JPH0329290A - 電子オーブン用電磁波エネルギ閉じ込め装置 - Google Patents
電子オーブン用電磁波エネルギ閉じ込め装置Info
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- JPH0329290A JPH0329290A JP2090481A JP9048190A JPH0329290A JP H0329290 A JPH0329290 A JP H0329290A JP 2090481 A JP2090481 A JP 2090481A JP 9048190 A JP9048190 A JP 9048190A JP H0329290 A JPH0329290 A JP H0329290A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/76—Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/76—Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
- H05B6/763—Microwave radiation seals for doors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子オープン(a+icrowave ove
n )用電磁波エネルギ封鎖装置に関し、特にドアと電
子オーブンの加熱室の前パネルとの間隙を通る電磁波エ
ネルギの漏れを効果的に防止してドアの厚みを減少でき
る電子オープンのドア用封鎖構造体に関する。
n )用電磁波エネルギ封鎖装置に関し、特にドアと電
子オーブンの加熱室の前パネルとの間隙を通る電磁波エ
ネルギの漏れを効果的に防止してドアの厚みを減少でき
る電子オープンのドア用封鎖構造体に関する。
周知電子オーブンは加熱室内でマグネトロンから発生す
る高周波電磁波を食物へ放射して食物を加熱して調理す
る料理用具に使用される。しかし、マグネトロンから発
生する電磁波が人体に所定量以上に放射されると人体に
致命的障害を及ぼすおそれがあるので加熱室からの電磁
波の漏洩を防止する必要がある。
る高周波電磁波を食物へ放射して食物を加熱して調理す
る料理用具に使用される。しかし、マグネトロンから発
生する電磁波が人体に所定量以上に放射されると人体に
致命的障害を及ぼすおそれがあるので加熱室からの電磁
波の漏洩を防止する必要がある。
一般に使用されている電子オーブンではドアと加熱室の
前パネルとの間の所定間隙が必須になっている.従って
、該隙間からの電磁波エネルギの漏れを防止するために
、通常、容量性シール、λg/4誘導性シール(cho
ke seal)(λgは加熱室内の電磁波の波長)、
および高周波吸収物質である周知のフエライトゴムが使
用されている。
前パネルとの間の所定間隙が必須になっている.従って
、該隙間からの電磁波エネルギの漏れを防止するために
、通常、容量性シール、λg/4誘導性シール(cho
ke seal)(λgは加熱室内の電磁波の波長)、
および高周波吸収物質である周知のフエライトゴムが使
用されている。
上記従来電磁波エネルギ漏洩防止装置は第1および2図
に示した。第1図において、参照番号1は電子オーブン
の本体を示し、2は加熱室8を開閉するドア、3は加熱
室8の内部を見られるようにするドア2の内側ガラスで
あり、これは外ガラス3゛と所定間隔を保って設置され
ている。第2図はドア2の周縁部の電磁波エネルギの漏
れ防止用誘導性シールの構造を示し、図から明らかなよ
うに所定長し、幅Wの実質的に矩形λg/4の誘導性通
