JPH03175038A - オフセット印刷機の湿し装置 - Google Patents
オフセット印刷機の湿し装置Info
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- JPH03175038A JPH03175038A JP26565089A JP26565089A JPH03175038A JP H03175038 A JPH03175038 A JP H03175038A JP 26565089 A JP26565089 A JP 26565089A JP 26565089 A JP26565089 A JP 26565089A JP H03175038 A JPH03175038 A JP H03175038A
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Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、オフセット印刷機の湿し装置に関する。さら
に詳しくは、オフセット版の非絵柄部に付着可能な疎イ
ンキ性液体を蓄える貯水装置と、前記貯水装置内の前記
疎インキ性液体を前記オフセット版に供給する疎インキ
性液体供給装置とを備えたオフセット印刷機の湿し装置
に関する。
に詳しくは、オフセット版の非絵柄部に付着可能な疎イ
ンキ性液体を蓄える貯水装置と、前記貯水装置内の前記
疎インキ性液体を前記オフセット版に供給する疎インキ
性液体供給装置とを備えたオフセット印刷機の湿し装置
に関する。
[従来の技術]
従来のオフセット印刷機の湿し装置としては、次に掲げ
る構成のものが知られている。まず、第1の従来構成と
しては、水舟中の湿し水を水元ローラーの回転にしたが
って持ち一ヒげ、複数個のローラーを介してオフセット
版上に供給するものが知られている。又、第2の従来構
成としては、プランジャーポンプを用いてノズルより湿
し水を噴射すると共に、加圧したエアーを供給して、微
粒子状の湿し水をオフセット版上に吹き付けるものが知
られている。さらに、第3の従来構成としては、水舟中
に設けたブラシローラーをドクターで掻くことにより、
湿し水の液滴をはね上げ、複数本の転移ローラーを介し
て湿し水をオフセット版上に供給するものである。
る構成のものが知られている。まず、第1の従来構成と
しては、水舟中の湿し水を水元ローラーの回転にしたが
って持ち一ヒげ、複数個のローラーを介してオフセット
版上に供給するものが知られている。又、第2の従来構
成としては、プランジャーポンプを用いてノズルより湿
し水を噴射すると共に、加圧したエアーを供給して、微
粒子状の湿し水をオフセット版上に吹き付けるものが知
られている。さらに、第3の従来構成としては、水舟中
に設けたブラシローラーをドクターで掻くことにより、
湿し水の液滴をはね上げ、複数本の転移ローラーを介し
て湿し水をオフセット版上に供給するものである。
ところで、湿し装置の目的は、オフセット版上の非絵柄
部に水膜を形成することによって、かかる非絵柄部にイ
ンキが転移することを防止することである。しかし、非
絵柄部の面積率は、オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける各部において異なるため、かかる各部に供給される
湿し水の量は、非絵柄部の面積率に応じて増減すること
が望まれる。そこで、上述の各従来構成においては、以
下のごとく構成することにより、オフセット版の絵柄印
刷幅方向における各部に供給される湿し水の量を調整し
ている。
部に水膜を形成することによって、かかる非絵柄部にイ
ンキが転移することを防止することである。しかし、非
絵柄部の面積率は、オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける各部において異なるため、かかる各部に供給される
湿し水の量は、非絵柄部の面積率に応じて増減すること
が望まれる。そこで、上述の各従来構成においては、以
下のごとく構成することにより、オフセット版の絵柄印
刷幅方向における各部に供給される湿し水の量を調整し
ている。
上記第1の従来構成においては、オフセット版の絵柄印
刷幅方向における各部に対応する水元ローラー上に板片
を夫々異なる圧力で当接させている。又、上記第2の従
来構成においては、オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける各部に対応するプランジャーポンプの駆動モーター
回転数を調整し、湿し水の噴出量を前記各部において異
ならせている。又、上記第3の従来構成においては、オ
フセット版の絵柄印刷幅方向における各部に対応するブ
ラシローラーと転移ローラーとの間に開度調整が可能な
ゲートを各別に設けている。
刷幅方向における各部に対応する水元ローラー上に板片
を夫々異なる圧力で当接させている。又、上記第2の従
来構成においては、オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける各部に対応するプランジャーポンプの駆動モーター
回転数を調整し、湿し水の噴出量を前記各部において異
ならせている。又、上記第3の従来構成においては、オ
フセット版の絵柄印刷幅方向における各部に対応するブ
ラシローラーと転移ローラーとの間に開度調整が可能な
ゲートを各別に設けている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上述の各従来構成は、いずれもオフセット版の
絵柄印刷幅方向における各部に供給される湿し水の量を
微調整することが難しいためその調整に非常に手間が掛
かるといった問題があった。
絵柄印刷幅方向における各部に供給される湿し水の量を
微調整することが難しいためその調整に非常に手間が掛
かるといった問題があった。
又、上記第2の従来構成においては、ノズルより噴出さ
れた液滴を微細化するためにエアー量を増大させると、
エアーによって液滴が飛散して湿し水の供給効率が低下
すると共に、ノズルからの噴射される液滴の粒径はノズ
ル中心軸からの距離によって異なるため、供給された水
膜の膜厚が不均一かつ厚いものとなり、必要量以上の湿
し水が供給されるという問題があった。
れた液滴を微細化するためにエアー量を増大させると、
エアーによって液滴が飛散して湿し水の供給効率が低下
すると共に、ノズルからの噴射される液滴の粒径はノズ
ル中心軸からの距離によって異なるため、供給された水
膜の膜厚が不均一かつ厚いものとなり、必要量以上の湿
し水が供給されるという問題があった。
さらに、上記第2の従来構成は、プランジャーポンプを
用いることによって装置全体が複雑でコスト高となる問
題があり、上記第3の従来構成におけるゲートをパルス
モータ−で制御する構成としても、同様に、装置全体が
複雑でコスト高となる問題があった。
用いることによって装置全体が複雑でコスト高となる問
題があり、上記第3の従来構成におけるゲートをパルス
モータ−で制御する構成としても、同様に、装置全体が
複雑でコスト高となる問題があった。
本発明の目的は、装置全体が簡易かつ低コストでありな
がら、オフセット版の絵柄印刷幅方向における各部に供
給される湿し水の量を容易にかつ確実に制御することの
可能なオフセット印刷機の湿し装置を提供することにあ
る。
がら、オフセット版の絵柄印刷幅方向における各部に供
給される湿し水の量を容易にかつ確実に制御することの
可能なオフセット印刷機の湿し装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本発明にかかるオフセット印
刷機の湿し装置の特徴構成は、疎インキ性液体供給装置
に、前記貯水装置内の疎インキ性液体を用いて微細液滴
