JPH10134966A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH10134966A JPH10134966A JP8285642A JP28564296A JPH10134966A JP H10134966 A JPH10134966 A JP H10134966A JP 8285642 A JP8285642 A JP 8285642A JP 28564296 A JP28564296 A JP 28564296A JP H10134966 A JPH10134966 A JP H10134966A
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- lighting
- fluorescent lamp
- lighting device
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】人感センサの検知に応答して即時に蛍光灯照明
負荷を点灯でき、また、ランプ寿命も改善でき、設定切
替により省電力効果も得られる照明装置を提供。 【解決手段】人感センサ部Bと、蛍光灯照明負荷部A
と、人感センサ部Bの出力をもとに蛍光灯照明負荷部A
を制御する制御部Dを有する人感センサ付き蛍光灯照明
器具において、人が居ない待機時には、蛍光灯照明負荷
部Aのフィラメントを予熱した状態で待機するか、予熱
電流を止めてしまうオフ状態かを選択できる設定切替手
段Dを設けた。また、この設定切替手段Dにより、人が
居ない待機時には、蛍光灯照明負荷部Aを調光し減光し
た状態で待機する設定を選択可能としても良い。
負荷を点灯でき、また、ランプ寿命も改善でき、設定切
替により省電力効果も得られる照明装置を提供。 【解決手段】人感センサ部Bと、蛍光灯照明負荷部A
と、人感センサ部Bの出力をもとに蛍光灯照明負荷部A
を制御する制御部Dを有する人感センサ付き蛍光灯照明
器具において、人が居ない待機時には、蛍光灯照明負荷
部Aのフィラメントを予熱した状態で待機するか、予熱
電流を止めてしまうオフ状態かを選択できる設定切替手
段Dを設けた。また、この設定切替手段Dにより、人が
居ない待機時には、蛍光灯照明負荷部Aを調光し減光し
た状態で待機する設定を選択可能としても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯の照明負荷
を点灯させる照明装置に関するものであり、人体を感知
する人感センサと組み合わせたものである。
を点灯させる照明装置に関するものであり、人体を感知
する人感センサと組み合わせたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、人感センサと照明器具とを組
み合わせたものは、多数商品化されている。動作として
は、人感センサが人体を検知すると、制御部が照明負荷
を点灯させるというものである。照明負荷としては、白
熱灯や蛍光灯などが用いられているが、蛍光灯の場合は
フィラメントの予熱を必ず行わなければならず、人感セ
ンサが検知しても即時点灯とはならず、必ず1〜2秒後
になってようやく点灯する。この予熱時間が使用者にと
ってはかなり不快なものとなっている。特に、通路など
に設置した場合、図19(a)に示すように、人が破線
で示す検知エリアに進入して、人感センサが人を検知し
ても、予熱が必要で即時には点灯しないので、照明負荷
が点灯した頃には、図19(b)に示すように、人は既
に検知エリアの外に通過した後ということになり、人の
後に照明が付いて来る、という状態になってしまう場合
もある。
み合わせたものは、多数商品化されている。動作として
は、人感センサが人体を検知すると、制御部が照明負荷
を点灯させるというものである。照明負荷としては、白
熱灯や蛍光灯などが用いられているが、蛍光灯の場合は
フィラメントの予熱を必ず行わなければならず、人感セ
ンサが検知しても即時点灯とはならず、必ず1〜2秒後
になってようやく点灯する。この予熱時間が使用者にと
ってはかなり不快なものとなっている。特に、通路など
に設置した場合、図19(a)に示すように、人が破線
で示す検知エリアに進入して、人感センサが人を検知し
ても、予熱が必要で即時には点灯しないので、照明負荷
が点灯した頃には、図19(b)に示すように、人は既
に検知エリアの外に通過した後ということになり、人の
後に照明が付いて来る、という状態になってしまう場合
もある。
【0003】また、同じように通路など、人の往来が激
しい場所に人感センサ付き照明器具を設置した場合、蛍
光灯負荷の点滅回数は必然的に多くなり、その度に、短
めの予熱時間を経て点灯する動作を繰り返す。したがっ
て、蛍光灯負荷の寿命は極端に悪くなってしまう。
しい場所に人感センサ付き照明器具を設置した場合、蛍
光灯負荷の点滅回数は必然的に多くなり、その度に、短
めの予熱時間を経て点灯する動作を繰り返す。したがっ
て、蛍光灯負荷の寿命は極端に悪くなってしまう。
【0004】ところで、人感センサが人を検知しなくな
ってから、照明負荷がオフするまでの間には、通常、点
灯保持時間が設定されており、その点灯保持時間は各照
明器具内でカウントしている。図20(a)に示すよう
に、複数の人感センサ付き照明器具を並べて設置したよ
うなところでは、それぞれの器具が別々にその点灯保持
時間をカウントするが、器具内部の制御回路に用いられ
る回路素子のばらつき等により、そのカウントタイミン
グは照明器具間で必ずと言って良いほど異なっている。
したがって、同時に消えるべき照明器具が、そうはなら
ずに、図20(b)に示すように、ばらばらと消えて行
くことになる。これも、使用者にとっては不快である。
ってから、照明負荷がオフするまでの間には、通常、点
灯保持時間が設定されており、その点灯保持時間は各照
明器具内でカウントしている。図20(a)に示すよう
に、複数の人感センサ付き照明器具を並べて設置したよ
うなところでは、それぞれの器具が別々にその点灯保持
時間をカウントするが、器具内部の制御回路に用いられ
る回路素子のばらつき等により、そのカウントタイミン
グは照明器具間で必ずと言って良いほど異なっている。
したがって、同時に消えるべき照明器具が、そうはなら
ずに、図20(b)に示すように、ばらばらと消えて行
くことになる。これも、使用者にとっては不快である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、人感センサの検知と蛍光灯照明負荷の点灯
が予熱時間のために同時にならないという点、人感セン
サの検知・非検知の激しさに伴う蛍光灯照明負荷の点滅
が寿命劣化させてしまう点、および、複数の人感センサ
付き照明器具が並べて設置されたような場合における点
灯保持時間がずれてしまうという3点であり、本発明の
目的とするところは、人感センサの検知に対して即時点
灯し、かつ寿命劣化を防止することができ、また、照明
器具間での同期が取れるような、快適で省エネルギーの
照明装置を提供するところにある。
する課題は、人感センサの検知と蛍光灯照明負荷の点灯
が予熱時間のために同時にならないという点、人感セン
サの検知・非検知の激しさに伴う蛍光灯照明負荷の点滅
が寿命劣化させてしまう点、および、複数の人感センサ
付き照明器具が並べて設置されたような場合における点
灯保持時間がずれてしまうという3点であり、本発明の
目的とするところは、人感センサの検知に対して即時点
