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JPH0252981A - 粉粒体用マイクロ波乾燥装置 - Google Patents

粉粒体用マイクロ波乾燥装置

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Publication number
JPH0252981A
JPH0252981A JP20002388A JP20002388A JPH0252981A JP H0252981 A JPH0252981 A JP H0252981A JP 20002388 A JP20002388 A JP 20002388A JP 20002388 A JP20002388 A JP 20002388A JP H0252981 A JPH0252981 A JP H0252981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treated
microwave
powder
granular body
granular material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20002388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Muranaka
恒男 村中
Hirotaka Koyama
博隆 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20002388A priority Critical patent/JPH0252981A/ja
Publication of JPH0252981A publication Critical patent/JPH0252981A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、粉粒体用マイクロ波乾燥装置に関する。
(従来の技術) 近年、化学工業、薬品製造業、食品工業等の分野や廃棄
物処理の分野等において、物品の保管や処理技術等から
水分を多く含む多量の粉体酸るいは粒状体を成る含水率
以下に乾燥する要求が多くなってきている。
この場合、マイクロ波を利用して乾燥を行なう粉粒体用
マイクロ波乾燥装置が使用されるが、この種の装置の不
連続式処理用のものの例は、従来第5図に示すような構
成となっている。
図中の符号1はマグネトロンやクライストロンのような
マイクロ波発振源、2は導波管、3は空気封止板4を固
定する固定板、5.8はパツキン、6はマイクロ波オー
ブン7内の天井に取付けられた電波攪拌用のスターラフ
アン、9はオーブン7の側面に設けられた開閉自在の扉
、10は容器18内に入れられた被処理粉粒体、11は
真空ポンプ、12は真空計、13は排気管、14はバル
ブ、15はリークバルブである。
このような装置を使用して、被処理粉粒体10を加熱・
乾燥するには、被処理粉粒体10が入っている容器18
をオーブン7内に収容した後、真空ポンプ11を動作さ
せてオーブン7内を減圧し、真空状態にする。
その後、リークバルブ15を調節して所定真空度に達し
たら、マイクロ波発振源1からマイクロ波電力を発生さ
せ被処理粉粒体1・0に照射する。例えば、被処理粉粒
体10を40℃にて処理したい場合は、オーブン7内の
真空度を約55Torrに保持するようにリークバルブ
15を調節すれば良い。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のような従来の装置には、尚、次のよう
な改良すべき課題がある。
(1) 被処理粉粒体10のマイクロ波損失係数が小さ
い場合、被処理粉粒体10自身が殆ど発熱しないため、
目的9温度まで昇温しない。
(2) マイクロ波損失係数が小さい被処理粉粒体10
に含まれる水分を乾燥する場合、水分が10%程度以上
のときは、水分自身がマイクロ波を吸収するため昇温し
で蒸発するが、水分が10%程度以下になると、マイク
ロ波を殆ど吸収しなくなり、乾燥が不十分となる。
尚、連続処理する場合の従来の技術として、特開昭57
−31776号公報記載の発明があるが、上記と同様な
課題を有している。
この発明は、マイクロ波損失係数が小さい被処理粉粒体
を効率良くマイクロ波で乾燥することが出来る粉粒体用
マイクロ波乾燥装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) この発明は、被処理粉粒体が収容される容器内に、マイ
クロ波吸収材からなり被処理粉粒体を攪拌する攪拌器が
設けられてなる粉粒体用マイクロ波乾燥装置である。
(作用) この発明によれば、マイクロ波損失係数の小さい被処理
粉粒体でも、マイクロ波を吸収して発熱する攪拌器にて
加熱され、成るいはそれに接触して水分蒸発させられる
ので、効率良く絶乾状態近くまで乾燥することが出来る
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明によるマイクロ波加熱装置は、第1図に示すよ
うに構成され、従来例(第5図)と同一箇所は同一符号
を付すことにする。
即ち、円筒状酸るいは直方体状などの形状を有するマイ
クロ波オーブン7の一側面には1.被処理粉粒体10の
出し入れを行なうための扉9が開閉自在に設けられてい
る。又、オーブン7の天井には、オーブン7と導波管2
との間の空気遮断を行なうためのマイクロ波損失の小さ
い誘電体製の空気封止板4、及びこの空気封止板4を固
定するための固定板3が設けられている。尚、扉9とオ
ーブン7との間、及び空気封止板4とオーブン7との間
には、当然、空気漏れがないようにバ・ソキン5.8が
用いられている。
導波管2の一端には、マイクロ波発振源1が接続されて
おり、このマイクロ波発振源1にて発生したマイクロ波
電力は導波管2を介してオーブン7内に導入され、被処
理粉粒体10及び後述の攪拌器に照射される。
更に、オーブン7内の底部には支持台1つが設けられ、
この支持台19の上面には被処理粉粒体10が収容され
る容器18が載せられている。この容器18の材質は金
属、誘電体どちらでも良いが、マイクロ波吸収効率を向
上させるには誘電体が良く、更にマイクロ波損失係数の
小さい材質(例えば石英、テフロン、ポリプロピレンな
ど)成るいは大きい材質(例えば5iCSSiNフエラ
イト系材料などのセラミック)のいずれでも良い。
又、容器18内には、被処理粉粒体10を攪拌する攪拌
器例えば羽根17が設けられ、この羽根17はシャフト
16の一端に固着され、このシャフト16の他端はオー
ブン7の天井を貫通して回転装置例えばモータ20に接
続されている。こうして、羽根17はモータ20により
駆動され回転自在になっている。
この羽根17は、マイクロ波吸収材即ちマイクロ波損失
係数の大きい材料、例えば5iC1SLNフエライト系
材料などのセラミックからなっている。
尚、被処理粉粒体10としては、微粉末からビーズ等も
含み、形状も球状物、多角形、円・角柱物、中空物等任
意であり、大きさも0.1μm程度から数cm迄であり
、形や大きさに応じて攪拌器の大きさや形、個数を選定
する。つまり、攪拌器が粉粒体とよく接触するようにす
れば良い。
更に、オーブン7の他の側面には、排気管13及びバル
ブ14を介して真空ポンプ11が接続されている。この
真空ポンプ11は、オーブン7内の空気及び被処理粉粒
体10から発生した蒸気などを排気するためのものであ
る。そして、排気管13には真空計12とリークバルブ
15が接続されているが、真空計12はオーブン7内の
真空度を見るためのものであり、リークバルブ15はオ
ブン7内の真空度を所定の圧力にするためのものである
さて次に、上記のこの発明の装置を用いて、被処理粉粒
体10の乾燥を行なうには、先ず、被処理粉粒体10を
入れた容器18を、扉9を開けてオーブン7内に収容し
支持台19上に載せる。その後、マイクロ波発振源1に
電源を印加してマイクロ波を発振させ、導波管2を介し
てマイクロ波をオーブン7内へ送り込み被処理粉粒体1
0及び攪拌器である羽根17に照射する。すると、羽根
17がマイクロ波を吸収して発熱する。
同時に、発熱した羽根17はモータ20により駆動され
て回転し被処理粉粒体10を攪拌するので、発熱した熱
が被処理粉粒体10へ伝わり、又、被処理粉粒体10に
直接接触することになる。この結果、被処理粉粒体10
の水分が蒸発させられ、乾燥される。
尚、これまでの説明は、減圧し沸点を下げて加熱するこ
とで説明してきたが、通常の大気圧でのマイクロ波加熱
に適用しても同等問題ないことは言うまでもない。
(変形例) 第2図乃至第4図はこの発明の変形例を示したもので、
上記実施例と同様効果が得られる。
先ず、第2図の場合は、上記実施例とは逆に羽根17を
固定し、支持台21をモータ22にて駆動することによ
り容器18を回転させるように構成したものである。こ
の場合も、結果的には容器18内の被処理粉粒体10は
発熱する攪拌器により直接攪拌され、加熱・乾燥が行な
われる。
又、第3図及び第4図の場合は、被処理粉粒体10を連
続乾燥処理する場合に好適な装置°であり、特に含水率
が20%以上の粉粒体を数%以下まで連続乾燥するのに
好適なものである。即ち、マイクロ波オーブン23内は
少なくとも1個の仕切板24により複数室(例えばA室
、B室)に分けられ、各室A、Bにはそれぞれ天井外側
にマイクロ波発振源1が導波管2を介して接続され、天
井内側にスタラファン6が取付けられている。仕切板2
4は、動作時に水蒸気が左の室に行くのを抑制するため
の役目も果たしている。
オーブン23内には長尺の誘電体製の断面U字状容器2
5が配設され、この容器25の一端に対応して、被処理
粉粒体10の導入口26がオーブン23の天井を貫通し
て設けられている。図示していないが容器25の他端に
は、被処理粉粒体10の排出口が設けられている。そし
て、容器25内には導入口26から被処理粉粒体10が
入れられるが、更にこの被処理粉粒体10を攪拌するた
めの攪拌器であるスクリュー27a、27bが設けられ
、このスクリュー27a、27bのシャフト28はオー
ブン23の外のモータ29により回転駆動される。
この場合、スクリュー27aが位置するA室内では、被
処理粉粒体10は含水率が例えば20%以上と高い段階
なので、マイクロ波により被処理粉粒体10の水分自体
がマイクロ波を吸収して発熱する。従って、スクリュー
27aの材質はマイクロ波を吸収しなくても良く、セラ
ミック又は樹脂などの低損失誘電体からなっている。
一方、スクリュー27bが位置するB室内では、被処理
粉粒体10の含水率が低くなっているので、スクリュー
27bの材質はマイクロ波吸収材からなっている。又、
シャフト28は金属酸るいは誘電体からなっている。図
中の30は排気口である。
被処理粉粒体10の乾燥に当たっては、導入口26から
容器23内に被処理粉粒体10が入れられるが、A室内
では被処理粉粒体10はマイクロ波によりその内部の水
分自体が発熱し、蒸発しながらスクリュー27aの作用
により左方へ移動されていく。そしてB室内では、マイ
クロ波吸収材からなり発熱しているスクリュー27bに
被処理粉粒体10が直接触れて加熱され、又、水分自体
がこのスクリュー27bに触れて蒸発し、乾燥が行われ
る。
この連続乾燥処理に好適な装置は、第3図及び第4図で
はいわゆる横型であるが、縦型にしても良い。いずれに
しても、この連続乾燥処理装置は処理前の含水率が比較
的高い場合(約20%以上)に好適であり、処理後は数
%成るいは1%以下に出来る。
尚、上記実施例や変形例では攪拌器として羽根17やス
クリュー27a、27bを使用したが、攪拌器はこれら
に限定されることなく、耐熱誘電体(セラミック)の表
面にSiCのようなマイクロ波吸収材の板又は膜等を付
着したものや、その外面に他の保護膜を塗布して被処理
粉粒体1oを汚染しないようにしたものでも良い。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、容器内の被処理
粉粒体が、マイクロ波吸収材からなる攪拌器により攪拌
されるので、マイクロ波損失係数の小さい被処理粉粒体
であっても、マイクロ波により加熱される攪拌器に触れ
て水分が蒸発し、乾燥効率が著しく向上する。
この結果、殆ど成るいは全くマイクロ波を吸収しない被
処理粉粒体でも、はぼ絶乾近くまで乾燥させることが出
来る。そして、攪拌器自体が発熱材であるので、余分の
部品を要せず、比較的簡単に装置を構成出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る粉粒体用マイクロ波
乾燥装置を示す断面図、第2図及び第3図はこの発明の
変形例を示す断面図、第4図は第3図のイーイ′線に沿
って切断し矢印方向に見た断面図、第5図は従来の粉粒
体用マイクロ波乾燥装置を示す断面図である。 1・・・マイクロ波発振源、7・・・マイクロ波オーブ
ン、10−”被処理粉粒体、17.27a、27b・・
・攪拌器、18.23・・・容器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マイクロ波発振源と、このマイクロ波発振源が接続され
    たマイクロ波オーブンと、このオーブン内に配置され被
    処理粉粒体が収容される容器とを具備する粉粒体用マイ
    クロ波乾燥装置において、上記容器内に、マイクロ波吸
    収材からなり上記被処理粉粒体を攪拌する攪拌器が設け
    られてなることを特徴とする粉粒体用マイクロ波乾燥装
    置。
JP20002388A 1988-08-12 1988-08-12 粉粒体用マイクロ波乾燥装置 Pending JPH0252981A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005103355A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 生ごみ処理装置
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