JPS60243729A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPS60243729A JPS60243729A JP59098538A JP9853884A JPS60243729A JP S60243729 A JPS60243729 A JP S60243729A JP 59098538 A JP59098538 A JP 59098538A JP 9853884 A JP9853884 A JP 9853884A JP S60243729 A JPS60243729 A JP S60243729A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- cone
- input device
- coordinate
- information board
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野〕
本発明は情報板と該情報板上を移動自在に構成された操
作部からなる座標入力装置に関し、特に発光部と情報板
と受光部から成る反射光学系を有し、操作部自体が自己
の移動量及び移動方向を検出可能な座標入力装置に関す
るものである。
作部からなる座標入力装置に関し、特に発光部と情報板
と受光部から成る反射光学系を有し、操作部自体が自己
の移動量及び移動方向を検出可能な座標入力装置に関す
るものである。
[従来技術]
操作部自体が自己の移動量や移動方向を検出して外部情
報処理装置に座標情報の入力をする装置が普及している
。この種の座標入力装置は従来のカーソル移動用キー等
と比べて入力の操作性が格段に良く、またライトペンの
ように画面に直接手を延ばして操作する必要がないこと
等数々の利点があるからである。
報処理装置に座標情報の入力をする装置が普及している
。この種の座標入力装置は従来のカーソル移動用キー等
と比べて入力の操作性が格段に良く、またライトペンの
ように画面に直接手を延ばして操作する必要がないこと
等数々の利点があるからである。
従来、この種の座標入力装置ではポールのころがりから
移動を検出するもの、或いは抵抗による電圧降下の値か
ら座標値を得るもの、或いは電磁誘導方式によるもの等
様々なものが提案されている。しかしながら、機械式部
分を含むものは耐久性や精度の面において不満があり、
電圧降下式や電磁誘導方式のものは電磁気的な外乱によ
る影響を受け易いという欠点があった。
移動を検出するもの、或いは抵抗による電圧降下の値か
ら座標値を得るもの、或いは電磁誘導方式によるもの等
様々なものが提案されている。しかしながら、機械式部
分を含むものは耐久性や精度の面において不満があり、
電圧降下式や電磁誘導方式のものは電磁気的な外乱によ
る影響を受け易いという欠点があった。
[目的]
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みて成されたもの
であって、その目的とする所は、情報板の模様を操作部
が光学的に読み取ることにより座標の読取精度と信頼性
が高く且つ電磁気的な外乱による影響を受けない座標入
力装置を提供することにある。
であって、その目的とする所は、情報板の模様を操作部
が光学的に読み取ることにより座標の読取精度と信頼性
が高く且つ電磁気的な外乱による影響を受けない座標入
力装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、単一の光源を用いることにより光
源のバラツキによる調整が無用であり且つ光源の経時的
変動による影響を受けない座標入力装置を提供すること
にある。
源のバラツキによる調整が無用であり且つ光源の経時的
変動による影響を受けない座標入力装置を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、複数の受光手段とその複数の受光
手段からの出力信号より、移動方向及び、移動量を出力
する座標入力装置を提供することである。
手段からの出力信号より、移動方向及び、移動量を出力
する座標入力装置を提供することである。
又、本発明の他の目的は、複数の円錐面と平面とからな
る座標情報板を提供することである。
る座標情報板を提供することである。
[実施隼]
以下、添付図面に従って本発明に係る一実施例の座標入
力装置を詳細に説明する。
