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JPH01228554A - 白金族金属担持モルデナイト及びその製造法 - Google Patents

白金族金属担持モルデナイト及びその製造法

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Publication number
JPH01228554A
JPH01228554A JP63052728A JP5272888A JPH01228554A JP H01228554 A JPH01228554 A JP H01228554A JP 63052728 A JP63052728 A JP 63052728A JP 5272888 A JP5272888 A JP 5272888A JP H01228554 A JPH01228554 A JP H01228554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mordenite
rare earth
platinum group
group metal
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63052728A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Inoue
俊次 井上
Kazunari Igawa
井川 一成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP63052728A priority Critical patent/JPH01228554A/ja
Publication of JPH01228554A publication Critical patent/JPH01228554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、白金族金属担持のモルデナイトおよびその製
造法に関するものである。該モルデナイトは、脱ろう触
媒、水素化分解触媒、水素化精製触媒、CO酸化触媒、
炭化水素酸化触媒、リホーミング触媒、ナフテン異性化
触媒、パラフィン異性化触媒等広範な分野に有効に利用
できる。特にパラフィン異性化触媒として優れた性能を
有している。
【従来の技術】
モルデナイト中に存在する交換可能な陽イオンを、水素
イオンに置換したモルデナイトに、白金族金属を担持し
たpt族/H型モルデナイト(米国特許第3゜190,
939号明細書)或いは、アンモニウムイオンに置換し
たモルデナイトに、白金族金属を担持した後、温度50
0℃以上で焼成することにより殆ど全てのアンモニウム
イオンを取り除いたpt族/H型モルデナイト(米国特
許第31342.114号明細書)等がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれも反応活性の制御が行われていないもの
であり、反応条件を苛酷にしなければ高い反応性をえら
れないものである。 本発明台らは、従来得られなかった触媒特性を有する白
金族金属担持モルデナイトを得ることをLi的として鋭
意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の要旨は、 (1)白金族金属とともに希土類酸化物が担持されてい
ることを特徴とする白金族金属担持モルデナイト。(以
下、本発明物質ともいう)(2) (a)希土類イオン
をイオン交換によって含有させた白金族金属塩含有モル
デナイトを酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して希
土類イオンを希土類酸化物に転化させるか、又は (b)希土類イオンをイオン交換によって含有させたモ
ルデナイトを酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して
希土類イオンを希土類酸化物に転化させたのち、該焼成
物に白金族金属塩を含ませ、 (c)ついで、白金族金属塩を還元することを特徴とす
る白金族金属担持モルデナイトの製造法。 (3) (a)白金族金属担持モルデナイトと希土類酸
化物とを混合し、酸素雰囲気下に200〜1000℃で
焼成するか、又は (b)モルデナイトと希土類酸化物とを混合し、酸素雰
