JPH036056Y2 - - Google Patents
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- JPH036056Y2 JPH036056Y2 JP5716885U JP5716885U JPH036056Y2 JP H036056 Y2 JPH036056 Y2 JP H036056Y2 JP 5716885 U JP5716885 U JP 5716885U JP 5716885 U JP5716885 U JP 5716885U JP H036056 Y2 JPH036056 Y2 JP H036056Y2
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- circuit
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- voltage
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はダイヤル信号の送信状態を表示する表
示素子が一定の明度で点減されるようにした電話
機の表示回路を提供するものである。
示素子が一定の明度で点減されるようにした電話
機の表示回路を提供するものである。
(ロ) 従来の技術
最初例えば特開昭59−30347号公報に記載され
ているように集積回路を用い、電子的にダイヤル
パルス信号を発生させ、電話回路を介して相手方
に伝送する電子式電話機が多く用いられている。
斯る電子式電話機において特開昭59−75750号公
報に記載されているように使用中であることを表
示するためランプを点灯することは知られてい
る。しかし電子式電話機では相手にダイヤルパル
ス信号を送信するのは単にキーボードのキーボタ
ンを押すのみであるので、電話機の所有者はダイ
ヤルパルス信号が送信されていることを確認する
ため何等かの表示を行う必要があるが、そのよう
な表示を行うことは前記いずれの公報にも記載さ
れていない。
ているように集積回路を用い、電子的にダイヤル
パルス信号を発生させ、電話回路を介して相手方
に伝送する電子式電話機が多く用いられている。
斯る電子式電話機において特開昭59−75750号公
報に記載されているように使用中であることを表
示するためランプを点灯することは知られてい
る。しかし電子式電話機では相手にダイヤルパル
ス信号を送信するのは単にキーボードのキーボタ
ンを押すのみであるので、電話機の所有者はダイ
ヤルパルス信号が送信されていることを確認する
ため何等かの表示を行う必要があるが、そのよう
な表示を行うことは前記いずれの公報にも記載さ
れていない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
斯る不便を解消するために相手にダイヤル信号
を送信するときキーボタンの操作によりダイヤル
パルス信号発生回路より発生されるダイヤルパル
ス信号にてスイツチングトランジスタをオンオフ
し、電話回線より供給され整流回路で極性決定し
得た直流電圧を断続しダイヤル信号を発生させ、
前記ダイヤル信号を電話回線でもつて相手に送信
しているが、このダイヤル信号で発光ダイオード
を点減しダイヤル信号の送信状態を表示すること
は先きに本件出願人が特許出願している。しかし
前記整流回路で極性決定して得た直流電圧はダイ
ヤル信号の送信中に変動するので、前記発光ダイ
オードの点減輝度は一定とならない。即ち電子式
電話機においてダイヤル信号を発生させるとき、
ダイヤルキーインする前にキーボタンを操作して
電話回線からの発振音を聞くことにより電話回線
が閉結されたことを確信する必要がある。そこで
前記電子式電話機では発振信号を音声側回路の増
幅回路で増幅し、増幅した発振信号をスピーカに
加え、該スピーカから放音することによつて送受
話器を持上げることなくして前記発振音(ツーツ
ー音)が聞けるようにしている。前記増幅回路を
動作させるための動作電圧は、ダイヤルパルス信
号を送信するのに用いる前記直流電圧を供給する
ようにしているので、ダイヤルパルス信号を送信
するときに増幅回路に直流電圧を供給し続けたま
まであると、前記直流電圧は低下しダイヤルパル
ス信号を送信することが出来ない。そこでダイヤ