を発生させる超音波振動素子を前記オフセット版の絵柄
印刷幅方向に複数個並設し、 かつ、前記疎インキ性液体供給装置に、前記超音波振動
素子による前記微細液滴の発生量を各別に制御する制御
装置を設けたことにあり、その作用・効果は次の通りで
ある。
刷機の湿し装置の特徴構成は、疎インキ性液体供給装置
に、前記貯水装置内の疎インキ性液体を用いて微細液滴
を発生させる超音波振動素子を前記オフセット版の絵柄
印刷幅方向に複数個並設し、 かつ、前記疎インキ性液体供給装置に、前記超音波振動
素子による前記微細液滴の発生量を各別に制御する制御
装置を設けたことにあり、その作用・効果は次の通りで
ある。
[作 用]
上記本発明の特徴構成によれば、オフセット版の絵柄印
刷幅方向における各部には、超音波振動素子をもって発
生させた微細液滴が供給される。この超音波振動素子は
、複雑かつ高価な装置を用いなくとも、付加される励振
電力量を変化させるだけで、前記微細液滴の発生量を簡
単かつ精度よく増減させることができる。したがって、
前記微細液滴の発生量を制御する制御装置を非常に簡易
なものとすることができる。
刷幅方向における各部には、超音波振動素子をもって発
生させた微細液滴が供給される。この超音波振動素子は
、複雑かつ高価な装置を用いなくとも、付加される励振
電力量を変化させるだけで、前記微細液滴の発生量を簡
単かつ精度よく増減させることができる。したがって、
前記微細液滴の発生量を制御する制御装置を非常に簡易
なものとすることができる。
又、前記超音波振動素子は、低コストかつ小型であるた
め、前記オフセット版の絵柄印刷幅方向における前記各
部に細かく対応させて多数設け、前記オフセット版上に
供給された前記疎インキ性液体の分布量を前記オフセッ
ト版の絵柄印刷幅方向に対して微調整することができる
と共に、装置全体を小型かつ低コストのものとすること
ができる。
め、前記オフセット版の絵柄印刷幅方向における前記各
部に細かく対応させて多数設け、前記オフセット版上に
供給された前記疎インキ性液体の分布量を前記オフセッ
ト版の絵柄印刷幅方向に対して微調整することができる
と共に、装置全体を小型かつ低コストのものとすること
ができる。
そして、この微細液滴は、粒形が非常に小さな霧状の液
滴であるため、オフセット版の絵柄印刷幅方向における
各部に形成される疎インキ性液体の膜は、膜厚が均一か
つ薄いものとなる、したがって、必要量以上の疎インキ
性液体が供給されず、かかる各部に対応する位置での印
刷紙の印刷方向ピッチ伸びを低減化させることができる
。
滴であるため、オフセット版の絵柄印刷幅方向における
各部に形成される疎インキ性液体の膜は、膜厚が均一か
つ薄いものとなる、したがって、必要量以上の疎インキ
性液体が供給されず、かかる各部に対応する位置での印
刷紙の印刷方向ピッチ伸びを低減化させることができる
。
[効 果コ
このように、本発明によれば、装置全体が簡易かつ低コ
ストでありながら、オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける各部に供給される湿し水の量を容易にかつ確実に制
御することの可能なオフセット印刷機の湿し装置を提供
することが可能となった。
ストでありながら、オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける各部に供給される湿し水の量を容易にかつ確実に制
御することの可能なオフセット印刷機の湿し装置を提供
することが可能となった。
そして、オフセット版の絵柄印刷幅方向における各部に
供給される湿し水の量を正確に必要量供給することによ
り、印刷紙の印刷方向ピッチ伸びを印刷紙全体として低
減し、印刷の見当精度を向上させて生産性を高めること
ができるようになった。
供給される湿し水の量を正確に必要量供給することによ
り、印刷紙の印刷方向ピッチ伸びを印刷紙全体として低
減し、印刷の見当精度を向上させて生産性を高めること
ができるようになった。
尚、本発明を実施するに際しては、上記本発明の特徴構
成に加え、以下に述べる構成を用いてもよい。
成に加え、以下に述べる構成を用いてもよい。
まず、第1には、前記制御装置に、前記超音波振動素子
による前記微細液滴の発生量を手動により各別に制御す
る手動操作部を設けてもよい。
による前記微細液滴の発生量を手動により各別に制御す
る手動操作部を設けてもよい。
かかる構成によれば、疎インキ性液体の蒸発状態等に応
じて、前記オフセット版の絵柄印刷幅方向における各部
に各別に供給される疎インキ性液体の量を手動によって
迅速に微調整することができ、疎インキ性液体の供給量
の制御を最も確実かつ!iiiに行うことができる。
じて、前記オフセット版の絵柄印刷幅方向における各部
に各別に供給される疎インキ性液体の量を手動によって
迅速に微調整することができ、疎インキ性液体の供給量
の制御を最も確実かつ!iiiに行うことができる。
第2には、前記超音波振動素子を前記オフセット版の絵
柄印刷幅方向における各部に各別に対応させて設け、か
つ、前記制御装置に、インキのオートプリセツティング
システムの刷版絵柄面積計から前記オフセット版の絵柄
印刷幅方向における前記各部に相当する位置に対応じて
各別に得られる絵柄情報を用いて、前記超音波振動素子
による前記微細液滴の発生量を前記オフセット版の絵柄
印刷幅方向における前記各部における非絵柄部面積率に
応じて各別に制御する第1制御部を設けてもよい。
柄印刷幅方向における各部に各別に対応させて設け、か
つ、前記制御装置に、インキのオートプリセツティング
システムの刷版絵柄面積計から前記オフセット版の絵柄
印刷幅方向における前記各部に相当する位置に対応じて
各別に得られる絵柄情報を用いて、前記超音波振動素子
による前記微細液滴の発生量を前記オフセット版の絵柄
印刷幅方向における前記各部における非絵柄部面積率に
応じて各別に制御する第1制御部を設けてもよい。
かかる構成によれば、インキのオートプリセツティング
システムにおける分割デジタルインキ壺装置と、本発明
のオフセット印刷機の湿し装置とをマツチングさせるこ
とができる。すなわち、前記オフセット版の絵柄印刷幅
方向における各部に供給される疎インキ性液体の量は、
オートプリセツティングシステムの刷版絵柄面積計から
得られる前記非絵柄部分の割合情報に従い前記第1制御
部をもって自動的に制御されるため、熟練者でなくとも
、その調整を短時間で正確に行うことができる。
システムにおける分割デジタルインキ壺装置と、本発明
のオフセット印刷機の湿し装置とをマツチングさせるこ
とができる。すなわち、前記オフセット版の絵柄印刷幅
方向における各部に供給される疎インキ性液体の量は、
オートプリセツティングシステムの刷版絵柄面積計から
得られる前記非絵柄部分の割合情報に従い前記第1制御
部をもって自動的に制御されるため、熟練者でなくとも
、その調整を短時間で正確に行うことができる。
第3には、前記制御装置に、前記オフセット版の絵柄印
刷幅方向における前記各部上の液膜厚さの情報を用いて
、前記超音波振動素子による前記微細液滴の発生量を前
記オフセット版の絵柄印刷幅方向における前記各部上の
前記液膜厚さの情報に応じて各別に制御する第2制御部
を設けてもよい。
刷幅方向における前記各部上の液膜厚さの情報を用いて
、前記超音波振動素子による前記微細液滴の発生量を前
記オフセット版の絵柄印刷幅方向における前記各部上の
前記液膜厚さの情報に応じて各別に制御する第2制御部
を設けてもよい。
かかる構成によれば、赤外線の応用、その他の版面上の
水膜厚さの測定装置により得られる情報により、超音波
振動素子に加える励振電力を制御するので、温湿度変化
等の影響を受けることなく、最も適切な状態の液膜をオ
フセット版上の絵柄印刷幅方向における各部に形成する
