JPH0372044A - 深絞り用銅合金 - Google Patents
深絞り用銅合金Info
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- JPH0372044A JPH0372044A JP20789689A JP20789689A JPH0372044A JP H0372044 A JPH0372044 A JP H0372044A JP 20789689 A JP20789689 A JP 20789689A JP 20789689 A JP20789689 A JP 20789689A JP H0372044 A JPH0372044 A JP H0372044A
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- copper alloy
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- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 8
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、水晶振動子のケースなどの深絞り品に使用す
る銅合金に関する。
る銅合金に関する。
〔従来技術と問題点]
従来より深絞り加工用として銅及び銅合金が電気・電子
部品、雑貨、装身具等の多くの用途に供されている。特
に、洋白は深絞り性もよく、強度も高いため、水晶振動
子のケースなどに広く使用されている。
部品、雑貨、装身具等の多くの用途に供されている。特
に、洋白は深絞り性もよく、強度も高いため、水晶振動
子のケースなどに広く使用されている。
一般に深絞り用銅合金としては、以下の様な特性が要求
されている。
されている。
(1)深い絞りができる様に限界絞り比が高いこと。
(2)深絞り成形後、製品表面に肌荒れを生じないこと
。
。
(3)深絞り成形品の板厚均一性が良好であること。
(4)深絞り成形品の強度が高いこと。
(5)深絞り成形品の耳の発生が少ないこと。
(6)深絞り成形品の耐食性、特に耐応力腐食割れ性が
優れていること。
優れていること。
(7)安価であること。
これら各種の要求特性に対し、従来より使用されている
洋白は一般に限界絞り比が高い、肌荒れが生じにくい、
板厚均一性が良い、強度が高い、耳の発生が少ない、耐
食性が優れている、などの利点をもつため、水晶振動子
のケースなどの絞り品として、電気・電子機器に使用さ
れている。しかし近年、機器の小型化、軽量化にともな
い従来使用されている洋白よりも深絞り性に優れしかも
洋白と同等以上の強度を有する材料が望まれていた。
洋白は一般に限界絞り比が高い、肌荒れが生じにくい、
板厚均一性が良い、強度が高い、耳の発生が少ない、耐
食性が優れている、などの利点をもつため、水晶振動子
のケースなどの絞り品として、電気・電子機器に使用さ
れている。しかし近年、機器の小型化、軽量化にともな
い従来使用されている洋白よりも深絞り性に優れしかも
洋白と同等以上の強度を有する材料が望まれていた。
本発明は、この様な状況に鑑みて研究を行った結果、Z
n1O〜30wt%、Ni 5〜25wt%、Mn 0
.001〜1vMt%、Si 0.01〜l wt%を
含み、残部Cu及び不可避的不純物よりなる深絞り用銅
合金、並びにZn1O〜3Qwt%、Ni 5〜25w
t%、Mn 0.001Nl wt%、Si 0.01
〜1 wt%及び副成分としてTe5Cr。
n1O〜30wt%、Ni 5〜25wt%、Mn 0
.001〜1vMt%、Si 0.01〜l wt%を
含み、残部Cu及び不可避的不純物よりなる深絞り用銅
合金、並びにZn1O〜3Qwt%、Ni 5〜25w
t%、Mn 0.001Nl wt%、Si 0.01
〜1 wt%及び副成分としてTe5Cr。
Go%Zr%V、 Be、 Cd、 As、 P%Sn
、 Fe%Mg、 In、 Ti、AIからなる群より
1種又は2種以上を0.01〜2wu%含み、残部Cu
及び不可避的不純物からなる深絞り用銅合金に関する。
、 Fe%Mg、 In、 Ti、AIからなる群より
1種又は2種以上を0.01〜2wu%含み、残部Cu
及び不可避的不純物からなる深絞り用銅合金に関する。
次に本発明合金を構成する合金成分及び内容の限定理由
について説明する。
について説明する。
Cu及びZnは、本発明合金の基本成分であり、加工性
、機械的性質及び深絞り性を良好に保有せしめる。Zn
含有量を10〜30wt%とする理由は、Zn含有量が
10wt%未満では強度が十分でなく、Zn含有量が3
0wt%を超えると加工性が劣化する為である。
、機械的性質及び深絞り性を良好に保有せしめる。Zn
含有量を10〜30wt%とする理由は、Zn含有量が
10wt%未満では強度が十分でなく、Zn含有量が3
0wt%を超えると加工性が劣化する為である。
Ni含有量を5〜25wt%とする理由は、Ni含有量
が5wt%未満では強度及び耐食性が十分ではなく、N
i含有量が25wt%を超えると加工性が悪くなり、ま
た、価格も高くなるためである。
が5wt%未満では強度及び耐食性が十分ではなく、N
i含有量が25wt%を超えると加工性が悪くなり、ま
た、価格も高くなるためである。
Mnを添加するのは、Niよりも安価で、かつ、強度及
び深絞り性を向上させ、しかも、熱間加工性を向上させ
るからである。Mn含有量を0.001−1wt%とす
る理由は、Mn含有量が0,001wt%未満では強度
、深絞り性及び熱間加工性の向上の効果が認められず、
また、Mn含有量が1wt%を超えると逆に加工性が悪
化する為である。
び深絞り性を向上させ、しかも、熱間加工性を向上させ
るからである。Mn含有量を0.001−1wt%とす
る理由は、Mn含有量が0,001wt%未満では強度
、深絞り性及び熱間加工性の向上の効果が認められず、
また、Mn含有量が1wt%を超えると逆に加工性が悪
化する為である。
Siを添加するのは、強度及び深絞り性を向上させるた
めであり、Si含有量が0,01wt%未満では強度及
び深絞り性の向上が認められず、Si含有量が1wt%
を超えると加工性が悪化するためである。
めであり、Si含有量が0,01wt%未満では強度及
び深絞り性の向上が認められず、Si含有量が1wt%
を超えると加工性が悪化するためである。
また副成分のTe%Cr、 Co、 Zr%V、 Be
、 Cd、 As、P、 Sn%Fe%Mg%In%T
i%Alは、深絞り性を低下させることなく、強度及び
耐食性を向上させるためである。これらの副成分を1種
または2種以上を0,01〜2wt%とする理由は、0
.01wt%未満では強度及び耐食性の向上の効果が認
められず、2wt%を超えると加工性が劣化するためで
ある。
、 Cd、 As、P、 Sn%Fe%Mg%In%T
i%Alは、深絞り性を低下させることなく、強度及び
耐食性を向上させるためである。これらの副成分を1種
または2種以上を0,01〜2wt%とする理由は、0
.01wt%未満では強度及び耐食性の向上の効果が認
められず、2wt%を超えると加工性が劣化するためで
ある。
[実施例]
次に本発明合金の実施例を説明する。
第1表に示す組成の銅合金を大気中または不活性雰囲気
中で溶解、鋳造したインゴットを熱間圧延後冷間圧延と
焼鈍をくり返して厚さ0.32mII+の板とした。こ
の板を850℃で1(lain〜5Qmin焼鈍し結晶
粒度を20μmに調整し厚さ0.3前の板に冷間圧延し
た。
中で溶解、鋳造したインゴットを熱間圧延後冷間圧延と
焼鈍をくり返して厚さ0.32mII+の板とした。こ
の板を850℃で1(lain〜5Qmin焼鈍し結晶
粒度を20μmに調整し厚さ0.3前の板に冷間圧延し
た。
これら供試材について引張特性及び限界絞り比を調査し
た。引張強さ、伸びはJISS号引張試験片を用い、テ
ンシロン型引張試験機を使用し評価した。限界絞り比(
LDR)については33rrnφのポンチを使用した深
絞り試験を行い、求めた。
た。引張強さ、伸びはJISS号引張試験片を用い、テ
ンシロン型引張試験機を使用し評価した。限界絞り比(
LDR)については33rrnφのポンチを使用した深
絞り試験を行い、求めた。
第1表から明らかな様に本発明合金は従来の洋白(Na
15)に比べ引張強さは同程度以上でかつ限界絞り比も
高くなっている。比較合金k19は引張強さは十分だが
限界絞り比が低い。またNct16.17および18は
限界絞り比は十分高いが引張強さが不足している。
15)に比べ引張強さは同程度以上でかつ限界絞り比も
高くなっている。比較合金k19は引張強さは十分だが
限界絞り比が低い。またNct16.17および18は
限界絞り比は十分高いが引張強さが不足している。
〔発明の効果)
以上詳述した様に本発明合金は十分な機械的強度と深絞
り性を有する深絞り用銅合金として、水晶振動子のケー
スなどの絞り品に最適である。
り性を有する深絞り用銅合金として、水晶振動子のケー
スなどの絞り品に最適である。
以下余白
Claims (2)
- (1)Zn10〜30wt%、Ni5〜25wt%、M
n0.001〜1wt%、Si0.01〜1wt%を含
み、残部Cu及び不可避的不純物よりなる深絞り用銅合
金。 - (2)Zn10〜30wt%、Ni5〜25wt%、M
n0.001〜1wt%、Si0.01〜1wt%及び
さらに副成分としてTe、Cr、Co、Zr、V、Be
、Cd、As、P、Sn、Fe、Mg、In、Ti、A
lからなる群より1種又は2種以上を0.01〜2wt
%含み、残部Cu及び不可避的不純物からなる深絞り用
銅合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20789689A JPH0372044A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 深絞り用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20789689A JPH0372044A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 深絞り用銅合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372044A true JPH0372044A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=16547370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20789689A Pending JPH0372044A (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 深絞り用銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0372044A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020078380A1 (zh) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 比亚迪股份有限公司 | 压铸铜合金及其制备方法以及压铸铜合金复合塑料产品 |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP20789689A patent/JPH0372044A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020078380A1 (zh) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 比亚迪股份有限公司 | 压铸铜合金及其制备方法以及压铸铜合金复合塑料产品 |
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