力装置を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る一実施例の座標入力装置の外観を
示す斜視図である。図において、lは黒い面2に表面の
一様に磨かれた円錐3がマトリックス状に設けら゛れて
いる情報板、4は手動により情報板1上を自在に移動し
、該情報板上の模様な光学的に検出することによりその
移動量と移動方向の情報をめて出力する操作部である。
示す斜視図である。図において、lは黒い面2に表面の
一様に磨かれた円錐3がマトリックス状に設けら゛れて
いる情報板、4は手動により情報板1上を自在に移動し
、該情報板上の模様な光学的に検出することによりその
移動量と移動方向の情報をめて出力する操作部である。
第2図は情報板lの一部表面を拡大して示す部分拡大図
である0図において、光がよく反射するよう表面の一様
に磨かれた円錐3の各頂点は等間隔Cになっている。従
って、この上を習動する操作部4の光学系が1つの円錐
から他の円錐に移動したことを検出すれば情報板lのX
軸又はY軸について操作部4が1単位移動したことが分
る。1単位(e)の大きさは操作部4の操作に適した移
動範囲と関連して妥当な大きさのものに決められる。1
単位が大きければ大きな移動量でも少ない座標情報しか
得られないから操作性が低下する。
である0図において、光がよく反射するよう表面の一様
に磨かれた円錐3の各頂点は等間隔Cになっている。従
って、この上を習動する操作部4の光学系が1つの円錐
から他の円錐に移動したことを検出すれば情報板lのX
軸又はY軸について操作部4が1単位移動したことが分
る。1単位(e)の大きさは操作部4の操作に適した移
動範囲と関連して妥当な大きさのものに決められる。1
単位が大きければ大きな移動量でも少ない座標情報しか
得られないから操作性が低下する。
また1単位をあまり小さくするとかえって検出が敏感に
なり、操作部4の僅かな振動でも座標情報を発生してし
まうから操作性を不安定にさせる。
なり、操作部4の僅かな振動でも座標情報を発生してし
まうから操作性を不安定にさせる。
従って、普通に使用される最も典型的なものは操作部4
の1単位の移動が画面上の1ドツトの移動に対応するも
のであり、且つその画面全体の移動を適当な大きさの情
報板上で操作可能とすることである。尚、面2は必ずし
も黒くする必要はない。その理由は後述する光学系の説
明によって明らかとなる。
の1単位の移動が画面上の1ドツトの移動に対応するも
のであり、且つその画面全体の移動を適当な大きさの情
報板上で操作可能とすることである。尚、面2は必ずし
も黒くする必要はない。その理由は後述する光学系の説
明によって明らかとなる。
第3図は操作部4の原理的な構成を示す断面図である。
図において、操作部4は使用の際に手の平で握り込むよ
うな頭部4.を有する。また操作部4の下側には適当な
広さを有するすべり面42が設けられており、該操作部
4はすべり面42を介して情報板lの面上を移動自在で
ある。
うな頭部4.を有する。また操作部4の下側には適当な
広さを有するすべり面42が設けられており、該操作部
4はすべり面42を介して情報板lの面上を移動自在で
ある。
操作部4の内側に設けられた5は情報板l上にほぼ垂直
な並行゛光線束lOを照射する発光部であり、例えば光
源としてLED、タングテンランプ、レーザ等の発光素
子を用いることができる。
な並行゛光線束lOを照射する発光部であり、例えば光
源としてLED、タングテンランプ、レーザ等の発光素
子を用いることができる。
或いは別設した発光素子の光を光フアイバスコープなど
を用いて導き光フアイバスコープの端面を図の発光部5
の位置に配するようにしてもよい。
を用いて導き光フアイバスコープの端面を図の発光部5
の位置に配するようにしてもよい。
また6〜9は情報板l上で反射した光線束を検出する受
光部である。受光部には、例えばフォトダイオード、フ
ォトトランジスタ、Cds等が用いられる。受光部6〜
9は情報板1の円錐面で反射した光を検出するためのも
のであり、夫々がl/4の円弧の形状を成し、円周上に
所定の巾を持った受光面を有している。
光部である。受光部には、例えばフォトダイオード、フ
ォトトランジスタ、Cds等が用いられる。受光部6〜
9は情報板1の円錐面で反射した光を検出するためのも
のであり、夫々がl/4の円弧の形状を成し、円周上に
所定の巾を持った受光面を有している。
図のように操作部4がある1つの円錐すの真上にあると
きは、発光部5から発射された円柱状の並行光線束lO
は円錐すの頂点で反射され、輪状になった反射光が受光
部6〜9に均等に入射する。しかし操作部4の位置が例
えば左右(X軸)方向に僅かでもずれれば受光部6,9
の組と受光部7,8の組とでは受光状態が正反対に移行
することが理解される。このことは第4図の斜視図を参
照するとよく解る。 ゛ 第4図は操作部4内の光学系の原理的構成を示す斜視図
である。今、仮に情報板lの図の方向にX軸とY軸を想
定した場合はこれと重なるように受光部のX′軸とY′
軸が対応している。しかしながら、操作部4の実際上の
使用に際しては情報板1上のX軸とY軸に対して操作部
4のX′軸とY′軸が重ならないような状態が十分に起
り得る。例えばこのような状態は操作部4の持ち方や操
作部4を移動中の手の先の回動運動によって引き起こさ
れる。しかしこの場合でも情報板l上の検出対象物は円
錐であるから軸方向の重なりが多少ずれても何ら問題と
はならない。
きは、発光部5から発射された円柱状の並行光線束lO
は円錐すの頂点で反射され、輪状になった反射光が受光
部6〜9に均等に入射する。しかし操作部4の位置が例
えば左右(X軸)方向に僅かでもずれれば受光部6,9
の組と受光部7,8の組とでは受光状態が正反対に移行
することが理解される。このことは第4図の斜視図を参
照するとよく解る。 ゛ 第4図は操作部4内の光学系の原理的構成を示す斜視図
である。今、仮に情報板lの図の方向にX軸とY軸を想
定した場合はこれと重なるように受光部のX′軸とY′
軸が対応している。しかしながら、操作部4の実際上の
使用に際しては情報板1上のX軸とY軸に対して操作部
4のX′軸とY′軸が重ならないような状態が十分に起
り得る。例えばこのような状態は操作部4の持ち方や操
作部4を移動中の手の先の回動運動によって引き起こさ
れる。しかしこの場合でも情報板l上の検出対象物は円
錐であるから軸方向の重なりが多少ずれても何ら問題と
はならない。
第5図は円錐3の斜面で反射された光と受光部受光面と
の関係を説明する図である。発光光線束lOが円錐3の
斜面の何処にあたるかで受光部まゝ での光路長が変り
、受光部受光面への入射位置も変ってくる。今、発光部
5と円錐3底面との間の垂直距離をh、円錐3底面の半
径をR1斜面の傾きをθ、発光光線10の光軸と円錐3
底面が交わる点から円錐3の縁までの距離をaとすると
、反射光線11が受光面に入射する位置(受光半径)r
は次式によって表わされる。
の関係を説明する図である。発光光線束lOが円錐3の
斜面の何処にあたるかで受光部まゝ での光路長が変り
、受光部受光面への入射位置も変ってくる。今、発光部
5と円錐3底面との間の垂直距離をh、円錐3底面の半
径をR1斜面の傾きをθ、発光光線10の光軸と円錐3
底面が交わる点から円錐3の縁までの距離をaとすると
、反射光線11が受光面に入射する位置(受光半径)r
は次式によって表わされる。
r=(h−atanθ) tan 2θ= h tan
2θ−2a/ (cot 2 θ−1)・・・(1) (1)式において、右辺第1項は発光光線lOが円錐3
の縁(半径R)にあたった場合の受光半径r1に相当し
これが受光半径rの最大値であって受光面の外径をを与
える。また右辺第2項は受光半径rの最大値からの変動
項である。即ち、距離aがO−Hに変化するときの受光
半径rの変動幅Δrを与える。変動幅Δrの最大値Δr
1はa;Rのときに生じ次式によって表わせる。
2θ−2a/ (cot 2 θ−1)・・・(1) (1)式において、右辺第1項は発光光線lOが円錐3
の縁(半径R)にあたった場合の受光半径r1に相当し
これが受光半径rの最大値であって受光面の外径をを与
える。また右辺第2項は受光半径rの最大値からの変動
項である。即ち、距離aがO−Hに変化するときの受光
半径rの変動幅Δrを与える。変動幅Δrの最大値Δr
1はa;Rのときに生じ次式によって表わせる。
Δr r = 2 R/ (cot 2 θ−1) ・
(2)また受光半径rの最少値r2は次式によって表
わせる。
(2)また受光半径rの最少値r2は次式によって表
わせる。
r2=r、−Δr1 ・・・ (3)
こうして受光部の設計にあたっては(1)式のrl及び
(3)式のr2を満足する範囲内で受光面の内径r2及
び外径r1を設定している。従って発光光線10が円錐
面のどの位置に当るときでもその反射光線11が何れか
の受光部受光面によって受光されることになる。そして
このような内部の光学系は操作部4により囲まれている
から外部からの光は実質的に遮断され、外乱とはなり得
ない。また光学系は電磁界による影響も受けない。
(3)式のr2を満足する範囲内で受光面の内径r2及
び外径r1を設定している。従って発光光線10が円錐
面のどの位置に当るときでもその反射光線11が何れか
の受光部受光面によって受光されることになる。そして
このような内部の光学系は操作部4により囲まれている
から外部からの光は実質的に遮断され、外乱とはなり得
ない。また光学系は電磁界による影響も受けない。
上述した操作部4が情報板l上を移動されるときは夫々
の受光部から特徴的な検出信号が発生される。第6図は
このような検出信号を処理して操作部4の移動量と移動
方向とをめる構成を示すブロック図である。また第7図
は情報板1上で操作部4を現位置からX軸の正方向に4
単位及びY軸の負方向に2単位移動させた場合の各部の
信号波形を示す図であり、第8図は操作部4を第7図と
逆の方向に移動させた場合の各部の信号波形を示す図で
ある。以下これらの図を参照して本実施例装置の動作を
説明する。
の受光部から特徴的な検出信号が発生される。第6図は
このような検出信号を処理して操作部4の移動量と移動
方向とをめる構成を示すブロック図である。また第7図
は情報板1上で操作部4を現位置からX軸の正方向に4
単位及びY軸の負方向に2単位移動させた場合の各部の
信号波形を示す図であり、第8図は操作部4を第7図と
逆の方向に移動させた場合の各部の信号波形を示す図で
ある。以下これらの図を参照して本実施例装置の動作を
説明する。
第6図には受光半径r2〜rlの受光面を有する受光部
6〜9が示されている。図において、受光素子6と9の
各出力信号Vufl 、Vd5Lはアナログ加算器18
で加算(V文=Vu文+Vd文)されて差動増幅回路2
3の正の入力端子に入力される。また受光部7と8の各
出力信号Vur、Vdrはアナログ加算器19で加算(
Vr=Vur+Vdr)されて差動増幅器23の負の入
力端子に入力される。差動増幅回路23は両人力信号V
文、Vrc7)差分出力信号Vx (=Vi−V r)
を出力する。従って第4図に示すように受光部6〜9に
均等に反射光が入射するときは差動増幅回路23の出力
がOボルトであり、また操作部4が少し左にずれると+
Vxの信号を出力し、少し右にずれると−Vxの信号を
出力する。この関係に従って操作部4を情報板1上で左
右方向に移動させた場合の信号波形は第7図(b)と第
8図(b)の信号Vxにより示されている。ここで時間
軸tは第7図(b)と第8図(b)とにおいてその向き
が逆になっていることに注意されたい。操作部4の移動
方向にあわせて時間軸tを設け、その方。向に信号Vx
を表わしたからである。後述する他の信号の場合につい
ても同様である。
6〜9が示されている。図において、受光素子6と9の
各出力信号Vufl 、Vd5Lはアナログ加算器18
で加算(V文=Vu文+Vd文)されて差動増幅回路2
3の正の入力端子に入力される。また受光部7と8の各
出力信号Vur、Vdrはアナログ加算器19で加算(
Vr=Vur+Vdr)されて差動増幅器23の負の入
力端子に入力される。差動増幅回路23は両人力信号V
文、Vrc7)差分出力信号Vx (=Vi−V r)
を出力する。従って第4図に示すように受光部6〜9に
均等に反射光が入射するときは差動増幅回路23の出力
がOボルトであり、また操作部4が少し左にずれると+
Vxの信号を出力し、少し右にずれると−Vxの信号を
出力する。この関係に従って操作部4を情報板1上で左
右方向に移動させた場合の信号波形は第7図(b)と第
8図(b)の信号Vxにより示されている。ここで時間
軸tは第7図(b)と第8図(b)とにおいてその向き
が逆になっていることに注意されたい。操作部4の移動
方向にあわせて時間軸tを設け、その方。向に信号Vx
を表わしたからである。後述する他の信号の場合につい
ても同様である。
受光部6と7の各出力信号Vu文、Vurはアナログ加
算器21で加算(V u = V u文士Vur)され
て差動増幅回路24の正の入力端子に入力される。また
、受光部9と8の各出力信号Vd文とVdrはアナログ
加算器22で加算(V d =Vd文+Vdr)されて
差動増幅回路24の負の入力端子に入力される。差動増
幅回路24は両人力信号Vu 、Vdの差分出力信号V
y(−Vu−Vd)を出力する。操作部4が第4図の位
置から少し上にずれると差動増幅回路24は+vyの信