灯し、かつ寿命劣化を防止することができ、また、照明
器具間での同期が取れるような、快適で省エネルギーの
照明装置を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明装置にあ
っては、上記の課題を解決するために、図1に示すよう
に、人感センサ部Bと、蛍光灯照明負荷部Aと、人感セ
ンサ部Bの出力をもとに蛍光灯照明負荷部Aを制御する
制御部Dを有する人感センサ付き蛍光灯照明器具におい
て、人が居ない待機時には、蛍光灯照明負荷部Aのフィ
ラメントを予熱した状態で待機するか、予熱電流を止め
てしまうオフ状態かを選択できる設定切替手段Dを設け
たことを特徴とするものである。
っては、上記の課題を解決するために、図1に示すよう
に、人感センサ部Bと、蛍光灯照明負荷部Aと、人感セ
ンサ部Bの出力をもとに蛍光灯照明負荷部Aを制御する
制御部Dを有する人感センサ付き蛍光灯照明器具におい
て、人が居ない待機時には、蛍光灯照明負荷部Aのフィ
ラメントを予熱した状態で待機するか、予熱電流を止め
てしまうオフ状態かを選択できる設定切替手段Dを設け
たことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項12の照明装置にあっては、
上記の課題を解決するために、図17に示すように、複
数の照明器具Kが信号線Fにバス接続されたシステム
で、各照明器具Kは、信号線Fを介して他の照明器具K
と通信できる通信部Gと、照明器具全体を制御する制御
部Dと、時間をカウントするタイマ部Jを含み、各照明
器具Kが個別にタイマ部Jで時間計測する際に、最も早
く時間計測が終了した照明器具は信号線Fに計測終了を
示す信号を伝送し、他の器具は自己が計測終了していな
くても、前記計測終了を示す信号に合わせて、自己の計
測を終了することを特徴とするものである。
上記の課題を解決するために、図17に示すように、複
数の照明器具Kが信号線Fにバス接続されたシステム
で、各照明器具Kは、信号線Fを介して他の照明器具K
と通信できる通信部Gと、照明器具全体を制御する制御
部Dと、時間をカウントするタイマ部Jを含み、各照明
器具Kが個別にタイマ部Jで時間計測する際に、最も早
く時間計測が終了した照明器具は信号線Fに計測終了を
示す信号を伝送し、他の器具は自己が計測終了していな
くても、前記計測終了を示す信号に合わせて、自己の計
測を終了することを特徴とするものである。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態として、図1
〜図18の実施例を説明する。まず、図1は本発明の実
施例1の構成を示すブロック図である。この実施例は、
蛍光灯とその点灯装置を含む蛍光灯照明負荷部Aと、人
の存在を検出する人感センサ部Bと、スイッチなどによ
り設定を切り換える設定切替手段Cと、人感センサ部B
と設定切替手段Cとの情報をもとに蛍光灯照明負荷部A
を制御する制御部Dとからなる人感センサ付き照明器具
Eであり、従来と異なる点は、人感センサ部Bが人を検
出していないときの蛍光灯照明負荷部Aの状態を、設定
切替手段Cにより調光、予熱、消灯に切り換えることが
できる点である。
〜図18の実施例を説明する。まず、図1は本発明の実
施例1の構成を示すブロック図である。この実施例は、
蛍光灯とその点灯装置を含む蛍光灯照明負荷部Aと、人
の存在を検出する人感センサ部Bと、スイッチなどによ
り設定を切り換える設定切替手段Cと、人感センサ部B
と設定切替手段Cとの情報をもとに蛍光灯照明負荷部A
を制御する制御部Dとからなる人感センサ付き照明器具
Eであり、従来と異なる点は、人感センサ部Bが人を検
出していないときの蛍光灯照明負荷部Aの状態を、設定
切替手段Cにより調光、予熱、消灯に切り換えることが
できる点である。
【0009】以下、本実施例の動作を説明すると、ま
ず、設定切替手段Cを「消灯」に設定した場合について
は従来と同様であり、図2(a)のように、人感センサ
部Bが人を検出している間は、制御部Dは蛍光灯照明負
荷部Aを点灯しており、また、図2(b)のように、人
感センサ部Bが人を検出しなくなってから、ある一定時
間(点灯保持時間)の経過後に、制御部Dは蛍光灯照明
負荷部Aを消灯させる。
ず、設定切替手段Cを「消灯」に設定した場合について
は従来と同様であり、図2(a)のように、人感センサ
部Bが人を検出している間は、制御部Dは蛍光灯照明負
荷部Aを点灯しており、また、図2(b)のように、人
感センサ部Bが人を検出しなくなってから、ある一定時
間(点灯保持時間)の経過後に、制御部Dは蛍光灯照明
負荷部Aを消灯させる。
【0010】この場合、蛍光灯照明負荷部Aには、一切
の電力供給が絶たれるため、次に点灯する際には再び予
熱状態から点灯状態に移行するという過程を踏む必要が
ある。したがって、図3(a)のように、再び人がやっ
て来たときには、図3(b)のように予熱してから、図
3(c)のように点灯することになり、図示された例で
は、通過する人は検知エリアを出ようとしている。
の電力供給が絶たれるため、次に点灯する際には再び予
熱状態から点灯状態に移行するという過程を踏む必要が
ある。したがって、図3(a)のように、再び人がやっ
て来たときには、図3(b)のように予熱してから、図
3(c)のように点灯することになり、図示された例で
は、通過する人は検知エリアを出ようとしている。
【0011】次に、設定切替手段Cを、「予熱]に設定
した場合には、図4(a)のように、人感センサ部Bが
人を検出している間は、制御部Dは蛍光灯照明負荷部A
を点灯しており、また、図4(b)のように、人感セン
サ部Bが人を検出しなくなってから、ある一定時間(点
灯保持時間)の経過後に、制御部Dは蛍光灯照明負荷部
Aを(消灯させるが)予熱したまま待機する。つまり、
制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aの蛍光灯フィラメントに
予熱電流を流し続けるような制御を行う。
した場合には、図4(a)のように、人感センサ部Bが
人を検出している間は、制御部Dは蛍光灯照明負荷部A
を点灯しており、また、図4(b)のように、人感セン
サ部Bが人を検出しなくなってから、ある一定時間(点
灯保持時間)の経過後に、制御部Dは蛍光灯照明負荷部
Aを(消灯させるが)予熱したまま待機する。つまり、
制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aの蛍光灯フィラメントに
予熱電流を流し続けるような制御を行う。
【0012】したがって、次に人が来た場合であって
も、予熱は常に充分なされている状態であるため、図5
(a)のように、検知エリアに人が入ると、蛍光灯予熱
の必要は無いので、直ちに、図5(b)のように、蛍光
灯が点灯する。図示された例では、通過する人が検知エ
リアに入った直後に点灯されている。
も、予熱は常に充分なされている状態であるため、図5
(a)のように、検知エリアに人が入ると、蛍光灯予熱
の必要は無いので、直ちに、図5(b)のように、蛍光
灯が点灯する。図示された例では、通過する人が検知エ
リアに入った直後に点灯されている。
【0013】次に、設定切替手段Cを、「調光」に設定
した場合、図6(a)のように、人感センサ部Bが人を
検出している間は、制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを点
