JPH0127212B2 - - Google Patents
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- JPH0127212B2 JPH0127212B2 JP25106483A JP25106483A JPH0127212B2 JP H0127212 B2 JPH0127212 B2 JP H0127212B2 JP 25106483 A JP25106483 A JP 25106483A JP 25106483 A JP25106483 A JP 25106483A JP H0127212 B2 JPH0127212 B2 JP H0127212B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- tile panel
- horizontal
- runner member
- tile
- Prior art date
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Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 12
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 18
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
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- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は所定形状に枠組みされた軽量形鋼等の
フレームと、該フレームに固着された基板と、こ
の基板の表面に配列貼着された多数のタイルより
なるタイルパネル構成体の据付構造に関するもの
である。
フレームと、該フレームに固着された基板と、こ
の基板の表面に配列貼着された多数のタイルより
なるタイルパネル構成体の据付構造に関するもの
である。
従来の湿式工法にあつてはその工程面から考察
した場合に、建築工事と、配管及び配線等の設備
工事とが密接に関連しており、両工事を行う場合
には交互に行う必要があつた。このため、どちら
か一方の工事が遅れると他方はそのあいだこれを
待たねばならず、連繋が悪いと工期が大幅に長引
くことがあつた。
した場合に、建築工事と、配管及び配線等の設備
工事とが密接に関連しており、両工事を行う場合
には交互に行う必要があつた。このため、どちら
か一方の工事が遅れると他方はそのあいだこれを
待たねばならず、連繋が悪いと工期が大幅に長引
くことがあつた。
従来の上記湿式工法の欠点を除去できる方法と
して乾式工法があるが、従来の乾式工法にてタイ
ルパネル壁面を構築する場合は、建物躯体に下地
骨組材料を取り付けて、この下地骨組材料に軽量
形鋼等のフレームを固設し、部屋の骨格を形成し
ておく必要がある。そして予め製作しておいた基
板とタイルとよりなるタイルパネルの基板を、上
記フレームにビス止め等してタイルパネル壁面を
得るものである。ところが、このような従来の乾
式工法には、次のような欠点があつた。すなわ
ち、タイルパネルを建て込む前に、このタイルパ
ネルを建物躯体に対して固定するためのフレーム
を骨組みして、予定する部屋の骨格を形成してお
かねばならず、その費用の分だけコスト高となつ
ていた。また、この種のタイルパネルをフレーム
に対して固着する場合において、タイルパネルの
表面側からビス止め等する方法は、ビスの頭等が
見えるので外観上の見栄えが悪くなり、好んでは
用いられなかつた。このため、タイルパネルのフ
レームへの取り付けは、タイルパネルの裏面側に
ボルトを突設して、裏面側に入り込んだ作業員
が、フレームにナツトで締結する等の裏面側にお
ける取付作業がもつぱらおこなわれていた。した
がつて、従来にあつては、タイルパネルの裏面側
に少なくとも所定の作業を行えるだけのスペース
と、建物躯体に対してフレームを固定するための
建物躯体に取り付けた下地骨組材料の厚みの分だ
けのスペースを必要としていた。このため、タイ
ルパネル壁面は、建物躯体から上記スペース分だ
け離れた位置に設置され、その分だけ室内の有効
スペースが減少するのを避けることができなかつ
た。
して乾式工法があるが、従来の乾式工法にてタイ
ルパネル壁面を構築する場合は、建物躯体に下地
骨組材料を取り付けて、この下地骨組材料に軽量
形鋼等のフレームを固設し、部屋の骨格を形成し
ておく必要がある。そして予め製作しておいた基
板とタイルとよりなるタイルパネルの基板を、上
記フレームにビス止め等してタイルパネル壁面を
得るものである。ところが、このような従来の乾
式工法には、次のような欠点があつた。すなわ
ち、タイルパネルを建て込む前に、このタイルパ
ネルを建物躯体に対して固定するためのフレーム
を骨組みして、予定する部屋の骨格を形成してお
かねばならず、その費用の分だけコスト高となつ
ていた。また、この種のタイルパネルをフレーム
に対して固着する場合において、タイルパネルの
表面側からビス止め等する方法は、ビスの頭等が
見えるので外観上の見栄えが悪くなり、好んでは
用いられなかつた。このため、タイルパネルのフ
レームへの取り付けは、タイルパネルの裏面側に
ボルトを突設して、裏面側に入り込んだ作業員
が、フレームにナツトで締結する等の裏面側にお
ける取付作業がもつぱらおこなわれていた。した
がつて、従来にあつては、タイルパネルの裏面側
に少なくとも所定の作業を行えるだけのスペース
と、建物躯体に対してフレームを固定するための
建物躯体に取り付けた下地骨組材料の厚みの分だ
けのスペースを必要としていた。このため、タイ
ルパネル壁面は、建物躯体から上記スペース分だ
け離れた位置に設置され、その分だけ室内の有効
スペースが減少するのを避けることができなかつ
た。
また従来の上記乾式工法では、各タイルパネル
の取り付けごとに水平レベル調整を行つて、隣接
するものとの横目地どうしを合わせている。とこ
ろが、基礎面の水平レベルが正確でないことと、
各タイルパネル自体に製造時の寸法バラツキがあ
ることに起因して、最初に建てこんだタイルパネ
ルと、これに隣接する最後に建て込んだタイルパ
ネルとの間に水平レベルの誤差が発生する欠点が
あつた。すなわち、施工後のタイルパネル壁面の
横目地が、部屋全体において段違いとなり、外観
上の見栄えが非常に悪いという致命的な欠点があ
つた。また上記建て込み時の横目地調整は、各タ
イルパネルの全てについて行わねばならず、非常
に煩雑な作業となつており、しかも多くの手間を
要するものである。
の取り付けごとに水平レベル調整を行つて、隣接
するものとの横目地どうしを合わせている。とこ
ろが、基礎面の水平レベルが正確でないことと、
各タイルパネル自体に製造時の寸法バラツキがあ
ることに起因して、最初に建てこんだタイルパネ
ルと、これに隣接する最後に建て込んだタイルパ
ネルとの間に水平レベルの誤差が発生する欠点が
あつた。すなわち、施工後のタイルパネル壁面の
横目地が、部屋全体において段違いとなり、外観
上の見栄えが非常に悪いという致命的な欠点があ
つた。また上記建て込み時の横目地調整は、各タ
イルパネルの全てについて行わねばならず、非常
に煩雑な作業となつており、しかも多くの手間を
要するものである。
本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改良除
去したものであつて、所定形状に枠組みされた軽
量形鋼等のフレームと、該フレームに固着された
基板と、多数のタイルとでタイルパネル構成体を
形成し、このタイルパネル構成体の縦フレームの
下端側を下方の横フレームよりも突出させ、該突
出部を基礎面上に固着された断面コ字状の長尺ラ
ンナー部材へ内嵌めして該ランナー部材の上端面
と下方の横フレームとの間に所定寸法の間隙を形
成し、該間隙よりも幅、奥行き、高さ寸法のいず
れかが小さく且つ、水平調節用のボルトを上端面
に有するレベル調整金具を、上記ランナー部材の
内底と水平レベル調節を必要とするタイルパネル
構成体の下方の横フレームとの間へ嵌挿すること
により、タイルパネル構成体の自立設置を可能と
なし、また各タイルパネル構成体の横目地調整
を、仮建て込み終了後に必要なタイルパネル構成
体についてのみ行うことにより、部屋全体の横目
地を容易に揃えることができ、しかもこの調整作
業が非常に簡単なタイルパネル構成体の据付構造
を提供せんとするものである。
去したものであつて、所定形状に枠組みされた軽
量形鋼等のフレームと、該フレームに固着された
基板と、多数のタイルとでタイルパネル構成体を
形成し、このタイルパネル構成体の縦フレームの
下端側を下方の横フレームよりも突出させ、該突
出部を基礎面上に固着された断面コ字状の長尺ラ
ンナー部材へ内嵌めして該ランナー部材の上端面
と下方の横フレームとの間に所定寸法の間隙を形
成し、該間隙よりも幅、奥行き、高さ寸法のいず
れかが小さく且つ、水平調節用のボルトを上端面
に有するレベル調整金具を、上記ランナー部材の
内底と水平レベル調節を必要とするタイルパネル
構成体の下方の横フレームとの間へ嵌挿すること
により、タイルパネル構成体の自立設置を可能と
なし、また各タイルパネル構成体の横目地調整
を、仮建て込み終了後に必要なタイルパネル構成
体についてのみ行うことにより、部屋全体の横目
地を容易に揃えることができ、しかもこの調整作
業が非常に簡単なタイルパネル構成体の据付構造
を提供せんとするものである。
以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると次の通りである。
いて説明すると次の通りである。
第1図乃至第4図は、本発明に係るタイルパネ
ル構成体1の製作手順を示すものである。同図に
示すように、先づ軽量形鋼等よりなるフレーム2
を所定形状で且つ所定大きさに枠組みする。枠組
みは、上下の横フレーム3,4と左右の縦フレー
ム5,6と上方寄りの横フレーム7及び中央の縦
フレーム8とで行う。その時、左右の縦フレーム
5,6の下端側にあつては、下方の横フレーム4
よりも寸法Lだけ突出させて突出部9を形成す
る。次に枠組みされたフレーム2上に石綿セメン
ト板、金属板、合成樹脂板等より成る基板10を
ビス(図示せず)等で固着する。そして、上記基
板10の表面全面に多数のタイル11を配列貼着
することにより、タイルパネル構成体(以下は単
に構成体という)1を形成する。ここにおいて、
基板10とタイル11とは、フレーム2の上下端
縁部において、非着部12,13が形成されるよ
うに取り付ける。
ル構成体1の製作手順を示すものである。同図に
示すように、先づ軽量形鋼等よりなるフレーム2
を所定形状で且つ所定大きさに枠組みする。枠組
みは、上下の横フレーム3,4と左右の縦フレー
ム5,6と上方寄りの横フレーム7及び中央の縦
フレーム8とで行う。その時、左右の縦フレーム
5,6の下端側にあつては、下方の横フレーム4
よりも寸法Lだけ突出させて突出部9を形成す
る。次に枠組みされたフレーム2上に石綿セメン
ト板、金属板、合成樹脂板等より成る基板10を
ビス(図示せず)等で固着する。そして、上記基
板10の表面全面に多数のタイル11を配列貼着
することにより、タイルパネル構成体(以下は単
に構成体という)1を形成する。ここにおいて、
基板10とタイル11とは、フレーム2の上下端
縁部において、非着部12,13が形成されるよ
うに取り付ける。
次に、第5図乃至第14図を参照して上記構成
体1の建て込み要領を説明する。
体1の建て込み要領を説明する。
先づ、構築を予定するタイルパネル壁面に対応
する建物の床面に、第5図に示す断面コ字状のラ
ンナー部材14を、その開口部15が天井面に対
向するように適宜の方法で固定し、固定されたラ
ンナー部材14の任意のコーナー部から構成体1
の建て込みを開始する。コーナー部の建て込み
は、構成体1の縦フレーム5,6の突出部9を、
構築が予定されている壁面に対応するランナー部
材14に嵌め込む。そうしておいて、今度は、上
記壁面に連続し、且つ隣に位置する上記とは別の
構築を予定する壁面に対応するランナー部材14
に、新たに準備した構成体1の突出部9を嵌め込
む。しかるのちに、断面コ字状で且つ平面視した
場合にL型をなすコーナー部の連結部材16を、
第8図に拡大して示す如く、構成体1,1の上端
縁部側非着部12,12に嵌合させる。これによ
り構成体1,1は仮建て込み状態となり、一応自
立することが可能である。然しながら、未だ構成
体1,1の固定は不十分であるので、その下端縁
部はランナー部材14と構成体1,1の左右の縦
フレーム5,6とを、またその上端縁部は構成体
1,1の上方の横フレーム3,3と連結部材16
とをそれぞれビス17等で締め付けて固定する
(第7図及び第8図参照)。
する建物の床面に、第5図に示す断面コ字状のラ
ンナー部材14を、その開口部15が天井面に対
向するように適宜の方法で固定し、固定されたラ
ンナー部材14の任意のコーナー部から構成体1
の建て込みを開始する。コーナー部の建て込み
は、構成体1の縦フレーム5,6の突出部9を、
構築が予定されている壁面に対応するランナー部
材14に嵌め込む。そうしておいて、今度は、上
記壁面に連続し、且つ隣に位置する上記とは別の
構築を予定する壁面に対応するランナー部材14
に、新たに準備した構成体1の突出部9を嵌め込
む。しかるのちに、断面コ字状で且つ平面視した
場合にL型をなすコーナー部の連結部材16を、
第8図に拡大して示す如く、構成体1,1の上端
縁部側非着部12,12に嵌合させる。これによ
り構成体1,1は仮建て込み状態となり、一応自
立することが可能である。然しながら、未だ構成
体1,1の固定は不十分であるので、その下端縁
部はランナー部材14と構成体1,1の左右の縦
フレーム5,6とを、またその上端縁部は構成体
1,1の上方の横フレーム3,3と連結部材16
とをそれぞれビス17等で締め付けて固定する
(第7図及び第8図参照)。
そして後は、構築を予定する壁面の一方側から
