Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH0395198A - コクシジウム症ワクチン - Google Patents

コクシジウム症ワクチン

Info

Publication number
JPH0395198A
JPH0395198A JP2080562A JP8056290A JPH0395198A JP H0395198 A JPH0395198 A JP H0395198A JP 2080562 A JP2080562 A JP 2080562A JP 8056290 A JP8056290 A JP 8056290A JP H0395198 A JPH0395198 A JP H0395198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
polypeptide
polynucleotide sequence
extract
fragment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2080562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3037359B2 (ja
Inventor
Rein Dijkema
レイン・デエイケマ
Arno Vermeulen
アルノ・フエルメウレン
Lorraine Elisabeth Clarke
ロレーヌ・エリザベス・クラーク
Fiona Margaret Tomley
フアイオナ・マーガレツト・トムレイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo NV filed Critical Akzo NV
Publication of JPH0395198A publication Critical patent/JPH0395198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3037359B2 publication Critical patent/JP3037359B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/12Viral antigens
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/44Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from protozoa
    • C07K14/455Eimeria
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/20Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans from protozoa
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Eimeria種の免疫学的性質を有する蛋
白質及びその断片、これらをコードするDNA配列、こ
れらのDNA配列を含有する組み換えベクター及び宿主
生物、並びに上記蛋白質もしくはコクシジウム症は、原
生動物門^DiCompleXa亜門1++eria 
lの細胞内寄生虫によって引き起こされる疾病である。
これらの寄生虫は、胃腸管及び葉 消化器官の部分を形或する細胞中で冶殖する。
集約的生産の増大のために、養鶏産業においてこれらの
寄生虫により引き起こされる損害が、この何十年間で驚
くほど増してきた。例えば、オランダの養鶏場が毎年被
って損失は、100万ギルダーに達する。1986年の
損失は約1,300万ギルダーであった。同年、米国で
は、コクシジウム駆虫薬( coccidiostat
s)を使用したにもががわらず、3億米国ドルの損失を
被った。
ニワトリのコクシジウム症の病原体は9種、即E.mi
vat+及びE.haganiに細分できる。シカしな
がら、最後の2種の存在を疑っている人もいる。これら
の種はすべて、ニワトリだけを宿主としており、高度の
組織特異性を示す。しかしながら、上記の種の生活周期
は類似している。種によってニワトリに及ぼすその病原
作用は異なっており、ニワトリの種類も一役を演じる。
即ち、ブロイラーはE.acervulina又はE.
maxi*aのような寄生虫によって多大の損害を被る
であろう。これは、食物消化を主要な役割とする小腸の
大部分にこれらの寄生虫が寄生するためである。
生活周期の間に、寄生虫Eimeriaは多くの段階を
経11る。感染段j[!i(胞子形成凄合子嚢)は日中
に入り、ニワトリの胃に入り込むが、ここでは破砕作用
の結果、嚢子壁が破裂して開く。この接合子嚢が含.有
する4個のスボロシストが放出され、十二指腸に運ばれ
て、ここで胆汁及び消化酵素にさらされる。その結果、
スボロシスト壁に開口部が生じ、スボロシスト中に存在
するスボロゾイトが放出される。これらのスボロゾイト
は運動性であって、侵入し、繁殖するために適当な宿主
avA,即ち上皮細胞を捜す。種により、この最初の繁
殖段階は20〜48時間l継続し、数十〜数百のメ0ゾ
イトが産生されるが、これらは再び新しい宿主細胞に侵
入し、繁殖する。2回乃至時として5回のこれらの無性
生殖周期の後、種に応じて、細胞内メロゾイトは有性形
態、即ち雌雄の生殖母II胞に成長する。雄性配偶子が
雌に受精後、接合子が形成されるが、これはそれ自身の
周囲に嚢子壁をつくる。この接合子嚢は宿主細胞を離れ
、糞便とともに排出される。ニワトリ外部の温度及び湿
度が相対的に高く、同時に空気中に十分な酸素が存在す
る場合には、接合子嚢は胞子形成して感染用に進むこと
ができる。
このように、ニワトリからニワトリへと該寄生虫が移動
するのに中間宿主は必要ではない。したがって、有効表
面積の占有度が高いと、!!鶏場における感染圧(in
fection presslFre)は急速に増加す
ると考えられる。
寄生虫ばは、種々の方法で撲滅することができる。
うまく管理することに加えて、しばしば餌や飲水に混合
されるコクシジウム駆虫薬を用いてコクシジウム症をi
.lj御することができる。
しかしながら、種々の撲滅薬に対する耐性を発現する該
寄生虫の遺伝的能力が一部高いために、近年、これらの
薬剤は有効性が低下している。さらに、これらの薬剤の
多くが食肉中に残留し、こ滅方法であると思われる。十
分に重度の感染を経て生き延びたニワトリは、同型のE
imeriaにその後接触しても抵抗できることは公知
である。
Eiseriaに対する抵抗性は、鳥を数回低用量の接
合子嚢で、又は弱性(非病原性の)株の接合子嚢で感染
させることによっても誘発可能である。しかしながら、
特に非常に多数のブロイラーに制御れに代わる実行可能
な溶液であると思われる。
るが、できるならばアジュバントをも含む。
該寄生虫から単離された抗原を用いる代わりに、公知の
方法に従って実行可能な技術である組み換えDNA技術
を用いて製造される産物を使用するることもできる。
抗原又はその一部を合成的に再生産することができるし
、さらに、例えばアジュバントの存在下で担体蛋白質に
結合させた、免疫学的に認識可能な且つ刺激性の形態で
、ニワトリにこれを投与することができる。
さらに、該抗原をコードする遺伝子が組み込まれている
細菌やウイルスのような生きている宿主生物を投与する
ことにより、ワクチン接種を実施することができる。こ
の生物は、その後、十分に長い期間〆抗原の合或を保証
すPニワ1・りの免疫系が十分に刺激される。
本発明は、コクシジウム症に対する家禽類の免疫Xに使
用することができる蛋白質(Etplooと命名されて
いる)又はその断片を提供する。
上記蛋白質Etp 100は、E.tellellaの
抽出物をモノクロ−ナル抗休E.TEN.11P−2を
含社 有するカラム基質に注ぎ、抽出物の吸着画分を未吸着画
分から分離し、その後吸着画分を当業界で株 公知の方法によってカラム基質から$11することによ
り、上記抽出物から単離し得る。
この免疫クOマトグラフイー法によって得られた蛋白質
物質を場合により、天然物質の精製のために当業界では
公知の方法によりさらに精製し得る。
このようにしてE.tenellaから得られた蛋白質
1:tp100の特性化により、以下の性質が明らかに
なった; a.SOS−PAGEt’の分子量約100kD:b.
非還元条件下ではモノクローナル抗体と E.TEN.IIP−2々結合するが、還元条件下では
結合しない: c.vi子形成された接合子嚢、スボロシスト、スポロ
ゾイト、第一及び第二世代シゾント、並びに第二世代メ
ロゾイド中に出現。
100k D蛋白質は、種々の供給源から得られるE.
 tel lenaのスボOゾイト並びにメロゾイトか
ら適当に単離することができる。
さらに、l:tp100に相当する蛋白質は、E.la
Xila及びE. acervul inaのような他
のEimerta種から単離し得る。これらの相当する
蛋白質の確認は、上記E.tenellaの100k 
D蛋白質ノ断片ニ対するマウス抗血清を生威し、第5図
に示した通り、E.maximaスボロゾイト及びE.
