JPH0231415B2 - - Google Patents
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- JPH0231415B2 JPH0231415B2 JP59098537A JP9853784A JPH0231415B2 JP H0231415 B2 JPH0231415 B2 JP H0231415B2 JP 59098537 A JP59098537 A JP 59098537A JP 9853784 A JP9853784 A JP 9853784A JP H0231415 B2 JPH0231415 B2 JP H0231415B2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 24
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/0304—Detection arrangements using opto-electronic means
- G06F3/0317—Detection arrangements using opto-electronic means in co-operation with a patterned surface, e.g. absolute position or relative movement detection for an optical mouse or pen positioned with respect to a coded surface
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は情報板と該情報板上を移動自在に構成
された操作部からなる座標入力装置に関し、特に
発光部と情報板と受光部から成る反射光学系を有
し、操作部自体が自己の移動量及び移動方向を検
出可能な座標入力装置に関するものである。
された操作部からなる座標入力装置に関し、特に
発光部と情報板と受光部から成る反射光学系を有
し、操作部自体が自己の移動量及び移動方向を検
出可能な座標入力装置に関するものである。
[従来技術]
操作部自体が自己の移動量や移動方向を検出し
て外部情報処理装置に座標情報の入力をする座標
入力装置が普及している。この種の座標入力装置
は従来のカーソル移動用キー等に比べて入力の操
作性が格段に良く、またライトペンのように画面
に直接手を延ばして操作する必要がないこと等
数々の利点があるからである。
て外部情報処理装置に座標情報の入力をする座標
入力装置が普及している。この種の座標入力装置
は従来のカーソル移動用キー等に比べて入力の操
作性が格段に良く、またライトペンのように画面
に直接手を延ばして操作する必要がないこと等
数々の利点があるからである。
従来、この種の座標入力装置ではボールのころ
がりから移動を検出するもの、或いは抵抗による
電圧降下の値から座標値を得るもの、或いは電磁
誘導方式によるもの等様々なものが提案されてい
る。しかしながら機械式の部分を含むものは耐久
性や精度の面において不満があり、電圧降下式や
電磁誘導方式のものは外乱による影響を受け易い
という欠点があつた。
がりから移動を検出するもの、或いは抵抗による
電圧降下の値から座標値を得るもの、或いは電磁
誘導方式によるもの等様々なものが提案されてい
る。しかしながら機械式の部分を含むものは耐久
性や精度の面において不満があり、電圧降下式や
電磁誘導方式のものは外乱による影響を受け易い
という欠点があつた。
[目的]
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みて成さ
れたものであつて、その目的とする所は、情報板
上に形成された単純で耐久性のある模様を光学的
に読み取ることにより座標の読取精度と信頼性が
高く且つ電磁的外乱による影響を受けない座標入
力装置を提供することにある。
れたものであつて、その目的とする所は、情報板
上に形成された単純で耐久性のある模様を光学的
に読み取ることにより座標の読取精度と信頼性が
高く且つ電磁的外乱による影響を受けない座標入
力装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の受光手段とその複
数の受光手段からの出力信号より、移動方向及
び、移動量を出力する座標入力装置を提供するこ
とである。
数の受光手段からの出力信号より、移動方向及
び、移動量を出力する座標入力装置を提供するこ
とである。
[実施例]
以下、添付図面に従つて本発明に係る一実施例
の座標入力装置を詳細に説明する。
の座標入力装置を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る一実施例の座標入力装置
の外観を示す斜視図である。図において、1は黒
い面2に複数の白い円3がマトリツクス状に描か
れた情報板、4は手動により情報板1上を自在に
移動し、板上の模様を光学的に検出することによ
りその移動量と移動方向の情報を求めて出力する
操作部である。
の外観を示す斜視図である。図において、1は黒
い面2に複数の白い円3がマトリツクス状に描か
れた情報板、4は手動により情報板1上を自在に
移動し、板上の模様を光学的に検出することによ
りその移動量と移動方向の情報を求めて出力する
操作部である。
第2図は情報板1の一部表面を拡大して示す部
分拡大図である。図において、マトリツクス状に
配置された白い円3の各中心は等間隔aになつて
