JPH03121924A - 車両ドア用内装パネル及びこの内装パネル付きのドアとその組立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産某↑、の利１（１分野〕 本発明は重両Ｃ丁）ドアの内装パネル１、−の内装パネ
ルｉ１ｍＩえｔ二車両ドア、及び、−の車両ドアの組立
方法に関する。

１ｂｔ来Ｃノー）技（小ｊ〕 車両用のドアは、様々な内部部材（例えば窓ガラス昇降
機構、施錠部材、リンク機構、窓ガラス下方部室内用摺
動部材、車内開扉機構、等）をドアの内部構造を形成す
る内部パネル内１こ組込み、かつ車内側を内装パネルで
覆って構成し、でいることが知られている。

またいわゆるカセットドア１ま、に８己の様々ｔヱ内部
部材を薄板金プレートに事前組付けし、この薄板金フツ
ートで内部パネルに形成ｊまた開「ｊの一部をふさいだ
ものとして公知である。Ｊ−れにさらに内装パネルを配
置１．て、この薄板金フッートを覆うことによりドアを
完成することができる、。

〔発明が解決し１Ｊ′うとする課題〕 本発明の目的は、上記のような薄様金の内部プレートを
使用し」−ずｊご（−記の様々な内部ｆｆｌμ（の−１
ｉ：前組イ＼１けを可能にするこきにある。、〔課題を
解決唄るための手段Ｊ 本発明による内装パネルは、車両ドア内部に向いたその
面上に、車両ドアの内部部材、ずなゎら窓ガラス昇降８
Ｎ、施錠部材、窓ガラスを下方位置に案内する摺動部材
、車内開扉部材、及びｏ　、７ドを固定かつ事前組付け
するための手段を設け、そしてこれらの内部部材に、こ
れらをドアの内部構造を形成する内部パネルに固定する
手段を設け（３） （４） たことを特徴とするものである。

このようにして形成した車両ドアは、上記の内部部材を
、一方では内部パネルに対向する内装パネルの面に固定
し、その後他方では内部パネルに固定し、これら内部パ
ネル及び内装パネルに、上記内部部材の固定手段を設け
たことを特徴とする３、このような構成は車両ドアの構
造をかなり単純化し、前述の内部プレートを排除するこ
とにより製造コストが実質的にかなり減少する。し、か
も、ドア内部の一個又は他の部材又は機構の修理が非常
に容易になる。これは、内装パネルと内部部材との連結
を解除して、しかも内部部材をドアの内部パネルに固定
したままで、内装パネルを取外すだけで事足りるからで
ある。

本発明の他の特徴及び有利点は、本発明の非限定的実施
例を示す添付図面を参照して述べた以下の説明により明
確になる。

〔実施例〕

第１図に示すように、車両のドア１は内部構造を形成す
る内部パネル２を具備し、この内部パネル２はドア１内
部の所定数の内部部材又は内部機構が固定可能なように
配置した様々の手段３ａ３ｂ、３ｃ　−３ｄ、４＝　５
．６を備える。

図のように、上記手段３ａ−３ｂ及び３〔：３ｄは内部
パネル２の薄板金を切断して作った耳部であり、図示し
ないねじを受けるた必にねじ孔を穿設しである。同様の
ねじ孔が他の固定手段４５．６にも設けてあり、これら
の丁４段の役割りは以下で述べる。

ドア１は、特に第２図及び第３図に柄ず内装パネル７に
よって内側が完全なものとなる１ｏ内装パネル７はドア
１の内部に向いた面７ａに、ドアの内部部材を固定かつ
事前組付けするための手段を備える。この内部部材又は
内部機構を詳記すれば、窓ガラス昇降部材８　（例えば
揺動アーム９を備えた形式のもの）、後方摺動部材１１
（窓ガラスを下方位置に案内する公知型のもの）、施錠
部材１２、車内開扉部材１３（ロッド１５を含む）、及
び施錠部材１２の施錠及び開錠用のロッド１４である。

（５） （６） 内装パネル７は、車内開扉部材１３を挿入する開口１６
を穿設して備え、またロッド１５を把持して固定するク
リップ１７を内側の面７ａに備える。さらに内装パネル
７には、後方摺動部材１１を内装パネル７に固定する例
えば２個のタブｌｌａのねし孔１．１ｂを貫通するねじ
（図示せず）等の部材を受ける２個のねじ孔１８と、窓
ガラス昇降部材８を内装パネル７に固定するために窓ガ
ラス昇降部材８のプレート２２のねじ孔２１を貫通する
ねじ（図示せず）を受ける２個のねじ孔１９とを穿設す
る。

補足すれば、後方摺動部材１１の２個のタブｌｌａにそ
れぞれねじ孔２３を穿設し、これらのねじ孔２３は内部
パネル２の外周に設けた孔５及び６と相互作用するよう
になっている。これらの孔５．６は、第３図に示すよう
に、種々の内部部材８．１］、、１３１４．１５を事前
組付けした内装パネル７を内部パネル２に固定するとき
に、ねじ孔２３と対向するような配置を持つ。さらに内
装パ不ルマには、２組の孔２４．２５を、窓ガラス昇降
部材８のプレート２２の四隅に配置した対応する孔２６
に対向する配置を備えて、前記のねじ孔１９の両側に穿
設する。内部パネル２のねじ孔３ａ、３ｂは孔２６．２
５に対向して配置し、同様にねじ孔３ｃ、３ｄは孔２６
．２４に対向して配置する。したがってねじは、一方の
側では孔２４＝２６．３ｃ及び孔２４．２６，３ｄを、
他方の側では孔２５．２６．３ａ及び２５．２６．３ｂ
を連続して貫通し、窓ガラス昇降部材８を、内装パネル
７への事前組付けの後にドア１の内部パネル２に固定す
る。

同様に、ドア１の内部パネル２の対応するねじ孔４に螺
合するねじ（図示せず）を受けるための孔を、車内開扉
部材１３に穿設する。

種々の内部部材８　、１１．１２．１３．１４．１５に
はもちろん他の機構を補足することもでき、内装パネル
７に対するこれらの内部部材及び内部機構の固定は、ね
じ以外のいかなる公知手段（例えば弾性体ファスナ）で
実施しても良い。

第４図に示すように、施錠部材１２は２個の舌部１２ａ
、］、２ｂとシリンダ２８とを備え、また開扉ハンドル
２９はレバー３１を備える。レバー３１の下方への（７
） （８） 傾動（第４図に矢印で示す）により上方の舌部１２ａが
作動してドアが開き、またシリンダ２８の回転によりク
リップ２８の一組の突起２８ａ間に挿入した下方の舌部
１２ｂが移動して施錠部材１２の施錠及び開錠を制御す
る。

上記のような車両ドアの組立方法を以下に説明する。

種々の内部部材８　、１１．１２．１３．１４．１５、
等は、車内開扉部材１３を開口１６内に挿入し、ロッド
１５を弾性クリップ１７に取付け、窓ガラス昇降部材８
をねじ孔１９及び２１を貫通するねじにより内装パネル
７に固定することによって、まず内装パネル７に事前組
付けし、続いて後方摺動部材１１をねじ孔１８及びｌｌ
ｂにねじを螺嵌することによって内装パネル７に事前組
付けする。このとき施錠部材１２は図示しない補助タブ
を介して後方摺動部材１１に固定する。

このようにして構成した一体の機構は、内装パネル７を
内部パネル２に例えば弾性体ファスナ、接着材、ねじ等
の様々な公知手段によって固定することにより、ドア１
に取付ける。そして最後に内部部材８．１１．１３を、
上記のように内装ノでネル７の孔２４．２５、窓ガラス
昇降部材８の孔２６、及び内部パネル２の孔３ｃ、３ｄ
、３ａ、３ｂを貫通するねじによって、内部パネル２に
固定する。そして他のねじが孔２３，５．６を貫通して
後方摺動部材１１を内部パネル２の一側縁に固定する。

