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JPH02145891A - 空間フィルタを用いたジェット速度制御装置 - Google Patents

空間フィルタを用いたジェット速度制御装置

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Publication number
JPH02145891A
JPH02145891A JP29348188A JP29348188A JPH02145891A JP H02145891 A JPH02145891 A JP H02145891A JP 29348188 A JP29348188 A JP 29348188A JP 29348188 A JP29348188 A JP 29348188A JP H02145891 A JPH02145891 A JP H02145891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
stock
jet speed
jet
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29348188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Okuhara
奥原 秀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP29348188A priority Critical patent/JPH02145891A/ja
Publication of JPH02145891A publication Critical patent/JPH02145891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抄紙機等のヘッドボックスより噴出する紙料等
のジェットの速度をコントロールするために適用される
空間フィルタを用いたジェット速度制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のジェット速度制御装置につき第6図ないし第8図
により説明する。第6図に示すように抄紙機のへッドボ
ノクスlのテーパーヘッダ2の紙料の送入側3に設置さ
れた(1ケ所のみ)圧力検出器11にて検出した、送入
側3に流入する紙料の圧力水頭H1と、第7図に示すよ
うにヘッドボックス1のリップ5の開口部に測定のため
設置されたピトー管6(抄造にじゃまになるので、測定
後取外す)にて測定された開口部における紙料のジェッ
ト流噴出圧力水頭H! (水柱)とを測定して得られる
ヘッドロスΔP(=H+   Hz)を求める。またヘ
ッドロスΔPと、リップ5の開口部の位置h6  (第
8図)と、リップ5の開口部に於ける紙料の速度、すな
わちジェット速度vlとの間には次の関係がある。
H,=αy、z+β(bXV+)” +ho −・・−
・−(1)られる物理的常数(γは比重量で、紙料は大
量の水に木やプラスティックの繊維を少量混入したもの
なので単位比重量とする) β:上記ピトー管6にて実運転(抄造)時に測定して得
られたH2より逆算された使用条件によって定まる常数
(ヘッドボックスの構造、紙料の温度、比重量等によっ
て変化するが)で、リップ5の開度をb〔一般にリップ
5の開度は操作側および駆動側にそれぞれ設けられたポ
テンショメータ(図示せず)にて設定表示されるが駆動
側のリップ開度すにて算出する〕とすると次の(2)式
よりえられる。
ΔP”’H+  Hz=β(bxv、)”・−・・・・
(2)検出した紙料の圧力水頭H1を第6図に示すよう
に圧力検出器11にて電気的量、例えば電流に変換して
、コントローラ7に送る。ここで上記算式(1)および
(2)式により演算し、ジェット速度v1を算出し、予
め定められたジェット速度v0との間に差が生ずればフ
ァンポンプ用インバータ盤8を制御し、ファンポンプ1
0のモータ9の回転を変えジェット速度■1を予め定め
られたジェット速度■。にする。なおファンポンプ10
は紙料をストック槽よりテーパーへンダ2の送入側3に
送っている。又ジェット速度V、とワイヤ速度■1との
比は一定の関係にあるので、抄造上紙の地合に直接影響
するのはV、とされているため(ジェットワイヤスピー
ドレシオV、/V、中1.0)ジェット速度■1が抄造
上重要なファクターとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来装置には次のような問題点があった。
1) ジェット速度の値は、前述の算式(1)および(
2)により間接的に求められるが、周囲環境(ヘッドボ
ックス周辺の温度、紙料の液温、比重量等)や経年変化
(紙料の中に含まれる繊維による紙料通路の変形等)等
に大きく影響されるので正確な値とならない。
2) 正確(精度のよい)な値を得ようとすると計算式
に用いられている常数βを各抄紙機毎に又紙料(抄造物
)を変える毎にピトー管にてジェット噴出圧力水頭を測
定する必要があり、時間がかかるうえ、常時運転中に測
定することはできない。
3) へッドポソクスのテーパーヘッダの送入側1ケ所
で測定するので抄紙機の幅方向のジェット速度の検出が
できない、もっともテーパーヘッダを設は幅方向のリッ
プよりのジェット速度が均一になるように計画されてい
るが実際には幅方向でジェット速度に差が生じており、
又抄造物によってはジェット速度を均一にするより、あ
る定められたパターンで幅方向のジェット速度を変化さ
せた方がよい場合がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するため次の手段を講する。
すなわち、抄紙機のヘッドボックスより噴出される紙料
等のジェットの速度を制御する装置において、上記速度
を非接触で計測する空間フィルタ式の速度計と、同速度
計の信号を受ける増幅器と、同増幅器の信号を受け、上
記速度を表示する表示器とを設ける。
〔作用〕
上記手段により、ヘッドボックスより噴出される紙料等
のジェット速度が空間フィルタ式の速度計により非接触
で計測される。その信号が増幅器で増幅され、表示器に
送られて表示される。したがって、この表示(信号)を
、例えば紙料の供給手段の制御装置に入力すれば、容易
に上記紙料の速度が所定値になるように制御される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図および第6図に
より説明する。なお、従来例で説明した部分は、冗長さ
をさけるため説明を省略し、この発明に関する部分を主
体に説明する。
第1図と第2図にて、リップ5の出口部の紙料の上方に
、空間フィルタ式の速度計21が、同紙料の流れ面にほ
ぼ垂直に、受光部の光軸を向けて設けられる。速度計2
1の出力は増’IM 2it 22を経て表示器に送ら
れる。
以上の構成において、後述する速度計21によりリップ
5の出口部の紙料の流速(ジェット速度)が計られ、増
幅器22で増幅され、表示器23で表示される。したが
って、例えばこの信号により第6図のファンポンプ10
を制御すれば、常に上記流速が所定値になるようにでき
る。
空間フィルタ式の速度計21は第2図に示すように、光
