JPH02232156A - ワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持方法 - Google Patents
ワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持方法Info
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- JPH02232156A JPH02232156A JP5338889A JP5338889A JPH02232156A JP H02232156 A JPH02232156 A JP H02232156A JP 5338889 A JP5338889 A JP 5338889A JP 5338889 A JP5338889 A JP 5338889A JP H02232156 A JPH02232156 A JP H02232156A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 10
- 239000002173 cutting fluid Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D57/00—Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
- B23D57/003—Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D57/0069—Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of devices for tensioning saw wires
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
- B28D5/04—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
- B28D5/045—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持方法に
間する. 〔従来の技術〕 従来のワイヤ式切断機の一例の概略を第4図に示す.こ
のワイヤ式切断機50は例えば3個の溝ローラ51.5
2.53にワイヤSを所定ピッチを以て螺旋状に巻付け
、一端を一方の巻取りール54に、また他端を他方の巻
取リール55に巻付ける.56.57はキャブスタン、
58.59は定張力設定用ダンサローラ、60,6lは
弱張力設定用ダンサローラを示し、定張力設定用ダンサ
ローラ58.59はキャブスタン56.57のそれぞれ
の駆勤モータ66,67の駆動規制用、また弱張力設定
用ダンサローラ80.61は巻取リール54.55のそ
れぞれの駆動モータ62,63の駆動規制用である。
間する. 〔従来の技術〕 従来のワイヤ式切断機の一例の概略を第4図に示す.こ
のワイヤ式切断機50は例えば3個の溝ローラ51.5
2.53にワイヤSを所定ピッチを以て螺旋状に巻付け
、一端を一方の巻取りール54に、また他端を他方の巻
取リール55に巻付ける.56.57はキャブスタン、
58.59は定張力設定用ダンサローラ、60,6lは
弱張力設定用ダンサローラを示し、定張力設定用ダンサ
ローラ58.59はキャブスタン56.57のそれぞれ
の駆勤モータ66,67の駆動規制用、また弱張力設定
用ダンサローラ80.61は巻取リール54.55のそ
れぞれの駆動モータ62,63の駆動規制用である。
また64は溝ローラ5lの駆動用モータ、65は被切断
物Wの昇降装置である。
物Wの昇降装置である。
上記構成において、例えば5台の七一夕62,63.6
4.66.67を駆動し、ワイヤSを矢符方向に移行し
、被切断物Wを昇降装置65によって徐々に押し上げ、
ワイヤSに切削液を添加し、ラッピング作用により切削
を行い、同時に多数のウエハー状に切断する. この場合溝ローラ51〜53に巻かれるワイヤSは、切
断のための所要の張力(例えば4 ttg〜2 kg
)を必要とする.しかし巻取リール54.55にこの張
力を付与するときはボビンは変形するか又はそれに耐え
る高強度,高重量,大径のボビンにする必要がある.こ
のため上記キャブスタン56.57を配し、溝ローラ側
のワイヤ張力を遮断し、巻取リール側は弱張力設定用ダ
ンサローラ60.61により弱張力(例えば2 kg以
下)に設定する. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記キャブスタンの概略を第5(!Iに示す.このキャ
