JPH10119533A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
- Publication number
- JPH10119533A JPH10119533A JP8279552A JP27955296A JPH10119533A JP H10119533 A JPH10119533 A JP H10119533A JP 8279552 A JP8279552 A JP 8279552A JP 27955296 A JP27955296 A JP 27955296A JP H10119533 A JPH10119533 A JP H10119533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- fan
- opening
- air passage
- foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
- B60H1/00021—Air flow details of HVAC devices
- B60H1/00064—Air flow details of HVAC devices for sending air streams of different temperatures into the passenger compartment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00457—Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
- B60H1/00471—The ventilator being of the radial type, i.e. with radial expulsion of the air
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
- B60H1/00021—Air flow details of HVAC devices
- B60H2001/00078—Assembling, manufacturing or layout details
- B60H2001/00085—Assembling, manufacturing or layout details of air intake
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フットモードからフットデフモード、もしく
はフットデフモードからフットモードに切り換わる場
合、デフロスタドアの開度変化を小さくする。 【解決手段】 第1のファン6aの外径は、第2のファ
ン6bの外径より小さくなっている。これにより、第1
のファン6aを第2のファン6bより全圧に対する風量
変化が大きくなるようにした。これにより、フットモー
ドからフットデフモード、もしくはフットデフモードか
らフットモードに切り換わる場合、デフロスタドアの開
度変化を小さくことができる。
はフットデフモードからフットモードに切り換わる場
合、デフロスタドアの開度変化を小さくする。 【解決手段】 第1のファン6aの外径は、第2のファ
ン6bの外径より小さくなっている。これにより、第1
のファン6aを第2のファン6bより全圧に対する風量
変化が大きくなるようにした。これにより、フットモー
ドからフットデフモード、もしくはフットデフモードか
らフットモードに切り換わる場合、デフロスタドアの開
度変化を小さくことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置内
を2つの空気通路に仕切り、一方の空気通路に外気を取
り入れ、他方の空気通路に内気を取り入れ可能な車両用
空調装置に関する。
を2つの空気通路に仕切り、一方の空気通路に外気を取
り入れ、他方の空気通路に内気を取り入れ可能な車両用
空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の車両空調装置内の外気を取り入
れる第1の空気通路と、内気を取り入れる第2の空気通
路とを有するものとして、特開昭62─29411号公
報に示されるものがある。この車両用空調装置は、上述
したように2つの空気通路を有し、これら空気通路に対
応して第1のファン、第2のファンが設けられている。
また、このファンは一つのモータにて駆動されようにな
っている。そして、第1の空気通路の下流側には、車両
窓ガラスの内面に向けて空調風を送風するためのデフロ
スタ用流路を設け、第2の空気通路には乗員の足元に向
けて空調風を送風するためのフット用空気通路が設けら
れている。これにより、比較的の低湿な外気を車両等ガ
ラスに送風して防曇性を向上させるとともに、比較的高
温な内気を乗員の足元に送風して暖房能力を向上するこ
とが可能となる(以下、これを2層流モードと言う)。
れる第1の空気通路と、内気を取り入れる第2の空気通
路とを有するものとして、特開昭62─29411号公
報に示されるものがある。この車両用空調装置は、上述
したように2つの空気通路を有し、これら空気通路に対
応して第1のファン、第2のファンが設けられている。
また、このファンは一つのモータにて駆動されようにな
っている。そして、第1の空気通路の下流側には、車両
窓ガラスの内面に向けて空調風を送風するためのデフロ
スタ用流路を設け、第2の空気通路には乗員の足元に向
けて空調風を送風するためのフット用空気通路が設けら
れている。これにより、比較的の低湿な外気を車両等ガ
ラスに送風して防曇性を向上させるとともに、比較的高
温な内気を乗員の足元に送風して暖房能力を向上するこ
とが可能となる(以下、これを2層流モードと言う)。
【0003】そして、上記デフロスタ用空気通路とフッ
ト用空気通路とは、それぞれデフロスタ用切換ドアと、
フット用切換ドアにて切換られるようになっている。ま
た、フット用切換ドアは、第1の空気通路と第2の空気
通路との空気下流側にて連通させるように構成されてお
り、フット用切換ドアがフット用空気通路を開けるとき
に、フット用切換ドアにて第1の空気通路と第2の空気
通路とが完全に仕切られるようになっている。
ト用空気通路とは、それぞれデフロスタ用切換ドアと、
フット用切換ドアにて切換られるようになっている。ま
た、フット用切換ドアは、第1の空気通路と第2の空気
通路との空気下流側にて連通させるように構成されてお
り、フット用切換ドアがフット用空気通路を開けるとき
に、フット用切換ドアにて第1の空気通路と第2の空気
通路とが完全に仕切られるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者ら
が上述した車両用空調装置を検討した結果、以下の事が