いる。従つて操作部4の光学系が1つの円から他
の円に移動したことを検出すれば情報板1のX軸
又はY軸について操作部4が1単位移動したこと
が分る。1単位(a)の大きさは操作部4の操作に適
した移動範囲と関連して妥当な大きさのものに決
められる。1単位が大きければ操作部を大きな量
移動しても少ない座標情報しか得られないから操
作性が低下する。また1単位をあまり小さくする
とかえつて検出が敏感になり、操作部4の僅かな
振動でも座標情報を発生してしまうから操作性を
不安定にさせる。従つて最も典型的なものは操作
部4の1単位の移動が画面上の1ドツトの移動に
対応する場合であり、且つその画面全体の移動を
適当な大きさの情報板上で操作可能とすることで
ある。
分拡大図である。図において、マトリツクス状に
配置された白い円3の各中心は等間隔aになつて
いる。従つて操作部4の光学系が1つの円から他
の円に移動したことを検出すれば情報板1のX軸
又はY軸について操作部4が1単位移動したこと
が分る。1単位(a)の大きさは操作部4の操作に適
した移動範囲と関連して妥当な大きさのものに決
められる。1単位が大きければ操作部を大きな量
移動しても少ない座標情報しか得られないから操
作性が低下する。また1単位をあまり小さくする
とかえつて検出が敏感になり、操作部4の僅かな
振動でも座標情報を発生してしまうから操作性を
不安定にさせる。従つて最も典型的なものは操作
部4の1単位の移動が画面上の1ドツトの移動に
対応する場合であり、且つその画面全体の移動を
適当な大きさの情報板上で操作可能とすることで
ある。
本実施例の情報板1は円3の内側を白として面
2を黒としたがその逆であつても良い。またその
色彩も白と黒の2色に限るものではない。要する
に円3の内側と面2の反射率が相対的に異なる構
造のものであれば本発明の目的を十分に達するこ
とができる。
2を黒としたがその逆であつても良い。またその
色彩も白と黒の2色に限るものではない。要する
に円3の内側と面2の反射率が相対的に異なる構
造のものであれば本発明の目的を十分に達するこ
とができる。
第3図は操作部4の原理的な構成を示す断面図
である。図において、操作部4は使用の際に手の
平で握り込むような頭部41を有する。また操作
部4の下側には適当な広さを有するすべり面42
が設けられており該操作部4はすべり面42を介
して情報板1の面上を移動自在である。操作部4
の内側に設けられた5,9,6は情報板1上に光
線束を照射する発光部である。例えば光源として
LED、タングテンランプ、レーザ等の発光素子
を用いることができる。或いは単一の発光素子を
光源として用いその光を光フアイバスコープなど
を用いて複数光路に分散して導き、光フアイバス
コープの端面を各発光部の位置に配するようにし
てもよい。また10,14,11は情報板1上で
反射した光線束を検出する受光部である。受光部
には例えばフオトダイオード、フオトトランジス
タ、Cds等が用いられる。こうして各発光部5,
9,6から照射された光は情報板1の表面で反射
されて各受光部10,14,11に入射するよう
光学系A,B,Cが構成されている。図のように
操作部4がある1つの円bの真上にあるときは、
発光部9から発射された光はその全部が受光部1
4に入射し、他の発光部5と6から発射された光
はほぼその半分が面2の黒によつて吸収され、残
りの半分が受光部10と11に入射する関係にあ
る。従つて操作部4の位置が左右(X軸)方向に
僅かでもずれれば光学系Bについては全く影響が
ないが光学系AとCについては正反対の状態に移
行することが理解される。
である。図において、操作部4は使用の際に手の
平で握り込むような頭部41を有する。また操作
部4の下側には適当な広さを有するすべり面42
が設けられており該操作部4はすべり面42を介
して情報板1の面上を移動自在である。操作部4
の内側に設けられた5,9,6は情報板1上に光
線束を照射する発光部である。例えば光源として
LED、タングテンランプ、レーザ等の発光素子
を用いることができる。或いは単一の発光素子を
光源として用いその光を光フアイバスコープなど
を用いて複数光路に分散して導き、光フアイバス
コープの端面を各発光部の位置に配するようにし
てもよい。また10,14,11は情報板1上で
反射した光線束を検出する受光部である。受光部
には例えばフオトダイオード、フオトトランジス
タ、Cds等が用いられる。こうして各発光部5,
9,6から照射された光は情報板1の表面で反射
されて各受光部10,14,11に入射するよう
光学系A,B,Cが構成されている。図のように
操作部4がある1つの円bの真上にあるときは、
発光部9から発射された光はその全部が受光部1
4に入射し、他の発光部5と6から発射された光
はほぼその半分が面2の黒によつて吸収され、残
りの半分が受光部10と11に入射する関係にあ
る。従つて操作部4の位置が左右(X軸)方向に
僅かでもずれれば光学系Bについては全く影響が
ないが光学系AとCについては正反対の状態に移
行することが理解される。
さて、このような光学系はX軸とY軸について
必要になる。第4図は操作部4内の光学系の原理
的構成を示す斜視図である。今、仮に操作板1の
X軸を図の方向に想定した場合はこれと直角に交
わるY軸上の位置に光学系DとEが対応するよう
設けられている。これら光学系D,B,Eの構成
と配置は第3図において述べたものと同様であ
る。即ち、光学系Dは発光部7と受光部12とか
ら成り、光学系Eは発光部8と受光部13とから