ことができる。
水膜厚さの測定装置により得られる情報により、超音波
振動素子に加える励振電力を制御するので、温湿度変化
等の影響を受けることなく、最も適切な状態の液膜をオ
フセット版上の絵柄印刷幅方向における各部に形成する
ことができる。
第4には、前記制御装置に、前記超音波振動素子による
前記微細液滴の発生量を前記印刷機の印刷速度に応じて
制御する第3制御部を設けてもよい。゛ かかる構成によれば、疎インキ性液体の消費量は印刷機
の回転速度にほぼ比例するのであるが、印刷機のモータ
ー回転数、或はローラー回転数等より得られる信号によ
り、超音波振動素子に加える励振電力を制御するように
構成しであるので、印刷速度の変化に応じて適切な量の
疎インキ性液体が供給される。
前記微細液滴の発生量を前記印刷機の印刷速度に応じて
制御する第3制御部を設けてもよい。゛ かかる構成によれば、疎インキ性液体の消費量は印刷機
の回転速度にほぼ比例するのであるが、印刷機のモータ
ー回転数、或はローラー回転数等より得られる信号によ
り、超音波振動素子に加える励振電力を制御するように
構成しであるので、印刷速度の変化に応じて適切な量の
疎インキ性液体が供給される。
第5には、前記制御装置に、前記超音波振動素子による
前記微細液滴の発生量を前記貯水装置内の前記疎インキ
性液体の温度及び組成、並びに、前記オフセット印刷機
の湿し装置内又はその近傍の温度及び湿度に応じて制御
する第4制御部を設けてもよい。
前記微細液滴の発生量を前記貯水装置内の前記疎インキ
性液体の温度及び組成、並びに、前記オフセット印刷機
の湿し装置内又はその近傍の温度及び湿度に応じて制御
する第4制御部を設けてもよい。
かかる構成によれば、疎・インキ性液体の組成によりそ
の表面張力は変り、超音波振動素子により発生する微細
水滴の粒径、発生量も異り、液温、周辺り湿度、温度に
よっても、同じく影響を受けるのであるが、液の組成、
環境の温、湿度測定器より得られる信号により、励振電
力を制御するように構成しであるので、これらの要因に
よる誤差を低減することができる。
の表面張力は変り、超音波振動素子により発生する微細
水滴の粒径、発生量も異り、液温、周辺り湿度、温度に
よっても、同じく影響を受けるのであるが、液の組成、
環境の温、湿度測定器より得られる信号により、励振電
力を制御するように構成しであるので、これらの要因に
よる誤差を低減することができる。
第6には、前記オフセット版に前記疎インキ性液体を供
給する湿しローラーと、前記オフセット版の絵柄印刷幅
方向における前記各部に各別に対応させて設けた前記超
音波振動素子により発生する前記微細液滴を前記湿しロ
ーラー上の411記オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける前記各部に相当する位置に各別に移送する移送路と
を前記疎インキ性液体供給装置に設けてもよく、又、前
記オフセット版の絵柄印刷幅方向における前記各部に各
別に対応させて設けた前記超音波振動素子により発生す
る前記微細液滴を前記オフセット版の絵柄印刷幅方向に
おける前記各部に各別に移送する移送路を前記疎インキ
性液体供給装置に設けてもよい。
給する湿しローラーと、前記オフセット版の絵柄印刷幅
方向における前記各部に各別に対応させて設けた前記超
音波振動素子により発生する前記微細液滴を前記湿しロ
ーラー上の411記オフセット版の絵柄印刷幅方向にお
ける前記各部に相当する位置に各別に移送する移送路と
を前記疎インキ性液体供給装置に設けてもよく、又、前
記オフセット版の絵柄印刷幅方向における前記各部に各
別に対応させて設けた前記超音波振動素子により発生す
る前記微細液滴を前記オフセット版の絵柄印刷幅方向に
おける前記各部に各別に移送する移送路を前記疎インキ
性液体供給装置に設けてもよい。
かかる構成によれば、前記各超音波振動素子により発生
する前記微細液滴同士の干渉を防止して、前記各超音波
振動素子に対応する前記オフセット版の絵柄印刷幅方向
における前記各部に前記微細液滴をより正確な状態で各
別に移送することができる。
する前記微細液滴同士の干渉を防止して、前記各超音波
振動素子に対応する前記オフセット版の絵柄印刷幅方向
における前記各部に前記微細液滴をより正確な状態で各
別に移送することができる。
第7には、前記超音波振動素子により発生した前記微細
液滴を前記オフセット版胴の前記移送路の出口に移送す
る送風装置を前記疎インキ性液体供給装置に設けてもよ
い。
液滴を前記オフセット版胴の前記移送路の出口に移送す
る送風装置を前記疎インキ性液体供給装置に設けてもよ
い。
かかる構成によれば、より確実に、前記超音波振動素子
により発生する前記微細液滴を前記移送路の出口側に移
送することができる。
により発生する前記微細液滴を前記移送路の出口側に移
送することができる。
第8には、前記移送路を屈曲させてもよい。
かかる構成によれば、前記超音波振動素子により発生ず
る前記微細液滴のうち、粒径の大きなものを移送路の屈
曲部に衝突させて除去し、より均一な水膜を形成するこ
とのできる粒径の小さな微細液滴のみを選択的に前記移
送路の出口に移送することができる。
る前記微細液滴のうち、粒径の大きなものを移送路の屈
曲部に衝突させて除去し、より均一な水膜を形成するこ
とのできる粒径の小さな微細液滴のみを選択的に前記移
送路の出口に移送することができる。
[実施例]
次に、第1図乃至第6図により実施例を示す。
第1図及び第2図は、オフセット印刷機の湿し装置(1
)近傍の構造を示す図である。図中(2)は、オフセッ
ト版(2b)を備え、かつ、版胴軸(2a)周りに回転
する版胴であり、この版胴(2)に湿し装置(1)の湿
しローラー(3)と分割デジタルインキ壺装置(5)の
インキローラー(4)とを転がり接触させてある。前記
湿しローラー(3)の回転中心たる湿しローラー軸(3
a)と、前記インキローラー(4)の回転中心たるイン
キローラー軸(4a)とを前記版胴軸(2a)と平行に
配置することにより、単位幅(S)をもって仮想線でn
個に区分されたオフセット版(2b)の絵柄印刷幅(W
)方向における印刷面の各部(以下、「版区分部」と称
する。)(^1)乃至(An)に対し、湿しローラー(
3)上の湿しローラー区分部(B1)乃至(Bn)と、
インキローラー(4)上のインキローラー区分部(C1
)乃至(Cn)とが各別に対応するように構成しである
。前記各版区分部には、後述するように、前記分割デジ
タルインキ壺装置(5)及び湿し装置(1)により、適
正量のインキと、適正量の疎インキ性液体たる湿し水と
が供給される。
)近傍の構造を示す図である。図中(2)は、オフセッ
ト版(2b)を備え、かつ、版胴軸(2a)周りに回転
する版胴であり、この版胴(2)に湿し装置(1)の湿
しローラー(3)と分割デジタルインキ壺装置(5)の
インキローラー(4)とを転がり接触させてある。前記
湿しローラー(3)の回転中心たる湿しローラー軸(3
a)と、前記インキローラー(4)の回転中心たるイン
キローラー軸(4a)とを前記版胴軸(2a)と平行に
配置することにより、単位幅(S)をもって仮想線でn
個に区分されたオフセット版(2b)の絵柄印刷幅(W
)方向における印刷面の各部(以下、「版区分部」と称
する。)(^1)乃至(An)に対し、湿しローラー(
3)上の湿しローラー区分部(B1)乃至(Bn)と、
インキローラー(4)上のインキローラー区分部(C1
)乃至(Cn)とが各別に対応するように構成しである
。前記各版区分部には、後述するように、前記分割デジ
タルインキ壺装置(5)及び湿し装置(1)により、適
正量のインキと、適正量の疎インキ性液体たる湿し水と
が供給される。
第3図はインキのオートプリセティングシステムにおけ
る刷版絵柄面積率計(DEMIA)の表示を示す。横軸
(&4)は、前記絵柄印刷幅(W)に対応し、この横軸
(W)方向においてn個に区分された版区分表示(a1
)乃至(an)は、前記各版区分部(A1)乃至(An
)に各別に対応するものである。
る刷版絵柄面積率計(DEMIA)の表示を示す。横軸
(&4)は、前記絵柄印刷幅(W)に対応し、この横軸
(W)方向においてn個に区分された版区分表示(a1
)乃至(an)は、前記各版区分部(A1)乃至(An
)に各別に対応するものである。
この表示は、絵柄印刷ピンチに向けた縦軸(p)の上方
向に向かって各版区分表示(a1)乃至(an)におけ
る各絵柄部面積率(01)乃至(Dn) (すなわち、
画線部の面積率。)を表示した棒グラフである。したが
って、前記各版区分部(八1)乃至(八〇)における非
絵柄部面積率(N1)乃至(Nn) (すなわち、非画
線部の面積率。)の値は、絵柄面積率100パーセント
の横軸から前記縦軸(p)の下方向に向かって表示され
る。
向に向かって各版区分表示(a1)乃至(an)におけ
る各絵柄部面積率(01)乃至(Dn) (すなわち、
画線部の面積率。)を表示した棒グラフである。したが
って、前記各版区分部(八1)乃至(八〇)における非
絵柄部面積率(N1)乃至(Nn) (すなわち、非画
線部の面積率。)の値は、絵柄面積率100パーセント
の横軸から前記縦軸(p)の下方向に向かって表示され
る。
第4図及び第5図に示すように、前記刷版絵柄面積率計
(DEMIA)における各絵柄部面積率(D1)乃至(
On)の情報は、インキのオートプリセティングシステ
ムにおけるインキキーリモコン装置に人力され、分割デ
ジタルインキ壺装置(5)の制御に用いられる。
(DEMIA)における各絵柄部面積率(D1)乃至(
On)の情報は、インキのオートプリセティングシステ
ムにおけるインキキーリモコン装置に人力され、分割デ
ジタルインキ壺装置(5)の制御に用いられる。
分割デジタルインキ壺装置(5)は、前記各版区分部(
A1)乃至(An)に各別に対応じて設けられたn個の
インキ壺ユニット(■U1)乃至(IUn)ヨりなる。
A1)乃至(An)に各別に対応じて設けられたn個の
インキ壺ユニット(■U1)乃至(IUn)ヨりなる。
これらの各インキ壺ユニット(101)乃至(fun)
は、キー軸(6a)を中心として回動自在なピアノキー
(6)をインキ元ローラ−(7)に対向させてある。尚
、図示はしないが、前記インキ元ローラ−(7)と前記
インキローラー(4)との間には前者から後者にインキ
(1)を転移させるための複数本の転移ローラーを設け
てある。
は、キー軸(6a)を中心として回動自在なピアノキー
(6)をインキ元ローラ−(7)に対向させてある。尚
、図示はしないが、前記インキ元ローラ−(7)と前記
インキローラー(4)との間には前者から後者にインキ
(1)を転移させるための複数本の転移ローラーを設け
てある。
そして、前記各インキ壺ユニット(101)乃至(IU
n)は、演算装置(8)に連動する減速モーター機構(
9)により進退する押し出しネジ(10)をもって前記
ピアノキー(6)を揺動させ、インキ元ローラ−(7)
とピアノキー(6)との隙間(l、)を増減することに
より、前記インキローラー(4)の各インキローラー区
分部(C1)乃至(Cn)を介して前記オフセット版(
2b)の各版区分部(A1)乃至(An)に供給される
インキ量を各別に調整する構成としである。前記演算装
置(8)は、前記インキキーリモコン装置より得られる
前記各絵柄部面積率(D1)乃至(Dn)の情報を用い
て前記非絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)を出力する
と共に、ポテンショメーター(11)を回動させる。そ
して、与えられた前記非絵柄部面積率(N1)乃至(N
n)に応じて前記押し出しネジ(10)を回転により進
退させ、もって前記隙間(L)を調整するように前記減
速モーター機構(9)を構成することによって、前記各
絵柄部面積率(D1)乃至(Dn)に応じた量のインキ
を前記オフセット版(2b)の版区分部(A1)乃至(
An)供給できるようにしである。尚、前記演算装置(
8) は手動による微調整も可能である。又、前記隙間
(L)の開度は、前記ポテンショメーター(11)の回
動角をもって表示される。
n)は、演算装置(8)に連動する減速モーター機構(
9)により進退する押し出しネジ(10)をもって前記
ピアノキー(6)を揺動させ、インキ元ローラ−(7)
とピアノキー(6)との隙間(l、)を増減することに
より、前記インキローラー(4)の各インキローラー区
分部(C1)乃至(Cn)を介して前記オフセット版(
2b)の各版区分部(A1)乃至(An)に供給される
インキ量を各別に調整する構成としである。前記演算装
置(8)は、前記インキキーリモコン装置より得られる
前記各絵柄部面積率(D1)乃至(Dn)の情報を用い
て前記非絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)を出力する
と共に、ポテンショメーター(11)を回動させる。そ
して、与えられた前記非絵柄部面積率(N1)乃至(N
n)に応じて前記押し出しネジ(10)を回転により進
退させ、もって前記隙間(L)を調整するように前記減
速モーター機構(9)を構成することによって、前記各
絵柄部面積率(D1)乃至(Dn)に応じた量のインキ
を前記オフセット版(2b)の版区分部(A1)乃至(
An)供給できるようにしである。尚、前記演算装置(
8) は手動による微調整も可能である。又、前記隙間
(L)の開度は、前記ポテンショメーター(11)の回
動角をもって表示される。
前記湿し装置(1) は、第1図及び第2図に示すよう
に、前記湿し水を蓄える貯水装置(12〉と、この貯水
装置(12)の湿し水を前記オフセット版(2b)に供
給する疎インキ性液体供給装置たる湿し水供給装置(1
3〉よりなる。又、この湿し水供給装置(13)は、前
記湿しローラー(3)と、送風装置(14)と、前記オ
フセット版(2b)の各版区分部(A1)乃至(An)
に対応させて設けた湿し水供給ユニット(DU1)乃至
(Dun)よりなる。
に、前記湿し水を蓄える貯水装置(12〉と、この貯水
装置(12)の湿し水を前記オフセット版(2b)に供
給する疎インキ性液体供給装置たる湿し水供給装置(1
3〉よりなる。又、この湿し水供給装置(13)は、前
記湿しローラー(3)と、送風装置(14)と、前記オ
フセット版(2b)の各版区分部(A1)乃至(An)
に対応させて設けた湿し水供給ユニット(DU1)乃至
(Dun)よりなる。
前記貯水装置(12)は、第1図に示すように、前記湿
し水(F)を蓄える水層と、水槽(15)に湿し水を供
給する貯水タンク(16)とを備える。そして、水槽(
15〉の水位(H)を一定値に保たせるために、この水
位(H)の変動に伴って上下するボール浮き(17a)
を備えたポールタップ装置(17)を、前記貯水タンク
(16)の出口(16a)に設けてある。尚、前記水槽
(15)は、この水槽(15)の底部(15a)が前記
湿しローラー軸(3a)と平行に位置する姿勢で設けて
ある。
し水(F)を蓄える水層と、水槽(15)に湿し水を供
給する貯水タンク(16)とを備える。そして、水槽(
15〉の水位(H)を一定値に保たせるために、この水
位(H)の変動に伴って上下するボール浮き(17a)
を備えたポールタップ装置(17)を、前記貯水タンク
(16)の出口(16a)に設けてある。尚、前記水槽
(15)は、この水槽(15)の底部(15a)が前記
湿しローラー軸(3a)と平行に位置する姿勢で設けて
ある。
前記湿し水供給ユニソl−(DU1)乃至(nun)は
