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JPH01183601A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents

カラーフィルターの製造方法

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Publication number
JPH01183601A
JPH01183601A JP63007146A JP714688A JPH01183601A JP H01183601 A JPH01183601 A JP H01183601A JP 63007146 A JP63007146 A JP 63007146A JP 714688 A JP714688 A JP 714688A JP H01183601 A JPH01183601 A JP H01183601A
Authority
JP
Japan
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color
exposed
developer
silver halide
silver
Prior art date
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Pending
Application number
JP63007146A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoaki Masukawa
増川 豊明
Shigeto Hirabayashi
茂人 平林
Moeko Hagiwara
茂枝子 萩原
Riichi Nishide
利一 西出
Akihiko Miyamoto
昭彦 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP63007146A priority Critical patent/JPH01183601A/ja
Publication of JPH01183601A publication Critical patent/JPH01183601A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーフィルターの製造方法に関し、詳しくは
カラーデイスプレー用、撮像管用として優れたカラーフ
ィルターの製造方法に関する。
〔発明の背景〕
従来、知られているカラーフィルターには、例えば特公
昭53−248号に記載されるような、高分子材料を染
料で染色したものがあるが、このカラーフィルターの製
造プロセスは、各色毎に7オトレノストの塗布、像露光
、現像、着色、レノストの除去等の複雑な製造工程があ
り、しかも得られるカラーフィルターは極めて高価なも
のであった。
これらの欠点を解消するため、カラー銀塩写真材料を用
いた内式現像法および外式現像法によるカラーフィルタ
ーの製造方法が検討された。
例えば、特開昭62−148952号にはイエロー、マ
ゼンタおよびシアンカプラーの内の異なる2種類のカプ
ラーを含有する3層のハロゲン化銀乳剤層を有する写真
材料を用い、内式現像法によりカラーフィルターを得る
技術が、また特開昭55−6342号では黒白ハロゲン
化銀乳剤層を持つ写真材料にパターン露光を行い、外式
発色現像を繰り返して支持体上に2色以上のパターンを
形成する方法が開示されている。
これら写真方式で得られるカラーフィルターは、■平面
性に優れている、■処理工程が簡単なので安価である、
■カプラーの選択により色純度の優れた任意の色相が得
られる等の長所を持つ反面、耐熱性に劣る(特に長波長
側の色素はど劣化し易い)欠点を有する。また、耐光性
も充分とは言えない。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、本発明
の目的は、写真方式を用いて耐熱性が改良され色純度が
優れたカラーフィルターを簡単な工程で安価に製造する
方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、ノ10デン化銀の現像処理により
拡散性から非拡散性に変化する色素現像剤を用いて少な
くとも1色を形成し、他の色を外式発色現像法により形
成するカラーフィルターの製造方法によって達成された
以下、図面を参照しながら本発明をより詳細に説明する
本発明においでは、種々の態様が可能であるが、便宜上
シアン色素現像剤を用いてシアン色素を形成し、続いて
外式発色現像法によりイエロー色素、マゼンタ色素を形
成することによりカラーフィルターを得る態様について
説明する。
第1図は本発明に用いられる写真材料の1例を示すもの
であり、支持体11の上にシアン色素現像剤を含有する
ハロゲン化銀乳剤層12が設けられている。
かかる支持体11は、光透過性を有している。更に、液
晶カラーデイスプレーなどの組立の際には、蒸着工程な
どカラーフィルターが高温に曝されることがあるので、
支持体の素材としては、良好な耐熱性を有するものが好
ましい。
このような光透過性支持体を構成する素材の例としては
、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリカ
ーボネートおよび酢酸セルロースなどの高分子化合物、
ガラス(例えば硼珪ガラスなど)、石英およびサファイ
アなどの無機物質などを挙げることができる。光透過性
支持体は、上記の素材を用いて、板状、シート状あるい
はフィルム状などの形態で使用することができる。
光透過性支持体の厚さは、用途に合せて適宜に設定する
ことができるが、通常は、0.5μIl〜10mmが好
ましい、特に液晶カラーデイスプレーの場合には、0.