成つている。そして中心の光学系Bが円3の中心
に当るときは他の4つの光学系A,C,D,Eは
円3のほぼ円周上に当るようになつている。この
ような構成により情報板1のX軸に対してもY軸
に対しても同様のアルゴリズムでその移動量の検
出や移動方向の検出が行なえることになる。
必要になる。第4図は操作部4内の光学系の原理
的構成を示す斜視図である。今、仮に操作板1の
X軸を図の方向に想定した場合はこれと直角に交
わるY軸上の位置に光学系DとEが対応するよう
設けられている。これら光学系D,B,Eの構成
と配置は第3図において述べたものと同様であ
る。即ち、光学系Dは発光部7と受光部12とか
ら成り、光学系Eは発光部8と受光部13とから
成つている。そして中心の光学系Bが円3の中心
に当るときは他の4つの光学系A,C,D,Eは
円3のほぼ円周上に当るようになつている。この
ような構成により情報板1のX軸に対してもY軸
に対しても同様のアルゴリズムでその移動量の検
出や移動方向の検出が行なえることになる。
尚、操作部4の実際上の使用に際しては情報板
1上に想定したX軸とY軸に対して操作部4の光
学系に想定したX′軸とY′軸が重ならない状態は
十分に起る。このような状態は操作部4の持ち方
や操作部を移動する手の先の回動運動によつて引
き起こされる。しかしこの場合でも情報板1上の
検出対象物は円であるから軸方向の重なりが多少
ずれても何ら問題とはならない。このように操作
部4は機械式の部分を含まないから精度の高いも
のが容易に構成でき、且つその精度は長い間の使
用によつても失われない。また内部の光学系は操
作部4により囲まれているから外部からの光は実
質的に遮断され、外乱とはなり得ない。また光学
系は電磁界による影響も受けない。
1上に想定したX軸とY軸に対して操作部4の光
学系に想定したX′軸とY′軸が重ならない状態は
十分に起る。このような状態は操作部4の持ち方
や操作部を移動する手の先の回動運動によつて引
き起こされる。しかしこの場合でも情報板1上の
検出対象物は円であるから軸方向の重なりが多少
ずれても何ら問題とはならない。このように操作
部4は機械式の部分を含まないから精度の高いも
のが容易に構成でき、且つその精度は長い間の使
用によつても失われない。また内部の光学系は操
作部4により囲まれているから外部からの光は実
質的に遮断され、外乱とはなり得ない。また光学
系は電磁界による影響も受けない。
上述した操作部4が情報板1上を移動されると
きは夫々の光学系から特徴的な検出信号が発生さ
れる。第5図はこのような検出信号を処理して操
作部4の移動量と移動方向とを求める構成を示す
ブロツク図である。また第6図b,cは第6図a
のように情報板1上で操作部4を現位置からX軸
の正方向に4単位及びY軸の負方向に2単位移動
させた場合の各部の信号波形を示す図であり、第
7図b,cは第7図aのように操作部4を第6図
と逆の方向に移動させた場合の各部の信号波形を
示す図である。以下これらの図を参照して本実施
例装置の動作を説明する。
きは夫々の光学系から特徴的な検出信号が発生さ
れる。第5図はこのような検出信号を処理して操
作部4の移動量と移動方向とを求める構成を示す
ブロツク図である。また第6図b,cは第6図a
のように情報板1上で操作部4を現位置からX軸
の正方向に4単位及びY軸の負方向に2単位移動
させた場合の各部の信号波形を示す図であり、第
7図b,cは第7図aのように操作部4を第6図
と逆の方向に移動させた場合の各部の信号波形を
示す図である。以下これらの図を参照して本実施
例装置の動作を説明する。
第5図には円3の中心に位置された受光部14
とその円周上に位置された受光部10〜13が示
されている。情報板1のX軸に対応する受光部1
0と11が出力する信号VlとVrは夫々差動増幅
回路15の正と負の入力端子に入力されており、
差動増幅回路15の出力端子からはその差分出力
号Vx(=Vl−Vr)が出力される。従つて、図の
ように受光部10と11が円3上に左右対称に位
置するときは差動増幅回路15の出力が0ボルト
であり、また操作部4が少し左にずれると−Vx
の信号を出力し、少し右にずれると+Vxの信号
を出力する。この関係に従つて操作部4を情報板
1上で左右方向に移動させた場合の信号波形は第
6図bと第7図bの信号Vxにより示されている。
ここで時間軸tは第6図bと第7図bとにおいて
その向きが逆になつていることに注意されたい。
操作部4の移動方向にあわせて時間軸tを設けそ
の方向に信号Vxを表わしたからである。後述す
る他の信号の場合についても同様である。
とその円周上に位置された受光部10〜13が示
されている。情報板1のX軸に対応する受光部1
0と11が出力する信号VlとVrは夫々差動増幅
回路15の正と負の入力端子に入力されており、
差動増幅回路15の出力端子からはその差分出力
号Vx(=Vl−Vr)が出力される。従つて、図の
ように受光部10と11が円3上に左右対称に位
置するときは差動増幅回路15の出力が0ボルト
であり、また操作部4が少し左にずれると−Vx
の信号を出力し、少し右にずれると+Vxの信号
を出力する。この関係に従つて操作部4を情報板
1上で左右方向に移動させた場合の信号波形は第
6図bと第7図bの信号Vxにより示されている。
ここで時間軸tは第6図bと第7図bとにおいて
その向きが逆になつていることに注意されたい。
操作部4の移動方向にあわせて時間軸tを設けそ
の方向に信号Vxを表わしたからである。後述す
る他の信号の場合についても同様である。
