JPH0212133B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212133B2 JPH0212133B2 JP60255642A JP25564285A JPH0212133B2 JP H0212133 B2 JPH0212133 B2 JP H0212133B2 JP 60255642 A JP60255642 A JP 60255642A JP 25564285 A JP25564285 A JP 25564285A JP H0212133 B2 JPH0212133 B2 JP H0212133B2
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- JP
- Japan
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- cylindrical container
- powder
- blade
- discharge port
- cylindrical
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F29/00—Mixers with rotating receptacles
- B01F29/60—Mixers with rotating receptacles rotating about a horizontal or inclined axis, e.g. drum mixers
- B01F29/63—Mixers with rotating receptacles rotating about a horizontal or inclined axis, e.g. drum mixers with fixed bars, i.e. stationary, or fixed on the receptacle
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は2成分以上の粉粒体あるいは粉粒体に
少量の液体を添加したものを均一な混合物にする
水平円筒型混合機に関するものである。
少量の液体を添加したものを均一な混合物にする
水平円筒型混合機に関するものである。
(従来の技術)
水平円筒型混合機の一形式として、特公昭40−
15078号公報には、水平に設定した中心軸線を回
転軸心として回転可能な円筒容器を有し、この円
筒容器の一側面の中心部に粉粒体の投入口を形成
するとともに他側面の中心部に粉粒体の排出口を
形成し、前記円筒容器の周壁に1刻みの中間で数
個に分割しかつその分割ごとに若干位相を遅らせ
て形成した複数本のリボンスクリユー状の外羽根
と、この外羽根の内側に配置されかつ外羽根とは
逆方向に螺進する複数本のリボンスクリユー状の
内羽根を設け、前記円筒容器の側面の内側に前記
排出口から同円筒容器の周壁まで延びる複数本の
すくい羽根を凸設し、前記排出口に押引操作によ
り排出口を開閉する排出弁を設けた水平円筒型混
合機が開示されている。
15078号公報には、水平に設定した中心軸線を回
転軸心として回転可能な円筒容器を有し、この円
筒容器の一側面の中心部に粉粒体の投入口を形成
するとともに他側面の中心部に粉粒体の排出口を
形成し、前記円筒容器の周壁に1刻みの中間で数
個に分割しかつその分割ごとに若干位相を遅らせ
て形成した複数本のリボンスクリユー状の外羽根
と、この外羽根の内側に配置されかつ外羽根とは
逆方向に螺進する複数本のリボンスクリユー状の
内羽根を設け、前記円筒容器の側面の内側に前記
排出口から同円筒容器の周壁まで延びる複数本の
すくい羽根を凸設し、前記排出口に押引操作によ
り排出口を開閉する排出弁を設けた水平円筒型混
合機が開示されている。
かかる構成の水平円筒型混合機によれば、円筒
容器の回転に伴い同円筒容器の半径方向に粉粒体
の対流が生じるだけでなく、外羽根と内羽根によ
り回転軸心方向へも粉粒体の対流が生じるので混
合速度が速くなり良好な混合度を得ることができ
る。
容器の回転に伴い同円筒容器の半径方向に粉粒体
の対流が生じるだけでなく、外羽根と内羽根によ
り回転軸心方向へも粉粒体の対流が生じるので混
合速度が速くなり良好な混合度を得ることができ
る。
ところで、上記した従来の水平円筒型混合機で
