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JPH03212605A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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Publication number
JPH03212605A
JPH03212605A JP870890A JP870890A JPH03212605A JP H03212605 A JPH03212605 A JP H03212605A JP 870890 A JP870890 A JP 870890A JP 870890 A JP870890 A JP 870890A JP H03212605 A JPH03212605 A JP H03212605A
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JP
Japan
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focus
distance measurement
area
defocus
view
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Pending
Application number
JP870890A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Aoyama
圭介 青山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP870890A priority Critical patent/JPH03212605A/ja
Priority to EP91100463A priority patent/EP0438140B1/en
Priority to DE69119795T priority patent/DE69119795T2/de
Publication of JPH03212605A publication Critical patent/JPH03212605A/ja
Priority to US07/905,233 priority patent/US5307112A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の被写体領域のデフォーカス量を検出し
焦点検出を行う多点焦点検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、カメラの焦点検出装置として、撮影レンズの異な
る射出瞳領域を通過した被写体領域からの光束を一対の
ラインセンサー上に結像させ、被写体像を光電変換して
得られた一対の像信号の相対位置変位量を求めることに
より、被写体領域のデフォーカス量を検出する方法がよ
く知られている。又、上記方法において、焦点検出系(
光学系、センサー)を複数組用意することによって、複
数の被写体領域のデフォーカス量をそれぞれ検出する方
法も多数提案されている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
上記複数の領域に対してそれぞれデフォーカス量の検知
を行った場合、複数の被写体領域に対する測距が行われ
ることとなるが、最終的に焦点調節を行うのは1点の測
距領域に対する被写体を対象とするため、カメラ側に複
数の領域の中から何らかの判定条件で被写体領域を選択
する手段をもうけ、被写体領域のうち1つに対して焦点
調節を行う様に構成される。
この場合、選択された領域がどの領域であるかがわから
なくなるので、例えばファインダー内に選択領域を表示
する表示手段を配して選択領域、即ち焦点調節された領
域を知らせしめる必要がある。
一方、上記の如く構成すると複数領域のうち一つの領域
が選択され、その領域のみが表示されることとなり、上
記選択領域におけるデフォーカス量に対して近いデフォ
ーカス量を示す領域があった場合でも一つの領域しか表
示されな(なり、撮影者は本来複数の領域の被写体が同
−又はほぼ同一のデフォーカス量を示し、そのうち一つ
の領域の被写体に対してピントを合わせれば他の領域の
被写体に対してもピントが合った状態となるにもかかわ
らず、これを知ることが出来な(なる。又、各領域にお
