JPH03156200A - 立軸ポンプの渦流防止装置 - Google Patents
立軸ポンプの渦流防止装置Info
- Publication number
- JPH03156200A JPH03156200A JP29395989A JP29395989A JPH03156200A JP H03156200 A JPH03156200 A JP H03156200A JP 29395989 A JP29395989 A JP 29395989A JP 29395989 A JP29395989 A JP 29395989A JP H03156200 A JPH03156200 A JP H03156200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- eddy current
- bell mouth
- swirl
- current prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003405 preventing effect Effects 0.000 title abstract description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 38
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 39
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 15
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ンプの締切軸動力の増大を防止するのに好適な立軸ポン
プの渦流防止装置に関する。
防止装置を積極的に使用し、これにより吸水槽の経済性
向上をはかることが望まれている。
手段として、たとえば1984年1月20日付日本機械
学会発行「日本機械学会基準JSMESOO4−198
4J第25頁解説表3−1に紹介されている。その代表
例を第13図(a)(b)第14図(a)(b)および
第15図(a)(ロ)に示すように吸込管5の入口に対
向し、吸水槽1の底面2と側壁3もしくは後壁4に支持
された渦流防止板6を設け、第16図に示すように吸込
管5の周囲から該吸込管5に流入する流体が吸水槽1の
形状などの影響で偏ったときに発生する旋回流を抑制し
、これによって渦Aの発生を抑制するように構成してい
る。
が増大する点につれて配慮がされておらず、ポンプ駆動
用の原動機モータの出力を大きなものに必要があるなど
経済的影響が大きくなるという問題があった。
のように渦小流量で運転した場合、第17図に示すよう
に、羽根車10の入口10aからの逆流12により吸込
ベルマウス8と吸水槽1の底面2との間に旋回流が形成
され、この旋回流11によって低流量域の軸動力を低下
させる作用をすることは既に知られている。ところが、
前記のように渦流防止板6を設けた場合には、該渦流防
止板6によって旋回流11を抑制してしまうため、低流
量域とくに締切運転時の軸動力が増大することになり、
これによりポンプ駆動用の原動機モータの出力を大きな
ものにする必要があるなど経済的影響が大きくなるとい
う問題があった。
小さ(し、かつ有効な渦流防止効果を可能とする立軸ポ
ンプの渦流防止装置を提供することにある。
羽根車と流体を上記ポンプケーシング内に流体するため
の吸込ベルマウスを有する立軸ポンプをポンプ吸水槽内
に設置し、かつ上記ポンプ吸水槽内底面の上記吸込ベル
マウスに直下対向する位置にポンプ吸水槽底面に対して
垂直方向に突出する渦防止板を設置した立軸ポンプの渦
流防止キh 装置において、上記渦流防止群の上記吸込ベルマウスの
中心に対向する位置よりDS/2≦R≦DB/2(ただ
しD3は吸込ベルマウス内径、Diは吸込ベルマウス人
口径である)を満足する半径R以内の範囲に切欠きを設
けたものである。
その範囲より外方の高さよりも低く構成されたものであ
る。
より盛り上がった凸部を設けたものである。
に示す立軸ポンプの羽根車人口10aにおける逆流12
が発生しない流量の場合には、渦流防止板により第13
図乃至第15図に示すように吸込ベルマウスに向かう吸
水槽1内における旋回を持つ流れを抑制し、流体中の渦
の発生を押えることができる。
に示すように、羽根車10の入口10aにおける逆流1
2により吸込ベルマウス8と吸水槽1の底面2との間に
強い旋回流が発生することはよく知られている。たとえ
ば電業社機械VoL、 2 、 No、 2(1978
)第30頁「水槽形状と斜流ポンプの特性(特に低流量
域における特性に関連して)」図12によれば、低流量
域において吸込ベルマウス直下対向位置の吸水槽1の底
面2上の圧力は、流量の減少とともに急激な低下があり