灯しており、また、図6(b)のように、人感センサ部
Bが人を検出しなくなってから、ある一定時間(点灯保
持時間)の経過後に、制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを
消灯させずに、調光して減光した状態で待機させる。こ
の例では30%出力で待機させている。
した場合、図6(a)のように、人感センサ部Bが人を
検出している間は、制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを点
灯しており、また、図6(b)のように、人感センサ部
Bが人を検出しなくなってから、ある一定時間(点灯保
持時間)の経過後に、制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを
消灯させずに、調光して減光した状態で待機させる。こ
の例では30%出力で待機させている。
【0014】したがって、次に人が来た場合であって
も、図6(a)のように、検知エリアに人が入ると、3
0%の点灯状態から100%の点灯状態に調光で移行す
るだけであるので、図6(b)のように、即時に必要な
明るさを確保できる。図示された例では、通過する人が
検知エリアに入った直後に100%の点灯状態に移行し
ている。
も、図6(a)のように、検知エリアに人が入ると、3
0%の点灯状態から100%の点灯状態に調光で移行す
るだけであるので、図6(b)のように、即時に必要な
明るさを確保できる。図示された例では、通過する人が
検知エリアに入った直後に100%の点灯状態に移行し
ている。
【0015】以上により、人感センサ部Bの検知エリア
へ人が進入すれば、蛍光灯照明負荷部Aをすぐに点灯さ
せることができ、また設定切替手段Cの設定を「消灯」
に変更すれば、従来通り、照明負荷部Aへの電力供給を
完全に絶ってしまうことで、省エネルギーを重視した使
い方も可能となる。
へ人が進入すれば、蛍光灯照明負荷部Aをすぐに点灯さ
せることができ、また設定切替手段Cの設定を「消灯」
に変更すれば、従来通り、照明負荷部Aへの電力供給を
完全に絶ってしまうことで、省エネルギーを重視した使
い方も可能となる。
【0016】次に、図8は本発明の実施例2の構成を示
すブロック図である。この実施例は、人感センサ付き照
明器具Eを信号線Fにより複数台接続した構成になって
いる。各器具Eは、蛍光灯とその点灯装置を含む蛍光灯
照明負荷部Aと、人の存在を検出する人感センサ部B
と、人感センサ部Bの情報をもとに蛍光灯照明負荷部A
を制御する制御部Dと、制御部Dの指示により信号線F
を介して他の器具Eと信号を送受する通信部Gとからな
る人感センサ付き照明器具Eであり、実施例1の設定切
替手段Cは設けていない。
すブロック図である。この実施例は、人感センサ付き照
明器具Eを信号線Fにより複数台接続した構成になって
いる。各器具Eは、蛍光灯とその点灯装置を含む蛍光灯
照明負荷部Aと、人の存在を検出する人感センサ部B
と、人感センサ部Bの情報をもとに蛍光灯照明負荷部A
を制御する制御部Dと、制御部Dの指示により信号線F
を介して他の器具Eと信号を送受する通信部Gとからな
る人感センサ付き照明器具Eであり、実施例1の設定切
替手段Cは設けていない。
【0017】動作を図9に沿って説明すると、複数の器
具E1〜E5が消灯している状態において、図9(a)
のように、ある一台の器具E1が人体を検出したとき、
器具E1は、図9(b)のように、自己の蛍光灯照明負
荷部Aを点灯しようとすると同時に信号線Fを介して他
の器具E2、E3、E4、E5、…に予熱動作を促す信
号を伝送する。その信号を受信した器具E2、E3、E
4、E5、…は、図9(c)に示すように、蛍光灯フィ
ラメントの予熱を始める。システムの状態としては、器
具E1だけが点灯し、他の器具E2、E3、E4、E
5、…は予熱の状態になっている。ここで、器具E1で
検出されていた人が移動して、図9(d)のように、器
具E2の方に進んだとすれば、器具E2は、器具E1か
らの信号に基づき既に予熱は充分に行っているので、人
感センサ部Bで人を検出すれば、即時点灯に移行でき
る。
具E1〜E5が消灯している状態において、図9(a)
のように、ある一台の器具E1が人体を検出したとき、
器具E1は、図9(b)のように、自己の蛍光灯照明負
荷部Aを点灯しようとすると同時に信号線Fを介して他
の器具E2、E3、E4、E5、…に予熱動作を促す信
号を伝送する。その信号を受信した器具E2、E3、E
4、E5、…は、図9(c)に示すように、蛍光灯フィ
ラメントの予熱を始める。システムの状態としては、器
具E1だけが点灯し、他の器具E2、E3、E4、E
5、…は予熱の状態になっている。ここで、器具E1で
検出されていた人が移動して、図9(d)のように、器
具E2の方に進んだとすれば、器具E2は、器具E1か
らの信号に基づき既に予熱は充分に行っているので、人
感センサ部Bで人を検出すれば、即時点灯に移行でき
る。
【0018】以上により、複数の人感センサ付き照明器
具を同一空間に配置した場合などにおいて、人がその空
間にいる間は何処に移動しても照明負荷をすぐに点灯さ
せることができ、また、その空間から誰も居なくなれば
照明負荷への電源供給を絶つので、省エネルギー効果も
達成できる。
具を同一空間に配置した場合などにおいて、人がその空
間にいる間は何処に移動しても照明負荷をすぐに点灯さ
せることができ、また、その空間から誰も居なくなれば
照明負荷への電源供給を絶つので、省エネルギー効果も
達成できる。
【0019】次に、本発明の実施例3の動作を図10に
沿って説明する。本実施例の構成は、図8に示した構成
と同じであり、上述の実施例2において、人感センサの
信号により点灯した器具は、その点灯中は他の器具に対
して予熱を促す信号を定期的に出力するようにしたもの
である。そうすることで、上述の実施例2で、図10
(a)に示すように、人が器具E2から器具E3に移動
したときに、人が器具E2の検知エリアから居なくな
り、点灯保持時間も経過した場合、図10(b)に示す
ように、器具E2の制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを消
灯し電力供給を絶ってしまうが、本実施例3では、点灯
中の器具E3から定期的に予熱を促す信号が来るので、
それを受信した器具E2は、図10(c)に示すよう
に、再び蛍光灯照明負荷部Aにフィラメント予熱のため
の電力を供給する。
沿って説明する。本実施例の構成は、図8に示した構成
と同じであり、上述の実施例2において、人感センサの
信号により点灯した器具は、その点灯中は他の器具に対
して予熱を促す信号を定期的に出力するようにしたもの
である。そうすることで、上述の実施例2で、図10
(a)に示すように、人が器具E2から器具E3に移動
したときに、人が器具E2の検知エリアから居なくな
り、点灯保持時間も経過した場合、図10(b)に示す
ように、器具E2の制御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを消
灯し電力供給を絶ってしまうが、本実施例3では、点灯
中の器具E3から定期的に予熱を促す信号が来るので、
それを受信した器具E2は、図10(c)に示すよう
に、再び蛍光灯照明負荷部Aにフィラメント予熱のため
の電力を供給する。
【0020】したがって、器具E3のエリアに居た人が
再び器具E2のエリアに戻ってきた場合であっても、照