は、各外羽根を数個に分割しているが、このよう
に各外羽根を分割した場合、円筒容器内部には同
容器の両側面近傍だけでなく中間部にも分割個数
に応じて多数の分割端部が形成されることにな
る。これら外羽根の分割端部には粉粒体が付着し
易いため、混合済みの混合物を排出する際、分割
端部に付着した粉粒体は掻き出すなどして円筒容
器内部を清掃しない限り、同容器に残留して次の
混合時に新しく投入された原料中に混入する。
は、各外羽根を数個に分割しているが、このよう
に各外羽根を分割した場合、円筒容器内部には同
容器の両側面近傍だけでなく中間部にも分割個数
に応じて多数の分割端部が形成されることにな
る。これら外羽根の分割端部には粉粒体が付着し
易いため、混合済みの混合物を排出する際、分割
端部に付着した粉粒体は掻き出すなどして円筒容
器内部を清掃しない限り、同容器に残留して次の
混合時に新しく投入された原料中に混入する。
しかして、水平円筒型混合機のように回分操作
式の混合機は元来、多種少量生産に利用されるも
のであり、混合操作の度に原料や原料の配合を変
えることが頻繁に行なわれる。上記従来装置のよ
うに粉粒体が付着し易い分割端部が円筒容器の内
部に多数存在すると混合操作の度に円筒容器内部
を清掃して前回の混合時に分割端部に付着した粉
粒体を除去しなければならず、甚だ生産効率が悪
くなる。
式の混合機は元来、多種少量生産に利用されるも
のであり、混合操作の度に原料や原料の配合を変
えることが頻繁に行なわれる。上記従来装置のよ
うに粉粒体が付着し易い分割端部が円筒容器の内
部に多数存在すると混合操作の度に円筒容器内部
を清掃して前回の混合時に分割端部に付着した粉
粒体を除去しなければならず、甚だ生産効率が悪
くなる。
また、上記従来の水平円筒型混合機は排出弁に
て排出口を開閉するように構成されているため、
混合物の排出の度に排出弁を押引操作しなければ
ならず、排出操作が面倒にえう、排出弁の構造も
複雑なため製造コストが高くつく。
て排出口を開閉するように構成されているため、
混合物の排出の度に排出弁を押引操作しなければ
ならず、排出操作が面倒にえう、排出弁の構造も
複雑なため製造コストが高くつく。
(発明の目的)
本発明は上記した問題点に鑑み、排出時におけ
る粉粒体の残留量が少なく、かつ排出操作も容易
な水平円筒型混合機を提供することを目的とす
る。
る粉粒体の残留量が少なく、かつ排出操作も容易
な水平円筒型混合機を提供することを目的とす
る。
(発明の構成)
本発明は上記目的を達成すべく、水平に設定し
た中心軸線を回転軸心として回転可能な円筒容器
を有し、この円筒容器の一側面の中心部に粉粒体
の投入口を形成するとともに他側面の中心部に粉
粒体の排出口を形成し、前記円筒容器の内部に内
壁に沿つて螺進する複数本のリボンスクリユー状
の外羽根と、この外羽根の内側に配設されかつ外
羽根とは逆方向に螺進する複数本のリボンスクリ
ユー状の内羽根を設けた水平円筒型混合機におい
て、前記円筒容器の側面の内側に前記排出口を覆
蓋する筒状の蓋体を固設し、この蓋体の周壁部に
周方向に沿つて複数の透孔を形成するとともに、
同蓋体の底面内側に円錐台を立設してその先端部
を前記排出口中に突出させ、前記各透孔から前記
円筒容器の側面に沿つて同円筒容器の半径方向へ
延びる複数本のすくい羽根を設け、前記各外羽根
及び各内羽根を前記円筒容器の一側面に近接する
一端から他側面に近接する他端まで連続するリボ
ンスクリユーにて形成するとともに、各外羽根の
一端を前記各すくい羽根の先端に近接して設け、
かつ前記外羽根が投入口から排出口に向けて進行
する方向へ前記円筒容器を回転させたときにのみ
前記すくい羽根にて粉粒体をすくい上げるように
したことを特徴とする。
た中心軸線を回転軸心として回転可能な円筒容器
を有し、この円筒容器の一側面の中心部に粉粒体
の投入口を形成するとともに他側面の中心部に粉
粒体の排出口を形成し、前記円筒容器の内部に内
壁に沿つて螺進する複数本のリボンスクリユー状
の外羽根と、この外羽根の内側に配設されかつ外
羽根とは逆方向に螺進する複数本のリボンスクリ
ユー状の内羽根を設けた水平円筒型混合機におい
て、前記円筒容器の側面の内側に前記排出口を覆
蓋する筒状の蓋体を固設し、この蓋体の周壁部に
周方向に沿つて複数の透孔を形成するとともに、