、とくに締切運転時に著しく圧力低下の範囲は、立軸ポ
ンプの中心から吸込ベルマウス8の径以内である。これ
は吸込ベルマウス8の直下に強い旋回流が発生しており
、その旋回流の範囲は吸込ベルマウス径以内であること
を示している。そして低流量域とくに締切点においてよ
り強い旋回流が発生しているときには、旋回流が弱い場
合よりも軸同力が小さいことが前記公知文献図8に示さ
れている。
ウスの直下対向部分に半径R以内D !/2≦R≦D
m/まただしD3は吸込ベルマウスの内径、DBは吸込
ベルマウス人口径)の範囲だけ切欠きを構成し、上記吸
込ベルマウス直下の旋回流が渦流防止板によってさまた
げられるのを防止し、これによって締切運転点における
軸動力の増大を防止することができる。
範囲の高さをその周囲の高さより低くして上記と同一効
果を達成するものである。
範囲の切欠き部分に上記吸水槽底面よりと 盛り上がって凸部を設け、上ittと同一効果を達成す
るものである。
9、吸込ベルマウス8、羽根車(図示せず)から構成さ
れ、吸水槽1内に設置されている。
心直下対向位置よりD !/2≦R≦DB/2(ただし
り、は吸込ベルマウス8の内径、D諺は吸込ベルマウス
8の入口径である。)を満足する半径Rの範囲内におい
て切欠き13a’ 、13b’を有し、吸水槽1の側壁
3に平行に渦流防止板13a、 13bを設けている。
向位置より上記半径Rの範囲内において切欠き14a’
、14b’を有し吸水槽1の側壁3に直角に渦流防止
板14a、14bを設けている。さらに吸水槽1の底面
2には吸水槽1の後壁4にそうで渦流防止板6を設けて
いる。
プの羽根車10の入口10aにおける逆流12が発生し
ない流量の場合には、吸水槽l内に上方から流入した流
体は渦流防止板13a、13b、14a。
8により吸水槽l内に流入するさいに渦の発生を防止す
ることができる。
17図に示すように羽根車10の入口10aにおける逆
流12により吸込ベルマウス8の直下部分に強い旋回流
11が発生する。これに対して本実施例においては渦流
防止板13a、13bおよび14a。
に半径Rにて形成された切欠き13a ’ 、 13b
’14a’ 、14b’が設けられているので、渦流
防止板13a、13b、14a、14bにて旋回流を抑
制された流体は切欠き13a’ 、13b’ 、14a
’ 、14b’内に流入したときバッフル的作用により
切欠き13a’ 、13b’ 、14a’ 、14b’
に発生している旋回流11に順応し、旋回をさまたげる
のを防止する。
えることができる。
下対向部分の吸水槽1内底面2に4個の渦流防止板13
a 、 13 b 、 14 a 、 14 bと後
壁3にそうで渦流防止板6を設けた場合を示しているが
、これに限定されるものでなく吸水槽1内に流入する流
体の流量などによって第2図乃至第4図に示すようにす
ることも可能である。
する。
ス8の直下部分の前記半径R以内の範囲ウス8の直下部
分の前記半径R以内の範囲部分に渦巻防止板15.16
を高さH−hにしたことにより前記第1図に示す実施例
における切欠き13a’、13b’ 、14a’ 、1
4b’と同様な空間を設けた場合である。
と同様な効果を得ることができる。
6図乃至第8図のように渦巻防止板を変形させることも
可能である。
て説明する。
に示す実施例における切欠き13a’、13b’ 、1
4a’ 、14b’内に吸水槽1の底面2′から上方に
円錐台状に盛り上げた凸部13を設けた場合である。
いる場合に第17図に示すように羽根車100入口10
aにおける逆流12により吸込ベルマウス8の直下対向
部分である凸部13上面に強い旋回流11が発生する。
bによって旋回流を抑制された流体は凸部13の円錐周
面にそうで上方の強い旋回流11に引張られるように吸
引されるので凸部13の上面上の旋回流の旋回をさまた
げるのを防止する。
ポンプの羽根車10の人口10aにおける逆流12が発
生しない流量の場合には、渦流防止板13a。
ウス8に向って流れる旋回を抑え流体渦の発生を防止す
ることができる。
流防止板を第10図乃至第12図に示すように変形する
ことが可能である。
槽内に流入する流体の流量、濁度および旋回流れ成分に
よって適宜変形することが可能である。
場合に羽根車の入口からの逆流によって吸込ベルマウス
と吸込槽底面との間に発生する旋回流が渦流防止板によ
って渦流を抑制された流体によって抑制されるのを防ぎ
流体渦の発生を防止することができるので、締切軸動力
の増大を防止することができる。
乃至第15図は従来例を示し各図の(a)は側面図、Φ
)は上面図を示し、第16図は流体の渦流の状態を示し
第17図は立軸ポンプを過小流量で運転する場合の羽根
車の入口における逆流状態を示す説明図である。 1・・・吸水槽、2・・・吸水槽、8・・・吸込ベルマ
ウス、9・・・ポンプケーシング、13.14.15.