、前記水槽(15)の液面(21)を振動させて微細液
滴を発生させる超音波振動素子(18)と、この超音波
振動素子(18)を駆動制御する制御装置の一部を構成
する励振電力装置(19)と、前記超音波振動素子(1
8)により発生した微細液滴を湿しローラー(3)上の
湿しローラー区分部(B1)乃至(Bn)に移送する移
送路(20)とを備える。又、前記励振電力装置(19
)は、この装置の出力励振電力を調整する出力調整回路
を備えている。
、前記水槽(15)の液面(21)を振動させて微細液
滴を発生させる超音波振動素子(18)と、この超音波
振動素子(18)を駆動制御する制御装置の一部を構成
する励振電力装置(19)と、前記超音波振動素子(1
8)により発生した微細液滴を湿しローラー(3)上の
湿しローラー区分部(B1)乃至(Bn)に移送する移
送路(20)とを備える。又、前記励振電力装置(19
)は、この装置の出力励振電力を調整する出力調整回路
を備えている。
前記超音波振動素子(18)は、前記励振電力装置(1
9)から与えられる共振周波数の励振電力により振動子
を激しく振動させて超音波を湿し水中に伝播させる。そ
して、前記水槽(15)の液面(21)を放射音圧によ
り激しく振動させてこの液面(21)上に液滴を柱状に
噴出させると共に、この柱状の?&滴(f1)周囲に霧
状の微細液滴(f2)を乱雲状に発生させる。これらの
微細液滴の発生量は、前記超音波振動素子(18)から
液面(21)までの距離と励振電力量とに依存する。そ
こで、前記各湿し水供給ユニッl−(D[11)乃至(
DIIn)における各超音波振動素子(I8)は、一定
電力により前記各超音波振動素子(18)が夫々発生さ
せる微細液滴の発生量が同一となるように、前記液面(
21)からの距離を一定に保たせて前記水槽(15)の
底部(15a)に設けてある。すなわち、前記ポールタ
ップ装置(17)による水位(H)の−定化とあいまっ
て、前記各超音波振動素子(18)が夫々発生させる霧
状の微細液滴の発生量を、前記励振電力装置(I9)か
ら与えられる電力によって一意的にかつ精度よく定めら
れるように構成しである。
9)から与えられる共振周波数の励振電力により振動子
を激しく振動させて超音波を湿し水中に伝播させる。そ
して、前記水槽(15)の液面(21)を放射音圧によ
り激しく振動させてこの液面(21)上に液滴を柱状に
噴出させると共に、この柱状の?&滴(f1)周囲に霧
状の微細液滴(f2)を乱雲状に発生させる。これらの
微細液滴の発生量は、前記超音波振動素子(18)から
液面(21)までの距離と励振電力量とに依存する。そ
こで、前記各湿し水供給ユニッl−(D[11)乃至(
DIIn)における各超音波振動素子(I8)は、一定
電力により前記各超音波振動素子(18)が夫々発生さ
せる微細液滴の発生量が同一となるように、前記液面(
21)からの距離を一定に保たせて前記水槽(15)の
底部(15a)に設けてある。すなわち、前記ポールタ
ップ装置(17)による水位(H)の−定化とあいまっ
て、前記各超音波振動素子(18)が夫々発生させる霧
状の微細液滴の発生量を、前記励振電力装置(I9)か
ら与えられる電力によって一意的にかつ精度よく定めら
れるように構成しである。
前記送風装置(14)は、ファンをもった送風機(22
)と、送風機(22)から発生する風を前記各移送路(
20)に送る送風ダクl−(23)よりなる。この送風
機(22)による低圧の微送風は、前記超音波振動素子
(18)が位置する液面(21)上において前記柱状の
液滴周囲に発生した霧状の微細液滴群を前記各移送路(
20)内において上方側に移送する。
)と、送風機(22)から発生する風を前記各移送路(
20)に送る送風ダクl−(23)よりなる。この送風
機(22)による低圧の微送風は、前記超音波振動素子
(18)が位置する液面(21)上において前記柱状の
液滴周囲に発生した霧状の微細液滴群を前記各移送路(
20)内において上方側に移送する。
前記超音波振動素子(18)が位置する液面(21)上
には、前記柱状の液滴周囲に発生した霧状の微細液滴群
を囲む状態で、幅広ダクl−(24)の−端を近接対向
させてあり、前記幅広ダク1−(24)他端の絞り部を
有する出口(20a)を前記湿しローラー(3〉に対向
させてある。そして、隔壁(25)をもって前記幅広ダ
クト(24)内を仕切ることにより、前記オフセット版
(2b)の各版区分部(A1)乃至(An)に各別に対
応させて設けた前記超音波振動素子(18〉により発生
する前記微細液滴を、前記出口(20a)より前記湿し
ローラー(3)上の湿しローラー区分部(B1)乃至(
Bn)に各別に移送する前記移送路(20)を形成しで
ある。
には、前記柱状の液滴周囲に発生した霧状の微細液滴群
を囲む状態で、幅広ダクl−(24)の−端を近接対向
させてあり、前記幅広ダク1−(24)他端の絞り部を
有する出口(20a)を前記湿しローラー(3〉に対向
させてある。そして、隔壁(25)をもって前記幅広ダ
クト(24)内を仕切ることにより、前記オフセット版
(2b)の各版区分部(A1)乃至(An)に各別に対
応させて設けた前記超音波振動素子(18〉により発生
する前記微細液滴を、前記出口(20a)より前記湿し
ローラー(3)上の湿しローラー区分部(B1)乃至(
Bn)に各別に移送する前記移送路(20)を形成しで
ある。
前記超音波振動素子(18)により発生する微細液滴の
粒径は、励振電力の周波数が1.6メガヘルツの場合、
6ミクロンを中心として分布し、比較的大きな粒径の液
滴も含まれる。そこで、前記幅広ダクト(24)内に一
対の捕集板(26)を交互に突出させて前記移送路(2
0)を屈曲形成し、前記微細液滴のうち粒径の大きなも
の(f3)を前記捕集板(26)に衝突させてtisi
集することにより、捕集されなかった粒径の小さな霧状
の微細液滴のみを前記出口(20a)側に移送する構成
としである。
粒径は、励振電力の周波数が1.6メガヘルツの場合、
6ミクロンを中心として分布し、比較的大きな粒径の液
滴も含まれる。そこで、前記幅広ダクト(24)内に一
対の捕集板(26)を交互に突出させて前記移送路(2
0)を屈曲形成し、前記微細液滴のうち粒径の大きなも
の(f3)を前記捕集板(26)に衝突させてtisi
集することにより、捕集されなかった粒径の小さな霧状
の微細液滴のみを前記出口(20a)側に移送する構成
としである。
前記制御装置は、前記励振電力装置(19〉の前記出力
調整回路を制御するための手動操作部及び第1乃至第4
の制御部をさらに備えている。
調整回路を制御するための手動操作部及び第1乃至第4
の制御部をさらに備えている。
そして、これら手動操作部及び第1乃至第4の制御部に
従って出力調整を行う出力調整回路により前記励振電力
装置(19)の出力電力を増減し、前記超音波振動素子
(18)による霧状微細液滴の発生量を制御する。
従って出力調整を行う出力調整回路により前記励振電力
装置(19)の出力電力を増減し、前記超音波振動素子
(18)による霧状微細液滴の発生量を制御する。
まず、前記手動操作部は、版面の水膜状況の観測、印刷
物の網点検査等を行い手動のみによって出力調整回路を
調整すると共に、その出力値をいわゆるLED等を備え
た表示部より表示するものである。
物の網点検査等を行い手動のみによって出力調整回路を
調整すると共に、その出力値をいわゆるLED等を備え
た表示部より表示するものである。
この表示部は、縦方向にLEDを複数個並べて形成した
LED列を、前記オフセット版(2b)の各版区分部(
A1)乃至(An)に対応させて横方向に複数列並設し
、前記出力値に応じてこれらのL[EDを順次点滅する
ように構成しである。したがって操作者は一瞬にして、
絵柄印刷幅方向における湿し水の供給量分布を見ること
が出来る。又、点灯したLEDの位置をもって湿し水供
給量の増減を行う目安とすることができる。
LED列を、前記オフセット版(2b)の各版区分部(
A1)乃至(An)に対応させて横方向に複数列並設し
、前記出力値に応じてこれらのL[EDを順次点滅する
ように構成しである。したがって操作者は一瞬にして、
絵柄印刷幅方向における湿し水の供給量分布を見ること
が出来る。又、点灯したLEDの位置をもって湿し水供
給量の増減を行う目安とすることができる。
尚、前記表示部は、出力調整回路の前記出力値を表示す
るように構成する代りに、手動による調整量を表示する
ように構成してもよい。
るように構成する代りに、手動による調整量を表示する
ように構成してもよい。
次に、前記第1制御部は、第5図に示すように、前記各
湿し水供給ユニッI−(001)乃至(nun)におけ
る前記ポテンショメーター(11)の出力抵抗値により
得られる電圧信号を用いて制御を行うものである。すな
わち、前記各版区分部(八1)乃至(An)における非
絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)に応じて、この各版
区分部(A1)乃至(An)に供給する湿し水の量を各
別に増減する。尚、−船釣に、オフセットインキ中には
、小量の水分が含まれているため、この第1制御部内に
おいて、非絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)を基準と
する値から、前記インキ中の含有水分を補正する値が減
ぜられる。
湿し水供給ユニッI−(001)乃至(nun)におけ
る前記ポテンショメーター(11)の出力抵抗値により
得られる電圧信号を用いて制御を行うものである。すな
わち、前記各版区分部(八1)乃至(An)における非
絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)に応じて、この各版
区分部(A1)乃至(An)に供給する湿し水の量を各
別に増減する。尚、−船釣に、オフセットインキ中には
、小量の水分が含まれているため、この第1制御部内に
おいて、非絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)を基準と
する値から、前記インキ中の含有水分を補正する値が減
ぜられる。
前記第2制御部は、赤外線装置その他の液膜厚測定装置
の情報により各別に制御する部分である。この測定装置
は、版面の斜前方から版面に当り、反射する反射光を数
値化して、この版面上の液膜厚さを、測定する装置であ
る。そして、この数値化された測定値をもって振動素子
の励振電力を制御するように構威しである。液膜厚さの
測定は、前記オフセット版(2b)上の各版区分部(A
1)乃至(An)の夫々において行われ、これらに対応
する前超音波振動素子(18)を各別に制御するように
構威しであるので、最も適切な量の湿し水が各区分部(
A1)乃至(An)に供給される。
の情報により各別に制御する部分である。この測定装置
は、版面の斜前方から版面に当り、反射する反射光を数
値化して、この版面上の液膜厚さを、測定する装置であ
る。そして、この数値化された測定値をもって振動素子
の励振電力を制御するように構威しである。液膜厚さの
測定は、前記オフセット版(2b)上の各版区分部(A
1)乃至(An)の夫々において行われ、これらに対応
する前超音波振動素子(18)を各別に制御するように
構威しであるので、最も適切な量の湿し水が各区分部(
A1)乃至(An)に供給される。
前記第3制御部は、第5図に示すように、前記版胴軸(
2a)の回転に連動させた回転発電機(タコゼネレータ
ー)から出力される電圧信号を用いて制御を行うもので
ある。すなわち、印刷速度を示す前記版胴軸(2a)の
回転数と湿し水の必要量との関係は、第6図に示すよう
に、はぼ比例する関係にある。そこで、前記手動操作部
、第1.第2制御部等により各別に制御された各版区分
部(A1)乃至(An)に供給される湿し水の量を、こ
の第2制御部によって印刷速度に応じて自動的に増減し
、印刷速度の変化によっても、かかる各版区分部(A1
)乃至(An)に供給される湿し水の量が常に適正値に
保たれるように構威しである。尚、前記各版区分部(A
1)乃至(An)に供給されるインキ量についても、イ
ンキ印刷速度の増大に伴って増大するように、上述の分
割デジタルインキ壺装置(5)を構威しである。
2a)の回転に連動させた回転発電機(タコゼネレータ
ー)から出力される電圧信号を用いて制御を行うもので
ある。すなわち、印刷速度を示す前記版胴軸(2a)の
回転数と湿し水の必要量との関係は、第6図に示すよう
に、はぼ比例する関係にある。そこで、前記手動操作部
、第1.第2制御部等により各別に制御された各版区分
部(A1)乃至(An)に供給される湿し水の量を、こ
の第2制御部によって印刷速度に応じて自動的に増減し
、印刷速度の変化によっても、かかる各版区分部(A1
)乃至(An)に供給される湿し水の量が常に適正値に
保たれるように構威しである。尚、前記各版区分部(A
1)乃至(An)に供給されるインキ量についても、イ
ンキ印刷速度の増大に伴って増大するように、上述の分
割デジタルインキ壺装置(5)を構威しである。
前記第4制4Tj部は、印刷機周辺の温湿度により、励
振電力を修正するものである。
振電力を修正するものである。
即ち周辺空気の温湿度により湿し水の蒸発状況は変るか
ら温度、湿度の測定器により、励振電力を調整、修正す
る。又、湿し水の組成により、同一電力に対して微細水
滴の発生量は大きく変り、例えば、アルコール添加によ
り表面張力は低下して水滴は微粒化し、発生量は増大す
る。界面活性剤の添加も大きく影響するから、是等の条
件により励振電力の制御条件を変えるものである。
ら温度、湿度の測定器により、励振電力を調整、修正す
る。又、湿し水の組成により、同一電力に対して微細水
滴の発生量は大きく変り、例えば、アルコール添加によ
り表面張力は低下して水滴は微粒化し、発生量は増大す
る。界面活性剤の添加も大きく影響するから、是等の条
件により励振電力の制御条件を変えるものである。
又、前記超音波振動素子(18)は、超音波加湿機等に
用いられろ7女型のものを用いることができ、湿し装’
l u)全体を低コストで作成することができる。さら
に、本発明によれば、前記貯水装置(12)内の湿し水
が前記オフセット版(2b)上のインキにより汚染され
ることがないので、メンテナンスの軽減を達成できる利
点がある。
用いられろ7女型のものを用いることができ、湿し装’
l u)全体を低コストで作成することができる。さら
に、本発明によれば、前記貯水装置(12)内の湿し水
が前記オフセット版(2b)上のインキにより汚染され
ることがないので、メンテナンスの軽減を達成できる利
点がある。
[別実施例]
次に、別実施例を列挙する。
(イ)上述の実施例では、前記移送路(20)の出口(
20a) と版胴(2〉 との間に湿しローラー(3
)を設けたが、この湿しローラー(3)を設けずに、前
記移送路(20)の出口(20a)を版胴(2)に直接
対向させてもよい。かかる構成によれば、版胴(2)上
のインキによる湿しローラー(3)の汚染に対するメン
テナンスのIll減を図ることができる。
20a) と版胴(2〉 との間に湿しローラー(3
)を設けたが、この湿しローラー(3)を設けずに、前
記移送路(20)の出口(20a)を版胴(2)に直接
対向させてもよい。かかる構成によれば、版胴(2)上
のインキによる湿しローラー(3)の汚染に対するメン
テナンスのIll減を図ることができる。
(ロ)上述の実施例では、前記水槽(15)と湿しロー
ラー(3)の間に移送路(20)を設けたが、この移送
路(20)を設けずに、前記送風装置(14)のみによ
り、液面(21)上に発生した畝11il液滴を湿しロ
ーラー(3)に移送する構成としてもよい。又、移送路
(20〉及び送風装置(14)の双方とも設けずに、前
記水槽(15)の液面(21)を湿しローラー(3)又
は版胴(2)に近接させてもよい。
ラー(3)の間に移送路(20)を設けたが、この移送
路(20)を設けずに、前記送風装置(14)のみによ
り、液面(21)上に発生した畝11il液滴を湿しロ
ーラー(3)に移送する構成としてもよい。又、移送路
(20〉及び送風装置(14)の双方とも設けずに、前
記水槽(15)の液面(21)を湿しローラー(3)又
は版胴(2)に近接させてもよい。
(ハ)上述の実施例に限らず、前記多湿し水供給ユニッ
ト(DU1)乃至(Dun)における各超音波振動素子
(18〉を、前記水槽(15)の液面(21)からの距
離を異ならせて設け、前記各励振電力装置(19)の制
御において、かかる距離の差を補正するように構成して
もよい。
ト(DU1)乃至(Dun)における各超音波振動素子
(18〉を、前記水槽(15)の液面(21)からの距
離を異ならせて設け、前記各励振電力装置(19)の制
御において、かかる距離の差を補正するように構成して
もよい。
(ニ)上述の実施例では、前記分割デジタルインキ壺装
置(5)のポテンショメーター(11)を基にして、前
記湿し水装置の制御装置に用いられる前記非絵柄部分の
割合情報を得る構成としたが、前記刷版絵柄面積率計に
おける各非絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)の情報を
前記非絵柄部分の割合情報として前記湿し水装置の制御
装置に直接用いる構成としてもよい。又、前記刷板絵柄
面積率計における各絵柄部面積(Di)乃至(Dn)を
100%から減することによって得られる各絵柄部面積
率(N1)乃至(Nn)を用いてもよい。
置(5)のポテンショメーター(11)を基にして、前
記湿し水装置の制御装置に用いられる前記非絵柄部分の
割合情報を得る構成としたが、前記刷版絵柄面積率計に
おける各非絵柄部面積率(N1)乃至(Nn)の情報を
前記非絵柄部分の割合情報として前記湿し水装置の制御
装置に直接用いる構成としてもよい。又、前記刷板絵柄
面積率計における各絵柄部面積(Di)乃至(Dn)を
100%から減することによって得られる各絵柄部面積
率(N1)乃至(Nn)を用いてもよい。
け)上述の実施例では、前記分割デジタルインキ壺装置
(5)のポテンショメーター(11)を基にして、前記
湿し水装置の制御装置に用いられる前記非絵柄部分の割
合情報を得る構成としたが、ポテンショメーター(11
)を用いずに電気的処理によって同様の情報を得る構成
としてもよい。
(5)のポテンショメーター(11)を基にして、前記
湿し水装置の制御装置に用いられる前記非絵柄部分の割
合情報を得る構成としたが、ポテンショメーター(11
)を用いずに電気的処理によって同様の情報を得る構成
としてもよい。
(へ)上述の実施例では、前記オフセット版(2b)の
絵柄印刷幅(W)全体について、前記インキ壺ユニッ)
(Il1)乃至(IUn)の数と、前記湿し水供給ユ
ニッl−(DU1)乃至(Dun)の数とを同一にした
が、前記インキ壺ユニット(IIJ1)乃至(run)
の数よりも、前記湿し水供給ユニソ1−(DIl1)乃
至(DUn)の数を少なくしてもよく、又は、その逆で
あってもよい。
絵柄印刷幅(W)全体について、前記インキ壺ユニッ)
(Il1)乃至(IUn)の数と、前記湿し水供給ユ
ニッl−(DU1)乃至(Dun)の数とを同一にした
が、前記インキ壺ユニット(IIJ1)乃至(run)
の数よりも、前記湿し水供給ユニソ1−(DIl1)乃
至(DUn)の数を少なくしてもよく、又は、その逆で
あってもよい。
(ト)上述の実施例では、制御装置たる前記励振電力装
置(19)の入力情報として、第1の情報たる前記ポテ
ンショメーター(I1)の出力抵抗値と、第2の情報た
る前記回転発電機から出力される電圧信号とを用いたが
、前記湿し水の表面張力を測定する表面張力測定装置か
ら得られる表面張力値の情報を、さらに第3の情報とし
て用いてもよい。
置(19)の入力情報として、第1の情報たる前記ポテ
ンショメーター(I1)の出力抵抗値と、第2の情報た
る前記回転発電機から出力される電圧信号とを用いたが
、前記湿し水の表面張力を測定する表面張力測定装置か
ら得られる表面張力値の情報を、さらに第3の情報とし
て用いてもよい。
(チ)上述の第1乃至第4制御部を設けずに、前記手動
操作部だけで、励振電力装置を制御する様に構成しても
よい。かから構成される装置全体を最も簡単且低コスト
のものに出来る。
操作部だけで、励振電力装置を制御する様に構成しても
よい。かから構成される装置全体を最も簡単且低コスト
のものに出来る。
門 前記第2制御部の液膜厚測定装置を、版胴回転中に
おいても液膜厚を計測可能に構成した場合には、前記第
1制御部を設けなくともよい。
おいても液膜厚を計測可能に構成した場合には、前記第
1制御部を設けなくともよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はオフセット印刷
機の湿し装置の縦断面図、第2図は第1図のn−n線断
面図、第3図は刷版絵柄面積率計の表示を示す図、第4
図は分割デジタルインキ壺装置の縦断面図、第5図はブ
ロック図、第6図は版胴軸の回転数と湿し水の必要量と
の関係を示す図である。 (2b)・・・・・・オフセット版、(12)・・・・
・・貯水装置、(13)・・・・・・疎インキ性液体供
給装置、(18)・・・・・・超音波振動素子、(W)
・・・・・・絵柄印刷幅、(19)・・・・・・制御装
置。
機の湿し装置の縦断面図、第2図は第1図のn−n線断
面図、第3図は刷版絵柄面積率計の表示を示す図、第4
図は分割デジタルインキ壺装置の縦断面図、第5図はブ
ロック図、第6図は版胴軸の回転数と湿し水の必要量と
の関係を示す図である。 (2b)・・・・・・オフセット版、(12)・・・・
・・貯水装置、(13)・・・・・・疎インキ性液体供
給装置、(18)・・・・・・超音波振動素子、(W)
・・・・・・絵柄印刷幅、(19)・・・・・・制御装
置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、オフセット版(2b)の非絵柄部に付着可能な疎イ
ンキ性液体を蓄える貯水装置(12)と、前記貯水装置
(12)内の前記疎インキ性液体を前記オフセット版(
2b)に供給する疎インキ性液体供給装置(13)とを
備えたオフセット印刷機の湿し装置であって、 前記疎インキ性液体供給装置(13)に、前記貯水装置
(12)内の疎インキ性液体を用いて微細液滴を発生さ
せる超音波振動素子(18)を前記オフセット版(2b
)の絵柄印刷幅(W)方向に複数個並設し、 かつ、前記疎インキ性液体供給装置(13)に、前記超
音波振動素子(18)による前記微細液滴の発生量を各
別に制御する制御装置を設けたオフセット印刷機の湿し
装置。 2、前記制御装置に、前記超音波振動素子(18)によ
る前記微細液滴の発生量を手動により各別に制御する手
動操作部を設けた請求項1記載のオフセット印刷機の湿
し装置。 3、前記超音波振動素子(18)を前記オフセット版(
2b)の絵柄印刷幅(W)方向における各部(A1)乃
至(An)に各別に対応させて設け、 かつ、前記制御装置に、 インキのオートプリセッティングシステム の刷版絵柄面積計から前記オフセット版(2b)の絵柄
印刷幅(W)方向における前記各部(A1)乃至(An
)に相当する位置に対応して各別に得られる絵柄情報(
D1)乃至(Dn)、(N1)乃至(Nn)を用いて、
前記超音波振動素子(18)による前記微細液滴の発生