同蓋体の底面内側に円錐台を立設してその先端部
を前記排出口中に突出させ、前記各透孔から前記
円筒容器の側面に沿つて同円筒容器の半径方向へ
延びる複数本のすくい羽根を設け、前記各外羽根
及び各内羽根を前記円筒容器の一側面に近接する
一端から他側面に近接する他端まで連続するリボ
ンスクリユーにて形成するとともに、各外羽根の
一端を前記各すくい羽根の先端に近接して設け、
かつ前記外羽根が投入口から排出口に向けて進行
する方向へ前記円筒容器を回転させたときにのみ
前記すくい羽根にて粉粒体をすくい上げるように
したことを特徴とする。
(作 用)
上記構成によれば、混合操作時には外羽根が排
出口から投入口へ向けて進行する方向へ円筒容器
を回転させると、同容器の回転に伴い粉粒体が内
壁に沿つて上昇、落下を繰り返し、これにより円
筒容器の半径方向に対流混合が進行する。同時に
外羽根と内羽根により回転軸心方向でも粉粒体の
対流が生じて混合が促進される。
出口から投入口へ向けて進行する方向へ円筒容器
を回転させると、同容器の回転に伴い粉粒体が内
壁に沿つて上昇、落下を繰り返し、これにより円
筒容器の半径方向に対流混合が進行する。同時に
外羽根と内羽根により回転軸心方向でも粉粒体の
対流が生じて混合が促進される。
混合操作終了後、円筒容器を逆転させると同容
器内の粉粒体がすくい羽根にてすくい上げられ、
蓋体に形成した透孔を通つて同蓋体内部に落下
し、蓋体内部に設けた円錐台の表面を伝つて排出
口から円筒容器外部へ排出される。
器内の粉粒体がすくい羽根にてすくい上げられ、
蓋体に形成した透孔を通つて同蓋体内部に落下
し、蓋体内部に設けた円錐台の表面を伝つて排出
口から円筒容器外部へ排出される。
(実施例)
以下に本発明の実施例を図面に従つて詳述す
る。
る。
第1図及び第2図において、機台1には4個の
ローラ2が4組の対をなす軸受3により回転自在
に設置してある。一方、円筒容器4の外周には2
本のタイヤローラ5,6が巻着され、このタイヤ
ローラ5,6の部分を4個のローラ2で支持する
ことにより円筒容器4が回転自在にかつ回転軸心
が水平になるように載置されている。またタイヤ
ローラ5には大歯車7が一体的に固着してあり該
大歯車7に連結した駆動源(図示せず)により円
筒容器4は正逆両方向に回転駆動される。
ローラ2が4組の対をなす軸受3により回転自在
に設置してある。一方、円筒容器4の外周には2
本のタイヤローラ5,6が巻着され、このタイヤ
ローラ5,6の部分を4個のローラ2で支持する
ことにより円筒容器4が回転自在にかつ回転軸心
が水平になるように載置されている。またタイヤ
ローラ5には大歯車7が一体的に固着してあり該
大歯車7に連結した駆動源(図示せず)により円
筒容器4は正逆両方向に回転駆動される。
前記円筒容器4の一側面の中央部には粉粒体原
料の投入口8が、他側面の中央部には排出口9が
設けてあり、また内部にはリボンスクリユー状の
外羽根10と内羽根11が各4本つづ円筒容器内
壁12に取り付けられ、各外羽根10および各内
羽根11は円筒容器4の一側面に近接する一端か
ら他側面に近接する他端まで連続する1本のリボ
ンスクリユーにて形成されている。そして外羽根
10は第2図の矢印Aで示すように排出口から見
て反時計方向の巻方向が、内羽根11は同じく矢
印Bで示すように時計方向の巻きが与えられてい
る。また外羽根10は円筒容器内壁12に直接溶
接により固着され、他方、内羽根11は外羽根1
0の内側に配設するため円筒容器内壁12に立設
した支持部材13を介して内壁12に固定されて
いる。さらに外羽根10と内羽根11はいずれも
内壁12に対し垂直に取り付けてられ、かつ内壁
12に沿つて螺進している。尚、14は混合すべ
き粉粒体である。
料の投入口8が、他側面の中央部には排出口9が
設けてあり、また内部にはリボンスクリユー状の
外羽根10と内羽根11が各4本つづ円筒容器内
壁12に取り付けられ、各外羽根10および各内
羽根11は円筒容器4の一側面に近接する一端か
ら他側面に近接する他端まで連続する1本のリボ
ンスクリユーにて形成されている。そして外羽根
10は第2図の矢印Aで示すように排出口から見
て反時計方向の巻方向が、内羽根11は同じく矢
印Bで示すように時計方向の巻きが与えられてい
る。また外羽根10は円筒容器内壁12に直接溶
接により固着され、他方、内羽根11は外羽根1
0の内側に配設するため円筒容器内壁12に立設
した支持部材13を介して内壁12に固定されて
いる。さらに外羽根10と内羽根11はいずれも
内壁12に対し垂直に取り付けてられ、かつ内壁
12に沿つて螺進している。尚、14は混合すべ
き粉粒体である。
次に第3図と第4図に排出口9の詳細を示す。
円筒容器4の側壁20に形成した排出口9は側壁
に溶接した筒状の蓋体である中空状の裁頭円錐台
21にて閉蓋されている。この裁頭円錐台21の
底面21aの内側には中空の円錐台23が固着さ
れ、その先端部が排出口9中に突出させてある。
また、裁頭円錐台21の周壁には周方向に沿つて
透孔27が形成され、各透孔27から円筒容器4
の側壁20に沿つて同容器4の半径方向へ延びる
複数本のすくい羽根22が設けられている。
円筒容器4の側壁20に形成した排出口9は側壁
に溶接した筒状の蓋体である中空状の裁頭円錐台
21にて閉蓋されている。この裁頭円錐台21の
底面21aの内側には中空の円錐台23が固着さ
れ、その先端部が排出口9中に突出させてある。
また、裁頭円錐台21の周壁には周方向に沿つて
透孔27が形成され、各透孔27から円筒容器4
の側壁20に沿つて同容器4の半径方向へ延びる
複数本のすくい羽根22が設けられている。
各すくい羽根22は円筒容器4の側壁22に立
設した隔壁25とこの隔壁25の長手方向端部に
固着した隔壁24から構成され、両隔壁24,2
5により円筒容器4の半径に延びる開口26が区
画形成されている。この開口26の下端は裁頭円
錐台21の周壁21aに穿設した透孔27に連通
し、上端には各外羽根10の端部が近接して対向
配置されている。かかる構造により、第3図にお
いて円筒容器4を時計方向へ回転させたときにの
みすくい羽根22にて粉粒体14がすくい上げら
れ、このとき外羽根10の進行方向は投入口8か
ら排出口9に向かう。
設した隔壁25とこの隔壁25の長手方向端部に
固着した隔壁24から構成され、両隔壁24,2
5により円筒容器4の半径に延びる開口26が区
画形成されている。この開口26の下端は裁頭円
錐台21の周壁21aに穿設した透孔27に連通
し、上端には各外羽根10の端部が近接して対向
配置されている。かかる構造により、第3図にお
いて円筒容器4を時計方向へ回転させたときにの
みすくい羽根22にて粉粒体14がすくい上げら
れ、このとき外羽根10の進行方向は投入口8か
ら排出口9に向かう。
本実施例は以上の構成よりなり、次にその作動
を説明する。
を説明する。
駆動源(図示せず)を起動し、大歯車7を介し
て円筒容器4の外周にトルクを伝達せしめ円筒容
器4を第2図において時計方向(第2図矢印B参
照)に回転駆動する。円筒容器4の回転に伴い該
容器4に固着して外羽根10と内羽根11も時計
方向に回るので外羽根10の進行方向は排出口か
ら投入口に向かい、内羽根11の進行方向は投入
口8から排出口9へ向かう。その結果、円筒容器
内壁12側の粉粒体14は外羽根10により排出
口9側から投入口8側に向かつて(第1図矢印C
参照)移動し、円筒容器4の中心側の粉粒体14
は内羽根11により投入口8側から排出口9側へ
と(第1図矢印D参照)移動するのでここに循環
流が発生し、軸方向において粉粒体14には対流
による混合が進行する。同時に粉粒体14は円筒
容器内壁12によつて持ち上げられ、安息角以上
で内壁を離れて再び円筒容器下部に流下するので
半径方向に於いても粉粒体14が対流し混合され
る。
て円筒容器4の外周にトルクを伝達せしめ円筒容
器4を第2図において時計方向(第2図矢印B参
照)に回転駆動する。円筒容器4の回転に伴い該
容器4に固着して外羽根10と内羽根11も時計
方向に回るので外羽根10の進行方向は排出口か
ら投入口に向かい、内羽根11の進行方向は投入
口8から排出口9へ向かう。その結果、円筒容器
内壁12側の粉粒体14は外羽根10により排出
口9側から投入口8側に向かつて(第1図矢印C
参照)移動し、円筒容器4の中心側の粉粒体14
は内羽根11により投入口8側から排出口9側へ
と(第1図矢印D参照)移動するのでここに循環
流が発生し、軸方向において粉粒体14には対流
による混合が進行する。同時に粉粒体14は円筒
容器内壁12によつて持ち上げられ、安息角以上
