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JPH03209792A - 両面金属張りフレキシブル印刷配線基板およびその製造方法 - Google Patents

両面金属張りフレキシブル印刷配線基板およびその製造方法

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Publication number
JPH03209792A
JPH03209792A JP424590A JP424590A JPH03209792A JP H03209792 A JPH03209792 A JP H03209792A JP 424590 A JP424590 A JP 424590A JP 424590 A JP424590 A JP 424590A JP H03209792 A JPH03209792 A JP H03209792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
flexible printed
polyimide film
printed wiring
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP424590A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriji Gonda
盛二 権田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkan Industries Co Ltd
Original Assignee
Nikkan Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikkan Industries Co Ltd filed Critical Nikkan Industries Co Ltd
Priority to JP424590A priority Critical patent/JPH03209792A/ja
Publication of JPH03209792A publication Critical patent/JPH03209792A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフレキシブル印刷配線基板に利用され、特に、
両面金属張りフレキシブル印刷配線基板に関する。
〔概要〕
本発明は、両面金属張りフレキシブル印刷配線基板にお
いて、 構造を無接着剤の2層構造片面金属張りフ1/キシプル
印刷配線基板−接着剤−2層構造片面金属張りフレキシ
ブル印刷配線基板とすることにより、製造方法の簡単化
と特性の向上を図ったものである。
〔従来の技術〕
従来の両面金属張りフレキシブル印刷配線基板は、第2
図の模式的断面図にその一例を示すように、構造が、金
属箔1−接着剤3−ポリイミドフィルム2−接着剤3−
金属箔1の5層構造となっている。
通常、この従来の両面金属張りフレキシブル印刷配線基
板の製造方法は、例えば、プラスチックフィルムどして
ポリイミドフィルムを用い、ポリイミドフィルムまたは
金属箔に接着剤を塗布乾燥後貼り合わせ、片面金属張り
フレキシブル印刷配線基板を製造した後、さらに次の工
程で、再度ポリイミドフィルムの他の面に接着剤を塗布
し乾燥後貼り合わせて製造される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、最近、フレキシブル印刷配線基板は、通信機
器、民生機器および産業機器等に極めて広範囲にわたり
使用され、これら機器における実装方法の簡略化、小型
化、高信頼性化および高機能化が進むにつれて、フレキ
シブル印刷配線基板に対する要求は極めて厳しいものが
ある。これに対して従来の両面金属張りフレキシブル印
刷配線基板は、前述のように接着剤を介して金属箔とポ
リイミドフィルムとを一体化しであるために、使用する
際、金属箔を取り除いたエツチング面には、接着剤が露
出し、ポリイミドの特徴よりも接着剤の特徴が出やすく
なり、耐熱性、電気的特性、耐溶剤性および難燃性等が
低下する欠点がある。また、両面金属張りフレキシブル
印刷配線基板の製造にあたっては、その製造工程が複雑
化する欠点がある。
また接着剤を用いずに両面板の長尺品を作成することは
、イミド樹脂生成時に縮合反応により水が発生し、ふ(
れやはがれが生じて、両面銅張り板の製造はきわめて困
難である欠点がある。
本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、特
性を向上させかつ製造工程を簡単にできる両面金属張り
フレキシブル印刷配線基板およびその製造方法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前述の問題点を解決するために鋭意研究を行
い、第1図の模式的断面図にその一例を示すように、金
属箔1とポリイミドフィルム2とが接着剤を介さずに一
体化されている2層構造片面金属張りフレキシブル印刷
配線基板4および5を用いて、ポリイミドフィルム2の
面を相対して有機高分子からなる接着剤3を介して貼り
合わせることにより目的とする両面金属張りフレキシブ
ル印刷配線基板が製造できることを見出した。このよう
にして製造された両面金属張りフレキシブル印刷配線基
板は、耐熱性、電気的特性、耐溶剤性および難燃性にす
ぐれ、フレキシブル印刷配線基板として要求される緒特
性は全て満足する。また、製造工程も一工程のワニス塗
布乾燥貼り合わせて製造でき、非常に簡便である。
すなわち、本発明の両面金属張りフレキシブル印刷配線
基板は、両面に金属箔を有する両面金属張りフレキシブ
ル印刷配線基板において、構造が、金属箔−ポリイミド
フィルム−接着剤−ポリイミドフィルム−金属箔の5層
構造であることを特徴とする。
また、本発明の両面金属張りフレキシブル印刷配線基板
の製造方法は、ポリイミドフィルムに金属箔が接着され
た2層構造片面金属張りフレキシブル印刷配線基板2枚
の前記ポリイミドフィルムどうしを接着剤を用いて接着
することを特徴とする。
本発明におけるポリイミドフィルムの接着方法には、接
着剤の無い2層構造片面金属張りフレキシブル印刷配線
