積回路
1が第二集積回路10宛に第一相互接続配線2を介して
通信信号を送出する。同様に、第二集積回路10は第二
相互接続配線12を介して通信信号を第一集積回路1宛
に送出する。
ドライバ4を第二集積回路10の入力バッファ15に接
続し、相互接続配線12は、第二集積回路10の出力ド
ライバ14を第一集積回路1の入力バッファ5に接続し
ている。さらに、相互接続配線2及び12は、それぞれ
対応する特性インピーダンスZ0を有する従来技術に係
る伝送線構造を有している。対応するそれぞれの入力バ
ッファ5及び15及び出力ドライバ4及び14は、2つ
の相互接続配線2及び12を介した集積回路1及び10
の間の双方向通信を可能にする。
ダンスZ0と整合するインピーダンスを有する終端抵抗
6及び16が、それぞれ入力バッファ5及び15の近傍
で、0.75V電源に対して接続されている。終端抵抗
6及び16は、入力バッファ5及び15と伝送線2及び
12との間の接続における不連続性によって引き起こさ
れる信号の不要な反射を実質的に低減する。出力ドライ
バ4及び14の各々には、それぞれ伝送線2及び12に
対して接続された2つの抵抗7及び8と対応するスイッ
チ17及び18が含まれている。スイッチ17及び18
は、さらに、それぞれ1.5V電源及び接地電位に接続
されている。抵抗7及び8の各々は、伝送線2及び12
の特性インピーダンスに一致するインピーダンスZ0を
有している。
18は、制御信号DATA及びその反転信号DATAバ
ーに基づいて交互に閉じ、論理信号1あるいは0を表わ
すおよそ1.125Vあるいは0.375Vの信号を対
応する伝送線2及び12上に生成する。論理1あるいは
0を表す信号の各々を送信するために消費される電力
は、P=V2/R=(.75V)2/(2Z0) Wであっ
て、伝送線2及び12の特性インピーダンスZ0が50
Ωである場合には伝送線当たり5.6mWとなる。
ポート間の従来技術に係るHSTL双方向相互接続配線
方式が図2に示してある。この方式においては、図1の
伝送線2及び12の代わりによりコンパクトな単一の伝
送線2’が用いられているが、図1に示した配置の場合
の2倍の電力、すなわち伝送線2’が50Ωの特性イン
ピーダンスを有している場合には11.2mW、を消費
する。図1及び図2における対応する同様の素子、例え
ば集積回路1及び10、抵抗7及び8、及びスイッチ1
7及び18等には、例示を容易にするために同一の参照
番号が付されている。図2においては、第一及び第二集
積回路1及び10の入出力ポート20及び22は、伝送
線2’に接続されている。
た入力バッファ5及び15と出力ドライバ4及び14の
組み合わせに対応しており、それぞれ共通の伝送線に接
続されている。しかしながら、抵抗7及び8は、Z0/
2に対応するインピーダンス、すなわち図1に示した単
一方向配置における対応する抵抗の半分のインピーダン
スを有している。さらに、伝送線2’の特性インピーダ
ンスに整合するインピーダンスZ0を有する終端抵抗6
及び16が、信号を受信する際の検出を容易にするため
に、ポート20及び22の近傍において伝送線2’と
0.75V電源との間に接続されている。
18は、データ信号を送信する際には交互に閉じ、デー
タ信号を受信する際には共に開である。集積回路チップ
1及び10におけるそれぞれのスイッチ17及び18の
動作は、制御信号A、B、C及びDによって制御されて
いる。図1の単一方向配置において信号を送出する際と
同一の1.125V及び0.375Vという論理1及び
論理0信号のレベルを維持するために、入出力ポート2
0及び22における抵抗7及び8のインピーダンス値
は、単一方向配置の場合の値の半分に設定されている。
なぜなら、ポート20あるいは22のいずれかがデータ
を送出している際に終端抵抗6及び16に付加的なDC
電流が流れるからである。その結果、このような双方向
配置における消費電力は、P=V2/R=(.75V)2
/Z0 W、すなわち伝送線2’の特性インピーダンスZ
0が50Ωの場合には11.2mWとなる。この消費電
力は、図1の単一方向配置の場合の2倍である。
積回路チップの適応入出力配置においては、単一相互接
