JPH10129369A - 車両における配線構造 - Google Patents
車両における配線構造Info
- Publication number
- JPH10129369A JPH10129369A JP29280996A JP29280996A JPH10129369A JP H10129369 A JPH10129369 A JP H10129369A JP 29280996 A JP29280996 A JP 29280996A JP 29280996 A JP29280996 A JP 29280996A JP H10129369 A JPH10129369 A JP H10129369A
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- spacer
- side frame
- floor panel
- wire harness
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイドフレームよりも上方に位置するフロア
パネルを備えた車両において、ワイヤーハーネスを合理
的に配置して空間の有効利用を図る。 【解決手段】 電気自動車の左右一対のサイドフレーム
5を該サイドフレーム5よりも上方に位置するフロアパ
ネル2で接続し、フロアパネル2の下方にバッテリボッ
クス1を形成する。フロアパネル2とサイドフレーム5
との接続部の段差を埋めるように押出材よりなるスペー
サ12を配置し、更にその上方をカバー31で覆う。ス
ペーサ16は、その下面の開口部19がサイドフレーム
5の上面に対向するワイヤーハーネス収納空間20を備
えており、このワイヤーハーネス収納空間20を利用し
てワイヤーハーネス21が収納される。
パネルを備えた車両において、ワイヤーハーネスを合理
的に配置して空間の有効利用を図る。 【解決手段】 電気自動車の左右一対のサイドフレーム
5を該サイドフレーム5よりも上方に位置するフロアパ
ネル2で接続し、フロアパネル2の下方にバッテリボッ
クス1を形成する。フロアパネル2とサイドフレーム5
との接続部の段差を埋めるように押出材よりなるスペー
サ12を配置し、更にその上方をカバー31で覆う。ス
ペーサ16は、その下面の開口部19がサイドフレーム
5の上面に対向するワイヤーハーネス収納空間20を備
えており、このワイヤーハーネス収納空間20を利用し
てワイヤーハーネス21が収納される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の左右両側部
に前後方向に配置した一対のサイドフレームを、該サイ
ドフレームよりも上方に位置するフロアパネルで接続し
てなる車両に関し、特に、その車両の配線構造に関す
る。
に前後方向に配置した一対のサイドフレームを、該サイ
ドフレームよりも上方に位置するフロアパネルで接続し
てなる車両に関し、特に、その車両の配線構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンを走行用駆動源とする
自動車は、そのフロアパネルが車体の左右両側部に配置
したサイドフレーム(サイドシル)よりも低い位置に設
けられているため、サイドフレームを跨ぐようにして乗
降を行う必要があった。一方、フロアパネルの下面に走
行用のバッテリを収納するバッテリ収納空間を設けた電
気自動車では、バッテリ収納室によってフロアパネルの
高さがサイドフレームよりも高くなるため、乗降時にサ
イドフレームを跨ぐ必要がなくなって乗降性が向上す
る。
自動車は、そのフロアパネルが車体の左右両側部に配置
したサイドフレーム(サイドシル)よりも低い位置に設
けられているため、サイドフレームを跨ぐようにして乗
降を行う必要があった。一方、フロアパネルの下面に走
行用のバッテリを収納するバッテリ収納空間を設けた電
気自動車では、バッテリ収納室によってフロアパネルの
高さがサイドフレームよりも高くなるため、乗降時にサ
イドフレームを跨ぐ必要がなくなって乗降性が向上す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の配
線に用いられるワイヤーハーネスは車体の内外の空間を
利用して配置されるが、そのワイヤーハーネスを損傷や
水から保護するためにはカバーが必要であり、カバーを
含むワイヤーハーネスの配置スペースを車体に確保する
ことは容易ではない。
線に用いられるワイヤーハーネスは車体の内外の空間を
利用して配置されるが、そのワイヤーハーネスを損傷や
水から保護するためにはカバーが必要であり、カバーを
含むワイヤーハーネスの配置スペースを車体に確保する
ことは容易ではない。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、サイドフレームよりも上方に位置するフロアパネル
を備えた車両において、ワイヤーハーネスを合理的に配
置して空間の有効利用を図ることを目的とする。
で、サイドフレームよりも上方に位置するフロアパネル
を備えた車両において、ワイヤーハーネスを合理的に配
置して空間の有効利用を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明では、左右一対のサイドフレームを該サイドフレーム
よりも上方に位置するフロアパネルで接続したものにお
いて、前記接続部の上面をスペーサで覆うことにより、
サイドフレームとフロアパネルとを滑らかに接続して乗
降性及び外観を向上させることができ、しかもスペーサ
とサイドフレームとの間の空間を有効に利用してワイヤ
ーハーネスを合理的にレイアウトすることができる。
明では、左右一対のサイドフレームを該サイドフレーム
よりも上方に位置するフロアパネルで接続したものにお
いて、前記接続部の上面をスペーサで覆うことにより、
サイドフレームとフロアパネルとを滑らかに接続して乗
降性及び外観を向上させることができ、しかもスペーサ
とサイドフレームとの間の空間を有効に利用してワイヤ
ーハーネスを合理的にレイアウトすることができる。
【0006】請求項2に記載された発明では、スペーサ
に形成された空間がサイドフレーム側に開放する開口部
を有するので、サイドフレームからスペーサを取り外す
ことによりワイヤーハーネスを容易にメンテナンスする
ことができる。
に形成された空間がサイドフレーム側に開放する開口部
を有するので、サイドフレームからスペーサを取り外す
ことによりワイヤーハーネスを容易にメンテナンスする
ことができる。
【0007】請求項3に記載された発明では、スペーサ
に形成した係合溝をサイドフレームの上面に突出するフ
ランジ部に上方から係合させることにより、スペーサを
サイドフレームに強固に結合して位置ずれを防止すると
ともに、スペーサの空間内に水等が浸入するのを防止す
ることができる。
に形成した係合溝をサイドフレームの上面に突出するフ
ランジ部に上方から係合させることにより、スペーサを
サイドフレームに強固に結合して位置ずれを防止すると
ともに、スペーサの空間内に水等が浸入するのを防止す
ることができる。
【0008】請求項4に記載された発明では、サイドフ
レーム及びスペーサの接続部の上面に装着したカバーで
スペーサの係合溝を覆うので、乗降性及び外観を更に向
上させるとともに、スペーサの空間への水等の浸入を一
層確実に防止することができる。
レーム及びスペーサの接続部の上面に装着したカバーで
スペーサの係合溝を覆うので、乗降性及び外観を更に向
上させるとともに、スペーサの空間への水等の浸入を一
層確実に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は電気自動車の全体側面図、図2は図1の2方
向拡大斜視図、図3は図2の3−3線拡大断面図であ
る。
で、図1は電気自動車の全体側面図、図2は図1の2方
向拡大斜視図、図3は図2の3−3線拡大断面図であ
る。
【0011】図1に示すように、電気自動車Vの車体前
部には走行用の電気モータMが搭載されており、この電
気モータMは車体中央部に設けられたバッテリボックス
1に収納されたバッテリにより駆動される。バッテリボ
ックス1の上面に形成されたフロアパネル2にフロント
シート3及びリヤシート4が支持される。
部には走行用の電気モータMが搭載されており、この電
気モータMは車体中央部に設けられたバッテリボックス
1に収納されたバッテリにより駆動される。バッテリボ
ックス1の上面に形成されたフロアパネル2にフロント
シート3及びリヤシート4が支持される。
【0012】図2及び図3から明らかなように、車体の
左右両側部に前後方向に配置されるサイドフレーム5
は、サイドフレームアウター6とサイドフレームインナ
ー7とを上下のフランジ部8で溶接したボックス断面を
備える。フロアパネル2は、サイドフレーム5のサイド
フレームインナー7の上面に溶接された接続部9と、こ
の接続部9から車体内側に向けて斜め上方に立ち上がる
傾斜部10と、傾斜部10から車体内側に向けて水平に
延びる平坦部11とから構成される。フロアパネル2の
接続部9及び傾斜部10の上部に、合成樹脂製の押出材
よりなるスペーサ12が装着される。
左右両側部に前後方向に配置されるサイドフレーム5
は、サイドフレームアウター6とサイドフレームインナ
ー7とを上下のフランジ部8で溶接したボックス断面を
備える。フロアパネル2は、サイドフレーム5のサイド
フレームインナー7の上面に溶接された接続部9と、こ
の接続部9から車体内側に向けて斜め上方に立ち上がる
傾斜部10と、傾斜部10から車体内側に向けて水平に
延びる平坦部11とから構成される。フロアパネル2の
接続部9及び傾斜部10の上部に、合成樹脂製の押出材
よりなるスペーサ12が装着される。
【0013】スペーサ12は、フロアパネル2の傾斜部
10よりも傾斜角度が小さい上壁部13と、上壁部13
の左右方向外端に接続されて下向きに開口し、前記サイ
ドフレーム5のフランジ部8に上方から係合する係合溝
14と、フロアパネル2の傾斜部10に重ね合わされる
下壁部15と、下壁部15の左右方向外端から上方に延
びて上壁部13の下面に連なる縦壁部16と、上壁部1
3及び下壁部15の左右方向外端に接続され、クリップ
17によってフロアパネル2の傾斜部10に着脱自在に
固定される固定部18とから構成される。スペーサ12
は、上壁部13、縦壁部16及び係合溝14によって囲
まれるとともに、フロアパネル2の接続部9の上面に対
向する部分に開口部19を有するワイヤーハーネス収納
空間20を備える。
10よりも傾斜角度が小さい上壁部13と、上壁部13
の左右方向外端に接続されて下向きに開口し、前記サイ
ドフレーム5のフランジ部8に上方から係合する係合溝
14と、フロアパネル2の傾斜部10に重ね合わされる
下壁部15と、下壁部15の左右方向外端から上方に延
びて上壁部13の下面に連なる縦壁部16と、上壁部1
3及び下壁部15の左右方向外端に接続され、クリップ
17によってフロアパネル2の傾斜部10に着脱自在に
固定される固定部18とから構成される。スペーサ12
は、上壁部13、縦壁部16及び係合溝14によって囲
まれるとともに、フロアパネル2の接続部9の上面に対
向する部分に開口部19を有するワイヤーハーネス収納
空間20を備える。
【0014】前記ワイヤーハーネス収納空間20に収納
されたワイヤーハーネス21を所定間隔で束ねるホルダ
ー22…は、その脚部221 がフロアパネル2の接続部
9及びサイドフレームインナー7を貫通して固定され
る。ワイヤーハーネス21の途中から分岐する2本のワ
イヤーハーネス23,24は、スペーサ12に形成した
切欠25,26から該スペーサ12の外部に延び、フロ
アパネル2の上面に車体左右方向に設けられたクロスメ
ンバー27の外部に沿って導かれる。
されたワイヤーハーネス21を所定間隔で束ねるホルダ
ー22…は、その脚部221 がフロアパネル2の接続部
9及びサイドフレームインナー7を貫通して固定され
る。ワイヤーハーネス21の途中から分岐する2本のワ
イヤーハーネス23,24は、スペーサ12に形成した
切欠25,26から該スペーサ12の外部に延び、フロ
アパネル2の上面に車体左右方向に設けられたクロスメ
ンバー27の外部に沿って導かれる。
【0015】フロアパネル2の平坦部11の上面には制
振材であるメルシート40を介してフェルト28が敷か
れ、更にその上面にはマット29が重ね合わされる。ス
ペーサ12の縦壁16の上部に達するマット29の外端
は、前後に3分割された合成樹脂製のカバー30,3
1,32の内端によって押さえられる。図3に示すよう
に、例えば中央のカバー31は、その内端近傍が面ファ
スナー33によってスペーサ12の上面に着脱自在に固
定され、その外端がサイドフレームアウター6の上面に
クリップ34を介して着脱自在に固定される。
振材であるメルシート40を介してフェルト28が敷か
れ、更にその上面にはマット29が重ね合わされる。ス
ペーサ12の縦壁16の上部に達するマット29の外端
は、前後に3分割された合成樹脂製のカバー30,3
1,32の内端によって押さえられる。図3に示すよう
に、例えば中央のカバー31は、その内端近傍が面ファ
スナー33によってスペーサ12の上面に着脱自在に固
定され、その外端がサイドフレームアウター6の上面に
クリップ34を介して着脱自在に固定される。
【0016】車体の側部を開閉するドア35は、アウタ
ーパネル36と、アウターパネル36の内側に結合され
たインナーパネル37と、インナーパネル37の内側に
結合されたライニング38と、インナーパネル37に設
けられて前記カバー30,31,32に当接するウエザ
ーストリップ39とを備える。
ーパネル36と、アウターパネル36の内側に結合され
たインナーパネル37と、インナーパネル37の内側に
結合されたライニング38と、インナーパネル37に設
けられて前記カバー30,31,32に当接するウエザ
ーストリップ39とを備える。
【0017】而して、左右のサイドフレーム5と、それ
よりも高い位置に設けられたフロアパネル2との段差が
スペーサ12により埋められるので、フロアパネル2の
左右両側部の傾斜が緩やかになって乗降性が向上する。
しかもスペーサ12とサイドフレーム5との接続部の上
面がカバー30,31,32で覆われるため、前記接続
部が滑らかになって外観が向上するだけでなく乗降性も
更に向上する。またスペーサ12とサイドフレーム5と
の間のワイヤーハーネス収納空間20にワイヤーハーネ
ス21を収納したので、本来はスペーサ12によって埋
められる空間をワイヤーハーネス21の収納に利用する
ことが可能となるばかりか、スペーサ12でワイヤーハ
ーネス21を覆って損傷から保護することができる。
よりも高い位置に設けられたフロアパネル2との段差が
スペーサ12により埋められるので、フロアパネル2の
左右両側部の傾斜が緩やかになって乗降性が向上する。
しかもスペーサ12とサイドフレーム5との接続部の上
面がカバー30,31,32で覆われるため、前記接続
部が滑らかになって外観が向上するだけでなく乗降性も
更に向上する。またスペーサ12とサイドフレーム5と
の間のワイヤーハーネス収納空間20にワイヤーハーネ
ス21を収納したので、本来はスペーサ12によって埋
められる空間をワイヤーハーネス21の収納に利用する
ことが可能となるばかりか、スペーサ12でワイヤーハ
ーネス21を覆って損傷から保護することができる。
【0018】スペーサ12はサイドフレーム5側に開放
する開口部19を備えているため、サイドフレーム5か
らスペーサ12を取り外すことによりワイヤーハーネス
21を容易にメンテナンスすることができる。またスペ
ーサ12の係合溝14がサイドフレーム5のフランジ部
8に係合しているため、スペーサ12の位置ずれを確実
に防止することができるだけでなく、スペーサ12がカ
バー30,31,32によって覆われていることと相俟
って、ワイヤーハーネス収納空間20への水等の浸入を
効果的に防止することができる。
する開口部19を備えているため、サイドフレーム5か
らスペーサ12を取り外すことによりワイヤーハーネス
21を容易にメンテナンスすることができる。またスペ
ーサ12の係合溝14がサイドフレーム5のフランジ部
8に係合しているため、スペーサ12の位置ずれを確実
に防止することができるだけでなく、スペーサ12がカ
バー30,31,32によって覆われていることと相俟
って、ワイヤーハーネス収納空間20への水等の浸入を
効果的に防止することができる。
【0019】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0020】例えば、実施例では本発明を電気自動車V
に適用しているが、本発明はエンジンを走行用駆動源と
する自動車に対しても適用することができる。この場
合、電気自動車Vのバッテリボックス1に対応する空間
は物入れ等として利用することができる。
に適用しているが、本発明はエンジンを走行用駆動源と
する自動車に対しても適用することができる。この場
合、電気自動車Vのバッテリボックス1に対応する空間
は物入れ等として利用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、サイドフレーム及びフロアパネルの接続部
上面をスペーサで覆ったので、サイドフレームとフロア
パネルとを滑らかに接続して乗降性及び外観を向上させ
ることができる。またスペーサとサイドフレームとの間
の空間にワイヤーハーネスを配置したので、前記空間を
有効に利用してワイヤーハーネスを合理的にレイアウト
することができる。
明によれば、サイドフレーム及びフロアパネルの接続部
上面をスペーサで覆ったので、サイドフレームとフロア
パネルとを滑らかに接続して乗降性及び外観を向上させ
ることができる。またスペーサとサイドフレームとの間
の空間にワイヤーハーネスを配置したので、前記空間を
有効に利用してワイヤーハーネスを合理的にレイアウト
することができる。
【0022】また請求項2に記載された発明によれば、
前記空間はワイヤーハーネスに沿ってサイドフレーム側
に開放する開口部を有するので、サイドフレームからス
ペーサを取り外してワイヤーハーネスを容易にメンテナ
ンスすることができる。
前記空間はワイヤーハーネスに沿ってサイドフレーム側
に開放する開口部を有するので、サイドフレームからス
ペーサを取り外してワイヤーハーネスを容易にメンテナ
ンスすることができる。
【0023】また請求項3に記載された発明によれば、
スペーサは下向きに開放する係合溝を備えており、この
係合溝をサイドフレームの上面に突出するフランジ部に
上方から係合させたので、スペーサがサイドフレームに
対して位置ずれするのを防止するとともに、スペーサの
空間内に水等が浸入するのを防止することができる。
スペーサは下向きに開放する係合溝を備えており、この
係合溝をサイドフレームの上面に突出するフランジ部に
上方から係合させたので、スペーサがサイドフレームに
対して位置ずれするのを防止するとともに、スペーサの
空間内に水等が浸入するのを防止することができる。
【0024】また請求項4に記載された発明によれば、
サイドフレーム及びスペーサの接続部上面にカバーを装
着し、このカバーで前記スペーサの係合溝を覆ったの
で、サイドフレームとフロアパネルとが一層滑らかに接
続されて乗降性及び外観が更に向上するとともに、スペ
ーサの空間への水等の浸入が一層確実に防止される。
サイドフレーム及びスペーサの接続部上面にカバーを装
着し、このカバーで前記スペーサの係合溝を覆ったの
で、サイドフレームとフロアパネルとが一層滑らかに接
続されて乗降性及び外観が更に向上するとともに、スペ
ーサの空間への水等の浸入が一層確実に防止される。
【図1】電気自動車の全体側面図
【図2】図1の2方向拡大斜視図
【図3】図2の3−3線拡大断面図
2 フロアパネル 5 サイドフレーム 8 フランジ部 12 スペーサ 14 係合溝 19 開口部 20 ワイヤーハーネス収納空間(空間) 21 ワイヤーハーネス 30 カバー 31 カバー 32 カバー
Claims (4)
- 【請求項1】 車体の左右両側部に前後方向に配置した
一対のサイドフレーム(5)を、該サイドフレーム
(5)よりも上方に位置するフロアパネル(2)で接続
してなる車両において、 サイドフレーム(5)及びフロアパネル(2)の接続部
上面をスペーサ(12)で覆うとともに、このスペーサ
(12)とサイドフレーム(5)との間の空間(20)
にワイヤーハーネス(21)を配置したことを特徴とす
る、車両における配線構造。 - 【請求項2】 前記空間(20)はワイヤーハーネス
(21)に沿ってサイドフレーム(5)側に開放する開
口部(19)を有することを特徴とする、請求項1記載
の車両における配線構造。 - 【請求項3】 前記スペーサ(12)は下向きに開放す
る係合溝(14)を備えており、この係合溝(14)を
サイドフレーム(5)の上面に突出するフランジ部
(8)に上方から係合させたことを特徴とする、請求項
1記載の車両における配線構造。 - 【請求項4】 サイドフレーム(5)及びスペーサ(1
2)の接続部上面にカバー(30,31,32)を装着
し、このカバー(30,31,32)で前記スペーサ
(12)の係合溝(14)を覆ったことを特徴とする、
請求項3記載の車両における配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29280996A JPH10129369A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 車両における配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29280996A JPH10129369A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 車両における配線構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10129369A true JPH10129369A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17786636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29280996A Pending JPH10129369A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 車両における配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10129369A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3744621A1 (en) | 2019-05-30 | 2020-12-02 | Mazda Motor Corporation | Electric vehicle and use of battery unit |
EP3744548A1 (en) | 2019-05-30 | 2020-12-02 | Mazda Motor Corporation | Electric vehicle and use of battery unit |
JP2021146985A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 日産自動車株式会社 | 車体フロア構造 |
JP2022043787A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車体 |
-
1996
- 1996-11-05 JP JP29280996A patent/JPH10129369A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3744621A1 (en) | 2019-05-30 | 2020-12-02 | Mazda Motor Corporation | Electric vehicle and use of battery unit |
EP3744548A1 (en) | 2019-05-30 | 2020-12-02 | Mazda Motor Corporation | Electric vehicle and use of battery unit |
US11165119B2 (en) | 2019-05-30 | 2021-11-02 | Mazda Motor Corporation | Battery unit mounting structure of electric vehicle |
US11186158B2 (en) | 2019-05-30 | 2021-11-30 | Mazda Motor Corporation | Battery unit mounting structure of electric vehicle |
JP2021146985A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 日産自動車株式会社 | 車体フロア構造 |
JP2022043787A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車体 |
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