JPH09209995A - 排水ポンプの吸込水路 - Google Patents
排水ポンプの吸込水路Info
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- JPH09209995A JPH09209995A JP1916496A JP1916496A JPH09209995A JP H09209995 A JPH09209995 A JP H09209995A JP 1916496 A JP1916496 A JP 1916496A JP 1916496 A JP1916496 A JP 1916496A JP H09209995 A JPH09209995 A JP H09209995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸込水路における閉断面部の両側面の近傍で
の表面渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑
制し、排水ポンプに空気が吸込まれるのを防止して、振
動や騒音の発生を避け、揚水可能な最低水位を低いレベ
ルまで下げてポンプ吸水槽の残存水量を少なくするとと
もに、流速を高めてポンプ吸水槽を小型化できるように
する。 【解決手段】 吸水槽1から排水ポンプPへの吸込水路
2に底面3,両側面4,5および天井6で囲まれた閉断
面部7を有する排水ポンプPの吸込水路2において、該
閉断面部7の上流側の天井6Bは、流れFに直交する直
線と、この直線の幅方向両側において吸込水路2の上流
側から下流側に向けて後退して表面渦およびこれに伴う
空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面8を備えた一様な断
面形状に形成してある。
の表面渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑
制し、排水ポンプに空気が吸込まれるのを防止して、振
動や騒音の発生を避け、揚水可能な最低水位を低いレベ
ルまで下げてポンプ吸水槽の残存水量を少なくするとと
もに、流速を高めてポンプ吸水槽を小型化できるように
する。 【解決手段】 吸水槽1から排水ポンプPへの吸込水路
2に底面3,両側面4,5および天井6で囲まれた閉断
面部7を有する排水ポンプPの吸込水路2において、該
閉断面部7の上流側の天井6Bは、流れFに直交する直
線と、この直線の幅方向両側において吸込水路2の上流
側から下流側に向けて後退して表面渦およびこれに伴う
空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面8を備えた一様な断
面形状に形成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水ポンプの吸込
水路に関する。
水路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10および図11に示すように、吸水
槽1から排水ポンプPへの吸込水路2に底面3,両側面
4,5および天井6で囲まれた閉断面部7を有する排水
ポンプの吸込水路において、閉断面部7の天井6は、排
水ポンプPの吸込口に近い下流側の低い天井6Aと、こ
の天井6Aに連設された吸水槽1に近い上流側の天井6
Bとを備え、上流側の天井6Bは上流側から下流側に向
かって下向きに傾斜させた縦断面形状を呈しているとと
もに、天井6BのP1位置における断面形状は、図12
に示すように、流れFに直交する直線によって形成され
ている。
槽1から排水ポンプPへの吸込水路2に底面3,両側面
4,5および天井6で囲まれた閉断面部7を有する排水
ポンプの吸込水路において、閉断面部7の天井6は、排
水ポンプPの吸込口に近い下流側の低い天井6Aと、こ
の天井6Aに連設された吸水槽1に近い上流側の天井6
Bとを備え、上流側の天井6Bは上流側から下流側に向
かって下向きに傾斜させた縦断面形状を呈しているとと
もに、天井6BのP1位置における断面形状は、図12
に示すように、流れFに直交する直線によって形成され
ている。
【0003】ところで、吸込水路2を流れる水の投影平
面上の速度分布は、大略、矢印群fで示すように、吸込
水路2の幅方向中央部において高く(速く)、吸込水路
2の両側面4,5に近付くにつれて低く(遅く)なる特
性を示す。このような特性の速度分布で水が流れるのに
もかかわらず、天井6Bの断面形状が流れFに直交する
直線によって形成されていると、幅方向中央部の高速域
の表面およびその近傍の流れは、図10の天井6BのP
1位置に衝突することで、図12の矢印Xで示すよう