施錠部材１２の内部パネル２への固定は、同様にドア１
の後縁部に後方摺動部材１１をねじ止めすることによっ
て為される。

種々の内部部材８．１１．１２、等の修理・点検ができ
るように内装パネル７を取外すためには、まず内装パネ
ル７と内部部材８．１１との連結を解除し、次に車内開
扉部材１３と孔４とを連結するねじを外すだけで良い。

続いてロッド１５を車内開扉部材１３から取外し、内部
部材８．１１．１２をドア１の内部パネル２に固定した
まま内装パネル７を引張ることにより、内装パネル７の
取外しが可能となる。

（９） （１０） 〔発明の効果〕 本発明は」ユ記構成により、各内部部材の保全又は交換
等のアフターサービス作業を容易にし、また車両ドアの
構造を単純化したため、内部プレートを備えた従来のド
アに比較して製造コストが減少する。

【図面の簡単な説明】

第１図はドアの内部部材を固定可能な内部パネルを備え
た車両用ドアの斜視図でその内装パネルを外した状態で
示す図、第２図は本発明によるドア用内装パネルの実施
例及びそれに固定可能な所定数の内部部材の分解斜視図
、第３図は第１図に示すドア及び種々の内部部材を事前
組付けした第２図に示す内装パネルの分解斜視図、第４
図はドアの施錠部材、開扉ハンドル、施錠シリンダ、及
びこれらを連結するリンク部材の拡大分解斜視図、第５
図は車両の内部から見た内装パネルの斜視図である。 ２・・・内部パネル、　　　７・・・内装パネル、８・
・・窓ガラス昇降部材、 １１・・・摺動部材、 １３・・・車内開扉部材、 ２４．２５・・・孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車両のドア（１）用の内装パネル（７）であって、
   該ドアの内装に向けられた該内装パネルの面上に、該ド
   アの内部部材（８、１１、１２、１３、１４、１５）す
   なわち窓ガラス昇降部材（８）、施錠部材（１２）、窓
   ガラスを下方位置に案内する摺動部材（１１）、車内開
   扉部材（１３、１５）、及びロッド（１４）を該内装パ
   ネルに固定かつ事前組付けするための手段（１９、２５
   、１８、……）を設け、かつこれらの内部部材に、該内
   部部材を該ドアの内部構造を形成する内部パネル（２）
   に固定する手段を設けたことを特徴とする内装パネル。 ２、内部構造を形成する内部パネル（２）と、内装パネ
   ル（７）と、窓ガラス昇降部材（８）、施錠部材（１２
   ）、窓ガラスを下方位置に案内する摺動部材（１１）、
   車内開扉部材（１３、１５）、及びロッド（１４）を含
   んだ内部部材とを具備する車両ドアにおいて、該内部部
   材を一方では該内部パネル（２）に対向する該内装パネ
   ル（７）の面（７ａ）上に固定し、他方では該内部パネ
   ルに固定し、該内部パネル及び該内装パネルに該内部部
   材の固定手段、例えば該内装パネルを貫通するねじ又は
   同等部材の貫通用の孔（２４、２５、１８、３ａ−３ｄ
   、４、…）を設けたことを特徴とする車両ドア。 ３、車両ドアの内部構造を形成する内部パネル（２）と
   、内装パネル（７）と、窓ガラス昇降部材（８）、施錠
   部材（１２）、窓ガラスを下方位置に案内する摺動部材
   （１１）、車内開扉部材（１３、１５）、及びロッド（
   １４）を含む内部部材とを具備する車両ドアの組立方法
   において、該内部部材をねじ、ファスナ、又は同等部材
   によって該内装パネルに事前組付けし、こうして準備し
   た該内装パネル（７）を該内部パネル（２）に固定し、
   そして該内部部材を該内部パネル（２）又は該内部パネ
   ルの縁部に固定し、それによって該内装パネル（７）を
   取外した際に該内部部材を該内部パネル（２）に固定し
   たままにすることを特徴とする組立方法。 ４、前記内部部材（８、１１、…　）を、前記内装パネ
   ル（７）に配置したねじを通す孔（１９、２５、…）に
   よって前記内部パネル（２）に固定することを特徴とす
   る請求項３記載の方法。