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JPH0121532Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0121532Y2
JPH0121532Y2 JP16883383U JP16883383U JPH0121532Y2 JP H0121532 Y2 JPH0121532 Y2 JP H0121532Y2 JP 16883383 U JP16883383 U JP 16883383U JP 16883383 U JP16883383 U JP 16883383U JP H0121532 Y2 JPH0121532 Y2 JP H0121532Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
variable resistor
movable contact
metal frame
switching piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP16883383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6076003U (ja
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16883383U priority Critical patent/JPS6076003U/ja
Publication of JPS6076003U publication Critical patent/JPS6076003U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0121532Y2 publication Critical patent/JPH0121532Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子機器に使用されるスイツチ付可変
抵抗器に関するものである。
従来例の構成とその問題点 一般にテープレコーダなどの電子機器には小型
化を目的としてスイツチ付の可変抵抗器を用いる
場合があり、小型で信頼度の高いものが要望され
ている。
以下に従来のスイツチ付可変抵抗器について説
明する。第1図及び第2図は従来のスイツチ付可
変抵抗器における上面図及び断面図であり、1は
1軸2連式可変抵抗器本体、2は上記可変抵抗器
本体1の回転軸、3は上記回転軸2に圧入されて
回転軸2の回転と合わせて回転する切換駒、4は
上記可変抵抗器本体1の補強用金属フレームであ
り、かつスイツチの固定接点を兼ねている。5は
上記可変抵抗器本体1の各部品を固定する樹脂ケ
ースであり、上記補強用金属フレーム4の外周に
可動接点の取付台14が一体に突設されている。
6は上記取付台14に上記回転軸2と平行なよ
うに圧入された可動接点であり、その上端に上記
固定接点としての補強用金属フレーム4側に円弧
状突部6aが突設されており、この突部6aが上
記補強用金属フレーム4の上方エツジ部4aに接
離されるようになつている。ここで、上記可動接
点6はばね板に設けた平行な切込み間の板部6b
の先端に円弧状の突部6aを設け、この突部6a
を有する板部6bの両側の板部6cを上記取付台
14の取付孔14aに圧入することにより上記取
付台14に取付けられている。そして、上記取付
台14は上記突部6aを有する板部6bの前後方
向への動きを許容するための凹溝14bを有して
いる。
7は上記可変抵抗器本体1のプリント配線基板
への半田付端子、8は上記可動接点6のプリント
配線基板への半田付端子、9は上記固定接点とし
ての補強用金属フレーム4のプリント配線基板へ
の半田付端子、10は上記可動接点6を動かす切
換駒3の突起部である。11は上記可変抵抗器本
体1の抵抗体印刷基板であり、12はその抵抗体
である。13は上記回転軸2の回転と合わせて回
転し抵抗体12と接して抵抗値を変化させるため
の摺動端子である。
以上のように構成された従来のスイツチ付1軸
2連式可変抵抗器について以下その動作を説明す
る。
第1図及び第2図に示す様に上記可変抵抗器本
体1に回転軸2の回転に合わせて回転する様に取
付けられた切換駒3の突起部10により可動接点
6を押しやり、その可動接点6を補強用金属フレ
ームよりなる固定接点4から引き離すことにより
スイツチを開く。
次に第3図および第4図に示す様に上記可変抵
抗器本体1の回転軸2を回すと、その回転に合わ
せて切換駒3が回転し、その突起部10が可動接
点6から離れるため可動接点6がそれ自体の反発
力により元の位置に復帰し、補強用金属フレーム
よりなる固定接点4に接触しスイツチを閉じる。
しかしながら上記の従来の構成では上記可動接
点6の動作方向が第5図a及びbに示す様に上記
補強用金属フレームよりなる可動接点4の上方エ
ツジ部4aの接触面に対して垂直方向であるため
上記補強用金属フレームよりなる固定接点4と可
動接点6の接触部にゴミや半田付等によるフラツ
クス等の異物が付着した場合に自らの接離動作だ
けでは異物を除去することができず、接触不良の
原因となつていた。また従来の上記問題の対策は
上記接点部を完全にカバーする様に上記樹脂ケー
ス5の形を変えるなど上記可変抵抗器本体1が大
型化するものであつた。
考案の目的 本考案は上記従来の問題点を解消するもので信
頼性の高いスイツチ機構を非常に少ないスペース
で構成できるスイツチ付可変抵抗器を提供するこ
とを目的とするものである。
考案の構成 本考案のスイツチ付可変抵抗器は、固定接点を
兼ねる補強用金属フレームの外周位置に可変抵抗
器本体の回転軸の放射軸線方向に開放される凹溝
を形成し、上記可変抵抗器本体の外周に突設され
た取付台に上記凹溝を通る上記放射軸線に対して
傾斜した状態で可動接点を取着して上記固定接点
としての凹溝に対向させ、上記回動軸に取付けた
切換駒の突起部により上記可動接点を上記凹溝に
対し離接動作させるように構成したことを特徴と
するものである。
かかる構成によると、上記可動接点が傾斜状態
で上記固定接点の凹溝に対向するので、上記可変
抵抗器本体の回動軸に応動して切換駒が回動し、
その切換駒の突起部によつて上記固定接点として
の凹溝に対して上記可動接点が接触される動作に
おいて接触後に上記可動接点が接触状態で上記凹
溝のエツジ部を一定距離だけ移動し、一方、可動
接点が上記固定接点に対して離間される動作にお
いて上記可動接点が接触状態で上記凹溝のエツジ
部を一定距離だけ移動する。よつて、固定接点と
可動接点との接触部位に付着したゴミ、フラツク
ス等の異物は可動接点が固定接点に接触状態で一
定距離移動することにより除去されるものであ
り、スイツチ付可変抵抗器の信頼性を大きく向上
させ、かつ、非常に小型化することができる。
実施例の説明 第6図、第7図に本考案の一実施例を示す。2
1は1軸2連式可変抵抗器本体、22は上記可変
抵抗器本体21の回転軸、23は上記回転軸22
に圧入されて回転軸22の回転と合わせて回転す
る切換駒、24は上記可変抵抗器本体21の補強
用金属フレームであり、この補強用金属フレーム
は後述する可変抵抗器構成部品を保持するように
なつており、かつその一部をスイツチの固定接点
として使用するようにしている。25は上記可変
抵抗器本体21の各部品を固定する樹脂ケースで
あり、その中央部に上記回転軸22を回転自在に
保持するとともに、上下面には抵抗体印刷基板3
1を配置しており、上記補強用金属フレーム24
は上記樹脂ケース25とともに当該抵抗体印刷基
板31を抱持するように保持している。更に、上
記樹脂ケース25は、上記補強用金属フレーム2
4の外周に位置するように、可動接点26の取付
台34が突設されている。
26は上記取付台34に上記固定接点24の接
触面26cに対して傾斜方向に動作する様な角度
で上記樹脂ケース25に圧入された可動接点であ
り、その上端に上記固定接点としての補強用金属
フレーム24側に円弧状突起26aが突設されて
おり、この突部26aが上記補強用金属フレーム
よりなる固定接点24の凹溝24aの接触エツジ
部24bに接離される様になつている。つまり、
凹溝24aは回動軸22の放射軸線方向に開放さ
れた状態により、可動接点26は上記放射軸線に
対して傾斜した状態になる関係に配置されてい
る。また、上記可動接点26はばね板に設けた平
行な切り込み間の板部26bの先端に円弧状の突
部26aを設け、この突部26aを有する板部2
6bの板部26cを上記取付台34の取付孔34
aに圧入することにより上記取付台34に取付け
られている。そして、上記取付台34は上記突部
26aを有する板部26bの前後方向への動きを
許容するための凹溝34bを有している。
27は上記可変抵抗器本体21のプリント配線
基板への半田付端子、28は上記可動接点26の
プリント配線基板への半田付端子、29は上記固
定接点としての補強用金属フレーム24のプリン
ト配線基板への半田付端子、30は上記可動接点
26を動かす切換駒23の突起部である。
31は上記可変抵抗器本体21の抵抗体印刷基
板であり、32はその抵抗体である。33は上記
回転軸22の回転に合わせて回転し抵抗体32と
接して抵抗値を変化させるための摺動端子であ
る。
以上の様に構成された本実施例のスイツチ付1
軸2連式可変抵抗器について以下その動作を説明
する。
第6図および第7図に示す様に上記可変抵抗器
本体21に回転軸22の回転に合わせて回転する
様に取付けられた切換駒23の突起部30により
可動接点26を押しやり、その可動接点26を補
強用金属フレームよりなる固定接点24から引き
離すことによりスイツチを開く。
次に第8図および第9図に示す様に上記可変抵
抗器本体21の回転軸22を回すと、その回転に
合わせて切換駒23が回転し、その突起部30が
可動接点26から離れるため可動接点26がそれ
自体の反発力により元の位置に復帰し、補強用金
属フレームよりなる固定接点24に接触しスイツ
チを閉じる。
また、この様な動作において可動接点26の円
弧状の突部26aは第10図a,b,cに示す様
に補強用金属フレームよりなる固定接点24の凹
溝24aの接触エツジ部24bに接してスイツチ
が閉じる場合も、離れてスイツチが開く場合も上
記可変抵抗器本体21の補強用金属フレームより
なる固定接点24の凹溝24aの接触エツジ部2
4bに接した状態のままで一定距離を移動する。
この様にスイツチ開閉時において可動接点26
が一定距離を補強用金属フレームよりなる固定接
点24の凹溝24aの接触エツジ部24bに接し
た状態で移動するため、スイツチ開閉時の接離動
作により上記可動接点26の突部26aと固定接
点24の凹溝24aの接触エツジ部24bとの間
に付着したゴミや半田付等によるフラツクスなど
を排除することができる。
よつて本実施例によればスイツチ付1軸2連式
可変抵抗器本体21の可動接点26を補強用金属
フレームよりなる固定接点24の接触面24cに
対して傾斜方向に動作させる様に配置し、補強用
金属フレームよりなる固定接点24の可動接点2
6と接触する部分を凹溝24aとして接触エツジ
部を作り可動接点26と接触させることにより、
信頼性の高い小型のスイツチ機能を実現すること
ができるものである。
考案の効果 本考案のスイツチ付可変抵抗器は、可動接点の
動作方向を補強用金属フレームよりなる固定接点
としての凹溝に対して傾斜方向とすることによ
り、可動接点を固定接点に接触した状態で一定距
離移動させることができるため、付着物を自らの
作用で落とすことができ、スイツチ機構の信頼性
が非常に高く、かつ非常に小型で安価なスイツチ
付可変抵抗器を実現することができる。さらに固
定接点の可動接点と接触する部分に凹溝を設け、
可動接点と固定接点を2点で接触させるようにし
たので、より信頼度の高い優れたスイツチ機能を
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチ付1軸2連式可変抵抗
器の平面図、第2図はそのA−A′断面図、第3
図、第4図はその動作説明図、第5図はスイツチ
機構の簡略図、第6図は本考案の一実施例におけ
るスイツチ付1軸2連式可変抵抗器の平面図、第
7図はそのA−A′断面図、第8図、第9図はそ
の動作説明図、第10図は上記実施例のスイツチ
機構の簡略図、第11図は同じく可動接点を抜取
つた状態の斜視図、第12図は同じく更に切換駒
を抜取つた状態の斜視図である。 21……可変抵抗器本体、21……回転軸、2
3……切換駒、24……補強用金属フレーム兼固
定接点、25……樹脂ケース、26……可動接
点、27,28,29……半田付端子、30……
切換駒の突起部、31……可変抵抗器本体の抵抗
体印刷基板、32……抵抗体、33……摺動端
子、34……取付台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変抵抗器本体の回転軸に取付けられた絶縁体
    からなる切換駒と、上記可変抵抗器本体の補強用
    金属フレームの外周より外側に位置するように上
    記可変抵抗器本体の樹脂ケースより一体に突設さ
    れた取付台と、上記取付台に対向した上記補強用
    金属フレームの外周位置に上記回動軸を通る放射
    軸線方向に開放される凹溝をもつて形成された固
    定接点と、上記凹溝を通る上記放射軸線に対し傾
    斜した状態で上記取付台に取付けられ、上記固定
    接点としての凹溝に対向配置された可動接点と、
    上記回動軸に応動する上記切換駒の外周に設けら
    れ、上記可動接点を上記固定接点に対し離接動作
    させる突起部とを備え、上記切換駒に設けた突起
    部の回動により上記可動接点が上記凹溝のエツジ
    部に対して接触後、その接触状態を維持しつつ一
    定距離移動するように構成したことを特徴とする
    スイツチ付可変抵抗器。
JP16883383U 1983-10-31 1983-10-31 スイツチ付可変抵抗器 Granted JPS6076003U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16883383U JPS6076003U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 スイツチ付可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16883383U JPS6076003U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 スイツチ付可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076003U JPS6076003U (ja) 1985-05-28
JPH0121532Y2 true JPH0121532Y2 (ja) 1989-06-27

Family

ID=30369002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16883383U Granted JPS6076003U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 スイツチ付可変抵抗器

Country Status (1)

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JP (1) JPS6076003U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076003U (ja) 1985-05-28

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