続配線を介した双方向通信を、例えば図2に示した従来
技術に係る双方向配置と比較してより低い電力消費で実
現することが可能である。さらに、このような適応入出
力ポートを、例えば図1に示した従来技術に係る単一方
向配置の場合の消費電力とほぼ等しいオーダーの消費電
力で実現することも可能である。本発明のそのような実
施例に係る第一及び第二集積回路101及び151の適
応入出力ポート100及び150が図3に示してある。
た通信を実現するために適応入出力ポート100及び1
50を用いることは、単に例示目的であって本発明の適
用範囲を制限するものではない。本発明に従う集積回路
チップが、通常より多くの数の入出力ポートを有してい
ることは容易に理解される。さらに、本発明に係る入出
力ポートが、例えば図2に示してあるような従来技術に
係る入出力ポート等との間で通信信号を送受信すること
も可能である。集積回路101及び151が、例えばプ
リント回路基板やマルチチップモジュール等、通信線1
15の構造を維持する基板上に配置されることも可能で
ある。
入力バッファ105、及び通信線115に接続されたイ
ンターフェース103に接続されている、破線110に
よって囲まれた範囲内の制御可能インピーダンス配置が
含まれている。本明細書においては、インターフェース
103は、インピーダンス配置110と通信線115と
の接続を可能にする導電性素子を一般的に指し示してい
る。インターフェース103は、金属配線であり、接続
された素子110と通信線115との間に電気的なイン
ピーダンスを実現するものであることが可能である。通
信線115は、特性インピーダンスZ0を有する伝送線
構造を取るものであってもよい。本明細書においては、
伝送線という術語は、実質的に信号速度の信号周波数に
対する比に依存せずに、信号をある点から別の点へ伝達
するあらゆる配線を指し示している。入力バッファ10
5の配置例には、従来技術に係る集積回路に通常用いら
れるような配置が含まれる。この種の入力バッファは、
B.Gunning et al., "A CMOS Low-Voltage-Swing Transm
ission-Line Transceiver", Digest of TechnicalPaper
s-IEEE International Solid-State Circuits Conferen
ce, pp.58-59(1992)により詳細に記述されている。当該
論文は、本発明の参照論文である。
々、それぞれ対応する電源VR、VP及びVSSに接続され
た3つのスイッチ可能インピーダンス素子120、12
5及び130を有している。スイッチ可能インピーダン
ス素子120、125、及び130は、各々、対応する
インピーダンス値を対応する電源とインターフェース1
03との間に実現することができるようにスイッチする
ことが可能である。スイッチ可能インピーダンス素子1
20、125、及び130は、さらに、各々対応電源と
インターフェース103との間を開回路にすることがで
きるようにスイッチすることが可能である。
ス素子120、125及び130は、スイッチ145に
接続されたインピーダンス素子140によって模式的に
表現することが可能である。図3に示した実施例におい
ては、ポート100に対する制御信号A1、A2及びA
3とポート150に対する制御信号A4、A5及びA6
とに基づいてそれぞれの素子間でインピーダンスZ0を
実現するように活性化され得る。従って、例えば抵抗、
抵抗とインダクタとの組み合わせ、及び/あるいは抵抗
とキャパシタの組み合わせ等のオンチップインピーダン
ス素子がインピーダンス素子140として、及び、従来
技術に係る集積回路トランジスタスイッチ等のスイッチ
がスイッチ145として、それぞれ用いられることが可
能である。
125及び130に用いられ得るその他の集積回路配置
には、例えば、スイッチング機能を実行可能であってか
つ所定のインピーダンス値を実現することも可能な受動
素子配置及び能動インピーダンス素子が含まれる。本発
明の出願人の所有する米国特許第5,194,765
号、第5,243,229号及び5,298,800号
に記載された能動抵抗デバイス等がその例である。当該
米国特許は本発明の参照文献である。この種の能動イン
ピーダンス素子は、所定のスイッチ可能インピーダンス
値を実現するために、個別に用いられることも、並列に
用いられることも、カスケード接続あるいは直列接続さ
れることも可能である。図3に示した配置に従ったHS
TL通信に関しては、インピーダンス素子140は、各
々、通信線115の特性インピーダンスZ0に対応する
インピーダンスZ0を有している。
は、通信線115上の所定の第一及び第二信号レベルと
チップ101及び151のインピーダンス素子120、
125及び130に対して用いられるインピーダンス値
に基づいて選択される。第二電源VSSがそれぞれのチッ
プ101及び151のチップ内接地電位であることも可
能である。さらに、電源VRによって供給される電圧
は、終端インピーダンスに所定のバイアスを供給するの
に充分なものでなければならない。従って、第一及び第
二信号レベルのそれぞれに対して入力バッファ105の
ノイズフロア及びシーリングを避ける目的で、(VR−
VSS)が実質的に(VP−VSS)/2 に等しくなるよ
うに電源VRによって供給される電圧を用いることが有
効である。
ンス素子120、125及び130が通信線115の特
性インピーダンスと実質的に等しいインピーダンスを有
しており、かつ、電圧(VR−VSS)が実質的に(VP−
VSS)/2に等しい場合には、ポート100あるいは1
50によって通信線115上に生成される通信信号は、
0.75(VP−VSS)あるいは0.25(VP−VSS)
の大きさを有する。よって、ポート100あるいは15
0がHSTL標準に従う場合には、電源電圧VP−VSS
=1.5Vを用いると、第一及び第二信号レベルとして
それぞれ1.125V及び0.375Vが生成される。
これらは、図1及び図2に示した従来技術に係るHST
L配置において用いられているものに対応する。
いは150は、各々、インピーダンス素子120を活性
化しつつインピーダンス素子125及び130を不活性
化することによって、他方のポートからの通信信号を受
信する入力配置を取るように設定され得る。さらに、ポ
ート100あるいは150は、インピーダンス素子12
5を活性化しつつインピーダンス素子120及び130
を不活性化することによって、第一信号レベルにおいて
通信信号を送信するように設定され得る。同様に、ポー
ト100あるいは150は、インピーダンス素子130
を活性化しつつインピーダンス素子120及び125を
不活性化することによって、第二信号レベルにおいて通
信信号を送信するように設定され得る。
150へ送信するためには、ポート150は入力配置を
取るように設定され、ポート100は対応する通信信号
を送信するために第一信号レベル送信配置あるいは第二
信号レベル送信配置に設定されることが必要である。同
様に、ポート100が入力配置を取るように設定され、
ポート150が対応する通信信号をポート100宛に送
信するために第一信号レベル送信配置あるいは第二信号
レベル送信配置に設定されることも可能である。図3に
示した入出力ポート配置は、P=V2/R=(VR−
VSS)2/2Z0という電力を消費する。よって、VR−
VSS=0.75Vという電圧を供給する電源を有し、5
0Ωの特性インピーダンスの通信線を有するするHST
Lシステムにおいては、消費電力は5.6mWとなる。
この消費電力は、図2に示した従来技術に係る双方向配
置の半分であり、図1に示した単一方向配置と実質的に
等しい。
出を開始しようとしているため相手方が入力配置を実現
するよう、互いに相手方に対して通知することが可能で
ある。あるいは、コントローラ、プロセッサあるいはラ
インアービタが、チップ101及び151とは別に、そ
れぞれのチップが通信線115を介した通信信号を送信
するあるいは受信するのを制御することも可能である。
さらに、ポート100及び150は、本明細書において
は特定のインピーダンス値及び電圧差VP−VSS等の電
源電圧値に関連して記述されているが、種々の相異なっ
たインピーダンス素子及び電源電圧値を本発明に従って
所定の送信信号レベルあるいは終端インピーダンス値を
実現する目的で用いることが可能である。
実現し、さらに電源の数を減らした本発明に係る入出力
ポート配置の別の実施例が図4に示してある。詳細に述
べれば、図4に示した実施例は、図3に示した実施例に
おいて用いられていた3つの電源VP、VR及びVSSの代
わりに2つの電源VP及びVSSに基づいて動作すること
が可能である。図3及び図4においては、同様のコンポ
ーネントは説明を明瞭にする目的で同一の番号が付され
ている。例えば、入力バッファ105、インターフェー
ス103及び通信線115である。図4においては、そ
れぞれの集積回路チップ201及び251の入出力配置
200及び250は、インターフェース103によって
特性インピーダンスZ0を有する通信線115に接続さ
れている。制御可能インピーダンス配置210は、イン
ターフェース103と入力バッファ105とをそれぞれ
のポート200及び250において接続している。
れぞれ2群のスイッチ可能インピーダンス素子120及
び125、及び130及び135を有している。素子1
20及び125は、インターフェース103と集積回路
チップ201の第一電源VPとの間に並列に接続されて
いる。同様に、素子130及び135は、インターフェ
ース103と集積回路チップ201の第二電源VSSとの
間に並列に接続されている。電源VPから供給される電
圧は、チップ201によって送信される信号の所定の第
一信号レベルに対応している。同様に、電源VSSから供
給される電圧は、チップ201によって送信されるデー
タ信号の所定の第二信号レベルに対応している。第二電
源VSSが集積回路チップ201のチップ内接地電位であ
ることも可能である。
125、130及び135はインピーダンス素子140
及びスイッチ145によって模式的に示されており、そ
れぞれ対応する電源VP及びVSSとインターフェース1
03との間でインピーダンスあるいは実質的な開回路を
実現することによって、図3に示した素子120、12
5及び130と実質的に同様の方式で機能する。スイッ
チ可能インピーダンス素子120、125、130及び
135に利用可能な素子には、図3のインピーダンス素
子120、125及び130に関連して前述されている
ものが含まれる。図4の配置に従ったHSTL通信に関
しては、インピーダンス素子140の各々は、通信線1
15の特性インピーダンスZ0の二倍に等しい2Z0のイ
ンピーダンスを有している。
集積回路201のスイッチ可能インピーダンス素子12
0、125、130及び135の活性化を制御する。同
様に、制御信号B5、B6、B7、及びB8は、集積回
路251のスイッチ可能インピーダンス素子120、1
25、130及び135の活性化を制御する。
受信を実現する目的で、ポート200あるいは250は
入力配置を取るように指定される。この際には、インピ
ーダンス素子120及び130が活性化され、インピー
ダンス素子125及び135が不活性化される。あるい
は、インピーダンス素子125及び135が活性化され
てインピーダンス素子120及び130が不活性化され
ることによって、入力配置が構成される。さらに、ポー
ト200あるいは250が、インピーダンス素子120
及び125を活性化してインピーダンス素子130及び
135を不活性化することによって第一送信レベル配置
を取るように構成され、第一信号レベルにおいて通信信
号が送信される。同様に、ポート200あるいは250
が、インピーダンス素子130及び135を活性化して
インピーダンス素子120及び125を不活性化するこ
とによって第二送信レベル配置を取るように構成され、
第二信号レベルにおいて通信信号が送信される。第一及
び第二信号レベルは、図4に示したポート200及び2
50の配置例に基づいており、それぞれ高及び低信号レ
ベルすなわち論理レベルに対応している。
ート250宛に第一信号レベルを有する通信信号を送出
する際には、ポート250は入力配置を取るように構成
され、ポート200は第一送信レベル配置を取るように
構成される。その結果、ポート250における通信線2
50上の通信信号は0.75VPの振幅を有することに
なる。同様に、ポート200が第二送信レベル配置を取
る場合には、0.25VPの通信信号がポート250に
現れる。同様に、通信信号がポート250からポート2
00宛に送信される場合には、ポート200は入力配置
を取るように構成され、ポート250はいずれかの送信
配置を取るように構成される。その結果、ポート200
における通信線115上の通信信号は、ポート250が
第一あるいは第二送信レベル配置を取るように構成され
た場合には、それぞれ0.75VPあるいは0.25VP
の振幅を有することになる。
L標準に従う場合には、電源電圧VP−VSS=1.5V
が用いられて第一及び第二信号レベルはそれぞれ1.1
25V及び0.375Vとなる。これらは、図1及び図
2に示した従来技術に係るHSTL配置、及び図3に示
した本発明の実施例において用いられているものに対応
する。さらに、図4の実施例においては、図3に示した
実施例において3つの電源が用いられているのに対し
て、2つの電源に基づいて同様の機能を実現している。
しかしながら、2つの電源しか用いない配置において
は、図3に示してある3つの電源を用いる配置と比較し
て、より多くの電力を消費する。より詳細に述べれば、
集積回路201あるいは251において消費される電力
は、伝送線115の特性インピーダンスZ0が50Ωで
ある場合に、終端インピーダンスを実現している分圧器
に関してP=V2/R=(VP−VSS)2/2Z0+(VP
−VSS)2/Z0=(5.6+11.2)mW=16.8
mWである。
しか用いられていないが図3の実施例よりも多くの電力
を消費するため、図4の実施例は第三の電源を用いるこ
とが望ましくなく、必要とされる適応入出力ポートの数
が比較的少ない場合、例えば10個未満の場合に集積回
路チップ配置において利用される。付言すれば、図3に
示した実施例は、より多くの個数の適応入出力ポートを
必要とする集積回路チップにおいて用いられることが有
利である。
のさらに別の実施例300が図5に示してある。配置3
00は、HSTLクラスIIIあるいはGTL標準のい
ずれかに従ったフォーマットで通信信号を低消費電力で
送受信することが可能である。これらの標準は、前掲の
EIA/JEDEC標準8−6及び"Gunning Transceiv
er Logic (GTL) -Low-Level, High-Speed Interface St
andard for Digital Integrated Circuits", Electroni
cs Industries Association, EIA/JEDEC標準
8−3(1993年11月)により詳細に記述されてい
る。後者は本明細書の参照文献である。図5において
は、配置300のインターフェース301に接続されて
いる入力バッファは、図を簡潔にする目的で描かれては
いない。しかしながら、本発明に従った集積回路配置に
は、通常この種の入力デバイスが含まれるということは
容易に理解されるべきである。インターフェース301
は、図3及び図4のインターフェース103に対応して
いる。さらに、インターフェース301は、図3及び図
4の通信線115のような通信線に接続されているが、
図を簡潔にする目的で描かれてはいない。
ATA、及びTYPEによって制御される。制御信号I
/Oは、配置300が入力あるいは出力配置のいずれか
で動作させる。出力配置で動作する場合、制御信号DA
TAは、配置300が第一あるいは第二信号レベルのい
ずれで通信信号を送出するかを制御する。さらに、出力
配置で動作する場合には、制御信号TYPEは、送出さ
れる通信信号がHSTLクラスIIIフォーマットかG
TLフォーマットのいずれであるかを制御する。以下の
表は、制御信号の特定の信号レベルに基づいて実行され
る特定の動作を識別する:
インバータ305と第一及び第二伝達ゲート310及び
315の第一制御入力とに供給される。第一及び第二伝
達ゲート310及び315に関しては、以下で詳細に記
述される。インバータ305は、さらに、伝達ゲート3
10及び315の第二制御入力に接続されている。制御
信号DATA及びTYPEは、それぞれ伝達ゲート31
0及び315の信号入力へ供給される。伝達ゲート31