路(choke channel ) 6が内外プレー
ト部材5と4とにより形成されている。内プレート部材
5は底部で誘導性通路6に向かって該通路6の略中程で
曲折し、開口部6゜がその下側に形成され、該開口部6
゜は内側にフエライトゴム7aを取り付けたプラスチッ
ク製誘導性カバー(chokecover) 7で閉鎖
されている。
に示した。第1図において、参照番号1は電子オーブン
の本体を示し、2は加熱室8を開閉するドア、3は加熱
室8の内部を見られるようにするドア2の内側ガラスで
あり、これは外ガラス3゛と所定間隔を保って設置され
ている。第2図はドア2の周縁部の電磁波エネルギの漏
れ防止用誘導性シールの構造を示し、図から明らかなよ
うに所定長し、幅Wの実質的に矩形λg/4の誘導性通
路(choke channel ) 6が内外プレー
ト部材5と4とにより形成されている。内プレート部材
5は底部で誘導性通路6に向かって該通路6の略中程で
曲折し、開口部6゜がその下側に形成され、該開口部6
゜は内側にフエライトゴム7aを取り付けたプラスチッ
ク製誘導性カバー(chokecover) 7で閉鎖
されている。
更に、加熱室8の前パネルl゜と誘導性通路6の内プレ
ート部材5との間に容量性シールが形成されている。か
かる容量性シールが形成される部位の伝送線は次の波長
数を有する。
ート部材5との間に容量性シールが形成されている。か
かる容量性シールが形成される部位の伝送線は次の波長
数を有する。
ここで、K0・2π/λ,bは前パネル1゜と内プレー
ト部材5との間の距離を示す。また、b値が非常に小さ
い場合、TEモードと伸モードはカントオフされ、TE
l’Iモードだけが伝送される。即ち、TEMモードの
場合の平行伝送線のインピーダンス特性は、非常に小さ
いb値または大きいε値のいずれかにより反射される上
記加熱室から漏れた電磁波エネルギbgに比例する。(
ここで、ε μは透磁率,εは誘電率) 更に、上記誘導性通路6を形成する外プレート部材4の
上水平部4aはOインピーダンスの平面であり、第3図
のごとく誘導性通路6を伝送線とすれば、負荷zlから
2長の地点のインピーダンスは で表される。
ト部材5との間の距離を示す。また、b値が非常に小さ
い場合、TEモードと伸モードはカントオフされ、TE
l’Iモードだけが伝送される。即ち、TEMモードの
場合の平行伝送線のインピーダンス特性は、非常に小さ
いb値または大きいε値のいずれかにより反射される上
記加熱室から漏れた電磁波エネルギbgに比例する。(
ここで、ε μは透磁率,εは誘電率) 更に、上記誘導性通路6を形成する外プレート部材4の
上水平部4aはOインピーダンスの平面であり、第3図
のごとく誘導性通路6を伝送線とすれば、負荷zlから
2長の地点のインピーダンスは で表される。
この場合、Zoは伝送線のインピーダンス特性であり、
βは伝播定数であり、両者は伝送線の構造により決定さ
れる。
βは伝播定数であり、両者は伝送線の構造により決定さ
れる。
上記式において、z l=0とすれば、Zin = j
ZotanβL j!はλg / 4 + Z+nは無
限、l=λg/2であれば、Zin=Oである。従って
、第2図のごとく、加熱室内の電磁波エネルギがA点か
らC点へ漏れる場合、仮にそれがD点からB点の通路を
通って誘導性通路6の内部へ流れるとD点はインピーダ
ンスが0の平面4aからλg/41れた点に位置し、D
点のインピーダンスは無限になり、これにより誘導性通
路6は共鳴して電磁波エネルギを加熱室8に反射し、そ
れにより外部への漏れを防止する。
ZotanβL j!はλg / 4 + Z+nは無
限、l=λg/2であれば、Zin=Oである。従って
、第2図のごとく、加熱室内の電磁波エネルギがA点か
らC点へ漏れる場合、仮にそれがD点からB点の通路を
通って誘導性通路6の内部へ流れるとD点はインピーダ
ンスが0の平面4aからλg/41れた点に位置し、D
点のインピーダンスは無限になり、これにより誘導性通
路6は共鳴して電磁波エネルギを加熱室8に反射し、そ
れにより外部への漏れを防止する。
しかし、上記従来構造の誘導性シールによれば、誘導性
通路6の内プレート5と加熱室8の前パネル1゛との間
隙が大きくなると電磁波エネルギがTEMモードだけで
なく↑EモードまたはTMモードに伝送されて、λg
/ 4誘導性シールは機能停止して電磁波エネルギの漏
れを著しく増大させる。
通路6の内プレート5と加熱室8の前パネル1゛との間
隙が大きくなると電磁波エネルギがTEMモードだけで
なく↑EモードまたはTMモードに伝送されて、λg
/ 4誘導性シールは機能停止して電磁波エネルギの漏
れを著しく増大させる。
更に、λg/4誘導性シールと高価なフエライトゴムと
が使用されるためにコスト高になり、かつ該誘導性通路
の長さおよび幅が比較的長く広くなるので上記ドアが厚
くなり、製品の小型化は困難になる。
が使用されるためにコスト高になり、かつ該誘導性通路
の長さおよび幅が比較的長く広くなるので上記ドアが厚
くなり、製品の小型化は困難になる。
〔発明が解決しようとする課題]
従って、本発明の課題は誘導性シールを形成するために
ドアの内プレート部材の底端部に間欠的孔を有する段状
部を形成し、かつ外プレート部材の底端部と加熱室の前
パネルとの間に補助的容量性シールを形成した電子オー
プン用電磁波エネルギ封鎖装置を提供し、それにより電
磁波エネルギの漏れを嵩価なフエライトゴムを使用する
ことなく効果的に防止すると共にドア厚を減少させるこ
とにある。
ドアの内プレート部材の底端部に間欠的孔を有する段状
部を形成し、かつ外プレート部材の底端部と加熱室の前
パネルとの間に補助的容量性シールを形成した電子オー
プン用電磁波エネルギ封鎖装置を提供し、それにより電
磁波エネルギの漏れを嵩価なフエライトゴムを使用する
ことなく効果的に防止すると共にドア厚を減少させるこ
とにある。
上記本発明の課題は、ドアの内プレート部材の下端部材
を2段に曲折して形成した段部の垂直部材と該垂直部か
ら延びる誘導性通路方向内方へ曲折した下側の水平部と
で所定間隔をもつ孔を形成し、かつ該内プレート部材と
誘導性通路を形成するために外プレート部材の下端部で
[形曲折部を形成して加熱室の前パネルと該曲折部との
間に補助的容量性シールを形成することにより達成され
る. 即ち、本発明による電子オーブン用電磁波エネルギ封鎖
装置は加熱室を開閉するドア、上記ドアと上記加熱室の
前パネルとの間に第1容量シールを形成する内プレート
部材、上記内プレート部材の先端部に固定設置されかつ
上記内プレート部材との間に所定間隔を保つことにより
誘導性通路を形成する外プレート部材、上記内プレート
部材の下端部で上記誘導性通路の方向へ2段に折れて垂
直部と上下水平部とを有する段状部、上記段状部の下水
平部と垂直部とで所定の間隔に形成された孔、上記外プ
レート部材の下端部で[形に折れて上記加熱室の前パネ
ルとの間で第2容量性シールを形成する折れ部材、およ
び上記外プレート部材の折れ部材と上記段状部の下水平
部との間に形成された上記誘導性通路の開口部を閉塞す
る誘導性カバーから成ることを特徴とする。
を2段に曲折して形成した段部の垂直部材と該垂直部か
ら延びる誘導性通路方向内方へ曲折した下側の水平部と
で所定間隔をもつ孔を形成し、かつ該内プレート部材と
誘導性通路を形成するために外プレート部材の下端部で
[形曲折部を形成して加熱室の前パネルと該曲折部との
間に補助的容量性シールを形成することにより達成され
る. 即ち、本発明による電子オーブン用電磁波エネルギ封鎖
装置は加熱室を開閉するドア、上記ドアと上記加熱室の
前パネルとの間に第1容量シールを形成する内プレート
部材、上記内プレート部材の先端部に固定設置されかつ
上記内プレート部材との間に所定間隔を保つことにより
誘導性通路を形成する外プレート部材、上記内プレート
部材の下端部で上記誘導性通路の方向へ2段に折れて垂
直部と上下水平部とを有する段状部、上記段状部の下水
平部と垂直部とで所定の間隔に形成された孔、上記外プ
レート部材の下端部で[形に折れて上記加熱室の前パネ
ルとの間で第2容量性シールを形成する折れ部材、およ
び上記外プレート部材の折れ部材と上記段状部の下水平
部との間に形成された上記誘導性通路の開口部を閉塞す
る誘導性カバーから成ることを特徴とする。
〔実施例]
以下に本発明の好ましい実施態様を第4から9図を参照
して説明する。
して説明する。
第4および5図を参照して、第1および2図に関して上
記したと同様の部材は同一参照番号を用いて表示する。
記したと同様の部材は同一参照番号を用いて表示する。
本発明の電磁波エネルギ漏れ防止装置は従来装置と同様
にドア2に延在して形成されたの内プレート部材5と外
プレート部材4とを有し、それにより実質的に矩形の誘
導性通路6を形成し、かつ誘導性通路6を形成する内プ
レート部材5と前パネル1゜の上部との間には容量性シ
ール9を有する。ただし、誘導性通路6の方向へ2段折
れした段状部5゜は内プレート部材5の底端部に設けら
れ、かつ孔5”d (第5図)は誘導性通路6と段状部
5″の縦部5゜ Cの内側方向へ折れた下水平部5”
bに所定間隔で形成されている。
にドア2に延在して形成されたの内プレート部材5と外
プレート部材4とを有し、それにより実質的に矩形の誘
導性通路6を形成し、かつ誘導性通路6を形成する内プ
レート部材5と前パネル1゜の上部との間には容量性シ
ール9を有する。ただし、誘導性通路6の方向へ2段折
れした段状部5゜は内プレート部材5の底端部に設けら
れ、かつ孔5”d (第5図)は誘導性通路6と段状部
5″の縦部5゜ Cの内側方向へ折れた下水平部5”
bに所定間隔で形成されている。
更に、上記外プレート部材4の底端部は下方向へ曲折し
て前バネル1゛と平行になり、[形曲折部4bを形成し
、前パネル1゛との間に補助的容量性シールlOを形成
する。段状部5゜の下水平部5’bと該曲折部4bの上
面との間に形成された誘導性通路6の開口部6゜はプラ
スチック材の誘導性カバー7で閉鎖される. [作用と効果〕 次に、本発明の作用と効果を詳細に説明する。
て前バネル1゛と平行になり、[形曲折部4bを形成し
、前パネル1゛との間に補助的容量性シールlOを形成
する。段状部5゜の下水平部5’bと該曲折部4bの上
面との間に形成された誘導性通路6の開口部6゜はプラ
スチック材の誘導性カバー7で閉鎖される. [作用と効果〕 次に、本発明の作用と効果を詳細に説明する。
加熱室8から外部へ漏れる電磁波エネルギの流れは第6
図のごと< Poyntingのベクトル式、S=T
x T [mW/c+s”] テ表サレル。式中、Sは
z方向の要素、EはX方向の要素、Hはy 方向の要素
を表す。かかるベクトル要素を防ぐためにX方向のi!
磁波エネルギ進行を閉塞するチョークおよび丁方向の進
行を閉塞するチョークが必要である。
図のごと< Poyntingのベクトル式、S=T
x T [mW/c+s”] テ表サレル。式中、Sは
z方向の要素、EはX方向の要素、Hはy 方向の要素
を表す。かかるベクトル要素を防ぐためにX方向のi!
磁波エネルギ進行を閉塞するチョークおよび丁方向の進
行を閉塞するチョークが必要である。
本発明において、段状部5゛に間欠的に形成された孔5
゜d はT方向への電磁波エネルギ進行に対する帯域消
去フィルタとして働いて、↑方向の漏れを防止する。か
かる間欠的に設けた孔により形成される付加的キャパシ
タンス(fringing capacjtance)
を第8図に示した。即ち、C1と02との付加的キャバ
シタンス(第8図)は前パネルl゛と孔5’dとの間に
生じ、C3と04の付加的キャパシタンスは孔5cとチ
ョーク通路6の外プレート部材4の縦部材4dとの間に
生じる。
゜d はT方向への電磁波エネルギ進行に対する帯域消
去フィルタとして働いて、↑方向の漏れを防止する。か
かる間欠的に設けた孔により形成される付加的キャパシ
タンス(fringing capacjtance)
を第8図に示した。即ち、C1と02との付加的キャバ
シタンス(第8図)は前パネルl゛と孔5’dとの間に
生じ、C3と04の付加的キャパシタンスは孔5cとチ
ョーク通路6の外プレート部材4の縦部材4dとの間に
生じる。
更に、かかる間欠的孔構造はフィルタとして働くことは
Floquetの定理として知られている。即ち、この
構造において、訃β関係(分散関係)が誘導されるとβ
はある帯域で虚数となり、電磁波エネルギは減衰して、
訃β関係は段状部5゛の縦部5” Cの幅D1および第
5図の孔5’dの幅D2の関数となる。また、同様に前
パネル1゜ と縦部5゜Cとの間の隙間の関するとなる
。従って、電磁波エネルギは電子オーブン用に使用され
る2450MHzの周波数近辺で減衰するように形成さ
れている。この間欠的孔構造は帯域消去フィルタとして
作用するので、↑方向への電磁波エネルギの漏れ進行を
防止できる。
Floquetの定理として知られている。即ち、この
構造において、訃β関係(分散関係)が誘導されるとβ
はある帯域で虚数となり、電磁波エネルギは減衰して、
訃β関係は段状部5゛の縦部5” Cの幅D1および第
5図の孔5’dの幅D2の関数となる。また、同様に前
パネル1゜ と縦部5゜Cとの間の隙間の関するとなる
。従って、電磁波エネルギは電子オーブン用に使用され
る2450MHzの周波数近辺で減衰するように形成さ
れている。この間欠的孔構造は帯域消去フィルタとして
作用するので、↑方向への電磁波エネルギの漏れ進行を
防止できる。
更に、丁方向のチョークとしてλg / 4誘導性シー
ルは重要な働きをする。また、加熱室8からの電磁波エ
ネルギの流れは第9図に示した。即ち、電磁波が加熱室
8のA点から外部のC点へ流れる場合、加熱室8のイン
ピーダンス関係はjXで表わされ、jXが無限になる点
がA−+C路上になるとA→C伝送線は開放して周波数
エネルギの漏洩が防止される。
ルは重要な働きをする。また、加熱室8からの電磁波エ
ネルギの流れは第9図に示した。即ち、電磁波が加熱室
8のA点から外部のC点へ流れる場合、加熱室8のイン
ピーダンス関係はjXで表わされ、jXが無限になる点
がA−+C路上になるとA→C伝送線は開放して周波数
エネルギの漏洩が防止される。
本発明のλg / 4誘導性シールは上記した2の容量
性シール9とlO、および所定間隔の孔5’dで形成さ
れた段状部5゜を有する。かかの構造の誘導性シールが
形成されると、誘導性通路6の長さLと幅W、および段
状部5゜の下水平部5’ bと外プレート部材4の下
水千面4cとの間の高さH等は重要なファクタであり、
間欠的孔5”d、および第lと第2容量性シール9と1
0の形成に重要なファクタはDI,D2、Eおよび第5
図の内プレート部材5の上縦部等である。これら各ファ
クタを適宜に制御して最高の状態にし、誘導性シールの
最適構造を得る試験を第6図の装置により行った。参照
番号11は周波数検出器、I2はスペーサを表す。
性シール9とlO、および所定間隔の孔5’dで形成さ
れた段状部5゜を有する。かかの構造の誘導性シールが
形成されると、誘導性通路6の長さLと幅W、および段
状部5゜の下水平部5’ bと外プレート部材4の下
水千面4cとの間の高さH等は重要なファクタであり、
間欠的孔5”d、および第lと第2容量性シール9と1
0の形成に重要なファクタはDI,D2、Eおよび第5
図の内プレート部材5の上縦部等である。これら各ファ
クタを適宜に制御して最高の状態にし、誘導性シールの
最適構造を得る試験を第6図の装置により行った。参照
番号11は周波数検出器、I2はスペーサを表す。
第7図は各種ファクタをセットした状態での長さLによ
る漏れの変化を示す。長さLがλg/4のとき漏れは最
小である。
る漏れの変化を示す。長さLがλg/4のとき漏れは最
小である。
上記したように、本発明による1i磁波エネルギ漏れ防
止装置は所定間隔の孔構造と補助的容量性シールが形成
されているのでX方向および2方向に対する電磁波エネ
ルギの漏れを同時に防止して高価なフエライトゴムを使
用することなく完全な周波数漏れを防止する効果がある
。更に、誘導性通路の内プレート部材に対して2段折れ
した段状部により誘導性通路の幅を減少させるのでドア
の厚みを従来装置よりも薄くできる効果がある。
止装置は所定間隔の孔構造と補助的容量性シールが形成
されているのでX方向および2方向に対する電磁波エネ
ルギの漏れを同時に防止して高価なフエライトゴムを使
用することなく完全な周波数漏れを防止する効果がある
。更に、誘導性通路の内プレート部材に対して2段折れ
した段状部により誘導性通路の幅を減少させるのでドア
の厚みを従来装置よりも薄くできる効果がある。
第1図は本発明を応用できる電子オーブンの斜視図、
第2図は従来誘導性シール構造を示す部分断面図、
第3図は伝送線上のインピーダンスの関係を示す説明概
略図、 第4図は本発明による誘導性シール構造を示す部分断面
図、 第5図は本発明の誘導性シール構造を示す部分断面詳細
斜視図、 第6図は本発明の誘導性シールの最適構造を得るための
テスト装置の説明概略図、 第7図は第6図の装置により測定した誘導性シルの長さ
と漏れの関係を表したグラフ、第8図は本発明の誘導性
シールに設けた孔により形成された付加的キャパシタン
スの説明概略図、および 第9図は加熱室内から外部へ漏れる電磁波エネルギの流
れを示す説明概略図である。 1・・・電子オーブンの本体、 l゛・・・前パネル、 2・・・ドア、3・・・
ガラス、 4・・・外プレート部材、5・・・
内プレート部材、5’ d・・・孔、6・・・誘導性
通路、 7・・・誘導性カバ9・・・容量性シール、 10・・・補助的容量性シール。
略図、 第4図は本発明による誘導性シール構造を示す部分断面
図、 第5図は本発明の誘導性シール構造を示す部分断面詳細
斜視図、 第6図は本発明の誘導性シールの最適構造を得るための
テスト装置の説明概略図、 第7図は第6図の装置により測定した誘導性シルの長さ
と漏れの関係を表したグラフ、第8図は本発明の誘導性
シールに設けた孔により形成された付加的キャパシタン
スの説明概略図、および 第9図は加熱室内から外部へ漏れる電磁波エネルギの流
れを示す説明概略図である。 1・・・電子オーブンの本体、 l゛・・・前パネル、 2・・・ドア、3・・・
ガラス、 4・・・外プレート部材、5・・・
内プレート部材、5’ d・・・孔、6・・・誘導性
通路、 7・・・誘導性カバ9・・・容量性シール、 10・・・補助的容量性シール。
Claims (1)
- 1、加熱室を開閉するドア、上記ドアと上記加熱室の前
パネルとの間に第1容量性シールを形成する内プレート
部材、上記内プレート部材の先端部に固定設置されかつ
上記内プレート部材との間に所定間隔を保つことにより
誘導性通路を形成する外プレート部材、上記内プレート
部材の下端部で上記誘導性通路の方向へ2段に折れて垂
直部と上下水平部とを有する段状部、上記段状部の下水
平部と垂直部で所定の間隔に形成された孔、上記外プレ
ート部材の下端部で■形に折れて上記加熱室の前パネル
との間で第2容量性シールを形成する折れ部材、および
上記外プレート部材の折れ部材と上記段状部の下水平部
との間に形成された上記誘導性通路の開口部を閉塞する
誘導性カバーから成ることを特徴とする電子オープン用
電磁波エネルギ封鎖装置。
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