判明した。つまり、上記2層流モードにおいて、例えば
第1の空気通路と第2の空気通路との風量割合を1対
9、2対8とするフットモードから、ほぼ5対5とする
フットデフモードに切り換える場合、もしくはその逆と
いったように風量割合を大きく変化させる場合、第1の
ファンと第2のファンとが同一のモータにて駆動される
ので、第1のファンと第2のファンとの回転数を制御す
ることによる風量割合調整が行えず、デフロスタドアの
開度を大きく変化(回動)させなければならないといっ
た問題がある。
が上述した車両用空調装置を検討した結果、以下の事が
判明した。つまり、上記2層流モードにおいて、例えば
第1の空気通路と第2の空気通路との風量割合を1対
9、2対8とするフットモードから、ほぼ5対5とする
フットデフモードに切り換える場合、もしくはその逆と
いったように風量割合を大きく変化させる場合、第1の
ファンと第2のファンとが同一のモータにて駆動される
ので、第1のファンと第2のファンとの回転数を制御す
ることによる風量割合調整が行えず、デフロスタドアの
開度を大きく変化(回動)させなければならないといっ
た問題がある。
【0005】この結果、例えばデフロスタドアをリンク
機構等の駆動する場合は、デフロスタドアの回動開度が
大きくなるので、リンク機構を成立させることが困難と
なったり、例えばデフロスタドアをサーボモータ等で駆
動させる場合においても、サーボモータの回動量が大き
くなり、好ましくない。そこで、本発明は、フットモー
ドからフットデフモードに、もくしはフットデフモード
からフットモードに切り換わる場合、デフロスタドアの
開度変化を小さくすることを目的とする。
機構等の駆動する場合は、デフロスタドアの回動開度が
大きくなるので、リンク機構を成立させることが困難と
なったり、例えばデフロスタドアをサーボモータ等で駆
動させる場合においても、サーボモータの回動量が大き
くなり、好ましくない。そこで、本発明は、フットモー
ドからフットデフモードに、もくしはフットデフモード
からフットモードに切り換わる場合、デフロスタドアの
開度変化を小さくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために本発明では、上記2層流モードにおいて以下
の事を検討した。図10に本実施形態における遠心式フ
ァンの風量─全圧特性を示す。そして、図中にフット
モードおよびフットデフモードにおける第2の空気通路
(内気)の通風抵抗曲線を示す。また、図中に上記フ
ットデフモードにおける第1の空気通路(外気)の通風
抵抗曲線を示す。図中にフットモードにおける第1の
空気通路(外気)の通風抵抗曲線を示す。なお、この通
風抵抗曲線は、ファンの下流側から車室内の吹出口まで
の流路におけるものである。
するために本発明では、上記2層流モードにおいて以下
の事を検討した。図10に本実施形態における遠心式フ
ァンの風量─全圧特性を示す。そして、図中にフット
モードおよびフットデフモードにおける第2の空気通路
(内気)の通風抵抗曲線を示す。また、図中に上記フ
ットデフモードにおける第1の空気通路(外気)の通風
抵抗曲線を示す。図中にフットモードにおける第1の
空気通路(外気)の通風抵抗曲線を示す。なお、この通
風抵抗曲線は、ファンの下流側から車室内の吹出口まで
の流路におけるものである。
【0007】そして、図中Aに第1の空気通路に設けら
れた第1のファン(外気用ファン)の風量─全圧特性を
示す。図中Bに第2の空気通路に設けられた第2のファ
ン(内気用ファン)の風量─全圧特性を示す。これを見
て分かるように、本発明は、第1のファンを第2のファ
ンより全圧に対する風量変化が大きくなるような特性に
することを着目したことにある。
れた第1のファン(外気用ファン)の風量─全圧特性を
示す。図中Bに第2の空気通路に設けられた第2のファ
ン(内気用ファン)の風量─全圧特性を示す。これを見
て分かるように、本発明は、第1のファンを第2のファ
ンより全圧に対する風量変化が大きくなるような特性に
することを着目したことにある。
【0008】この理由を説明すると、先ず車両用空調装
置がフットモードである場合、フット用空気通路はフッ
ト切換ドアにて全開となり、デフロスタ用空気通路はデ
フロスタ切換ドアにて若干開いた状態となる。そして、
この後、フットデフモードに切り換わると、フット用空
気通路はフットモードと同様にフット切換ドアにて全開
のままであるが、デフロスタ用空気通路はデフロスタ切
換ドアにてフットモードに比してさらに通路を開けるよ
うになる。
置がフットモードである場合、フット用空気通路はフッ
ト切換ドアにて全開となり、デフロスタ用空気通路はデ
フロスタ切換ドアにて若干開いた状態となる。そして、
この後、フットデフモードに切り換わると、フット用空
気通路はフットモードと同様にフット切換ドアにて全開
のままであるが、デフロスタ用空気通路はデフロスタ切
換ドアにてフットモードに比してさらに通路を開けるよ
うになる。
【0009】このときの第1の空気通路の通風抵抗は、
デフロスタ用空気通路が若干開口した状態から、さらに
通路を開ける状態となるので、図中からのように変
化し小さくなる。そして、この際の第1の空気通路の風
量の変化は、特性Aより図中ΔVa1となる。ここで、
外気用ファンが内気用ファンと同じ全圧─風量特性であ
るならば、フットモードからフットデフモードに切り換
わったときの、風量の変化は特性BよりΔVa2とな
る。従って、第1のファンを第2のファンより全圧に対
する風量変化が大きくなるような特性とすることで、第
1の空気通路内の微小な通風抵抗の変化によって、第1
の空気通路内の風量が大きく増加するのである。言い換
えると、このような特性にすることで、デフロスタ用切
換ドアの開度を若干回動させれば、風量が大きく増加す
るのである。
デフロスタ用空気通路が若干開口した状態から、さらに
通路を開ける状態となるので、図中からのように変
化し小さくなる。そして、この際の第1の空気通路の風
量の変化は、特性Aより図中ΔVa1となる。ここで、
外気用ファンが内気用ファンと同じ全圧─風量特性であ
るならば、フットモードからフットデフモードに切り換
わったときの、風量の変化は特性BよりΔVa2とな
る。従って、第1のファンを第2のファンより全圧に対
する風量変化が大きくなるような特性とすることで、第
1の空気通路内の微小な通風抵抗の変化によって、第1
の空気通路内の風量が大きく増加するのである。言い換
えると、このような特性にすることで、デフロスタ用切
換ドアの開度を若干回動させれば、風量が大きく増加す
るのである。
【0010】そこで、本発明では、このように第1のフ
ァンを第2のファンより全圧に対する風量変化が大きく
なるような特性にすることに着目して、請求項1記載の
発明では、第1のファン(6a)の外径は、前記第2の
ファン(6b)の外径より小さくなっていることを特徴
とする。これにより、このように第1のファンを第2の
ファンより全圧に対する風量変化が大きくなるような特
性にすることができ、フットモードからフットデフモー
ド、もしくはフットデフモードからフットモードに切り
換わるとき、デフロスタ用開閉手段の作動量を小さくす
るとができる。
ァンを第2のファンより全圧に対する風量変化が大きく
なるような特性にすることに着目して、請求項1記載の
発明では、第1のファン(6a)の外径は、前記第2の
ファン(6b)の外径より小さくなっていることを特徴
とする。これにより、このように第1のファンを第2の
ファンより全圧に対する風量変化が大きくなるような特
性にすることができ、フットモードからフットデフモー
ド、もしくはフットデフモードからフットモードに切り
換わるとき、デフロスタ用開閉手段の作動量を小さくす
るとができる。
【0011】また、特に請求項2記載の発明では、第1
のファン(6a)のファン高さを、第2のファン(6
b)のファン高さより高くすることを特徴とすることを
特徴としている。これによっても、このように第1のフ
ァンを第2のファンより全圧に対する風量変化が大きく
なるような特性にすることができ請求項1同様な作用効
果を得ることができる。
のファン(6a)のファン高さを、第2のファン(6
b)のファン高さより高くすることを特徴とすることを
特徴としている。これによっても、このように第1のフ
ァンを第2のファンより全圧に対する風量変化が大きく
なるような特性にすることができ請求項1同様な作用効
果を得ることができる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、第1のフ
ァン(a)の出口角を、第2のファン(6b)の出口角
より小さくしたことを特徴としている。これによって
も、このように第1のファンを第2のファンより全圧に
対する風量変化が大きくなるような特性にすることがで
き請求項1同様な作用効果を得ることができる。
ァン(a)の出口角を、第2のファン(6b)の出口角
より小さくしたことを特徴としている。これによって
も、このように第1のファンを第2のファンより全圧に
対する風量変化が大きくなるような特性にすることがで
き請求項1同様な作用効果を得ることができる。
【0013】
(第1実施形態)空調ユニット1は、図1上方が車両前
方(エンジン側)、図1下方が車両後方(車室内側)、
および図1左右方向が車両幅方向となるように、車両に
搭載されており、車室内に空調空気を導く空気通路をな
す空調ケース2を備える。
方(エンジン側)、図1下方が車両後方(車室内側)、
および図1左右方向が車両幅方向となるように、車両に
搭載されており、車室内に空調空気を導く空気通路をな
す空調ケース2を備える。
【0014】この空調ケース2は、ポリプロピレン等の
樹脂材にて形成され、空気上流側から順に、内外気切換
箱3と、クーラユニット4と、ヒータユニット5とが結
合されることで構成されている。なお、図1中破線X、
Yは、これらの結合部位を示す。上記内外気切換箱3
は、空調ケース2内に少なくとも内気と外気の一方また
は両方を取り入れるためのものであり、その内部には、
空気流を発生する送風機6が配設されているなお、この
内外気切換箱3および送風機6については、図3を用い
て後述する。
樹脂材にて形成され、空気上流側から順に、内外気切換
箱3と、クーラユニット4と、ヒータユニット5とが結
合されることで構成されている。なお、図1中破線X、
Yは、これらの結合部位を示す。上記内外気切換箱3
は、空調ケース2内に少なくとも内気と外気の一方また
は両方を取り入れるためのものであり、その内部には、
空気流を発生する送風機6が配設されているなお、この
内外気切換箱3および送風機6については、図3を用い
て後述する。
【0015】上記クーラユニット4内には、自身を通過
する空気を冷却する冷媒蒸発器7が、空調ケース2内の
空気通路を全面塞ぐようにして配設されている。この冷
媒蒸発器7は、自動車のエンジンの駆動力によって冷媒
を圧縮する図示しない圧縮機の他に、図示しない凝縮
器、減圧手段等とともに周知の冷凍サイクルを構成する
熱交換器である。
する空気を冷却する冷媒蒸発器7が、空調ケース2内の
空気通路を全面塞ぐようにして配設されている。この冷
媒蒸発器7は、自動車のエンジンの駆動力によって冷媒
を圧縮する図示しない圧縮機の他に、図示しない凝縮
器、減圧手段等とともに周知の冷凍サイクルを構成する
熱交換器である。
【0016】また、上記ヒータユニット4内には、冷媒
蒸発器7を通過した冷風を再加熱するヒータコア8が設
けられている。このヒータコア8は、図1のA−A矢視
断面図である図2に示すように、上記冷風がこのヒータ
コア8をバイパスするバイパス通路9が形成されるよう
にして、空調ケース2内に設けられており、内部に上記
エンジンの冷却水が流れ、この冷却水を熱源として上記
冷風を再加熱する熱交換器である。
蒸発器7を通過した冷風を再加熱するヒータコア8が設
けられている。このヒータコア8は、図1のA−A矢視
断面図である図2に示すように、上記冷風がこのヒータ
コア8をバイパスするバイパス通路9が形成されるよう
にして、空調ケース2内に設けられており、内部に上記
エンジンの冷却水が流れ、この冷却水を熱源として上記
冷風を再加熱する熱交換器である。
【0017】このヒータコア8の空気上流側には、回転
軸10が、空調ケース2に対して回転自在に設けられて
いる。そして、この回転軸10には、互いの板面が同一
面となるようにして、板状のエアミックスドア(風量割
合調節手段)11、11が一体的に結合されている。ま
た、上記回転軸10には、その駆動手段としてのサーボ
モータ(図示しない)が連結されているそして、上記サ
ーボモータによって回転軸10が回転させられることに
よって、エアミックスドア11、11は、図2の実線位
置から一点鎖線位置までの間で、2枚とも一体となって
回動する。つまり、このエアミックスドア11、11
は、その停止位置によって、ヒータコア8を通る冷風量
とバイパス通路9(図2)を通る冷風量との割合を調節
して、車室内への吹出風温度を調節する温度調節手段と
して機能するものである。
軸10が、空調ケース2に対して回転自在に設けられて
いる。そして、この回転軸10には、互いの板面が同一
面となるようにして、板状のエアミックスドア(風量割
合調節手段)11、11が一体的に結合されている。ま
た、上記回転軸10には、その駆動手段としてのサーボ
モータ(図示しない)が連結されているそして、上記サ
ーボモータによって回転軸10が回転させられることに
よって、エアミックスドア11、11は、図2の実線位
置から一点鎖線位置までの間で、2枚とも一体となって
回動する。つまり、このエアミックスドア11、11
は、その停止位置によって、ヒータコア8を通る冷風量
とバイパス通路9(図2)を通る冷風量との割合を調節
して、車室内への吹出風温度を調節する温度調節手段と
して機能するものである。
【0018】クーラユニット4とヒータユニット5と
は、結合手段として例えば爪嵌合やネジ部材によって結
合されている。そして、クーラユニット4およびヒータ
ユニット5内には、図1に示すように、略垂直方向に延
在する仕切り壁12によって、第1の空気通路14と第
2の空気通路13とが区画形成されている。また、冷媒
蒸発器7、ヒータコア8および回転軸10は、この第1
空気通路13と第2空気通路14とにまたがって配設さ
れている。
は、結合手段として例えば爪嵌合やネジ部材によって結
合されている。そして、クーラユニット4およびヒータ
ユニット5内には、図1に示すように、略垂直方向に延
在する仕切り壁12によって、第1の空気通路14と第
2の空気通路13とが区画形成されている。また、冷媒
蒸発器7、ヒータコア8および回転軸10は、この第1
空気通路13と第2空気通路14とにまたがって配設さ
れている。
【0019】また、空調ケース2の最下流端には、フッ
ト開口部15、デフロスタ開口部16、およびフェイス
開口部17が形成されている。そして、上記フット開口
部15には、図示しないフットダクトが接続されてお
り、このフットダクト内に導入された空調風は、このフ
ットダクトの下流端であるフット吹出口から、車室内乗
員の足元に向けて吹き出される。
ト開口部15、デフロスタ開口部16、およびフェイス
開口部17が形成されている。そして、上記フット開口
部15には、図示しないフットダクトが接続されてお
り、このフットダクト内に導入された空調風は、このフ
ットダクトの下流端であるフット吹出口から、車室内乗
員の足元に向けて吹き出される。
【0020】また、上記デフロスタ開口部16には、図
示しないデフロスタダクトが接続されており、このデフ
ロスタダクト内に導入された空調風は、このデフロスタ
ダクトの下流端であるデフロスタ吹出口から、車両フロ
ントガラスの内面に向けて吹き出される。また、上記フ
ェイス開口部17には、図示しないセンタフェイスダク
トとサイドフェイスダクトとが接続されている。このう
ち、上記センタフェイスダクト内に導入された空調風
は、このセンタフェイスダクトの下流端であるセンタフ
ェイス吹出口から、車室内乗員の上半身に向けて吹き出
され、上記サイドフェイスダクト内に導入された空調風
は、このサイドフェイスダクトの下流端であるサイドフ
ェイス吹出口から、車両サイドガラスに向けて吹き出さ
れる。
示しないデフロスタダクトが接続されており、このデフ
ロスタダクト内に導入された空調風は、このデフロスタ
ダクトの下流端であるデフロスタ吹出口から、車両フロ
ントガラスの内面に向けて吹き出される。また、上記フ
ェイス開口部17には、図示しないセンタフェイスダク
トとサイドフェイスダクトとが接続されている。このう
ち、上記センタフェイスダクト内に導入された空調風
は、このセンタフェイスダクトの下流端であるセンタフ
ェイス吹出口から、車室内乗員の上半身に向けて吹き出
され、上記サイドフェイスダクト内に導入された空調風
は、このサイドフェイスダクトの下流端であるサイドフ
ェイス吹出口から、車両サイドガラスに向けて吹き出さ
れる。
【0021】そして、上記各開口部15〜17の上流側
部位には、フットドア18、デフロスタドア19、およ
びフェイスドア20が設けられている。上記フットドア
18は、上記フットダクトへの空気流入通路を開閉する
ドアであり、上記デフロスタドア19は、上記デフロス
タダクトへの空気流入通路を開閉するドアであり、フェ
イスドア20は、上記センタフェイスダクトへの空気流
入通路を開閉するドアである。
部位には、フットドア18、デフロスタドア19、およ
びフェイスドア20が設けられている。上記フットドア
18は、上記フットダクトへの空気流入通路を開閉する
ドアであり、上記デフロスタドア19は、上記デフロス
タダクトへの空気流入通路を開閉するドアであり、フェ
イスドア20は、上記センタフェイスダクトへの空気流
入通路を開閉するドアである。
【0022】なお、これらのドア18〜20は、図示し
ないリンク機構にて連結されており、このリンク機構
は、その駆動手段としてのサーボモータ(図示しない)
によって駆動される。つまり、このサーボモータが上記
リンク機構を動かすことによって、後述する各吹出モー
ドが得られるように各ドア18〜20が動く。また、上
記サイドフェイスダクトへの空気流入通路は、上記各ド
ア18〜20によっては開閉されない。上記サイドフェ
イス吹出口付近には、乗員が手動でこのサイドフェイス
吹出口を開閉する図示しない吹出グリルが設けられてお
り、サイドフェイスダクトへの空気流入通路は、この吹
出グリルによって開閉される。
ないリンク機構にて連結されており、このリンク機構
は、その駆動手段としてのサーボモータ(図示しない)
によって駆動される。つまり、このサーボモータが上記
リンク機構を動かすことによって、後述する各吹出モー
ドが得られるように各ドア18〜20が動く。また、上
記サイドフェイスダクトへの空気流入通路は、上記各ド
ア18〜20によっては開閉されない。上記サイドフェ
イス吹出口付近には、乗員が手動でこのサイドフェイス
吹出口を開閉する図示しない吹出グリルが設けられてお
り、サイドフェイスダクトへの空気流入通路は、この吹
出グリルによって開閉される。
【0023】また、上記仕切り壁12は、上記各開口部
15〜17の上流側でかつヒータコア8の下流側部位に
て途切れており、この途切れた部分にて、第1空気通路
13と第2空気通路14とを連通する連通孔21が形成
されている。なお、この連通孔21はフットドア18に
て開閉される。そして、これらドア18〜20の切換操
作によって周知の吹出モードである、フェイスモード、
バイレベルモード、フットモード、フットデフモードが
切り換えられる。
15〜17の上流側でかつヒータコア8の下流側部位に
て途切れており、この途切れた部分にて、第1空気通路
13と第2空気通路14とを連通する連通孔21が形成
されている。なお、この連通孔21はフットドア18に
て開閉される。そして、これらドア18〜20の切換操
作によって周知の吹出モードである、フェイスモード、
バイレベルモード、フットモード、フットデフモードが
切り換えられる。
【0024】以下、簡単に上記吹出モードを説明する。 フェイスモード フェイスドア20にてフェイス開口部17を全開すると
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部19
を閉塞する。また、フットドア18にてフット開口部1
5を閉じるとともに、連通孔21を開ける。これによ
り、エアミックスドア11にて温調された空調風は、フ
ェイス開口部17だけに送風されることになる。
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部19
を閉塞する。また、フットドア18にてフット開口部1
5を閉じるとともに、連通孔21を開ける。これによ
り、エアミックスドア11にて温調された空調風は、フ
ェイス開口部17だけに送風されることになる。
【0025】 バイレベルモード フェイスドア20にてフェイス開口部17を開口すると
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部19
を閉塞する。また、フットドア18にてフット開口部1
5を開口するとともに、連通孔21を閉じる。これによ
り、エアミックスドア11にて温調された空調風のう
ち、第1の空気通路14を流れた空調風は、フェイス開
口部17へ、第2の空気通路13を流れた空調風は、フ
ット開口部15に送風される。
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部19
を閉塞する。また、フットドア18にてフット開口部1
5を開口するとともに、連通孔21を閉じる。これによ
り、エアミックスドア11にて温調された空調風のう
ち、第1の空気通路14を流れた空調風は、フェイス開
口部17へ、第2の空気通路13を流れた空調風は、フ
ット開口部15に送風される。
【0026】 フットモード フェイスドア20にてフェイス開口部17を閉塞すると
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部19
を若干開口する。また、フットドア18にてフット開口
部15を開口するとともに、連通孔21を閉じる。これ
により、エアミックスドア11にて温調された空調風の
うち、第2の空気通路13を流れた空調風は、フット開
口部15へ、第1の空気通路14を流れた空調風は、デ
フロスタ開口部16に送風される。なお、この場合フッ
ト開口部15とデフロスタ開口部19とに送風される空
調風の風量割合は、約8対2としてある。
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部19
を若干開口する。また、フットドア18にてフット開口
部15を開口するとともに、連通孔21を閉じる。これ
により、エアミックスドア11にて温調された空調風の
うち、第2の空気通路13を流れた空調風は、フット開
口部15へ、第1の空気通路14を流れた空調風は、デ
フロスタ開口部16に送風される。なお、この場合フッ
ト開口部15とデフロスタ開口部19とに送風される空
調風の風量割合は、約8対2としてある。
【0027】 フットデフモード フェイスドア20にてフェイス開口部17を閉塞すると
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部16
をほぼ全開する。また、フットドア18にてフット開口
部15を開口するとともに、連通孔21を閉じる。これ
により、エアミックスドア11にて温調された空調風の
うち、第2の空気通路13を流れた空調風は、フット開
口部15へ、第1の空気通路14を流れた空調風は、デ
フロスタ開口部17に送風される。なお、この場合フッ
ト開口部15とデフロスタ開口部19とに送風される空
調風の風量割合は、約5対5としてある。
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部16
をほぼ全開する。また、フットドア18にてフット開口
部15を開口するとともに、連通孔21を閉じる。これ
により、エアミックスドア11にて温調された空調風の
うち、第2の空気通路13を流れた空調風は、フット開
口部15へ、第1の空気通路14を流れた空調風は、デ
フロスタ開口部17に送風される。なお、この場合フッ
ト開口部15とデフロスタ開口部19とに送風される空
調風の風量割合は、約5対5としてある。
【0028】 デフロスタモード フェイスドア20にてフェイス開口部17を閉塞すると
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部16
をほぼ全開する。また、フットドア18にてフット開口
部15を閉塞するとともに、連通孔21を開ける。これ
により、エアミックスドア11にて温調された空調風の
うち、第1の空気通路14および第2の空気通路13の
双方がデフロスタ開口部17に送風される。
ともに、デフロスタドア19にてデフロスタ開口部16
をほぼ全開する。また、フットドア18にてフット開口
部15を閉塞するとともに、連通孔21を開ける。これ
により、エアミックスドア11にて温調された空調風の
うち、第1の空気通路14および第2の空気通路13の
双方がデフロスタ開口部17に送風される。
【0029】次に、上記内外気切換箱3および送風機6
について、図3、4に基づいて説明する。なお、図3は
図1の矢印B方向から見た概略透視図であり、図4は図
3に示すように送風機6を具体的に示した断面図であ
る。内外気切換箱3は、図3に示すように、空調ケース
2の空気最上流側を構成する内外気ケース3aと、この
内外気ケース3a内に収納された上記送風機6とから構
成されている。
について、図3、4に基づいて説明する。なお、図3は
図1の矢印B方向から見た概略透視図であり、図4は図
3に示すように送風機6を具体的に示した断面図であ
る。内外気切換箱3は、図3に示すように、空調ケース
2の空気最上流側を構成する内外気ケース3aと、この
内外気ケース3a内に収納された上記送風機6とから構
成されている。
【0030】上記送風機6は、遠心式多翼式であって、
内外気ケース3a内のほぼ中央に配設されており、第1
ファン6a、第2ファン6b、およびこれらのファン6
a、6bを回転駆動する電動モータ6cとからなる。そ
して、第1ファン6a、第2ファン6bは、ファンブレ
ード6e、6fが円周状に配置されることで構成されて
おり、第1、第2のファン6a、6bの出口角は共に3
0°としてある。ここで、上記第1ファン6aと第2フ
ァン6bは一体的に形成されており、第1ファン6aの
径よりも第2ファン6bの外径方が大きい。
内外気ケース3a内のほぼ中央に配設されており、第1
ファン6a、第2ファン6b、およびこれらのファン6
a、6bを回転駆動する電動モータ6cとからなる。そ
して、第1ファン6a、第2ファン6bは、ファンブレ
ード6e、6fが円周状に配置されることで構成されて
おり、第1、第2のファン6a、6bの出口角は共に3
0°としてある。ここで、上記第1ファン6aと第2フ
ァン6bは一体的に形成されており、第1ファン6aの
径よりも第2ファン6bの外径方が大きい。
【0031】また、第1ファン6aのブレード高さ(図
4中矢印Iで示す高さ)は、第2ファン6bのブレード
高さ(図4中矢印Hで示す高さ)より高くなっている。
これら第1ファン6aと第2ファン6bは、その吸込側
がベルマウス形状を呈するスクロールケーシング部2
2、23にそれぞれ収納されている。このスクロールケ
ーシング部22、23の各終端部(空気吹出側)は、そ
れぞれ第1の空気通路14と第1の空気通路13とに連
通している(図1参照)。
4中矢印Iで示す高さ)は、第2ファン6bのブレード
高さ(図4中矢印Hで示す高さ)より高くなっている。
これら第1ファン6aと第2ファン6bは、その吸込側
がベルマウス形状を呈するスクロールケーシング部2
2、23にそれぞれ収納されている。このスクロールケ
ーシング部22、23の各終端部(空気吹出側)は、そ
れぞれ第1の空気通路14と第1の空気通路13とに連
通している(図1参照)。
【0032】一方、内外気ケース3aには、第1ファン
6aの吸込口27に対応して第1内気吸入口28が形成
されており、第2ファン6bの吸込口25に対応して、
第2内気吸入口26が形成されている。また、第1内気
吸入口28と第2内気吸入口29との間には、外気吸入
口29が形成されている。そして、この内外気ケース3
a内には、第1内気吸入口28を開閉する第1吸入口開
閉ドア31、および第2内気吸入口26と外気吸入口2
9とを選択的に開閉する第2吸入口開閉ドア30が設け
られている。
6aの吸込口27に対応して第1内気吸入口28が形成
されており、第2ファン6bの吸込口25に対応して、
第2内気吸入口26が形成されている。また、第1内気
吸入口28と第2内気吸入口29との間には、外気吸入
口29が形成されている。そして、この内外気ケース3
a内には、第1内気吸入口28を開閉する第1吸入口開
閉ドア31、および第2内気吸入口26と外気吸入口2
9とを選択的に開閉する第2吸入口開閉ドア30が設け
られている。
【0033】そして、上記第1吸入口開閉ドア30およ
び第2吸入口開閉ドア31には、それぞれの駆動手段と
してのサーボモータ(図示しない)が連結されており、
これらのサーボモータよって、それぞれ図中実線位置と
一点鎖線位置との間で回動させられる。また、内外気ケ
ース3aには、第1内気吸入口28または外気吸入口2
9と吸込口25とを連通する連通通路32が形成されて
いる。そして、上記第2吸入口開閉ドア30は、第2内
気吸入口26を全開したとき(図3の実線位置)に、上
記連通通路32を全閉し、第2内気吸入口26を全閉し
たとき(図3の一点鎖線位置)に、連通通路32を全開
する。
び第2吸入口開閉ドア31には、それぞれの駆動手段と
してのサーボモータ(図示しない)が連結されており、
これらのサーボモータよって、それぞれ図中実線位置と
一点鎖線位置との間で回動させられる。また、内外気ケ
ース3aには、第1内気吸入口28または外気吸入口2
9と吸込口25とを連通する連通通路32が形成されて
いる。そして、上記第2吸入口開閉ドア30は、第2内
気吸入口26を全開したとき(図3の実線位置)に、上
記連通通路32を全閉し、第2内気吸入口26を全閉し
たとき(図3の一点鎖線位置)に、連通通路32を全開
する。
【0034】そして、本実施形態では、上記第1、第2
吸込口開閉ドア30、31の切換操作によって、第1の
空気通路14と第2の空気通路13との双方に内気を取
り入れる全内気モード、第1の空気通路14と第2の空
気通路13との双方に外気を取り入れる全外気モード、
第2の空気通路13に内気を第1の空気通路14に外気
を取り入れる2層流モードが切換可能となっている。
吸込口開閉ドア30、31の切換操作によって、第1の
空気通路14と第2の空気通路13との双方に内気を取
り入れる全内気モード、第1の空気通路14と第2の空
気通路13との双方に外気を取り入れる全外気モード、
第2の空気通路13に内気を第1の空気通路14に外気
を取り入れる2層流モードが切換可能となっている。
【0035】そして、この2層モードは、フットドア1
8にて連通孔21を閉塞しなければならなく、必然的に
フット開口部15が開口している。従って、本実施形態
では、バイレベルモード、フットモード、フットデフモ
ードにて2層流モードが可能となっている。そして、こ
こでフットモードからフットモード、もしくはフットデ
フモードからフットモードに切り換わる際には、フット
開口部15は全開状態で、デフロスタドア19の開度を
調整することで上記所望の風量割合とする。
8にて連通孔21を閉塞しなければならなく、必然的に
フット開口部15が開口している。従って、本実施形態
では、バイレベルモード、フットモード、フットデフモ
ードにて2層流モードが可能となっている。そして、こ
こでフットモードからフットモード、もしくはフットデ
フモードからフットモードに切り換わる際には、フット
開口部15は全開状態で、デフロスタドア19の開度を
調整することで上記所望の風量割合とする。
【0036】そして、上述したように第1の空気通路1
4内に空気流を発生する第1のファン6aのブレード高
さ(図4中高さIで示す、本実施形態では40mm))
が、第2の空気通路13内に空気流を発生する第2のフ
ァン6bのブレード高さ(図4中矢印で示す高さH、本
実施形態では35mm)より大きくなっていることで、
図10に示すように風量─全圧特性が第1のファン6b
より第2のファン6aが全圧に対する風量変化(増加割
合)が大きくなる。
4内に空気流を発生する第1のファン6aのブレード高
さ(図4中高さIで示す、本実施形態では40mm))
が、第2の空気通路13内に空気流を発生する第2のフ
ァン6bのブレード高さ(図4中矢印で示す高さH、本
実施形態では35mm)より大きくなっていることで、
図10に示すように風量─全圧特性が第1のファン6b
より第2のファン6aが全圧に対する風量変化(増加割
合)が大きくなる。
【0037】この理由を図5、6に基づき簡単に説明す
る。図5にファンブレードの入口、出口における速度線
図を示す。図6に図5における速度三角形と各速度成分
を示す。そして、ファンブレードの入口成分を無視する
と、上記図5、6に基づきさらに以下の数式1、2の関
係が一般的にある。
る。図5にファンブレードの入口、出口における速度線
図を示す。図6に図5における速度三角形と各速度成分
を示す。そして、ファンブレードの入口成分を無視する
と、上記図5、6に基づきさらに以下の数式1、2の関
係が一般的にある。
【0038】
【数1】ΔPth(理論全圧上昇)=ρ・u2 ・c 2u
(eulerの基礎式より)
(eulerの基礎式より)
【0039】
【数2】Va(風量)=π・D2 ・b・C2m (絶対速
度の半径方向成分×側面積) この結果、数式1によりファンの高さを変化させても、
ΔPthは不変であり、さらに数式2よりVaはファン
の高さ(側面積)に比例する。従って、ファンの高さを
大きくすることで、図10中全圧が小さい領域で、風量
が大きくなり、第1のファン6aの全圧に対する風量増