ルパルス信号を発生させるためダイヤルキーイン
したときトランジスタをオフし増幅回路への直流
電圧を遮断するため、前記整流回路で極性決定し
て得た直流電圧も変動し発光ダイオードの点減輝
度も変動する。本考案は斯る欠点を除去した電話
機の表示回路を提供するものである。
を送信するときキーボタンの操作によりダイヤル
パルス信号発生回路より発生されるダイヤルパル
ス信号にてスイツチングトランジスタをオンオフ
し、電話回線より供給され整流回路で極性決定し
得た直流電圧を断続しダイヤル信号を発生させ、
前記ダイヤル信号を電話回線でもつて相手に送信
しているが、このダイヤル信号で発光ダイオード
を点減しダイヤル信号の送信状態を表示すること
は先きに本件出願人が特許出願している。しかし
前記整流回路で極性決定して得た直流電圧はダイ
ヤル信号の送信中に変動するので、前記発光ダイ
オードの点減輝度は一定とならない。即ち電子式
電話機においてダイヤル信号を発生させるとき、
ダイヤルキーインする前にキーボタンを操作して
電話回線からの発振音を聞くことにより電話回線
が閉結されたことを確信する必要がある。そこで
前記電子式電話機では発振信号を音声側回路の増
幅回路で増幅し、増幅した発振信号をスピーカに
加え、該スピーカから放音することによつて送受
話器を持上げることなくして前記発振音(ツーツ
ー音)が聞けるようにしている。前記増幅回路を
動作させるための動作電圧は、ダイヤルパルス信
号を送信するのに用いる前記直流電圧を供給する
ようにしているので、ダイヤルパルス信号を送信
するときに増幅回路に直流電圧を供給し続けたま
まであると、前記直流電圧は低下しダイヤルパル
ス信号を送信することが出来ない。そこでダイヤ
ルパルス信号を発生させるためダイヤルキーイン
したときトランジスタをオフし増幅回路への直流
電圧を遮断するため、前記整流回路で極性決定し
て得た直流電圧も変動し発光ダイオードの点減輝
度も変動する。本考案は斯る欠点を除去した電話
機の表示回路を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案の電話機の表示回路は電話回線より供給
される電圧の極性決定をする整流回路と、ダイヤ
ルパルス信号発生回路より生じるダイヤルパルス
信号にオンオフされ前記極性決定された電圧をダ
イヤル信号に変換する第1スイツチング素子と、
前記ダイヤルパルス信号発生回路より発生される
信号にて制御される表示トランジスタと、該表示
トランジスタを介し前記ダイヤル信号が印加され
る表示素子と、該表示素子に並列接続された定電
圧素子と、前記ダイヤル信号の発生時極性決定さ
れた整流回路の出力側の電圧が音声側回路に供給
されるのを阻止する第2スイツチング素子とによ
り構成される。
される電圧の極性決定をする整流回路と、ダイヤ
ルパルス信号発生回路より生じるダイヤルパルス
信号にオンオフされ前記極性決定された電圧をダ
イヤル信号に変換する第1スイツチング素子と、
前記ダイヤルパルス信号発生回路より発生される
信号にて制御される表示トランジスタと、該表示
トランジスタを介し前記ダイヤル信号が印加され
る表示素子と、該表示素子に並列接続された定電
圧素子と、前記ダイヤル信号の発生時極性決定さ
れた整流回路の出力側の電圧が音声側回路に供給
されるのを阻止する第2スイツチング素子とによ
り構成される。
(ホ) 作用
本考案の電話機の表示回路は上述の如き構成を
なすので、ダイヤル信号を送信時、ダイヤルパル
ス信号発生回路より発生された信号にて表示トラ
ンジスタを制御し、該表示トランジスタを介し表
示素子に前記ダイヤル信号が印加され、表示素子
を点減しダイヤル信号の送信中であることを表示
する。その際に表示素子に定電圧素子が並列接続
されているので、表示素子に印加される整流回路
の出力側の電圧の変動を防止する。
なすので、ダイヤル信号を送信時、ダイヤルパル
ス信号発生回路より発生された信号にて表示トラ
ンジスタを制御し、該表示トランジスタを介し表
示素子に前記ダイヤル信号が印加され、表示素子
を点減しダイヤル信号の送信中であることを表示
する。その際に表示素子に定電圧素子が並列接続
されているので、表示素子に印加される整流回路
の出力側の電圧の変動を防止する。
(ヘ) 実施例
本考案の電話機の実施例を図面に従つて説明す
ると、1は電話回線L1,L2に第1,第2切換ス
イツチ2,3を介して接続された第1整流回路、
4は前記第1整流回路1に接続されたリンガー信
号検出回路で、その出力はマイツチングトランス
タ5及び第3切換スイツチ6を介してスピーカ7
に加えられる。8は電話回線L1,L2より供給さ
れる信号の極性を決定するため、前記第1、第2
切換スイツチ2,3に接続された第2整流回路、
9は表示回路で、一端の正電極が前記第1整流回
路1及び第2整流回路8に接続されている発光ダ
イオード10aと、該発光ダイオード10aに加
えられる電圧の変動を防止するために並列に接続
したツエーナダイオード10bと、コレクタが前
記発光ダイオード10aの負電極に接続され、又
エミツタが第1整流回路1に接続される一方、ベ
ースに供給される前記リンガー検出回路4からの
検出信号でオンオフされる第1表示トランジスタ
11と、コレクタが前記第1表示トランジスタ1
のコレクタと共に発光ダイオード10aの負電極
に接続され且つエミツタが第2整流回路8に接続
されている第2表示トランジスタ12とを有す
る。13はキーボード14のキーボタンを押す
と、その押されたキーボタンに応じた数のダイヤ
ルパルス信号を発生するダイヤルパルス信号発生
回路で、前記キーボタンを操作することにより発
生されたパルス信号を発生するDP端子と、前記
キーボタンをキーインするとハイレベルからロー
レベルに変化するミユーテイング信号を出力する
MT端子を有し、前記DP端子とMT端子はダイ
オード15,16を介し第2表示トランジスタ1
2のベースに接続されている。17は前記第2整
流回路の出力側に接続されたダイヤルトランジス
タで、前記ダイヤルパルス信号発生回路13から
発生されるダイヤルパルス信号が加えられるごと
にオンし、第2整流回路8の出力側の直流電圧を
断続してダイヤル信号を発生させる。18は送受
話器20を有するスピーチ回路で、ライントラン
ス21に結合した増幅回路22と共に音声側回路
を構成しており、第4切換スイツチ19にて切換
えられる。23は前記第2整流回路8と前記音声
側回路間に接続された開閉トランジスタで、ダイ
ヤルパルス信号発生回路13より生じるミユーテ
イング信号にてオンオフされダイヤル信号の送信
時、第2整流回路8で極性決定された直流電圧が
前記音声側回路に供給されないようにしている。
25は前記ダイヤルパルス発生回路13からのダ
イヤルパルス信号にてオンオフされるミユーテイ
ングトランジスタである。
ると、1は電話回線L1,L2に第1,第2切換ス
イツチ2,3を介して接続された第1整流回路、
4は前記第1整流回路1に接続されたリンガー信
号検出回路で、その出力はマイツチングトランス
タ5及び第3切換スイツチ6を介してスピーカ7
に加えられる。8は電話回線L1,L2より供給さ
れる信号の極性を決定するため、前記第1、第2
切換スイツチ2,3に接続された第2整流回路、
9は表示回路で、一端の正電極が前記第1整流回
路1及び第2整流回路8に接続されている発光ダ
イオード10aと、該発光ダイオード10aに加
えられる電圧の変動を防止するために並列に接続
したツエーナダイオード10bと、コレクタが前
記発光ダイオード10aの負電極に接続され、又
エミツタが第1整流回路1に接続される一方、ベ
ースに供給される前記リンガー検出回路4からの
検出信号でオンオフされる第1表示トランジスタ
11と、コレクタが前記第1表示トランジスタ1
のコレクタと共に発光ダイオード10aの負電極
に接続され且つエミツタが第2整流回路8に接続
されている第2表示トランジスタ12とを有す
る。13はキーボード14のキーボタンを押す
と、その押されたキーボタンに応じた数のダイヤ
ルパルス信号を発生するダイヤルパルス信号発生
回路で、前記キーボタンを操作することにより発
生されたパルス信号を発生するDP端子と、前記
キーボタンをキーインするとハイレベルからロー
レベルに変化するミユーテイング信号を出力する
MT端子を有し、前記DP端子とMT端子はダイ
オード15,16を介し第2表示トランジスタ1
2のベースに接続されている。17は前記第2整
流回路の出力側に接続されたダイヤルトランジス
タで、前記ダイヤルパルス信号発生回路13から
発生されるダイヤルパルス信号が加えられるごと
にオンし、第2整流回路8の出力側の直流電圧を
断続してダイヤル信号を発生させる。18は送受
話器20を有するスピーチ回路で、ライントラン
ス21に結合した増幅回路22と共に音声側回路
を構成しており、第4切換スイツチ19にて切換
えられる。23は前記第2整流回路8と前記音声
側回路間に接続された開閉トランジスタで、ダイ
ヤルパルス信号発生回路13より生じるミユーテ
イング信号にてオンオフされダイヤル信号の送信
時、第2整流回路8で極性決定された直流電圧が
前記音声側回路に供給されないようにしている。
25は前記ダイヤルパルス発生回路13からのダ
イヤルパルス信号にてオンオフされるミユーテイ
ングトランジスタである。
尚前記第1及び第2切換スイツチ2,3は相手
からの呼出しを待つている待機状態では図示の状
態に位置され、送受話器20をフツク台から持上
げるか、ダイヤルパルス信号発生回路13に有す
る機能ボタンを切換えフツクオフ状態にすると図
示と異なる状態に切換えられ、第3切換スイツチ
6は前記機能ボタンをフツクオン状態にすると図
示の状態になり、又第4切換スイツチ19は送受
話器20がフツク台上にあると図示の状態にあ
り、送受話器20をフツク台から持上げると図示
と反対側に切換えられる。
からの呼出しを待つている待機状態では図示の状
態に位置され、送受話器20をフツク台から持上
げるか、ダイヤルパルス信号発生回路13に有す
る機能ボタンを切換えフツクオフ状態にすると図
示と異なる状態に切換えられ、第3切換スイツチ
6は前記機能ボタンをフツクオン状態にすると図
示の状態になり、又第4切換スイツチ19は送受
話器20がフツク台上にあると図示の状態にあ
り、送受話器20をフツク台から持上げると図示
と反対側に切換えられる。
又スピーチ回路18あるいはライントランス2
1へ音声信号を伝送する部分の音声側回路は本考
案の要旨でないので省略した。
1へ音声信号を伝送する部分の音声側回路は本考
案の要旨でないので省略した。
次に本考案の電話機の表示回路の動作について
説明する。相手に電話をかける場合に機能ボタン
(図示せず)を押圧し、第1及び第2切換スイツ
チ2,3を図示と異なる状態に切換える。すると
交換機より電話回線L1,L2を介して供給される
信号は第2整流回路8で極性決定された直流電圧
を生じる。その直流電圧はダイヤルパルス信号発
生回路13に供給され、該ダイヤルパルス信号発
生回路13を動作させ、端子(MT)より正直流
信号を生じる。その正直流信号はインバータ24
でインバートし開閉トランジスタ23に加えら
れ、該開閉トランジスタ23をオンする。従つて
前記第2整流回路8で極性決定される直流電圧は
ライントランス21を経由して増幅回路22に加
わり、前記増幅回路22を動作状態にする。一方
交換機より送信される発振信号(ツー、ツー信
号)は第1及び第2切換スイツチ2,3より音声
側回路(図示せず)を経てライントランス21、
さらに増幅回路22に供給され、該増幅回路22
で増幅された後そのとき図示と異なる状態にある
第3切換スイツチ6を介してスピーカ7に加わ
る。従つてスピーカ7よりツー、ツー音を発生す
るので、電話回線が閉結されたことが確認され
る。斯る状態で相手の電話番号のキーボタンをキ
ーインすると、第2図Bに示すようにその押圧さ
れたキーボタンに応じた数のダイヤルパルス信号
を生じ、ダイヤルトランジスタ17をダイヤルパ
ルス信号が加わるごとにオンオフされるので、第
2整流回路8の直流電圧は第2図Aに示すように
断続されダイヤル信号を生じ、電話回線L1,L2
を介し相手に送信される。前記ダイヤルパルス信
号発生回路13のDP端子より発生されたダイヤ
ルパルス信号は第2表示トランジスタ12のベー
スにも加わり、該第2表示トランジスタ12をオ
ンするため、発光ダイオード10a及び第2表示
トランジスタ12を通つて前記ダイヤル信号が流
れる。従つて発光ダイオード10aは点滅してダ
イヤル信号の送信中であることを表示する。とこ
ろでダイヤル信号の送信中にも増幅回路22等の
音声側回路に直流電圧を供給し続けると、第2整
流回路8の直流電圧が低下し十分大きいダイヤル
信号が得ることを出来ない。そこでキーボタンを
キーインすることによりダイヤルパルス信号発生
回路13の端子MTのミユーテイング電圧を第2
図Cに示すようにハイレベルからローレベルにし
開閉トランジスタ23のベースに加え、該開閉ト
ランジスタ23をオフし前記増幅回路22への遮
断する。そしてキー操作を終了すると前記ミユー
テイング電圧は再びハイレベルになるが、これと
同時にダイヤルパルス信号がローレベルとなりダ
イヤルトランジスタ17をオフにするので、音声
側回路のDC特性によつて前記キー操作を終了し
たとき第2整流回路8の直流電圧が変動する(第
2図A)。このとき第2表示トランジスタ12に
は前記ミユーテイング電圧が加えられオンしてい
るので、前記変動した直流電圧の変動分は発光ダ
イオード10aに加えられる。従つて発光ダイオ
ード10bの輝度が変るおそれがあるが、本考案
では発光ダイオード10bにツエーナダイオード
10bが接続されているため、前記変動分は抑制
され発光ダイオード10bの輝度が変ることがな
い。
説明する。相手に電話をかける場合に機能ボタン
(図示せず)を押圧し、第1及び第2切換スイツ
チ2,3を図示と異なる状態に切換える。すると
交換機より電話回線L1,L2を介して供給される
信号は第2整流回路8で極性決定された直流電圧
を生じる。その直流電圧はダイヤルパルス信号発
生回路13に供給され、該ダイヤルパルス信号発
生回路13を動作させ、端子(MT)より正直流
信号を生じる。その正直流信号はインバータ24
でインバートし開閉トランジスタ23に加えら
れ、該開閉トランジスタ23をオンする。従つて
前記第2整流回路8で極性決定される直流電圧は
ライントランス21を経由して増幅回路22に加
わり、前記増幅回路22を動作状態にする。一方
交換機より送信される発振信号(ツー、ツー信
号)は第1及び第2切換スイツチ2,3より音声
側回路(図示せず)を経てライントランス21、
さらに増幅回路22に供給され、該増幅回路22
で増幅された後そのとき図示と異なる状態にある
第3切換スイツチ6を介してスピーカ7に加わ
る。従つてスピーカ7よりツー、ツー音を発生す
るので、電話回線が閉結されたことが確認され
る。斯る状態で相手の電話番号のキーボタンをキ
ーインすると、第2図Bに示すようにその押圧さ
れたキーボタンに応じた数のダイヤルパルス信号
を生じ、ダイヤルトランジスタ17をダイヤルパ
ルス信号が加わるごとにオンオフされるので、第
2整流回路8の直流電圧は第2図Aに示すように
断続されダイヤル信号を生じ、電話回線L1,L2
を介し相手に送信される。前記ダイヤルパルス信
号発生回路13のDP端子より発生されたダイヤ
ルパルス信号は第2表示トランジスタ12のベー
スにも加わり、該第2表示トランジスタ12をオ
ンするため、発光ダイオード10a及び第2表示
トランジスタ12を通つて前記ダイヤル信号が流
れる。従つて発光ダイオード10aは点滅してダ
イヤル信号の送信中であることを表示する。とこ
ろでダイヤル信号の送信中にも増幅回路22等の
音声側回路に直流電圧を供給し続けると、第2整
流回路8の直流電圧が低下し十分大きいダイヤル
信号が得ることを出来ない。そこでキーボタンを
キーインすることによりダイヤルパルス信号発生
回路13の端子MTのミユーテイング電圧を第2
図Cに示すようにハイレベルからローレベルにし
開閉トランジスタ23のベースに加え、該開閉ト
ランジスタ23をオフし前記増幅回路22への遮
断する。そしてキー操作を終了すると前記ミユー
テイング電圧は再びハイレベルになるが、これと
同時にダイヤルパルス信号がローレベルとなりダ
イヤルトランジスタ17をオフにするので、音声
側回路のDC特性によつて前記キー操作を終了し
たとき第2整流回路8の直流電圧が変動する(第
2図A)。このとき第2表示トランジスタ12に
は前記ミユーテイング電圧が加えられオンしてい
るので、前記変動した直流電圧の変動分は発光ダ
イオード10aに加えられる。従つて発光ダイオ
ード10bの輝度が変るおそれがあるが、本考案
では発光ダイオード10bにツエーナダイオード
10bが接続されているため、前記変動分は抑制
され発光ダイオード10bの輝度が変ることがな
い。
ダイヤルパルス信号の送信の終了後、相手を呼
出す呼出し信号は電話回線L1,L2より図示しな
い音声側回路を通つてライントランス21より増
幅回路22に加わる。このとき増幅回路22に開
閉トランジスタ23を介し第2整流回路8で整流
された直流電圧が供給されているので、増幅回路
22は動作状態にあり前記呼出し信号は増幅され
てスピーカ7に加わる。従つてスピーカ7より放
音されるから所有者が送受話器20を持上げるこ
となくして呼出し音をきくことができる。相手が
呼出し音を聞いて送受話器を持上げる等して電話
回線L1,L2を閉結したことが確認されたとき、
送受話器20を持上げると第4切換スイツチ19
が図示と反対に切換えられ、スピーチ回路18を
動作状態にする。従つて今度は送受話器20が電
話回線L1,L2に接続されるので、所有者の伝言
は送受話器20よりスピーチ回路18、音声回路
と第1及び第2切換スイツチ2,3を通つて電話
回線L1,L2に加わり相手に伝送される。又相手
からの伝言は前記と逆経路を経て送受話器20に
入り送受話器20にて聞くことができる。
出す呼出し信号は電話回線L1,L2より図示しな
い音声側回路を通つてライントランス21より増
幅回路22に加わる。このとき増幅回路22に開
閉トランジスタ23を介し第2整流回路8で整流
された直流電圧が供給されているので、増幅回路
22は動作状態にあり前記呼出し信号は増幅され
てスピーカ7に加わる。従つてスピーカ7より放
音されるから所有者が送受話器20を持上げるこ
となくして呼出し音をきくことができる。相手が
呼出し音を聞いて送受話器を持上げる等して電話
回線L1,L2を閉結したことが確認されたとき、
送受話器20を持上げると第4切換スイツチ19
が図示と反対に切換えられ、スピーチ回路18を
動作状態にする。従つて今度は送受話器20が電
話回線L1,L2に接続されるので、所有者の伝言
は送受話器20よりスピーチ回路18、音声回路
と第1及び第2切換スイツチ2,3を通つて電話
回線L1,L2に加わり相手に伝送される。又相手
からの伝言は前記と逆経路を経て送受話器20に
入り送受話器20にて聞くことができる。
前記発光ダイオード10aは待機状態において
相手よりの呼出し信号の着信も表示する。即ち送
受話器20がフツク台(図示せず)に置かれ、且
つ機能ボタン(図示せず)を操作せずフツクオン
され図示の如く待機状態にあるときに、相手より
リンガー信号が送信されると、そのリンガー信号
は第1及び第2切換スイツチ2,3を介し第1整
流回路1に加わり整流され、さらにリンガー信号
検出回路4に供給され所定周期の呼出し信号に変
換される。その呼出し信号はマツチングトランス
タ5及び第3切換スイツチ6を通つてスピーカ7
に印加され、スピーカ7より呼出し音を放音す
る。これとともに前記リンガー信号検出回路4で
所定周期のパルス信号に変換された検出信号は第
1表示トランジスタ11のベースに加わり、該第
1表示トランジスタ11を間欠的にオンオフさせ
る。一方発光ダイオード10aの正電極には前記
リンガー信号をコンデンサー27にて平滑した平
滑電流が流れているので、前記第1表示トランジ
スタ11がオンするごとに発光ダイオード10a
に平滑電流が流れ、該発光ダイオード10aを点
灯しリンガー信号が受信されたことを表示するの
で、スピーカ7が設けられていない電話機におい
てもリンガー信号が受信されていることを知るこ
とが出来る。
相手よりの呼出し信号の着信も表示する。即ち送
受話器20がフツク台(図示せず)に置かれ、且
つ機能ボタン(図示せず)を操作せずフツクオン
され図示の如く待機状態にあるときに、相手より
リンガー信号が送信されると、そのリンガー信号
は第1及び第2切換スイツチ2,3を介し第1整
流回路1に加わり整流され、さらにリンガー信号
検出回路4に供給され所定周期の呼出し信号に変
換される。その呼出し信号はマツチングトランス
タ5及び第3切換スイツチ6を通つてスピーカ7
に印加され、スピーカ7より呼出し音を放音す
る。これとともに前記リンガー信号検出回路4で
所定周期のパルス信号に変換された検出信号は第
1表示トランジスタ11のベースに加わり、該第
1表示トランジスタ11を間欠的にオンオフさせ
る。一方発光ダイオード10aの正電極には前記
リンガー信号をコンデンサー27にて平滑した平
滑電流が流れているので、前記第1表示トランジ
スタ11がオンするごとに発光ダイオード10a
に平滑電流が流れ、該発光ダイオード10aを点
灯しリンガー信号が受信されたことを表示するの
で、スピーカ7が設けられていない電話機におい