3〜2m−の厚さの光透過性支持体を用いるのがよい。
支持体は、光透過性であることが必要であり、従って、
本発明においては、透明支持体は勿論、半透明支持体を
用いることもできる。なお、光透過性支持体の乳剤層が
設けられていない面には、アンチハレーシタン用の光透
過性のバッキング層が設けられていてもよい、更に、カ
ラーフィルターの特性を損なわない範囲で光透過性支持
体が着色されていてもよい。
前記光透過性支持体上には、直接乳剤層を塗設すること
もできるが、乳剤層と支持体との接着力を補強するため
に下引層を介して乳剤層を設けることもできる。
下引層を形成する素材としては、例えば、ゼラチン、ア
ルブミン、カゼイン、セルロース誘導体、澱粉誘導体、
アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合体およびポリア
クリルアミド等を挙げることができる。下引層は、カラ
ーフィルターの分光特性を考慮すると薄いことが好まし
く、通常は、1μ−以下(好ましくは0.05〜0.5
μ鋤)にする。
乳剤層は、ハロゲン化銀が水溶性結合剤に分散された層
であり、公知のハロゲン化銀を塗布することにより形成
することができる。ただし、本発明に?いて、分光特性
の良好なカラーフィルターを得るためには、ハロゲン化
銀の平均粒子径が小さいものを用いることが望ましく、
平均粒径が0.1μ−以下の、所謂リップマン乳剤を用
いるのが好ましい。
ハロゲン化銀としては、通常の写真感光材料に用いられ
るものを用いることができる。すなわち、塩化銀、沃化
銀、臭化銀、塩沃化銀、塩臭化銀および沃臭化銀を挙げ
ることができる。これ等は単独、あるいは組み合わせて
使用することができ、特に臭化銀もしくは沃臭化銀を用
いるのが好ましν1゜ 乳剤層における水溶性結合剤としては、通常のものを使
用することができる0例えば、ゼラチンアルブミン、カ
ゼイン、セルロース誘導体、澱粉誘導体、アルギン酸ナ
トリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸共重合体およびポリアクリルアミド
等を挙げることができる。これらは、単独で、あるいは
組み合わせて使用することができる。これら水溶性結合
剤の中でもゼラチンが特に好ましい。
乳剤層は、上記のハロゲン化銀と水溶性結合剤を、1 
:6〜8 :1の重量比で含むものであることが望まし
い。
なお、乳剤層は、通常の感光材料の乳剤層に用いられる
添加剤を含んでいてもよい。
上記乳剤層の厚さは、通常、0.5〜10μmが好まし
い。厚さが0.5μmに満たないと、充分な発色性が発
現しないことがあり、また、10μmより厚くすると、
光の透過性が低下してカラーフィルターの明度が不充分
になることがある。特に、本発明においては、乳剤層の
厚さを0.5〜3μmの範囲内にすることにより、得ら
れるカラーフィルターの分光特性を向上することができ
る。
乳剤層(お上び下引層)は、通常の写真感光材料塗布方
法を用いて塗設される。
この様にして形成された写真材料の支持体11の裏面に
は必要に応じてハレーシタン防止用のバック層が設けら
れてもよい。
上記のハロゲン化銀写真材料を用いて、カラーフィルタ
ーを製造する処理工程を第2図により説明する (乳剤
層のみで示す)。
まず、写真材料上に7オトマスクを配置し、7オトマス
クの上方より光を当てることにより、7オトマスクの開
口部に対応する乳剤層の露光予定部分22および23を
選択的に露光する (第1の露光)。
露光された写真材料は後記のアルカリ水溶液により現像
する。この際、露光部のシアン色素現像剤は現像銀によ
る酸化を受は不動化し乳剤層に残るが、未露光部のシア
ン色素現像剤はアルカリ水溶液中に流出する。
次に写真材料を漂白液に浸漬して現像銀を再ハロゲン化
した後、別の7オトマスクを用いて第1の露光から半分
ずらした21および22の部分にパターン露光を与える
 (第2の露光)。
露光された写真材料はイエローカプラーを含む発色現像
液を用いて外式発色現像することにより、露光部に現像
銀と同時にイエロー色素を生成させる。この際、第1の
露光およびびアルカリ現像によりシアン色素を生成して
いる露光部22はイエロー色素が加えられることにより
緑色を呈する。
写真材料は再び漂白液で現像銀を再ハロゲン化した後、
フォトマスクを用いて第1および第2の露光のいずれか
らも半分ずらした21および23の部分に選択的に露光
する(第3の露光)。
露光後、マゼンタカプラーを含む発色現像液を用いて外
式発色現像を行い、露光部に現像銀とマゼンタ色素を生
成させる。この際、既にシアン色素を生成している露光
部23、既にイエロー色素を生成している露光部21は
、マゼンタ色素が加えられて、それぞれ青色、赤色を呈
することになる。
最後に写真材料を漂白液、定着液または漂白定着液で処
理して、現像銀および残存ハロゲン化銀を除去すれば、
第3図に示すような光透過性支持体31上に赤色(R,
)、緑色(G)および青色(B)の光透過性の有色部3
2が形成されたカラーフィルターを得ることができる。
更に、本発明においては、第4図に示すように光透過性
支持体41上に赤色(R)、青色(B)および緑色(G
)の光透過性の有色部42を間隙を設けて形成された後
、この間隙をパターン露光した後、シアンカプラー、マ
ゼンタカプラーおよびイエローカプラーを含む現像液を
用いて外式発色現像を行うことにより、有色部42の赤
色部(R)、青色部(B)および緑色部(G)の間隙に
光非透過性区画部(ブラックストライプ)43を形成す
ることができる。
上記の製造方法において、シアン色素を生成した写真材
料を漂白した後、第2の露光を22の部分にのみ与えて
イエローカプラーを含む発色現像液で外式発色現像を行
い22の部分にイエロー色素を生成させ(緑色の形成)
、漂白することなく第3の露光を23の部分にのみ与え
てマゼンタカプラーを含む発色現像液で外式発色現像し
て23の部分にマゼンタ色素を生成させ(青色の形成)
、更に第4露光を21の部分にのみ与えてイエローカプ
ラーとマゼンタカプラーを含む発色現像液で外式発色現
像を行い、21の部分にイエロー色素とマゼンタ色素を
生成させ(緑色の形成)、最後に漂白定着することによ
り同様のカラーフィルターを得ることもできる。
また、シアン色素現像剤の代りにイエロー色素現像剤ま
たはマゼンタ色素現像剤を含有するハロゲン化銀乳剤層
を有する写真材料を用いて、マゼンタカプラーを含む発
色現像液→シアンカプラーを含む発色現像液で外式発色
現像する方法あるいはシアンカプラーを含む発色現像液
→イエローカプラーを含む発色現像液で外式発色現像液
を行う方法など、多くの実施態様を挙げることができる
が、いずれも本発明に包含される。
次に、本発明においてハロゲン化銀乳剤層に含有され、
ハロゲン化銀が現像されることにより、酸化を受は拡散
性から非拡散性に変化する色素現像剤について説明する
上記化合物としては、例えば特開昭51−63618号
、同53−69033号、特公昭57−22099号等
に記載の化合物が挙げられるが、プリティッシュ・ジャ
ーナル・オプ・7すトゲラフ 4 (Br1t、J、P
hot、)silo巻。
76頁(1963) 、7オトグラフイツク・ジャーナ
ル(Phot、J) *114巻、338頁(1974
) 、米国特許3.173,929号、同3,209,
016号、同3 、336 、287号、同3,382
,819号、同3,482,972号、同3,544,
545号、同3,579,334号、同3,597.2
00号、同3,888,875号等に記載された色素現
像剤(Dye Developer)が最も適している
これら色素現像剤はハロゲン化銀現像剤部分と色素部分
を併せ持った構造であり、そのままでアルカリ可溶性で
あり、あるpH以上のアルカリ水溶液で感光材料中から
流出する。また、ハロゲン化銀が露光された部分におい
ては、色素現像剤が酸化されることによりアルカリ不溶
性となり不動化する。従ってハロゲン化銀の露光パター
ンに応じて、未露光部は色素現像剤の流出により色が抜
け、露光部は色素現像剤がそのまま残って色画像を生じ
る。
本発明に用いて好ましい色素現像剤は、下記−般式(I
)で表される。
一般式[I]X−L−Dye 式中、Xはベンゼン系現像剤残基を表し、Lは2価の連
結基を表し、Dyeは色素残基を表す。
Dyeで表される色素としては、アゾ、アンスラキノン
、金属キレート、インドアニリン、アゾメチン等、種々
の染料が挙げられ、イエロー、マゼンタ、シアン等、所
望される色調によって自由に選択される。中でもアゾ染
料、アンスラキノン染料、金属キレート染料が堅牢性の
点から好ましい。
Lで表される連結基としては特に制限されないが、色素
現像剤のアルカリ可溶性を阻害するような疎水性の大き
な基を持たないことが好ましい。
特に好ましくは、低級のフルキレン、アラルキレン、ア
リーレン、−Z−N(R)−(L”)n−の各基である
ここで、Zは少なくとも1つのメチレン基を含む低級の
アルキレン基(例えばメチレン、エチレン、アルキル基
(例えばメチル、エチル、ブチル基)を衰し l、 I
はスルホニル基、カルボニル基等を表し、nは0または
1を表す。
低級のアルキル基1、アルキレン基の目安としでは、色