ブスタン56は駆勤モータ66に接続される多条駆動ブ
ーリ(例えば6条ブーリ)71と、これに対向する各個
独立したガイドブーリ群72とを備え、ワイヤSはこれ
らブーリに亘って巻回されている.図においてブーりl
ii71aをダンサローラ58を経て溝ローラ5111
mに、またブーり溝7lbはダンサローラ60を介して
巻取リール64側とする.この場合ブーり溝71aはワ
イヤの引出し時には高張力側となり、ブーり溝71aは
他方のブーリ溝7lbに比し摩耗が大である.従って長
期使用に際してはブーりtfA 7 1 aは小径とな
り、ブーり溝71aによる引込み量よりもブーり溝7l
bによる送り出し量が大となる.即ちキャブスタン内に
おいてワイヤは引張られ切断する等の問題がある。
4.66.67を駆動し、ワイヤSを矢符方向に移行し
、被切断物Wを昇降装置65によって徐々に押し上げ、
ワイヤSに切削液を添加し、ラッピング作用により切削
を行い、同時に多数のウエハー状に切断する. この場合溝ローラ51〜53に巻かれるワイヤSは、切
断のための所要の張力(例えば4 ttg〜2 kg
)を必要とする.しかし巻取リール54.55にこの張
力を付与するときはボビンは変形するか又はそれに耐え
る高強度,高重量,大径のボビンにする必要がある.こ
のため上記キャブスタン56.57を配し、溝ローラ側
のワイヤ張力を遮断し、巻取リール側は弱張力設定用ダ
ンサローラ60.61により弱張力(例えば2 kg以
下)に設定する. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記キャブスタンの概略を第5(!Iに示す.このキャ
ブスタン56は駆勤モータ66に接続される多条駆動ブ
ーリ(例えば6条ブーリ)71と、これに対向する各個
独立したガイドブーリ群72とを備え、ワイヤSはこれ
らブーリに亘って巻回されている.図においてブーりl
ii71aをダンサローラ58を経て溝ローラ5111
mに、またブーり溝7lbはダンサローラ60を介して
巻取リール64側とする.この場合ブーり溝71aはワ
イヤの引出し時には高張力側となり、ブーり溝71aは
他方のブーリ溝7lbに比し摩耗が大である.従って長
期使用に際してはブーりtfA 7 1 aは小径とな
り、ブーり溝71aによる引込み量よりもブーり溝7l
bによる送り出し量が大となる.即ちキャブスタン内に
おいてワイヤは引張られ切断する等の問題がある。
本発明はかかる点に鑑み、上記キャブスタンを省略し、
かつ溝ローラ群間のワイヤに対する高張力と、巻取リー
ルに対する低張力をそれぞれ保持することを目的とする
. (課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するための本発明のワイヤ張力保持方法
は巻取リールに近接して配備したワイヤ張力設定用ダン
サローラと溝ローラ間の繰出側に制動機構を配備し、該
制動機構により繰出されるワイヤに所要の走行抵抗を付
与するようにしたものである. 〔作 用〕 キャブスタンを省き制動機構を設けることにより、繰出
されるワイヤに走行抵抗を付与し満車内においては所要
の張力を、そして巻取リールにはこれより低い所要の張
力を付与して巻付けることができる。
かつ溝ローラ群間のワイヤに対する高張力と、巻取リー
ルに対する低張力をそれぞれ保持することを目的とする
. (課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するための本発明のワイヤ張力保持方法
は巻取リールに近接して配備したワイヤ張力設定用ダン
サローラと溝ローラ間の繰出側に制動機構を配備し、該
制動機構により繰出されるワイヤに所要の走行抵抗を付
与するようにしたものである. 〔作 用〕 キャブスタンを省き制動機構を設けることにより、繰出
されるワイヤに走行抵抗を付与し満車内においては所要
の張力を、そして巻取リールにはこれより低い所要の張
力を付与して巻付けることができる。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す.ワイヤ式切
断機1は周知構造を同様に3個の溝ローラ2, 3.
4にワイヤSを所定ピッチの螺旋状に巻付け、一端
を一方の巻取りール5に、また他端を他の巻取リール6
に巻付ける.7は溝ローラ2の駆動モータ、8,9は巻
取リール駆動用の制動機付可変速モータである.また1
0,11は張力付与ダンサローラであり、この位置を検
出し、該リール駆勤モータ8,9の回動を規制する. 上記満ローラ2, 3. 4とダンサローラ1 0
,ll間にはそれぞれ制動機構12.13を配備する.