囲気下に200〜1000℃で焼成したのち、該焼成物
に白金族金属塩を含ませ、 (c)ついで、白金族金属塩を還元することを特徴とす
る白金族金属担持モルデナイトの製造法。 (4) (a)白金族金属担持モルデナイトと希土類塩
とを混合し、酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して
希土類塩を希土類酸化物に転化させるか、又は (b)モルデナイトと希土類酸化物希土類塩とを混合し
、酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して希土類塩を
希土類酸化物に転化させたのち、該焼成物に白金族金属
塩を含ませ、 (c)ついで、白金族金属塩を還元することを特徴とす
る白金族金属担持モルデナイトの製造法。 にある。 く本発明物質〉 モルデナイトを酸化物のモル比で表すとM27゜0・A
 I 203 ・(9,5〜20.5) S i O2
である(ここでMは、アルカリ金属、アルカリ土類金属
。 H,NH4,含窒素有機化合物等であり、nは、Mの価
数である)。 本発明物質は、このモルデナイトと希土類酸化物と白金
族金属からなるものであるが、それらのたんなる混合物
ではなく、後二者が担持されたモルデナイトである。そ
して、H型の場合は、各種の反応とくにパラフィンの異
性化の触媒として優れており、またNa型の場合は、リ
ホーミング用触媒としてパラフィンの改質に用いると、
分解活性が適度に抑えられ、高液収率がえられる。 前記希土類としては、スカンジウム、イ・ソトリウム、
ランタン1 セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロ
メチウム、サマリウム、ユウロピウム。 ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウ
ム、エルビウム、ツリウム、イ・ンテルビウム、ルテチ
ウム等を用いることができる。特に、セリウムを使用し
た場合に、パラフィン異性化用触媒としての活性が大き
い。また担持させる希土類酸化物は、1種でもよいし2
種以上を用いることもできる。 本発明物質をパラフィンの異性化等に触媒として用いる
場合は、希土類酸化物の担持量は、モルデナイト (前
シ己M 2/n O−A l 203  ・ (9,5
〜20.5) S i 02 ) 1モルに対して、希
土類イオンno、o+:+42〜1.27グラム原子、
とくに0.021〜0.85グラム原子の割合とするの
が望ましい。希土類酸化物が0.0042グラム原子未
満の場合は触媒活性が低く、1.27グラム原子より多
い場合は担持量に比べて効果が小さい。 また白金族金属としては、白金、ロジウム、パラジウム
、ルテニウム、オスミウムおよびイリジウムのいずれを
も用いることができる。触媒成分として特に好ましいの
は、白金である。 白金族金属の担持量には特に制限はないが、この本発明
物質をパラフィンの異性化等に触媒として用いる場合は
、モルデナイトに対して、0.1〜3、Ovt%、好ま
しくは0.3〜1.5νt%とすればよい。 白金族金属が0.1wL%未満の場合は、触媒活性が小
さすぎ、また3、OvL%をこえる場合は担持量に比べ
て効果が小さいからである。 く製造法〉 本発明物質の製造法は、モルデナイトを出発物質とする
場合、該モルデナイトは天然のもの1合成のもののいず
れでもよく、前記(2) 、 (3)および(4)の記
載から明らかなように、基本的には、次の4工程からな
る。 イ 白金族金属塩の添加 口 白金族金属塩の還元 ハ 希土類物質の添加 二 焼成 当然口の処理はイの処理よりも後、かつ二の処理はハの
処理のよりも後でなければならない。また、二の処理は
通常酸化雰囲気で行なわれるので、口の処理は二の処理
よりも後にすべきである。イの処理は、ハおよび二の前
後、ノ1と二の間のいずれであってもよい。 (白金族金属の担持) 上記イおよび口の処理からなる白金族金属の担持は、従
来周知の方法によればよい。 すなわち、まず、モルデナイトまたは希土類イオンなI
ifモルデナイトに、1種以上の白金族金属塩水溶液を
含浸処理、抽出処理、イオン交換処理等によってモルデ
ナイトに含ませる。その中でイオン交換処理か、モルデ
ナイトに前記金属を含有させるのに特に好ましい。イオ
ン交換の方法としては、前記金属が陽イオンとして存在
する化合物、例えばアンモニア、アルキルアミン、ヒド
ロキシルアミン、ヒドラジン等の金属錯体によるイオン
