JPH0123404Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123404Y2 JPH0123404Y2 JP4981484U JP4981484U JPH0123404Y2 JP H0123404 Y2 JPH0123404 Y2 JP H0123404Y2 JP 4981484 U JP4981484 U JP 4981484U JP 4981484 U JP4981484 U JP 4981484U JP H0123404 Y2 JPH0123404 Y2 JP H0123404Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- spring
- push
- metal plate
- thin metal
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 2
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- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は電気かみそりの押上げばね等に適用
される金属製薄板の取付構造に関するものであ
る。
される金属製薄板の取付構造に関するものであ
る。
回転式電気かみそりの内刃体は、通常第1図お
よび第2図のように内刃フレーム1にスリツト2
を形成し、スリツト2に内刃3を通すとともに内
刃フレーム1の裏面に押上げばね4の基端4aを
取付けてその先端で内刃3を支持する構造であ
る。
よび第2図のように内刃フレーム1にスリツト2
を形成し、スリツト2に内刃3を通すとともに内
刃フレーム1の裏面に押上げばね4の基端4aを
取付けてその先端で内刃3を支持する構造であ
る。
この押上げばね4を内刃フレーム1に取付ける
構造は、第3図のように押上げばね4に開口穴5
を形成し、内刃フレーム1にボス6を設けて、開
口穴5にボス6を設けて、開口穴5にボス6を圧
入し(同図a〜c)、かしめポンチ7による圧力
かしめによりボス6の先端を圧漬して同図d固定
するものであつた。ところが、ボス6は合成樹脂
製であり押上げばね4は金属製のため圧入を行う
場合両者の位置ずれおよびしまり代等により、合
成樹脂製のボス6が薄板材の押上げばね4により
削りとられ、その削りカス8が支持面9と押上げ
ばね4との間にかみ込んで、押上げばね4を所定
の位置まで圧入することができず、すき間Hが発
生するという欠点があつた。
構造は、第3図のように押上げばね4に開口穴5
を形成し、内刃フレーム1にボス6を設けて、開
口穴5にボス6を設けて、開口穴5にボス6を圧
入し(同図a〜c)、かしめポンチ7による圧力
かしめによりボス6の先端を圧漬して同図d固定
するものであつた。ところが、ボス6は合成樹脂
製であり押上げばね4は金属製のため圧入を行う
場合両者の位置ずれおよびしまり代等により、合
成樹脂製のボス6が薄板材の押上げばね4により
削りとられ、その削りカス8が支持面9と押上げ
ばね4との間にかみ込んで、押上げばね4を所定
の位置まで圧入することができず、すき間Hが発
生するという欠点があつた。
そこで、この欠点を解決するため、第4図のよ
うに、ボス6の付根部に凹部10を形成して削り
カス8を収納するものが考えられた。しかし合成
樹脂製ボス6を圧力Pによつてかしめる場合凹部
10により押上げばね4が第4図cのように変形
するという問題点があつた。そのため押上げばね
4のばね特性が変わり、内刃の外刃に対する圧接
力が変化しひげの切味が変わる。さらに押上げば
ね4に限らず金属製薄板がボスに取付けられる場
合も変形という不都合が生じる。
うに、ボス6の付根部に凹部10を形成して削り
カス8を収納するものが考えられた。しかし合成
樹脂製ボス6を圧力Pによつてかしめる場合凹部
10により押上げばね4が第4図cのように変形
するという問題点があつた。そのため押上げばね
4のばね特性が変わり、内刃の外刃に対する圧接
力が変化しひげの切味が変わる。さらに押上げば
ね4に限らず金属製薄板がボスに取付けられる場
合も変形という不都合が生じる。
したがつて、この考案の目的は、金属製薄板を
所定位置に圧入することができるとともに薄板の
変形を防止することができる金属製薄板の取付構
造を提供することである。
所定位置に圧入することができるとともに薄板の
変形を防止することができる金属製薄板の取付構
造を提供することである。
この考案は、合成樹脂製ボスの周面に金属製薄
板の開口穴の縁部に当接しない非当接部を形成
し、ボスの付根部で非当接部に対応する位置に支
持面を形成し他の部分に削りカス収容凹部を形成
したことを特徴としている。金属製薄板を圧入す
ることにより生じた削りカスは凹部に納められ、
また圧力かしめ時の圧力は支持面により支持され
るため第4図cのような変形がない。
板の開口穴の縁部に当接しない非当接部を形成
し、ボスの付根部で非当接部に対応する位置に支
持面を形成し他の部分に削りカス収容凹部を形成
したことを特徴としている。金属製薄板を圧入す
ることにより生じた削りカスは凹部に納められ、
また圧力かしめ時の圧力は支持面により支持され
るため第4図cのような変形がない。
この考案の第1の実施例を適用した電気かみそ
りを第5図ないし第17図に示す。すなわち、1
1は本体ハウジング、12はモータ、13はモー
タ軸14に設けられた継手、15は継手13に取
付けられた内刃体、16は内刃体15の合成樹脂
製フレーム15aに支持された押上げばね、17
はフレーム15aのスリツト15bに通されて押
上げばね16に支持された内刃、18は本体ハウ
ジング11の上端部に螺着された外刃フレーム、
19は内刃17に外接する外刃であり、スイツチ
(図示せず)によりモータ12が作動すると、継
手13、フレーム15a、押上げばね16を介し
て内刃17が回動し、その切刃が外刃19の内面
を摺動し、外刃19の刃穴から侵入するひげを切
断するひげそり動作状態となる。なお、削られた
ひげ屑はひげ屑溜め部20に溜められる。
りを第5図ないし第17図に示す。すなわち、1
1は本体ハウジング、12はモータ、13はモー
タ軸14に設けられた継手、15は継手13に取
付けられた内刃体、16は内刃体15の合成樹脂
製フレーム15aに支持された押上げばね、17
はフレーム15aのスリツト15bに通されて押
上げばね16に支持された内刃、18は本体ハウ
ジング11の上端部に螺着された外刃フレーム、
19は内刃17に外接する外刃であり、スイツチ
(図示せず)によりモータ12が作動すると、継
手13、フレーム15a、押上げばね16を介し
て内刃17が回動し、その切刃が外刃19の内面
を摺動し、外刃19の刃穴から侵入するひげを切
断するひげそり動作状態となる。なお、削られた
ひげ屑はひげ屑溜め部20に溜められる。
さて、押上げばね16は第7図のように円弧板
形をなし、内刃17を支持する先端側に切欠溝1
6aを形成し、基端部に第11図および第12図
のような円形の一対の開口穴21を形成してい
る。またこれを取付けるフレーム15aの裏面に
第8図ないし第9図のように断面略三角形で頂部
が円弧になつたボス22を成形手段により一体に
突成し、その頂部が開口穴21の当接部23とな
り、直線部分が開口穴21とすき間を形成する非
当接部24となる。またボス22の付根部にリン
グ状支持面22′を形成しその内側の当接部の位
置を削りカス収容凹部25となし、非当接部24
にリブ状支持面26を形成している。
形をなし、内刃17を支持する先端側に切欠溝1
6aを形成し、基端部に第11図および第12図
のような円形の一対の開口穴21を形成してい
る。またこれを取付けるフレーム15aの裏面に
第8図ないし第9図のように断面略三角形で頂部
が円弧になつたボス22を成形手段により一体に
突成し、その頂部が開口穴21の当接部23とな
り、直線部分が開口穴21とすき間を形成する非
当接部24となる。またボス22の付根部にリン
グ状支持面22′を形成しその内側の当接部の位
置を削りカス収容凹部25となし、非当接部24
にリブ状支持面26を形成している。
第14図は押上げばね16の取付工程を示し、
同図aは開口穴21をボス22に臨ませた状態、
同図b,cおよび第13図は圧入過程を示し、こ
のとき開口穴21の縁部でボス22の当接部23
が削られ、その削りカス27が発生することがあ
るが削りカス収容凹部25に納められる。そのた
め押上げばね16は支持面26の位置まで正確に
圧入できる。同図d,eはかしめポンチ7でボス
22の先端部を押圧かしめする過程であり、かし
めにより形成された圧漬部28により押上げばね
16が支持面26に押付けられ固定される。この
ように押上げばね16が支持面26に支持される
ので、第4図cのように押上げばね16が変形す
ることがなくばね特性を保証することができる。
なお、第15図ないし第17図は取付けられた状
態である。
同図aは開口穴21をボス22に臨ませた状態、
同図b,cおよび第13図は圧入過程を示し、こ
のとき開口穴21の縁部でボス22の当接部23
が削られ、その削りカス27が発生することがあ
るが削りカス収容凹部25に納められる。そのた
め押上げばね16は支持面26の位置まで正確に
圧入できる。同図d,eはかしめポンチ7でボス
22の先端部を押圧かしめする過程であり、かし
めにより形成された圧漬部28により押上げばね
16が支持面26に押付けられ固定される。この
ように押上げばね16が支持面26に支持される
ので、第4図cのように押上げばね16が変形す
ることがなくばね特性を保証することができる。
なお、第15図ないし第17図は取付けられた状
態である。
この考案の第2の実施例を第18図ないし第2
2図に示す。すなわち、ボス22aは断面円形に
する代わりに開口穴21′を三角形としたもので
ある。この場合、非当接部24となる三角形の頂
部位置が支持面26上にくるように圧入し、ボス
22aをかしめると削りカス27が収容凹部25
に納められるので定位置に圧入できてしかも支持
面26に支持されるので変形が生じない。
2図に示す。すなわち、ボス22aは断面円形に
する代わりに開口穴21′を三角形としたもので
ある。この場合、非当接部24となる三角形の頂
部位置が支持面26上にくるように圧入し、ボス
22aをかしめると削りカス27が収容凹部25
に納められるので定位置に圧入できてしかも支持
面26に支持されるので変形が生じない。
なお、前記実施例は押上げばね16の取付につ
いて説明したが、これに限らず金属製薄板であれ
ばよい。
いて説明したが、これに限らず金属製薄板であれ
ばよい。
以上のように、この考案の金属製薄板の取付構
造によれば、金属製薄板を合成樹脂製ボスに取付
ける場合、定位置かつ変形なくしかも簡単に取付
けることができるという効果がある。
造によれば、金属製薄板を合成樹脂製ボスに取付
ける場合、定位置かつ変形なくしかも簡単に取付
けることができるという効果がある。
第1図は電気かみそりの内刃体の断面図、第2
図はその底面図、第3図は押上げばねの取付工程
を示す断面図、第4図は改善例の取付工程の断面
図、第5図はこの考案の第1の実施例を適用した
電気かみそりの要部断面図、第6図はその内刃体
の斜視図、第7図はその底面図、第8図はその押
上げばね取付部を示す拡大平面図、第9図はその
−線断面図、第10図は第8図−線断面
図、第11図は押上げばねの基端部の一部平面
図、第12図はその断面図、第13図は押上げば
ねの圧入状態の平面図、第14図は押上げばねの
取付工程の断面図、第15図は取付完了状態の平
面図、第16図はその−線断面図、第1
7図は第15図の−線断面図、第18図
は第2の実施例におけるボス部の拡大平面図、第
19図はその−線断面図、第20図は押
上げばねの取付部分の一部平面図、第21図はそ
の断面図、第22図は押上げばねの圧入状態の平
面図である。 16……押上げばね(金属製薄板)、21,2
1′……開口穴、22,22′……ボス、23……
当接部、24,24′……非当接部、25……削
りカス収容凹部、26……リブ状支持面、27…
…削りカス、28……圧漬部。
図はその底面図、第3図は押上げばねの取付工程
を示す断面図、第4図は改善例の取付工程の断面
図、第5図はこの考案の第1の実施例を適用した
電気かみそりの要部断面図、第6図はその内刃体
の斜視図、第7図はその底面図、第8図はその押
上げばね取付部を示す拡大平面図、第9図はその
−線断面図、第10図は第8図−線断面
図、第11図は押上げばねの基端部の一部平面
図、第12図はその断面図、第13図は押上げば
ねの圧入状態の平面図、第14図は押上げばねの
取付工程の断面図、第15図は取付完了状態の平
面図、第16図はその−線断面図、第1
7図は第15図の−線断面図、第18図
は第2の実施例におけるボス部の拡大平面図、第
19図はその−線断面図、第20図は押
上げばねの取付部分の一部平面図、第21図はそ
の断面図、第22図は押上げばねの圧入状態の平
面図である。 16……押上げばね(金属製薄板)、21,2
1′……開口穴、22,22′……ボス、23……
当接部、24,24′……非当接部、25……削
りカス収容凹部、26……リブ状支持面、27…
…削りカス、28……圧漬部。
Claims (1)
- 取付用開口穴を形成した金属製薄板と、前記取
付用開口穴に嵌合するとともに周面に前記開口穴
の縁部に当接しない非当接部を有する合成樹脂製
ボスを設け、そのボスの付根部の前記非当接部に
対応する位置に前記金属製薄板の嵌合位置を支持
する支持面を形成しさらに前記ボスの付根部で前
記非当接部以外の部分に対応する位置に削りカス
収容凹部を形成した取付基台とを備え、前記ボス
の先端を圧力かしめすることにより前記金属製薄
板上に圧漬した金属製薄板の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4981484U JPS60161984U (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 金属製薄板の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4981484U JPS60161984U (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 金属製薄板の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161984U JPS60161984U (ja) | 1985-10-28 |
JPH0123404Y2 true JPH0123404Y2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=30567353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4981484U Granted JPS60161984U (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 金属製薄板の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161984U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005188539A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Ricoh Co Ltd | 板部材の取付構造 |
-
1984
- 1984-04-05 JP JP4981484U patent/JPS60161984U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161984U (ja) | 1985-10-28 |
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