ける被写体がほぼ同一距離にある場合には焦点検出動作
を繰り返し行うごとに選択される領域が変化し、表示さ
れる領域がそのつど変わってしまい、撮影者に焦点検出
が不安定になされていると思われるおそれがある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記事項に鑑みなされたもので、被写体領域に
対応した測距領域表示を選択された被写体領域に対応し
た表示だけでな(、選択された被写体領域とのデフォー
カス差が一定のしきい値以内であれば、その領域をも同
時に表示するようになし、上述の問題を解消した焦点検
出装置の表示回路を提供せんとするものである。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る自動焦点調節装置に採用される焦
点検出装置の概略構成を示す図である。
図中、MSKは視野マスクであり、中央に十字形の開ロ
部MSK−1.両側の周辺部に縦長の開口部MSK−2
,MSK−3を有している。FLDLはフィールドレン
ズであり、視野マスクの3つの開口部MSK−1,MS
K−2,MSK−3に対応して、3つの部分FLDL−
1,FLDL−2,FLDL−3から成っている。DP
は絞りであり、中心部には上下左右に1対ずつ計4つの
開口DP−1a、  DPlb。
DP−4a、 DP−4bを、また左右の周辺部分には
1対2つの開口DP−2a、  DP2b及びDP−3
a。
DP−3bがそれぞれ設けられている。前記フィールド
レンズFLDLの各領域FLDL−1,FLDL−2゜
FLDL−3はそれぞれこれらの開口対DP−1,DP
4、DP−2,DP3を不図示の対物レンズの射出瞳付
近に結像する作用を有している。AFLは4対計8つの
レンズAFL−1a、 AFL−1b、 AFL−4a
A F L −4b 、 A F L −2a 、 A
 F L−2b 、 A F L −3a 。
AFL−3bからなる2次結像レンズであり、絞りDP
の各開口に対応して、その後方に配置されている。
SNSは4対ノセンサ列5NS−R,5NS−C,5N
S−L、5NS−CHから成るセンサであり、各2次結
像レンズAFLに対応してその像を受光するように配置
されている。
この第1図に示す焦点検出系では、撮影レンズの焦点が
フィルム面より前方にある場合、各センサ列対上に形成
される被写体像は互いに近づいた状態になり、焦点が後
方にある場合には、被写体像は互いに離れた状態になる
。この被写体像の相対位置変位量は撮影レンズの焦点外
れ量と特定の関数関係にあるため、各センサ列対でその
センサ出力に対してそれぞれ適当な演算を施せば、撮影
レンズの焦点外れ量、いわゆるデフォーカス量を検出す
ることが出来る。
以上で説明したような構成をとることにより、不図示の
対物レンズにより撮影または観察される範囲の中心付近
では、光量分布が上下または左右の一方向にのみ変化す
るような物体に対しても測距することが可能となり、中
心以外の視野マスクの周辺の開口部MSK−2,MSK
−3に対応する位置にある物体に対しても測距すること
ができる。
第2図は第1図の焦点検出系を持つ焦点検出装置をカメ
ラ内に収納した場合の配置を示したものである。
図中、LNSはズーム撮影レンズ、QRMはクイックリ
ターンミラー、FSCRNは焦点板、PPはペンタプリ
ズム、EPLは接眼レンズ、FPLNはフィルム面、S
Mはサブミラー、MSKは視野マスク、■CFは赤外カ
ットフィルタ、FLDLはフィールドレンズ、RMI、
RM2は第1.第2の反射ミラー、SHMSNは遮光マ
スク、DPは絞り、AFLは2次結像レンズ、AFPは
反射面AFP−1と射出面AFP−2を有するプリズム
部材、SNSはカバーバラス5NSCG及び受光面5N
SPLNを有するセンサである。プリズム部材AFPは
、アルミ等の金属反射膜を蒸着した反射面AFP−1を
有し、2次結像レンズAFLからの光束を反射して、射
出面AFP−2に偏向する作用を有している。SPIは
発光ダイオード、LNSAは屈折率分布型のレンズアレ
イ、LNSBは投光レンズである。発光ダイオードSP
Iの光束はレンズアレイLNSA及び投光レンズLNS
Bを介し、クイックリターンミラーQRM上で反射され
た後、焦点板FSCRN上の表示部を照明する。
第3図は第1図の如き焦点検出装置を備えたカメラの具
体的な構成の一例を示す回路図であり、先ず各部の構成
について説明する。
第3図において、PH1はカメラの制御装置で、例えば