に、天井6Bに沿って下向きに流れるとともに、両側面
4,5に向かって流れ、図10のP2位置の両側面4,
5の近傍では、図13の矢印Xで示すように、両側面
4,5に沿って逆流し、この逆流部分と矢印X1で示す
幅方向両側部の低速域の表面およびその近傍の順方向流
れ部分が互いに干渉し合うことになり、図13および図
14においてxで示す表面渦が発生する。このような表
面渦xの発生は、吸込水路2を流下する水の流速が高く
なるほど顕著になるり、ついには、図15においてx1
で示すように、排水ポンプP内へ空気を連行する空気吸
込渦へと発達する虞れがある。
面上の速度分布は、大略、矢印群fで示すように、吸込
水路2の幅方向中央部において高く(速く)、吸込水路
2の両側面4,5に近付くにつれて低く(遅く)なる特
性を示す。このような特性の速度分布で水が流れるのに
もかかわらず、天井6Bの断面形状が流れFに直交する
直線によって形成されていると、幅方向中央部の高速域
の表面およびその近傍の流れは、図10の天井6BのP
1位置に衝突することで、図12の矢印Xで示すよう
に、天井6Bに沿って下向きに流れるとともに、両側面
4,5に向かって流れ、図10のP2位置の両側面4,
5の近傍では、図13の矢印Xで示すように、両側面
4,5に沿って逆流し、この逆流部分と矢印X1で示す
幅方向両側部の低速域の表面およびその近傍の順方向流
れ部分が互いに干渉し合うことになり、図13および図
14においてxで示す表面渦が発生する。このような表
面渦xの発生は、吸込水路2を流下する水の流速が高く
なるほど顕著になるり、ついには、図15においてx1
で示すように、排水ポンプP内へ空気を連行する空気吸
込渦へと発達する虞れがある。
【0004】一方、閉断面部7の両側面4,5の近傍に
表面渦xが発生しても、吸水槽1の水位が比較的高い場
合には空気吸込渦x1まで発達せず、排水ポンプPに悪
影響をおよぼすことはない。ところが、低水位状態で表
面渦xが発生すると、表面渦xの発生位置が図10のP
2よりも下流側の両側面4,5の近傍に移行することに
なり、排水ポンプPに空気が吸込まれる(空気吸込渦x
1に発達する)虞れを有し、空気の吸込みにより排水ポ
ンプPに振動や騒音などが発生する。したがって、揚水
可能な最低水位を比較的高いレベルに設定しなければな
らず、それだけポンプ吸水槽1の残存水量が多くなる欠
点を有している。
表面渦xが発生しても、吸水槽1の水位が比較的高い場
合には空気吸込渦x1まで発達せず、排水ポンプPに悪
影響をおよぼすことはない。ところが、低水位状態で表
面渦xが発生すると、表面渦xの発生位置が図10のP
2よりも下流側の両側面4,5の近傍に移行することに
なり、排水ポンプPに空気が吸込まれる(空気吸込渦x
1に発達する)虞れを有し、空気の吸込みにより排水ポ
ンプPに振動や騒音などが発生する。したがって、揚水
可能な最低水位を比較的高いレベルに設定しなければな
らず、それだけポンプ吸水槽1の残存水量が多くなる欠
点を有している。
【0005】他方、この種のポンプ吸水槽1では、水の
流速を高めることで小型化を図り、ポンプ吸水槽1の建
設コストを低減することができる。しかし、流速を高め
ると表面渦xが発生し、これが空気吸込渦x1に発達し
やすくなるので吸水槽1の小型化を妨げている。
流速を高めることで小型化を図り、ポンプ吸水槽1の建
設コストを低減することができる。しかし、流速を高め
ると表面渦xが発生し、これが空気吸込渦x1に発達し
やすくなるので吸水槽1の小型化を妨げている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の排水
ポンプの吸込水路では、上流側から下流側に向かって下
向きに傾斜させた天井を有する閉断面部では、天井の水
平方向の断面形状が水の流れに直交する直線によって形
成されているので、閉断面部の両側面の近傍に表面渦が
発生し、ポンプ吸水槽の水位の低い状態で表面渦が発生
すると空気吸込渦となって排水ポンプに空気が吸込まれ
る虞れを有し、空気の吸込みによって排水ポンプに振動
や騒音などが発生する。したがって、揚水可能な最低水
位を比較的高いレベルに設定しなけれならず、それだけ
ポンプ吸水槽の残存水量が多くなる。また、流速を高め
ると表面渦が発生し、これが空気吸込渦に発達しやすく
なるので吸水槽の小型化を妨げている。そこで、本発明
は、吸込水路における閉断面部の両側面の近傍での表面
渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制し、
排水ポンプに空気が吸込まれるのを防止して、振動や騒