で内壁を離れて再び円筒容器下部に流下するので
半径方向に於いても粉粒体14が対流し混合され
る。
尚、混合操作時にはすくい羽根22は第3図に
おいて反時計方向へ回転するので粉粒体14はす
くい羽根22によりすくい上げられることはな
く、従つて混合操作中に外部に漏出するおそれは
ない。
おいて反時計方向へ回転するので粉粒体14はす
くい羽根22によりすくい上げられることはな
く、従つて混合操作中に外部に漏出するおそれは
ない。
混合終了後、駆動源を逆転駆動し円筒容器4を
第2図において反時計方向(第2図矢印A参照)
に回転させると混合操作時とは逆に内壁12側に
ある粉粒体14は外羽根10により投入口8側か
ら排出口9側へ移動し、回転中心側の粉粒体14
は内羽根11により排出口側9から投入口8側へ
と移動する。同時にすくい羽根22が第3図にお
いて時計方向へ回転するので順次、開口26から
すくい羽根22の内側へすくい上げられた粉粒体
14は隔壁24,25を伝つて透孔27から裁頭
円錐台21の内部に落下し、さらに円錐台23の
周壁を伝つて排出口9から外部へ排出される。こ
のように排出操作はただ単に円筒容器4を混合操
作時と逆の方向に回転させるだけで自動的に行な
われる。また、外羽根10は内壁12に密着して
垂設してあるので円筒容器内の粉粒体はほとんど
残らず排出口側へ送り出されて排出口9から排出
される。
第2図において反時計方向(第2図矢印A参照)
に回転させると混合操作時とは逆に内壁12側に
ある粉粒体14は外羽根10により投入口8側か
ら排出口9側へ移動し、回転中心側の粉粒体14
は内羽根11により排出口側9から投入口8側へ
と移動する。同時にすくい羽根22が第3図にお
いて時計方向へ回転するので順次、開口26から
すくい羽根22の内側へすくい上げられた粉粒体
14は隔壁24,25を伝つて透孔27から裁頭
円錐台21の内部に落下し、さらに円錐台23の
周壁を伝つて排出口9から外部へ排出される。こ
のように排出操作はただ単に円筒容器4を混合操
作時と逆の方向に回転させるだけで自動的に行な
われる。また、外羽根10は内壁12に密着して
垂設してあるので円筒容器内の粉粒体はほとんど
残らず排出口側へ送り出されて排出口9から排出
される。
(発明の効果)
本発明によれば各外羽根及び各内羽根を円筒容
器の一側面に近接する一端から他側面に近接する
他端まで連続する1本のリボンスクリユーにて形
成したので、外羽根及び内羽根に対する粉粒体の
付着量を可及的に少なくできる。従つて、清掃作
業を頻繁に行う必要がなくなるので生産効率が大
幅に向上する。
器の一側面に近接する一端から他側面に近接する
他端まで連続する1本のリボンスクリユーにて形
成したので、外羽根及び内羽根に対する粉粒体の
付着量を可及的に少なくできる。従つて、清掃作
業を頻繁に行う必要がなくなるので生産効率が大
幅に向上する。
また、本発明によれば、円筒容器を混合操作時
とは逆方向に回転させるだけで同容器内の混合済
みの混合物が自動的に排出される。従つて、排出
操作が容易となり、かつ排出口の構造も排出弁等
を設けていないので簡単になり製造コストを低減
できる。
とは逆方向に回転させるだけで同容器内の混合済
みの混合物が自動的に排出される。従つて、排出
操作が容易となり、かつ排出口の構造も排出弁等
を設けていないので簡単になり製造コストを低減
できる。
第1図は本発明の実施例を示す、部分破断正面
図、第2図は第1図−線切断断面図、第3図
は第1図−線切断断面図、第4図は実施例装
置の排出口の詳細を示す部分断面図である。 4……円筒容器、10……外羽根、11……内
羽根、12……内壁、21……(蓋体たる)裁頭
円錐台、22……すくい羽根、23……円錐台、
27……透孔。
図、第2図は第1図−線切断断面図、第3図
は第1図−線切断断面図、第4図は実施例装
置の排出口の詳細を示す部分断面図である。 4……円筒容器、10……外羽根、11……内
羽根、12……内壁、21……(蓋体たる)裁頭
円錐台、22……すくい羽根、23……円錐台、
27……透孔。
Claims (1)
- 1 水平に設定した中心軸線を回転軸心として回
転可能な円筒容器を有し、この円筒容器の一側面
の中心部に粉粒体の投入口を形成するとともに他
側面の中心部に粉粒体の排出口を形成し、前記円