明器具E2は即時に点灯させることができる。効果など
その他の点は実施例2と同様である。
再び器具E2のエリアに戻ってきた場合であっても、照
明器具E2は即時に点灯させることができる。効果など
その他の点は実施例2と同様である。
【0021】次に、図11は本発明の実施例4の構成を
示すブロック図である。この実施例は、人感センサ付き
照明器具Eを信号線Fにより複数台接続した構成になっ
ている。各器具Eは、蛍光灯とその点灯装置を含む蛍光
灯照明負荷部Aと、人の存在を検出する人感センサ部B
と、スイッチなどにより設定を切り換える設定切替手段
Cと、人感センサ部Bの情報をもとに蛍光灯照明負荷部
Aを制御する制御部Dと、制御部Dの指示により信号線
Fを介して他の器具Eと信号を送受する通信部Gとから
なる人感センサ付き照明器具Eである。設定切替手段C
は、実施例1と同様に、人感センサ部Bが人を検出して
いないときの蛍光灯照明負荷部Aの状態を、調光、予
熱、消灯に切り換えることができる手段である。複数台
の器具Eが同一空間に設置されている場合には、その空
間への出入口に最も近い、人感センサの検知エリアを有
する照明器具は、常時、蛍光灯フィラメントを予熱した
状態で待機させておくように、設定切替手段Cを設定す
る。例えば、図12(a)の例では、部屋の出入口に最
も近い器具E1は蛍光灯フィラメントを常に予熱した状
態で待機させておく。このとき、器具E2〜E8は消灯
している。図12(b)のように、人が部屋に入ってき
たら、人が出入口に来たときに、器具E1は常に蛍光灯
フィラメントを予熱しているので、即時点灯する。と同
時に信号線Fを介して他の器具E2〜E8に蛍光灯フィ
ラメントを予熱するように信号を送出する。これによ
り、他の器具E2〜器具E8は器具E1からの信号に基
づいて予熱状態となるので、人が更にその空間の奥に入
ってきても、すぐに照明が点灯できる状態になってい
る。例えば、図12(c)のように、人が器具E1から
器具E2の方に移動すると、器具E2は即時点灯する。
なお、出入口近傍の照明器具を予熱状態で待機させなく
ても、調光状態で待機させてもよい。
示すブロック図である。この実施例は、人感センサ付き
照明器具Eを信号線Fにより複数台接続した構成になっ
ている。各器具Eは、蛍光灯とその点灯装置を含む蛍光
灯照明負荷部Aと、人の存在を検出する人感センサ部B
と、スイッチなどにより設定を切り換える設定切替手段
Cと、人感センサ部Bの情報をもとに蛍光灯照明負荷部
Aを制御する制御部Dと、制御部Dの指示により信号線
Fを介して他の器具Eと信号を送受する通信部Gとから
なる人感センサ付き照明器具Eである。設定切替手段C
は、実施例1と同様に、人感センサ部Bが人を検出して
いないときの蛍光灯照明負荷部Aの状態を、調光、予
熱、消灯に切り換えることができる手段である。複数台
の器具Eが同一空間に設置されている場合には、その空
間への出入口に最も近い、人感センサの検知エリアを有
する照明器具は、常時、蛍光灯フィラメントを予熱した
状態で待機させておくように、設定切替手段Cを設定す
る。例えば、図12(a)の例では、部屋の出入口に最
も近い器具E1は蛍光灯フィラメントを常に予熱した状
態で待機させておく。このとき、器具E2〜E8は消灯
している。図12(b)のように、人が部屋に入ってき
たら、人が出入口に来たときに、器具E1は常に蛍光灯
フィラメントを予熱しているので、即時点灯する。と同
時に信号線Fを介して他の器具E2〜E8に蛍光灯フィ
ラメントを予熱するように信号を送出する。これによ
り、他の器具E2〜器具E8は器具E1からの信号に基
づいて予熱状態となるので、人が更にその空間の奥に入
ってきても、すぐに照明が点灯できる状態になってい
る。例えば、図12(c)のように、人が器具E1から
器具E2の方に移動すると、器具E2は即時点灯する。
なお、出入口近傍の照明器具を予熱状態で待機させなく
ても、調光状態で待機させてもよい。
【0022】次に、図13は本発明の実施例5の構成を
示すブロック図である。この実施例は、蛍光灯とその点
灯装置を含む蛍光灯照明負荷部Aと、人の存在を検出す
る人感センサ部Bと、様々な情報を記憶する記憶部H
と、時間を計測したり日時をカウントしているタイマ部
Jと、人感センサ部Bと記憶部Hとタイマ部Jとの情報
をもとに蛍光灯照明負荷部Aを制御する制御部Dとから
なる人感センサ付き照明器具Eであり、実施例1又は4
の構成の設定切替手段Cは取り除いてある。本実施例の
特徴は、前日の照明負荷の点灯回数をもとに、消灯時の
状態を変化させるという点である。
示すブロック図である。この実施例は、蛍光灯とその点
灯装置を含む蛍光灯照明負荷部Aと、人の存在を検出す
る人感センサ部Bと、様々な情報を記憶する記憶部H
と、時間を計測したり日時をカウントしているタイマ部
Jと、人感センサ部Bと記憶部Hとタイマ部Jとの情報
をもとに蛍光灯照明負荷部Aを制御する制御部Dとから
なる人感センサ付き照明器具Eであり、実施例1又は4
の構成の設定切替手段Cは取り除いてある。本実施例の
特徴は、前日の照明負荷の点灯回数をもとに、消灯時の
状態を変化させるという点である。
【0023】動作を図14に沿って説明すると、制御部
Dは蛍光灯照明負荷部Aを点灯させる回数をカウントし
ておき、一日の終りには記憶部Hにその延べ回数を記憶
する。蛍光灯ランプの寿命は点滅回数10000回程度
とされている。1日に30回も40回も点滅していて
は、1年ももたない計算になる。点灯回数が多いところ
は通路などと考えられるため、その場合、激しく点滅を
繰り返すので、蛍光灯を予熱状態で待機させた方が即時
点灯でき、しかもランプ寿命が極端に悪くなることを防
止できる。
Dは蛍光灯照明負荷部Aを点灯させる回数をカウントし
ておき、一日の終りには記憶部Hにその延べ回数を記憶
する。蛍光灯ランプの寿命は点滅回数10000回程度
とされている。1日に30回も40回も点滅していて
は、1年ももたない計算になる。点灯回数が多いところ
は通路などと考えられるため、その場合、激しく点滅を
繰り返すので、蛍光灯を予熱状態で待機させた方が即時
点灯でき、しかもランプ寿命が極端に悪くなることを防
止できる。
【0024】そこで、図14(a)のように、日が変わ
ると、点灯回数のカウントを開始する。例えば、今日が
5月24日で、図14(b)のように、記憶部Hには前
日の延べ点灯回数「50」が記憶されているとする。前
日(つまり23日)の点灯回数がある数値以上、この例
では「20」以上であれば、制御部Dは、蛍光灯照明負
荷部Aを消灯時にも常時フィラメントを予熱した状態で
待機させておき、点灯状態と予熱状態の切り替えを繰り
返す。この間も点灯回数はカウントしている。その次の
日(25日)に24日の点灯回数を記憶部Hから読み込
むと「15」であったとすると、これは「20」以下で
あるので、25日は消灯時に予熱を行わずに完全にオフ
するように動作する。その次の日(26日)に、25日
の点灯回数を見てみると、図14(c)のように「2」
となっていたとする。これは、24日のデータと比べる
と極端に少ない。これは、25日が土曜日(休日)であ
ったため誰も来なかったと考えられ、このデータは無視
し、昨日と同様に24日の点灯回数をもとに、26日の
動作を決定する。つまり、26日も消灯時に予熱を行わ
ずに完全にオフするように動作する。なお、人感センサ
付き照明器具の動作は、その空間にいる人の動きを反映