交換処理が好ましい。このようにして白金族塩をD ’
f−7させたものを乾燥させたのち、還元剤、例えばア
ンモニア、水素等、好ましくは水素存在下で加熱処理し
て、白金族金属を金属型に還元する。 (希土類酸化物の担持) モルデナイトまたは白金族含有モルデナイトに希土類酸
化物を担持させるのは、前記/Xおよび二の処理による
。本発明は、次の二つの方法を提供する。 l、イオン交換焼成法 まず、被処理物(モルデナイトまたは白金族金属塩含有
モルデナイト)を、希土類が水溶液中で陽イオンとして
存在する化合物、たとえば硝酸塩。 塩化物、酢酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩等の水溶液と接触
させて、上記被処理物中の交換可能な陽イオンの一部又
は全部を希土類イオンに交換させる。 パラフィンの異性化等の触媒をうろことを1」的とする
場合は、前記のとおり、この交換量をモルデナイト(前
シ己M2/、0−Al□03 ・ (9,5〜20.5
) S i 02 ) 1モルに対して、希土類元素換
算0.0042〜1.27グラム原子、とくに0.02
1〜0.85グラム原子の割合となるようにすればよい
。前記のとおり、このイオン交換処理後、次の焼成前に
白金族金属を含ませる処理を行なうことができる。 イオン交換処理したものは、乾燥して、次に希土類イオ
ンを酸化物に転化させ、それをモルデナイトに担持させ
るために酸素雰囲気中1000℃以下で焼成する。この
酸素雰囲気は、酸素含有量の高いものである必要はなく
、空気で十分である。この焼成は、当然希土類イオンが
酸化物に転化するのに十分高い温度で行なわなければな
らず、その焼成温度は400〜1000℃の範囲から選
ばれる(この温度範囲であれば、同時にモルデナイトへ
の担持も果たされる)。焼成温度の上限を1000℃と
するのは、これをこえるとモルデナイトの結晶構造が破
壊されてしまうことによる。本発明の製造法ではどの方
法においても焼成温度の上限を1000℃としているの
は、同じ理由による。 この焼成処理によって、希土類イオンのあった箇所がH
型となる。これは、希土類イオンに配位していたOH基
が分解して水素イオンを生成させることによるものと推
定される。 希土類イオンがその酸化物に転化したことは、X線回折
法によって確認される。すなわち、モルデナイト特有の
2θ−6,5”および13.9°のピークが希土類イオ
ンの交換により消失するが、希土類イオンが酸化物に転
化するとこの二つのピークが再現する。もっとも、上記
の転化によって色が表化するものは、その色の変化によ
って簡便に確認することができる。たとえば、酸化セリ
ウムは淡黄色、酸化ネオジムは青色、酸化ユウロピウム
は淡紅色である。 白金族金属塩を含有したモルデナイトを焼成する場合、
そのまま焼成することもできるが、天然の粘土(例えば
カオリン、ハロイサイト、モンモリロナイト等)および
/あるいは無機酸化物(例えばシリカ;シリカ−アルミ
ナ、シリカ−ジルコニア、シリカ−マグネシア、燐酸ア
ルミニウム等の二元ゲル;シリカ−マグネシア−アルミ
ナ等の三元ゲル;アルミナ、チタニア、ジルコニア等)
等を用いて造粒したものを焼成することもできる。 1i、混合焼成法 まず、モルデナイト又は白金族金属塩含有モルデナイト
と希土類酸化物及び/又は希土類塩とを混合する。この
混合法としては、均一に混合される限り、乾式混合法、
湿式混合法のどちらでもよい。希土類塩は、硝酸塩、ハ
ロゲン化物、酢酸塩。 シュウ酸塩、炭酸塩、オキソハロゲン化物、チオ硫酸塩
、セレン酸塩、水酸化物、クロム酸塩、リン酸塩、硼酸
塩、珪酸塩、シアン化物、ぎ酸塩。 エチル硫酸塩、ジメチルリン酸塩、マロン酸塩。 グリコール酸塩、セバシン酸塩、カコジル酸塩等の1種
でもよいし2種以上を用いることもできる。 この混合後、次の焼成前に白金族金属塩を含ませる処理
をすることもできる。 次に酸素雰囲気中1000℃以下で焼成する。この雰囲
気は、1.のイオン交換焼成法におけるのと同じく、酸
素含有量の高いものである必要はなく、空気で十分であ
る。希土類酸化物を使用する場合、焼成温度は、200
〜1000℃である。200℃未満では、希土類酸化物
がモルデナイトとたんに混合した状態にとどまり、担持
された状態にならないからか、活性の高い触媒とするこ
とができない。この状態の変化は、X線回折チャートの
20=6.5°および13.9’等のピークの強度の変
化により、確認することができる。希土類塩を使用する
場合は、当然希土類塩が酸化物に転化するのに十分高い
温度でなければならず、その焼成温度は200〜100
0℃の範囲から選ばれる(上の説明から明らかなように
、この温度範囲であれば、希土類酸化物はモルデナイト
に担持されたものとなる)。 白金族金属塩を含有した混合物を焼成する場合は、i、
のイオン交換焼成法の場合と同じく、そのまま焼成する
こともでき、また結合剤を用いて造粒したものを焼成す
ることもできる。
【発明の効果】 本発明の希土類酸化物を担持した白金族金属担持モルデ
ナイトは、脱ろう触媒、水素化分解触媒。 水素化精製触媒、CO酸化触媒、炭化水素酸化触媒、リ
ホーミング触媒、ナフテン異性化触媒、バラフイン異性
化触媒等として有用である。特にこれを使用して、炭素
数4〜6個などのパラフィンを水素の存在下で異性化す
ると、比較的温和に条件で高い転化率及び/又は選択率
を達成することができる。 したがって、本発明による希土類酸化物及び白金族金属
を担持したモルデナイトは、触媒として石油精製をはじ
めとする石油産業や化学工業に広くH効に利用できる。 また、本発明のいずれの製造法によっても、上記の白金
族担持モルデナイトを容易に工業的にを利に製造するこ
とができる。
【実施例】
本発明をさらに具体的に説明するために、以下に実施例
を示すが、本発明は以下の実施例によって限定されるも
のではない。 実施例1 合成Na型モルデナイト30g (S i 02 /A
l2O3モル比−14,9)を、濃度2.0モル/1の
塩化アンモニウム水溶液300 mlに分散した後、6
0℃にて3時間撹拌してアンモニウムイオン交換を行な
った。この操作を2度繰り返した。その後内容物を吸引
濾過により分離し、塩化物イオンが検出されなくなるま
で洗浄を繰り返した。得られたNH4型モルデナイトの
残存N a mを原子吸光法により/1lll定したと
ころ 0.1νL%未満であった。このNH4型モルデ
ナイトのX線回折チャートを図1に示す。このNH4型
モルデナイトを、l農度0.1モル/Iの硝酸第一セリ
ウム水溶液10100Oに分散した後、80℃にて5時
間撹拌してセリウムイオン交換を行なった。イオン交換
量は、イオン交換前後の硝酸第一セリウム水溶液をED
TA滴定し算出した。CeO2換算で8.0νL 96
であった。 得られたCeNH4型モルデナイトのX線回折チャート
を図2に示す。このCeNH4型モルデナイトを50(
1℃にて2時間空気中で焼成することにより、セリウム
イオンを酸化物にした。該焼成物は、生成したCeO2
よって淡黄色に貨色していた。そのX線回折チャートを
図3に示す。jすられたCeO2担持H担持小型モルデ
ナイト5wt%(CeO2担持H担持小型モルデナイト
て)の白金(白金試薬:Pt (NH3)4 Cl2)
をイオン交換法によりイオン交換した。イオン交換後、
塩化物イオンが検出されなくなるまで洗浄を繰り返した
後、 110℃にて一昼夜熱風乾燥器で乾燥した。 得られたCeO2担持Pt−H型モルデナイトを加圧成
形した後、粉砕し、ふるい分けして16〜32メツシユ
の部分を採取し、509℃にて2時間空気中で焼成した
。つづいて、石英反応管に充填し、300℃で3時間水
素還元を行なった。 実施例2 合成Na!4!!モルデナイト30g (S i 02
 / Al2O3モル比−14,9)を、濃度2.0モ
ル/lの塩化アンモニウム水溶液300 mlに分散し
た後、60°Cにて3時間撹拌してアンモニウムイオン
交換を行なった。この操作を2度繰り返した。その後内
容物を吸引濾過により分離し、塩化物イオンが検出され
なくなるまで洗浄を繰り返した。得られたNH4型モル
デナイトの残存N a mを原子吸光法により測定した
ところ0. lvt%未満であった。このNH4型モル
デナイトを、濃度0.1モル/lの硝酸ランタン水溶液
1000 mlに分散した後、80℃にて5時間撹拌し
てランタンイオン交換を行なった。 イオン交換量は、イオン交換前後の硝酸ランタン水溶液
をEDTA滴定し算出した。La2O3換算で9,0ν
L%であった。得られたLaNH4型モルデナイトを(
i50℃にて2時間空気中で焼成することにより、ラン
タンイオンを酸化物にした。illられたLa2O3担
持H型モルデナイトに0.5νL%(La203担持H
型モルデナイトに対して)の白金(白金試薬:Pt (
NH3)4 Cl2)をイオン交換法によりイオン交換
した。イオン交換後、塩化物イオンが検出されなくなる
まで洗浄を繰り返した後、110℃にて一昼夜熱風乾燥
器で乾燥した。得られたLa20.担持Pt−H型モル
デナイトを加圧成形した後、粉砕し、ふるい分けしてI
C〜32Clシュの部分を採取し、500℃にて2時間
空気中で焼成した。つづいて、石英反応管に充填し、3
00℃で3時間水素還元を行なった。 実施例3 合成Na型モルデナイト30g (S i 02 /A
l2O3モル比−14,9)を、濃度2.0モル/lの
塩化アンモニウム水溶液300 mlに分散した後、6
0℃にて3時間撹拌してアンモニウムイオン交換を行な
った。この操作を2度繰り返した。その後内容物を吸引
濾過により分離し、塩化物イオンが検出されなくなるま
で洗浄を繰り返した。得られたNH4型モルデナイトの
残存Na量を原子吸光法により測定したところO,1w
t%未満であった。このNH4型モルデナイトを、濃度
0.1モル/1の硝酸第一セリウム水溶液1000 m
lに分散した後、80℃にて5時間撹拌してセリウムイ
オン交換を行なった。イオン交換量は、イオン交換前後
の硝酸第一セリウム水溶液をEDTA滴定し算出した。 CeO2換算で7.9wt%であった。得られたCeN
H4型モルデナイトに0.5wt%(Ce N H4型
モルデナイトに対して)の白金(白金試薬:Pt(NH
l)4C12)をイオン交換法によりイオン交換した。 イオン交換後、塩化物イオンが検出されなくなるまで洗
浄を繰り返した後、 110℃にて一昼夜熱風乾燥器で
乾燥した。得られたpt・CeNH4型モルデナイトを
加圧成形した後、粉砕し、ふるい分けして16〜32メ
シユの部分を採取し、500℃にて2時間空気中で焼成
した。えられた焼成物を石英反応管に充填し、300℃
で3時間水素還元を行なった。 比較例1 合成Na型モルデナイト30g (S i 02 /A
l2O、モル比−14,9)を、濃度2.0モル/lの
塩化アンモニウム水溶液300 mlに分散した後、6
0℃にて3時間撹拌してアンモニウムイオン交換ヲ行な
った。この操作を2度繰り返した。その後内容物を吸引
濾過により分離し、塩化物イオンが検出されなくなるま
で洗浄を繰り返した。得られたNH4型モルデナイトの
残存N a Qを原子吸光法により測定したところ 0
.1wt%未満であった。得られたNH4型モルデナイ
トに0.5vt96 (N H4型モルデナイトに対し
て)の白金(白金試薬二Pt (NH3) 4C12)
をイオン交換法によりイオン交換した。イオン交換後、
塩化物イオンが検出されなくなるまで洗浄を繰り返した
後、110℃にて一昼夜熱風乾燥器で乾燥した。得られ
たpt・H型モルデナイトを加圧成形した後、粉砕し、
ふるい分けして16〜32メツシユの部分を採取し、5
00℃にて2時間空気中で焼成した。つづいて、石英反
応管に充填し、300℃で3時間水素還元を行なった。 実施例4 水熱合成により合成が終了したSiO2/Al2O3モ
ル比−14,9のNa型モルデナイト結晶および結晶化
母液とから成る結晶化スラリー(固形分濃度 12.9
w t%) looogを、磁製ブフナー濾斗にて吸引
濾過した。濾過終了後、温水 400m1で洗浄した。 この様にして形成したケーク層に吸引しながら湿度 3
5℃の0.8N塩酸2300 mlをおよそ10分間で
通液した。塩酸通液汲水で充分に洗浄し乾燥した。得ら
れた結晶の組成を化学分析にて測定したところ、S i
o2/A 1203モル比は、25.3であり、Na2
Q含量は検出限界以下の0.05w t%以下であった
。得られたH型脱アルミニウムモルデナイトを700℃
にて1時間空気中にて焼成した。このH型脱アルミニウ
ムモルデナイトに0.5vL%(H型脱アルミニウムモ
ルデナイトに対して)の白金(白金試薬:Pt(NH3
)4C1□)をイオン交換法によりイオン交換した。 イオン交換後、塩化物イオンが検出されなくなるまで洗
浄を繰り返した後、110℃にて一昼夜熱風乾燥器で乾
燥した。得られたPt−H型脱アルミニウムモルデナイ
トlogとCeO21gを充分混合し、加圧成形後、粉
砕し、ふるい分けして16〜32メツシユの部分を採取
し、500℃にて2時間空気中で焼成した。この焼成前
後のもののX線回折チャートをそれぞれ図4および5に
示す。つづいて、石英反応管に充填し、300℃で3時
間水素還元を行なった。 実施例5 水熱合成により合成が終了したS i O2/ Al2
O3モル比−14,9のNa型モルデナイト結晶および
結晶化母液とから成る結晶化スラリ=(固形分I農度は
12.9νt%) 1000gを、磁製ブフナー濾斗に
て吸引濾過した。濾過終了後、温水400 mlで洗浄
した。この様にして形成したケーク層に吸引しながら温
度が35℃の0.8N塩酸2300 mlをおよそ10
分間で通液した。塩酸を通液浸水で充分に洗浄し乾燥し
た。得られた結晶の組成を化学分析にて相定したところ
、SiO□/ A 1203モル比は、25.3であり
、N a 20 含MLは検出限界以下の0.05νt
%以下であった。得られたH型膜アルミニウムモルデナ
イトを700℃にて1時間空気中にて焼成した。このH
型膜アルミニウムモルデナイトに0.5wt0δ(H型
膜アルミニウムモルデナイトに対して)の白金(白金試
薬: P t  (NH3) 4 Cl2)をイオン交
換法によりイオン交換した。イオン交換後、塩化物イオ
ンが検出されなくなるまで洗浄を縁り返した後、110
℃にて一昼夜熱風乾燥器で乾燥した。得られたPt−H
型膜アルミニウムモルデナイトlogと硝酸ランタン六
水和物1.5gを充分混合し、加圧成形後、粉砕し、ふ
るい分けして16〜32メツンユの部分を採取し、70
0℃にて3時間空気中で焼成した。つづいて、石英反応
管に充填し、300℃で3時間水素還元を行なった。 比較例2 CeO2を混合しないで焼成、還元した以外は、実施例
3と同様の方法でpt含有H型脱アルミニウムモルデナ
イトを調製した。 使用例 実施例1.2.3及び4ならびに比較例1及び2て調製
した製品を触媒として、 反応温度        230℃ 反応圧         大気圧 水素/n−へキサンvol比 2.5 重量空間速度      th−’ の条件でn−へキサンの異性化反応を行ない、触媒の性
能の評価をした。n−ヘキサン通油5時間後の11−ヘ
キサン転化率およびその骨格異性体の選択率を下表に示
す。 注)n−Cb:n−ヘキサン +C,:n−へキサンの・1゛1格異性体
【図面の簡単な説明】
図1.2および3は、それぞれ実施例1におけるNH4
型モルデナイト、CeNH4型モルデナイトおよびその
焼成物のX線回折チャートである。 図4および5は、それぞれ実施例4におけるPt・H型
膜アルミニウムモルデナイトとCeO2との混合物の焼
成前および後のもののX線回折チャー 1−である。 特、;′[出願人 東ソー株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)白金族金属とともに希土類酸化物が担持されてい
    ることを特徴とする白金族金属担持モルデナイト。
  2. (2)(a)希土類イオンをイオン交換によって含有さ
    せた白金族金属塩含有モルデナイトを酸素雰囲気下に1
    000℃以下で焼成して希土類イオンを希土類酸化物に
    転化させるか、又は (b)希土類イオンをイオン交換によって含有させたモ
    ルデナイトを酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して
    希土類イオンを希土類酸化物に転化させたのち、該焼成
    物に白金族金属塩を含ませ、 (c)ついで、白金族金属塩を還元する ことを特徴とする白金族金属担持モルデナイトの製造法
  3. (3)(a)白金族金属塩含有モルデナイトと希土類酸
    化物とを混合し、酸素雰囲気下に200〜1000℃で
    焼成するか、又は (b)モルデナイトと希土類酸化物とを混合し、酸素雰
    囲気下に200〜1000℃で焼成したのち、該焼成物
    に白金族金属塩を含ませ、 (c)ついで、白金族金属塩を還元する ことを特徴とする白金族金属担持モルデナイトの製造法
  4. (4)(a)白金族金属担持モルデナイトと希土類塩と
    を混合し、酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して希
    土類塩を希土類酸化物に転化させるか、又は (b)モルデナイトと希土類酸化物希土類塩とを混合し
    、酸素雰囲気下に1000℃以下で焼成して希土類塩を
    希土類酸化物に転化させたのち、該焼成物に白金族金属
    塩を含ませ、 (c)ついで、白金族金属塩を還元する ことを特徴とする白金族金属担持モルデナイトの製造法
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