源ランプ211より投光された光は、レンズ212を通
り流動する紙料mの表面(ジェットパターン)に当り、
その反射光は対物レンズ213により収斂され、スリ7
) 214を経て受光素子215上。
に至り、ジェットパターン(変化の状態)を結像させる
。受光素子215は第3図のように格子列構造(櫛型の
ものを2つ合せた)のフォトセルで各櫛型のフォトセル
はP/2だけづれた差動配列となっている。従って、多
数格子の差動配列により受光素子215に結像された光
の出力信号のスペクトル分布は第4図のようになる0図
は縦軸に充電流強度φ、横軸に周波数fを取っている。
すなわち、紙料mの流れにより、その像も変化して行き
、フォトセルから出力される光電流も反射光の強さに応
じて強弱を繰返すランダム信号となるが、フォトセルが
格子構造となっているため流動物体の表面の種々のパタ
ーンの中で格子のとッチPに対応しないパターンは明暗
を相殺し合うこと(フィルトされる)になり光電流変化
が非常に小さくなる。これに対し格子ピッチに合ったパ
ターンは移動に応じて大きな光電流変化を呼び起こすの
で、格子ピッチに相当する距離を移動する毎に、周期的
な信号が出力される。出力される挟帯域ランダム信号の
1周期は、物体速度に関係なくレンズ系の倍率mと格子
ピッチPのみによって決定される長さP / mを意味
することになるので移動速度Vと出力される信号の中心
周波数rとはV−(P/m)Xf  ・・・・・−・・
・・・・・・・ (3)の関係が成立する。
以上のような作用で l) 直接又常時ジェット速度が測定でき、正確な値を
求め得る。
2)速度検出器を複数個幅方向に配置すると、幅方向に
おけるジェット速度が計測できるので予め定められたパ
ターンにて幅方向のジェット速度を制御し得る。
その他の実施例を第5図により説明する。
リップ5の出口部に速度計21を設けその出力を地合コ
ントロール装置24に入力する。またリップ5部にリッ
プ微調整装置25を設け、地合コントロール装置25か
らの信号を入力する。
以上の構成において、速度計21にて検出されたジェッ
ト速度は予め定められたヘッドボックス幅方向のジェッ
ト速度パターンが入力させている地合コントロール装置
24にて、予め定められたジェット速度パターンと比較
制御される。検出されたジェット速度とパターン速度と
の差が生ずると地合コントロール装置24は、リップ微
調整装置25を作動させ、リップ5の開度を遠隔手動又
は自動にてコントロールする。
〔発明の効果〕 以上に説明したように、本発明は次の効果を奏する。
(1)紙料等のジェット速度が直接および常時測定でき
るので周囲環境、経年変化等には影響されず、正確な値
が常時得られる。
(2)幅方向のジェット速度を検出することができるた
め、予め定められた幅方向のジェット速度パターンにて
制御することができる。これにより、抄紙機においては
、抄造された紙の地合改善(紙の縦横比の改善、強度の
向上および色合いの改善等)を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は同実施例
の速度針の作用説明図、第3図は同実施例の速度計の受
光素子部の構成図、第4図は同実施例の速度計の作用説
明図、第5図は本発明の他の実施例の構成図、第6図は
従来装置の構成図、第7図は同従来装置の■−■断面図
、第8図は同従来装置の斜視図である。 1−ヘッドボックス、 2・・・テーパーヘッダ、5−
 リップ、     21・−・速度計、22−・・増
幅器、     23・・・表示器、24−・地合コン
トロール装置、 25・−・リップ微調整装置、 211−・光源ランプ、  212.213−・レンズ
、214・・スリット、   215・・・受光素子。 代理人 弁理士 坂 間   暁 外2名 第6図 第3図 第7図 算2図 第4図 f

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抄紙機のヘッドボックスより噴出される紙料等のジェッ
    トの速度を制御する装置において、上記速度を非接触で
    計測する空間フィルタ式の速度計と、同速度計の信号を
    受ける増幅器と、同増幅器の信号を受け、上記速度を表
    示する表示器とを備えてなることを特徴とする空間フィ
    ルタを用いたジェット速度制御装置。
JP29348188A 1988-11-22 1988-11-22 空間フィルタを用いたジェット速度制御装置 Pending JPH02145891A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29348188A JPH02145891A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 空間フィルタを用いたジェット速度制御装置

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JP29348188A JPH02145891A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 空間フィルタを用いたジェット速度制御装置

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JPH02145891A true JPH02145891A (ja) 1990-06-05

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Family Applications (1)

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JP29348188A Pending JPH02145891A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 空間フィルタを用いたジェット速度制御装置

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JP (1) JPH02145891A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54128762A (en) * 1978-03-29 1979-10-05 Yokogawa Hokushin Electric Corp Flow speed and rate meter
JPS62190469A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液体噴流速度測定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54128762A (en) * 1978-03-29 1979-10-05 Yokogawa Hokushin Electric Corp Flow speed and rate meter
JPS62190469A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液体噴流速度測定装置

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