0及び315の信号出力はNANDゲート320の入力
及び対応するトランジスタ325及び330へ接続され
ている。トランジスタ325及び330は、さらに、イ
ンバータ305及び電源VDDに接続されている。電源V
DDは3.0Vから5.0Vのオーダーの電圧を供給する
電源である。
335に接続されており、インバータ335はトランジ
スタ340のゲートに接続されている。インバータ30
5は、さらに別のインバータ345に接続されており、
インバータ345はさらにNORゲート350の一方の
入力に接続されている。制御信号DATAは、この制御
信号のNORゲート350の第二入力への伝達を遅延さ
せるインバータ対355へも供給される。NORゲート
350の出力はトランジスタ360のゲートに接続され
ている。トランジスタ340のソース及びドレインは、
それぞれ、例えば図5に示した配置においてはおよそ
1.5Vの電圧を有する電源VDDQ及びインターフェー
ス301に接続されている。トランジスタ360のソー
ス及びドレインは、インターフェース301と対応する
チップの接地電位である電源VSSとの間に接続されてい
る。
の制御入力における信号に基づいて、DC信号を信号入
力からその信号出力へ伝達するか、あるいは信号入力と
信号出力との間を開にする。伝達ゲートは、例えば、N
−MOSトランジスタ及びP−MOSトランジスタのソ
ース及びドレインをそれぞれ接続し、それぞれのゲート
を制御信号入力として利用することによって実現され得
る。接続されたトランジスタのソース及びドレインは、
信号入出力として用いられる。
ネーブルされた際にソースとドレインとの間に所定の第
一インピーダンス、例えばインピーダンスZ0、を有す
るように、チャネル幅及びチャネル長が決定されてい
る。同様に、トランジスタ340は、それがイネーブル
された際にソースとドレインとの間に所定の第二インピ
ーダンス、例えばインピーダンスZ0/3、を有するよ
うに、チャネル幅及びチャネル長が決定されている。イ
ンピーダンスZ0は、図3及び図4に示した通信線11
5等の通信線の特性インピーダンスに対応している。
配置にするために制御信号I/Oが高信号レベルにある
場合には、インバータ305の出力は低信号レベルにな
り、伝達ゲート310及び315を不活性化する。この
不活性化により、制御信号DATA及びTYPEがNA
NDゲート320へ達しなくなる。インバータ305の
低信号レベル出力のためにインバータ345の出力が高
信号レベルとなり、NORゲート350がトランジスタ
360を不活性化する。トランジスタ360が不活性化
されることにより、電源VSSとインターフェース301
との間が実質的に開回路になる。インバータ305の低
信号レベル出力は、さらに、NANDゲート320の出
力を低信号レベルにし、その結果インバータ335が高
信号レベル出力を生成してトランジスタ340が活性化
される。活性化されたトランジスタ340は電源VDDQ
とインターフェース301との間にインピーダンスZ0
を実現する。その結果、入力配置における配置300の
等価回路は、インターフェース301と電源VDDQとの
間の終端インピーダンスZ0とによって表現される。
制御信号I/Oが低信号レベルにある場合には、インバ
ータ305の出力は高信号レベルになり、伝達ゲート3
10及び315が活性化される。インバータ305の高
信号レベル出力は、さらに、NORゲート350が制御
信号DATAの低信号レベルあるいは高信号レベルに基
づいて、トランジスタ360をそれぞれ活性化あるいは
不活性化させる。伝達ゲート310及び315が活性化
させるため、制御信号TYPEが低信号レベルにある場
合にはトランジスタ340が不活性化され、図6に示し
たGTLドライバ400の等価回路表現と同等の回路が
実現される。さらに、制御信号TYPEが高信号レベル
にある場合には、配置300はHSTLクラスIIIド
ライバとして機能し、トランジスタ340は、データ信
号DATAが高信号レベルあるいは低信号レベルにある
かに依存して、それぞれ活性化されたり不活性化された
りする。HSTLクラスIIIドライバとして配置され
た場合の配置300の等価回路表現は、図7に示してあ
る。
400は、制御信号DATAが低信号レベルにある場合
にはVSSと通信線との間にZ0のインピーダンスを実現
し、制御信号DATAが高信号レベルにある場合には、
前述の二点間を開回路にする。制御信号I/O及びTY
PEの双方が低信号レベルにある場合に、図5に示した
配置300によってGTLドライバ配置が実現される。
Eがそれぞれ低信号レベル及び高信号レベルにある場合
には、配置300が図7に示したHSTLクラスIII
ドライバとして機能する。図7において、等価回路表現
500は、図5の電源VDDQとインターフェース301
との間に直列に接続されたインピーダンスZ0及び第一
スイッチ510を有している。表現500は、さらに、
インターフェース301と電源VSSとの間に直列に接続
されたインピーダンス素子Z0/3及び第二スイッチ5
20を有している。制御信号DATAは、その値がそれ
ぞれ高信号レベルあるいは低信号レベルである場合に、
第一スイッチ510を閉あるいは開にする。逆に、制御
信号DATAは、その値がそれぞれ低信号レベルあるい
は高信号レベルである場合に、第二スイッチ520を閉
あるいは開にする。
510を開にしてインピーダンスZ0をディセーブルし
つつスイッチ520を閉にして通信線をインピーダンス
Z0/3及び電源VSSに接続することにより、インター
フェース301及び対応する通信線に低信号レベルで信
号を送出する。同様に、等価回路表現500は、スイッ
チ510を閉にしてインピーダンスZ0を電源VDDQと通
信線との間に接続しつつスイッチ520を開にしてイン
ピーダンスZ0/3をディセーブルすることにより、通
信線に高信号レベルで信号を送出する。図6及び図7に
おいて等価回路400及び500として表現された図5
の配置300の消費電力は、GTLあるいはHSTLク
ラスIII信号のいずれを送信するように配置された場
合においても、50%のデューティサイクル約17mW
のオーダーである。この消費電力は、前述のフォーマッ
トで信号を送出する従来技術に係る双方向入出力ポート
において消費される電力の各半分である。
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。例えば、前述されている実施例に
おいては通信信号がHSTL及びGTL標準に従って送
出されるが、容易に理解されるように、本発明に従った
入出力ポートは、例えば相補型金属酸化物半導体(CM
OS)、エミッタカップルドロジック(ECL)、トラ
ンジスタ−トランジスタロジック(TTL)、定電圧差
分振幅(LVDS)、及び擬エミッタカップルドロジッ
ク(PECL)等の他の標準に従う信号を送受信するた
めに利用され得る。さらに、本発明に係る入出力ポート
は、従来技術に係る標準に従わないような方式における
信号の送受信のためにも用いられ得る。本発明は、毎秒
50Mビットあるいはそれ以上のデータレートでのチッ
プ間通信に関して特に有用であるが、より低いデータレ
ートにおける通信に対しても有用である。
積回路の入出力ポートにおいて用いられる制御可能なイ
ンピーダンス配置が提供される。
ップ配置を示す模式的なブロック図。
プ配置を示す模式的なブロック図。
プ配置の実施例を示す模式的なブロック図。
例を示す模式的なブロック図。
る制御可能インピーダンス配置の実施例を示す模式的な
ブロック図。
模式的なブロック図。
模式的なブロック図。
ーダンス素子 140 インピーダンス素子 145 スイッチ 150 適応入出力ポート 151 第二集積回路 200 適応入出力ポート 201 第一集積回路 210 インピーダンス配置 250 適応入出力ポート 251 第二集積回路 300 制御可能インピーダンス配置 301 インターフェース 305 インバータ 310、315 伝達ゲート 320 NANDゲート 325、330 トランジスタ 335 インバータ 340 トランジスタ 345 インバータ 350 NORゲート 355 インバータ 360 トランジスタ 400 等価回路 500 等価回路
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも一つの適応入出力ポート(1
