JPH02179708A - 半導体ウエハの破折分離方法 - Google Patents
半導体ウエハの破折分離方法Info
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- JPH02179708A JPH02179708A JP64000139A JP13989A JPH02179708A JP H02179708 A JPH02179708 A JP H02179708A JP 64000139 A JP64000139 A JP 64000139A JP 13989 A JP13989 A JP 13989A JP H02179708 A JPH02179708 A JP H02179708A
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- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は半導体ウェハに形成した多数の半導体素子を個
々の素子に分割する方法に関するものであり、特にダイ
シング溝を形成した後、半導体ウェハに機械的応力を加
えることによってダイシング溝に沿って個々の半導体素
子に破折分割する際のブレーキングにより発生する恐れ
のある半導体素子の欠陥や素子特性の劣化を極力軽減す
るようにした半導体ウェハの破折分離方法に関するもの
である。
々の素子に分割する方法に関するものであり、特にダイ
シング溝を形成した後、半導体ウェハに機械的応力を加
えることによってダイシング溝に沿って個々の半導体素
子に破折分割する際のブレーキングにより発生する恐れ
のある半導体素子の欠陥や素子特性の劣化を極力軽減す
るようにした半導体ウェハの破折分離方法に関するもの
である。
(従来の技術)
第8図および第8図のA−A線に沿って切った断面を示
す第9図は従来の半導体ウェハの破折分離方法を示すも
のである。すなわち、ウェハプロセスを完了した半導体
ウェハ1を個々の半導体素子2に分割するに当たっては
、半導体ウェハを粘着シート3に貼付した後、半導体ウ
ェハに形成した個々の半導体素子を区画するように半導
体ウェハの厚みの半分以上の深さのダイシング溝4を形
成した後、剛体のローラで半導体ウェハを加圧してダイ
シング溝に沿って個々の半導体素子2に破折分離し、そ
の後粘着シート3を展張することによって各半導体素子
の間に間隔を形成するようにしていた。このような半導
体ウェハの破折分離方法は、例えば特開昭63−421
43号公報、同63−148655号公報に開示されて
いる。
す第9図は従来の半導体ウェハの破折分離方法を示すも
のである。すなわち、ウェハプロセスを完了した半導体
ウェハ1を個々の半導体素子2に分割するに当たっては
、半導体ウェハを粘着シート3に貼付した後、半導体ウ
ェハに形成した個々の半導体素子を区画するように半導
体ウェハの厚みの半分以上の深さのダイシング溝4を形
成した後、剛体のローラで半導体ウェハを加圧してダイ
シング溝に沿って個々の半導体素子2に破折分離し、そ
の後粘着シート3を展張することによって各半導体素子
の間に間隔を形成するようにしていた。このような半導
体ウェハの破折分離方法は、例えば特開昭63−421
43号公報、同63−148655号公報に開示されて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
上述した従来の半導体ウェハの破折分離方法においては
、ダイシング溝4を形成した後、その切り残し部分を破
折分離するとき、切り残し部分の破折分離が容易に起こ
らないため、半導体ウェハに相当大きな応力が加わり、
極端な場合には、半導体素子に割れや欠けが発生して使
用不能になったり、このような機械的な欠陥が発生しな
いまでも素子特性の劣化が発生する欠点があった。
、ダイシング溝4を形成した後、その切り残し部分を破
折分離するとき、切り残し部分の破折分離が容易に起こ
らないため、半導体ウェハに相当大きな応力が加わり、
極端な場合には、半導体素子に割れや欠けが発生して使
用不能になったり、このような機械的な欠陥が発生しな
いまでも素子特性の劣化が発生する欠点があった。
このような欠点を除去するために、半導体ウェハの厚さ
全体に亘ってダイシング溝を形成することが前記特開昭
63−148655号公報に記載されているが、この場
合には粘着シートまで切断することになり、この粘着シ
ートの切り滓が半導体素子やダイシング・ソウ(ダイシ
ング溝形成用鋸)に付着して、素子不良やダイシング不
良が発生するという新たな問題が発生することになる。
全体に亘ってダイシング溝を形成することが前記特開昭
63−148655号公報に記載されているが、この場
合には粘着シートまで切断することになり、この粘着シ
ートの切り滓が半導体素子やダイシング・ソウ(ダイシ
ング溝形成用鋸)に付着して、素子不良やダイシング不
良が発生するという新たな問題が発生することになる。
また、ダイシング溝の残りの部分の厚さを薄くするため
には、ダイシング・ソウにかける荷重を大きくしなけれ
ばならないが、そのようにするとダイシング時にウェハ
が破折分離し、ダイシング・ソウにより損傷される事故
の頻度が高くなる欠点がある。さらに、ダイシング・ソ
ウの幅(肉厚)をWとすると、ダイシング溝の幅はW+
αとなる。
には、ダイシング・ソウにかける荷重を大きくしなけれ
ばならないが、そのようにするとダイシング時にウェハ
が破折分離し、ダイシング・ソウにより損傷される事故
の頻度が高くなる欠点がある。さらに、ダイシング・ソ
ウの幅(肉厚)をWとすると、ダイシング溝の幅はW+
αとなる。
この差αはダイシング溝が深くなればなるほど、すなわ
ち残りの部分の厚さを薄くすればするほど大きくなる。
ち残りの部分の厚さを薄くすればするほど大きくなる。
したがって、半導体素子を傷付けずに残りの部分を薄く
するためには、ダイシング溝の幅をより大きく取る必要
があるが、そうするとウェハ当りの半導体素子取得数が
減少してしまう欠点がある。
するためには、ダイシング溝の幅をより大きく取る必要
があるが、そうするとウェハ当りの半導体素子取得数が
減少してしまう欠点がある。
本発明の目的は、上述した従来の方法の欠点を除去し、
ダイシング溝を形成した後、半導体ウェハに応力を加え
て破折分離する際に、半導体ウェハに過大な応力が加わ
らず、したがって分離された半導体素子に欠陥が発生す
ることがないとともに素子特性の不良を引き起こすこと
なく半導体ウェハをダイシング溝に沿って正確かつ容易
に分離することができる方法を提供しようとするもので
ある。
ダイシング溝を形成した後、半導体ウェハに応力を加え
て破折分離する際に、半導体ウェハに過大な応力が加わ
らず、したがって分離された半導体素子に欠陥が発生す
ることがないとともに素子特性の不良を引き起こすこと
なく半導体ウェハをダイシング溝に沿って正確かつ容易
に分離することができる方法を提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、半導体ウェハに形成した多数の半導体素子を
個々に分割するに当たり、個々の半導体素子を分離する
ダイシング溝を半導体ウェハの厚さの一部分に亘って形
成し、これらダイシング溝の少なくとも交点の位置に半
導体ウェハを貫通する孔をあけた後、半導体ウェハを加
圧してダイシング溝に沿って個々の半導体素子に破折分
離することを特徴とするものである。
個々に分割するに当たり、個々の半導体素子を分離する
ダイシング溝を半導体ウェハの厚さの一部分に亘って形
成し、これらダイシング溝の少なくとも交点の位置に半
導体ウェハを貫通する孔をあけた後、半導体ウェハを加
圧してダイシング溝に沿って個々の半導体素子に破折分
離することを特徴とするものである。
すなわち、本発明の半導体ウェハの破折分離方法によれ
ば、半導体ウェハに所定の半導体素子を形成した後、半
導体ウェハを粘着シートに貼付し、個々の半導体素子を
区画するようにダイシング溝を半導体ウェハの厚みのほ
ぼ半分以上の深さに形成し、さらに少なくともダイシン
グ溝の交点において半導体ウェハを貫通するように孔を
あけ、半導体ウェハに加圧ローラを押しつけて加圧して
個々の半導体素子に破折分離し、その後粘着シートを展
張して個々の半導体素子を相互に離間させる。
ば、半導体ウェハに所定の半導体素子を形成した後、半
導体ウェハを粘着シートに貼付し、個々の半導体素子を
区画するようにダイシング溝を半導体ウェハの厚みのほ
ぼ半分以上の深さに形成し、さらに少なくともダイシン
グ溝の交点において半導体ウェハを貫通するように孔を
あけ、半導体ウェハに加圧ローラを押しつけて加圧して
個々の半導体素子に破折分離し、その後粘着シートを展
張して個々の半導体素子を相互に離間させる。
このような本発明の方法によれば、ダイシング溝を形成
した後、ダイシング溝の中に半導体ウェハを貫通する貫
通孔を形成するため、加圧ローラによって加圧すると半
導体ウェハは容易に破折分離されることになり、半導体
ウェハに過度の応力が加わることがなく、したがって半
導体素子が破損したり、素子特性が不良になったりする
ことはない。
した後、ダイシング溝の中に半導体ウェハを貫通する貫
通孔を形成するため、加圧ローラによって加圧すると半
導体ウェハは容易に破折分離されることになり、半導体
ウェハに過度の応力が加わることがなく、したがって半
導体素子が破損したり、素子特性が不良になったりする
ことはない。
本発明の方法を実施するに当たっては、ダイシング溝に
貫通孔を形成するが、これは通常のドリル加工によって
行うことができるが、その他の方法を採用することもで
きる。また、貫通孔を形成する位置はダイシング溝の交
点だけでなくダイシング溝の他の部分にもあけることが
できる。さらに、貫通孔の大きさはダイシング溝の幅よ
りも小さくてもよいが、破折分離を一層容易とするため
にはダイシング溝の幅よりも大きくて半導体素子を傷付
けない範囲とするのが良い。ダイシング溝の交点の位置
では大きな貫通孔をあけることができるので、本発明で
は少なくともダイシング溝の交点の位置で貫通孔をあけ
る。
貫通孔を形成するが、これは通常のドリル加工によって
行うことができるが、その他の方法を採用することもで
きる。また、貫通孔を形成する位置はダイシング溝の交
点だけでなくダイシング溝の他の部分にもあけることが
できる。さらに、貫通孔の大きさはダイシング溝の幅よ
りも小さくてもよいが、破折分離を一層容易とするため
にはダイシング溝の幅よりも大きくて半導体素子を傷付
けない範囲とするのが良い。ダイシング溝の交点の位置
では大きな貫通孔をあけることができるので、本発明で
は少なくともダイシング溝の交点の位置で貫通孔をあけ
る。
(実施例)
以下、本発明の半導体ウェハの破折分離方法の実施例を
、図面を参照して説明する。
、図面を参照して説明する。
第1図に示すように、ウェハプロセスにより所望の半導
体素子を形成した厚さ625μmの半導体ウェハ11を
展張可能な粘着シート12に貼付する。
体素子を形成した厚さ625μmの半導体ウェハ11を
展張可能な粘着シート12に貼付する。
第2図に示すように、半導体ウェハ11には多数の半導
体素子13が縦横に配列して形成されており、隣接する
半導体素子の間はスクライブライン14によって区画さ
れている。
体素子13が縦横に配列して形成されており、隣接する
半導体素子の間はスクライブライン14によって区画さ
れている。
次に、第3図に示すように、半導体ウェハ11のスクラ
イブライン14に沿って幅50μmのダイシング溝15
をダイシング・ソウを用いて形成する。第3図の一部分
を拡大して示す第4図および第4図のA−A綿に沿って
切った断面である第5図に示すように、ダイシング溝1
5は、半導体ウェハ11の厚さの半分以上の深さに形成
するが、半導体ウェハは貫通しないようにする。すなわ
ち、ダイシング溝15の下部の半導体ウェハ11の残り
の部分の厚さは100μmとする。本実施例においては
、ダイシング溝15の各交点において、直径が0.1m
mの貫通孔16を形成する。この貫通孔16の直径はダ
イシング溝15の幅よりも大きいが、スクライブライン
14の幅よりも小さいので、貫通孔が半導体素子13を
損傷したり素子特性を劣化させるようなことはない。貫
通孔16は通常のドリル加工によって簡単に形成するこ
とができる。
イブライン14に沿って幅50μmのダイシング溝15
をダイシング・ソウを用いて形成する。第3図の一部分
を拡大して示す第4図および第4図のA−A綿に沿って
切った断面である第5図に示すように、ダイシング溝1
5は、半導体ウェハ11の厚さの半分以上の深さに形成
するが、半導体ウェハは貫通しないようにする。すなわ
ち、ダイシング溝15の下部の半導体ウェハ11の残り
の部分の厚さは100μmとする。本実施例においては
、ダイシング溝15の各交点において、直径が0.1m
mの貫通孔16を形成する。この貫通孔16の直径はダ
イシング溝15の幅よりも大きいが、スクライブライン
14の幅よりも小さいので、貫通孔が半導体素子13を
損傷したり素子特性を劣化させるようなことはない。貫
通孔16は通常のドリル加工によって簡単に形成するこ
とができる。
次に、第6図に示すように、半導体ウェハ11の上で剛
体ローラ17を加圧しながら転動させ、半導体ウェハ1
1をダイシング溝15に沿って破折分離する。この際、
ダイシング溝15にはその交点において貫通孔16が形
成されているので、半導体ウェハ11は比較的小さい応
力で破折するため過大な応力が半導体ウェハに加わるこ
とはなく、したがって半導体ウェハが損傷したり素子特
性が劣化したりすることはない。
体ローラ17を加圧しながら転動させ、半導体ウェハ1
1をダイシング溝15に沿って破折分離する。この際、
ダイシング溝15にはその交点において貫通孔16が形
成されているので、半導体ウェハ11は比較的小さい応
力で破折するため過大な応力が半導体ウェハに加わるこ
とはなく、したがって半導体ウェハが損傷したり素子特
性が劣化したりすることはない。
最後に、粘着シート12を展張して隣接する半導体素子
13の間陽を拡げる。
13の間陽を拡げる。
上述した本発明の方法を100枚の半導体ウェハについ
て実施するとともにダイシング溝に貫通孔を形成しない
従来の方法を同じ<100枚の半導体ウェハについて実
施したところ、従来の方法では32個の半導体素子に割
れや欠けが発生したり、素子特性が劣化したのに対し本
発明の方法では割れや欠けは勿論破折分離による素子特
性の劣化も現れなかった。
て実施するとともにダイシング溝に貫通孔を形成しない
従来の方法を同じ<100枚の半導体ウェハについて実
施したところ、従来の方法では32個の半導体素子に割
れや欠けが発生したり、素子特性が劣化したのに対し本
発明の方法では割れや欠けは勿論破折分離による素子特
性の劣化も現れなかった。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種
々の変更や変形が可能である。例えば、前記の実施例で
は貫通孔はダイシング溝の交点だけに形成したが、第7
図に示すように、順次の交点の中間にも貫通孔16を形
成することもできる。
々の変更や変形が可能である。例えば、前記の実施例で
は貫通孔はダイシング溝の交点だけに形成したが、第7
図に示すように、順次の交点の中間にも貫通孔16を形
成することもできる。
このように貫通孔16の個数を増やして100枚の半導
体ウェハについて破折分離を行ったところ、分離された
半導体素子には欠陥が生しなかったとともに素子特性の
劣化も生じなかった。
体ウェハについて破折分離を行ったところ、分離された
半導体素子には欠陥が生しなかったとともに素子特性の
劣化も生じなかった。
また、上述した実施例では、貫通孔の直径をダイシング
溝の幅よりも大きくしたが、ダイシング溝の幅と同じか
またはそれよりも小さ(することもできる。
溝の幅よりも大きくしたが、ダイシング溝の幅と同じか
またはそれよりも小さ(することもできる。
(発明の効果)
上述したように、本発明による半導体ウェハの破折分離
方法によれば、半導体ウェハに形成した半導体素子を区
画するスクライブラインに沿ってダイシング溝を形成し
、さらにこれらのダイシング溝の少なくとも交点におい
て半導体ウェハを貫通する貫通孔を形成した後、半導体
ウェハを加圧して破折分離するようにしたため、半導体
ウェハに過大な応力が加わることがなくなり、したがっ
て半導体素子に機械的な欠陥が発生することがないとと
もに応力による素子特性の劣化が発生するようなことも
ない。また、貫通孔は通常のドリル加工等によって簡単
に形成することができるので製造工程が複雑になること
もない。
方法によれば、半導体ウェハに形成した半導体素子を区
画するスクライブラインに沿ってダイシング溝を形成し
、さらにこれらのダイシング溝の少なくとも交点におい
て半導体ウェハを貫通する貫通孔を形成した後、半導体
ウェハを加圧して破折分離するようにしたため、半導体
ウェハに過大な応力が加わることがなくなり、したがっ
て半導体素子に機械的な欠陥が発生することがないとと
もに応力による素子特性の劣化が発生するようなことも
ない。また、貫通孔は通常のドリル加工等によって簡単
に形成することができるので製造工程が複雑になること
もない。
第1図−第6図は本発明の半導体装置の製造方法の一実
施例の順次の工程を説明するもので、第1図は半導体素
子を形成した半導体ウェハを示す平面図、 第2図は半導体ウェハを粘着シートに貼付した状態を示
す断面図、 第3図は半導体ウェハにダイシング溝および貫通孔を形
成した状態を示す平面図、 第4図は同じ(その拡大図、 第5図は第4図のA−A線に沿って切った断面図、 第6凹は半導体ウェハを破折分離している状況を示す斜
視図である。 第7図は本発明の方法の他の実施例における半導体ウェ
ハに形成したダイシング溝および貫通孔を示す平面図で
ある。 第8図および第9図は従来の半導体ウェハの破折分離方
法を示す平面図および断面図である。 11・・・半導体ウェハ 12・・・粘着シート13
・・・半導体素子 14・・・スクライブライン
15・・・ダイシング溝 16・・・貫通孔17・
・・剛体ローラ 第3図 第4図 第5図 第1図 第2図
施例の順次の工程を説明するもので、第1図は半導体素
子を形成した半導体ウェハを示す平面図、 第2図は半導体ウェハを粘着シートに貼付した状態を示