 aeervu l i naスボロゾイトを用いたウ
エスタン( @estern)プロットアッセイにおい
てこの抗血清の抗体を使用することによって確定した。
この方法で検出され得る蛋白質は、E. tenel 
Iaの[:tp 100と同様の分子量を有することが
判明した。同一抗血清を用いて、E.maxima蛋白
質とE.acervulina蛋白質を免疫クロマトグ
ラフィーで分離することができる。
以下の実施例で略述する通り、E. tenet Ia
蛋白質又はそのポ(8)請求項7記載rをコードするD
NA配列は、ゲノムDNAから、並びにε.tenel
la  mR N Aに由来する相補DNA(cD N
 A )から得られた。これらのDNAiil!列(及
びその部分配列)も、これらのDNA配列及5令鵠uH
cよ’)’:J−t’fftL6Eis。山抗原性を有
するポリベブチドとともに、本発明の一部を形或する。
所定のアミノ酸に対しては、しばしばいくつかの異なる
コドン(3つのヌクレオチド塩基)がDNAではコード
し得ることは公知である。即ち、例えばグルタミン酸に
対するコドンはGAT又はGAA等である。第6〜8図
に従うアミノ酸配列を有するポリベブチド(又はそのポ
(8)請求項7記載)の発現のためご同様に、同様の代
替コドン組或を有するDNAが用いられる。
さらに、コクシジウム症に対する家禽類の免疫搬に用い
得るこれらのポリペプチド断片も、本発明の一部である
。既知又は未知のアミノ酸配列内のこのような使用可能
なポ(8)請求項7記載(エビトーブと呼ばれる)を検
出するために、種々の方法が知られている。既知のアミ
ノ酸配列に基づいて、例えばこれらのエビトーブは、特
許W 0 84/03564及びW O 86/ 06
487明細書に記載のスクリーニング法を用いて実験的
に決定することができる。
さらに、既述のアミノ酸配列を有するポリペブチドの多
くのm域は、理論的考察、並びに現在知られているエビ
トープと一致する構造に基づいて、エビトープを明示す
ることができる。これらの領域の決定は、HOppと−
oods  ( P N A S  LJ S A 7
8:3B24〜3828;1981)による親水性判定
基準と、ChouとFasg+an  ( ^dvan
ces  in  Enzyg+ology  47 
 :  45〜148;1987)による二次構造予測
とを組み合わせたものを基礎とした。
以下の領域は、抗体に対するエピトーブと思われるもの
を含む(第8図参照):アミノ酸番号約270〜300
及び495〜525。
以後、7 ミ/ 酸配列ISPQKPGSPPCPTC
E^PRGRSCAEQPPGLTR 及ヒPVDEV
VGD$lEDI4GQCSEQCGGGKRTRNR
GPS ,並びにこれらの配列を含むポリペプチドも、
本発明の一部である。
しっ 必要ソ吻る可能性があるTI胞エビトープは、BerZ
OfSkl/の両親媒性判定基準(Science 2
35 :1059〜62 : 1987)によって、理
論的根拠に基づいて同様に得られる。
本発明に従ってコクシジウム症感染に対して免疫するた
めには、例えば、抗イディオタイプ抗体又はその抗原結
合断片を用いることもできる。こる咎#キ肴る。上記の
本発明のポリベプチドの免疫原性等価物は、とりわけこ
の型の抗イデイオタイブ抗体を意味すると理解されたい
本発明に従ってコクシジウム症に対して家禽類を免疫す
るには、本発明のポリベブチド、断片、又は免疫原性等
価物をニワトリに投与するか、あるいは、組み換えDN
A又はRNA技術を用いた遺伝子操作により本発明のポ
リベブチドもしくはその免疫原性断片、又はその等価物
をその場で産生する能力を獲得している微生物を投与す
ることが可能である。
ttJ者の場合には「サブユニットワクチン」という用
語がしばしば用いられるし、また後者の場合には「ベク
ターワクチン」という用語が通常使われる一本出願人も
、本明細書でこの術語を用いることにする。
本発明のサブユニットワクチンは、一般に、精製形態で
のポリベブチドを、任意に医薬上許容される賦形剤の存
在下で、含有する。
このような応用に使用するポリペプチドは、Eiier
laからの単離、組み換えDNA技術、又はベブチド合
成といったような公知の方法によって製造し得る。
該ポリベブチドは、場合により、非関連蛋白質と共有結
合し得るが、この蛋白質は、例えば融合生或物を精製す
る際に有益となり得るか、もしくは成熟蛋白質へのプロ
セッシングに役立つものである。その具体例としては、
β−ガラクトシダーゼ、プロテインへ1プロキモシン、
血液凝固因子Xa等が挙げられる。
所望により、該ポリベプチドを、例えばグリコシル化、
アミド化、カルボキシル化、アシル化又はリン酸化によ
って、in vino又はin VitrOで修飾する
こともできる。
それらの免疫原性を増強するためには、これらのポリベ
ブチドを適切に担体と結合するか又は担体と会合し、及
び/又はアジュバント特性を有する化合物と組み合わせ
ることができる。
さらに、これらのポリペブチドをベースとするワクチン
は、慣用的にワクチンに用いられる安定剤、mlII液
等のような他の化合物を含有し得る。
ベクターワクチンでは、本発明のポリベブチド産物は、
それ自体が免疫されるべき個体に投与され、また生物体
内でそれ自体をしばらくの間保持し、又は増殖しさえす
る遺伝子操作された生物によって作製される。種々の生
物として、例えばEscherichia   co見
、Bacillus又はSalmonellaのような
細菌、もしくは牛痘ウィルス又は鶏痘ウィルスのような
ウィルスをこのための宿主として用いることができる。
このタイプの宿主生物を用いた場合、ポリペプチドはそ
れ自体表面抗原として発現する。このような情況におい
ては、上記ポリベブチドと、Escherichia 
 coli.のOMP蛋白質または線毛蛋白質、あるい
は宿主生物によって認識されるシグナル配列及びアンカ
ー配列の合成物との融合が考えられる。上記免疫原性ボ
リベブチドは、所望によりより大きな全体の一部として
、動物体内に放出ざれて免疫することもできる。こ又は
所定の病原体の種々の抗原に対する防御を生じさせるこ
とも可能lである。
実施例1 LOnQら(Fol.Vet.Lat.6  :  2
01〜217  :1976)の方法に従って、寄生虫
E.t(Jellaを維持し、接合了嚢を単離した。W
isherとRose(ParaSitOI001/8
8: 515〜519. 1984 )の報告と同様に
、さらにLarSenら( J.Parasitol.
70:597 〜601 ;1984)の報告によるナ
イロンウール1!製法を用いて、スボロゾイトを単離、
精製した。第二世代メロゾイトを、StotishとW
ang(J.Parasitol. 61:700 〜
703:1975)の方法により感染後96時間目にニ
ワトリ盲腸から単離し、さらに連続70%Percol
l勾配上で、遠心分離して精製した。
4L又込里亘皇追 0. 5dのPBS (リン酸11衝塩水)中106個
のE.tf3nellaスボロゾイトを腹腔内投与し、
その後融合4日前に同用量、同経路でブーストすること
により、Ba1b/Cマウスを免疫した。第1回免疫が
後6週間目に、牌臓を、無菌的に摘出し、その細胞を、
K6hlerとHilstein(Nature 25
6 +495〜7;1975)の報告と同様に骨lMI
Ill系p3X63A Q 8. 6. 53.と融合
し、標準プロトコールに従って培養した。
ハイブリドーマの選択 蛍光抗体法(IFA)を用いてスボOゾイト抗原を認識
する、ハイブリドーマを選択した。
スボロゾイトをPBS中に懸濁し(1〜3 X 106
/d)、3,d容醋ずっを1oウェルガラススライド(
Cel l ine)上に滴下し、室温で一晩乾燥し、
−70℃で乾燥保存した。
アセトン中でスライドを解凍、固定した後、25成のハ
イブリドーマ上澄を各ウエルに滴下し、37℃で30分
間インキユベートした。スライドをPBS中ですすぎ、
PBSで5分間、3回洗浄した。
標識されたウサギ抗マウスF I T C ( Nor
dic;フルオローイソーチオシアネート)を1:10
0〜200に希釈して結合体(conjuoate )
として使用し、計数用染料としての0,05%Evan
s Blue存在下、37℃で30分間インキユベート
した。洗浄及びすすいだ後、スライドを0.1io1 
/M トリスー塩酸:p日9.0:75%グリセ0−ル
で固定し、Leitzortho+ux蛍光顕微鏡を用
いて検定した。この検定では陽性を示したハイブリドー
マを、さらに限界希釈によりクローン化し、再び検定し
て、液体窒素中に保存するか、あるいは腹水産生のため
にブリスタンを注銅しておいたBan b/Cマウスに
直接注射した(2. 5X 106ハイブリドーマil
llll/マウス,腹腔内投与〉。これらの陽性ハイブ
リドーマから、有用な抗体を産生する2つのクローンを
選択した。それぞれE.TEN.11P−2及びE.T
EN.IOY−2として示されるこれらのモノクローナ
ル抗体は、IFAから判定されるようにE.tl3ne
llaスボOゾイト及び第二世代メロゾイトを認識した
。蛍光パターンはともに類似していた。さらに、両モノ
クローナル抗体は、ゾイトの前半に存在する物質、おそ
らくは細胞質蛋白質と結合した。
生>7止立亘五 これらのE.TEN.11P−2及び E.TEN10Y−2抗体を産生ずるハイブリド−マI
IIl胞系のサンプルを、1989年2月2日、英国、
POrtOn  DOWnのthe EtlrOpea
rl CelleCtiOn Of実施例2 A.亙基 MoAb  E.TEN.11P−2及びE.TEN.
 10Y−2の標的抗原を、Verleulenら(J
. E x p. Me d .  162: 146
0〜76;1985)の報告と同様にSDS−PAGE
/イムノプロツテイング法を用いて特性化した。手短か
に言えば、2x 107個の新鮮に脱嚢された(eXc
vstea)ナイロンウール精製ざれたスボロゾイトを
、DTT又1.1β−メルカブトエタノールのような還
元剤を加えないしaeu+ + +サンプル!1衝液(
Nature 227:  680〜4:1970)中
vj溶解した。5分間煮沸し・ 180009で3分間
遠心分離した後、上清を取り出し、20%グリセO−ル
液とし、4%積層ゲルを含む7〜18%アクリルアくド
勾配ゲル(又は12%均一ゲル)上に載せた。
電気律動分離後、蛋白質を0.01++ol/41 ト
リス;0.079sol#グリシン;p口8.3中で1
0■/傭で1時問、ニトロセルロース紙( 0. 45
m+ : Schleicher&  Schull)
上にブロツティングした。
免疫検出のために、ニトロセルロース紙片をPBSに溶
解した0,2%脱脂粉乳<NFMP)液中で30分間前
処理し、PBS;0.05%Tween−20;0.1
%NFMP中10倍希釈したハイブリドーマ上澄と共に
、v潟で90分間インキユベートし、広範に洗浄して、
アルカリ性ホスフ7ターゼで標識された抗マウスIgと
共にインキユベートした。
結合されたIQ結合体を、100mmol /j1 ト
リス/HCj!:  DH  9.5:  100ml
ol/jI  NaCl  5mmol/1M,c12
に溶解したニトロブルーテトラゾリウム(0.33IP
J/ai!)及び5−ブロモー4−クロロ−3−インド
リルホスフエートp−トルイジン塩(0、17wJ/d
)を用いて視覚化した。
B.峻1 モノクロナール抗体E.TEN. 11P−2及びE.
TEN.IOY−2は非還元性E.tl3nella 
スボロゾイトーメロゾイト蛋白質のーesternプロ
ットの 上i95〜110K[)のバンドと反応した(第1図)
.Bio −rad SDS−PAGE分子量マーカー
は、清を用いて、E.TEN.11P−2/E.TEN
.10Y − 2をI QG1アイソタイプであると特
〆性化した。
X114旦 A.た旦 比較しつる量の胞子形成された接合子嚢、精製スボロシ
スト及び精製スボロゾイトをもつlレーンを含有する−
〇3ternプロットを作顎した。実施例3Aに記載の
手法により、モノクローナル抗体並びにニワトリ高度免
疫血清を用いてーesternブOットをプO−ブした
去り 9軒のニワトリ(7週令)2X104個の生存するE,
 tenella接合子嚢を4日以内に2回経口投与し
、その後10’ @の用量で4回、4日間隔ぐ投与する
ことによりニワトリの高度免疫血清を生じさせた。最終
投与後1週間目に、全ニワトリを採血した。血清をプー
ルし、1:1280で実施例・1に記載の蛍光抗体法で
、抗スボロゾイトカ価をアッセイした。
B.緻浬 MoAb  E.TEN.11P−2及びE.TEN,
10Y−2の標的蛋白質である95〜110kO蛋白質
は胞子形成された接合子嚢中にすでに存在することが明
示されたし、また、それらはスボロシスト及びスボロゾ
イト期にも発現された。95〜110kD蛋白質は、ニ
ワトリの高度免疫血清によって優位に認識されたく第2
図〉。
実施例4 E.TEN.11P−2から得られたlaGを、(NH
 ) S04の50%飽和を用いて、室温で、42 腹水液から沈澱させた。その物質を、o+n+ruge
 T(HeraeuS Christ)中で2500r
p−で30分間回転させた。そのペレットを50%〈N
口,)2804で2回洗浄し、原容積の半分量の0.2
sol/IfのNaHCO3に再懸濁し、メーカーの説
明書に従ッT Sephadex  G 25(Pha
rmacia  P D 10カラム)上で説塩し、4
℃で−・晩、CNBr一活性化SeDharOSe  
( PharllaCia)に結合させる。最終結合比
は、ゲル1一当たり6.7IIlgIgGであった。
E.TEN.10Y−2に関しては、メーカーの説明書
に従って、IoGを、プロテインへ−S epharo
se ( Pharmacia)を用いて腹水から濃縮
、精製した。中和及び脱tsA後、上記と同様に結合を
行なった.E.TEN.10Y−2カラムの最終結合比
は4.8jl9/−ゲルとであった。
5〜7I1のICIG結合SepharOSeを適当な
カラムに注入し、ランニング緩衝液中で平衡化させた(
25uol/l トリス/塩酸;  pH  a.o;
  O、5101 /jNaclo.1%NP40)。
一70℃でペレットとして凍結された320X 106
個のE.tenella スボロシストを解凍し、25
gvol/1トリス/jn酸; p口8.0  : 1
lIlmol /41 E DTA :1nmolzl
 P M S Fの溶液3一中に懸濁した。
39のガラスビーズ(直径〜0.3屠)存在下で、掻き
回して量子を破壊した。その溶液を0.1%Nontd
et P40(NP40)とし、0℃で1時間インキユ
ベートした。非溶解物質を4℃で2000rp−で15
分問回転し、その後300rp−で1時間回転して遠心
分離した。上清を0.22−フィルターに通した後、免
疫力ラムに掛けた。
5atのll:. tenel laスボ0シスト抽出
物を、0.15m/分のi速テE.TEI4.1IP−
2及びε.TEN.10Y−2 カラムに、周囲温度で
1晩、再ffi環システム中で結合させた。
±20循環後、非結合画分を集め、ざらに分析するだめ
に保存した。カラムを、洗浄液4(0. 1101/1
酢酸塩: 0.5a+ol/Jt N aC1 ;  
0.1%MP40:  I)日4.0)及び洗浄液8(
0. 1mol/ M Tris/日C1 : 0.5
mol/fl N acj! ;  0.1%NP40
;  p}−18.0)ヲliニ用イて少なくとも3サ
イクル、流速0. 5te /分で洗浄9ン した。固定床容量の2 ’W’y Xニング緩衝液で洗
浄した後・、O.tmol/11炭酸塩/重炭酸塩: 
 !1}−110.6:0.1%NP40を4一用いて
アルカリ溶出を行なった。
画分を1mol/j) トリスp日8.0で中和し、カ
ラン ムをラ1ニング緩衝液で再平衡化した。その後、0.1
101/jグリシン/塩Wi;  0.15mol/I
I N atJ :0.1%NP40 :  l)8 
2.6を用いて溶出を行なった。
酸性画分を1mol/Jl トリス; p口8.0で中
和した。
企画分を、非還元条件下のSOS−PAG上で、さらに
プO−ブ抗体としてポリクローナルウサギ抗スボロゾイ
ト血清を用いてーesternプロット上で分析した〈
第3図〉。両カラムから、酸性条件を用いて主画分を溶
出した。E. TE8. 11P−2 h 7 ムから
?W出した物質は、E.TEN.10Y−2 HoAb
と陽性に反応したく示されていない〉。
RNAを単離するために、十分に胞子形成した接合子嚢
を、10問01/1酢酸トリス(p口7.6) : 7
5問of/ fJ酢酸ナトリウム; 1%SDS : 
 2m101/NEDTA:0.2■/dブロテイナー
ゼK及び1◇1101/jバナジルリボヌクレオシド複
合体を含有する緩衝液2.8d中に入れた。接合子嚢を
、139のガラスビーズ(φ0.5m++)存在下で6
0vj間(最大で)a痒して破壊した。5dのフェノー
ルを全抽出物に加え、その混合物をさらに60秒間攪拌
した。遠心分離後、水層をビベットで取り出し、再び同
容量のフェノール.クロロホルム.及Uイ’1アミルア
ルコール(25:24:1)の混合液で抽出した。2,
5容のエタノールを加えた後、RNAを沈澱させ、その
結果生じた沈澱物を、トリス10wmol/j :ED
TA O.1開of/J!:  pt−17.6を含有
する緩衝液800M中に溶解し、その後、その物質をさ
らに、等容量のフェノール/クロロホルム/イソアミル
アルコール(25:24:i)で2回、クロロホルム/
イソアミルアルコール(24:1)で2回抽出し、次い
でエタノールで沈澱させた。ボリA+−RNAを、オリ
ゴ(dT)一セルロースクロマトグラフィー(Hani
atisら,上記文献7参照〉によって単離した。約1
00増のポリA”−RNAを、5XIO8{1i1の接
合子嚢から単離した。
B.cDNA合或 酸素MMLV逆転写酵素によ゛リボリA+RNAをcD
NAに変換した。このために、25I4のボリA”−R
NAを90成の水に溶解し、水酸化メチル水銀10mm
ol/ (Jを加え、その後β−メルカブトエタノーノ
レ45u+o l / jlを加えて、20℃で5分間
変性させ、その混合物を20℃で3分間インキュベート
した。4/19のオリゴ(dT)   150Uの15
) R N A sin (R)、20mmol/ Mのト
リス(pH 7.6)、30mmo l / 41のK
Cj!、4imol/I2のジチオスレイトール(DT
T>、2n+moレ」のHgCj!  ,  1vao
l/2 1の各dNTP及び3000tJのMMLV逆転写酵素
を含有する緩衝液1904中で酵素反応を実施した。
反応は、37℃で1時間インキユベートした後に、0.
5101/IIのEDTA10成を加えることにより停
止させた。等容量のフェノール/クロロホルム/イソア
ミルアルコール(25: 24: 1)で抽出後、RN
A/DNAハイブリッドを、酢酸アンモニウム2mol
/41と2.5容のエタノ− ルを加えて沈澱さぜた。
が起る。べL//トを、20mmol/Jl トリス(
p口7.6)、5mmoレ’ II hc1  、10
0mmol/ j  ( N口.)22 So  ,  0.6旧OI/1β一NAD、16tJ
4 RNaSe  }l、200U  D N A−ポリメ
ラーゼI及び20tJ  DNA−リガーゼ仕匹1旦を
含む緩衝液960ii1中に溶解した。インキュベーシ
ョン時間は、12℃で1時問、次いで22℃で1時間で
あった。その後、等容量のフェノール/クロロホルム/
イソアミルアルコール(25:24:1)を加えて反応
を停止させ、エタノールで沈澱させた。
この目的に適合したベクター中でCDNAをクローン化
する前に、それを先ず修飾した.CDNA (5IIj
I>を、30110レ]酢酸ナトリウム(p口5.6)
、50mmol/II N ac1、tmsol/N 
ZnSO4、及び21UのHung Beanヌクレア
ーゼを含有する!!衝?100Ili中に溶解した。3
7℃で30分間インキユベートした後、E ■ T A
I0111l01/!J及びトリス25一■01/1を
加えて反応を停止させた。フェノール/クロロホルム/
イソアミルアルコール(25:24:1)で抽出した後
、混合液をSet)hadeX G50カラムに掛けて
脱塩した。
溶出物(125Ili)に以下のものを加えた:トリス
p口7.6 50uol/ρ 、EDTA  2.5m
mol,l  、D T T 5mmol、S′−アデ
ノシルーメチオニン0.5μH ,及び100UのEC
OR !−メチラーゼ。
37℃で30分間インキユベートした後、65℃で15
分間加熱することにより反応を停止させ、その後、トリ
スーHtJ 100mmol/j, MQ(J2  1
00mmol/1、及びN act 500mmol/
N (1)口7.5)を含む溶液1/10容を加え、同
時に各d N T P Ismol/j及び12.5U
のκIenow D N Aボリメラーゼを加えた。
22℃で60分間インキユベートした後に、等容量のフ
ェノール/クロロホルム/イソアミルアルコール(25
:24:1)を加えて反応を停止させた。350パの口
20と50ハの3mol/Jl酢酸ナトリウム(p口5
.6)を加えた後、500I11のイソブロパノールを
用いて水相中に存在する核酸を沈澱させた。1 0 0
 #Nの口20に溶解した後、ベレットをsephad
ex G50で脱塩し、溶出物をエタノールで沈澱させ
た。
ベレットを24ルの水に溶解した後、2埒のECORI
リンカー トリスーHCj(p日8.0)30smol
/41 、M OCI210nmol/N 、ジチオス
レイトール10mmol/j) , ATP 1mmo
l/u 、ゼラチン0. 1ay / d及び10Uの
T4DNA−リガーゼを加えることにより、連結を50
成中で実施した.4℃で16時問インキユベーションし
た後、加熱(70℃で15分〉して反応を停止させ、そ
の後、制限エンドヌクレアーゼECORIを用いて、1
0’Q+nol/1トリスー口CI(DH7.6)、5
0mmol/ JlN a Cl、10gaol/j 
MCIC12、2.5mmol/j) D T T及び
500U  ECORIを含有する緩衝液2101中で
切断を実施した。37℃で90分間インキユベートした
後、等容吊のフェノール/クロロホルム/イソアミルア
ルコール(25:24:1)を用いて抽出することによ
り、反応を停止させた。水相中に存在する核酸を、酢酸
ナトリウム(pH s.e) 300mmol/ 11
を加えた後に25容積のエタノールで沈澱させ、Bio
gel^15mカラムを用いてCDNA及′びリンカー
を分離した。cDNAをエタノールで沈澱した後、その
沈澱物をトリスー目Cj!  10旧o1zl 、ED
TAO. lmsol/ j! (p口7.6)に溶解
した。次いでcDN八分子をファージλQtl1並びに
ファージλ9t10中に、Huynhら(DNA cl
oningtechniques :^Practic
al^I)l)roach, 1984)に従ってクロ
ーン化した。
C. HoAb E.丁EN. 11P−2によるλg
t11c D N Aライλgt11c D N Aク
ローンで感染させたE. coliY1090−により
産生された蛋白質を、上記(Huynhら、上記文献参
照)と同様にニトロセルロースフィルター上に固定化し
た。cDNAライブラリーをHoAb E.丁EN.1
1P−2で免疫スクリーニングし、その結果、2X10
5個の77−ジクローン中に約1個の陽性反応が起きた
。モノクローナル抗体を、プロテインA Scphar
ose■上で精製し、1容のトリスIII液( 10m
mol/ Jl トリスー目Cl :  150m++
+ol/I  NaCl  p目8.0)+0.05%
Tween20及び10% FOSで希釈した。
25℃で2時間、前記フィルターと一緒にインキユベー
ションした。フィルターを50一の上記トリス緩衝液+
0.05%Tlen20で10分間、4回洗浄した。ヤ
ギ抗マウス抗体及びアルカリ性ホスファターゼの結合体
(上記トリス!l衝液−}0.05%rween2◇及
び10%FOSで1 : 7500ニ希釈)を用いて二
次抗体を37℃で30分間インキユベーションし、その
後、フィルターを一次抗体のインキュベーションに関す
る上記記載とIilil1に洗浄した。
100miol/41 トIJ スー目Cfl ;  
100ml!lol/j N ac1 ;10gimo
l/j MQC12  :  pH9.6に0.339
/jニトロブルーテトラゾリウム及び0.179/Jl
  5−プロモー4−クロロ−3−インドリルーホスフ
エートを含有させた溶液中で、v温で30分間インキュ
ベ一トした後、結合されたアルカリ性ホスファターゼを
検出した。
イムノアツセイで陽性を示す1つのクローンは精製され
たプラークであって、このクローンをクローンE t 
100として示した(第7図参照)。
及墓皿亙 A.亙基 L工りユ然 E.coli Y1088u肚E 尼狙F strA 
mete troR hsdRhsdH−ton A2
1 Δlaclll69(proc : Tn5)(p
Hc9) )、子 Y1089   ( Δlactll69 ト』A  
Δton araD139St.rA hrla150
(chr: Tn10)(1)HC9))及びY109
0(ΔlaC0169 1)rOA  Δnon ar
aD139 StrA SupF江uC22   : 
Tn10)(pHc9))は、AmeriCQy’+ 
rypeCultlJre COlleCtiOnから
得られたものである。
DNAの単離 E. tenet la染色体DNA,:ワトリDNA
,及びE.coliD N Aの単離は、Clarke
ら(H01Bioche−.Parasitol. 2
2 : 79 〜87; 1987)の報告と同様に実
施した。
ゲノムライブラリーの構 E.tenetla D N AをE C O R I
 (BethesdaResearch Labora
tories)で一部消化し1これにECOR I’t
’消化された、仔ウシ腸ホスフ7ターゼ(Boehri
nger Hannheim) 51!l理されたλa
mp3をT4[)N八リガーゼ(Boehrinqer
 Hannheim)を用いて、4℃で16時間、連結
した。1埒のDNAに対する最終連結容社は10/if
!であり、ベクター:挿入比は4:1であった。λas
p3は、Kellpら(P.N.A.S.lISA80
 : 3787 : 1983)に従って、λ9t11
から発生させた。ファージをin vitroで包装し
(HaniatiSら、Cold Sprina Ha
rbor Laboratory   ″Molecu
larCloning : A Laboratory
 Manual   : 1982)、tl..col
i Y1088株と一緒にインキユベートして、一β−
D−ガラクトビラノシド)及びTPTG(イソプロビル
ーβ一〇一チオガラクトビラノシ参照)、スクリーニン
グ前に力価を測定した。
Clarkeら(上記文献参照)の記載に従って実施し
た。
B.虹屡 組み換えバクテリオファージEt日L6は、Etene
lla D N Aの722bp  EcoRI制限断
片を含有する。これも第7図を参照されたい。
EtH16によって生じるブラークは、最初は、免疫ニ
ワトリ血清によるゲノムDNAライブラリーX−gal
(5−ブロモー4−クロロ−3−インドリルのスクリー
ニング後に抗体陽性として確認された。
寡1口生ヱ A.方法 抗体のアフィニティ Et口し6ストックからのバクテリオファージ(IX1
04)を9αの皿の中のE.coli Y1090株上
にブレーティングし、42℃で3時間インキユベートし
た。前記と同様に予めI PTGで処理したフィルター
の各サイドを、プレート表面と接触させて37℃で2時
間放置した。フィルターを、免疫ニワトリ血清(E.c
o!iを予め吸着し、1%BSAを含むPBS I)H
7.0中で1:20に希釈)と一緒に室温で1時間イン
キユベートした。洗浄後、結合した抗体を0. 2mo
レ]グリシン(p口2.8) 5−で10分間溶出し、
次いで2mol/1トリス(80m) :10xPBS
(5oOd) :  2ay/M1クロラムフェニコー
ル(50p!)及び0.259のBSAを含む溶液es
oIl1で中和した。選択された抗体を用いて、それ以
上希釈せずに、スボロゾイト及びメロゾイト蛋白質のt
4esternプロットを精査(probe) シた。
4互叉亘1 E.coli Y1089株を実施例6B記載ノファー
シテ溶原化し、溶解物を1II1の対数増殖期培養物(
 Coppe lら, Nature 306:  7
51〜756  : 1983)から:l4製した。
ポリアクリルアミ゛ 洗浄済みスボロゾイトベレット又は可溶化ファージ溶解
物を、2%(W/V )ドデシル@酸ナトリウム;  
6mol /Jl尿素; 5%(v/v)  2−メル
カプトエタノーノレ; O、49ll01/1トリスー
口CI:O日6.7中に溶解して、5分間沸騰させる。
マイクロ遠心機中で5分間回転させた後、0.1%(W
/V )プロモフェノールブルーを含有する50%(V
/V )グリセロールを上清に加える。ゲルは不連続で
、3.6%(W/V)アクリルアミドスベーサーゲノレ
,p口6.7と6〜14%(W/V)アクリルアミド匂
配分離ゲル,  p}−18.9  ( 16X0.1
 cm)からなる。50〜70■(定電圧〉で16時間
、電気泳動を実施し、蛋白質バンドを、35%(v/v
 )メタノール,10%(V/V)酢酸に溶解した0.
2%(w/v) PA G E 7)I.t−83( 
B D H  chelicals)で染色した。
ポリベブチドのイムノープロッティン SOS−PAGE後、スラブゲルを25gvol/jト
リス:192msol/ jグリシン:  p}18.
3 :20%(v/v)メタノール(移動用II液〉5
0oIjI中テ30分間平衡化した。ゲル中のポリベプ
チドを電気泳動的に、Transblot移動セル(B
io−RadLaboratories)内のニトロセ
ルロース紙に移動させた(Towbinら、PNASユ
6 : 4359 〜4354 :1979)(Sch
leicher & Schull, BA85, 0
.45 As!>。
30V(7)定11圧1’、4℃t’16 〜22時間
、移動用1!1i液を用いて、電気泳動を実施した。移
動させた後、スボロゾイトサンプルを含むニトロセルロ
ース紙を、3%(w/V )ウシ血清アルブミン(BS
A ;Sigma A4503)を含むPBS pH7
.0中でブロツクした。移動させたマーカー蛋白質を含
むニトロセルロース紙片をIndianインキで染色し
た。
ブロットを、室温で1時間、免疫又は正常ニワトリ血清
(1%(w/v) BSA ; PBS ;  p日7
,O:0.05%(v/v) T*een20中で1:
200に希釈)と反応させた。プロットを、PBS ;
  l)H7.O ; 0 05%TWeen20中で
各5分ずつ、計5回洗浄し、その後アフィニティー精製
したウサギ抗二ワI・りIgG(口+1−)一ベルオキ
シダーゼ結合体(7ymed  Laboratori
es  Inc.  1% (w/v)  B  S 
 A  :PBS ;  I)H7.O :o.os%
Tween20中で1 : 200に柏釈)を用いて、
室温で1時間インキユベートした。次いでプロットを上
記と同様にざらに5回洗浄した。ベルオキシダーゼ結合
体の結合を、0. 5Rg/ dジアミノーベンジジン
; 501111101/jlトリス−HCJ!D口7
.4 :  200mmol/JI Na(J及び0.
 03%(v/v) 82 02中で前記二トOセルロ
ースと反応させることにより検出した。反応は、プロッ
トをPBS I)日7.0 , 0.05%Tween
20中でブOットを洗浄することにより停止させた。
B.結果 EtH16により産生されたβ−ガラクトシダ−ゼM合
1白1のsDs−PAGE及びt4esternプロッ
ト分析により、該蛋白質と免疫血清との、並びにマウス
抗β−ガラクトシダーゼ血清との反応が確かめられた。
Eimeria D N Aによりコードされるポリベ
ブチドの大きさは、35.5kD(2つの読み値の平均
。データは示されていない〉と推定されキ→る。
1:tH16抗原に対応する天然蛋白質を、Et口L(
3@合蛋白質を含有するポリアクリルアミドゲルスライ
スの注射によりマウス又はウサギに生じた抗体、あるい
は免疫ニワトリ血清からアフィニティ精製された抗体を
用いて同定した。これらの抗体は、E. ten01 
Iaのスボロゾイト及び第二世代メロゾイトの両方から
単離される蛋白質の応したく第4図,一・重矢印〉。9
4.0±1.0kD(n−5)の第三世代スボロゾイト
ボリベブチドが第4図で明らかに認められる(二重矢印
)。同様のポリペブチドはメロゾイトで確認されている
EtHLB11合蛋白質に対するマウス抗血清はまた、
E.*axuia及びE. acervu l + n
aスボロゾイト蛋白質のwesternプロット上の小
グループのポリベプチドとも反応した(第5図)。その
ポリベブチドの分子量は、E. tenet la蛋白
質の14esternプロット上で反応するものと同様
であり、E.maximaに関しては1◇8 〜92k
 l) , E.acervulinaに関しては10
2〜94k[)の範囲であった。
実』L遜一一& ファージストックを:11製し、プレート溶解物からD
NAを抽出した。標準技術を用いて、プラスミド及びコ
スミドDNAをM’!7した(Maniatisら、上
記文献参照)。50A9/dのR N ase存在下で
制限エンドヌクリアーゼを用いて消化した後、40mm
ol/ j2 トリスー口Cj! , 20mmol/
 l酢酸ナトリウム,  0.1mmo1/J!EDT
A(pll8.3)(TAEII%I液〉中アガロース
ゲル上でDNAを分画した。
DNAパイプリ イゼーション ゲノム.フ?−ジ,コスミド及びプラスミドDNAの制
限消化物を1%アガロースゲル上で分画し、south
ern法(J.Hol.Biol.98 :  503
 〜517 :1975 )を用いて, 25mmol
/ 1リンI!i!II衝液DH 6・5中Genes
,creen (New Enoland Nucle
ar)ニ移動させた。メーカーの説明1 ( Aser
shas)に従ってニツクトランスレーションキットで
32P一標識化したDNAプローブとのハイブリダイゼ
ーションを、I X Denhardt溶液、0.1%
(w/v) S O S .及び4×クエン酸ナトリウ
ム塩水(SSC)中で37℃で16時間行った。Gru
nSteinとHogness(P.N.A.S.IJ
SA 72 : 3961〜3965 ; 1975)
 17)手法により、コロニーハイプリダイゼーシコン
を実施した。
クローンEtHL6からのDNA挿入物を、40一mo
l/ 1 トリスー口CJ! : 20+nol/ 1
酢酸ナトリウム;0.1鋼mol/ !l E D T
A ; pll 8.3中の1%アガロースゲルからの
電気溶出(Haniatisら、上記文献参照)によっ
て精製した。DIJDOntの増感板及びFujiのR
X X線フィルムを用いて、− 70’Cでオートラジ
オグラフィーを実施した。
E.tenella  −ノム   (7)DスS’−
   一E.tenellaゲノムDNAをMboIで
部分的に消化し、3amHI消化コスミドP l−I 
C 79と連結し、HaniatiSら(上記文献参照
)に従って包装した。
非増幅ライブラリーから約500クローンを、ニツクト
ランスレーション及び[JされたEtHL6挿入物を用
いて精査することによりスクリーニングした。コスミド
クローン7.46(n入物はEtQ100として示され
る一第7図参照)を多数の異なる制限エンドヌクレアー
ゼで消化し、その断片をアガロースゲル上で分離し、ニ
トロセルロース上にSOuthernプロットし、再び
精査して、EtHL6に関連する配列を含有する制限断
片を同定した。
λ(lt 10中の胞子形成されたE.tenella
接合子lmRNAのCDNAクローンを、上記のニツク
トランスレーション及び精製されたEtH16挿入物を
用いて精査することによりスクリーニングした。21個
の陽性ファージが見出された。これらのうちの1個( 
C D N A 10一挿入物はE t c 100と
して示される一第7図参照〉をさらに研究するために選
択した。
クローンの配列決定 EtHL6及びEtHL6関連クローンからの挿入物{
コスミドE t g100及びEtC10◇)を、配列
決定前にM1311111. pUC13又はpA T
 153由来のベクターにサブクローン化した。配列決
定反応は、ジデオキシ法によって実施した(Banki
er aBarrell, Techniques i
n the Life Sciences((Bioc
’hemistry)85 : Techniques
 tn Nucl.^cidsBioch.  1〜3
4 : 1983)。
B.結 果 Et口し6から得られたDNAの物理的マツビングによ
り、ECORI挿入物のサイズは約700bl)であっ
て、それは単一のHindlI1部位を含むことが示さ
れた。ヌクレオチド配列分析からは、挿入物の正確なサ
イズは722bDであることが確定され、さらに挿入物
の一方の末端付近に日ind m部位が存在することが
確証された。読み枠は、λamp 3ベクター内のEc
oRIクローニング部位の既知の読み枠を参照して確定
したが、これにより、融合蛋白質の産生が起こる。同定
された唯一大きな読みとり枠(ORF)は、β−ガラク
トシダーゼ遺伝子に関して挿入物の遠位部分に目ind
f[1部位を置く配向(orientation)にあ
った。
Et口し6バクテリオフ?−ジDNAのI!i{l限マ
ッピングから、これが実際に活性配向であることが確証
された。
Et}−IL611+片は遺伝子全体を含有しないため
、部分的に消化されたE.tenellaゲノムDNA
の]スミドライブラリーをスクリーニングし、組み換え
コスミド7.46を単離した。このコスミドの種々の制
限酵素消化物のSouthernブロツテイングにより
、プローブとハイブリダイズする約3kbと1.3kb
の2つのHindlll断片が明らかになった。さらに
1.7kb H ind m断片が確認されたが、これ
は1.3kb H ind m断片に対して轡3′側に
ある。
3kbH ind  n[ (H3).  1.3kb
  H ind  m (H3A)  ,  1.35
kb E coR l (E5)及び1.7kb H 
ind l (C4)li片をDtJC13にサブクロ
ーニングし、それらのヌクレオチド配列を決定して、2
359〜3080の位置から伸びるEtH16断片を伴
う5,990bpの連続するゲノム配列を得た。このヌ
クレオチド配列を第6図に示す。
ゲノムの配列決定に加えて、λgttoライブラリ一か
らの1個のCDNAクローン、即ちEt日L6挿入物に
対するハイブリダイぜーションにより確認されたCDN
AIOの配列を決定した。その挿入物は3,402bc
+の長さであり、ゲノム配列上の688位置で開始し、
且つ4,993位置で終わり、ゲノム配列内で確認ざれ
た3つの介在非コードfi域(イントロン)を伴なって
いた。このcDNAクローンから得られた配列データは
、第6図で示されるゲノム配列に合致する。E t c
 100の3′末端でA (17)のざらに別の配列が
認められるが、これはE t c 100のボリA尾部
を表わす。
第7図はEtHL6、E t gl00 , E t 
c100及びE t 100の一次配列(at ign
lents>を示す。
E t c 100の末端の位置を、予測されるアミノ
酸配列及びゲノムイントロンとともに第6図に示す。E
 t c 100がその全長をコードしているとは思え
ない.,5′末端には、ヌクレオチド9〜11に単一の
終止コドン(TAG.第6図のゲノム配列のヌクレオチ
ド696〜698)があって、その直後に、同一読み枠
内で、予測されるコード配列が続く。
このコード配列は;ヌクレオチド78〜80にその最初
の有力な開始コドン(ATG.第6図のゲノム配列のヌ
クレオチド765〜767)を有し、ヌクレオチド22
13 (第6図のゲノム配列のヌクレオチド3804 
)まで途切れずに続くが、ここではさらに、枠内終止コ
ドン(TAA)が後に続く。この後には、1,189b
pの見掛けの非コード配列が続き、3′末端に連なる。
この読みとり枠(ORF)によって予測されるポリベプ
チドは長さが712個のアミノ酸からなり、その分子量
は74. 8kDであると算定される。予測されるアミ
ノ酸配列を、その配列組或とともに第8図に示す。この
配列を、HoppとWoods(上記文献参照〉並びに
ChouとFassman(上記文献参照〉の計算法を
用いて、可能な抗体を結合するエビトープに関して分析
し、その結果、以下のエビトーブ領域を得た:210〜
300及び495〜525。
実施例 9 E t 100を  する鶏痘 イルス  え の1至 A)プラスミドの 2 3′末端の362ヌクレオチドを除く全てのE t c
 100を含有する1埒のブラスミドp 1019を制
限酵素3am口■及びHindll[で切断した。
E t c100 BamH I/日ind Ill断
片は、5′非コード配列の上流のplJC13ポリリン
カーのBamH I−ECOR t部分、並びに3′非
コード領域内の口ind m部位での予測される読みと
り枠(ORF)及び末端(第6C図の4309〜431
4位置)を含有する。制限消化物を、10li位のT4
−DNAポリメラーゼ及び10単位のE. coli 
DNAボリメラーゼ(大きな断片〉で末端修復し、次い
で鶏痘ウィルス組換えブラスミド内の平滑末端化された
挿入部位にクローニングした。Etc100挿入物を保
有するブラスミドを含むm菌シロ二を、32Pで標識し
たE t c 100を用いて精査することにより確認
し、挿入物の配向をミニブリーブD N A (iin
iprepped DNA)の制限消化によッテ確定し
た。鶏痘ウイルス内での発現に関して正しい配向の挿入
物を含有するブラスミドを確認した。
して用いて、ブラスミドDNAから誘導された鶏痘ウイ
ルス組換えブラスミドとE t c 100配列との結
合部分を配列決定した。この配列決定から、E t c
100 BamH l/目ind m断片は該ベクター
の鶏痘ウイルス転写プロモーターに隣接し、また正しく
配向していることが確証された。
ルスFPQ株に感染したヒヨコ−IJ4−1i芽細胞(
CEF)にブラスミドをトランスフエクトしたク組換え
ウイルスを単離し、ブラークを3回精製した。鶏痘ウイ
ルスE10と呼ばれる1種の組換えウイルスを、さらに
研究するために使用した。E10の親ストックは、25
,Jフラスコに単一ブラークから得られたウィルスを接
種し、その結果生じたウイルスをアリコートとして−2
0℃で保存することによッテ得た。準親ストック(su
b−master stocks)は、20個の125
1フラスコのバッチに親ストックの細胞当たり0.1ブ
ラーク形成単位(p. f.u. )を接種することに
より得た。ストックは全て、標準技術を用いて、CEF
上でプラーキングして力価測定した。
C)鶏痘 イルス 10f.:    t 100の2
5,J又は125dフラスコ中のCEFの部分融合単層
(sub−confluent mono1ayers
)を、11BIIii当たり0.1 p.f.u.で鶏
痘ウイルスE10に感染させた。
感染細胞をリン酸緩衝塩水pH 7.0中で破砕するこ
とにより、感染後の種々の時間に採取し、等吊の2 X
  Laemg+lilllj液を加えて溶解した。溶
解物(約106ilの感染細胞相当物〉を5分間沸騰さ
せ、次いで10%ポリアクリルアミドゲル上に載せ、1
00vで一晩電気泳動を実施した。親鶏痘ウイルス(1
)arental fowlpoxvtrus)に感染
した細胞からの同等の溶解物を並列させて印加、移動さ
せた。
標準技術を用いてゲルをニトロセルロース上にエレクト
ロブロツティングし、ニトロセルロース膜をEiler
ia tenellaに対する抗血清を用い゛で精査し
た。EIOからの溶解物において、約100kDのサィ
ズのポリベプチドはウサギ抗スボロゾイト及びニワトリ
回復期抗血清によって認識された。このポリベブチドは
、親鶏痘ウイルスに感染した細胞から得られる溶解物中
には存在しなかった。
0.1 p.f.u.の多重感染を用いて、感染後2日
目に100kDのポリペプチドを検出したが、これは、
ウイルスの細胞変性効果により該単層が完全に破壊され
る7日目まで存続した。そのベプチドは、還元及び非還
元ゲルの両方で検出された。
D)鶏痘ウィルスE10を 現するE t iooによ
ワクチン接種 1)3週令のニワトリ(Li!lht sussex)
の各群に、500/J1の199組織培地中で作製した
3 X 107p.f.u.の親鶏痘ウイルス《■群〉
又は組換え鶏痘ウイルスE 10 ( II群〉を静脈
内に接種した。三番目の群には199培地のみを接種し
た(■群).,ニワトリは全て5遍令目に2回目の同一
注射を受け、そのブースター後10日目に採血された。
鶏痘ウイルス、並びにEimeria tenQlla
の粉砕された胞子形成接合子嚢に対するELISA力価
を測定した。
両ウイルス接種群のニワトリの90%以上が鶏痘ウイル
スに対する抗体を有しており、これを力価おいては、力
価は無視してもよい値であった。
Eia+eria tenellaに対する力価は、有
意には上野しなかったが、1/1000希釈液では、光
学密度の読み値が210群でわずかに上昇したく例えば
以下を参照〉。
抗血 の1/1000    での 群 抗−FPV(平均〉 抗E.t(平均〉I    
O.844        0.126cI[    
0.855        0.161III    
O.016        0.070各群10羽のニ
ワトリから得られた抗血清をブールし、これを用いて、
Eimeria tenellaのスボOゾイト又は第
二世代メロゾイトから電気泳動によって分離された蛋白
質のーesternプロットを精査した。
1/1000の血清希釈液では、組換えE10を接種さ
れたニワトリから得られたプールされた抗血清はスボロ
ゾイトとメロゾイトの両方に関してEt10◇ボリベブ
チドを認識したが、一方他の群から得られた血清は該ポ
リベブチドを認識しなかった。
2)1週令のニワトリの各群に、50I11の199組
織培地中で作製された親又は組換え鶏痘ウイルスE10
を3 x 106p. f.u.用イテ、翼を乱切して
、接種した。第三群のニワトリには、199培地のみを
接種した。4遍令目の全ニワトリには2回目の接種を施
したが、この時にも50fiの199培地中の3 x 
107p.f.u.の適切なウィルスを接種した。
4週間目以降、1週問おきに全ニワトリを採血し、ソノ
血清を用いて、Eimeria tenell8のスボ
ロゾイト及び第二世代メロゾイトから電気泳動により分
離した蛋白質のWesternプロットを精査した。
4遍目には反応性は認められなかったが、1遍間後まで
にはく2回目接種の1週問後)、EIO接l啄ワトリは
特異的に、スボロゾイト及びメロゾイトからのE t 
100を識別した。
【図面の簡単な説明】
第1図:モノクローナル抗体でプローブされた(.te
nellaのスボOゾイト及び第二世代メロゾイトのw
esternブロ”7ト。 A. E.TE?1.10’/−2(レーン1), E
.TEN.11P−2(レーン2)でブローブされたス
ボロゾイトプロットB. E.TEH.10Y−2(レ
ーン1), E.TEN.11P−2(レーン2)でブ
ローブされたメロゾイトプロット第2図:異なるスボロ
ゴニー段階におけるE t D 100(矢印〉の発現
。ニワトリの高度免疫血清でプロープされた、異なる段
階のSOS−PAGE分離物質の一esternプロッ
ト。 レーン1:胞子形成された接合子嚢 レーン2:スボロシスト レーン3:スボロゾイト 第3図: E. TEN. 11P−2又はE. TE
N. IOY−2モノクローナル抗体の使用による、E
.tenellaスボロシストからのE t p 10
0(矢印)のイムノアフイニティ精製。 A.グリシン/口(J(DH 2.6)の銀染色SDS
−PAGE 溶出画分及び出発物質 レーン1 : E.TEN.10Y−2カラムから溶出
レーン2 : E.TEN. 11P−2カラムから溶
出レーン3:出発物質 B.出発物質及びpH2.6のーesternブロット
ボリクローナルウサギ抗スボロゾイト 血清でプローブされた溶出画分 レーン 1:出発物質 レーン2:E.丁EN. 11P−2カラムから溶出レ
ーン3 : E.TEN. 10V−2カラムから溶出
第4図:EtH16抗原に対応する天然俵白質の確認。 くバネルA〉 び6).免疫ニワトリ血清(レーン3及び7),並びに
正常ニワトリ血清(レーン4及び8)によって形成され
たプラークから得られた蛋白質で選択された抗体を用い
て、E. tenel laのスボロゾイト(Spz)
及びメロゾイト(Hz)蛋白質からの還元蛋白質のWe
Sternプロットを精査した。 くバネルB〉 EtH16融合蛋白質に対する抗血清。マウス抗Et}
−IL6融合蛋白質〈レーン1及び7),ウサギ抗Et
H16融合蛋白質(レーン2及び8),EtH16融合
蛋白質と同一のSDS−PAGEゲル上の領域内を移動
するλaIgp3リゾゲンによって産生きれる蛋白質に
対する抗血清(陰性対照:レーン3及び9).正常ウサ
ギ血清(レーン4及び10),免疫ニワトリ血清(レー
ン5).正常ニワトリ血清(レーン6)並びにE. t
enet laのスボロゾイトに対するウサギ抗血清(
レーン11)を用いて、E.tenellaのスボロゾ
イト(Spz)及び/又はメロゾイト(Hz)蛋白質か
らの還元蛋白質のWesternプロットを精査した。 −4矢印は、110及び102k[lのポリベブチドダ
ブレットの位置を示す:三番目の94kOのポリペブチ
ドの位置は、二重矢印で示す〈詳細は本文参照)。分子
屋マーカーは、ミオシン,  200kD :ホスフォ
リラーゼ,92kD:ウシ血清アルブミン,67kD 
:オボアノレブミン, 45kD:カノレボニックアン
ヒドラーゼ.28kO:及びミオグロビン, 19kD
であった。 第5図:EtH16抗原に対応する、異なる種からの天
然ポリベブチドの検出。 EtH161合蛋白質に対するマウス抗血清(レーン/
1.3及び5).並びにEtH16融合蛋白質と同一の
SDS−PAGEゲル上の領域内を移動するλamp3
リゾゲンによって産生された蛋白質に対するマウス抗血
清(陰性対照.レーン2.4及び6)を、E.tene
lla  (レーン1及び2), E.maxima 
(レーン3及び4)並びにE. acervu I i
 na (レーン5及び6)の各スボロゾイトからの還
元蛋白質のーesternプロットと反応させた。分子
量マーカーの位置も示される。 第6図: E.tenellaゲノムDNA (E t
 g100)のヌクレオチド配列が、ヌクレオチド1か
ら5990まで伸びている。EtHL6からのゲノム挿
入物は、ヌクレオチド2359〜3080に対応する。 示される翻訳されたアミノ酸配列は、E t c 10
0から予測ざれるものである。3つのゲノムイントロン
を破線領域で示してある。またE t C 100の5
′末端及び3′末端は黒矩形で示す。 第7図:EtHL6及びEtHL6関連ゲノム配列並び
にcDNA配列の配列図。5′及び3′末端を黒矩形で
示す。3つのゲノムイントロンを破線で示す。 第8図:EtplOOの予測されるアミノ酸配列及びそ
の含量の統計的分析。 図面の浄書(内容に変更なし) F工G.  1 F工G.  2 F工G.  3B FIG.3A FIG.  5 18一 F工G. 4 −  〜  co   寸  01.0   〜  の
  マ  0  り   〜   ω   リ   O
T−f+  〜  門  『つ  り  ?  い  
−  Q    訃    ゝ    の    O手
続補正書 (方式) 手続補正書 平成2年7月198 事件の表示 平或2年特許願第80562号 事件の表示 平或2年特許願第80562号 発明の名称 コクシジウム症ワクチン 補正をする者 事件との関係

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本質的に、 (a)モノクロナール抗体Et11P−2を含有するカ
    ラム基質に¥Eimeria¥¥tenella¥の抽
    出物を免疫吸着すること; (b)該抽出物の吸着画分を非吸着画分から分離するこ
    と; (c)該カラム基質から該吸着画分を脱離すること; から成る単離方法によって得られる、¥E.tenel
    la¥の免疫学的性質を有する蛋白質、もしくは該蛋白
    質のポリペプチド断片、又は免疫原性のある等価なポリ
    ペプチド又は蛋白質。
  2. (2)SDS−PAGEにおいて約100±10kDの
    見掛けの分子量を有する請求項1記載の蛋白質。
  3. (3)第8図に示されるアミノ酸配列を特徴とする請求
    項1記載のポリペプチド又は該ポリペプチドの断片。
  4. (4)請求項1記載の蛋白質又は蛋白質断片をコードす
    るポリヌクレオチド配列。
  5. (5)第6図に示されるヌクレオチド配列を特徴とする
    請求項4記載のポリヌクレオチド配列又は該ポリヌクレ
    オチド配列の部分配列。
  6. (6)第6図に示されるコーディングヌクレオチド配列
    を特徴とする請求項4記載のポリヌクレオチド配列。
  7. (7)請求項4から6記載のポリヌクレオチド配列の発
    現を可能にする調節配列に関して位置を定められた 前記ポリヌクレオチド配列を含む組換えベクター。
  8. (8)請求項7記載のベクターで形質転換された宿主生
    物。
  9. (9)¥Eimeria¥種の抗原特性を有する蛋白質
    又はポリペプチド断片の製造方法であって、請求項8記
    載の宿主生物を培養することを包含する方法。
  10. (10)請求項1〜3記載の蛋白質もしくはそのポリペ
    プチド断片と免疫反応性の抗体又は抗血清。
  11. (11)本質的に、 (a)請求項10記載の抗血清を含有するカラム基質に
    ¥Eimeria¥種の抽出物を免疫吸着すること: (b)該抽出物の吸着画分を非吸着画分から分離するこ
    と; (c)該吸着画分をカラム基質から脱離すること;から
    成る単離方法によつて得られる、¥Eimeria¥種
    の免疫学的性質を有する蛋白質、又は該蛋白質のポリペ
    プチド断片。
  12. (12)請求項1〜3もしくは11記載の蛋白質又はポ
    リペプチド、請求項4〜6記載のポリヌクレオチド配列
    、請求項7記載の組み換えベクター、請求項8記載の宿
    主生物、又は請求項10記載の抗体を含有する¥Eim
    eria¥感染に対する予防活性を有するワクチン。
  13. (13)アミノ酸配列ISPQKPGSPPCPTCE
    APRGRSCAEQPPGLTR又はPVDEVVG
    DWEDWGQCSEQCGGGKRTRNRGPSを
    持つポリペプチド、及びこれらの配列を含有するポリペ
    プチド。
JP2080562A 1989-03-28 1990-03-28 コクシジウム症ワクチン Expired - Lifetime JP3037359B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP89303032 1989-03-28
EP89303032.0 1989-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395198A true JPH0395198A (ja) 1991-04-19
JP3037359B2 JP3037359B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=8202627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2080562A Expired - Lifetime JP3037359B2 (ja) 1989-03-28 1990-03-28 コクシジウム症ワクチン

Country Status (12)

Country Link
US (2) US5677438A (ja)
EP (1) EP0390267B1 (ja)
JP (1) JP3037359B2 (ja)
KR (1) KR0165115B1 (ja)
AU (1) AU628149B2 (ja)
CA (1) CA2013113A1 (ja)
DE (1) DE69026975T2 (ja)
ES (1) ES2090085T3 (ja)
GR (1) GR3020388T3 (ja)
HU (1) HU217793B (ja)
NZ (1) NZ233085A (ja)
ZA (1) ZA902147B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ227597A (en) * 1988-01-15 1991-11-26 Merck & Co Inc Eimeria tenella group b immunogens and their production
DE68919846T2 (de) * 1988-02-12 1995-07-06 Commw Scient Ind Res Org Poxvirus-vektoren.
EP0403698B1 (en) * 1989-06-21 1993-09-08 Akzo Nobel N.V. Eimeria tenella vaccine
WO1992016627A1 (en) * 1991-03-14 1992-10-01 British Technology Group Usa, Inc. Recombinant anticoccidial vaccine
US5670362A (en) * 1991-06-18 1997-09-23 Akzo Nobel N.V. DNA encoding an Eimeria 100kD antigen
ZA924203B (en) * 1991-06-18 1993-03-31 Akzo Nv Coccidiosis poultry vaccine
US6008342A (en) * 1991-07-12 1999-12-28 Roche Vitamins Inc. DNA encoding eimeria antigen
US5403581A (en) * 1991-07-12 1995-04-04 Hoffmann-La Roche Inc. Coccidiosis vaccines
CN1100568C (zh) * 1999-04-26 2003-02-05 中国科学院大连化学物理研究所 用于从血浆中去除致病抗体及其复合物的蛋白免疫吸附介质的合成方法
US7354593B2 (en) * 2002-12-09 2008-04-08 Merial Limited Coccidial vaccine and methods of making and using same
BR0317144A (pt) * 2002-12-09 2005-10-25 Univ Georgia Res Found Vacina coccìdica e métodos de preparar e empregar a mesma
US6924135B2 (en) * 2003-08-29 2005-08-02 Zeon Corporation DNA encoding Eimeria glyceroaldehyde-3-phosphate dehydrogenase and uses thereof
WO2005089262A2 (en) 2004-03-12 2005-09-29 University Of Georgia Research Foundation, Inc. Novel peanut skin extract as a vaccine adjuvant
DE602005003429T2 (de) * 2004-12-01 2008-10-02 Zeon Corp. Kodierende DNS für ein Eimeria Apical Membran Antigen 1 und dessen Verwendungen
CN1304056C (zh) * 2005-07-22 2007-03-14 佛山市正典生物技术有限公司 一种球虫病疫苗助悬剂

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US308219A (en) * 1884-11-18 arthur washburn
EP0135712A3 (en) * 1983-08-19 1987-05-27 American Cyanamid Company Antigens and monoclonal antibodies reactive against sporozoites of eimeria spp.
EP0135073A3 (en) * 1983-08-19 1987-05-27 American Cyanamid Company Antigens and monoclonal antibodies reactive against merozites of eimeria spp.
US4710377A (en) * 1983-08-19 1987-12-01 American Cyanamid Company Antigens and monoclonal antibodies reactive against sporozoites of Eimeria spp.
US4650676A (en) * 1983-08-19 1987-03-17 American Cyanamid Company Antigens and monoclonal antibodies reactive against merozoites of Eimeria spp.
CA1340520C (en) * 1984-06-05 1999-05-04 Karel Z. Newman Jr. Antigenic proteins and vaccines containing them and protective antibodies directed to them for prevention of coccidiosis caused by eimeria tenella and eimeria necatrix
US4639372A (en) * 1984-06-29 1987-01-27 Merck & Co., Inc. Coccidiosis vaccine
US5279960A (en) * 1984-07-05 1994-01-18 Enzon Corp. 25 KD coccidial antigen of eimeria tenella
ZA893740B (en) * 1988-06-03 1990-02-28 Hoffmann La Roche Recombinant coccidiosis vaccines

Also Published As

Publication number Publication date
DE69026975D1 (de) 1996-06-20
CA2013113A1 (en) 1990-09-28
KR900013983A (ko) 1990-10-22
HU217793B (hu) 2000-04-28
GR3020388T3 (en) 1996-09-30
ZA902147B (en) 1990-12-28
DE69026975T2 (de) 1996-10-02
KR0165115B1 (ko) 1999-02-18
EP0390267A1 (en) 1990-10-03
US5677438A (en) 1997-10-14
NZ233085A (en) 1992-10-28
AU628149B2 (en) 1992-09-10
ES2090085T3 (es) 1996-10-16
HU901852D0 (en) 1990-08-28
EP0390267B1 (en) 1996-05-15
US5814320A (en) 1998-09-29
HUT54304A (en) 1991-02-28
JP3037359B2 (ja) 2000-04-24
AU5233590A (en) 1990-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Cesbron-Delauw et al. Molecular characterization of a 23-kilodalton major antigen secreted by Toxoplasma gondii.
AU653387B2 (en) Antigen-presenting chimaeric protein
JP2837119B2 (ja) コクシジウム症予防用抗原性蛋白質およびそれを含有するワクチン
JPH0395198A (ja) コクシジウム症ワクチン
DK166284B (da) Immunologisk aktivt peptid, der er i stand til at fremkalde immunisering mod malaria, malariamodvirkende immunogent stimulerende middel, der indeholder peptidet, anvendelse af peptidet til fremstilling af et saadant middel, en dna-sekvens, der koder for peptidet, en rekombinant dna-kloningsbaerer, der omfatter dna-sekvensen samt e. coli, der indeholder kloningsbaereren
US5231168A (en) Malaria antigen
JPH025870A (ja) タンパク質免疫原及び融合タンパク質の発現のための新規なベクター
EP0164176A2 (en) Antigenic proteins and vaccines containing them and protective antibodies directed to them for prevention of coccidiosis caused by Eimeria tenella
JP2000516083A (ja) マラリア原虫msp―1のc末端断片を含む組換えタンパク質
US5028694A (en) Antigenic proteins and vaccines containing them for prevention of coccidiosis caused by eimeria Eimeria necatrix and Eimeria tenella
JP2002027991A (ja) コクシジオーシス鶏ワクチン
Haddad et al. Surface display compared to periplasmic expression of a malarial antigen in Salmonella typhimurium and its implications for immunogenicity
US5602033A (en) Coccidiosis vaccine
JP3450018B2 (ja) コクシジウム症ワクチン
JP2000506376A (ja) トキソプラズマ・ゴンジイ抗原Tg20
JPH02502878A (ja) 蛋白質およびその製造方法、dna配列、抗体およびその適用、ポックスウィルス、形質転換されたまたは感染された細胞ならびにトキソプラズマ症の予防に有用な医薬品製剤
US5637487A (en) Eimeria tenella vaccine
JPH03503237A (ja) 細胞性応答を誘発するトリコクシジウム症抗原をコードするクローン化遺伝子、およびその製造方法
JPS63503197A (ja) マラリアに対する保護免疫を与えるポリペプチド類
JPH05271293A (ja) コクシジオーシス鶏ワクチン
JPH04501661A (ja) マラリア抗原
WO1990002811A1 (en) A malaria antigen