しているので、ウィークデイならば、曜日が変っても殆
ど同じような動作をすると考えられ、昨日の検知情報
(点灯回数)は、今日の点灯回数と近似できる。
ると、点灯回数のカウントを開始する。例えば、今日が
5月24日で、図14(b)のように、記憶部Hには前
日の延べ点灯回数「50」が記憶されているとする。前
日(つまり23日)の点灯回数がある数値以上、この例
では「20」以上であれば、制御部Dは、蛍光灯照明負
荷部Aを消灯時にも常時フィラメントを予熱した状態で
待機させておき、点灯状態と予熱状態の切り替えを繰り
返す。この間も点灯回数はカウントしている。その次の
日(25日)に24日の点灯回数を記憶部Hから読み込
むと「15」であったとすると、これは「20」以下で
あるので、25日は消灯時に予熱を行わずに完全にオフ
するように動作する。その次の日(26日)に、25日
の点灯回数を見てみると、図14(c)のように「2」
となっていたとする。これは、24日のデータと比べる
と極端に少ない。これは、25日が土曜日(休日)であ
ったため誰も来なかったと考えられ、このデータは無視
し、昨日と同様に24日の点灯回数をもとに、26日の
動作を決定する。つまり、26日も消灯時に予熱を行わ
ずに完全にオフするように動作する。なお、人感センサ
付き照明器具の動作は、その空間にいる人の動きを反映
しているので、ウィークデイならば、曜日が変っても殆
ど同じような動作をすると考えられ、昨日の検知情報
(点灯回数)は、今日の点灯回数と近似できる。
【0025】図15に本発明の実施例6の動作説明図を
示す。構成は実施例5(図13)と同じである。本実施
例の特徴は、前回、人感センサの検知情報により照明が
点灯していた時間を計測し、その時間により消灯時の動
作を決めるという点である。動作を図15に沿って説明
すると、人感センサ部Bが人を検出すれば、制御部Dは
蛍光灯照明負荷部Aを点灯させると共に、タイマ部Jに
時間を計測するように指示する。人感センサ部Bが人を
検知しなくなって、その後の点灯保持時間が経過した後
に消灯するとき、制御部Dはタイマ部Jの時間計測をス
トップさせ、その値を取得する。この例では「5分」と
いうカウント値を得たものとする。その点灯時間がある
数値(この例では「10分」とする)以下であれば、制
御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを消灯で予熱待機するよう
に制御する。そこで、再び人を検知すれば即時点灯し、
検知しなければ、ある一定時間後には予熱電流もカット
して蛍光灯照明負荷部Aへの電力供給をカットする。点
灯時間が短いということは、人が長く滞在しなかった、
つまり、通過したと考えられるため、照明の点灯も少し
でも早く行う必要がある。と同時に、人の往来などによ
り繰り返し点灯の必要が出てくると考えられるため、待
機時に或る一定時間は予熱状態で待機させることによ
り、即時点灯と、点滅の繰り返しによる寿命劣化を防止
できる、という効果がある。なお、本実施例では、前回
の点灯時間をもとに待機時の状態を決めていたが、前回
の消灯時間をもとに待機時の状態を決めることもでき
る。
示す。構成は実施例5(図13)と同じである。本実施
例の特徴は、前回、人感センサの検知情報により照明が
点灯していた時間を計測し、その時間により消灯時の動
作を決めるという点である。動作を図15に沿って説明
すると、人感センサ部Bが人を検出すれば、制御部Dは
蛍光灯照明負荷部Aを点灯させると共に、タイマ部Jに
時間を計測するように指示する。人感センサ部Bが人を
検知しなくなって、その後の点灯保持時間が経過した後
に消灯するとき、制御部Dはタイマ部Jの時間計測をス
トップさせ、その値を取得する。この例では「5分」と
いうカウント値を得たものとする。その点灯時間がある
数値(この例では「10分」とする)以下であれば、制
御部Dは蛍光灯照明負荷部Aを消灯で予熱待機するよう
に制御する。そこで、再び人を検知すれば即時点灯し、
検知しなければ、ある一定時間後には予熱電流もカット
して蛍光灯照明負荷部Aへの電力供給をカットする。点
灯時間が短いということは、人が長く滞在しなかった、
つまり、通過したと考えられるため、照明の点灯も少し
でも早く行う必要がある。と同時に、人の往来などによ
り繰り返し点灯の必要が出てくると考えられるため、待
機時に或る一定時間は予熱状態で待機させることによ
り、即時点灯と、点滅の繰り返しによる寿命劣化を防止
できる、という効果がある。なお、本実施例では、前回
の点灯時間をもとに待機時の状態を決めていたが、前回
の消灯時間をもとに待機時の状態を決めることもでき
る。
【0026】図16に本発明の実施例7の動作説明図を
示す。構成は実施例5(図13)と同じである。本実施
例の特徴は、実施例6では点灯時間を計測していたのに
対し、消灯時間を計測する点にある。動作を図16に沿
って説明すると、消灯状態(予熱もオフ)になった場
合、制御部Dはタイマ部Jに時間をカウントさせる。次
に人感センサ部Bが人を検出したとき、制御部Dはタイ
マ部Jのカウント値を見て、ある時間よりも短ければ、
蛍光灯照明負荷部Aを予熱せずに即時点灯させる。この
例では、タイマ部Jのカウント値が「10秒」以内であ
れば即時点灯させる。消灯時間が短いと、前回の点灯に
よりフィラメントは温められており、予熱をしなくても
点灯できる状態にあるので、即時に点灯でき、しかも無
駄な電力消費も無くて済む。本実施例では、消灯時間の
大小により予熱の有り無しを決めていたが、消灯時間に
応じて、予熱時間を変化させることもできる。
示す。構成は実施例5(図13)と同じである。本実施
例の特徴は、実施例6では点灯時間を計測していたのに
対し、消灯時間を計測する点にある。動作を図16に沿
って説明すると、消灯状態(予熱もオフ)になった場
合、制御部Dはタイマ部Jに時間をカウントさせる。次
に人感センサ部Bが人を検出したとき、制御部Dはタイ
マ部Jのカウント値を見て、ある時間よりも短ければ、
蛍光灯照明負荷部Aを予熱せずに即時点灯させる。この
例では、タイマ部Jのカウント値が「10秒」以内であ
れば即時点灯させる。消灯時間が短いと、前回の点灯に
よりフィラメントは温められており、予熱をしなくても
点灯できる状態にあるので、即時に点灯でき、しかも無
駄な電力消費も無くて済む。本実施例では、消灯時間の
大小により予熱の有り無しを決めていたが、消灯時間に
応じて、予熱時間を変化させることもできる。
【0027】次に、図17は本発明の実施例8の構成を
示すブロック図である。この実施例は、蛍光灯とその点
灯装置を含む蛍光灯照明負荷部Aと、様々な情報を記憶
する記憶部Hと、時間を計測したり日時をカウントして
いるタイマ部Jと、信号線Fを介して他の照明器具と通
信できる通信部Gと、記憶部Hとタイマ部Jと通信部G
の情報をもとに蛍光灯照明負荷部Aを制御する制御部D
とからなる人感センサ付き照明器具Kであり、複数の器
具Kは信号線Fにバス接続されており、特別な親器を設
けないようなシステムである。
示すブロック図である。この実施例は、蛍光灯とその点
灯装置を含む蛍光灯照明負荷部Aと、様々な情報を記憶
する記憶部Hと、時間を計測したり日時をカウントして
いるタイマ部Jと、信号線Fを介して他の照明器具と通
信できる通信部Gと、記憶部Hとタイマ部Jと通信部G
の情報をもとに蛍光灯照明負荷部Aを制御する制御部D
とからなる人感センサ付き照明器具Kであり、複数の器
具Kは信号線Fにバス接続されており、特別な親器を設