音の発生を避け、揚水可能な最低水位を低いレベルまで
下げてポンプ吸水槽の残存水量を少なくするとともに、
流速を高めてポンプ吸水槽の小型化を図ることのできる
排水ポンプの吸込水路を提供することを目的としたもの
である。
ポンプの吸込水路では、上流側から下流側に向かって下
向きに傾斜させた天井を有する閉断面部では、天井の水
平方向の断面形状が水の流れに直交する直線によって形
成されているので、閉断面部の両側面の近傍に表面渦が
発生し、ポンプ吸水槽の水位の低い状態で表面渦が発生
すると空気吸込渦となって排水ポンプに空気が吸込まれ
る虞れを有し、空気の吸込みによって排水ポンプに振動
や騒音などが発生する。したがって、揚水可能な最低水
位を比較的高いレベルに設定しなけれならず、それだけ
ポンプ吸水槽の残存水量が多くなる。また、流速を高め
ると表面渦が発生し、これが空気吸込渦に発達しやすく
なるので吸水槽の小型化を妨げている。そこで、本発明
は、吸込水路における閉断面部の両側面の近傍での表面
渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制し、
排水ポンプに空気が吸込まれるのを防止して、振動や騒
音の発生を避け、揚水可能な最低水位を低いレベルまで
下げてポンプ吸水槽の残存水量を少なくするとともに、
流速を高めてポンプ吸水槽の小型化を図ることのできる
排水ポンプの吸込水路を提供することを目的としたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、吸水槽から排水ポンプへの
吸込水路に底面、両側面および天井で囲まれた閉断面部
を有し、この閉断面部の天井を上流側から下流側に向か
って下向きに傾斜させたポンプの吸込水路において、前
記天井の幅方向両側に吸込水路の上流側から下流側に向
けて後退して空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面が形成
されていることを特徴としたものである。また、請求項
2記載の発明は、吸水槽から排水ポンプへの吸込水路に
底面、両側面および天井で囲まれた閉断面部を有し、こ
の閉断面部の天井を上流側から下流側に向かって下向き
に傾斜させたポンプの吸込水路において、前記天井の幅
方向両側に吸込水路の上流側から下流側に向けて後退し
て空気吸込渦の発生を抑制する円弧面が形成されている
ことを特徴としたものである。さらに、請求項3記載の
発明は、前記傾斜面および円弧面における前記吸込水路
の上流側起点から前記両側面までの幅方向の寸法を吸込
水路の全幅の1/2ないし1/15の範囲に設定されて
いることを特徴としたものである。請求項1記載の発明
によれば、幅方向中央部の高速域の表面およびその近傍
の流れは、閉断面部の天井と衝突したのち、天井に沿っ
て下向きに流れるとともに、両側面に向かって流れ、衝
突した位置より下流の両側面近傍では、傾斜面に沿って
下流側に向かって流れる。つまり、幅方向両側部の低速
域の表面およびその近傍の順方向流れに対して逆向きに
干渉する流れは発生しなくなるので、両側面近傍におけ
る表面渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑
制することができる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、幅方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れ
は、閉断面部の天井と衝突したのち、天井に沿って下向
きに流れるとともに、両側面に向かって流れ、衝突した
位置より下流の両側面近傍では、円弧面に沿って下流側
に向かって流れる。つまり、幅方向両側部の低速域の表
面およびその近傍の順方向流れに対して逆向きに干渉す
る流れは発生しなくなるので、両側面近傍における表面
渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制する
ことができる。さらに、請求項3記載の発明によれば、
傾斜面および円弧面における前記吸込水路の上流側起点
から前記両側面までの幅方向の寸法を吸込水路の全幅の
1/2ないし1/15の範囲に設定することにより、有
効に表面渦の発生を抑えて、空気吸込渦の発生を抑制す
ることができるとともに、吸込水路の幅方向の速度分布
の変動を避けて、排水ポンプにおける吸込口の円周方向
全周から水を吸い上げることができるようにする。
に、請求項1記載の発明は、吸水槽から排水ポンプへの
吸込水路に底面、両側面および天井で囲まれた閉断面部
を有し、この閉断面部の天井を上流側から下流側に向か