素現像剤のアルカリ可溶性を妨げない炭素原子数1〜6
のものが好ましいが、炭素原子数6以上でもアルカリ可
溶性を維持できるものであれば差し支えない。
Xで表される現像剤残基としては、p−ジヒドロキシフ
ェニル基、0−ジヒドロキシフェニル基等が好ましく、
これらは更に置換基を有してもよい。
以下に色素現像剤の代表的具体例を示すが、本発明はこ
れによって限定されない。
0]薯 C2H5 ■ 本発明の色素現像剤は、ハロゲン化銀1モル当り1〜3
00g添加することが好ましいが、必要に応じて適宜変
更できる。
色素現像剤は、固体分散法、ラテックス分散法、水中油
滴乳化分散法等、通常のカプラーと同様の方法を用いて
ハロゲン化銀写真材料へ添加することができるが、水中
油滴乳化分散法が有利である。
すなわち、色素現像剤をトリクレジルホスフェート、ジ
ブチルフタレート、ジエチルラウリルアミド、トリオク
チルホスフェ−)、2.4−ジノニルフェノール等の沸
点約150℃以上の高沸点有機溶媒に、必要に応じ酢酸
エチル、プロピオン酸メチル等の低沸点および/または
水溶性有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶液など
の親水性バイングー中に界面活性剤を用いて乳化分散し
た後、7%ロデン化銀乳剤中に添加すればよい。
次に、本発明で用いる外式発色現像液について説明する
本発明の現像液は、1種の現像主薬と、1種類以上のカ
プラーとを含むものである。
本発明で用いる現像主薬としては、現像液中に分散もし
くは溶解可能なものであれば特に限定することなく使用
することができる。
本発明で用いることができる現像主薬としては、シー・
イーφケー・ミース、ノエー・ティー・ノエームス(C
,E、に、 Hees and J、T、Jawes)
 IF rザ・セオリー・オプ・ザ・7オトグラフイツ
ク・プロセス#13版(The Theory of 
the PhotographicProcess 3
 rd、 Edition)J、 293〜29B頁に
記載された化合物を挙げることができ、具体的な例とし
ては (1)4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2
−ヒドロキシエチル)アニリン・硫酸塩 (2)4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2
−メトキシエチル)アニリン・p−トルエンスルホン酸
塩 (3)4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2
−ノタンスルホンアミドエチル)アニリン・硫酸塩・水
和物 (4)4−アミノ−N、N−ジエチルアニリン・硫酸塩
(5)4−アミノ−3−メチル−N、N−ジエチルアニ
リン・硫酸塩 などを挙げることができる。
本発明に用いられるカラーフィルター用現像液において
は、上記例示した現像主薬をはじめとする現像主薬の内
から、1種類を選択して使用する。
現像主薬の選択は、通常、カプラーの種類および組み合
わせ等を考慮して行なう。
現像液中における現像主薬は、通常は、現像液11中に
0.1〜10gの範囲で含有される。含有量が0.1g
より少ないと、有効に現像を行なえなし1ことがあり、
また、10gより多く用いても、現像性の着しい向上は
見られないばかりでなく、現像主薬の種類によっては、
充分に溶解しなり1ことがある。
現像液11当り0.5〜7gを用いるのが好ましく、更
に、1〜5gの現像主薬を用いるのが特に好ましい。
このような範囲内に現像主薬の配合量を設定することに
より、用いるカプラーの種類に拘わりなく、通常の温度
での現像時間を適正な範囲内(例えば1〜10分の範囲
内)にすることができ、非常に作業性が良好になる6更
に、この範囲内にすることにより、発色性が特に良好に
なる傾向がある。
外色発色現像液に含まれるブラーのうち、イエローカプ
ラーとしては、開鎖ケトメチレン化合物(例えばσ−(
4−力ルポキシフェノキシ)−α−ピバロイル−2,4
−ジクロロアセトアニリドなどのアシルアセトアニリド
)を挙げることができ、更に米国特許3,510.30
6号、同3,619,189号、特公昭4〇−3377
5号、同44−3664号等に記載されたものを使用す
ることができる。
また、マゼンタカプラーとしては、活性メチレン化合物
(例えば1−(2,4,6−ドリクロロフエニル)−3
−(4−ニトロアニリノ)−5−ピラゾロン、アシルア
セトニトリル)を挙げることができ、更に、西独特許公
開(OLS) 2,016,587号、米国特許3.1
52,896号、同3,615,502号、特公昭44
−133111号等に記載のものを使用することができ
る。
更に、シアンカプラーの例としては、フェノール化合物
(例えば2−アセトアミド−4,6−ジクロロ−5−メ
チルフェノール)あるいはナフトール化合物(例、N−
(2−アセトアミドフェネチル)−1−ヒドロキシ−2
−ナフトアミド)を挙げることができ、また、米国特許
3,60,836号、同3,542.552号、米国特
許1,062,190号等に記載されたものを使用する
ことができる。
以下に本発明で使用することができるイエローカプラー
、マゼンタカプラーおよびシアンカプラーの代表的具体
例を示すが、これに限定されない。
(イエローカプラー) (マゼンタカプラー) (シアンカプラー) CQ なお、本発明で使用することができるカプラーについて
は、上記のものの他、rThe Theory oft
he Photographic Process  
3 rd EditionJ (前出)、17章、38
2〜395頁に記載されているものを使用することもで
きる。
本発明に用いるカラーフィルター用現像液lQ中のカプ
ラー合計量は、通常0.5〜20gであることが好まし
い。0.5gより少ないと、充分に発色しないことがあ
り、他方、20gより多く用いた場合には、所謂カブリ
が発生することがある。特に本発明においては、現像液
10中のカプラーの合計量を1−10gにすることによ
り、色濁りが少なく分光特性の良好なカラーフィルター
を製造することができる。
まt;、現像液中におけるカプラーの合計量と現像主薬
との配合重量比は、カプラーおよび現像主薬の種類およ
び含有率などを考慮して適宜に設定することができるが
、通常は、カプラーおよび現像主薬の配合重量比を、l
 :9〜9 : 1の範囲内(好ましくは、l :5〜
5 : 1の範囲内)にする。
更に、カラーフィルター用現像液は、保恒剤(例えば、
亜硫酸ナトリウム、ジエチルヒドロキシルアミン)、促
進剤(例えば、水酸化ナトリウムなどのアルカリ剤)、
制御剤(例えば、臭化カリウム、沃化カリウム)、助剤
(例えば、ポリエチレンクリコールなどの水質調整剤、
シトラジン酸、イミダゾール誘導体等の色調剤)など通
常の外式現像液に含まれる添加剤を含んでもよい。
現像液は、通常の使用温度(例えば、20〜35℃)に
おけるpH値が9.0〜13.0の範囲内になるように
水酸化ナトリウムなどを用いて、pi値を調整した後に
使用される。
、−\、\ 以(′下余自 、−ン 〔発明の効果〕 本発明により得られるカラーフィルターは耐熱性が非常
に良いので、蒸着工程など高温に曝される液晶カラーデ
イプレー用のカラーフィルターとして特に優れている。
また、カラーフィルターの分光特性が良好なので液晶デ
イスプレーに使用した場合の色再現性が向上する。
更に本発明の製造方法においては加熱・蒸着等の手段を
必要としないので、安価で品質の安定したカラーフィル
ターを得ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例1 (ハロゲン化銀写真材料の作製) ゼラチンの10%水溶液に硝酸銀水溶液と、臭化カリウ
ムおよび沃化カリウムを含む水溶液とを同時添加するこ
とにより3モル%の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を作った
。添加条件は0.05g輪の平均粒径を有するリップマ
ン乳剤が得られるように規制した。この乳剤をチオVi
酸ナトリウムで60℃、100分間化学熟成した。
色素現像剤(例示化合物9)をジエチルラウリルアミド
および酢酸エチルの混合溶媒に溶解し、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムを含むゼラチン水溶液に添加し
た後、超音波ホモジナイザーで分散した液を上記乳剤に
加え更に分散して乳剤塗布液とした。
上記乳剤塗布液を、厚さ1.1mn+の透明な硼珪ガラ
ス基板(30cm+X 30cm)上に乾燥膜厚が2μ
mになるよう塗布してハロゲン化銀写真感光材料を作製
した。銀材量は1.5H/m2、色素現像剤(例示化合
物9)の付量は0.13H/m2であった。
(カラーフィルターの作製) この写真材料の上に、1辺が150μ搦の正方形開口部
を有するカラーフィルター用クロムマスクを重ねて、タ
ングステンランプを用いて第1回目の露光を行った。
露光された写真材料を下記アルカリ現像液に23℃て2
分間浸漬した。
アルカリ現像液組成 無水亜硫酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・
5g水酸化ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ 0,4g1’!酸すトリウム・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・30 gトリルハイドロキ
ノン・・・・・・・・・・・・・・ 2.58ジメチル
ホルムアミド・・・・・・・・・・・・・・ 10 m
l水を加えて全量を11とする。
次に停止液(11中に28%酢酸32m1と硫酸ナトリ
ウム45gとを含有)に30秒間浸漬してがら5分間水
洗した後、下記組成の漂白液で漂白 (23℃、2分)
後、2分間水洗し乾燥させることにより基板上にシアン
色素を形成した。
濃迫jLM誠。
臭化アンモニウム・・・・・・・・・・・・・・・・・
・160.0gアンモニア水(28%)・・・・・・・
・・・・・・・25.0mlエチレンジアミン四酢酸鉄
ナトリウム塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・130.0g氷酢酸・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14.0m
l水を加えて全量を11とする。
次に、形成した上記シアン色部から半分ずらして別のカ
ラーフィルター用クロムマスクを配置し、第2回目の露
光を行った。
この第2回目の露光が行われた写真材料を、下記組成の
イエロー発色現像液に23℃で3分間浸漬した後、停止
液(前出)に30秒間浸漬してから5分間水洗し、第1
回目と同様に漂白、水洗、乾燥して基板上にイエロー、
緑およびシアン色部を相隣って形成した。
AをBに混合した後、水を加えて全量を11とし、水酸
化ナトリウムにてpH11,5(23℃)に調整。
次に第1回目および第2回目の露光部のいずれからも半
分ずらした位置に3番目のカラーフィルター用クロムマ
スクを配置し、第3回目の露光を行った。
この第3回目の露光が行われた写真材料を、下記組成の
マゼンタ発色現像液を用いた以外は第2回目と同様に現
像、停止、漂白を行った後、更に下記組成の定着液に5
分間(23℃)浸漬して脱銀した後、10分間水洗し乾
燥した。
AをBに混合後、水を加えて全量を11とし、水酸化ナ
トリウムにてpH11,5(23℃)に調整。
LlL」創 テトラポリ燐酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・2
.0g無水亜硫酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・
・・・・4.0gチオ硫酸アンモニウム(70%水溶液
) 175.0m(重亜硫酸ナトリウム・・・・・・・
・・・・・・・・・・・4.0g水を加えて全量を1p
とする。
このようにして得られたカラーフィルターは、いずれも
−辺が150μ論の正方形の青色部、緑色部および赤色
部が朋珪ガラス基板全体に均一に形成されており、各色
共、色濁りは認められなかった。
また、カラーフィルターをオーブンに入れ180℃に6
時間保った後の各色の分光透過率を測定したところ、各
色とも殆ど変化が認められなかった。
特に色素現像剤によって形成された色素を有する緑色フ
ィルタ一部、青色フィルタ一部の65on−における透
過率は全く変化せず、耐熱性に優れていめことか判る。
実施例2 実施例1におけるハロゲン化銀写真怒光材料に含有され
る色素現像剤(例示化合物9)を例示化合物7 、15
.22に代えた以外は実施例1と同様にしてカラーフィ
ルターを作製したところ、本発明の効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーフィルターの製造に用いられる
ハロゲン化銀写真感光材料の断面図、第2図は本発明の
製造方法の工程を示す模式図、第3図および第4図は本
発明により得られたカラーフィルターの1例を示す断面
図である。 11.31.41−m−光透過性支持体12−−−ハロ
ゲン化銀乳剤層 21.22.23−一一フオドマスク開口部に相当する
露光予定部分 32.42−m−有色部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハロゲン化銀の現像処理により拡散性から非拡散性に変
    化する色素現像剤を用いて少なくとも1色を形成し、他
    の色を外式発色現像法により形成することを特徴とする
    カラーフィルターの製造方法。
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