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JPH01228923A - パラフィンの異性化法 - Google Patents

パラフィンの異性化法

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Publication number
JPH01228923A
JPH01228923A JP63053574A JP5357488A JPH01228923A JP H01228923 A JPH01228923 A JP H01228923A JP 63053574 A JP63053574 A JP 63053574A JP 5357488 A JP5357488 A JP 5357488A JP H01228923 A JPH01228923 A JP H01228923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mordenite
rare earth
type
group metal
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63053574A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Inoue
俊次 井上
Kazunari Igawa
井川 一成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP63053574A priority Critical patent/JPH01228923A/ja
Publication of JPH01228923A publication Critical patent/JPH01228923A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、パラフィンを異性化して、より付加価値の高
いパラフィン、例えば、高オクタン価のパラフィンなど
を得る方法に関する。
【従来の技術】
白金族金属を担持したモルデナイト触媒および水素の存
6゛下にパラフィンを異性化する方法として、以Fのも
のが知られている。 (l〉(米国特許第3.190,939号明細書)H型
モルデナイトに白金族金属を担持したPt族/H型モル
デナイトを使用するもの。反応温度は302〜329℃
が、反応圧力は全圧21〜53Kg/cJGが好ましい
としている。 (2)(米国特許第3,842.114号明細書)アン
モニウムイオンに置換したモルデナイトに、白金族金属
を担持した後、温度500℃以上で焼成することにより
ほとんど全てのアンモニウムイオンを取り除いたPt族
/H型モルデナイトを使用するもの。反応温度は200
〜300℃、反応圧は水素分圧3〜70Kg/cシ、好
ましくは5〜50にg/eJであるとしている。 (3)(米国特許第3.551.353明細書号)脱ア
ルミニウムしたモルデナイトに白金族金属をILI t
、’j したPt/脱アルミニウムモルデナイト使用す
るもの。反応部rx 31G℃および343℃。 反応圧 いずれも全圧21Kg/ cJ Gの二つの例
を示している。
【発明が解決しようとする課題】
これらのいずれの方法による場合も、上記のとおり、き
わめて高い温度あるいは高い圧力で反応をさせねばなら
ない。 本発明は、従来の方法よりも穏和な条件でパラフィンを
異性化することができる方法を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、パラフィンを水素および触媒の存
在下に異性化させる方法において、Al2O3換WH型
モルデナイト1モル当り希土類元素0.0042〜1.
27グラム原子の希土類酸化物およびH型モルデナイト
当り 0.1〜1.5vt%の白金族金属を担持させた
H型モルデナイトを触媒として使用することを特徴とす
る、パラフィンの異性化法である。 く触媒〉 本発明に使用する触媒(以下、「本発明触媒」という)
は、実質上すべての陽イオンが水素であるH型モルデナ
イトに希土類酸化物および白金族金属が担持されたもの
である。 前記希土類としては、スカンジウム、イツトリウム、ラ
ンタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチ
ウム、サマリウム、ユウロピウム。 ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウ
ム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウ
ム等を用いることができる。特に、セリウムを使用した
場合に、パラフィン異性化用触媒としての活性が大きい
。また担持させる希土類酸化物は、1種でもよいし2種
以上を用いることもできる。 本発明触媒における希土類酸化物の担持量は、Al2O
,換算H型モルデナイト1モルに対して、希土類元素換
算0.0042〜1.27グラム原子、好ましくは0.