本実施例の制動機構は多数のアイドルローラを以て構成
したもので第2図に示す.この制動機構12は相対する
支軸14.15にそれぞれ多数のアイドルローラ16a
,16bΦ●・、17a,17bを回勤自在に支持し、
両アイドルローラlea,16b=、1 7 a,17
b−●φに亘ってワイヤを巻回したものである.他方の
制動機構l3も同一構造であるが、巻取側となるので使
用せず、lコのローラのみをガイドローラとして使用す
る.構造の説明は同一構造なので省略する.なお20は
ガイドローラ、2lは被加工物Wの昇降装置である.上
記制動機構l2によるワイヤSに対する制動力(引張り
張力)は、溝ローラ2, 3. 4閏のワイヤ張力
とボビン巻け張力との差を補償するものである.即ち上
記溝ローラ群閏のワイヤ張力は切断に必要な張力であり
、例えば2.5kg以上を必要とする。しかし巻取リー
ルに巻付けるときは例えば2.5kg以上の張力で巻付
けると、ボビンの変形により崩れを生じゃすくなる欠点
がある.このため例えば巻取リールへの巻付許容張力を
2 . 0 kgとするとその差500 gを制動機構
によりワイヤに付与するものである.上記アイドルロー
ラ16a,16b●●●!7a,17b・・・にょる所
要のルJ勤力(張力)を得るための取付個数の決定要領
は次の通りである. 例えば溝ローラ2, 3. 4間のワイヤ張カを2
. 5 kg、’J−ル5. 6(7)巻取り張力
ヲ2.0kg、即ちその張力差を500gとする.上記
アイドルローラの回転力は実験の結果30〜50 g/
個である.なおこの数値はガイドローラ2oも略同様で
ある.従ってこの張力差500gを得るためには、アイ
ドルローラ及びガイドローラの平均回転力を408/個
として12〜13個配置すればよい.図はその一例とし
てアイドルローラ16eb,16b・・・を6個、アイ
ドルローラ17a,17b・・・を5個用いたものであ
る。上記張力差を5008以上とするときは、それに応
じてアイドルローラを増せばよい. 上記構成において、運転に際しては各駆勤モータ?,
8. 9を作動し、巻取リール6からワイヤSを矢
符方向に引き出す。このときワイヤには張力付与ダンサ
ー11により引張り張力(約2 kg )が加えられる
. 溝ローラ2. 3. 4には更に制動機構l2にお
ける制動力(約0.5kg)が付加されて約2.5kg
の張力を以てワイヤSが巻回される.溝ローラ群から繰
出されるワイヤSは、同時に他方の巻取リール5の駆動
モータ8の作動により巻取られる.ただしこの場合、張
力付与ダンサローラIOの作動により前述の許容巻取張
力(約2kg)にて巻取られる. 上記巻取リール6のワイヤ終了時または切断終了時等に
はワイヤSの走行方向を切り換える.この時制動機構1
3のアイドルローラ群にはワイヤを巻回し、制動機構1
2側は巻取側となるので、ローラ群の巻回を外し、lコ
のみをガイドローラとして使用する. 次に第3図は制動機構の他の例を示す.この制動機構3
0は電気制動により走行ワイヤSに抵抗を付与するよう
にしたもので、電磁ブレーキ31に接続される主ブー9
32とガイドブーリ33.34とからなる.電磁ブレー
キ31は主ブーり32をこれに懸架されるワイヤSに対
し例えば500 gの張力により回勤されるよう印加電
力を規制するようにしたものである.この制動機構30
を第1図における制動機構12及びl3と置換する.そ
の作用は前述と同様であり、説明を省略するが、ワイヤ
の繰出側、巻取側と交わる毎のワイヤのアイドルローラ
群への巻回や、巻外し作業が不要で、電気の印加のON
−OFFで済まされる簡易さがある.なおこの電磁ブレ
ーキ31に換えて機械式ブレーキとしても勿論可能であ
り、これらは本発明の趣旨を逸脱しない範囲で設計変更
することができる.また、ワイヤ走行方向の逆転をせず
に常に同一方向にしかワイヤを走行させない場合には、
一方の制動機構は不要である.〔発明の効果〕 本発明による時は、従来のキャブスタンに代えて制動機
構により溝ローラ間のワイヤ張力と巻取リールに巻付け
る張力との差を補償するようにしたから、上記キャブス
タンにおける複数のブーリ溝のそれぞれの摩耗量の相違
によるワイヤ切断事故の発生を防止することができる.
また上記制動機構として多数のアイドルローラを組み合
わせて使用するときは、それぞれのローラが摩耗による
径の変化を生じても、ワイヤに対し影響を及ぼすことが
なく、かつ変換容易であり、ワイヤ切断機の構成を簡素
化することができる.又ワイヤ用ボビンを高強度,高1
量,大径にする必要がない等の効果を有する.
断機1は周知構造を同様に3個の溝ローラ2, 3.