号を出力し、少し下にずれると−vyの信号を出力する
。この関係に従って操作部4を上下方向に移動させた場
合の信号波形は第7図(b)と第8図(b)の信号vy
により示されている。
算器21で加算(V u = V u文士Vur)され
て差動増幅回路24の正の入力端子に入力される。また
、受光部9と8の各出力信号Vd文とVdrはアナログ
加算器22で加算(V d =Vd文+Vdr)されて
差動増幅回路24の負の入力端子に入力される。差動増
幅回路24は両人力信号Vu 、Vdの差分出力信号V
y(−Vu−Vd)を出力する。操作部4が第4図の位
置から少し上にずれると差動増幅回路24は+vyの信
号を出力し、少し下にずれると−vyの信号を出力する
。この関係に従って操作部4を上下方向に移動させた場
合の信号波形は第7図(b)と第8図(b)の信号vy
により示されている。
受光部6〜9の各出力信号はアナログ加算器20で加算
(Vuu+Vu r+Vdi+Vd r)されてそのま
ま信号Vmとなる。アナログ加算器20は発光部5の光
軸が円wk3の面上を移動中である間はぼ+Vmの信号
を出力する。
(Vuu+Vu r+Vdi+Vd r)されてそのま
ま信号Vmとなる。アナログ加算器20は発光部5の光
軸が円wk3の面上を移動中である間はぼ+Vmの信号
を出力する。
25〜27はヒステリシス特性を持たせた波形整形回路
である。各信号Vx、Vy、Vmは夫々の波形整形回路
25,27.26を通されて矩形波信号Vx’ 、Vy
’ 、Vm’に整形される。ヒステリシス特性を持った
スレッシュホルドレベルは例えば第7図(b)のレベル
45〜50によって示されてい名。第8図(b)につい
ても同様である。このスレッシュホルドレベルとの関係
において信号Vxがレベル45を正の方向に越えたとき
は波形整形回路25の出力端子に+1の信号を出力し、
信号Vxがレベル46を負の方向に越えたときはその出
力端子に−1の信号を出力する。
である。各信号Vx、Vy、Vmは夫々の波形整形回路
25,27.26を通されて矩形波信号Vx’ 、Vy
’ 、Vm’に整形される。ヒステリシス特性を持った
スレッシュホルドレベルは例えば第7図(b)のレベル
45〜50によって示されてい名。第8図(b)につい
ても同様である。このスレッシュホルドレベルとの関係
において信号Vxがレベル45を正の方向に越えたとき
は波形整形回路25の出力端子に+1の信号を出力し、
信号Vxがレベル46を負の方向に越えたときはその出
力端子に−1の信号を出力する。
信号vyと矩形信号Vy′との関係についても同様であ
る。また信号Vmは発光部5の光軸が円錐3の面上にあ
るときだけ正であり、面2の上にあるときは0ポルトで
ある。原理的には反射光線11が発光部5に達し受光部
6〜9には達しないからである。この意味で、面2は必
ずしも黒でなくてもよい。従って波形整形回路26の出
力端子に現れる矩形信号Vm’は発光部5の光軸が円錐
3の面上にあるときだけ+1の信号であり、而2の上に
あるときは0ポルトの信号である。
る。また信号Vmは発光部5の光軸が円錐3の面上にあ
るときだけ正であり、面2の上にあるときは0ポルトで
ある。原理的には反射光線11が発光部5に達し受光部
6〜9には達しないからである。この意味で、面2は必
ずしも黒でなくてもよい。従って波形整形回路26の出
力端子に現れる矩形信号Vm’は発光部5の光軸が円錐
3の面上にあるときだけ+1の信号であり、而2の上に
あるときは0ポルトの信号である。
以上の各信号を第7図(b)と第8図(b)について対
比すると以下のことが分る。先ず矩形信号Vm′の波形
については時間軸tにそって操作部4がどちら方向に移
動した場合でも差異を生じない。しかし矩形信号Vx′
については両者において差異を生じる。これは受光部6
〜9の各検出信号の所定の組み合せの加算値を一定の極
性をもって差動増幅回路の差分入力としたことと、その
差分出力信号をヒステリシス特性のある波形整形回路で
矩形化したことによる結果である。この差異に基すいて
方向検出回路30は矩形信号Vm’の各立ち下がりで矩
形信号■x′のレベルを調べ、そのレベルが−1であれ
ば正方向と、またそのレベルが+1であれば負方向と判
断する。X軸の移動量検出回路28は矩形信号VX’に
ついてその立ち上がり又は立ち下がりを検出して計数し
、1単位の整゛数倍の移動量をめる。或いは立ち上がり
と立ち下がりの両方を計数するようにすればその計数結
果が奇数となったときに1単位の1/2の大きさまでの
移動量を検出できることになる。Y軸の方向検出回路3
1及び移動量検出回路29についても同様である。こう
して情報化された移動量と移動方向のデータ54〜57
はシリアル変換器32を介してホストコンピュータ33
に送られる。このように情報化された移動量と移動方向
をめる構成を操作部4内に設けておくとホストコンピュ
ータ25には最終的にめた移動量と移動方向のデジタル
信号のみ送信すれば良いから常に信頼性の高い座標情報
入力が行なえる。
比すると以下のことが分る。先ず矩形信号Vm′の波形
については時間軸tにそって操作部4がどちら方向に移
動した場合でも差異を生じない。しかし矩形信号Vx′
については両者において差異を生じる。これは受光部6
〜9の各検出信号の所定の組み合せの加算値を一定の極
性をもって差動増幅回路の差分入力としたことと、その
差分出力信号をヒステリシス特性のある波形整形回路で
矩形化したことによる結果である。この差異に基すいて
方向検出回路30は矩形信号Vm’の各立ち下がりで矩
形信号■x′のレベルを調べ、そのレベルが−1であれ
ば正方向と、またそのレベルが+1であれば負方向と判
断する。X軸の移動量検出回路28は矩形信号VX’に
ついてその立ち上がり又は立ち下がりを検出して計数し
、1単位の整゛数倍の移動量をめる。或いは立ち上がり
と立ち下がりの両方を計数するようにすればその計数結
果が奇数となったときに1単位の1/2の大きさまでの
移動量を検出できることになる。Y軸の方向検出回路3
1及び移動量検出回路29についても同様である。こう
して情報化された移動量と移動方向のデータ54〜57
はシリアル変換器32を介してホストコンピュータ33
に送られる。このように情報化された移動量と移動方向
をめる構成を操作部4内に設けておくとホストコンピュ
ータ25には最終的にめた移動量と移動方向のデジタル
信号のみ送信すれば良いから常に信頼性の高い座標情報
入力が行なえる。
尚、上述した本実施例では受光部6〜9にディスクリー
トな受光素子を用いたがこれに限るものではない。例え
ば各受光面の有すべき形状を満足するように光フアイバ
スコープの端面を配し、夫々の端面で受光した光を別の
場所に導いて光電変換素子(CODラインセンサ)で読
み取ることも可能である。また発光部5にも光フ乙イパ
スコープを使用可能であることは前に述べた。こうすれ
ば受光素子のみならず発光素子の配置や選択の自由度が
高まり操作部先端の検出部をペン先のように細くするこ
ともできる。しかも素子取付の調整が容易になるばかり
でなく検出部からの信号を光で導びけば外乱に対しても
強くなり信頼性も向上する。
トな受光素子を用いたがこれに限るものではない。例え
ば各受光面の有すべき形状を満足するように光フアイバ
スコープの端面を配し、夫々の端面で受光した光を別の
場所に導いて光電変換素子(CODラインセンサ)で読
み取ることも可能である。また発光部5にも光フ乙イパ
スコープを使用可能であることは前に述べた。こうすれ
ば受光素子のみならず発光素子の配置や選択の自由度が
高まり操作部先端の検出部をペン先のように細くするこ
ともできる。しかも素子取付の調整が容易になるばかり
でなく検出部からの信号を光で導びけば外乱に対しても
強くなり信頼性も向上する。
また、移動量の検出を前述の矩形信号Vx’及びvy′
のエツジから行なう際に、それを立ち上がり又は立ち下
がりについて計数するか、或いは立ち上がりと立ち下が
りの両方について計数するかを選択するスイッチ手段を
設けることによって移動量検出の分解能をコントロール
するようにもできる。
のエツジから行なう際に、それを立ち上がり又は立ち下
がりについて計数するか、或いは立ち上がりと立ち下が
りの両方について計数するかを選択するスイッチ手段を
設けることによって移動量検出の分解能をコントロール
するようにもできる。
[効果]
以上述べた如く本発明によれば操作部は情報板上の円錐
模様を読み取りの対象とするから使用に際して操作部の
XY軸方向が情報板のXY軸方向から多少ずれても読取
精度に影響を与えない。また操作部の検出方式は光学式
でありその光源は単一である。従って光源のバラツキに
よる回路の複雑な調整部も調整も必要としないし光源の
経時変動による影響も少ない。また機械式の部分を含ま
ないから摩耗が無く高い読取精度がいつまでも保たれる
。更にまた光学式の検出方法を採用しているから電磁気
的ノイズの外乱による影響を受けることも無い。
模様を読み取りの対象とするから使用に際して操作部の
XY軸方向が情報板のXY軸方向から多少ずれても読取
精度に影響を与えない。また操作部の検出方式は光学式
でありその光源は単一である。従って光源のバラツキに
よる回路の複雑な調整部も調整も必要としないし光源の
経時変動による影響も少ない。また機械式の部分を含ま
ないから摩耗が無く高い読取精度がいつまでも保たれる
。更にまた光学式の検出方法を採用しているから電磁気
的ノイズの外乱による影響を受けることも無い。
第1図は本発明に係る一実施例の座標入力装置の外観を
示す斜視図、 第2図は第1図の情報板の一部表面を拡大して示す部分
拡大図、 第3図は操作部の原理的な構成を示す断面図、第4図は
操作部内の光学系の原理的構成を示す斜視図、 第5図は円錐の斜面で反射された光と受光部との関係を
説明する図 第6図は光学系の検出信号を処理して操作部の移動量と
移動方向とをめる構成を示すブロック図、 第7図(a)、(b)は情報板上で操作部を移動させた
場合の各部の信号波形を示す図、第8図(a)、(b)
は操作部を第7図と逆の方向“に移動させた場合の各部
の信号波形を示す図である。 ここで、1・・・情報板、2・・・面、3・・・円錐、
4・・・操作部、5・・・発光部、6〜9・・・受光部
である。 特許出願人 キャノン株式会社 第1図 乙 第2図 第3図 第7図(G) 第7図(b) 第8図(0) 第8図(b)
示す斜視図、 第2図は第1図の情報板の一部表面を拡大して示す部分
拡大図、 第3図は操作部の原理的な構成を示す断面図、第4図は
操作部内の光学系の原理的構成を示す斜視図、 第5図は円錐の斜面で反射された光と受光部との関係を
説明する図 第6図は光学系の検出信号を処理して操作部の移動量と
移動方向とをめる構成を示すブロック図、 第7図(a)、(b)は情報板上で操作部を移動させた
場合の各部の信号波形を示す図、第8図(a)、(b)
は操作部を第7図と逆の方向“に移動させた場合の各部
の信号波形を示す図である。 ここで、1・・・情報板、2・・・面、3・・・円錐、
4・・・操作部、5・・・発光部、6〜9・・・受光部
である。 特許出願人 キャノン株式会社 第1図 乙 第2図 第3図 第7図(G) 第7図(b) 第8図(0) 第8図(b)
Claims (2)
- (1)情報板と該情報板上に習接して移動自在に構成さ
れた操作部を備える座標入力装置において、複数の円錐
面がその反射率を一様にしてマトリックス状に設けられ
た情報板と、該情報板に対して垂直に並行光線束を照射
する発光部と該情報板からの反射光線束を検出する複数
の受光部から成る光学系を前記円錐の形状に対応させて
設けた操作部を備えることを特徴とする座標入力装置。 - (2)受光部は、発光部からの円断面を有する並行光線
束が円錐の頂点に当るときにその反射光線束の輪を受光
できるような位置に内周を有し、且つ前記発光部からの
並行光線束が前記円錐の中心から所定半径の側面に当る
ときにその反射光線束を受光できるような位置に外周を
有し、且つ前記内周と外周とではさまれる面をその円周
に沿って4等分するような受光面を有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59098538A JPS60243729A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59098538A JPS60243729A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60243729A true JPS60243729A (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=14222464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59098538A Pending JPS60243729A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60243729A (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP59098538A patent/JPS60243729A/ja active Pending
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