けないようなシステムである。
【0028】本実施例の特徴は、それぞれの照明器具K
のタイマ部Jのカウントタイミングを、最も早くカウン
トし終えた照明器具に合わせるという点にある。動作を
図を参照して説明すると、図18(a)のように、複数
の照明器具K1〜K4が点灯しており、1分後に同時に
消灯する必要がある場合を考える。複数の照明器具K1
〜K4は各自個別にタイマ部Jでカウントし始めるが、
発振子のばら付き又は回路素子のばら付きなどによりど
うしても器具間でカウントにずれが生じ、個別に1分間
カウントさせると、必ずと言って良いほど同時には消灯
しない。つまり、ばらばらと消灯することになる。そこ
で、各々の器具に1分カウントさせて、最も早くカウン
トし終えた照明器具は、信号線Fにその旨を示す信号を
送出する。この例では、図18(b)のように、器具K
2が最も早くカウントし終えたので、他の器具K1、K
3〜K4に消灯を促す信号を伝送する。その信号を受け
取った器具K1、K3〜K4は、自己が1分カウントし
終えていなくても、信号を受け取った時点でカウント終
了とし、図18(c)のように、照明器具を消灯する。
のタイマ部Jのカウントタイミングを、最も早くカウン
トし終えた照明器具に合わせるという点にある。動作を
図を参照して説明すると、図18(a)のように、複数
の照明器具K1〜K4が点灯しており、1分後に同時に
消灯する必要がある場合を考える。複数の照明器具K1
〜K4は各自個別にタイマ部Jでカウントし始めるが、
発振子のばら付き又は回路素子のばら付きなどによりど
うしても器具間でカウントにずれが生じ、個別に1分間
カウントさせると、必ずと言って良いほど同時には消灯
しない。つまり、ばらばらと消灯することになる。そこ
で、各々の器具に1分カウントさせて、最も早くカウン
トし終えた照明器具は、信号線Fにその旨を示す信号を
送出する。この例では、図18(b)のように、器具K
2が最も早くカウントし終えたので、他の器具K1、K
3〜K4に消灯を促す信号を伝送する。その信号を受け
取った器具K1、K3〜K4は、自己が1分カウントし
終えていなくても、信号を受け取った時点でカウント終
了とし、図18(c)のように、照明器具を消灯する。
【0029】このようにすることで、特別な親機を設け
ないシステムであっても、器具間の同期が取れて、同じ
タイミングで消灯させるようなことも可能になる。この
例では、実際に計測する時間(1分)をカウントし、最
もカウント終了が早かった器具にタイミングを合わせた
が、或る器具だけ計測したい時間が違うというような場
合は、その各々の計測したい時間の公約数をカウント
し、信号伝送を繰り返すことで、所要の時間を得るとい
う手段も考えられる。
ないシステムであっても、器具間の同期が取れて、同じ
タイミングで消灯させるようなことも可能になる。この
例では、実際に計測する時間(1分)をカウントし、最
もカウント終了が早かった器具にタイミングを合わせた
が、或る器具だけ計測したい時間が違うというような場
合は、その各々の計測したい時間の公約数をカウント
し、信号伝送を繰り返すことで、所要の時間を得るとい
う手段も考えられる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、人感センサ
と、蛍光灯の照明負荷と、人感センサの出力をもとに蛍
光灯照明負荷を制御する制御部を有する人感センサ付き
蛍光灯照明器具において、人が居ない待機時には、蛍光
灯のフィラメントを予熱した状態で待機するか、予熱電
流を止めてしまうオフ状態かを選択できるようにしたの
で、蛍光灯のフィラメントを予熱した状態で待機すれ
ば、人感センサの検知に応答して即時に蛍光灯照明負荷
を点灯でき、また、フィラメントが暖かい状態で点滅す
るので、ランプ寿命も従来のものに比べてかなり向上す
るという効果があり、また、予熱電流を止めてしまうオ
フ状態で待機すれば、省電力効果を得られる。
と、蛍光灯の照明負荷と、人感センサの出力をもとに蛍
光灯照明負荷を制御する制御部を有する人感センサ付き
蛍光灯照明器具において、人が居ない待機時には、蛍光
灯のフィラメントを予熱した状態で待機するか、予熱電
流を止めてしまうオフ状態かを選択できるようにしたの
で、蛍光灯のフィラメントを予熱した状態で待機すれ
ば、人感センサの検知に応答して即時に蛍光灯照明負荷
を点灯でき、また、フィラメントが暖かい状態で点滅す
るので、ランプ寿命も従来のものに比べてかなり向上す
るという効果があり、また、予熱電流を止めてしまうオ
フ状態で待機すれば、省電力効果を得られる。
【0031】請求項2の発明によれば、人感センサと、
蛍光灯の照明負荷と、人感センサの出力をもとに蛍光灯
照明負荷を制御する制御部を有する人感センサ付き蛍光
灯照明器具において、人が居ない待機時には、蛍光灯を
調光し減光した状態で待機するか、消灯して予熱電流も
止めてしまうオフ状態かを選択できるようにしたので、
必要な照度を速やかに得られる用途と、省電力効果を得
られる用途のいずれにも対応できるという効果がある。
に利用できる。
蛍光灯の照明負荷と、人感センサの出力をもとに蛍光灯
照明負荷を制御する制御部を有する人感センサ付き蛍光
灯照明器具において、人が居ない待機時には、蛍光灯を
調光し減光した状態で待機するか、消灯して予熱電流も
止めてしまうオフ状態かを選択できるようにしたので、
必要な照度を速やかに得られる用途と、省電力効果を得
られる用途のいずれにも対応できるという効果がある。
に利用できる。
【0032】請求項3の発明によれば、請求項1の照明
器具を複数備え、各照明器具は他の照明器具と通信でき
る通信部を備えており、ある器具が最初に人を検知した
場合、自己の照明負荷を予熱及び点灯させると共に、他
の照明器具に、予熱を促す信号を伝送するようにしたの
で、仮に他の器具の検知エリアに人が移動しても即時点
灯できるという効果がある。
器具を複数備え、各照明器具は他の照明器具と通信でき
る通信部を備えており、ある器具が最初に人を検知した
場合、自己の照明負荷を予熱及び点灯させると共に、他
の照明器具に、予熱を促す信号を伝送するようにしたの
で、仮に他の器具の検知エリアに人が移動しても即時点
灯できるという効果がある。
【0033】また、請求項4の発明によれば、請求項3
において、複数の照明器具が設置されているエリアの出
入口に最も近い場所に配置された照明器具は、蛍光灯の
フィラメントに予熱電流を流した状態で待機させるよう
にしたので、人がエリアの出入口に来ると直ちに照明器
具を点灯でき、更に人がエリアの奥に入るにつれて各照
明器具を即時点灯できるという効果がある。
において、複数の照明器具が設置されているエリアの出
入口に最も近い場所に配置された照明器具は、蛍光灯の
フィラメントに予熱電流を流した状態で待機させるよう
にしたので、人がエリアの出入口に来ると直ちに照明器
具を点灯でき、更に人がエリアの奥に入るにつれて各照
明器具を即時点灯できるという効果がある。
【0034】請求項5の発明によれば、請求項2又は3
において、複数の照明器具が設置されているエリアの出
入口に最も近い場所に配置された照明器具は、蛍光灯を
調光し減光した状態で待機させるようにしたので、遠く
からでも出入口に薄明かりが得られて夜間でも安全であ
る上に、出入口に人が来れば直ちに必要な照度が得られ
るという効果がある。
において、複数の照明器具が設置されているエリアの出
入口に最も近い場所に配置された照明器具は、蛍光灯を