021〜0.85グラム原子の割合でなければならない
。希土類酸化物が0.0042グラム原子未満の場合は
触媒活性が低く、1.27グラム原子より多い場合は担
持量に比べて効果が小さい。 また白金族金属としては、白金、ロジウム、パラジウム
、ルテニウム、オスミウムおよびイリジウムのいずれを
も用いることができる。触媒成分として特に好ましいの
は、白金である。 白金族金属の担持量は、H型モルデナイトに対して、0
.1〜1.5vt%である。白金族金属が0.1vt%
未満の場合は、触媒活性が小さすぎ、また1、5νt%
をこえる場合は担持量に比べて効果が小さいからである
。 く触媒の製造法〉 本発明触媒の製造法は、ナトリウムなどの金属を陽イオ
ンとするモルデナイトを出発物質とする場合、該モルデ
ナイトは天然のもの1合成のもののいずれでもよ<、基
本的には、次の処理工程からなる。 イ   H型 化 AH型へのイオン交換 または B  a  NH4型へのイオン交換 b  NH4型の焼成 口 白金族金属塩の添加 八 白金族金属塩の還元 二 希土類物質の添加 ホ 焼成 通常、イのAまたはBaの処理を最初に行なう。 当然、ハの処理は口の処理よりも後、がっホの処理は二
の処理よりも後でなければならない。ホの処理は、イの
Bbの処理を兼ねることができる。 また、ホの処理は通常酸化雰囲気で行なわれるので、ハ
の処理は、ホの処理よりも後にすべきであり、通常、全
工程のうちの最後となる。口の処理は、二およびホの前
後、二とホの間のいずれであってもよい。 (H型化) H型のモルデナイトの製造は、従来周知の方法によれば
よい。 すなわち、H型モルデナイトを調製するために、天然又
は合成モルデナイト中の陽イオンは、例えば塩酸等の酸
の水溶液でモルデナイトを処理することによって水素イ
オンに置換される。またはアンモニウム塩の水溶液、例
えば塩化アンモニウム水溶液、アンモニア水溶液、アミ
ン水溶液ニーて処理することにより陽イオンはアンモニ
ウムイオンに置換され、NH4型モルデナイトが得られ
る。 これを陽イオンとして存在している窒素塩基が分解する
ように焼成することによりH型モルデナイトがj′?ら
れる。 (白金族金属の相持) 上記イおよび口の処理からなる白金族金属の相持も、従
来周知の方法によればよい。 すなわち、まず、H型またはNH4型のモルデナイトま
たは希土類イオン含有モルデナイトに、1種以上の白金
族金属塩水溶液を、含べ処理、抽出処理、イオン交換処
理等によって、モルデナイトに々・Iして白金族金属換
算0.1〜1.5vt%となるように含ませる。その中
でイオン交換処理が、モルデナイトに前記金属を含有さ
せるのに特に好ましい。イオン交換の方法としては、前
記金属が陽イオンとして存在する化合物、例えばアンモ
ニア。 アルキルアミン、ヒドロキンルアミノ。ヒドラジン等の
金属錯体によるイオン交換処理が好ましい。 このようにして白金族金属塩を含有させたものを乾燥さ
せたのち、還元剤、例えばアンモニア、水素等、lIr
ましくは水素存在下で加熱処理して、白金族金属を金属
型に還元する。 (希土類酸化物の担持) モルデナイトまたは白金族金属塩含有モルデナイトに希
土類酸化物を担持させるのは、前記二およびホの処理に
よる。具体的にはたとえば、次の二つのノj法を採用す
ることができる。 1イオン交換焼成法 まず、被処理物(H型またはNH4型のモルデナイトま
たは白金族金属塩含有モルデナイト)を、希土類が水溶
液中で陽イオンとして存在する化合物、たとえば硝酸塩
、塩化物、酢酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩等の水溶液と接
触させて、上記被処理物中の水素イオンの一部を希土類
イオンに交換させる。前記のとおり、この交換量をAl
2O,換pモルデナイト1モルに対して、希土類元素換
算0.0042〜127グラム原子、とくに0.021
〜0.85グラムIt’、i f−の割合となるように
すればよい。前記のとおり、このイオン交換処理後、次
の焼成前に白金族金属を含ませる処理を行なうことがで
きる。 −rオン交換処理したものは、乾燥して、次に希土類イ
オンを酸化物に転化させ、それをモルデナイトにJLj
持させるために酸素雰囲気中1000℃以下で焼成する
。この酸素雰囲気は、酸素含有量の薗いものである必要
はなく、空気で十分である。この焼成は、当然希土類イ
オンが酸化物に転化するのに十分間い温度で行なわなけ
ればならず、その焼成1g度は400〜1000℃の範
囲から選ばれる(この745範囲であれば、同時にモル
デナイトへの担持ち果たされる)。焼成温度の上限を1
000℃とするのは、これをこえるとモルデナイトの結
晶構造が破壊されてしまうことによる。本発明の製造法
ではどの方法においても焼成温度の上限を1000℃と
しているのは、同じ理由による。 この焼成処理によって、希土類イオンのあった箇所がH
型となる。これは、希土類イオンに配位していたOHM
が分解して水素イオンを生成させることによるものと推
定される。 希土類イオンがその酸化物に転化したことは、X線回折
法によって確認される。すなわち、モルデナイト特Hの
2θ−6,5”および13.9”のピークか希土類イオ
ンの交換により消失するが、希土類イオンが酸化物に転
化するとこの二つのピークが11)現する。もっとも、
上記の転化によって色が変化するものは、その色の変化
によって簡便に確認することかで♂る。たとえば、酸化
セリウムは淡黄色、酸化ネオジムは1°ン色、酸化ユウ
ロピウムは淡紅色である。 白金族金属塩を金白°したH型またはNH4型のモルデ
ナイトを焼成する場合、そのまま焼成することもできる
が、天然の粘土(例えばカオリン。 ハロイサイト、モンモリロナイト舌)および/あるいは
無機酸化物(例えばシリカ:シリカーアルミナ、ンリカ
ージルコニア、シリカ−マグネシア。 燐酸アルミニウム等の二元ゲル;シリカーマグネンアー
アルミナ等の三元ゲル、アルミナ、チタニア、ジルコニ
ア等)等を用いて造粒したものを焼成することもできる
。 1i、混合焼成法 まず、H型またはN Ha型のモルデナイトまたは白金
族金属塩含有モルデナイトと希土類酸化物及び/又は希
土類塩とを混合する。この混合法としては、均一に混合
される限り、乾式混合法、湿式混合法のどちらでもよい
。希土類塩は、硝酸塩。 ハロゲン化物、酢酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩、オキソハ
ロゲン化物、チオ硫酸塩、セレン酸塩、水酸化物、クロ
ム酸塩、リン酸塩、硼酸塩、珪酸塩。 シアン化物、ぎ酸塩、エチル硫酸塩、ジメチルリン酸塩
、マロン酸塩、グリコール酸塩、セバシン酸塩、カコジ
ル酸塩等の1種でもよいし2種以上を用いることもでき
る。この混合後、次の焼成前に白金族金属塩を含ませる
処理をすることもできる。 次に酸素雰囲気中1000℃以下で焼成する。この雰囲
気は、1.のイオン交換焼成法におけるのと同じく、酸
素含有量の高いものである必要はなく、空気で十分であ
る。希土類酸化物を使用する場合、焼成7R度は、20
0〜1000℃である。200 ”C未満では、希土類
酸化物がH型モルデナイトとたんに混合した状態にとど
まり、担持された状態にならないからか、活性の高い触
媒とすることができない。 この状態の変化は、X線回折チャートの20−6.5°
および13.9”等のピークの強度の☆化により、確認
することができる。希土類塩を使用する場合は、当然希
土類塩が酸化物に転化するのに十分高い温度でなければ
ならず、その焼成温度は2゜0〜1000℃の範囲から
選ばれる。(上の説明から明らかなように、この温度範
囲であれば、希土類酸化物はH型モルデナイトに担持さ
れたものとなる) 白金族金属塩を含有した混合物を焼成する場合は、i、
のイオン交換焼成法の場合と同じく、そのまま焼成する
こともでき、また結合剤を用いて造粒したものを焼成す
ることもできる。 く異性化反応〉 本発明は、以上の本発明触媒を触媒として、パラフィン
を水素との混合状態で異性化させるものである。パラフ
ィンとしてはC4〜C6のパラフィン系炭化水素の異性
化に有利に適用される。触媒床に供給される水素/原料
パラフィンvol比は0.5〜lO1好ましくは1〜3
、重量空間速度は0.5〜1Ohr”とすればよい。反
応温度は、230〜280℃とすればよい。この温度は
、熱力学的には低いほうが有利であるが、そして本発明
の触媒は活性が高いのではあるが、それでもあまり低す
ぎると反応速度が低くなりすぎるので、上記の範囲にと
どめるのがよい。反応圧は、高いほど反応速度が高くな
るが、装置への負担が大きくなる。本発明による場合も
、5〜50Kg/ cj Gで行なうのがH利であるが
、実施例に示すように、常圧でもかなり高い転化率およ
び選択率をうろことができる。
【発明の効果】
本発明によれば、パラフィン、とくに炭素数4〜Bのパ
ラフィンの異性化を、比較的穏和な条件下においても高
い転化率・選択率で行なうことができる。
【実施例】
本発明をさらに具体的に説明するために、以下に実施例
を示すが、本発明は以下の実施例によって限定されるも
のではない。 触媒製造例1 合成Na型モルデナイト30g (S i02 /Al
2O、モル比−14,9)を、濃度2.0モル/lの塩
化アンモニウム水溶液300m1に分散した後、60℃
にて3時間撹拌してアンモニウムイオン交換を行なった
。この操作を2度繰り返した。その後内容物を吸引濾過
により分離し、塩化物イオンが検出されなくなるまで洗
浄を繰り返した。得られたNH4型モルデナイトの残存
Na量を原子吸光法によりal定したところO,lvt
%未満であった。このNH4型モルデナイトのX線回折
チャートを図1に示す。このNH4型モルデナイトを、
濃度0.1モル/1の硝酸第一セリウム水溶液1000
 mlに分散した後、80℃にて5時間撹拌してセリウ
ムイオン交換を行なった。イオン交換量は、イオン交換
前後の硝酸第一セリウム水溶液をEDTA滴定しり出し
た。CeO,換算で8.OvL%であった。 得られた(:eNH4型モルデナイトのX線回折チャー
トを図2に示す。このCeNH4型モルデナイトを50
0℃にて2時間空気中で焼成することにより、セリウム
イオンを酸化物にした。該焼成物は、生成したCeO2
よって淡黄色に青色していた。そのX線回折チャートを
図3に示す。?1;られたCeO,担持H型モルデナイ
トに 0.5νt%(Ce02担持H担持小型ナイトに
対して)の白金(白金試薬:Pt (NH9)4 Cl
2)をイオン交換法によりイオン交換した。イオン交換
後、塩化物イオンが検出されなくなるまで洗浄を繰り返
した後、110℃にて一昼夜熱風乾燥器で乾燥した。 iりられたCeO2担持Pt−H型モルデナイトを加圧
成形した後、粉砕し、ふるい分けして16〜32メツシ
ユの部分を採取し、500℃にて2時間空気中で焼成し
た。つづいて、石英反応管に充填し、300℃で3時間
水素還元を行なった。 触媒製造例2 合成Na型モ/l、デナイト30g (S i 02 
/ AI、0)−Eル比−14,9)を、濃度2.0(
−ル/lの塩化アンモニウム水溶液300 mlに分散
した後、60℃にて3時間撹拌してアンモニウムイオン
交換をtiなった。この操作を2度縁り返した。その後
内容物を吸引濾過により分離し、塩化物イオンが検出さ
れなくなるまで洗浄を縁り返した。得られたNH,型モ
ルデナイトの残存Namを原子吸光法により化1定した
ところ 0.1vL%未満であった。このNH4型モル
デナイトを、l農度0.1モル/1の硝酸ランタン水溶
液10100Oに分散した後、80”Cにて5時間撹拌
してランタンイオン交換を行なった。 イオン交換量は、イオン交換前後の硝酸ランタン水溶液
をEDTA滴定し算出した。La20i換算で9.0v
t96であった。得られたLaNH4型モルデナイトを
650℃にて2時間空気中で焼成することにより、ラン
タンイオンを酸化物にした。得られたLa20.担持H
型モルデナイトに0.5υt%(La2Q、担IMH型
モルデナイトに対して)の白金(白金試薬:Pt  (
NHIり4 Cl2)をイオン交換法によりイオン交換
した。イオン交換後、塩化物イオンが検出されなくなる
まで洗浄を縁り返した後、110℃にて一昼夜熱風乾燥
器で乾燥した。得られたLa20iJL1持Pt−H型
モルデナイトを加圧成形した後、粉砕し、ふるい分けし
て16〜32メツシユの部分を採取し、500℃にて2
時間空気中で焼成した。つづいて、石英反応管に充填し
、300℃で3時間水素還元を行なった。 触媒製造例3 合成Na型モルデナイト30g (S i 02 /A
l2O、モル比−14,9)を、濃度2.0モル/lの
塩化アンモニウム水溶液300 mlに分散した後、6
0℃にて3時間撹拌してアンモニウムイオン交換をji
なった。この操作を2度繰り返した。その後内容物を吸
引a過により分離し、塩化物イオンが検出されなくなる
まで洗浄を繰り返した。11)られたNH,型モルデナ
イトの残存NaQを原子吸光法により計1定したところ
0.1vt%未満であった。このNH4型モルデナイト
を、濃度0.1モル/lの硝酸第一セリウム水溶液10
00 mlに分散した後、80℃にて5時間撹拌してセ
リウムイオン交換を行なった。イオン交換量は、イオン
交換前後の硝酸第一セリウム水溶液をE D T A 
滴定し算出した。CeO2換算で7.9vt%であった
。得られたCeNH4型モルデナイトに0.5νt%(
Ce N H4型モルデナイトに対して)の白金(白金
試薬:Pt(NH3)4C12)をイオン交換法により
イオン交換した。イオン交換後、塩化物イオンが検出さ
れな(なるまで洗浄を繰り返した後、110”Cにて一
昼夜熱風乾燥器で乾燥した。得られたPt・CeNH4
型モルデナイトを加圧成形した後、粉砕し、ふるい分け
して16〜32メシユの部分を採取し、500℃にて2
時間空気中で焼成した。えられた焼成物を石英反応管に
充填し、300”Cで3時間水素還元を行なった。 触媒製造比較例1 合成Na型(−/I、ブナイト30g (S i 02
 /AI、0.(−ル比−14,9)を、濃度2.0 
モル/1(7)塩化アンモニウム水溶液300 mlに
分散した後、60℃にて3時間撹拌してアンモニウムイ
オン交換ヲ行なった。この操作を2度繰り返した。その
後内容物を吸引濾過により分離し、塩化物イオンが検出
されなくなるまで洗浄を繰り返した。得られたNH,型
モルデナイトの残存Namを原子吸光法により11?1
定したところO,lvt%未満であった。得られたNH
,型モルデナイトに0.5νt%(NH。 型モルデナイトに対して)の白金(白金試薬:Pt(N
Hi)4C1z)をイオン交換法によりイオン交換した
。イオン交換後、塩化物イオンが検出されなくなるまで
洗浄を縁り返した後、110℃にて一昼夜熱風乾燥器で
乾燥した。得られたpt・H型モルデナイトを加圧成形
した後、粉砕し、ふるい分けして16〜32メツシユの
部分を採取し、500℃にて2時間空気中で焼成した。 つづいて、石英反応管に充填し、300℃で3時間水素
還元を行なった〇 触媒製造例4 水熱合成により合成が終了したS i O2/ Al2
O、モル比−14,9のNa型モルデナイト結晶および
結晶化母液とから成る結晶化スラリー(固形分濃度 1
2.9w t%) 1000gを、磁製ブフナー濾斗に
て吸引濾過した。濾過終了後、温水 400m1で洗浄
した。この様にして形成したケーク層に吸引しながら温
度 35℃の0.8N塩酸2300 mlをおよそ10
分間で通液した。塩酸通液浸水で充分に洗浄し乾燥した
。得られた結晶の組成を化学分析にテAPl定しタトコ
ロ、S I O2/ A I 203 モAt比は、2
5.3であり、Na2O含量は検出限界以下の0.05
w t%以下であった。得られたH型脱アルミニウムモ
ルデナイトを700℃にて1時間空気中にて焼成した。 このH型脱アルミニウムモルデナイトに0.5νt%(
H型脱アルミニウムモルデナイトに対して)の白金(白
金試薬: P t (NH3) 4Cl 2 )をイオ
ン交換法によりイオン交換した。 イオン交換後、塩化物イオンが検出されなくなるまで洗
浄を繰り返した後、110℃にて一昼夜熱風乾燥器で乾
燥した。得られたPt−H型膜アルミニウムモルデナイ
ト10gとCeO,Igを充分混合し、加圧成形後、粉
砕し、ふるい分けして16〜32メツシユの部分を採取
し、500℃にて2時間空気中で焼成した。この焼成前
後のもののX線回折チャートをそれぞれ図4および5に
示す。つづいて、石英反応管に充填し、300℃で3時
間水素還元を行なった。 触媒製造比較例2 CeO2を混合しないで焼成、還元した以外は、触媒製
造例3と同様の方法でpt含有H型脱アルミニウムモル
デナイトを調製した。 異性化例 触媒製造例(下表では、「実施例」という)1.2.3
および4ならびに触媒製造比較例(下表では、「比較例
」という)1および2で調製した製品を触媒として、 反応温度        230℃ 反応圧         大気圧 水素/n−へキサンvol比 2.5 ffi量空間速度      1h−’の条件でn−ヘ
キサンの異性化反応を行ない、触媒の性能の評価をした
。n−ヘキサン通油5時間後のローヘキサン転化率およ
びその骨格異性体の選択率を下表に示す。 注)n−Cb:n−ヘキサン 1〜C6:n−ヘキサンの骨格異性体
【図面の簡単な説明】
図1.2および3は、それぞれ触媒製造例11における
NH4型モルデナイト、CeNH4型モルデナイトおよ
びその焼成物のX線回折チャートである。図4および5
は、それぞれ触媒製造例4におけるPt−H型脱アルミ
ニウムモルデナイトとCen2との混合物の焼成前およ
び後のもののX線回折チャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パラフィンを水素および触媒の存在下に異性化さ
    せる方法において、Al_2O_3換算H型モルデナイ
    ト1モル当り希土類元素0.0042〜1.27グラム
    原子の希土類酸化物およびH型モルデナイト当り0.1
    〜1.5wt%の白金族金属を担持させたH型モルデナ
    イトを触媒として使用することを特徴とする、パラフィ
    ンの異性化法。
JP63053574A 1988-03-09 1988-03-09 パラフィンの異性化法 Pending JPH01228923A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5677473A (en) * 1994-05-18 1997-10-14 Kao Corporation Process for the preparation of branched chain fatty acids and alkyl esters thereof
CN103100413A (zh) * 2011-10-17 2013-05-15 中国石油化工股份有限公司 一种异构化催化剂及其应用

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