差動増幅回路16からは差分出力信号Vy(=
Vu−Vd)が出力される。操作部4が図の位置か
ら少し上にずれると差動増幅回路16は−Vyの
信号を出力し、少し下にずれると+Vyの信号を
出力する。この関係に従つて操作部4を情報板1
上で上下方向に移動させた場合の信号波形は第6
図b,cと第7図b,cの信号Vyにより示され
ている。
Vu−Vd)が出力される。操作部4が図の位置か
ら少し上にずれると差動増幅回路16は−Vyの
信号を出力し、少し下にずれると+Vyの信号を
出力する。この関係に従つて操作部4を情報板1
上で上下方向に移動させた場合の信号波形は第6
図b,cと第7図b,cの信号Vyにより示され
ている。
受光部14からの信号はそのまま信号Vmとな
る。受光部14は操作部4の光学系Bが円3の上
を移動中である間+Vmの信号を出力する。
る。受光部14は操作部4の光学系Bが円3の上
を移動中である間+Vmの信号を出力する。
17〜19はヒステリシス特性を持たせた波形
整形回路である。各信号Vx,Vy,Vmは夫々の
波形整形回路17,18,19を通されて矩形波
信号Vx′,Vy′,Vm′に整形される。ヒステリシ
ス特性を持つたスレツシユホルドレベルは例えば
第6図b及びcのレベル33〜38によつて示さ
れている。第7図b及びcについても同様であ
る。このスレツシユホルドレベルとの関係におい
て信号Vxがレベル33を正の方向に越えたとき
は波形整形回路17の出力端子に+1の信号を出
力し、信号Vxがレベル34を負の方向に越えた
ときはその出力端子に−1の信号を出力する。信
号Vyと矩形信号Vy′との関係についても同様で
ある。また信号Vmは受光部14が円3の上にあ
るときだけ正であり面2の上にあるときは0ボル
トである。従つて波形整形回路19の出力端子に
現れる矩形信号Vm′は受光部14が円3の上にあ
るときだけ+1の信号であり面2の上にあるとき
は0ボルトの信号である。
整形回路である。各信号Vx,Vy,Vmは夫々の
波形整形回路17,18,19を通されて矩形波
信号Vx′,Vy′,Vm′に整形される。ヒステリシ
ス特性を持つたスレツシユホルドレベルは例えば
第6図b及びcのレベル33〜38によつて示さ
れている。第7図b及びcについても同様であ
る。このスレツシユホルドレベルとの関係におい
て信号Vxがレベル33を正の方向に越えたとき
は波形整形回路17の出力端子に+1の信号を出
力し、信号Vxがレベル34を負の方向に越えた
ときはその出力端子に−1の信号を出力する。信
号Vyと矩形信号Vy′との関係についても同様で
ある。また信号Vmは受光部14が円3の上にあ
るときだけ正であり面2の上にあるときは0ボル
トである。従つて波形整形回路19の出力端子に
現れる矩形信号Vm′は受光部14が円3の上にあ
るときだけ+1の信号であり面2の上にあるとき
は0ボルトの信号である。
以上の各信号を第6図b,cと第7図b,cに
ついて対比すると以下のことが分る。先ず矩形信
号Vm′については時間軸tにそつて操作部4がど
ちら方向に移動した場合でもそのタイミング、レ
ベルに差異を生じない。しかし矩形信号Vx′につ
いては差異を生じる。これは光学系A,Cの各検
出信号を一定の極性をもつて差動増幅回路の差分
入力としたことと、その差分出力信号をヒステリ
シス特性のある波形整形回路で矩形化したことに
よる結果である。この差異に基づいて、方向検出
回路22は矩形信号Vm′の各立ち下がりで矩形信
号Vx′のレベルを調べそのレベルが+1であれば
操作部の移動方向を正方向と、またそのレベルが
−1であれば操作部の移動方向を負方向と判断す
る。X軸の移動量検出回路20は矩形信号Vx′に
ついてその立ち上がり又は立ち下がりを検出して
計数し、1単位の整数倍の移動量を求める。また
もし立ち上りと立ち下りの両方を計数するように
すれば計数結果が奇数となつたときに1単位の1/
2の大きさまで移動量を検出できることになる。
Y軸の方向検出回路23及び移動量検出回路21
についても同様である。こうして情報化された移
動量と移動方向のデータ42〜45はシリアル変
換器24を介してホストコンピユータ25に送ら
れる。このように情報化された移動量と移動方向
を求める構成を操作部4内に設けておくとホスト
コンピユータ25には最終的に求めた移動量と移
動方向のデジタル信号のみを送信すれば良いから
常に信頼性の高い座標情報入力が行なえる。
ついて対比すると以下のことが分る。先ず矩形信
号Vm′については時間軸tにそつて操作部4がど
ちら方向に移動した場合でもそのタイミング、レ
ベルに差異を生じない。しかし矩形信号Vx′につ
いては差異を生じる。これは光学系A,Cの各検
出信号を一定の極性をもつて差動増幅回路の差分
入力としたことと、その差分出力信号をヒステリ
シス特性のある波形整形回路で矩形化したことに
よる結果である。この差異に基づいて、方向検出
回路22は矩形信号Vm′の各立ち下がりで矩形信
号Vx′のレベルを調べそのレベルが+1であれば
操作部の移動方向を正方向と、またそのレベルが
−1であれば操作部の移動方向を負方向と判断す
る。X軸の移動量検出回路20は矩形信号Vx′に
ついてその立ち上がり又は立ち下がりを検出して
計数し、1単位の整数倍の移動量を求める。また
もし立ち上りと立ち下りの両方を計数するように
すれば計数結果が奇数となつたときに1単位の1/
2の大きさまで移動量を検出できることになる。
Y軸の方向検出回路23及び移動量検出回路21
についても同様である。こうして情報化された移
動量と移動方向のデータ42〜45はシリアル変
換器24を介してホストコンピユータ25に送ら
れる。このように情報化された移動量と移動方向
を求める構成を操作部4内に設けておくとホスト
コンピユータ25には最終的に求めた移動量と移
動方向のデジタル信号のみを送信すれば良いから
常に信頼性の高い座標情報入力が行なえる。
尚、上述した本実施例では受光部10〜14に
デイスクリートな受光素子を用いたがこれに限る
ものではない。例えば各受光部の位置に光フアイ
バスコープの端面を配し、夫々の端面で受光した
光を別の場所に導いて光電変換素子(CCDライ
ンセンサ)で読み取ることも可能である。また発
光部にも光フアイバスコープを使用可能であるこ
とは前に述べた。こうすれば受光素子のみならず
発光素子の選択、配置の自由度が高まり操作部先
端の検出部形状をペン先のように細くすることも
できる。しかも素子取付や調整が容易になるばか
りでなく検出信号を光で導びけば電磁気的外乱に
対しても強くなり信頼性も向上する。
デイスクリートな受光素子を用いたがこれに限る
ものではない。例えば各受光部の位置に光フアイ
バスコープの端面を配し、夫々の端面で受光した
光を別の場所に導いて光電変換素子(CCDライ
ンセンサ)で読み取ることも可能である。また発
光部にも光フアイバスコープを使用可能であるこ
とは前に述べた。こうすれば受光素子のみならず
発光素子の選択、配置の自由度が高まり操作部先
端の検出部形状をペン先のように細くすることも
できる。しかも素子取付や調整が容易になるばか
りでなく検出信号を光で導びけば電磁気的外乱に
対しても強くなり信頼性も向上する。
また移動量検出を前述の矩形信号Vx′及び
Vy′の各エツジを計数して行なう際に、それを立
ち上がり又は立ち下がりについて計数するか、或
いは立ち上がりと立ち下がりの両方について計数
するかを選択するスイツチ手段を設けることによ
つて移動量検出の分解能をコントロールするよう
にもできる。
Vy′の各エツジを計数して行なう際に、それを立
ち上がり又は立ち下がりについて計数するか、或
いは立ち上がりと立ち下がりの両方について計数
するかを選択するスイツチ手段を設けることによ
つて移動量検出の分解能をコントロールするよう
にもできる。
[効果]
以上の如く本発明に係る座標入力装置によれ
ば、操作部の検出方式は光学式であり機械式の部
分を一切含まない。従つて摩耗部が無く高い読取
精度がいつまでも保たれる。また光学式の検出方
法を採用しているから電磁的ノイズ等の外乱によ
る影響を受けることも無い。
ば、操作部の検出方式は光学式であり機械式の部
分を一切含まない。従つて摩耗部が無く高い読取
精度がいつまでも保たれる。また光学式の検出方
法を採用しているから電磁的ノイズ等の外乱によ
る影響を受けることも無い。
第1図は本発明に係る一実施例の座標入力装置
の外観を示す斜視図、第2図は第1図の情報板の
一部表面を拡大して示す部分拡大図、第3図は操
作部の原理的な構成を示す断面図、第4図は操作
部内の光学系の原理的構成を示す斜視図、第5図
は光学系の検出信号を処理して操作部の移動量と
移動方向とを求める構成を示すブロツク図、第6
図a〜cは情報板上で操作部を移動させた場合の
各部の信号波形を示す図、第7図a〜cは操作部
を第6図と逆の方向に移動させた場合の各部の信
号波形を示す図である。 ここで、1……情報板、2……面、3……円、
4……操作部、5〜9……発光部、10〜14…
…受光部である。
の外観を示す斜視図、第2図は第1図の情報板の
一部表面を拡大して示す部分拡大図、第3図は操
作部の原理的な構成を示す断面図、第4図は操作
部内の光学系の原理的構成を示す斜視図、第5図
は光学系の検出信号を処理して操作部の移動量と
移動方向とを求める構成を示すブロツク図、第6
図a〜cは情報板上で操作部を移動させた場合の
各部の信号波形を示す図、第7図a〜cは操作部
を第6図と逆の方向に移動させた場合の各部の信
号波形を示す図である。 ここで、1……情報板、2……面、3……円、
4……操作部、5〜9……発光部、10〜14…
…受光部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 情報板と該情報板上を移動自在に構成された
操作部とを備える座標入力装置において、 前記情報板面には、中心に対して点対象な図形
模様が複数等間隔でマトリクス状に配され、 前記操作部内には、前記情報板上の図形模様の
外周の内側に位置するように、当該図形模様の中
心に対して点対象な位置に配された複数の第1検
知手段と、前記情報板上の図形模様の中央部分と
重なる位置に配された第2検知手段と、前記第1
検知手段の出力変化に基いて移動距離を検知する
移動距離検知手段と、前記第2検知手段の出力変
化に基いて移動方向を検知する移動方向検知手段
とを備えることを特徴とする座標入力装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59098537A JPS60243728A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 座標入力装置 |