16・・・渦流防止板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポンプケーシングに羽根車と、流体を上記ポンプケ
ーシング内に流入するための吸込ベルマウスを有する立
軸ポンプをポンプ吸水槽内に設置し、かつ上記ポンプ吸
水槽内底面の上記吸水ベルマウスに対向する位置にポン
プ吸水槽底面に対して垂直方向に突出する渦流防止板を
設置した立軸ポンプの渦流防止装置において、上記渦流
防止板の上記吸込ベルマウスの中心に直下対向する位置
よりD_S/2≦R≦D_B/2(ただしD_Sは吸込
ベルマウス内径、D_Bは吸込ベルマウスの入口径)を
満足する半径R以内の範囲に切欠きを設けた立軸ポンプ
の渦流防止装置。 2、上記渦流防止板は上記半径R以内の範囲の高さをそ
の範囲より外方の高さよりも低く構成された請求項1記
載の立軸ポンプの渦流防止装置。 3、上記渦流防止板の上記切欠き部分に上記吸水槽底面
より盛り上がった凸部を設けた請求項1記載の立軸ポン
プの渦流防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29395989A JPH07103879B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 立軸ポンプの渦流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29395989A JPH07103879B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 立軸ポンプの渦流防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03156200A true JPH03156200A (ja) | 1991-07-04 |
JPH07103879B2 JPH07103879B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17801404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29395989A Expired - Lifetime JPH07103879B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 立軸ポンプの渦流防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07103879B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006022793A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Ebara Corp | ポンプ場 |
JP2011038513A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | General Electric Co <Ge> | 流体を制御するための装置及びシステム |
CN105697424A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-06-22 | 江苏大学 | 一种泵站用防旋涡装置 |
CN106013332A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-10-12 | 中国农业大学 | 一种泵站进水池消涡结构 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP29395989A patent/JPH07103879B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006022793A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Ebara Corp | ポンプ場 |
JP2011038513A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | General Electric Co <Ge> | 流体を制御するための装置及びシステム |
CN105697424A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-06-22 | 江苏大学 | 一种泵站用防旋涡装置 |
CN106013332A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-10-12 | 中国农业大学 | 一种泵站进水池消涡结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07103879B2 (ja) | 1995-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4389159A (en) | Centrifugal pump | |
EP1404975B1 (en) | Flow stabilizing device | |
JPS602898B2 (ja) | 液体をガスに接触させる装置 | |
US2946345A (en) | Baffle structure for tanks | |
US6527509B2 (en) | Turbo machines | |
CN102003407A (zh) | 一种高效无过载旋流泵叶轮设计方法 | |
JPH03156200A (ja) | 立軸ポンプの渦流防止装置 | |
JPS6043193A (ja) | 接線ブロワ− | |
RU2123617C1 (ru) | Жидкостно-газовый струйный аппарат | |
JP3862135B2 (ja) | ターボ機械及びそれを利用したポンプ機場 | |
JP2003521612A (ja) | 設備の建屋と設備の運転方法 | |
JP2004332713A (ja) | 軸流式ファン構造 | |
JP2592508B2 (ja) | 曲り吸出し管の旋回抑制フイン | |
EP4043796A1 (en) | Range hood | |
US5501572A (en) | Inlet housing for centrifugal pumps | |
JPS6331037B2 (ja) | ||
JP3569616B2 (ja) | 立軸ポンプの吸込水路 | |
JP2512778Y2 (ja) | 全速待機運転ポンプ | |
JPH1088655A (ja) | 予旋回型吸込装置 | |
JPH1162872A (ja) | 立軸型軸流又は斜流ポンプ | |
KR20050008184A (ko) | 탱크 내의 와류 형성 방지 장치 | |
JPH09151900A (ja) | ポンプの吸込水槽 | |
JPS6222644Y2 (ja) | ||
CN107100896A (zh) | 一种具有高效扩散器的炉水循环泵 | |
JPH09209995A (ja) | 排水ポンプの吸込水路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071108 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108 Year of fee payment: 15 |