って下向きに傾斜させたポンプの吸込水路において、前
記天井の幅方向両側に吸込水路の上流側から下流側に向
けて後退して空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面が形成
されていることを特徴としたものである。また、請求項
2記載の発明は、吸水槽から排水ポンプへの吸込水路に
底面、両側面および天井で囲まれた閉断面部を有し、こ
の閉断面部の天井を上流側から下流側に向かって下向き
に傾斜させたポンプの吸込水路において、前記天井の幅
方向両側に吸込水路の上流側から下流側に向けて後退し
て空気吸込渦の発生を抑制する円弧面が形成されている
ことを特徴としたものである。さらに、請求項3記載の
発明は、前記傾斜面および円弧面における前記吸込水路
の上流側起点から前記両側面までの幅方向の寸法を吸込
水路の全幅の1/2ないし1/15の範囲に設定されて
いることを特徴としたものである。請求項1記載の発明
によれば、幅方向中央部の高速域の表面およびその近傍
の流れは、閉断面部の天井と衝突したのち、天井に沿っ
て下向きに流れるとともに、両側面に向かって流れ、衝
突した位置より下流の両側面近傍では、傾斜面に沿って
下流側に向かって流れる。つまり、幅方向両側部の低速
域の表面およびその近傍の順方向流れに対して逆向きに
干渉する流れは発生しなくなるので、両側面近傍におけ
る表面渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑
制することができる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、幅方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れ
は、閉断面部の天井と衝突したのち、天井に沿って下向
きに流れるとともに、両側面に向かって流れ、衝突した
位置より下流の両側面近傍では、円弧面に沿って下流側
に向かって流れる。つまり、幅方向両側部の低速域の表
面およびその近傍の順方向流れに対して逆向きに干渉す
る流れは発生しなくなるので、両側面近傍における表面
渦の発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制する
ことができる。さらに、請求項3記載の発明によれば、
傾斜面および円弧面における前記吸込水路の上流側起点
から前記両側面までの幅方向の寸法を吸込水路の全幅の
1/2ないし1/15の範囲に設定することにより、有
効に表面渦の発生を抑えて、空気吸込渦の発生を抑制す
ることができるとともに、吸込水路の幅方向の速度分布
の変動を避けて、排水ポンプにおける吸込口の円周方向
全周から水を吸い上げることができるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は請求項1記載の発明を適
用した排水ポンプの吸込水路の縦断側面図、図2は図1
のA−A線断面図である。なお、前記図10ないし図1
5で説明した従来例と同一もしくは相当部分には、同一
符号を付して説明する。図1および図2において、排水
ポンプの吸込水路は、吸水槽1から排水ポンプPへの吸
込水路2に底面3,両側面4,5および天井6で囲まれ
た閉断面部7を有しており、この閉断面部7の天井6
は、排水ポンプPの吸込口に近い下流側でほぼ水平にの
びる低い天井6Aと、この天井6Aに連設された吸水槽
1に近い上流側の天井6Bとを備え、上流側の天井6B
は上流側から下流側に向かって下向きに傾斜させた縦断
面形状を呈している。なお、天井6Bの傾斜角θ1は、
45゜以上90゜未満の範囲に設定されている。
面に基づいて説明する。図1は請求項1記載の発明を適
用した排水ポンプの吸込水路の縦断側面図、図2は図1
のA−A線断面図である。なお、前記図10ないし図1
5で説明した従来例と同一もしくは相当部分には、同一
符号を付して説明する。図1および図2において、排水
ポンプの吸込水路は、吸水槽1から排水ポンプPへの吸
込水路2に底面3,両側面4,5および天井6で囲まれ
た閉断面部7を有しており、この閉断面部7の天井6
は、排水ポンプPの吸込口に近い下流側でほぼ水平にの
びる低い天井6Aと、この天井6Aに連設された吸水槽
1に近い上流側の天井6Bとを備え、上流側の天井6B
は上流側から下流側に向かって下向きに傾斜させた縦断
面形状を呈している。なお、天井6Bの傾斜角θ1は、
45゜以上90゜未満の範囲に設定されている。
【0009】上流側の天井6Bは、図3に示すように、
流れFに直交する直線と、この直線の幅方向両側に形成
された傾斜面8、つまり、吸込水路2の上流側から下流