、内部にCPU (中央処理装置)、ROM、RAM。
A/D変換機能を有するlチップのマイクロコンピュー
タ(以下マイコンと記す)である。マイコンPR8はR
OMに格納されたカメラのシーケンスプログラムに従っ
て、自動露出制御機能、自動焦点調節機能、フィルムの
巻上げ巻戻し等のカメラの一連の動作を行っている。そ
のために、マイコンPR3は通信用信号So、 SI、
 5CLK、通信選択信号CLCM、C3DR,CDD
Rを用いて、カメラ本体内の周辺回路及びレンズ内制御
装置と通信を行って、各々の回路やレンズの動作を制御
する。
SOはマイコンPR5から出力されるデータ信号、SI
はマイコンPR3に入力されるデータ信号、5CLKは
信号So、  SIの同期クロックである。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子VLに電力を供給すると
ともに、マイコンPR5からの選択信号CLCMが高電
位レベル(以下、“H”と記し、低電位レベルは“L”
と記する)のときには、カメラとレンズ間の通信バッフ
ァとなる。
マイコンPR3が選択信号CLCMを“H″にして、5
CLKに同期して所定のデータを信号SOとして送出す
ると、バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間通信接点
を介して、5CLK、Soの各々のバッファ信号LCK
、DCLをレンズへ出力する。それと同時にレンズLN
Sからの信号DLCのバッファ信号を信号SIとして出
力し、マイコンPR3は5CLKに同期して信号SIを
レンズのデータとして入力する。
DDRはスイッチ検知及び表示用回路であり、信号CD
DRが“H”のとき選択されて、So、  Sl。
5CLKを用いてマイコンPR3から制御される。
DDRはスイッチSWS群の状態に変化があると、IR
Qを“L”にしてマイコンPR5にスイッチの変化があ
ったことを知らせる。マイコンPR3は5O9SI、5
CLKでスイッチ変化状態送信命令を通信してスイッチ
の変化状態を検知する。DDRはスイッチ変化状態送信
命令を受信すると、スイッチの変化状態をマイコンPR
8に出力し、IRQを“H”にもどす。
マイコンPR8はSo、SI、5CLKを用いて表示命
令と表示データをDDRに通信することにより表示制御
を行う。DDRは表示命令コマンド及び表示データを受
信するとそのコマンドに応じて外部表示部材DSPやフ
ァインダー内表示駆動用トランジスタ、TR−L、TR
−C,TR−Rを0N10FFさせる。
SWI、SW2は不図示のレリーズボタンに連動したス
イッチで、レリーズボタンの第1段階の押下によりSW
Iがオンし、引続いて第2段階の押下でSW2がオンす
る。マイコンPR5はSWIオンで測光、自動焦点調節
を行い、SW2オンをトリがとして露出制御とその後の
フィルムの巻上げを行う。
なお、スイッチSW2はマイコンであるPR8の「割込
み入力端子」に接続され、SWlオン時のプログラム実
行中でもSW2オンによって割込みがかかり、直ちに所
定の割込みプログラムへ制御を移すことができる。
MTRIはフィルム給送用、MTR2はミラーアップ・
ダウン及びシャッタばねチャージ用のモータであり、各
々の駆動回路MDR1,MDR2により正転、逆転の制
御が行われる。マイコンPR3からMDRI、MDR2
に入力されている信号MIF、M2R。
M2F、M2Rはモータ制御用の信号である。
MCI、MG2は各々シャッタ先幕・後幕走行開始用マ
グネットで、信号SMGI、5MG2、増幅トランジス
タTRI、TR2で通電され、マイコンPR3によりシ
ャッタ制御が行われる。LPR3はレンズ内制御回路で
、該回路LPR3I:LCKに同期して入力される信号
DCLは、カメラから撮影レンズLNSに対する命令の
データであり、命令に対するレンズの動作は予め決めら
れている。
制御回路LPR8は所定の手続きに従ってその命令を解
析し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからレ
ンズの各部動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞
りの駆動状態等)や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦
点距離、デフォーカス量対焦点調節光学系の移動量の係
数等)の出力を行う。
このため、−旦カメラから焦点調節の命令が送られた後
は、カメラの制御装置であるところのマイコンPR5は
レンズの駆動が終了するまで、レンズ駆動に関して全(
関与する必要がない。
LTMRは焦点調節光学系を光軸方向に移動させて焦点
調節を行わせるモーターで制御回路LPR8にて制御さ
れる。
又、LPR3はカメラから絞り制御の命令が送られた場
合には、同時に送られてくる絞り段数に従って、絞り駆
動用としては公知のステッピングモータDMTRを駆動
する。SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受
光する露出制御用の測光センサであり、その出力5SP
CはマイコンPR3のアナログ入力端子に入ツJされ、
A/D変換後、所定のプログラムに従って自動露出制御
に用いられる。
SDRは焦点検出用ラインセンサ装置SNSの駆動回路
であり、信号C3DRが“H”のときに選択されて、S
o、SI、5CLKを用いてマイコンPR3から制御さ
れる。
駆動回路SDRからセンサ装置SNSへ与える信号5E
LO,5ELIは、マイコンPR3からの信号5ELO
5ELIそのもので、5ELO=“L’、SELに“L
”のときセンサ列対5NS−Rを、5ELO−“H“、
φ5ELL−“L”のときセンサ列対5NS−Cを、5
ELO″L″ 5EL1= ”H”のときセンサ列対5
NS=Lを、5ELO= ”H”、5ELL−“H″の
ときセンサ列対5NS−CHをそれぞれ選択する信号で
ある。
蓄積終了後に、5ELO,5ELIを適当に設定して、
それから読み出しクロックRCKを送ることにより、5
ELO,5ELLで選択されたセンサ列対の像信号が出
力VOUTから順次シリアルに出力される。センサ駆動
回路SDRの出力VIDEOは、センサ装置SNSから
の像信号VOUTと暗電流出力の差をとった後、被写体
の輝度によって決定されるゲインで増幅された像信号で
ある。上記暗電流出力とは、センサ列中の遮光された画
素の出力値であり、SDRはマイコンPR3からの信号
によってコンデンサにその出力を保持し、これと像信号
との差動増幅を行う。出力VIDEOはマイコンPR3
のアナログ入力端子に入力されており、該マイコンPR
8は同信号をA/D変換後、そのディジタル値をRAM
上の所定アドレスへ順次格納してゆ(。
信号TINTER,TINTEC,TIN置、 TIN
TECHはそれぞれセンサ列対5NS−R,5NS−C
,SNSL、5NS−CHに蓄積された電荷で適正とな
り、蓄積が終了したことを表す信号で、マイコンPR3
はこれを受けて像信号の読出しを実行する。なお、セン
サ駆動回路SDR,センサ装置SNSの動作については
先に本出願人より、2対のセンサ列を有する焦点検出装
置として特開昭63−216905号等で開示している
ので、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のようにして、マイコンPR3は各センサ列対上に
形成された被写体像の像情報を受けとって、その後所定
の焦点検出演算を行い、撮影レンズのデフォーカス量を
知ることが出来る。
次いで上記構成によるカメラの自動焦点調節装置につい
て以下のフローチャートに従って説明する。
第4図(a) (b)は本実施例のメインシーケンスの
フローチャートである。該フローチャートに従って以下
説明する。
(1)カメラのメインスイッチをONにすると、カメラ
の初期設定を行いメインループ(ステップ(2))に入
る。
(2)まず最初に測光&測距スイッチ(以後5WI)が
ONされているかどうかチエツクする。もしSWIがオ
ンならば(13)へ進み、SWIがOFFならば(3)
へ分岐する。
(3)合焦表示をOFFする(過去に合焦表示がONさ
れている場合ここでOFFする)。
(4)測距視野選択スイッチがONされているかどうか
をチエツクし、もしONならば(5)へ、OFFならば
(6)へ分岐する。尚、測距視野選択スイッチは第3図
のスイッチ群SWSの内の一つのスイッチである。
(5)測距視野選択スイッチがONされていたら測距視
野選択モードに入る。測距視野選択モードフラグ(SE
LECT−MODE)をセットする。
(6)測距視野選択スイッチがOFFの場合既に測距視
野選択モードに入っているかどうかチエツクする。測距
視野選択フラグ(SELECT−MODE)がセットさ
れていれば(7)へ進み、クリアされていれば(11)
へ分岐する。
(7)測距視野変更スイッチにより測距視野が変更、さ
れていれば(8)へ分岐する。測距視野の変更はダイヤ
ルスイッチにより行う。尚、測距視野の変更のほか、測
距視野を自動的に切り換える測距視野自動選択モードの
設定も行われる。
(8)測距視野が変更されると使用する測距センサーを
記憶するメモリを書換える。
(9)測距で使用する測距視野に対応するファインダー
内表示(以後SI表示)を点灯させる。
(10)カメラのメインスイッチがONかどうかチエツ
クし、もしONならば(2)に戻りメインループを繰り
返し実行する。OFFならばカメラの動作を停止する。
(11) (6)で測距視野選択モードでない場合、他
のスイッチをチエツクし、もしONならば(12)へ進
み、OFFならば(10)へ分岐する。他のスイッチに
ついては本発明と直接の関係がないため詳しい説明は省
略する。
(12)ONされたスイッチに応じた処理を行い(10
)に進む。
上記ステップ(7) (8) (9)の動作について詳
述する。これらのステップは上述の如(測距視野選択モ
ードに入った状態で実行される。ステップ(7)では例
えばカメラの外部に設けた操作ダイヤルの回転操作に連
動してオンオフするスイッチ(スイッチ群SWSのうち
の所定のスイッチ)のオンオフ状態を上記DDRとPH
1との通信にてマイコンPR3にて検知する。ステップ
(7)にて上記ダイヤル操作が検知されると上述の如く
ステップ(8)に進む。本実施例ではセンサーとしては
中央部の縦センサー5NS−C,横センサー5NS−C
H,左右セン”j−−5NS−R,5NS−Lが設けら
れ、3部分(左、中央、右)の測距視野となっており、
ダイヤル操作の検知が行われるごとに左、中央部、右セ
ンサー、全センサーを順次サイクリックに指定し、この
指定されたセンサーが記憶される。尚全センサーの指定
は自動選択モードの指定を意味している。ステップ(9
)では上記ステップ(8)にて記憶されたセンサーに対
応するトランジスターTRL、TRC,TRLを駆動す
べ(、マイコンPR3から回路DDRへ通信がなされ、
上記記憶されたセンサーに対応する発光ダイオード5P
IL、  5PIC。
5PILが1つ選択され点灯し、後述の如くファインダ
ー内で選択視野を表示する。尚全センサーが指定されて
いる時、即ち自動選択モードの時は発光ダイオードは非
点灯状態に保持されるものとする。
上記ステップ(7)〜(9)にて上述の如(撮影者が選
択した測距視野のファインダー内表示がなされる。
次にスイッチSWをオンとした場合につき説明する。こ
の場合は(2)から(13)へ分岐する。
(13)測距視野選択モードフラグをクリアして測距視
野選択モードを解除する。
(14)Sr表示をOFFする。これにて選択され点灯
している発光ダイオードが消灯する。
(15)SWIが押されてから1回目のステップ(15
)の実行であるかどうか判定する。1回目であれば(1
6)へ進み、2回目以降は(20)へ分岐する。
(16)測距視野が指定されているかどうかを判定する
。測距視野が指定されていれば(17)へ進み、測距視
野が自動選択モードの場合は(20)へ分岐する。
(17)測距視野が指定されている場合、測距視野に対
応するS1表示をステップ(9)と同様にして行う。
(18)Sr表示を行ったまま一定時間WAITする。
(19) (18)で一定時間WAITした後Sr表示
をOFFする。(17)〜(19)で一定時間だけSr
表示を行い測距視野の表示を行い、自動選択モードの場
合は表示を行わない。
(20)AFサブルーチンをCALLL焦点検出動作及
び自動選択の場合測距視野の選択演算を行う。
該AFサブルーチンについては後述する。
(21)焦点検出結果が合焦であるかどうか判定する。
焦点検出結果が合焦の場合JFフラグがAFサブルーチ
ンにてセットされており、ここではJFフラグで判定を
行う。JFフラグがクリアされている場合(22)へ進
み、セットされている場合は(23)へ分岐する。
(22)非合焦の場合、合焦表示を0FFLメインルー
プを繰り返す。
(23)前回合焦であったかどうか判定する。前回も合
焦なら(28)へ進み、前回非合焦で今回合焦なら(2
4)へ分岐する。
(24)合焦表示をONする。この合焦表示はDDRか
らの信号でトランジスタJFTRをオンとして発光ダイ
オードJFLEDを点灯させることで実行する。
(25)Sr表示をONする。測距視野が指定されてい
る場合は指定された測距視野に対応するS1表示を行い
、測距視野自動選択の場合は自動選択ルーチンで決定し
た測距視野に対応するSr表示を行う。
(26)一定時間のWAITを行う。
(27)Sr表示をOFFする。
(28)レリーズスイッチ(SW2)がONされている
かどうかチエツクし、SW2がONならば不図示のレリ
ーズ処理を行う。SW2がOFFならばメインループを
繰り返す。
第5図は第4図(b)のステップ(20)における焦点
検出動作を示すフローチャートである。第5図に従って
焦点検出動作を説明する。
(30)AFスタート。焦点検出はAFルーチンを繰り
返し実行することで行われる。
(31)AFI回目かどうか判定する。1回目の場合は
(32)へ進み、2回目以降は(36)へ分岐する。
(32)測距視野が指定されているか自動選択モードか
を判定する。自動選択モードの場合は(33)へ進み、
測距視野が指定されている場合は(34)へ分岐する。
(33)測距視野自動選択モードの場合はすべての測距
センサーで焦点検出を行う。すべてのセンサーに対応す
るフラグをセットする。
(34)測距視野が指定されている場合は指定された測
距視野に対応する測距センサーのフラグのみをセットす
る。
(35)焦点検出の為のパラメータをクリアおよびセン
サーの初期化をおこなう。
(36)センサーの蓄積ルーチンをコールする。このル
ーチン内では、(33)または(34)フラグ指定され
たセンサーの蓄積を行い、蓄積終了後センサー信号をA
/D変換しながら読み込む。更にセンサー信号に補正を
行い焦点検出に適したデータに変換する。
(37) (36)で得られたセンサー信号から既知の
演算方法によって焦点検出演算を行う。このサブルーチ
ンで指定された測距視野のデフォーカス量が検出される
(38)測距視野自動選択モードかどうか判定する。
測距視野が自動選択の場合(39)へ進み、測距視野が
指定されている場合(39)を行わず(40)へ分岐す
る。
(39)測距視野選択ルーチンをコールする。測距視野
選択ルーチンでは所定のアルゴリズムに従い、計算され
たデフォーカス量から一つの測距視野を選択する。この
測距視野選択アルゴリズムとしては、各デフォーカス量
のうちもつとも近距離の被写体を示すデフォーカス量の
選択及び、このデフォーカス量に対する視野選択等が採
用される。
(40)合焦判定を行う。測距視野が指定されている場
合は指定された測距視野のデフォーカス量が、又、測距
視野自動選択の場合は選択された測距視野のデフォーカ
ス量が合焦範囲内かどうかの判定が行われる。
(41) (40)の判定結果によって分岐を行う。合
焦の場合(42)へ進み、非合焦の場合(47)へ分岐
する。
(42)合焦の場合JFフラグをセットする。
(43)測距視野自動選択かどうか判定する。自動選択
の場合(44)へ進み、測距視野が指定されている場合
は(49)へ分岐する。
(44)レンズのモードがオートフォーカスかマニュア
ルフォーカスかを判定する。オートフォーカスの場合(
45)へ進み、マニュアルフォーカスの場合(46)へ
分岐する。
(45)深度白判定ルーチンをコールする。このルーチ
ンでは測距視野が自動選択モードで、かつオートフォー
カスモードが設定されている場合は自動選択された測距
視野のデフォーカス量と他の測距視野のデフォーカス量
との差が一定のスレショルド値以内の時はその測距視野
に対応する表示用フラグをオンとする。
(46)合焦範囲内判定ルーチンをコールする。このル
ーチンではマニュアルフォーカスの場合自動選択された
以外の測距視野のデフォーカス量がそれぞれ合焦範囲内
か否かを判定し、合焦範囲内の視野に対応する表示用フ
ラグをオンとする。
(47)オートフォーカスモードがマニュアルフォーカ
スモードかを判定し、オートフォーカスモードの時には
(48)へ進み、マニュアルフォーカスモードの時には
(49)へ進む。
(48)レンズ駆動ルーチンをコールする。このルーチ
ンでは選択された測距視野のデフォーカス量からレンズ
駆動量を計算しレンズ駆動を行う。
(49)メインルーチンへリターンする。
上記各フローのステップによる各動作をまとめると次の
如く作動する。
まず測距視野をマニュアルで選択した場合、この場合ス
イッチSWIがなされるとステップ(17)(1B)(
19)にて選択された視野が発光ダイオード5PIL、
5PIC,5PIRのうち一つが所定時間点灯し、ファ
インダー内で表示される。その後AFサブルーチンにて
マニュアル選択された測距視野でのデフォーカス量が求
められ、その視野でのデフォーカス量に基づき合焦か否
かの判定がなされ、非合焦の時にはそのデフォーカス量
分のレンズ駆動がなされる。そして、再度の焦点検出動
作が繰り返される。
上記の合焦判定で合焦と判定された時は(42)(43
)を介して(21) (23)に進む。この時前回の焦
点検出で合焦と判定されていなければ(24)〜(27
)を実行し、合焦表示用発光ダイオードJFLEDが点
灯し、又選択されている視野に対応するダイオードが所
定時間点灯する。以後上記動作を繰り返すが、前回合焦
で今回も合焦の時にはステップ(24)〜(27)は実
行されずSI表示は行われないこととなる。
又、マニュアルフォーカスモードの場合はレンズ駆動が
なされないだけで上記の表示動作が行われる。尚、この
オートフォーカスとマニュアルフォーカスモードはレン
ズLNSに設けたモード設定スイッチにて選択されるも
のとする。
次に、自動選択モードの場合であり、かつオートフォー
カスモードの場合につき説明する。
この場合はスイッチSW1オン時のSI表示は実行され
ずにAFサブルーチンに進む。各測距視野のデフォーカ
ス量のうち所定の一つの視野のデフォーカス量がステッ
プ(39)で選択され、この選択された視野のデフォー
カス量が合焦と見なせるか否かを(41)で判定し、合
焦と判定されるとステップ(42)(43)(44)(
45)が実行される。これらのステップにて上記選択さ
れた視野のデフォーカス量に対して所定値以内のデフォ
ーカス量を示す視野が判定される。よって、ステップ(
24)〜(27)の表示に際して、自動選択された視野
及び該視野のデフォーカス量に近いデフォーカス量を示
す視野がともに所定時間SI表示されることとなる。
次にマニュアルモードが選択されている場合につき説明
する。
この場合自動選択された視野のデフォーカス量が合焦と
判定されれば(46)にてその他の視野のデフォーカス
量もそれぞれ合焦か否か判定される。
従って、SI表示も選択された視野が合焦の時には各合
焦と判定された各視野に対してSI表示されることとな
る。
次いでSI表示の詳細について説明する。
本実施例における焦点板FSCRNの光入射面側には、
第8図の如(フレネルレンズFSCRN−fが設けられ
ており、又、光射出面側には第8図に示すように光拡散
面FSCRN−gが形成されている。又、光射出面上に
は3つの表示部AFMK−R,AFMKC,AFMK−
Lより成る表示体が各測距視野に対応して設けられてい
る。表示部AFMK−R,AFMKC,AFMK−Lは
第9図に示すように、各々撮影画面内の測距範囲を示す
領域を表示しており、多数のプリズム焦合体より構成さ
れている。このとき表示部AFMK−R,AFMK−C
,AFMK−Lは該表示部を構成するプリズムの稜線が
フレネルレンズFSCRN−fの稜線方向に対して略直
交するように配置されている。
これにより表示部はそのプリズムの屈折作用により、後
述する照明光束を接眼レンズ側に効率良く導光すると共
に、フレネルレンズの稜線から生ずるゴースト光が接眼
レンズ側に入射しないようにして表示部及び物体像の良
好なる観察を行っている。
本実施例における表示部AFMK−R,AFMKC,A
FMK−Lの照明方法としては、発光ダイオードSPI
からの光束を第2図示のレンズアレイLNSA及び投光
レンズLNSBを介してクイックリターンミラーQRM
上に導光し、クイックリターンミラーQ RMで反射さ
せた後、焦点板FSCRNの表示部AFMK−R,AF
MK−C,AFMK−Lのうちの選択した所定の表示部
を照明するようにしている。そして該表示部を焦点板F
SCRN上に形成されている物体像と共にファインダー
系を介して観察している。
第6図及び第7図は第2図に示したファインダー系及び
照明系の光路を展開した概略図であり、第6図はその平
面図、第7図はその側面より見た側面図である。第6図
に示すように投光レンズLNSBは3つのレンズ部LN
SB−R,LNSB−C,LNSB−りより構成されて
いる。又投光レンズLNSBは焦点板FSCRN上の3
つの領域AFMK−R,AFMKC,AFMK−Lのう
ちから任意の領域を選択して照明している。又、投光レ
ンズLNSBは第7図に示すように焦点板FSCRNを
角度θで斜方向から照明している。
投光レンズLNSBにより照明される焦点板FSCRN
上の3つの表示部AFMK−R,AFMK−C,AFM
K−Lは多数のプリズムの集合体より構成されており、
各プリズムに入射した照明光束を屈折させて接眼レンズ
EPL方向に導光させている。これにより明るい表示を
行っている。
又、表示部AFMK−R,AFMK−C,AFMKLの
うちの1つの表示部を発光ダイオードSPI−R,5P
I−C,5PI−L及び投光レンズLNSHにより選択
的に照明することにより現在選択されている測距視野を
例えば赤色に、他を黒色で表示することを可能としてい
る。
この様にSI表示系を構成することで、上述の動作にて
ファインダー内に選択視野又は合焦視野が被写体像とと
もにスーパーインポーズ表示されることとなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば被写体領域に対応したファインダー内表
示を、選択された被写体領域に対応した表示だけでなく
、選択された被写体領域とのデフォーカス差が一定のし
きい値以内であれば表示するようにしたため、同一平面
上を測距した時の表示が選択した被写体領域1点だけで
なく、同じ距離を測距している被写体領域全てを表示す
るため、撮影者に各領域の焦点状態を知らせしめること
が出来る。又、再測距を行って選択した被写体領域が変
化しても、同じ距離の被写体領域であれば表示される被
写体領域が変化しないため、再測距のたびに表示が変化
することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る焦点調節装置に採用される焦点検
出装置の構成を示す構成図、 第2図は本発明に係る焦点調節装置をカメラ内に収納し
た状態の配置を示す構成図、 第3図は第1図示の焦点検出装置を備えたカメラの一実
施例を示す回路図、 第4図、第5図は第3図示のカメラの動作を説明するた
めのフローチャートを示す説明図、第6図は第2図に示
したファインダー系及び照明系の光路を展開した平面図
、 第7図は第6図の展開を側面より見た側面図、第8図は
第6図示の焦点板の構成図、 第9図は第6図示の焦点板の表示部を示す構成図である
。 PH1・・・マイコン SNS・・・センサー SPI・・・発光ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の異なる被写体領域のデフオーカス量をそれ
    ぞれ独立して検出するデフオーカス量検出回路と、前記
    複数の異なる被写体領域のうち少なくとも1つの領域を
    指定する指定手段と、該指定手段にて指定された領域の
    デフオーカス量に対してデフオーカス量が近い値を示す
    領域を算出する算出手段と、各領域を指示する指示手段
    と、前記算出手段にて算出された領域及び前記指定手段
    にて指定された領域に対応する指示手段を駆動する駆動
    手段を備えたことを特徴とする焦点検出装置。
  2. (2)前記指定手段にて指定された領域のデフオーカス
    量が合焦範囲にあるか否か判定する合焦判定手段が設け
    られ、該判定手段にて合焦と判定された際に前記駆動手
    段を作動させ指定手段にて指定された領域及び算出手段
    にて算出された領域に対応する指示手段を駆動する特許
    請求の範囲第(1)項に記載の焦点検出装置。
  3. (3)複数の異なる被写体領域のデフオーカス量をそれ
    ぞれ独立して検出するデフオーカス量検出回路と、各デ
    フオーカス量がそれぞれ所定範囲内のデフオーカス量か
    否かを各デフオーカス量ごとに判定する判定回路と、前
    記複数の異なる被写体領域のうち少なくとも1つの領域
    を指定する指定手段と、各領域を指示する指示手段と、
    前記指定手段にて指定された領域のデフオーカス量が前
    記判定回路にて所定範囲内のデフオーカス量であると判
    定された時、該判定回路にて所定範囲内のデフオーカス
    量であると判定された各領域を前記指示手段にて指示さ
    せる指示制御手段を備えたことを特徴とする焦点検出装
    置。
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DE69119795T DE69119795T2 (de) 1990-01-17 1991-01-16 Scharfeinstellungsgerät in einer Kamera
US07/905,233 US5307112A (en) 1990-01-17 1992-06-29 Focus detecting device for detecting focus to a plurality of different areas

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