直線部の建て込みを開始する。直線部の建て込み
は、第9図及び第10図に示すように、前記コー
ナー部の構成体1に続いて新たな構成体1を準備
し、その縦フレーム5,6の突出部9をランナー
部材14に嵌め込む。そうしておいて、構成体
1,1の上端縁部側の非着部12,12に、第1
1図に示す断面コ字状で直線状をなす連結部材1
8を嵌め込み、仮建て込み状態とする。以後は、
上述と同要領で順次直線部の構成体1を建て込
み、仮建て込み状態のタイルパネル壁面を得る。
直線部の建て込みを開始する。直線部の建て込み
は、第9図及び第10図に示すように、前記コー
ナー部の構成体1に続いて新たな構成体1を準備
し、その縦フレーム5,6の突出部9をランナー
部材14に嵌め込む。そうしておいて、構成体
1,1の上端縁部側の非着部12,12に、第1
1図に示す断面コ字状で直線状をなす連結部材1
8を嵌め込み、仮建て込み状態とする。以後は、
上述と同要領で順次直線部の構成体1を建て込
み、仮建て込み状態のタイルパネル壁面を得る。
本発明にあつては、上記仮建て込み状態からタ
イルパネル壁面全面の水平レベル調節を行い、構
築を予定する部屋全体の横目地合わせを行うよう
にしている。水平レベル調節は、第12図乃至第
14図に示すレベル調整金具20を用いて行うも
のである。レベル調整金具20は、断面コ字状の
金具21と、該金具21の上端面21aに貫通し
て立設されたボルト22とを有している。23
は、金具21の内面21b側に熔接固定されたボ
ルト22取付用のナツトである。このようなレベ
ル調整金具20は、ランナー部材14の上端面1
4aと、横フレーム4、基板10及びタイル11
の下端面との間に形成された間隙24から、ラン
ナー部材14の内底14aと横フレーム4の下端
面4aとの間へ嵌挿される。そして、ボルト22
を調節することにより、ボルト頭部22aが横フ
レーム4を介して構成体1を押し上げ、必要な構
成体1の水平レベルを調節するものである。
イルパネル壁面全面の水平レベル調節を行い、構
築を予定する部屋全体の横目地合わせを行うよう
にしている。水平レベル調節は、第12図乃至第
14図に示すレベル調整金具20を用いて行うも
のである。レベル調整金具20は、断面コ字状の
金具21と、該金具21の上端面21aに貫通し
て立設されたボルト22とを有している。23
は、金具21の内面21b側に熔接固定されたボ
ルト22取付用のナツトである。このようなレベ
ル調整金具20は、ランナー部材14の上端面1
4aと、横フレーム4、基板10及びタイル11
の下端面との間に形成された間隙24から、ラン
ナー部材14の内底14aと横フレーム4の下端
面4aとの間へ嵌挿される。そして、ボルト22
を調節することにより、ボルト頭部22aが横フ
レーム4を介して構成体1を押し上げ、必要な構
成体1の水平レベルを調節するものである。
ところで、この水平レベル調節は、上述した通
り、タイルパネル壁面全面の仮建て込みが完了し
た後に行われるものである。従つて、レベル調整
金具20は、仮建て込み完了後に上記間隙24か
らランナー部材14と、下方の横フレーム4との
間へ挿入できる大きさのものでなければならな
い。すなわち、調整金具20の最小高さ寸法H
と、幅及び奥行きの寸法W1,W2のいずれかが、
上記間隙24の寸法l2よりも小さいことが必要で
ある。このような寸法関係の設定を容易にするた
めには、縦フレーム5及び6の突出部9の寸法L
とランナー部材14の厚みtとを加算した寸法
(L+t)と、ランナー部材14の高さ寸法l1と
を考慮し、上記間隙24の寸法l2を設定すること
が必要でる。
り、タイルパネル壁面全面の仮建て込みが完了し
た後に行われるものである。従つて、レベル調整
金具20は、仮建て込み完了後に上記間隙24か
らランナー部材14と、下方の横フレーム4との
間へ挿入できる大きさのものでなければならな
い。すなわち、調整金具20の最小高さ寸法H
と、幅及び奥行きの寸法W1,W2のいずれかが、
上記間隙24の寸法l2よりも小さいことが必要で
ある。このような寸法関係の設定を容易にするた
めには、縦フレーム5及び6の突出部9の寸法L
とランナー部材14の厚みtとを加算した寸法
(L+t)と、ランナー部材14の高さ寸法l1と
を考慮し、上記間隙24の寸法l2を設定すること
が必要でる。
このようにして、横目地合わせを必要とする構
成体1の水平レベル調節を行い、タイルパネル壁
面全面の横目地合わせが完了した後は、第7図及
び第11図に示すように、直線部の構成体1とラ
ンナー部材14及び連結部材18とをそれぞれビ
ス17等で固定する。そして、第7図に示す如
く、室内側のランナー部材14を、化粧板25又
は幅木等で履い、全ての建て込みを完了する。
成体1の水平レベル調節を行い、タイルパネル壁
面全面の横目地合わせが完了した後は、第7図及
び第11図に示すように、直線部の構成体1とラ
ンナー部材14及び連結部材18とをそれぞれビ
ス17等で固定する。そして、第7図に示す如
く、室内側のランナー部材14を、化粧板25又
は幅木等で履い、全ての建て込みを完了する。
このようにして得られるタイルパネル壁面であ
れば、構築時に自立設置が可能であり、また部屋
全体の横目地を極めて容易に揃えることが可能で
ある。尚、調整金具20の構成並びに形状は、上
記実施例のものに限定されるものではなく、適宜
の変更が可能である。
れば、構築時に自立設置が可能であり、また部屋
全体の横目地を極めて容易に揃えることが可能で
ある。尚、調整金具20の構成並びに形状は、上
記実施例のものに限定されるものではなく、適宜
の変更が可能である。
以上説明したように本発明によれば、タイルパ
ネル構成体の建て込みを、該構成体の表面側から
のみの作業で行うことができ、裏面側の作業用ス
ペースが不要で、その分だけ有効なスペースの利
用が図れる。従つて、このタイルパネル構成体に
よるタイルパネル壁面の施工にあつては、建築工
事と設備工事の両工事を行う場合であつても、配
管や配線等の設備工事部分を構成体部分に集中さ
せることにより、建築工事と設備工事とを分離で
き、一方の工事遅れに起因する工期の長期化がな
い。また従来のように予めフレームを骨組みして
部屋の骨格を形成する必要がなく、その分だけ費
用の削減と作業の簡略化が図れる。更には一つの
タイル壁面を複数個のタイルパネル構成体で形成
することができ、少人数(二人)で大きな部屋の
完成が比較的短時間で容易に可能である。
ネル構成体の建て込みを、該構成体の表面側から
のみの作業で行うことができ、裏面側の作業用ス
ペースが不要で、その分だけ有効なスペースの利
用が図れる。従つて、このタイルパネル構成体に
よるタイルパネル壁面の施工にあつては、建築工
事と設備工事の両工事を行う場合であつても、配
管や配線等の設備工事部分を構成体部分に集中さ
せることにより、建築工事と設備工事とを分離で
き、一方の工事遅れに起因する工期の長期化がな
い。また従来のように予めフレームを骨組みして
部屋の骨格を形成する必要がなく、その分だけ費
用の削減と作業の簡略化が図れる。更には一つの
タイル壁面を複数個のタイルパネル構成体で形成
することができ、少人数(二人)で大きな部屋の
完成が比較的短時間で容易に可能である。
また横目地合わせを必要とするタイルパネル構
成体の下方に位置する横フレームと、ランナー部
材との間には、構築を予定するタイルパネル壁面
全面の仮建て込み終了後に、レベル調整金具が嵌
挿されてレベル調節が行われるので、必要最小限
の水平レベル調節で、タイルパネル壁面全面の横
目地を容易に揃えることが可能である。しかも、
この場合の水平レベル調節は、タイルパネル構成
体の室内側からボルトの螺合状態を調節するだけ
でよく、極めて簡単である。要するに、美観的に
優れたタイルパネル壁面を簡単な作業で容易に構
築することが可能である。
成体の下方に位置する横フレームと、ランナー部
材との間には、構築を予定するタイルパネル壁面
全面の仮建て込み終了後に、レベル調整金具が嵌
挿されてレベル調節が行われるので、必要最小限
の水平レベル調節で、タイルパネル壁面全面の横
目地を容易に揃えることが可能である。しかも、
この場合の水平レベル調節は、タイルパネル構成
体の室内側からボルトの螺合状態を調節するだけ
でよく、極めて簡単である。要するに、美観的に
優れたタイルパネル壁面を簡単な作業で容易に構
築することが可能である。
第1図乃至第4図はタイルパネル構成体の製作
要領を説明する図面、第5図はランナー部材の設
置例を示す斜視図、第6図はコーナー部の建て込
み状態を示す斜視図、第7図はランナー部材とタ
イルパネル構成体と連結部材との関係を示す縦断
面図、第8図は第6図の上端縁に連結部材を取り
付けた状態を示す部分拡大斜視図、第9図は直線
部におけるタイルパネル構成体の据付構造を示す
斜視図、第10図は第9図の縦断面図、第11図
は直線部におけるタイルパネル構成体の連結構造
を示す斜視図、第12図はレベル調整金具の斜視
図、第13図は同金具の正面図、第14図は同金
具の側面図である。 2……フレーム、10……基板、11……タイ
ル、5,6……縦フレーム、1……タイルパネル
構成体、9……突出部、3,4……横フレーム、
14……ランナー部材、24……間隙、22……
水平調節用のボルト、20……レベル調整用金
具。
要領を説明する図面、第5図はランナー部材の設
置例を示す斜視図、第6図はコーナー部の建て込
み状態を示す斜視図、第7図はランナー部材とタ
イルパネル構成体と連結部材との関係を示す縦断
面図、第8図は第6図の上端縁に連結部材を取り
付けた状態を示す部分拡大斜視図、第9図は直線
部におけるタイルパネル構成体の据付構造を示す
斜視図、第10図は第9図の縦断面図、第11図
は直線部におけるタイルパネル構成体の連結構造
を示す斜視図、第12図はレベル調整金具の斜視
図、第13図は同金具の正面図、第14図は同金
具の側面図である。 2……フレーム、10……基板、11……タイ
ル、5,6……縦フレーム、1……タイルパネル
構成体、9……突出部、3,4……横フレーム、
14……ランナー部材、24……間隙、22……
水平調節用のボルト、20……レベル調整用金
具。
Claims (1)
- 1 所定形状に枠組みされた軽量形鋼等のフレー
ムと、該フレームに固着された基板と、該基板の
表面側に配列貼着された多数のタイルとよりなる
タイルパネル構造体にあつて、縦フレームの下端
側を下方の横フレームよりも突出させ、該突出部
を基礎面上に固着された断面コ字状の長尺ランナ
ー部材へ内嵌めして該ランナー部材の上端面と下
方の横フレームとの間に所定寸法の間隙を形成
し、該間隙よりも幅、奥行き、高さ寸法のいずれ
かが小さく且つ水平調節用のボルトを上端面に有
するレベル調整金具を、上記ランナー部材の内底
と水平レベル調節を必要とするタイルパネル構成
体の下方の横フレームとの間へ嵌挿したことを特
徴とするタイルパネル構成体の据付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25106483A JPS60138145A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | タイルパネル構成体の据付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25106483A JPS60138145A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | タイルパネル構成体の据付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138145A JPS60138145A (ja) | 1985-07-22 |
JPH0127212B2 true JPH0127212B2 (ja) | 1989-05-26 |
Family
ID=17217086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25106483A Granted JPS60138145A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | タイルパネル構成体の据付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138145A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10280586A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Natl House Ind Co Ltd | 壁パネルセット |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63174251U (ja) * | 1987-03-20 | 1988-11-11 | ||
JPH0466211U (ja) * | 1990-10-16 | 1992-06-10 | ||
JPH05302435A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-16 | Inax Corp | 部屋構築用フレームの建込構造及び部屋構築方法 |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP25106483A patent/JPS60138145A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10280586A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Natl House Ind Co Ltd | 壁パネルセット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60138145A (ja) | 1985-07-22 |
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