4にワイヤSを所定ピッチの螺旋状に巻付け、一端
を一方の巻取りール5に、また他端を他の巻取リール6
に巻付ける.7は溝ローラ2の駆動モータ、8,9は巻
取リール駆動用の制動機付可変速モータである.また1
0,11は張力付与ダンサローラであり、この位置を検
出し、該リール駆勤モータ8,9の回動を規制する. 上記満ローラ2, 3. 4とダンサローラ1 0
,ll間にはそれぞれ制動機構12.13を配備する.
本実施例の制動機構は多数のアイドルローラを以て構成
したもので第2図に示す.この制動機構12は相対する
支軸14.15にそれぞれ多数のアイドルローラ16a
,16bΦ●・、17a,17bを回勤自在に支持し、
両アイドルローラlea,16b=、1 7 a,17
b−●φに亘ってワイヤを巻回したものである.他方の
制動機構l3も同一構造であるが、巻取側となるので使
用せず、lコのローラのみをガイドローラとして使用す
る.構造の説明は同一構造なので省略する.なお20は
ガイドローラ、2lは被加工物Wの昇降装置である.上
記制動機構l2によるワイヤSに対する制動力(引張り
張力)は、溝ローラ2, 3. 4閏のワイヤ張力
とボビン巻け張力との差を補償するものである.即ち上
記溝ローラ群閏のワイヤ張力は切断に必要な張力であり
、例えば2.5kg以上を必要とする。しかし巻取リー
ルに巻付けるときは例えば2.5kg以上の張力で巻付
けると、ボビンの変形により崩れを生じゃすくなる欠点
がある.このため例えば巻取リールへの巻付許容張力を
2 . 0 kgとするとその差500 gを制動機構
によりワイヤに付与するものである.上記アイドルロー
ラ16a,16b●●●!7a,17b・・・にょる所
要のルJ勤力(張力)を得るための取付個数の決定要領
は次の通りである. 例えば溝ローラ2, 3. 4間のワイヤ張カを2
. 5 kg、’J−ル5. 6(7)巻取り張力
ヲ2.0kg、即ちその張力差を500gとする.上記
アイドルローラの回転力は実験の結果30〜50 g/
個である.なおこの数値はガイドローラ2oも略同様で
ある.従ってこの張力差500gを得るためには、アイ
ドルローラ及びガイドローラの平均回転力を408/個
として12〜13個配置すればよい.図はその一例とし
てアイドルローラ16eb,16b・・・を6個、アイ
ドルローラ17a,17b・・・を5個用いたものであ
る。上記張力差を5008以上とするときは、それに応
じてアイドルローラを増せばよい. 上記構成において、運転に際しては各駆勤モータ?,
8. 9を作動し、巻取リール6からワイヤSを矢
符方向に引き出す。このときワイヤには張力付与ダンサ
ー11により引張り張力(約2 kg )が加えられる
. 溝ローラ2. 3. 4には更に制動機構l2にお
ける制動力(約0.5kg)が付加されて約2.5kg
の張力を以てワイヤSが巻回される.溝ローラ群から繰
出されるワイヤSは、同時に他方の巻取リール5の駆動
モータ8の作動により巻取られる.ただしこの場合、張
力付与ダンサローラIOの作動により前述の許容巻取張
力(約2kg)にて巻取られる. 上記巻取リール6のワイヤ終了時または切断終了時等に
はワイヤSの走行方向を切り換える.この時制動機構1
3のアイドルローラ群にはワイヤを巻回し、制動機構1
2側は巻取側となるので、ローラ群の巻回を外し、lコ
のみをガイドローラとして使用する. 次に第3図は制動機構の他の例を示す.この制動機構3
0は電気制動により走行ワイヤSに抵抗を付与するよう
にしたもので、電磁ブレーキ31に接続される主ブー9
32とガイドブーリ33.34とからなる.電磁ブレー
キ31は主ブーり32をこれに懸架されるワイヤSに対
し例えば500 gの張力により回勤されるよう印加電
力を規制するようにしたものである.この制動機構30
を第1図における制動機構12及びl3と置換する.そ
の作用は前述と同様であり、説明を省略するが、ワイヤ
の繰出側、巻取側と交わる毎のワイヤのアイドルローラ
群への巻回や、巻外し作業が不要で、電気の印加のON
−OFFで済まされる簡易さがある.なおこの電磁ブレ
ーキ31に換えて機械式ブレーキとしても勿論可能であ
り、これらは本発明の趣旨を逸脱しない範囲で設計変更
することができる.また、ワイヤ走行方向の逆転をせず
に常に同一方向にしかワイヤを走行させない場合には、
一方の制動機構は不要である.〔発明の効果〕 本発明による時は、従来のキャブスタンに代えて制動機
構により溝ローラ間のワイヤ張力と巻取リールに巻付け
る張力との差を補償するようにしたから、上記キャブス
タンにおける複数のブーリ溝のそれぞれの摩耗量の相違
によるワイヤ切断事故の発生を防止することができる.
また上記制動機構として多数のアイドルローラを組み合
わせて使用するときは、それぞれのローラが摩耗による
径の変化を生じても、ワイヤに対し影響を及ぼすことが
なく、かつ変換容易であり、ワイヤ切断機の構成を簡素
化することができる.又ワイヤ用ボビンを高強度,高1
量,大径にする必要がない等の効果を有する.
第1図及び第2図は本発明の実施例に間し、第1図はワ
イヤ式切断機におけるワイヤ張力保持要領の概略説明図
、第2図はアイドルローラ群の正面図、第3図は制動機
構の他の例の正面図、第4図及び第5図は従来例に関し
、第4図は従来のワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保
持要領の概略説明図、第5図はキャブスタンの正面図で
ある. 1はワイヤ式切断機、2, 3. 4は溝ローラ、
5,6は巻取リール、 12. 131 30は制
動機構、 1. 6 a, 1 6 b
I1−1 7 a, ! 7 b中・はアイド
ルローラ、Sはワイヤである.特許出願人 住友金属工
業株式会社
イヤ式切断機におけるワイヤ張力保持要領の概略説明図
、第2図はアイドルローラ群の正面図、第3図は制動機
構の他の例の正面図、第4図及び第5図は従来例に関し
、第4図は従来のワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保
持要領の概略説明図、第5図はキャブスタンの正面図で
ある. 1はワイヤ式切断機、2, 3. 4は溝ローラ、
5,6は巻取リール、 12. 131 30は制
動機構、 1. 6 a, 1 6 b
I1−1 7 a, ! 7 b中・はアイド
ルローラ、Sはワイヤである.特許出願人 住友金属工
業株式会社
Claims (2)
- (1)複数の溝ローラに所定ピッチを以て螺旋状に巻付
け、ワイヤの両端をそれぞれ巻取リールに巻付け、上記
溝ローラ間のワイヤに所定張力を付与しつつワイヤを走
行して切断を行なうワイヤ式切断機において、上記巻取
リールに近接して配備したワイヤ張力設定用ダンサロー
ラと溝ローラ間の繰出側に制動機構を配備し、該制動機
構により繰出されるワイヤに所要の走行抵抗を付与する
ことを特徴とするワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保
持方法。 - (2)制動機構は多数のアイドルローラにより構成した
請求項1記載のワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5338889A JPH02232156A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | ワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5338889A JPH02232156A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | ワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02232156A true JPH02232156A (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=12941442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5338889A Pending JPH02232156A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | ワイヤ式切断機におけるワイヤ張力保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02232156A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06226614A (ja) * | 1993-01-28 | 1994-08-16 | Seratetsuku Japan Kk | ピッチローラ |
WO1997031765A1 (fr) * | 1996-02-28 | 1997-09-04 | Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd. | Appareil et procede d'usinage a fil coupant |
US5944007A (en) * | 1996-02-08 | 1999-08-31 | Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd. | Wire type slicing machine and method |
CN101670623A (zh) * | 2009-09-29 | 2010-03-17 | 中国电子科技集团公司第四十五研究所 | 线轮主轴 |
EP2842676A1 (en) * | 2013-09-02 | 2015-03-04 | Applied Materials Switzerland Sàrl | Wire saw device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260757A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | Nippei Toyama Corp | ワイヤソ−装置 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP5338889A patent/JPH02232156A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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