基板のポリイミドフィルム面の接着力を増加するために
、ポリイミドフィルム面をアルカリエツチングのように
処理されであるもの、またはプラズマ処理、マット処理
さらには、1〜7μ口のアンカーコート処理しであるも
のなどについても有効である。
本発明に用いられる接着剤は、カルボキシル基含有アク
リルニトリル共重合体−エポキシ樹脂系、カルボキシル
基含有エチレンアクリル共重合体−エポキシ樹脂系、ポ
リアミド−エポキシ樹脂系、ポリエステル−エポキシ樹
脂系、アクリルニトリルブタジェンゴム系、ブチラール
樹脂系、フッソ樹脂系およびシリコーン樹脂系等、なら
びにこれらの樹脂と硬化剤とを含む組成物からなるもの
であり、これらの接着剤組成物には、必要に応じて、充
填剤、難燃剤および添加剤等を配合することができる。
以上のように本発明に用いられる接着剤は、有機高分子
接着剤であれば特に制限のあるものではない。
〔作用〕
本発明の構造をもつ両面金属張りフレキシブル印刷配線
基板は、中間層である例えばポリイミドフィルムとポリ
イミドフィルムとが接着剤を介して一体化されており、
金属箔とポリイミドフィルム間には接着剤が無いために
、接着剤の影響は受けずにポリイミドフィルムの特徴が
そのままフレキシブル印刷配線基板の特徴となる。すな
わち、耐熱性、特に熱時気中におけるビール強度の劣化
が著しく少ない。またマイグレーション等の電気的特性
に非常に優れ、さらに、ハンダ性および難燃性にも優れ
た両面金属張りフレキシブル印刷配線基板を製造するこ
とが可能となる。さらに、この製造方法は、2枚の2層
構造片面金属張りフレキシブル印刷配線基板を接着剤で
接着するだけでよいので、製造工程を簡単化することが
可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
実施例1 カルボキシル基含有エチレンアクリル共重合体−エポキ
シ樹脂系樹脂および硬化剤からなる接着剤を、濃度40
%の接着剤溶液に調整した。次に、この接着剤溶液を、
塗布乾燥後の厚さが15μ0になるように、接着剤の無
いポリイミドフィルムと銅箔とからなる2層構造片面金
属張りフレキシブル印刷配線基板に塗布し、120℃で
10分間乾燥した。
その後、この2層構造片面金属張りフレキシブル印刷配
線基板のポリイミドフィルム面が接1側になるように積
層し、160℃、60分、40kg/cr++”の条件
でプレス接着し、加熱アフターキュアーさせ、両面金属
張りフレキシブル印刷配線基板を作成した。
実施例2 カルボキシル基含有アクリルニトリルブタジェン共重合
体−エポキシ樹脂系樹脂、硬化剤および充填剤からなる
接着剤を、固型分15%になるようにメチルエチルケト
ン:キシレン=1:1溶液に混合溶解して接着剤溶液を
調整した。そして、この接着剤溶液を用い、実施例1と
同様にして両面金属張りフレキシブル印刷配線基板を作
成した。
実施例3 ポリアミド−エポキシ樹脂および硬化剤からなる接着剤
を固型分20%になるように、メタノールベンジルアル
コール溶液に混合溶解して接着剤溶液を調整した。そし
て、この接着剤溶液を用い、実施例1と同様にして両面
金属張りフレキシブル印刷配線基板を作成した。
比較例1.2.3 実施例1.2および3の接着剤をそれぞれ厚さ25μl
のポリイミドフィルムの表裏両面に塗布し、120℃で
10分間乾燥した。その後、厚さ35μmの電解銅箔を
、ポリイミドフィルムの両面に積層し、160℃、60
分、40kg/Cm2の条件でプレス接着し、その後加
熱アフターキュアーさせ、両面金属張りフレキシブル印
刷配線基板を作成した。
前記のようにして得られた各試料について、銅箔引き剥
がし強度、熱時気中銅箔引き剥がし強度、はんだ耐熱性
、マイグレーションおよび難燃性について試験を行った
。結果は第2表に示すとおりで、実施例は比較例に比べ
て、特に、熱時気中引き剥がし強度が強く、さらに、マ
イグレーションおよび難燃性はすべて合格で、極めてよ
い特性を示した。なお、第1表は接着剤の配合の詳細を
示したものである。
(以下本頁余白) 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、接着剤の無い2
層構造片面金属張りフレキシブル印刷配線基板を、接着
剤を用いてポリイミドフィルム面を相対して接着するこ
とにより、熱時気中での銅箔引き剥がし強度の低下が著
しく小さく、マイグレーションおよび難燃性にも優れた
両面金属張りフレキシブル印刷配線基板を簡単に得るこ
とができ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の両面金属張りフレキシブル印刷配線基
板の一例の構造を示す模式的断面図。 第2図は従来の両面金属張りフレキシブル印刷配線基板
の一例の構造を示す模式的断面図。 1・・・金属箔、2・・・ポリイミドフィルム、3・・
・接着剤、4.5・・・2層構造片面金属張りフレキシ
ブル印刷配線基板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.両面に金属箔を有する両面金属張りフレキシブル印
    刷配線基板において、 構造が金属箔−ポリイミドフィルム−接着剤−ポリイミ
    ドフィルム−金属箔の5層構造であることを特徴とする
    両面金属張りフレキシブル印刷配線基板。
  2. 2.接着剤が、熱硬化型アクリル系接着剤、熱硬化型ナ
    イロン系接着剤、熱硬化型カルボキシル基含有アクリル
    ニトリル共重合体、熱硬化型エポキシ樹脂系接着剤、フ
    ッ素樹脂、あるいはシリコーン樹脂を含む有機高分子接
    着剤である請求項1記載の両面金属張りフレキシブル印
    刷配線基板。
  3. 3.ポリイミドフィルムに金属箔が接着された2層構造
    片面金属張りフレキシブル印刷配線基板2枚の前記ポリ
    イミドフィルムどうしを接着剤を用いて接着する両面金
    属張りフレキシブル印刷配線基板の製造方法。
JP424590A 1990-01-11 1990-01-11 両面金属張りフレキシブル印刷配線基板およびその製造方法 Pending JPH03209792A (ja)

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