筒容器の内部に内壁に沿つて螺進する複数本のリ
ボンスクリユー状の外羽根と、この外羽根の内側
に配設されかつ外羽根とは逆方向に螺進する複数
本のリボンスクリユー状の内羽根を設けた水平円
筒型混合機において、前記円筒容器の側面の内側
に前記排出口を覆蓋する筒状の蓋体を固設し、こ
の蓋体の周壁部に周方向に沿つて複数の透孔を形
成するとともに、同蓋体の底面内側に円錐台を立
設してその先端部を前記排出口中に突出させ、前
記各透孔から前記円筒容器の側面に沿つて同円筒
容器の半径方向へ延びる複数本のすくい羽根を設
け、前記各外羽根及び各内羽根を前記円筒容器の
一側面に近接する一端から他側面に近接する他端
まで連続するリボンスクリユーにて形成するとと
もに、各外羽根の一端を前記各すくい羽根の先端
に近接して設け、かつ前記外羽根が投入口から排
出口に向けて進行する方向へ前記円筒容器を回転
させたときにのみ前記すくい羽根にて粉粒体をす
くい上げるようにしたことを特徴とする水平円筒
型混合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255642A JPS62114637A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 水平円筒型混合機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255642A JPS62114637A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 水平円筒型混合機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114637A JPS62114637A (ja) | 1987-05-26 |
JPH0212133B2 true JPH0212133B2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=17281580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60255642A Granted JPS62114637A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 水平円筒型混合機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS62114637A (ja) |
Families Citing this family (6)
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GB2548386A (en) | 2016-03-17 | 2017-09-20 | Alkymar As | Mixing and processing apparatus |
EP3976270A1 (en) | 2019-05-31 | 2022-04-06 | Graco Minnesota Inc. | Handheld fluid sprayer |
BR102020022740B1 (pt) * | 2020-11-09 | 2023-10-24 | Tecnored Desenvolvimento Tecnologico S.A | Sistema de retromistura interna da massa reagente para um reator cilíndrico rotativo |
WO2024184724A1 (en) * | 2023-03-03 | 2024-09-12 | Pfizer Inc. | Dynamic bulk freeze drying devices and methods |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP60255642A patent/JPS62114637A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62114637A (ja) | 1987-05-26 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |