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JPH03492A - レーザー装置 - Google Patents

レーザー装置

Info

Publication number
JPH03492A
JPH03492A JP2115018A JP11501890A JPH03492A JP H03492 A JPH03492 A JP H03492A JP 2115018 A JP2115018 A JP 2115018A JP 11501890 A JP11501890 A JP 11501890A JP H03492 A JPH03492 A JP H03492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser beam
axis
along
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP2115018A
Other languages
English (en)
Inventor
Roni Aharon
ロニ アハロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FIA FUTUROLOGIE IND AUTOM GmbH
Original Assignee
FIA FUTUROLOGIE IND AUTOM GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/346,620 external-priority patent/US4967053A/en
Application filed by FIA FUTUROLOGIE IND AUTOM GmbH filed Critical FIA FUTUROLOGIE IND AUTOM GmbH
Publication of JPH03492A publication Critical patent/JPH03492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/10Devices involving relative movement between laser beam and workpiece using a fixed support, i.e. involving moving the laser beam

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11上り皿里分I 本発明は、−射的にはレーザー装置に係り、とりわけ、
ロボット式レーザー装置に関係している。
、および  が ゛しよ と る 様々なロボット式レーザー装置が開発され、様々な用途
、例えば自動車の生産ラインに使用されている。これら
のロボット式レーザー装置は、通例では既存のロボット
装置または改良型のロボット装置にレーザー装置を組み
合わせることで構成されており、こうした方法により開
発経費を節約することが行なわれている。
英国特許第2,134,071号は、鏡を用い平行なレ
ーザー光線をロボットを通じて誘導する、回転移動式の
光学ジヨイントについて記載し箋 ている。またこの特許はジヨイントを動かす装置につい
ても明らかにしているが、この装置は、そうしたジヨイ
ントを複数個組み込んだロボットの形態をしている。
英国特許第2.134,071号に記載されたお互いに
回転する2つのジヨイントの組合わせ構造は回転エルボ
として知られており、通例ではロボットの個々の回転ジ
ヨイントの位置に設置されている。そうした回転エルボ
の2つの鏡は、非常に精度よく三次元の方向に平行に保
っておかなくてはならない。鏡が整合していないと、レ
ーザー光線が大きくずれることがある。光路の端部から
約2.5m離れて位置する不整合の回転エルボの場合、
照射されるレーザー光線は数mm程度ずれてしまう。こ
のずれは、レーザー光線の照準機能を害し精度を低下さ
せることになる。
英国のフエランチ・レーザー・システムズ社(Ferr
anti La5er Systems)製のコブラ・
ロボット式レーザー(COBRA robotic 1
aser)が知られており、このレーザーはフエランチ
・レーザー式レーザー装置とASEA社の関節ロボット
から構成されている。コブラ・ロボット式レーザーのレ
ーザー光線はロボット内に進入する以前に分光され、A
SEA社製ロボットの両側部に沿って2つのし一ザー光
線の誘導が行なわれる。ロボットの6つのジヨイントの
各々には2つの回転エルボが設置されており、これら回
転エルボはロボットの両側にあって計24個の鏡が配置
されている。これら鏡のすべては三次元方向に正確に整
合させておかなくてはならず、レーザー光線が許容範囲
を超えてずれるのを防ぐ必要がある。
米国特許第4.698,483号は、他の形式のロボッ
ト式レーザー装置を明らかにしている。
この装置には、イタリー国のコマウ社(Comau)製
の「スマート」ロボット(SMART Robotl 
が組み込まれている。このロボット装置は5度の自由度
があり、レーザー光線を切断箇所に導く9つの鏡を使用
している。使われている鏡の数は従来技術に比べて少な
(なってはいるが、9つの鏡を整合させるのが困難なた
め先に指摘した精度不良の課題は未だに未解決のままで
ある。
その他のロボットレーザー装置の例として、米国のジェ
ネラル・モーターズ・ファナック社(GMF)製のL−
100も周知の従来技術である。
前述した他の会社でも、GMFは既存のロボットにレー
ザー装置を組み込むことを行なりできているが、使用さ
れるロボットはいずれも4つの鏡だけを使用する単純な
構造のものが多い。ロボット装置は、レーザー光線が上
方から縦向きにロボット内に進入し、光路の入口付近に
ある回転エルボに衝突するように構成されている。2つ
のロボットを組み合わせたい場合には、レーザー光線誘
導器を装備することは技術的に周知である。このレーザ
ー光線誘導器は、通例では2つの鏡を備えている。それ
ぞれの鏡は2つのロボットの各々に向けられている。ま
た前記レーザー光線誘導器は、レーザー光線を水平に送
り出す働きをしている。
ロボット毎に設けである1つの鏡は、レーザー光線の進
路を変えてロボット内に縦向きに送り込むためのもので
ある。
前記L−100では鏡の枚数を大幅に少なくしているた
め、はとんど拡散がなくしかもずれることの少ないレー
ザー光線を作り出すことができる。しかしながら、既存
のロボットの構造は光路が必要とする程度の精度を備え
ていない。ロボットの機械部品に光路が必要とする精度
を持たせるには、機械部品の製造許容誤差を大幅に少な
(しなくてはならない。さらに、光路の始点にある回転
エルボによりレーザー光線は拡散を起こしてしまう欠点
も認められている。
;   ゛ るこめの 本発明の好ましい実施例によれば、ほぼ水平な第1の固
定軸に沿ってレーザー光線を送り出すレーザー装置と、
このレーザー光線の進路を変えてワークピースの所望の
箇所にレーザー光線を照射するための装置と、ほぼ水平
な第1の固定軸の廻りを回転し且つこの固定軸に沿って
移動することができ、レーザー光線の進路を第2の軸に
沿って変えられるように配置されている装置と、第2の
軸に沿ってレーザー光線を受け取り、このレーザー光線
をワークピースの所望の箇所に照射するように配置され
ているレーザーヘッド装置と、第2の軸に沿ってレーザ
ーヘッド装置を移動させるための装置とを有し、この第
2の軸に沿った移動が第1の軸に沿った移動とは別個に
行なわれるレーザー装置が得られる。
また本発明の好ましい実施例によれば、ほぼ水平な第1
の固定軸に沿ってレーザー光線を送出すレーザー装置と
、このレーザー光線の進路を変えてワークピースの所望
の箇所にレーザー光線を照射するための装置と、ほぼ水
平な第1の固定軸の廻りを回転し且つこの固定軸に沿っ
て移動することができ、レーザー光線の進路を第2の軸
に沿って変えられるように配置されている装置と、第2
の軸に沿ってレーザー光線を受け取り、このレーザー光
線をワークピースの所望の箇所に照射するように配置さ
れているレーザーヘッド装置とを有するレーザー装置が
得られる。回転し且つ移動できるように配置された前記
装置は、非回転ベース上で回転することができる。
また本発明の好ましい実施例によれば、回転し且つ移動
できるように配置された装置が、単一の平面鏡を備えて
いる。
さらに、本発明の好ましい実施例によれば、レーザー装
置は、第3の軸に沿ってレーザー光線を受け取り、この
レーザー光線の進路を第1の固定軸に沿って変えるため
の装置を備えている。レーザー光線を受け取るための装
置は、レーザー光線を2つの方向のうちの選択された1
つの方向に導くレーザー光線誘導器を備えている。
また本発明の好ましい実施例によれば、レーザーヘッド
装置は、2つの平面鏡と収束レンズを備えた切断ヘッド
を備えている。さらにレーザーヘッド装置は、平面鏡と
収束鏡を持つ溶接ヘッドを備えている。レーザーヘッド
装置は、ほぼ直交する2つの軸の廻りで回転する。
さらに本発明の好ましい実施例によれば、第1の固定軸
に沿った光路の長さは、この第1の固定軸から前記所望
の箇所までの光路の長さに比べて大幅に長くすることが
できる。またレーザー装置からレーザーヘッド装置まで
の光路の長さは、レーザーヘッド装置から所望の箇所ま
での長さに比べて大幅に長くされている。
本発明の好ましい実施例によれば、回転および移動用に
配置された装置は、X軸キャリッジ、y軸アームおよび
Z軸回転ユニットを備えている。
本発明の好ましい実施例によれば、比較的剛性のある構
造体を得るために、X軸キャリッジとy軸アームの各々
は固定された直線スクリューに沿って移動するようにさ
れている。Z軸回転ユニットは、Z軸の回転中心から離
れた位置に直線スクリューを備え回転できる。直線運動
を行なえるため、本発明の装置は車両シャーシの4つの
側面のうち3つの側面を加工することができる。従来の
関節ロボットでは、通例では車両のシャーシの1つの側
面しか加工することができない。
本発明の好ましい実施例によれば、X軸キャリッジの移
動する固定X軸軌道が得られる。本発明の変更例によれ
ば、X軸軌道はX軸の廻りを回転する。
さらに本発明の好ましい実施例によれば、レーザー光線
の進路変更用の装置は、進路変更用の第1と第2の独立
した装置からなり、またレーザー装置は単一のレーザー
から構成されている。レーザー光線の進路変更用の独立
した個々の装置が3つの鏡を備え、またレーザー装置は
単一のレーザー光線誘導器を備えている。
本発明の変更例によれば、進路変更用の装置は第1.第
2、第3および第4の独立した装置からなり、またレー
ザー装置が単一のレーザーから構成されている。この変
更例では、進路変更用の第1と第2の独立した装置が進
路変更用の第3と第4の装置の上方に配置されている。
レーザー光線の進路変更用の個々の独立した装置は3つ
の鏡を有し、レーザー装置が3つのレーザー光線誘導器
を備えている。
少数の鏡の調整を行なうだけで済むのも本発明の特徴で
ある。進路変更用の個々の独立した装置の例では、レー
ザーヘッド装置の鏡はお互いに対し較正が行なわれる。
進路変更用の装置の残りの鏡のうち、較正を必要とする
鏡はレーザー装置の内側の鏡だけである。レーザー装置
がレーザー光線誘導器を備えている場合には5レーザー
光線誘導器の鏡の較正を終えた後に、進路調整用の装置
の鏡の調整が行なわれる。
固定X軸軌道を設置することで、光路の精度を高めるこ
とができる。そうした構造によれば、比較的長いX軸軌
道を付設し、これに複数のレーザー光線・タイムシェア
ー溶接ユニットまたは切断ユニットを設置することがで
きる。
添付図面に沿った以下の詳細な説明を読めば、本発明を
さらに詳しく理解することができる。
夾血刊 第1A図から第1C図を参照する。これらの図は、本発
明の第1の実施例に則って構成され且つ操作され、ワー
クピース、例えば車両のシャーシ11の加工を行なうレ
ーザー切断装置またはレーザー溶接装置10を示してい
る。以下の説明では、レーザー溶接装置を例にとって説
明を行なっているが、この装置は溶接装置はもとより切
断装置のいずれの用途にも使用することができる。
第1A図に示すレーザー溶接装置10は、フエランチ・
レーザー・システムズ社製の1例えばレーザー光線発生
用のMFKPレーザーヘッド12と、レーザー光線を離
れた2箇所の溶接位置に導く2つのレーザー光線伝達組
立体14とを備えている。これらレーザー光線伝達組立
体14の各々は、X軸キャリッジ16(第1B図)と、
y軸フレーム19を介してX軸キャリッジに取り付けら
れたy軸アーム18(第1B図)と、2つのレーザー光
線伝達組立体14の接続箇所に配置されているZ軸支承
ユニット20および中間支承ユニット22と、レーザー
光線を溶接箇所に照射するための溶接ヘッド24とを備
えている。中間支承ユニット22は、例えば、2つのZ
軸支承ユニット20のエレメントと同じものから構成さ
れている。溶接ヘッド24には近接センサー25を設け
ておき、このヘッド24がシャーシ11から所定の距離
を開けておけるように、例えば1〜3mlTlの間隔を
設けておけるようにしておくことが好ましい(第1C図
)。
y軸フレーム19の2つの側部に取り付けられたベロー
ズ・ユニット17により、組立体14は完全に遮蔽され
ている。ベローズ17を設置しであるため、ダストや他
の粒子が内部に侵入したりあるいは人間の手が装置の操
作中に組立体14内に入り込むことがなく、装置10の
安全性を保ち且つ装置内部を清潔にしてお(ことができ
る。
レーザー光線伝達組立体14の一方を経てレーザー光線
を誘導する操作は、以下のようにユニット16〜24を
動かすことにより行なわれる。X軸キャリッジ16は、
y軸アーム18とヘッド24を矢印30が示すように固
定X軸に沿って移動させる。レーザー光線伝達組立体1
4は、固定X軸を中心として矢印34が示すようにx−
y平面の上下に±30度の範囲にわたり回転を行なうこ
とができる。組立体14の回転はZ軸支承ユニット20
と中間支承ユニット22により支持され、全体としてZ
方向の運動が行なわれる。y軸アーム18は、矢印32
で示すようにy軸に沿ってヘッド24を移動させている
。ヘッド24は第1C図に示すような2つの回転軸を備
えている。
これら2つの回転軸は、y軸に平行な旋回軸35とこの
旋回軸35に直交する揺動軸37である。
これらの軸の回転方向は、それぞれ矢印36と38が示
している。X軸は装置の唯一の固定軸であり、残りの軸
の位置は全体としてX軸キャリッジ16の位置に応じて
変化させることができる。
前述したレーザー装置10の各々は、例えば、長さが約
3m、幅が2m、高さが2mあり、シャーシ11から1
.5〜2.5m離れて設置されている。またy軸18は
例えば最大で1.6m延ばすことができ、またZ軸の回
転範囲は約2mある。2つの装置lOを合わせた場合の
全長は例えば約7mあり、これに対し、シャーシ11は
例えば3.5mである。
次に第2図を参照する。この図には、レーザー光線の通
るほぼ真っ直ぐな光路が40で表わされている。この「
真っ直ぐな」光路には回転エルボは存在していない。レ
ーザー光線の進路の方向転換は一枚の鏡により行なわれ
る。
レーザーヘッド12はレーザー光線40を発生し、例え
ば垂直方向下向きにこのレーザー光線を照射している。
レーザー光線40は外側導管42を通り抜け、レーザー
光線誘導器44の2枚の非回転平面鏡43の一方に衝突
する。この平面鏡43には、例えば英国のスペカック社
(SPECA(:1製の金被覆銅鏡(copper g
oldcoated m1rrors)が使われる。衝
突したレーザー光線は、レーザー光線伝達組立体14の
一方の軸線Xに沿った向きに方向を変える。外側導管4
2の長さは、レーザー光線の外部への照射距離に合わせ
て設定されている。こうして装置10の各々は、必要と
する時期にレーザー光線40を受けるようにされている
装置内部におけるレーザー光線の照射は以下のようにし
て行なわれている。レーザー光線40はレーザー光線誘
導器44を出て平面鏡46に衝突する。この平面鏡には
、例えばX軸キャリッジ16の固定位置に配置された金
被覆銅鏡が使用される。X軸し−ザー光線の照射距離は
変えることができ、X軸キャリッジの位置により変化す
る。
ベローズ17はX軸キャリッジ16の運動に伴って伸張
収縮し、レーザー光線40を完全に封じ込めておくこと
ができる。
X軸キャリッジ16には鏡46が配置されており、この
鏡46はy軸アーム18に沿ってベローズ48の内側に
レーザー光線40を通し、このレーザー光線はヘッド2
4に配置された平面鏡50に送られてい(。平面鏡50
には、例えばスベカック社製の金被覆銅鏡が使用される
。y方向の照射距離は変えることができ、y軸アーム1
6の伸長により変化するが、通例ではX軸し−ザー光線
照射距離よりも短い。また前述した説明から明らかなよ
うに、通例では、外部のレーザー光線照射距離は内部の
レーザー光線照射距離よりも短い。
鏡50は収束鏡52に向けてレーザー光線40の進路を
変える。収束鏡52には、例えばスペカック社製の銅被
覆モリブデン放物面鏡が使用される。この収束鏡52は
レーザー光線40を収束させ、シャーシ11の所望の溶
接箇所に向けてレーザー光線を反射させている。第3A
図は、溶接ヘッド24とこのヘッドを通る光路を詳細に
示している。
本発明の変更例では、第3B図に示すように、溶接ヘッ
ド24に代えて切断ヘッド51が使用されている。この
第2の実施例によれば、鏡52は平面鏡である。この平
面鏡には、例えばスベカック社製の金被覆銅鏡が使用さ
れる。平面鏡52はレンズ53に向けてレーザー光線4
0の進路を変え、さらにこのレーザー光線を切断箇所に
向けて照射している。前記レンズ53には、例えばスベ
カック社製の二重反射防止コーティングを施したZn5
eレンズが使われる。
前述した2つの実施例において、溶接ヘッド24の鏡5
0と52は回転エルボを構成し、それぞれ軸35と37
を中心として回転する。これらの回転はほぼ真っ直ぐな
光路に沿った回転であり、しかも光路の端部で行なわれ
ている。溶接ヘッド24からシャーシ11の溶接箇所ま
での光路の長さは、溶接ヘッド24までの光路の長さに
比べて大幅に短い。従って、溶接ヘッドの2枚の鏡50
と52の間に不整合があっても溶接箇所におけるレーザ
ー光線40のずれは極く僅かで済む。
溶接ヘッド24には適当な溶接ヘッドを選んで使用でき
、また切断ヘッド51も適当な切断ヘッドを選んで使用
することができる。こうしたヘッドの操作方法は、好ま
しい実施例に基づいて既に概略的に説明しである。
本発明には、X軸が空間内にあって固定された位置にあ
り、移動軸と回転軸の両方の軸からなり、しかもレーザ
ー光線40を軸に沿って送るようにした3つの特徴を備
えている。さらに本発明の別の特徴によれば、鏡46が
X軸、X軸およびZ軸の3つの軸に沿ってレーザー光線
40の進路を変える働きをしている。X軸上での鏡46
の位置はX軸キャリッジ16の移動と共に変化し、これ
に伴いX軸のレーザー光線照射距離も変化する。X軸上
のキャリッジに設けた鏡46は、レーザー光線40の進
路をy方向に変えている。また、組立体14がX軸を中
心として回転する際には鏡46も同じように回転し、レ
ーザー光線40の進路を2方向に変化させる。
鏡46を利用して3つの軸に沿ったレーザー光線40の
進路を変化させることにより、従来技術に比べて大幅に
鏡の枚数を減らすことができ、装置の較正に要する手間
も同じように僅かで済む。
またX軸に沿った移動およびこのX軸を中心とした回転
が行なわれても、X軸のレーザー光線照射精度に影響の
ないことも改良点である。
さらにほぼ真っ直ぐな光路に設定しであるため、比較的
剛性のある機構にでき、しかもシャーシ11上の多数の
溶接箇所に容易に接近できる構造上の利点が得られる。
第4図は、4つの溶接箇所を示している。これら溶接箇
所は、一対のレーザー溶接装置10aと10bが担当し
ている。その際、各装置lOは2つの位置に移動してい
る。
位置1は実線で示してあり、位置2は点線で示しである
。装置10aの溶接ヘッド24aはシャーシ11の左側
の後方の隅まで移動しており、これとほぼ同時期にヘッ
ド24bは右側の側面パネルの中央部まで移動している
。また位置2の例では、ヘッド24aは右側の側面パネ
ルの中央部まで移動しており、その際ヘッド24bはシ
ャーシ11の前方パネルまで移動している。第4図の示
すシャーシ11の中央にはオーバーラツプ領域があり、
このオーバーラツプ領域内で両方の装置を作動させるこ
とができる。第4図に示すもの以外にも、2つの溶接箇
所の組み合わせ方には様々なものが考えられる。
次に第5図を参照する。第5図は、2つの装置10の垂
直方向すなわちZ方向の移動範囲を表わしている。図示
したヘッド24aはシャーシ11の下側の溶接箇所にあ
り、これとほぼ同時期にヘッド24bはシャーシ11の
屋根の溶接箇所に位置している。第5図から明らかなよ
うに、ヘッド24bはシャーシ11の屋根の全面に届く
わけではない。ベース支持体60を高くする変更例によ
ればこうした問題は解消することができる。この構造に
ついては、第6A図に詳しく示されている。
第6A図は1対の溶接装置10を示している。
これら溶接装置のベース支持体60は、y軸アーム18
がシャーシ11の頂面な越えて端まで届くように必要な
高さまで持ち上げられている。第6A図に示すように位
置を高くすれば、シャーシ11の屋根の全面をカバーす
ることができる。第4図に関連して示したように、この
例でもy軸アーム18はシャーシ11の側部の隅にまで
届いている。
第6A図に示した変更例では、レーザー装置12は装置
10の下側に配置されている。従って、レーザー光線4
0は先ず垂直方向上向きに発射される。この6A図の構
造の装置は、前述した相違点を除き先の実施例のものと
同じように機能する。また第6A図に示す変更例のレー
ザー装置12の構造によると、先に説明した装置10で
はレーザー装置が直交して設置されておらずこの装置1
0に平行に位置している。
本発明のレーザー装置はモジュールとして構成されてい
る。2つの装置10は、前述したようにシャーシ11に
対し高さの異なる任意の位置に配置することができる。
また、4つの装置10を1つのユニットとして構成する
こともできる。これら4つの装置は、第6B図に基づい
て以下に説明するように、同じ高さに配置された第1の
2つの装置と、これら第1の2つの装置の上部に配置さ
れた第2の2つの装置から構成されている。これとは別
に、シャーシの周り4辺に8つの装置からなる溶接ステ
ーションを設置することもできる。
また60図に関連して以下に説明するように、先に説明
した2つの装置10を使用する方式に代えて、シャーシ
11のほぼ全長を1つの装置を用いてカバーすることも
できる。
第6B図は、4つの溶接装置からなる構造例を示してい
る。この変更例によれば、シャーシ11の4箇所をほぼ
同時に溶接することができる。レーザー光線40はレー
ザー装置12からレーザー光線誘導器44aに送られる
。レーザー光線誘導器44aはレーザー光線40を下側
の2つの装置10のレーザー光線誘導器44bに向けて
垂直方向を下向きに送るか、または上側の2つの装置1
0のレーザー光線誘導器44cに向けて垂直方向を上向
きにレーザー光線40を発射している。
レーザー光線40を受けたレーザー光線誘導器44bま
たは44cはこのレーザー光線の進路を装置10の方向
に変化させ、装置10が同時に溶接を行なえるようにし
ている。以下に詳細に説明するように、レーザー光線誘
導器44aは側方に向いており、レーザー光線誘導器4
4bは上向きに配置され、またレーザー光線誘導器44
cは下向きに配置されている。
第6C図は、シャーシ11のほぼ全長に沿って1つの装
置10を設置した実施例を示している。
この実施例では、レーザー装置12は装置の固定X軸線
に沿って水平にレーザー光線を送るようにしてあり、レ
ーザー光線誘導器44は必要としない。従って、この実
施例には3枚の鏡46.50および52だけが必要とさ
れている。
次に第7A図を参照する。この図は、上向きのレーザー
光線誘導器44の機構を示している。レーザー光線誘導
器44は、例えば中間支承ユニット22の下側表面に配
置され、しかもレーザー光線誘導器の左側にあるレーザ
ー溶接装置10とレーザー光線誘導器の右側にあるレー
ザー溶接装置10の各々にレーザー光線40を送る2つ
の誘導鏡43aと43bを備えている。誘導鏡43は、
例えば空気圧式の精密作動テーブル74に取り付けられ
ている。このテーブルには、日本国のTHK社製のHO
−2075の機種を使用することができる。テーブル7
4は鏡43の一方を精密に位置決めし、レーザー光線4
0を受取りこれを一対の装置10のうちの必要とする装
置のX軸に沿った向きに進路を変える働きをする。空気
圧式テーブル74は、例えば矢印75が示すように装置
のy軸に沿って移動することができる。
個々の鏡はレーザー光線40の入射軸に対し正確に45
度に設置され、第7A図に示すように。
鏡43aは左側に向いており鏡43bは右側に向いてい
る。
第6B図に基づいて説明したように、レーザー光線誘導
器の変更例では、下向きのレーザー光線誘導器44は中
間支承ユニット22の上側表面に配置されている。第7
B図に示すレーザー光線誘導器の第3の実施例では、第
6B図に関連して説明したように、レーザー光線誘導器
44aを中間支承ユニット22の側壁に設置しである。
鏡43はレーザー光線40を垂直方向上向きまたは垂直
方向下向きに反射し、また空気圧式テーブル74はX軸
に沿って移動することができる。下向きと上向きのレー
ザー光線誘導器を備えた他の2種類の実施例においては
、空気圧式テーブル74をy方向に移動させることがで
きる。これら実施例におけるレーザー光線誘導器44の
その他の細部構造については、前述した2つの実施例の
ものと同じである。
第8図を参照する。この図は、ほぼ剛性のあるX軸およ
びy方向の移動機構、並びにこの移動機構に組み込まれ
たほぼ真っ直ぐな光路を示している。移動機構は、X軸
キャリッジ16に設置されたDCサーボモータ80を備
えている。このサーボモータはタイミングベルト84を
経てナツト82を回転させ、固定リードボールねじ86
に沿ってX軸キャリッジ16を動かすことができる。
前記サーボモータ80には、例えば米国のPMI社製の
JR16M4CHF12Tの機種が使われる。また前記
固定リードボールねじ86には、例えば西独のスター社
(Star)製の1512−4−9004の機種を使用
することができる。y軸アーム18は、例えばPMI社
製のJR24M4CHF12Tのタイプのサーボモータ
88、タイミングベルト90、ナツト92およびボール
ねじ86に類似した固定ボールねじ94を用いて、先の
実施例と同じようにy軸フレーム19を通り抜けて移動
するようにしである。固定ボールねじ86と94を使用
することにより事実上安定した精度のよい動きが得られ
、しかも全体としての動きは滑らかである。
第8図は、移動機構を備えた光路の座標系も示している
。前述したように、レーザー光線誘導器44の一方の鏡
43により装置lOの固定X軸に沿った向きにレーザー
光線40の進路を変える方式が本発明の特徴であるとい
える。従って、光路の邪魔にならないよう固定リードボ
ールねじ86は軸に平行に配置されているが、固定X軸
から離れた位置に設けられている。
X軸キャリッジ16に設置された鏡46は、例えばレー
ザー光線誘導器44に近接した側部にあって且つy軸ア
ーム18とスクリューねじ94の前方に配置されている
。従って、ベローズ48で覆われたy軸方向の光路は移
動機構から仕切られている。第6C図に示す装置では、
X軸キャリッジ18に設置された鏡46はレーザーヘッ
ド12の設置箇所に近接した側部に位置している。
前述したように、光レーザー光線40の光路に符合する
固定X軸はレーザー光線伝達組立体14の回転軸でもあ
る。固定X軸を中心として組立体14を回転させる機構
は、第9A図から第9D図に示し以下に詳しく説明する
ように、回転中心から所定の距離をおいてリニアスクリ
ューを利用することにより、相対的に滑らかでしかも精
度のよい動作を行なえるようにされている。
第9A図と第9B図を参照する。レーザー光線伝達組立
体14は、大きい2つのリング102a、102bとフ
レーム103を備えている。フレーム103は、例えば
これらリングに一体的に連結されている。またこのフレ
ーム103には、X軸キャリッジ16の機構全体が取り
付けられている。大型リング102a、102bが中間
支承ユニット22とZ軸ユニット2oの各々に設置され
、これらリングが断面厚の薄い口径の大きな2つのベア
リング100に沿って回転するようにしている。ベアリ
ング100には、例えばTHK社製のRB60040U
Uの機種が使用される。またフレーム103には1例え
ば大型リング102aの付近に延長部104が取り付け
られている。中間支承ユニット22のベース支持体6o
に連結され且つ、この中間支承ユニットの外側に位置し
ている回転組立体106(第9B図)は延長部104を
回転させ、フレーム103はベアリング100に沿って
回転し組立体14が2軸方向に動くようになる。
回転組立体106はDCサーボモータ11oを備えてい
る(第9B図)。このDCサーボモータはタイミングベ
ルト112を回転させ、タイミングベルトはベアリング
115を通り抜けているボールねじ114を回転させる
ようになっている。
前記DCサーボモータ110には、例えばPM1社・製
のJR24M4CHF12Tの機種を使用することがで
き、また前記ボールねじ114には、例えばスター社製
の1512−5−4004を用いることができる。ボー
ルねじ114はナツト116の内側で回転する。ナツト
116は、ビン118を介して延長部104に取り付け
られている。ボールねじ114が回転すると、延長部1
04並びに組立体14の回転が行なわれる。延長部10
4とボールねじ114同志の角度変化を吸収するために
、ナツト116は揺動できるようにビン118に取り付
けられている。さらにモータ110とボールねじ114
がフランジ120に取り付けられ、例えばベアリングユ
ニット22のベース6oに連結された軸端122を揺動
させるようになっている。
第9B図は中央部分に延長部104を備えた回転組立体
106を示し、また第9c図と第9D図は相対する事実
上の両極端に延長部104の設置された回転組立体を示
している。大型のベアリングの廻りで直線運動している
ボールねじにより、ほぼ安定したZ方向の動きが生み出
されている。
溶接ヘッド24の構成要素を回転させる機構を示した第
10図を参照する。y軸アーム18に取り付けられたD
Cサーボモータ130は、タイミングベルト132と歯
車134を介し軸35の廻りで溶接ヘッド24を回転さ
せている。このDCサーボモータ130には、日本国の
ハーモニックドライブ社製のHDSA−20を用いるこ
とができる。この回転運動により鏡50の回転が行なわ
れる。
モータ130に類似していてしかも溶接ヘッド24に取
り付けられているDCサーボモータ136は、タイミン
グベルト140と歯車142を介して鏡52とノズル1
38を回転させる。溶接ヘッド24の持つ2つの回転軸
により、ノズル138はシャーシ11の溶接箇所にほぼ
直交する角度でシャーシ11にレーザー光線40を照射
することができる。
第11A図から第11c図を参照する。これらの図には
、基本的には前述した装置に類似する本発明の変更例が
示されている。ただし、この変更例では固定X軸トラッ
ク150の設置されている点が先の実施例とは異なって
いる。X軸キャリッジ154が装着されており、このキ
ャリッジはボールねじ152により軌道150に沿って
正確に移動するようにしている。
レーザー光線誘導ユニット156は電気モータ駆動式の
スクリュー駆動組立体158により駆動され、例えばX
軸に平行なZ軸の廻りで機密な角度回転を行なえるよう
に配置されている。ユニット156は、例えば延長可能
なアーム162の装着されたベース部分160を備えて
いる。アーム162はy軸に沿って位置しており、外側
先端部には切断ヘッド164が装着されている。この切
断ヘッドには適当なレーザー切断ヘッドを使用でき、あ
るいは前述したような溶接ヘッドに交換することもでき
る。
第1図から第10図に関連して説明した装置の光路の基
本的な特徴は、この変更例においても取り入れられてい
る。この変更例では、レーザーヘッド166から送られ
てきたレーザー光線は定置鏡168により反射される。
定置鏡168は軌道150に固定的に装着されZ軸に沿
って位置している。このZ軸は移動軸と回転軸を兼ねて
いる。
第11A図から第11C図に示す実施例の特徴とすべき
点は、先の実施例で説明したように軌道を回転させる必
要がないため定置X軸軌道を非常に長い軌道として付設
できることにある。この利点は、第11A図から第11
C図に類似している本発明の実施例を示した第12A図
と第12・B図を参照すれば明らかである。ただし、第
12A図と第12B図の実施例は複数のレーザー光線誘
導ユニット156を備えている。これらユニットの各々
は単独に動作させることができるが、単一のレーザー光
源を用い時間差を設けてレーザー光線の分配を行なう方
式が好ましい。第12A図と第12B図の配置上の重要
な特徴として、単一の軌道150に必要数の誘導ユニッ
ト156を設置して設備能力に余裕をもたせ、1つまた
はそれ以上のユニットに故障が生じた場合にこれをバッ
クアップするようにもできる。また多数の誘導ユニット
156を設置することにより、単位床面積当たりの作業
量を従来の装置に比べて大幅に高めることができる。
次に、第13A図と第13B図を参照する。これらの図
は、第12A図と第12B図の装置に特に有用なレーザ
ー光線・タイムシェアリング光学装置を示している。第
1のレーザー光線誘導ユニット168から第2のレーザ
ー光線誘導ユニット156にレーザー光線を切り替える
操作は、第1のレーザー光線誘導ユニット168に付属
して配置された鏡170を用いれば、図示のようにして
簡単に行なうことができる。前記第1のレーザー光線誘
導ユニットは、Z軸に沿ったレーザー光路に選択的に出
入りするように構成されている。鏡170が第13B図
に示すようにZ軸し−ザー光路内に進入すると、鏡は第
1のレーザー光線誘導ユニット168の動作に伴いレー
ザー光線をy軸に沿って反射するようになる。
鏡170が第13A図に示すようにZ軸し−ザー光路の
外に移動すると、レーザー光線は第2のレーザー光線誘
導ユニット156の一部を構成する鏡にだけ衝突する。
多数のレーザー光線誘導鏡170を設けておき、これら
鏡の各々を個々のレーザー光線誘導ユニット156に連
係させ、先に図示し説明したのと基本的には同じ方法に
より。
2つのレーザー光線誘導ユニット156以外のユニット
も含めてこれらユニット間でレーザー光線を切り替える
こともできる。鏡」、70はZ軸し−ザー光路に比較的
速やかに出入りできるように装着され、比較的多数のレ
ーザー光線誘導ユニット156を同時に使用できるよう
にしてお(こともでき、レーザー光線のタイムシェアリ
ング操作により時間効率にロスの生じることがない。
当業者にとって、本発明が図示し先に詳しく説明した実
施例にのみ限定されないことは自明である。本発明の範
囲は特許請求の範囲によってのみ特定されるものである
【図面の簡単な説明】
第1A図は、本発明の好ましい実施例に則って構成され
且つ操作されるレーザー溶接装置を示した全体図である
。 第1B図は、第1A図の装置に有用なX軸キャリッジを
示した拡大図である。 第1C図は、第1A図の装置に有用な溶接ヘッドを示す
拡大図である。 第2図は、第1図の装置のレーザー光線用のほぼ真っ直
ぐな光路な示す概略図である。 第3A図は、第1A図の装置の溶接ヘッド内に設けた溶
接レーザー光線の光路を示す概略図である。 第3B図は、第1A図の定置の切断ヘッド内に設けた切
断レーザー光線の光路を示す概略図である。 第4図は、第1A図の装置の到達可能な複数の溶接箇所
を示す説明図である。 第5図は、第1A図の装置の垂直軸線に沿った運動範囲
を示す説明図である。 第6A図から第6C図は、第1A図の装置の変更例の構
造を示す概略図である。 第7A図は、第1図の装置に用いられるレーザー光線誘
導器を示す概略図である。 第7B図は、第6B図の装置に用いられるレーザー光線
誘導器を示す概略図である。 第8図は、第1A図の装置に用いられるX軸キャリッジ
を示す概略図である。 第9A図から第9D図は、第1A図の装置に用いられる
Z軸回転組立体を示す概略図である。 第10図は、第1A図の装置に用いられる、溶接ヘッド
を回転させる機構を示した概略図である。 第11A図、第11B図および第11C図は、本発明の
変更例に則って構成され且つ操作されるレーザー溶接装
置または切断装置を示す、それぞれ正面図、側面図およ
び平面図である。 第12A図と第12B図は、本発明の他の変更例に則っ
て構成され且つ操作されるレーザー溶接装置または切断
装置を示す、それぞれ正面図と平面図である。 第13A図と第13B図は、第12A図と第12B図の
装置のレーザー光線光路を示す説明図にして、それぞれ
の装置は、装備した第1と第2の切断ヘッドの操作用に
設置されたレーザー光線切替え装置を備えている。 10・・・レーザー切断装置または溶接装置:11・・
・車両のシャーシ;12・・・レーザーヘッド;14・
・・レーザー光線伝達組立体:16・ ・X軸キャリッ
ジ;17・・・ベローズ;18・・・y軸アーム;19
 ・・y軸フレーム;20・・・2軸支承ユニット;2
2・・・中間支承ユニット;24・・・溶接ヘッド;2
5・・・近接センサー;40・・・レーザー光線;42
・・・外側導管;43・・・誘導鏡:44・・・レーザ
ー光線誘導器;46・・・平面鏡;48・・・ベローズ
;50・・・平面鏡:51・・・切断ヘッド;52・・
・収束鏡;53・・・レンズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ほぼ水平な第1の固定軸に沿ってレーザー光線を送
    り出すレーザー手段と、 このレーザー光線の進路を変えてワークピースの所望の
    箇所にレーザー光線を照射するための手段と、 前記ほぼ水平な第1の固定軸の廻りを回転し且つこの固
    定軸に沿って移動することができ、前記レーザー光線の
    進路を第2の軸に沿って変えられるように配置されてい
    て、非回転ベース上で回転の行なわれる手段と、 前記第2の軸に沿って前記レーザー光線を受け取り、こ
    のレーザー光線を前記ワークピースの所望の箇所に照射
    するように配置されているレーザーヘッド手段とを有し
    ているレーザー装置。 2、ほぼ水平な第1の固定軸に沿ってレーザー光線を送
    り出すレーザー手段と、 このレーザー光線の進路を変えてワークピースの所望の
    箇所にレーザー光線を照射するための手段と、 前記ほぼ水平な第1の固定軸の廻りを回転し且つこの固
    定軸に沿って移動することができ、前記レーザー光線の
    進路を第2の軸に沿って変えられるように配置されてい
    て、非回転ベース上で回転の行なわれる手段と、 前記第2の軸に沿って前記レーザー光線を受け取り、こ
    のレーザー光線を前記ワークピースの所望の箇所に照射
    するように配置されているレーザーヘッド手段と、 前記第2の軸に沿ってレーザーヘッド手段を移動させる
    ための手段とを有し、この第2の軸に沿った移動が前記
    第1の軸に沿った移動とは別個に行なわれるレーザー装
    置。 3、第1の固定軸の廻りを回転し且つこの固定軸に沿っ
    て移動できるように配置された前記手段が、単一の平面
    鏡を有している、請求項1または2に記載されたレーザ
    ー装置。 4、前記レーザー装置は、第3の軸に沿って前記レーザ
    ー光線を受け取り、このレーザー光線の進路を前記第1
    の固定軸に沿って変えるための手段を有している、請求
    項1または2に記載されたレーザー装置。 5、前記レーザー光線を受け取るための前記手段は、レ
    ーザー光線を2つの方向のうちの選択された1つの方向
    に導くレーザー光線誘導器を有している、請求項4に記
    載されたレーザー装置。 6、前記レーザーヘッド手段は、2つの平面鏡と収束レ
    ンズを備えた切断ヘッドを有している、請求項1または
    2に記載されたレーザー装置。 7、前記レーザーヘッド手段は、平面鏡と収束鏡を備え
    た溶接ヘッドを有している、請求項1または2に記載さ
    れたレーザー装置。 8、前記レーザーヘッド手段は、ほぼ直交する2つの軸
    の廻りで回転する2つの鏡要素を備えている、請求項6
    に記載されたレーザー装置。 9、前記レーザーヘッド手段は、ほぼ直交する2つの軸
    の廻りで回転する2つの鏡要素を備えている、請求項7
    に記載されたレーザー装置。 10、前記第1の固定軸に沿った光路の長さは、この第
    1の固定軸から前記所望の箇所までの光路の長さに比べ
    て大幅に長くすることができる、請求項1または2に記
    載されたレーザー装置。 11、前記レーザー手段からレーザーヘッド手段までの
    光路の長さは、前記レーザーヘッド手段から前記所望の
    箇所までの長さに比べて大幅に長くされている、請求項
    1または2に記載されたレーザー装置。 12、回転および移動用に配置された前記手段は、x軸
    キャリッジ、y軸アームおよびz軸回転ユニットを有し
    ている、請求項1または2に記載されたレーザー装置。 13、前記x軸キャリッジは固定された直線スクリュー
    に沿って移動し、滑らかで安定した動きを行なうように
    した、請求項12に記載されたレーザー装置。 14、y軸アームは固定された直線スクリューに沿つて
    移動し、滑らかで安定した動きを行なうようにした、請
    求項12に記載されたレーザー装置。 15、前記z軸回転ユニットは、z軸の回転中心から離
    れた位置に直線スクリューを有し、滑らかで安定した動
    きを行なうようにした、請求項12に記載されたレーザ
    ー装置。 16、レーザー光線の進路変更用の前記手段は、進路変
    更用の第1と第2の独立した手段からなり、また前記レ
    ーザー手段が単一のレーザーからなる、請求項1または
    2に記載されたレーザー装置。 17、レーザー光線の進路変更用の前記手段は、進路変
    更用の第1、第2、第3および第4の独立した手段から
    なり、また前記レーザー手段が単一のレーザーからなり
    、しかも進路変更用の前記第1と第2の独立した手段が
    進路変更用の前記第3と第4の手段の上方に配置されて
    いる、請求項1または2に記載されたレーザー装置。 18、レーザー光線の進路変更用の個々の独立した手段
    が3つの鏡を有し、しかも前記レーザー手段が単一のレ
    ーザー光線誘導器を有している、請求項16に記載され
    たレーザー装置。 19、レーザー光線の進路変更用の個々の独立した手段
    が3つの鏡を有し、しかも前記レーザー手段が3つのレ
    ーザー光線誘導器を有している、請求項17に記載され
    たレーザー装置。 20、前記非回転ベースは固定された細長い軌道を有し
    、また回転と移動用に配置された前記手段は、前記第1
    の固定軸に平行な前記細長い軌道に沿って移動可能な少
    なくとも1つのキャリッジを有している、請求項1に記
    載されたレーザー装置。 21、前記少なくとも1つのキャリッジは複数のキャリ
    ッジを有し、また回転と移動用に配置された前記手段は
    、複数のレーザーヘッド手段各々に前記レーザー光線を
    タイムシエアリングするための手段を備え、個々のレー
    ザーヘッド手段が前記複数のキャリッジの各々に付属し
    ている、請求項20に記載されたレーザー装置。
JP2115018A 1989-05-02 1990-04-27 レーザー装置 Pending JPH03492A (ja)

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US346.620 1989-05-02
US07/346,620 US4967053A (en) 1989-05-02 1989-05-02 Laser system
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