側に向けて後退して空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面
8を備えた一様な断面形状に形成してある。この傾斜面
8と吸込水路2の両側面4,5との交差角θ2は、15
゜〜60゜の範囲に設定され、図示例では45゜に設定
してある。また、傾斜面8における吸込水路2の上流側
起点p1から両側面4,5までの幅方向の寸法wを吸込
水路2の全幅Wの1/10に設定してある。
流れFに直交する直線と、この直線の幅方向両側に形成
された傾斜面8、つまり、吸込水路2の上流側から下流
側に向けて後退して空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面
8を備えた一様な断面形状に形成してある。この傾斜面
8と吸込水路2の両側面4,5との交差角θ2は、15
゜〜60゜の範囲に設定され、図示例では45゜に設定
してある。また、傾斜面8における吸込水路2の上流側
起点p1から両側面4,5までの幅方向の寸法wを吸込
水路2の全幅Wの1/10に設定してある。
【0010】このような構成であれば、吸込水路2の幅
方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れは、図
1の閉断面部7の天井6BのP1位置に衝突したのち、
図3の矢印Xで示すように、天井6Bに沿って下向きに
流れるとともに、両側面4,5に向かって流れ、図1の
P2位置の両側面4,5の近傍では、図4の矢印Xで示
すように、傾斜面8に沿って下流側に向かって流れる。
つまり、幅方向両側部の低速域の表面およびその近傍の
順方向流れX1に対して逆向きに干渉する流れは発生し
なくなるので、両側面4,5近傍における表面渦の発生
を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制することがで
きる。その結果、排水ポンプPに空気が吸込まれるのを
防止して、振動や騒音の発生を避け、揚水可能な最低水
位を低いレベルまで下げてポンプ吸水槽1の残存水量を
少なくするとともに、流速を高めてポンプ吸水槽1の小
型化を図ることが可能になる。
方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れは、図
1の閉断面部7の天井6BのP1位置に衝突したのち、
図3の矢印Xで示すように、天井6Bに沿って下向きに
流れるとともに、両側面4,5に向かって流れ、図1の
P2位置の両側面4,5の近傍では、図4の矢印Xで示
すように、傾斜面8に沿って下流側に向かって流れる。
つまり、幅方向両側部の低速域の表面およびその近傍の
順方向流れX1に対して逆向きに干渉する流れは発生し
なくなるので、両側面4,5近傍における表面渦の発生
を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制することがで
きる。その結果、排水ポンプPに空気が吸込まれるのを
防止して、振動や騒音の発生を避け、揚水可能な最低水
位を低いレベルまで下げてポンプ吸水槽1の残存水量を
少なくするとともに、流速を高めてポンプ吸水槽1の小
型化を図ることが可能になる。
【0011】前記傾斜面8における吸込水路2の上流側
起点p1から両側面4,5までの幅方向の寸法wは、前
述の吸込水路2の全幅Wの1/10のみに設定されるも
のではなく、全幅Wの1/2(図5参照)から1/15
の範囲であればよい。すなわち、幅方向の寸法wが1/
15未満であれば、表面渦およびこれに伴う空気吸込渦
発生の抑制効果が小さく、1/2を超えると、傾斜面8
の形成状態が吸込水路2の幅方向において非対称にな
り、幅方向の速度分布が変動して、排水ポンプPにおけ
る吸込口の円周方向全周から均等に水を吸上げる機能が
低下し、ポンプ効率を低下させることになる。また、傾
斜面8と吸込水路2の両側面4,5との交差角θ2が1
5゜よりも小さく、もしくは60゜を超えると、表面渦
およびこれに伴う空気吸込渦の発生を抑制する効果が低
下することを実験により確認している。
起点p1から両側面4,5までの幅方向の寸法wは、前
述の吸込水路2の全幅Wの1/10のみに設定されるも
のではなく、全幅Wの1/2(図5参照)から1/15
の範囲であればよい。すなわち、幅方向の寸法wが1/
15未満であれば、表面渦およびこれに伴う空気吸込渦
発生の抑制効果が小さく、1/2を超えると、傾斜面8
の形成状態が吸込水路2の幅方向において非対称にな
り、幅方向の速度分布が変動して、排水ポンプPにおけ
る吸込口の円周方向全周から均等に水を吸上げる機能が
低下し、ポンプ効率を低下させることになる。また、傾
斜面8と吸込水路2の両側面4,5との交差角θ2が1
5゜よりも小さく、もしくは60゜を超えると、表面渦
およびこれに伴う空気吸込渦の発生を抑制する効果が低
下することを実験により確認している。
【0012】図6は請求項2記載の発明を適用した排水
ポンプの吸込水路の縦断側面図、図7は図6のD−D線
断面図である。なお、前記請求項1記載の発明と同一も
しくは相当部分には、同一符号を付して詳しい説明は省
略する。図6および図7において、上流側の天井6B
は、流れFに直交する直線と、この直線の幅方向両側に
形成された円弧面9、つまり、吸込水路2の上流側から
下流側に向けて後退して空気吸込渦の発生を抑制する円
弧面9を備えた一様な断面形状に形成してある。この円
弧面9の上流側の起点p1と吸込水路2の両側面4,5
との交点p2を結ぶ直線10と両側面4,5との交差角
θ2は、15゜〜60゜の範囲に設定され、図示例では
45゜に設定してある。また、円弧面8における吸込水
路2の上流側起点p1から両側面4,5までの幅方向の
寸法wを吸込水路2の全幅Wの1/10に設定してあ
る。
ポンプの吸込水路の縦断側面図、図7は図6のD−D線
断面図である。なお、前記請求項1記載の発明と同一も
しくは相当部分には、同一符号を付して詳しい説明は省
略する。図6および図7において、上流側の天井6B
は、流れFに直交する直線と、この直線の幅方向両側に
形成された円弧面9、つまり、吸込水路2の上流側から
下流側に向けて後退して空気吸込渦の発生を抑制する円
弧面9を備えた一様な断面形状に形成してある。この円
弧面9の上流側の起点p1と吸込水路2の両側面4,5
との交点p2を結ぶ直線10と両側面4,5との交差角
θ2は、15゜〜60゜の範囲に設定され、図示例では
45゜に設定してある。また、円弧面8における吸込水
路2の上流側起点p1から両側面4,5までの幅方向の
寸法wを吸込水路2の全幅Wの1/10に設定してあ
る。
【0013】このような構成であれば、吸込水路2の幅
方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れは、図
6の閉断面部7の天井6BのP1位置に衝突したのち、
図7の矢印Xで示すように、天井6Bに沿って下向きに
流れるとともに、両側面4,5に向かって流れ、図6の
P2位置の両側面4,5の近傍では、図8の矢印Xで示
すように、円弧斜面9に沿って下流側に向かって流れ
る。つまり、幅方向両側部の低速域の表面およびその近
傍の順方向流れX1に対して逆向きに干渉する流れは発
生しなくなるので、両側面4,5近傍における表面渦の
発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制すること
ができる。その結果、排水ポンプPに空気が吸込まれる
のを防止して、振動や騒音の発生を避け、揚水可能な最
低水位を低いレベルまで下げてポンプ吸水槽1の残存水
量を少なくするとともに、流速を高めてポンプ吸水槽1
の小型化を図ることが可能になる。
方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れは、図
6の閉断面部7の天井6BのP1位置に衝突したのち、
図7の矢印Xで示すように、天井6Bに沿って下向きに
流れるとともに、両側面4,5に向かって流れ、図6の
P2位置の両側面4,5の近傍では、図8の矢印Xで示
すように、円弧斜面9に沿って下流側に向かって流れ
る。つまり、幅方向両側部の低速域の表面およびその近
傍の順方向流れX1に対して逆向きに干渉する流れは発
生しなくなるので、両側面4,5近傍における表面渦の
発生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制すること
ができる。その結果、排水ポンプPに空気が吸込まれる
のを防止して、振動や騒音の発生を避け、揚水可能な最
低水位を低いレベルまで下げてポンプ吸水槽1の残存水
量を少なくするとともに、流速を高めてポンプ吸水槽1
の小型化を図ることが可能になる。
【0014】前記円弧面9における吸込水路2の上流側
起点p1から両側面4,5までの幅方向の寸法wは、前
述の吸込水路2の全幅Wの1/10のみに設定されるも
のではなく、全幅Wの1/2(図9参照)から1/15
の範囲であればよい。すなわち、幅方向の寸法wが1/
15未満であれば、表面渦およびこれに伴う空気吸込渦
発生の抑制効果が小さく、1/2を超えると、円弧面9
の形成状態が吸込水路2の幅方向において非対称にな
り、幅方向の速度分布が変動して、排水ポンプPにおけ
る吸込口の円周方向全周から均等に水を吸上げる機能が
