JPH023864Y2 - - Google Patents
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- JPH023864Y2 JPH023864Y2 JP1397584U JP1397584U JPH023864Y2 JP H023864 Y2 JPH023864 Y2 JP H023864Y2 JP 1397584 U JP1397584 U JP 1397584U JP 1397584 U JP1397584 U JP 1397584U JP H023864 Y2 JPH023864 Y2 JP H023864Y2
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- foam
- decorative board
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- thermosetting resin
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防音性、断熱性、弾力性を兼ね備えた
複合化粧材に関する。
複合化粧材に関する。
メラミン化粧板やダツプ化粧板などの熱硬化性
樹脂化粧板は、優れた意匠と表面物性によりテー
ブルトツプ、カウンター、流し台甲板などの表面
化粧材として利用されているが、防音性や弾力性
に欠けている。
樹脂化粧板は、優れた意匠と表面物性によりテー
ブルトツプ、カウンター、流し台甲板などの表面
化粧材として利用されているが、防音性や弾力性
に欠けている。
本考案は、従来の優れた意匠と表面物性の他に
防音性と弾力性を加味した複合化粧材に関する。
防音性と弾力性を加味した複合化粧材に関する。
本考案の実施例を図面により説明すると、第1
図は本考案の複合化粧材の断面図を示すが、表面
に厚さ0.1mmの弾性ウレタンシート2′を積層一体
化した厚さ0.8mmのメラミン化粧板、すなわち第
3図に示した如き構成の弾性メラミン化粧板1′、
などの表面弾性熱硬化性樹脂化粧板1の裏面に、
ゴム系又は樹脂系の接着剤5を介して、厚さ3mm
のポリエチレンフオームなどの発泡体4とが一体
化され、第2図に示した如く必要に応じて発泡体
4の裏面に非孔質シート6をも一体化した複合化
粧材である。
図は本考案の複合化粧材の断面図を示すが、表面
に厚さ0.1mmの弾性ウレタンシート2′を積層一体
化した厚さ0.8mmのメラミン化粧板、すなわち第
3図に示した如き構成の弾性メラミン化粧板1′、
などの表面弾性熱硬化性樹脂化粧板1の裏面に、
ゴム系又は樹脂系の接着剤5を介して、厚さ3mm
のポリエチレンフオームなどの発泡体4とが一体
化され、第2図に示した如く必要に応じて発泡体
4の裏面に非孔質シート6をも一体化した複合化
粧材である。
本考案での表面弾性熱硬化性樹脂化粧板1と
は、メラミン化粧板、ダツプ化粧板、ポリエステ
ル化粧板などの厚さが1.0mm以下、好ましくは0.8
mm以下の熱硬化性樹脂化粧板3の表面に、弾性シ
ート2例えばウレタンゴム、エチレンプロピレン
ゴム、ブチルゴムなどの合成ゴム、また塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニリデンなどの熱可塑
性樹脂からなる厚さ0.2mm以下の弾性シート2を、
化粧板製造時または製造後に一体積層し、更にレ
ザー調、木目調などのエンボス加工されているも
のが望ましい。また、発泡体4とは、塩化ビニル
やポリエチレンなどのポリオレフイン系発泡体、
ウレタンやクロロプレンなどのエラストマー系発
泡体、尿素樹脂やフエノール樹脂などの硬質発泡
体等から成る独立発泡体か連続発泡体で厚さ1〜
10mmのシート状または板状など任意に選択できる
が、ある程度反発弾性を有するものが望ましい。
また必要に応じて使用される裏面用の非孔質シー
ト5とは、エラストマーまたは合成樹脂から成る
シートや、フエノール樹脂などの熱硬化性樹脂を
紙類などの多孔質シートに含浸して熱圧成形した
積層板などがある。
は、メラミン化粧板、ダツプ化粧板、ポリエステ
ル化粧板などの厚さが1.0mm以下、好ましくは0.8
mm以下の熱硬化性樹脂化粧板3の表面に、弾性シ
ート2例えばウレタンゴム、エチレンプロピレン
ゴム、ブチルゴムなどの合成ゴム、また塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニリデンなどの熱可塑
性樹脂からなる厚さ0.2mm以下の弾性シート2を、
化粧板製造時または製造後に一体積層し、更にレ
ザー調、木目調などのエンボス加工されているも
のが望ましい。また、発泡体4とは、塩化ビニル
やポリエチレンなどのポリオレフイン系発泡体、
ウレタンやクロロプレンなどのエラストマー系発
泡体、尿素樹脂やフエノール樹脂などの硬質発泡
体等から成る独立発泡体か連続発泡体で厚さ1〜
10mmのシート状または板状など任意に選択できる
が、ある程度反発弾性を有するものが望ましい。
また必要に応じて使用される裏面用の非孔質シー
ト5とは、エラストマーまたは合成樹脂から成る
シートや、フエノール樹脂などの熱硬化性樹脂を
紙類などの多孔質シートに含浸して熱圧成形した
積層板などがある。
本考案の特徴の一つは、表面弾性熱硬化性樹脂
化粧板の裏面材としてシート状又は板状の発泡体
を使用したことであり、軽量で弾力性があり、断
熱性、加工性の点で他の基材より優れているから
である。
化粧板の裏面材としてシート状又は板状の発泡体
を使用したことであり、軽量で弾力性があり、断
熱性、加工性の点で他の基材より優れているから
である。
本考案の複合化粧材は、表面感触がしなやかで
ソフトであると共に熱硬化性樹脂化粧板の優れた
意匠及び耐熱性と物性を有する表面弾性熱硬化性
樹脂化粧板の裏面に、吸音性、断熱性、弾力性を
有する発泡体とが複合されているので、壁面や間
仕切板に使用した場合には上記特性が発揮できる
他に、人や物が衝突しても痛めることがない。ま
た、床面に使用した場合にはスリツプしないので
歩行し易く疲れない。次に、表面の弾性シート部
と裏面の発泡体の弾性層とが音波を吸収し、中間
層の熱硬化性樹脂化粧板が音波を遮断し、これら
の作用の相乗効果により防音性を発揮する。これ
らの効果は、表面が弾性ウレタンシートでエンボ
ス加工されていて、厚さが0.8mm以下の弾性メラ
ミン化粧板を、独立発泡体からなるポリオレフイ
ン系かウレタン系のシート状発泡体に、ゴム系の
接着剤で貼り合わせたものが顕著に表われる。ま
た発泡体の裏面に非孔質シートを一体化したもの
は、コンクリートなどの多湿水分からなる下地材
からの防水性も付加できる。
ソフトであると共に熱硬化性樹脂化粧板の優れた
意匠及び耐熱性と物性を有する表面弾性熱硬化性
樹脂化粧板の裏面に、吸音性、断熱性、弾力性を
有する発泡体とが複合されているので、壁面や間
仕切板に使用した場合には上記特性が発揮できる
他に、人や物が衝突しても痛めることがない。ま
た、床面に使用した場合にはスリツプしないので
歩行し易く疲れない。次に、表面の弾性シート部
と裏面の発泡体の弾性層とが音波を吸収し、中間
層の熱硬化性樹脂化粧板が音波を遮断し、これら
の作用の相乗効果により防音性を発揮する。これ
らの効果は、表面が弾性ウレタンシートでエンボ
ス加工されていて、厚さが0.8mm以下の弾性メラ
ミン化粧板を、独立発泡体からなるポリオレフイ
ン系かウレタン系のシート状発泡体に、ゴム系の
接着剤で貼り合わせたものが顕著に表われる。ま
た発泡体の裏面に非孔質シートを一体化したもの
は、コンクリートなどの多湿水分からなる下地材
からの防水性も付加できる。
以上の如く、本考案の複合化粧材は優れた意匠
と感触、防音性、断熱性、弾力性などの特性があ
るので、壁面や間仕切り、床材として有用であ
る。
と感触、防音性、断熱性、弾力性などの特性があ
るので、壁面や間仕切り、床材として有用であ
る。
第1図及び第2図は本考案の複合化粧材の構成
断面図を示し、第3図は弾性メラミン化粧板の拡
大構成断面図を示す。 1……表面弾性熱硬化性樹脂化粧板、1′……
弾性メラミン化粧板、2……弾性シート、2′…
…弾性ウレタンシート、3……熱硬化性樹脂化粧
板、4……発泡体、5……接着剤、6……非孔質
シート、7……メラミン樹脂含浸層、8……フエ
ノール樹脂含浸層。
断面図を示し、第3図は弾性メラミン化粧板の拡
大構成断面図を示す。 1……表面弾性熱硬化性樹脂化粧板、1′……
弾性メラミン化粧板、2……弾性シート、2′…
…弾性ウレタンシート、3……熱硬化性樹脂化粧
板、4……発泡体、5……接着剤、6……非孔質
シート、7……メラミン樹脂含浸層、8……フエ
ノール樹脂含浸層。
Claims (1)
- 表面に弾性ウレタンシートが積層一体化されて
いてエンボス加工されているメラミン化粧板の裏
面に発泡体が一体化されていることを特徴とする
複合化粧材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1397584U JPS60125122U (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 複合化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1397584U JPS60125122U (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 複合化粧材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60125122U JPS60125122U (ja) | 1985-08-23 |
JPH023864Y2 true JPH023864Y2 (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=30498469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1397584U Granted JPS60125122U (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 複合化粧材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60125122U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016142084A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 多摩防水技研株式会社 | ウレタン防水層の施工法および断熱防水材 |
-
1984
- 1984-02-02 JP JP1397584U patent/JPS60125122U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60125122U (ja) | 1985-08-23 |
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