調光し減光した状態で待機させるようにしたので、遠く
からでも出入口に薄明かりが得られて夜間でも安全であ
る上に、出入口に人が来れば直ちに必要な照度が得られ
るという効果がある。
【0035】請求項6の発明によれば、請求項1におい
て、照明器具は前日の蛍光灯照明負荷の点滅回数をカウ
ントする手段を備え、そのカウントした点滅回数に応じ
て、消灯時の蛍光灯照明負荷の待機状態を変化させるよ
うにしたので、勤務日と連休とでは点滅回数が異なるこ
とから、連休の2日目以降には予熱電流を止めてしまう
オフ状態で待機して省電力効果を得ることができる。
て、照明器具は前日の蛍光灯照明負荷の点滅回数をカウ
ントする手段を備え、そのカウントした点滅回数に応じ
て、消灯時の蛍光灯照明負荷の待機状態を変化させるよ
うにしたので、勤務日と連休とでは点滅回数が異なるこ
とから、連休の2日目以降には予熱電流を止めてしまう
オフ状態で待機して省電力効果を得ることができる。
【0036】請求項7の発明によれば、請求項6におい
て、前日の照明負荷点滅回数が或る一定数以上であれ
ば、蛍光灯のフィラメントに常時予熱電流を流した状態
で待機させておくようにしたので、勤務日の2日目以降
には蛍光灯のフィラメントを予熱した状態で待機して即
時点灯とランプ寿命改善の効果を得ることができる。
て、前日の照明負荷点滅回数が或る一定数以上であれ
ば、蛍光灯のフィラメントに常時予熱電流を流した状態
で待機させておくようにしたので、勤務日の2日目以降
には蛍光灯のフィラメントを予熱した状態で待機して即
時点灯とランプ寿命改善の効果を得ることができる。
【0037】請求項8の発明によれば、請求項1におい
て、照明器具は直前の点灯時間を計測する手段を備え、
その計測された点灯時間に応じて消灯時の蛍光灯照明負
荷の待機状態を変化させ、さらに、請求項9の発明によ
れば、照明負荷の点灯時間が或る一定時間に満たずに消
灯した場合、消灯してから或る一定時間は蛍光灯のフィ
ラメントに常時予熱電流を流した状態で待機させておく
ようにしてから、通路のように蛍光灯の点灯時間が短い
場合でも、即時点灯することができ、ランプ寿命も改善
できるという効果がある。
て、照明器具は直前の点灯時間を計測する手段を備え、
その計測された点灯時間に応じて消灯時の蛍光灯照明負
荷の待機状態を変化させ、さらに、請求項9の発明によ
れば、照明負荷の点灯時間が或る一定時間に満たずに消
灯した場合、消灯してから或る一定時間は蛍光灯のフィ
ラメントに常時予熱電流を流した状態で待機させておく
ようにしてから、通路のように蛍光灯の点灯時間が短い
場合でも、即時点灯することができ、ランプ寿命も改善
できるという効果がある。
【0038】請求項10の発明によれば、請求項1にお
いて、照明器具は直前の消灯時間を計測する手段を備
え、人感センサの検知により点灯に移行する際、前記計
測された点灯直前までの消灯時間に応じて、点灯時の蛍
光灯フィラメントの予熱時間を切り換えるものであり、
さらに、請求項11の発明によれば、消灯時間が或る一
定時間より短ければ、蛍光灯照明負荷を予熱せずに即時
点灯させるようにしたので、蛍光灯のフィラメントが温
かい状態では、予熱に要する時間を短縮して速やかに必
要な明るさを得ることができるという効果がある。
いて、照明器具は直前の消灯時間を計測する手段を備
え、人感センサの検知により点灯に移行する際、前記計
測された点灯直前までの消灯時間に応じて、点灯時の蛍
光灯フィラメントの予熱時間を切り換えるものであり、
さらに、請求項11の発明によれば、消灯時間が或る一
定時間より短ければ、蛍光灯照明負荷を予熱せずに即時
点灯させるようにしたので、蛍光灯のフィラメントが温
かい状態では、予熱に要する時間を短縮して速やかに必
要な明るさを得ることができるという効果がある。
【0039】請求項12の発明によれば、複数の照明器
具が信号線にバス接続されたシステムで、各照明器具
は、信号線を介して他の照明器具と通信できる通信部
と、照明器具全体を制御する制御部と、時間をカウント
するタイマ部を含み、各照明器具が個別にタイマ部で時
間計測する際に、最も早く時間計測が終了した照明器具
は信号線に計測終了を示す信号を伝送し、他の器具は自
己が計測終了していなくても、前記計測終了を示す信号
に合わせて、自己の計測を終了するようにしたので、特
別な親器を有しない親機レスのシステムで各照明器具が
個別に動作する場合であっても、その器具間で同期を取
ることができ、消灯タイミングを揃えたり、点灯保持時
間を揃えるなど、使用者にとって快適な照明装置を提供
できるという効果を奏する。
具が信号線にバス接続されたシステムで、各照明器具
は、信号線を介して他の照明器具と通信できる通信部
と、照明器具全体を制御する制御部と、時間をカウント
するタイマ部を含み、各照明器具が個別にタイマ部で時
間計測する際に、最も早く時間計測が終了した照明器具
は信号線に計測終了を示す信号を伝送し、他の器具は自
己が計測終了していなくても、前記計測終了を示す信号
に合わせて、自己の計測を終了するようにしたので、特
別な親器を有しない親機レスのシステムで各照明器具が
個別に動作する場合であっても、その器具間で同期を取
ることができ、消灯タイミングを揃えたり、点灯保持時
間を揃えるなど、使用者にとって快適な照明装置を提供
できるという効果を奏する。
【0040】請求項13の発明によれば、請求項3にお
いて、各照明器具は人体を検出している間もしくは自己
の照明負荷を点灯している間は、他の照明器具に定期的
に予熱を促す信号を送出するようにしたので、人が移動
したときにも即時点灯が可能となる。
いて、各照明器具は人体を検出している間もしくは自己
の照明負荷を点灯している間は、他の照明器具に定期的
に予熱を促す信号を送出するようにしたので、人が移動
したときにも即時点灯が可能となる。
【0041】請求項14の発明によれば、請求項7にお
いて、前日の点灯回数が前々日の点灯回数と大きく異な
る場合は、前々日のデータをもとに当日の動作を決定す
るようにしたので、休日と勤務日のデータの急変に影響
されずに動作を決定できるという効果がある。
いて、前日の点灯回数が前々日の点灯回数と大きく異な
る場合は、前々日のデータをもとに当日の動作を決定す
るようにしたので、休日と勤務日のデータの急変に影響
されずに動作を決定できるという効果がある。
【0042】請求項15の発明によれば、請求項8にお
いて、照明器具は直前の消灯時間を計測する手段を備
え、その計測された消灯時間に応じて消灯時の蛍光灯照
明負荷の待機状態を変化させ、さらに、請求項16の発
明によれば、消灯時間が或る一定時間に満たずに点灯し
た場合、次に消灯させるときは蛍光灯に常時予熱電流を
流した状態にしておくようにしたので、短い消灯時間で
頻繁に点灯するような用途では、ランプ寿命を改善でき
ると共に、必要な照度を速やかに得られるという効果が
ある。
いて、照明器具は直前の消灯時間を計測する手段を備
え、その計測された消灯時間に応じて消灯時の蛍光灯照
明負荷の待機状態を変化させ、さらに、請求項16の発
明によれば、消灯時間が或る一定時間に満たずに点灯し
た場合、次に消灯させるときは蛍光灯に常時予熱電流を
流した状態にしておくようにしたので、短い消灯時間で
頻繁に点灯するような用途では、ランプ寿命を改善でき
ると共に、必要な照度を速やかに得られるという効果が
ある。
【図1】本発明の実施例1の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例1の消灯モードでの消灯時の動
作説明図である。
作説明図である。
【図3】本発明の実施例1の消灯モードでの点灯時の動
作説明図である。
作説明図である。
【図4】本発明の実施例1の予熱モードでの消灯時の動
作説明図である。
作説明図である。
【図5】本発明の実施例1の予熱モードでの点灯時の動
作説明図である。
作説明図である。
【図6】本発明の実施例1の調光モードでの点灯時の動
作説明図である。
作説明図である。
【図7】本発明の実施例1の調光モードでの点灯時の動
作説明図である。
作説明図である。
【図8】本発明の実施例2の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】本発明の実施例2の動作説明図である。
【図10】本発明の実施例3の動作説明図である。
【図11】本発明の実施例4の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図12】本発明の実施例4の動作説明図である。
【図13】本発明の実施例5の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図14】本発明の実施例5の動作説明図である。
【図15】本発明の実施例6の動作説明図である。
【図16】本発明の実施例7の動作説明図である。
【図17】本発明の実施例8の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図18】本発明の実施例8の動作説明図である。
【図19】従来例の動作説明図である。
【図20】別の従来例の動作説明図である。
A 蛍光灯照明負荷部 B 人感センサ部 C 設定切替手段 D 制御部 E 人感センサ付き照明器具
Claims (16)
- 【請求項1】 人感センサと、蛍光灯の照明負荷と、
人感センサの出力をもとに蛍光灯照明負荷を制御する制
御部を有する人感センサ付き蛍光灯照明器具において、
人が居ない待機時には、蛍光灯のフィラメントを予熱し
た状態で待機するか、予熱電流を止めてしまうオフ状態
かを選択できるようにしたことを特徴とする照明装置。 - 【請求項2】 人感センサと、蛍光灯の照明負荷と、
人感センサの出力をもとに蛍光灯照明負荷を制御する制
御部を有する人感センサ付き蛍光灯照明器具において、
人が居ない待機時には、蛍光灯を調光し減光した状態で
待機するか、消灯して予熱電流も止めてしまうオフ状態
かを選択できるようにしたことを特徴とする照明装置。 - 【請求項3】 請求項1の照明器具を複数備え、各照
明器具は他の照明器具と通信できる通信部を備えてお
り、ある器具が最初に人を検知した場合、自己の照明負
荷を予熱及び点灯させると共に、他の照明器具に、予熱
を促す信号を伝送するようにしたことを特徴とする照明
装置。 - 【請求項4】 請求項3において、複数の照明器具が
設置されているエリアの出入口に最も近い場所に配置さ
れた照明器具は、蛍光灯のフィラメントに予熱電流を流
した状態で待機させるようにしたことを特徴とする照明
装置。 - 【請求項5】 請求項2又は3において、複数の照明
器具が設置されているエリアの出入口に最も近い場所に
配置された照明器具は、蛍光灯を調光し減光した状態で
待機させるようにしたことを特徴とする照明装置。 - 【請求項6】 請求項1において、照明器具は前日の
蛍光灯照明負荷の点滅回数をカウントする手段を備え、
そのカウントした点滅回数に応じて、消灯時の蛍光灯照
明負荷の待機状態を変化させることを特徴とする照明装
置。 - 【請求項7】 請求項6において、前日の照明負荷点
滅回数が或る一定数以上であれば、蛍光灯のフィラメン
トに常時予熱電流を流した状態で待機させておくことを
特徴とする照明装置。 - 【請求項8】 請求項1において、照明器具は直前の
点灯時間を計測する手段を備え、その計測された点灯時
間に応じて消灯時の蛍光灯照明負荷の待機状態を変化さ
せることを特徴とする照明装置。 - 【請求項9】 請求項8において、照明負荷の点灯時
間が或る一定時間に満たずに消灯した場合、消灯してか
ら或る一定時間は蛍光灯のフィラメントに常時予熱電流
を流した状態で待機させておくことを特徴とする照明装
置。 - 【請求項10】 請求項1において、照明器具は直前
の消灯時間を計測する手段を備え、人感センサの検知に
より点灯に移行する際、前記計測された点灯直前までの
消灯時間に応じて、点灯時の蛍光灯フィラメントの予熱
時間を切り換えることを特徴とする照明装置。 - 【請求項11】 請求項10において、消灯時間が或
る一定時間より短ければ、蛍光灯照明負荷を予熱せずに
即時点灯させることを特徴とする照明装置。 - 【請求項12】 複数の照明器具が信号線にバス接続
されたシステムで、各照明器具は、信号線を介して他の
照明器具と通信できる通信部と、照明器具全体を制御す
る制御部と、時間をカウントするタイマ部を含み、各照
明器具が個別にタイマ部で時間計測する際に、最も早く
時間計測が終了した照明器具は信号線に計測終了を示す
信号を伝送し、他の器具は自己が計測終了していなくて
も、前記計測終了を示す信号に合わせて、自己の計測を
終了することを特徴とする照明装置。 - 【請求項13】 請求項3において、各照明器具は人
体を検出している間もしくは自己の照明負荷を点灯して
いる間は、他の照明器具に定期的に予熱を促す信号を送
出することを特徴とする照明装置。 - 【請求項14】 請求項7において、前日の点灯回数
が前々日の点灯回数と大きく異なる場合は、前々日のデ
ータをもとに当日の動作を決定する照明装置。 - 【請求項15】 請求項8において、照明器具は直前
の消灯時間を計測する手段を備え、その計測された消灯
時間に応じて消灯時の蛍光灯照明負荷の待機状態を変化
させることを特徴とする照明装置。 - 【請求項16】 請求項8において、照明器具は直前
の消灯時間を計測する手段を備え、その計測された消灯
時間が或る一定時間に満たずに点灯した場合、次に消灯
させるときは蛍光灯に常時予熱電流を流した状態にして
おくことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285642A JPH10134966A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285642A JPH10134966A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10134966A true JPH10134966A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17694181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8285642A Pending JPH10134966A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10134966A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-10-28 JP JP8285642A patent/JPH10134966A/ja active Pending
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