00,150)を有する集積回路チップ(101,15
1)において、前記適応入出力ポートが、 入力バッファ(105);及び、 前記バッファ及び少なくとも二つの電源に接続された制
御可能インピーダンス配置(110);ここで、 前記インピーダンス配置は通信線(115)を介してデ
ータ信号を送受信する目的で前記通信線へ接続されてい
る;を有しており、 前記制御可能インピーダンス配置が、 前記電源のうちの少なくとも一つと前記通信線との間に
対応する特定のインピーダンスを実現することによって
特定の論理状態でデータ信号を送出し、かつ、 前記通信線を介してデータ信号を受信する際に前記電源
のうちの少なくとも一つと前記通信線との間の終端イン
ピーダンスに対応する別の特定のインピーダンスを実現
することを特徴とする集積回路チップ。 - 【請求項2】 前記制御可能インピーダンス配置が、前
記通信線との接続を実現するインターフェース(10
3)と、 前記各々の電源と前記インターフェースとの間に接続さ
れた少なくとも一つのスイッチ可能インピーダンス素子
(140)とを有することを特徴とする請求項第1項に
記載の集積回路チップ。 - 【請求項3】 前記集積回路チップが、さらに第三の電
源を有しており、前記それぞれの電源との間の前記スイ
ッチ可能インピーダンス素子(140)が、送信時に前
記インターフェースにおいてそれぞれ高信号レベル及び
低信号レベルを、通信信号の受信時に終端インピーダン
スを、それぞれ実現するようにスイッチングされること
が可能であることを特徴とする請求項第2項に記載の集
積回路チップ。 - 【請求項4】 前記集積回路チップにおいて、少なくと
も2つの前記スイッチ可能インピーダンス素子(14
0)が少なくとも一つの前記電源と前記インターフェー
スとの間に接続されており、前記インピーダンス素子の
うちの少なくとも一つが終端抵抗を実現するようにスイ
ッチングされ得ること及び他のインピーダンス素子のス
イッチングと関連して前記インターフェースに特定のレ
ベルの信号を供給するようにスイッチングされ得ること
を特徴とする請求項第2項に記載の集積回路チップ。 - 【請求項5】 前記集積回路チップにおいて、少なくと
も2つの前記スイッチ可能インピーダンス素子(14
0)が少なくとも一つの前記電源と前記インターフェー
スとの間に接続されており、 前記インピーダンス素子のうちの少なくとも一つが他の
インピーダンス素子のスイッチングと関連して終端抵抗
を実現するようにスイッチングされ得ること及び前記イ
ンターフェースに特定のレベルの信号を供給するように
スイッチングされ得ることを特徴とする請求項第2項に
記載の集積回路チップ。 - 【請求項6】 前記スイッチ可能インピーダンス素子
が、イネーブルされた場合に特定の電源と前記インター
フェースとの間に特定のインピーダンスを実現するトラ
ンジスタであることを特徴とする請求項第2項に記載の
集積回路チップ。 - 【請求項7】 前記スイッチ可能インピーダンス素子
が、スイッチに接続されたインピーダンス素子であるこ
とを特徴とする請求項第2項に記載の集積回路チップ。 - 【請求項8】 前記集積回路チップが、少なくともガニ
ングトランシーバロジック標準及びハイスピードトラン
シーバロジック標準からなる群より選択される標準に従
った通信信号を送受信することを特徴とする請求項第1
項に記載の集積回路チップ。 - 【請求項9】 前記通信線との接続を実現する前記イン
ピーダンス配置が伝送線配置を有しており、前記制御可
能インピーダンス配置の前記特定のインピーダンスが前
記通信線の特性インピーダンスに基づいていることを特
徴とする請求項第1項に記載の集積回路チップ。 - 【請求項10】 基板;前記基板上に配置された少なく
とも一つの請求項第1項に記載の集積回路チップ(10
1,151);及び、 前記チップのうちの少なくとも一つの入出力ポート(1
00,150)に接続された、前記基板上に配置された
少なくとも一つの相互接続配線(115);を有するこ
とを特徴とする電気的システム。
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