US06/733,390 US4712100A (en) | 1984-05-18 | 1985-05-13 | Coordinate inputting apparatus using multiple sensors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59098537A JPS60243728A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 座標入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60243728A JPS60243728A (ja) | 1985-12-03 |
JPH0231415B2 true JPH0231415B2 (ja) | 1990-07-13 |
Family
ID=14222433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59098537A Granted JPS60243728A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 座標入力装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4712100A (ja) |
JP (1) | JPS60243728A (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3526422A1 (de) * | 1985-07-24 | 1987-01-29 | Thomson Brandt Gmbh | Abschalteinrichtung fuer plattenspieler |
US4857903A (en) * | 1986-05-06 | 1989-08-15 | Summagraphics Corporation | Electro-optical mouse with improved resolution for compensation of optical distortion |
US4852055A (en) * | 1987-09-04 | 1989-07-25 | The Laitram Corporation | Forming lines in computer aided pattern generating systems |
GB2215037B (en) * | 1988-02-04 | 1992-09-02 | Kwang Chien Fong | Optical input arrangement |
US4922236A (en) * | 1988-04-25 | 1990-05-01 | Richard Heady | Fiber optical mouse |
US4834502A (en) * | 1988-08-08 | 1989-05-30 | Xerox Corporation | Optical mouse pad |
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US5852434A (en) * | 1992-04-03 | 1998-12-22 | Sekendur; Oral F. | Absolute optical position determination |
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US5680157A (en) * | 1992-08-10 | 1997-10-21 | Logitech, Inc. | Pointing device with differential optomechanical sensing |
CA2108760C (en) * | 1992-10-23 | 2000-04-18 | Tomohiro Fujii | Paging receiver with display control means |
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AT308U1 (de) * | 1994-11-28 | 1995-07-25 | Hirsch Karl Hirsch Karl | Computermausunterlage |
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US6031520A (en) * | 1997-04-04 | 2000-02-29 | De Gotari; Sergio Salinas | Substantially stationary pressure sensitive system for providing input to an electrical device, particularly a computer |
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US7721948B1 (en) * | 1999-05-25 | 2010-05-25 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method and system for online payments |
US7832626B2 (en) * | 1999-05-25 | 2010-11-16 | Silverbrook Research Pty Ltd | Anonymous competition entry |
US7593899B1 (en) | 1999-05-25 | 2009-09-22 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method and system for online payments |
US7793824B2 (en) | 1999-05-25 | 2010-09-14 | Silverbrook Research Pty Ltd | System for enabling access to information |
US20070233513A1 (en) * | 1999-05-25 | 2007-10-04 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of providing merchant resource or merchant hyperlink to a user |
US8113950B2 (en) | 1999-05-25 | 2012-02-14 | Silverbrook Research Pty Ltd | Competition entry with limited return messaging |
US7821507B2 (en) * | 1999-05-25 | 2010-10-26 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of providing information via a printed substrate and two-mode sensing device |
US7760969B2 (en) | 1999-05-25 | 2010-07-20 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of providing information via context searching from a printed substrate |
US7971784B2 (en) | 1999-05-25 | 2011-07-05 | Silverbrook Research Pty Ltd | Sensing device with mode changes via nib switch |
US7762453B2 (en) * | 1999-05-25 | 2010-07-27 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of providing information via a printed substrate with every interaction |
US20030160758A1 (en) * | 2002-02-26 | 2003-08-28 | A-Man Hung | Optical tracking device for computers |
US7205521B2 (en) * | 2003-07-31 | 2007-04-17 | Avage Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Speckle based sensor for three dimensional navigation |
US7646377B2 (en) * | 2005-05-06 | 2010-01-12 | 3M Innovative Properties Company | Position digitizing using an optical stylus to image a display |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4354102A (en) * | 1980-11-13 | 1982-10-12 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Cursor apparatus for interactive graphic display system |
US4390873A (en) * | 1981-05-18 | 1983-06-28 | Kirsch Steven T | Electronic mouse |
US4521773A (en) * | 1981-08-28 | 1985-06-04 | Xerox Corporation | Imaging array |
US4409479A (en) * | 1981-12-03 | 1983-10-11 | Xerox Corporation | Optical cursor control device |
DE3506309A1 (de) * | 1984-02-22 | 1985-08-22 | Summagraphics Corp | Elektro-optische maus |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP59098537A patent/JPS60243728A/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-13 US US06/733,390 patent/US4712100A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4712100A (en) | 1987-12-08 |
JPS60243728A (ja) | 1985-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |