JP3593468B2 - 防塵スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、粉塵等を被りやすい環境下で使用されるスイッチ装置、例えば自動車などの車両のアームレスト部分等に配置するパワーウインドウ制御用スイッチ装置に好適な防塵スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車などに搭載される小型のスイッチ装置としては、多くの種類のスイッチ装置が使用されている。特に、粉塵等を被りやすい部分に配置するスイッチ装置では、スイッチ装置のケース内への粉塵の侵入を防止するために、ケース内に防塵シートを内蔵させたスイッチ装置が提案されている。
【0003】
図9は、従来の防塵スイッチ装置の構成を概略的に示す断面図、図10及び図11は、図9の防塵スイッチ装置の作動態様を概略的に示す平面図である。図9ないし図11において、1は極盤であり、この極盤1はエポキシ樹脂やセラミック等の材質から成り、内面に複数個のスイッチ電極1aが形成されている。2は極盤1と同材質から成るケースであり、このケース2を極盤1に弾性嵌合することにより内部に空間部3が形成される。また、ケース2の上側にケース開口部2aが設けられている。
【0004】
4は極盤1と同材質から成る可動盤であり、この可動盤4は空間部3内で左右方向(図9に示す矢印方向)へ移動自在に配設されている。可動盤4の一方の面にはケース開口部2aを通して外側へ突出する可動盤ボス4aが突設されており、可動盤4の他方の面にはスイッチ電極1aと摺接する弾性材質の可動接片4b(通常は複数個)が設けられている。5は、例えば黒色の合成樹脂等の材質から成る薄板材の防塵シートであり、この防塵シート5の略中央部に防塵シート開口部5aが形成される。また、防塵シート5は可動盤4の一方の面とケース2の内面との間に圧接状態に挟持され、可動盤4の左右方向への移動に伴って同じく左右方向へ摺動するように構成されている。6はリード端子であり、このリード端子6によりスイッチ電極1aとプリント基板(図示しない)とが電気的に接続されている。
【0005】
上記のような構成を有する従来の防塵スイッチ装置において、例えば自動車などの車両の乗員が窓ガラスを開閉するために、パワーウインドウスイッチの操作ノブ(図示しない)を操作すると、その操作力が可動盤ボス4aに伝達される。これにより、図9に示す中立位置に位置する可動盤ボス4aは、可動盤4と共に図10に示す右方向へ移動するか、又は図11に示す左方向へ移動する。可動盤ボス4aの左右方向への移動は、ケース開口部2aの左右の各縁部との当接により阻止される。
【0006】
可動盤ボス4aと共に可動盤4が左右方向へ移動する時に、可動盤4の一方の面とケース2の内面との間に圧接状態で挟持されている防塵シート5は、図10又は図11に示すように同じく左右方向へ移動するために、ケース開口部2aは、常時可動盤4と防塵シート5とによって塞がれている状態にある。その結果、防塵スイッチ装置のケース2内への防塵の侵入を防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の防塵スイッチ装置においては、可動盤ボス4aと共に可動盤4の左右方向への移動に伴って防塵シート5も同じく左右方向へ同時に移動し、ケース開口部2aを可動盤4と防塵シート5とによって塞ぐようにしている。ところが、可動盤4の一方の面とケース2の内面との間に圧接状態で挟持されている防塵シート5は、この防塵シート5に対する圧接度合の変動によって移動する移動量に差が生じる場合があり、そのために、ケース開口部2aを十分に閉塞させることができなくなる不都合が起こり、防塵効率を低下させるという問題点があった。
【0008】
また、図10又は図11に示すように、ケース開口部2aの長さをLとすると、可動盤ボス4aと共に可動盤4(破線で示す)がケース開口部2aの長さLの距離を移動する時、これに伴って防塵シート5(一点破線で示す)はケース2の外形寸法に略等しい長さ(約2L)の距離範囲内を移動することになる。すなわち、防塵シート5が移動する摺動領域は約2Lの距離だけ必要となる。そのために、ケース2の外形寸法は必然的に大型サイズとなり、ケース2の外形サイズの小型化が困難になるという問題点があった。
【0009】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、可動盤ボスと共に可動盤の左右方向への移動に伴い、ケースの内面に突設した軸部に回動自在に軸支した略扇形状の防塵シートを同じく左右方向へ所定量回動させ得るようにして成る構成となし、これにより、ケース内への粉塵の侵入を防止する防塵効率を向上させることができると共に、ケースの外形サイズの小型化を容易に実現し得る防塵スイッチ装置を提供することを目的とする。
【0010】
この発明の請求項1の防塵スイッチ装置としては、内面にスイッチ電極を形 成した極盤と、この極盤と弾性嵌合するケースと、このケースと上記極盤とで 形成される空間部内に移動自在に配設した可動盤と、この可動盤の一方の面か ら外側へ突設した可動盤ボス及び他方の面に設けた可動接片と、上記可動盤の 一方の面と上記ケースの内面との間に介在した防塵シートとを備えた防塵スイ ッチ装置において、上記防塵シートは略扇形状に形成し、この防塵シートの下 側に設けた軸穴部を、上記ケースの内面に突設した軸部に嵌合して上記防塵シ ートを回動自在に軸支すると共に、上記防塵シートの上側に設けた略V字形状 の切欠部内に、上記可動盤ボスを遊嵌し、上記可動盤は、上記可動盤の上記一 方及び他方の側縁段部の近隣に、上記防塵シートに摺接する摺接凸部を形成し たことを特徴とする。
【0011】
この発明の請求項2としては、内面にスイッチ電極を形成した極盤と、この 極盤と弾性嵌合するケースと、このケースと上記極盤とで形成される空間部内 に移動自在に配設した可動盤と、この可動盤の一方の面から外側へ突設した可 動盤ボス及び他方の面に設けた可動接片と、上記可動盤の一方の面と上記ケー スの内面との間に介在した防塵シートとを備えた防塵スイッチ装置において、
上記防塵シートは略扇形状に形成し、この防塵シートの下側に設けた軸穴部 を、上記ケースの内面に突設した軸部に嵌合して上記防塵シートを回動自在に 軸支すると共に、上記防塵シートの上側に設けた略V字形状の切欠部内に、上 記可動盤ボスを遊嵌し、上記極盤の一方の側面に、取付け基板の凹部と嵌合し て位置決めをするための係止凸部を突設し、他方の側面に、リード端子を電気 的に接続するプリント基板との間の間隔を所定値に設定するための複数個の突 起部と、上記リード端子を上記プリント基板に固定するための爪付き係止片と を突設して成る構成としたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
この発明に係わる防塵スイッチ装置は、ケースの内面に突設した軸部に回動自在に軸支した略扇形状の防塵シートの上側に設けた略V字形状の切欠部内に、可動盤の一方の面から突設した可動盤ボスを遊嵌し、この可動盤ボスと共に上記可動盤の左右方向への移動に伴い、上記可動盤ボスを介して上記防塵シートを同じく左右方向へ所定量回動させ得るようにして成る構成としたものである。
【0019】
上記した構成を有するこの発明の防塵スイッチ装置では、可動盤ボスの左右方向への移動の中立位置は、防塵シートの左右方向への回動中立位置と一致する構成とされており、また、上記可動盤ボスの左右方向への移動量の値に比べて上記防塵シートの左右方向への回動量の値を小さくすることができる上に、上記防塵シートの回動量に対して変動が生じる度合を著しく低減させることが可能になる。その結果、防塵スイッチ装置のケース内への粉塵の侵入を防止する防塵効率を向上させることができると共に、ケース内の外形サイズの小型化を容易に実現し得るので、例えば自動車に搭載するパワーウインドウ制御用スイッチ装置に採用し、実施する場合に最適なものである。
【0020】
【実施例】
以下、この発明の実施例について説明する。図1は、この発明の実施例である防塵スイッチ装置を取付け基板及びプリント基板に装着した構成を概略的に示す一部断面平面図、図2は、図1のA−A線に沿って切断した構成を概略的に示す拡大断面図、図3は、図1の防塵スイッチ装置における展開した構成を概略的に示す斜視図、図4及び図5は、図1の防塵スイッチ装置に使用する防塵シートの形状を概略的に示す拡大平面図、図6及び図7は、図1の防塵スイッチ装置の作動態様を概略的に示す平面図、図8は、図1の防塵スイッチ装置でケースの内面に回動自在に軸支した防塵シートの作動態様を概略的に示す平面図である。
【0021】
図1ないし図8において、図9ないし図11と同一符号を付して表示したものは同一又は類似の構造を有するものである。図1ないし図8において、1は極盤であり、この極盤1はガラス入りナイロン等の樹脂材料から成り、内面に複数個のスイッチ電極1aがインサート形成されている。この極盤1の一方の側面に、取付け基板7の凹部7aと嵌合して位置決めをするための係止凸部1bが突設され、他方の側面に、スイッチ電極1aから導出されたリード端子6を電気的に接続するプリント基板8との間の間隔を所定値に設定するための複数個の突起部1cと、リード端子6をプリント基板8に固定するための爪付き係止片1dがそれぞれ突設されている。また、極盤1の側面に複数個の突起1eが形成されている。
【0022】
2はポリアセタール等の樹脂材料から成るケースであり、このケース2の内面には、後記する防塵シート5を回動自在に軸支する軸部2bと、可動盤4の側縁段部4cと摺接する抑止突起部2cと、防塵シート5の左右方向への回動量を所定値に規制し、かつ側縁段部4dと摺接するストッパー部2dとがそれぞれ設けられている。また、ケース2の側面には、極盤1の突起部1eと対応する位置に複数個の穴部2eが形成されている。ケース2を極盤1に弾性嵌合する時、極盤1の複数個の突起部1eはこれらと対応するケース2の複数個の穴部2eに嵌合して内部に空間部3が形成される。また、ケース2の上側にケース開口部2aが設けられている。
【0023】
4はABS樹脂等の樹脂材料から成る可動盤であり、この可動盤4は空間部3内で左右方向へ移動自在に配設されている。可動盤4の一方の面には、ケース開口部2aを通して外側へ突出する可動盤ボス4aが設けられており、可動盤4の他方の面には、複数個のスイッチ電極1aとそれぞれ摺接する弾性材質から成る複数個の可動接片4bが設けられている。上記可動盤ボス4aの周囲には、後述する防塵シート5との摺接時の摩擦抵抗を削減する溝4eを形成している。該溝4eの周囲には、前記防塵シート5に接触する四角いリング状の摺接凸部4fを形成している。前記可動盤4の上下の側縁部には、前記ケース2の抑止突起部2cに摺接する側縁段部4dとを形成している。該側縁段部4dの隣には、前記防塵シート5に摺接する摺接凸部4gが隣設されている。また、可動盤4は、前記摺接凸部4fと摺接凸部4gとの間に、防塵シート5を軸支する軸部2bが遊嵌する横溝4hを形成している。
【0024】
5は図4及び図5に示すように、例えば黒色の合成樹脂等の材質から成る略扇形状で薄板材の防塵シートであり、この防塵シート5の下側には、ケース2の内面に突設された軸部2bに回動自在に嵌合する軸穴部5bが設けられ、防塵シート5の上側には、可動盤ボス4aを遊嵌する略V字形状の切欠部5cが設けられている。また、略V字形状の切欠部5cは、図5に示すように略V字形状の開口部5dに形成することができ、さらに、開口部5dの形状を略楕円形状に形成することも可能である。
【0025】
上記のような構成を有するこの発明の防塵スイッチ装置において、図1及び図2に示すようにケース2のケース開口部2aから外側へ突出する可動盤ボス4aが中立位置の状態にあるとき、防塵シート5の略V字形状の切欠部5cの溝部内に可動盤ボス4aが遊嵌されているために、可動盤ボス4aの左右方向への移動の中立位置は、防塵シート5の左右方向への回動の中立位置と一致する構成となっている。今、例えば自動車などの車両の乗員が窓ガラスを開閉するために、パワーウインドウスイッチの操作ノブ(図示しない)を操作すると、その操作力が可動盤ボス4aに伝達される。
【0026】
可動盤ボス4aが図6に示す中立位置から図7に示す右方向へ移動すると、同時に可動盤ボス4aは防塵シート5の略V字状の切欠部5cの縁部に沿って移動するために、その移動に伴って防塵シート5も図7に示すように右方向へ所定量回動し、防塵シート5の右側縁部が図8に示すストッパー部2dに当接することにより回動が阻止される。可動盤ボス4aと共に可動盤4も右方向へ移動するが、この移動中に可動盤4の側縁段部4cはケース2の内面に設けた抑止突起部2cと摺接するために、可動盤4の移動中における不要な移動の発生が抑止される。一方、可動盤ボス4aの左方向への移動の場合も、上記右方向の移動と同様に動作する。
【0027】
上記したこの発明による防塵スイッチ装置では、可動盤ボス4aと共に可動盤4の左右方向への移動に伴って防塵シート5も同じく左右方向へ同時に所定量回動し、ケース開口部2aを可動盤4と防塵シート5によって塞ぐようにしている。それゆえ、図9に示す従来の防塵スイッチ装置における防塵シート5の移動量の値と比べて、この発明による防塵シート5の回動量の値を小さくすることができる上、その回動量に対する変動を大幅に減少させることが可能となる。よって、この発明の防塵スイッチ装置は、上記従来例に比べて防塵効率をより一層向上させ得ると共に、外形サイズを容易にコンパクト化できるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、この発明の防塵スイッチ装置によれば、請求項1ないし8に開示されているように、ケース内面に突接した軸部に回動自在に軸支した略扇形状の防塵シートの上側に設けた略V字形状の切欠部内に、可動盤の一方の面から突設した可動盤ボスを遊嵌し、この可動盤ボスと共に上記可動盤の左右方向への移動に伴い、上記可動盤ボスを介して上記防塵シートを同じく左右方向へ所定量回動させ得るようにして成る構成としたものである。
【0029】
それゆえ、この種の従来の防塵スイッチ装置と比べて、この発明による防塵スイッチ装置では、ケース内への粉塵の侵入を防止する防塵効果をより一層向上させることができると共に、ケースの外形サイズの小型化を容易に実現し得るなどの優れた効果を奏するものである。
【0030】
この発明の防塵スイッチ装置は、上記ケースの内面に、上記可動盤の一方の側縁段部と摺接する抑止突起部と、他方の側縁段部と摺接する前記ストッパー部と、を形成したことで、上記抑止突起部とストッパー部とで可動盤の上下部位を保持して該可動盤のガタ付きを解消すると共に、スイッチとしての信頼性を向上させることができる。
【0031】
この発明の防塵スイッチ装置は、上記可動盤が、上記可動盤の上記一方及び他方の側縁段部の近隣に、上記防塵シートに摺接する摺接凸部を形成したことで、防塵シートと摺接凸部との摩擦抵抗を低減して防塵シートの回動をスムーズにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である防塵スイッチ装置を取付け基板及びプリント基板に装着した構成を概略的に示す一部断面平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した構成を概略的に示す拡大断面図である。
【図3】図1の防塵スイッチ装置における展開した構成を概略的に示す斜視図である。
【図4】図1の防塵スイッチ装置に使用する防塵シートの形状の一例を概略的に示す拡大平面図である。
【図5】図1の防塵スイッチ装置に使用する防塵シートの形状の他例の一例を概略的に示す拡大平面図である。
【図6】図1の防塵スイッチ装置の作動態様を概略的に示す平面図である。
【図7】図1の防塵スイッチ装置の作動態様を概略的に示す平面図である。
【図8】図1の防塵スイッチ装置でケースの内面に回動自在に軸支した防塵シートの作動態様を概略的に示す平面図である。
【図9】従来の防塵スイッチ装置の構成を概略的に示す断面図である。
【図10】図9の防塵スイッチ装置の作動態様を概略的に示す平面図であり、可動盤が右側の位置の時の図面である。
【図11】図9の防塵スイッチ装置の作動態様を概略的に示す平面図であり、可動盤が左側の位置の時の図面である。
【符号の説明】
1 極盤
1a スイッチ電極
1b 係止凸部
1c 突起部
1d 爪付き係止片
1e 突起部
2 ケース
2a ケース開口部
2b 軸部
2c 抑止突起部
2d ストッパー部
2e 穴部
3 空間部
4 可動盤
4a 可動盤ボス
4b 可動接片
4c 側縁段部
5 防塵シート
5a 防塵シート開口部
5b 軸穴部
5c 切欠部
5d 開口部
6 リード端子
7 取付け基板
7a 凹部
8 プリント基板
Claims (2)
- 内面にスイッチ電極を形成した極盤と、この極盤と 弾性嵌合するケースと、このケースと上記極盤とで形成される空間部内に移動 自在に配設した可動盤と、この可動盤の一方の面から外側へ突設した可動盤ボ ス及び他方の面に設けた可動接片と、上記可動盤の一方の面と上記ケースの内 面との間に介在した防塵シートとを備えた防塵スイッチ装置において、
上記防塵シートは略扇形状に形成し、この防塵シートの下側に設けた軸穴部 を、上記ケースの内面に突設した軸部に嵌合して上記防塵シートを回動自在に 軸支すると共に、上記防塵シートの上側に設けた略V字形状の切欠部内に、上 記可動盤ボスを遊嵌し、
上記可動盤は、上記可動盤の上記一方及び他方の側縁段部の近隣に、上記防塵シートに摺接する摺接凸部を形成したことを特徴とする防塵スイッチ装置。 - 内面にスイッチ電極を形成した極盤と、この極盤と 弾性嵌合するケースと、このケースと上記極盤とで形成される空間部内に移動 自在に配設した可動盤と、この可動盤の一方の面から外側へ突設した可動盤ボ ス及び他方の面に設けた可動接片と、上記可動盤の一方の面と上記ケースの内 面との間に介在した防塵シートとを備えた防塵スイッチ装置において、
上記防塵シートは略扇形状に形成し、この防塵シートの下側に設けた軸穴部 を、上記ケースの内面に突設した軸部に嵌合して上記防塵シートを回動自在に 軸支すると共に、上記防塵シートの上側に設けた略V字形状の切欠部内に、上 記可動盤ボスを遊嵌し、
上記極盤の一方の側面に、取付け基板の凹部と嵌合して位置決めをするための係止凸部を突設し、他方の側面に、リード端子を電気的に接続するプリント基板との間の間隔を所定値に設定するための複数個の突起部と、上記リード端子を上記プリント基板に固定するための爪付き係止片とを突設して成る構成としたことを特徴とする防塵スイッチ装置。
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