てもリンガー信号が受信されていることを知るこ
とが出来る。
(ト) 考案の効果
本考案の電話機の表示回路は上述したように、
表示素子に定電圧素子を並列に接続したので、ダ
イヤル信号の発生に用いられる整流回路の出力側
の直流電圧を切換えて音声側回路に供給するもの
において、前記表示素子に加えられる整流回路の
出力側の直流電圧が変動しても、該表示素子の点
灯明度が変わるのを防止出来る。
表示素子に定電圧素子を並列に接続したので、ダ
イヤル信号の発生に用いられる整流回路の出力側
の直流電圧を切換えて音声側回路に供給するもの
において、前記表示素子に加えられる整流回路の
出力側の直流電圧が変動しても、該表示素子の点
灯明度が変わるのを防止出来る。
第1図は本考案の電話機の表示回路図、第2図
A〜第2図Cは本考案の各部の信号波形図であ
る。 8……第2整流回路、9……表示回路、10a
……発光ダイオード、10b……ツエーナダイオ
ード、12……第2表示トランジスタ、13……
ダイヤルパルス信号発生回路、17……開閉トラ
ンジスタ、18……スピーチ回路、22……増幅
回路。
A〜第2図Cは本考案の各部の信号波形図であ
る。 8……第2整流回路、9……表示回路、10a
……発光ダイオード、10b……ツエーナダイオ
ード、12……第2表示トランジスタ、13……
ダイヤルパルス信号発生回路、17……開閉トラ
ンジスタ、18……スピーチ回路、22……増幅
回路。
Claims (1)
- 電話回線より供給される電圧の極性決定をする
整流回路と、ダイヤルパルス信号発生回路より生
じるダイヤルパルス信号にて開閉され前記極性決
定された電圧をダイヤル信号に変換する第1スイ
ツチング素子と、前記ダイヤルパルス信号発生回
路より発生される信号にて制御される表示トラン
ジスタと、該表示トランジスタを介して前記整流
回路の電圧が印加される表示素子と、該表示素子
に並列接続された定電圧素子と、前記ダイヤル信
号の発生時極性決定された整流回路の出力側の電
圧が音声側回路に供給されるのを阻止する第2ス
イツチング素子とよりなる電話機の表示回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5716885U JPH036056Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5716885U JPH036056Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195147U JPS61195147U (ja) | 1986-12-05 |
JPH036056Y2 true JPH036056Y2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=30581445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5716885U Expired JPH036056Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036056Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002152182A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Taiyo Musen Co Ltd | ラジオブイのデータ伝送方式 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP5716885U patent/JPH036056Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002152182A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Taiyo Musen Co Ltd | ラジオブイのデータ伝送方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61195147U (ja) | 1986-12-05 |
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