す断面図、 第3図は半導体ウェハにダイシング溝および貫通孔を形
成した状態を示す平面図、 第4図は同じ(その拡大図、 第5図は第4図のA−A線に沿って切った断面図、 第6凹は半導体ウェハを破折分離している状況を示す斜
視図である。 第7図は本発明の方法の他の実施例における半導体ウェ
ハに形成したダイシング溝および貫通孔を示す平面図で
ある。 第8図および第9図は従来の半導体ウェハの破折分離方
法を示す平面図および断面図である。 11・・・半導体ウェハ 12・・・粘着シート13
・・・半導体素子 14・・・スクライブライン
15・・・ダイシング溝 16・・・貫通孔17・
・・剛体ローラ 第3図 第4図 第5図 第1図 第2図
Claims (1)
- 1、半導体ウェハに形成した多数の半導体素子を個々に
分割するに当たり、個々の半導体素子を分離するダイシ
ング溝を半導体ウェハの厚さの一部分に亘って形成し、
これらダイシング溝の少なくとも交点に半導体ウェハを
貫通する孔をあけた後、半導体ウェハを加圧してダイシ
ング溝に沿って個々の半導体素子に破折分離することを
特徴とする半導体ウェハの破折分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP64000139A JPH02179708A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 半導体ウエハの破折分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP64000139A JPH02179708A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 半導体ウエハの破折分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02179708A true JPH02179708A (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=11465694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP64000139A Pending JPH02179708A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 半導体ウエハの破折分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02179708A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007149743A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Disco Abrasive Syst Ltd | ウエーハのレーザー加工方法 |
US7648891B2 (en) | 2006-12-22 | 2010-01-19 | International Business Machines Corporation | Semiconductor chip shape alteration |
EP1939948A3 (en) * | 2006-12-26 | 2010-11-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method and apparatus for breaking semiconductor substrate, method for breaking solar cell and method for fabrication of solar cell module |
JP2017163063A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 三菱電機株式会社 | 半導体ウエハおよびその製造方法 |
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US10576585B1 (en) | 2018-12-29 | 2020-03-03 | Cree, Inc. | Laser-assisted method for parting crystalline material |
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1989
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