加が大きくなる。
度の半径方向成分×側面積) この結果、数式1によりファンの高さを変化させても、
ΔPthは不変であり、さらに数式2よりVaはファン
の高さ(側面積)に比例する。従って、ファンの高さを
大きくすることで、図10中全圧が小さい領域で、風量
が大きくなり、第1のファン6aの全圧に対する風量増
加が大きくなる。
【0040】従って、本発明では、第1のファン6aの
ブレード高さを第2のファン6bのブレード高さより大
きくしてある。これにより、フットモードからフットデ
フモード、もしくはフットデフモードからフットモード
へ切り換わる際に、デフロスタドア19の開度を大きく
変化させなくとも、第1の空気通路13内を流れる空調
風の風量を容易に増加させることができる。
ブレード高さを第2のファン6bのブレード高さより大
きくしてある。これにより、フットモードからフットデ
フモード、もしくはフットデフモードからフットモード
へ切り換わる際に、デフロスタドア19の開度を大きく
変化させなくとも、第1の空気通路13内を流れる空調
風の風量を容易に増加させることができる。
【0041】また、さらに本実施形態では、ファンの高
さだけでなく、第1のファン6aの外径が第2のファン
6bより小さくなっている。これにより、さらにデフロ
スタドア19の開度を微小開度変化させれば、第2空気
通路14内を流れる空調風の風量を容易に増加させるこ
とができる。つまり、数式1、2よりΔPthおよびV
aは、ファンの外径の2乗に比例して大きくなり、図中
右側に示す風量大側では、ファンの外径が大きいほどフ
ァンの回転損失が大きくなるので、風量に対する全圧の
低下が大きくなる。その逆に、ファンの外径が小さくほ
ど、ファンの回転損失が小さくなるので、風量に対する
全圧の低下は少なくなる。
さだけでなく、第1のファン6aの外径が第2のファン
6bより小さくなっている。これにより、さらにデフロ
スタドア19の開度を微小開度変化させれば、第2空気
通路14内を流れる空調風の風量を容易に増加させるこ
とができる。つまり、数式1、2よりΔPthおよびV
aは、ファンの外径の2乗に比例して大きくなり、図中
右側に示す風量大側では、ファンの外径が大きいほどフ
ァンの回転損失が大きくなるので、風量に対する全圧の
低下が大きくなる。その逆に、ファンの外径が小さくほ
ど、ファンの回転損失が小さくなるので、風量に対する
全圧の低下は少なくなる。
【0042】そして、本発明者が実際にファンの外径を
可変したときの外気増加割合の実験データを示す。な
お、外気増加割合とは以下の数式3にて定義される。ま
た、外気風量とは第1の空気通路14の風量を示し、実
験条件は、第1のファン6aの回転数一定としてある。
可変したときの外気増加割合の実験データを示す。な
お、外気増加割合とは以下の数式3にて定義される。ま
た、外気風量とは第1の空気通路14の風量を示し、実
験条件は、第1のファン6aの回転数一定としてある。
【0043】
【数3】 これを見て分かるように第1のファン6aの外径を第2
のファン6bの外径より小さくすると、フットモードか
らフットデフモードもしくはフットデフモードからフッ
トモードに切り換えた際、第1の空気通路14の風量の
増加量が大きくなる。この結果、第1のファン6aの外
径を小さくしたほうが、全圧に対して風量増加が大きく
なり、本実施形態では第1のファン6aの外径を140
mmとし、第2のファン6bの外径を160mmとして
ある。
のファン6bの外径より小さくすると、フットモードか
らフットデフモードもしくはフットデフモードからフッ
トモードに切り換えた際、第1の空気通路14の風量の
増加量が大きくなる。この結果、第1のファン6aの外
径を小さくしたほうが、全圧に対して風量増加が大きく
なり、本実施形態では第1のファン6aの外径を140
mmとし、第2のファン6bの外径を160mmとして
ある。
【0044】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は以下の述べる変形例でも適用できる。上記実施形
態では、第1のファン6aと第2のファン6bとの外径
を異なるようにしたが、図8に示すように第1のファン
6aと第2のファン6bとの外径を同一としても良い。
なお、本例では、第1、第2のファン6a、6bの外径
は共に160mmで、出口角およびブレード高さは上記
実施形態と同じである。
発明は以下の述べる変形例でも適用できる。上記実施形
態では、第1のファン6aと第2のファン6bとの外径
を異なるようにしたが、図8に示すように第1のファン
6aと第2のファン6bとの外径を同一としても良い。
なお、本例では、第1、第2のファン6a、6bの外径
は共に160mmで、出口角およびブレード高さは上記
実施形態と同じである。
【0045】また、上記実施形態では、第1のファン6
aと第2のファン6bとの出口角を同一の30°とした
が、出口角を第1のファン6aの方が第2のファン6b
より小さくなるようにしても良い。具体的には、第1の
ファン6aの出口角を第2のファン6bの出口角より小
さくし、第1のファン6aの出口角を30°、第2のフ
ァンの出口角6bを40°としても良い。
aと第2のファン6bとの出口角を同一の30°とした
が、出口角を第1のファン6aの方が第2のファン6b
より小さくなるようにしても良い。具体的には、第1の
ファン6aの出口角を第2のファン6bの出口角より小
さくし、第1のファン6aの出口角を30°、第2のフ
ァンの出口角6bを40°としても良い。
【0046】つまり、このようにすることで、上記実施
形態と同様に図10に示すように全圧─風量特性が第1
のファン6aより第2のファン6bが全圧に対する風量
変化(増加割合)が大きくすることができる。なお、こ
れを理論的に説明することは困難であるが、本発明者が
検討した実験デ─タを図9に示す。これを見て分かるよ
うに、出口角が小さくなるほど、外気増加割合が大きく
なり、このように出口角を調整することでも、上記実施
形態と同様な効果が得られる。
形態と同様に図10に示すように全圧─風量特性が第1
のファン6aより第2のファン6bが全圧に対する風量
変化(増加割合)が大きくすることができる。なお、こ
れを理論的に説明することは困難であるが、本発明者が
検討した実験デ─タを図9に示す。これを見て分かるよ
うに、出口角が小さくなるほど、外気増加割合が大きく
なり、このように出口角を調整することでも、上記実施
形態と同様な効果が得られる。
【0047】また、本発明はファンの出口角、ブレード
高さ、外径のそれぞれを図10に示すように全圧─風量
特性が第1のファン6aより第2のファン6bが全圧に
対する風量変化(増加割合)が大きくするように組み合
わせることが可能であるとは勿論である。
高さ、外径のそれぞれを図10に示すように全圧─風量
特性が第1のファン6aより第2のファン6bが全圧に
対する風量変化(増加割合)が大きくするように組み合
わせることが可能であるとは勿論である。
【図1】本発明の実施形態おける車両用空調装置の全体
構成図である。
構成図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】上記実施形態おける内外気送風ユニットの詳細
図である。
図である。
【図4】上記実施形態おける送風機6の詳細図である。
【図5】上記実施形態おけるファンの速度成分を示す図
である。
である。
【図6】図6におけるファンの族度三角形と各速度成分
との関係を表す図である。
との関係を表す図である。
【図7】上記実施形態おける外気増加割合とファンの外
径との関係を表す相関図である。
径との関係を表す相関図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図9】図8に示すものにおける外気増加割合とファン
の外径との関係を表す相関図である。
の外径との関係を表す相関図である。
【図10】上記実施形態における全圧─風量特性を示す
特性図である。
特性図である。
2…空調ケース2、6a…第1のファン、6b…第2の
ファン 12…仕切り壁、13…第2の空気通路、14…第1の
空気通路、15…フット開口部、16…デフロスタ開口
部、18…フットドア、19…デフロスタドア
ファン 12…仕切り壁、13…第2の空気通路、14…第1の
空気通路、15…フット開口部、16…デフロスタ開口
部、18…フットドア、19…デフロスタドア
Claims (4)
- 【請求項1】 空調ケース(2)内を、仕切り壁(1
2)により外気を取り入れ可能な第1の空気通路と、内
気を取り入れ可能な第2の空気通路(13)とに仕切
り、前記第1の空気通路(14)には、この第1の空気
通路(14)内に車室内へ向かう空気流を発生させる第
1のファン(6a)が設けられ、前記第2の空気通路
(13)には、この第2の空気通路(13)内に車室内
へ向かう空気流を発生させる第2のファン(6b)とが
設けられ、 さらに前記第1の空気通路(14)の下流側には、車両
の窓ガラスの内面に向かって空調風を送風するためのデ
フロスタ用吹出開口部(16)と、このデフロスタ用吹
出開口部(16)を開閉するデフロスタ用開閉手段(1
9)とが設けられ、 前記第2の空気通路(13)の下流側には、乗員の足元
に向かって空調風を送風するためのフット用吹出開口部
(15)と、このフット用吹出開口部(15)を開閉す
るフット用開閉手段(18)とが設けられ、 このフット用開閉手段(18)は、前記フット用吹出開
口部(15)を閉塞すると、前記第1の空気通路(1
4)と第2の空気通路(13)とを連通し、前記フット
用吹出開口部(15)を開口すると、前記第1の空気通
路(14)と前記第2の空気通路(13)とをほぼ区画
するように構成された車両用空調装置において、 前記第1のファン(6a)の外径は、前記第2のファン
(6b)の外径より小さくなっていることを特徴とする
車両用空調装置。 - 【請求項2】 空調ケース(2)内を仕切り壁(12)
により外気が取り入れ可能な第1の空気通路(14)
と、内気を取り入れ可能な第2の空気通路(13)とに
仕切り、第1の空気通路(14)内に車室内に向かう空
気流を発生させる第1のファン(6a)と、第2の通路
内に車室内内に向かう空気流を発生させる第2のファン
(6b)とが設けられ、 前記第1の空気通路(14)の下流側には、車両の窓ガ
ラスの内面に向かって空調風を送風するためのデフロス
タ用吹出開口部(16)と、 このデフロスタ用吹出開口部を開閉するデフロスタ用開
閉手段(19)と、 前記第2の空気通路(13)の下流側には、乗員の足元
に向かって空調風を送風するためのフット用吹出開口部
(15)と、 このフット用吹出開口部(15)を開閉するフット用開
閉手段(18)とを有し、 このフット用開閉手段(18)は、前記フット用吹出開
口部(15)を開閉すると前記第1の空気通路(14)
と第2の空気通路(13)とを連通するように構成され
た車両用空調装置において、 前記第1のファン(6a)のブレード高さ(I)を、前
記第2のファン(6b)のブレード高さ(H)より高く
することを特徴とすることを特徴とする車両用空調装
置。 - 【請求項3】 空調ケース(2)内を仕切り壁(12)
により外気が取り入れ可能な第1の空気通路(14)
と、内気を取り入れ可能な第2の空気通路(13)とに
仕切り、第1の空気通路(14)内に車室内に向かう空
気流を発生させる第1のファン(6a)と、第2の通路
内に車室内内に向かう空気流を発生させる第2のファン
(6b)とが設けられ、 前記第1の空気通路(14)の下流側には、車両の窓ガ
ラスの内面に向かって空調風を送風するためのデフロス
タ用吹出開口部と、 このデフロスタ用吹出開口部を開閉するデフロスタ用開
閉手段と、 前記第2の空気通路(13)の下流側には、乗員の足元
に向かって空調風を送風するためのフット用吹出開口部
(15)と、 このフット用吹出開口部(15)を開閉するフット用開
閉手段(18)とを有し、 このフット用開閉手段(18)は、前記フット用吹出開
口部(15)を開閉すると前記第1の空気通路(14)
と第2の空気通路(13)とを連通するように構成され
た車両用空調装置において、 前記第1のファン(6a)の出口角を、前記第2のファ
ン(6b)の出口角より小さくしたことを特徴とする車
両用空調装置。 - 【請求項4】 前記第1のファン(6a)のファン高さ
を、前記第2のファン(6b)のファン高さより高くす
ることを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の車
両用空調装置。
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JP8279552A JPH10119533A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 車両用空調装置 |
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A521 | Written amendment |
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A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
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A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
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