低下し、ポンプ効率を低下させることになる。また、円
弧面9の上流側の起点p1と吸込水路2の両側面4,5
との交点p2を結ぶ直線10と両側面4,5との交差角
θ2が15゜よりも小さく、もしくは60゜を超える
と、表面渦およびこれに伴う空気吸込渦の発生を抑制す
る効果が低下することを実験により確認している。
起点p1から両側面4,5までの幅方向の寸法wは、前
述の吸込水路2の全幅Wの1/10のみに設定されるも
のではなく、全幅Wの1/2(図9参照)から1/15
の範囲であればよい。すなわち、幅方向の寸法wが1/
15未満であれば、表面渦およびこれに伴う空気吸込渦
発生の抑制効果が小さく、1/2を超えると、円弧面9
の形成状態が吸込水路2の幅方向において非対称にな
り、幅方向の速度分布が変動して、排水ポンプPにおけ
る吸込口の円周方向全周から均等に水を吸上げる機能が
低下し、ポンプ効率を低下させることになる。また、円
弧面9の上流側の起点p1と吸込水路2の両側面4,5
との交点p2を結ぶ直線10と両側面4,5との交差角
θ2が15゜よりも小さく、もしくは60゜を超える
と、表面渦およびこれに伴う空気吸込渦の発生を抑制す
る効果が低下することを実験により確認している。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、吸込水路における閉断面部の両側面の近傍では、
幅方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れが傾
斜面に沿って下流側に向かって流れ、幅方向両側部の低
速域の表面およびその近傍の順方向流れに対して逆向き
に干渉しなくなるので、両側面近傍における表面渦の発
生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制することが
でき、排水ポンプに空気が吸込まれるのを防止して、振
動や騒音の発生を避け、揚水可能な最低水位を低いレベ
ルまで下げてポンプ吸水槽の残存水量を少なくするとと
もに、流速を高めてポンプ吸水槽の小型化を図ることが
可能になる。また、請求項2記載の発明は、吸込水路に
おける閉断面部の両側面の近傍では、幅方向中央部の高
速域の表面およびその近傍の流れが円弧面に沿って下流
側に向かって流れ、幅方向両側部の低速域の表面および
その近傍の順方向流れに対して逆向きに干渉しなくなる
ので、両側面近傍における表面渦の発生を抑えて、空気
吸込渦が発生するのを抑制することができ、排水ポンプ
に空気が吸込まれるのを防止して、振動や騒音の発生を
避け、揚水可能な最低水位を低いレベルまで下げてポン
プ吸水槽の残存水量を少なくするとともに、流速を高め
てポンプ吸水槽の小型化を図ることが可能になる。さら
に、請求項3記載の発明は、表面渦および空気吸込渦発
生の抑制効果を高めるとともに、幅方向の速度分布の変
動を避けることで、排水ポンプにおける吸込口の円周方
向全周から均等に水を吸上げる機能を保持し、ポンプ効
率の低下を回避することができる。
明は、吸込水路における閉断面部の両側面の近傍では、
幅方向中央部の高速域の表面およびその近傍の流れが傾
斜面に沿って下流側に向かって流れ、幅方向両側部の低
速域の表面およびその近傍の順方向流れに対して逆向き
に干渉しなくなるので、両側面近傍における表面渦の発
生を抑えて、空気吸込渦が発生するのを抑制することが
でき、排水ポンプに空気が吸込まれるのを防止して、振
動や騒音の発生を避け、揚水可能な最低水位を低いレベ
ルまで下げてポンプ吸水槽の残存水量を少なくするとと
もに、流速を高めてポンプ吸水槽の小型化を図ることが
可能になる。また、請求項2記載の発明は、吸込水路に
おける閉断面部の両側面の近傍では、幅方向中央部の高
速域の表面およびその近傍の流れが円弧面に沿って下流
側に向かって流れ、幅方向両側部の低速域の表面および
その近傍の順方向流れに対して逆向きに干渉しなくなる
ので、両側面近傍における表面渦の発生を抑えて、空気
吸込渦が発生するのを抑制することができ、排水ポンプ
に空気が吸込まれるのを防止して、振動や騒音の発生を
避け、揚水可能な最低水位を低いレベルまで下げてポン
プ吸水槽の残存水量を少なくするとともに、流速を高め
てポンプ吸水槽の小型化を図ることが可能になる。さら
に、請求項3記載の発明は、表面渦および空気吸込渦発
生の抑制効果を高めるとともに、幅方向の速度分布の変
動を避けることで、排水ポンプにおける吸込口の円周方
向全周から均等に水を吸上げる機能を保持し、ポンプ効
率の低下を回避することができる。
【図1】請求項1記載の発明の一実施の形態を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】傾斜面の他の実施の形態を示す図4相当図であ