量を前記オフセット版(2b)の絵柄印刷幅(W)方向
における前記各部(A1)乃至(An)における非絵柄
部面積率(N1)乃至(Nn)に応じて各別に制御する
第1制御部を設けた請求項1又は2のいずれかに記載の
オフセット印刷機の湿し装置。 4、前記超音波振動素子(18)を前記オフセット版(
2b)の絵柄印刷幅(W)方向における各部(A1)乃
至(An)に各別に対応させて設け、 かつ、前記制御装置に、 前記オフセット版(2b)の絵柄印刷幅(W)方向にお
ける前記各部(A1)乃至(An)上の液膜厚さの情報
を用いて、前記超音波振動素子(18)による前記微細
液滴の発生量を前記オフセット版(2b)の絵柄印刷幅
(W)方向における前記各部(A1)乃至(An)上の
前記液膜厚さに応じて各別に制御する第2制御部を設け
た請求項1又は2のいずれかに記載のオフセット印刷機
の湿し装置。 5、前記制御装置に、 前記超音波振動素子(18)による前記微細液滴の発生
量を前記印刷機の印刷速度に応じて制御する第3制御部
を設けた請求項1乃至4のいずれかに記載のオフセット
印刷機の湿し装置。 6、前記制御装置に、 前記超音波振動素子(18)による前記微細液滴の発生
量を前記貯水装置(12)内の前記疎インキ性液体の温
度及び組成、並びに、前記オフセット印刷機の湿し装置
内又はその近傍の温度及び湿度に応じて制御する第4制
御部を設けた請求項1乃至5のいずれかに記載のオフセ
ット印刷機の湿し装置。 7、前記超音波振動素子(18)を前記オフセット版(
2b)の絵柄印刷幅(W)方向における各部(A1)乃
至(An)に各別に対応させて設け、 前記オフセット版(2b)に前記疎インキ性液体を供給
する湿しローラー(3)と、前記オフセット版(2b)
の絵柄印刷幅(W)方向における前記各部(A1)乃至
(An)に各別に対応させて設けた前記超音波振動素子
(18)により発生する前記微細液滴を前記湿しローラ
ー(3)上の前記オフセット版(2b)の絵柄印刷幅(
W)方向における前記各部(A1)乃至(An)に相当
する位置(B1)乃至(Bn)に各別に移送する移送路
(20)とを前記疎インキ性液体供給装置(13)に設
けてある請求項1乃至6のいずれかに記載のオフセット
印刷機の湿し装置。 8、前記超音波振動素子(18)を前記オフセット版(
2b)の絵柄印刷幅(W)方向における各部(A1)乃
至(An)に各別に対応させて設け、 前記オフセット版(2b)の絵柄印刷幅(W)方向にお
ける前記各部(A1)乃至(An)に各別に対応させて
設けた前記超音波振動素子(18)により発生する前記
微細液滴を前記オフセット版(2b)の絵柄印刷幅(W
)方向における前記各部(A1)乃至(An)に各別に
移送する移送路(20)を前記疎インキ性液体供給装置
(13)に設けてある請求項1乃至6のいずれかに記載
のオフセット印刷機の湿し装置。 9、前記超音波振動素子(18)により発生した前記微
細液滴を前記オフセット版(2b)側の前記移送路(2
0)の出口(20a)に移送する送風装置(14)を前
記疎インキ性液体供給装置(13)に設けてある請求項
7又は8のいずれかに記載のオフセット印刷機の湿し装
置。 10、前記移送路(20)を屈曲させてある請求項7乃
至9のいずれかに記載のオフセット印刷機の湿し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26565089A JPH03175038A (ja) | 1989-09-01 | 1989-10-12 | オフセット印刷機の湿し装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-227741 | 1989-09-01 | ||
JP22774189 | 1989-09-01 | ||
JP26565089A JPH03175038A (ja) | 1989-09-01 | 1989-10-12 | オフセット印刷機の湿し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03175038A true JPH03175038A (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=26527844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26565089A Pending JPH03175038A (ja) | 1989-09-01 | 1989-10-12 | オフセット印刷機の湿し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03175038A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017185815A (ja) * | 2011-08-05 | 2017-10-12 | パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッドPalo Alto Research Center Incorporated | 可変データリソグラフィ装置用の湿し流体の直接塗布のための方法 |
JP2017185814A (ja) * | 2011-08-05 | 2017-10-12 | パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッドPalo Alto Research Center Incorporated | 可変データリソグラフィ装置用の湿し流体の直接塗布 |
CN109624481A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-04-16 | 昆明理工大学 | 一种基于电润湿与超声雾化联合的润版水施加方法及其系统与应用 |
JP2021066118A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 日本ボールドウィン株式会社 | ローラ表面の乾燥抑制装置 |
-
1989
- 1989-10-12 JP JP26565089A patent/JPH03175038A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017185815A (ja) * | 2011-08-05 | 2017-10-12 | パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッドPalo Alto Research Center Incorporated | 可変データリソグラフィ装置用の湿し流体の直接塗布のための方法 |
JP2017185814A (ja) * | 2011-08-05 | 2017-10-12 | パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッドPalo Alto Research Center Incorporated | 可変データリソグラフィ装置用の湿し流体の直接塗布 |
CN109624481A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-04-16 | 昆明理工大学 | 一种基于电润湿与超声雾化联合的润版水施加方法及其系统与应用 |
JP2021066118A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 日本ボールドウィン株式会社 | ローラ表面の乾燥抑制装置 |
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