る。
る。
【図6】請求項2記載の発明の一実施の形態を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図7】図6のD−D線断面図である。
【図8】図6のE−E線断面図である。
【図9】円弧面の他の実施の形態を示す図6相当図であ
る。
る。
【図10】従来のポンプ吸水槽を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図11】図10のG−G線断面図である。
【図12】図10のH−H線断面図である。
【図13】図10のI−I線断面図である。
【図14】表面渦の発生状況を示す縦断側面図である。
【図15】空気吸込渦の発生状況を示す縦断側面図であ
る。
る。
1 吸水槽 2 吸込水路 3 閉断面部の底面 4 閉断面部の一側面 5 閉断面部の他側面 6 閉断面部の天井 7 閉断面部 8 傾斜面 9 円弧面 P 排水ポンプ x 表面渦 x1 空気吸込渦
Claims (3)
- 【請求項1】 吸水槽から排水ポンプへの吸込水路に底
面、両側面および天井で囲まれた閉断面部を有し、この
閉断面部の天井を上流側から下流側に向かって下向きに
傾斜させたポンプの吸込水路において、前記天井の幅方
向両側に吸込水路の上流側から下流側に向けて後退して
空気吸込渦の発生を抑制する傾斜面が形成されているこ
とを特徴とする排水ポンプの吸込水路。 - 【請求項2】 吸水槽から排水ポンプへの吸込水路に底
面、両側面および天井で囲まれた閉断面部を有し、この
閉断面部の天井を上流側から下流側に向かって下向きに
傾斜させたポンプの吸込水路において、前記天井の幅方
向両側に吸込水路の上流側から下流側に向けて後退して
空気吸込渦の発生を抑制する円弧面が形成されているこ
とを特徴とする排水ポンプの吸込水路。 - 【請求項3】 前記傾斜面および円弧面における前記吸
込水路の上流側起点から前記両側面までの幅方向の寸法
を吸込水路の全幅の1/2ないし1/15の範囲に設定
されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の排水ポンプの吸込水路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1916496A JPH09209995A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 排水ポンプの吸込水路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1916496A JPH09209995A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 排水ポンプの吸込水路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09209995A true JPH09209995A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11991750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1916496A Pending JPH09209995A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 排水ポンプの吸込水路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09209995A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105508308A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-04-20 | 扬州大学 | 一种新型泵站水泵梁防涡装置及方法 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP1916496A patent/JPH09209995A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105508308A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-04-20 | 扬州大学 | 一种新型泵站水泵梁防涡装置及方法 |
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