JPH01162454A - サブレート交換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ ディジタルデータ呼の交換が可能なディジタル交換機に
おいて、複数のサブレート呼が発生した場合におけるラ
イン回路のサブレート交換方式に関し、 複数のサブレート呼が発生した場合のみ多重化トランク
を用いるようにして、多重化トランクの数を極力抑えコ
ストダウンを図り得るサブレート交換方式を提供すると
ことを目的とし、ターミナルアダプタと、ライン側と送
受する信号を２タイムスロットに分離する機能を有した
ライン回路と、交換ネットワークと、多重化１〜ランり
と、第１のサブレート呼の第１のタイムスロットはその
まま交換ネットワークにて交換を行いライン上に第１の
サブレート呼が存在している内に第２以降のサブレート
呼が発生した場合のみ第２のタイムスロットを前記多重
化トランクに接続して第２以降のサブレート呼を多重化
トランク経由で接続する機能を有するコントローラとを
具備し、複数のサブレート呼が発生した場合のみ前記多
重化トランクを使用して交換するにうに構成する。

［産業上の利用分野］ 本発明は、ディジタルデータ呼の交換が可能なディジタ
ル交換機において、複数のサブレート呼が発生した場合
におけるライン回路のサブレート交換方式に関する。

［従来の技術］ 従来のディジタル交換機のスイッチは、例えば８ビット
単位に８ＫＨ２の周期で交換が行われており、結局６４
　Ｋ　ｂｐｓの交換が行われていＩＣｏ第３図はそのに
うなディジタル交換機の一例を示す構成図である。図中
、ＴＯはターミナルコントローラで、端末（電話機やデ
ータ端末）を制御するコントローラである。ＭＸは多重
化回路で、直列・並列交換手段ＳＰにより８ビツトの並
列データに交換された各端末群からのデータを多重化す
る。

ＳＰＭは通話路メモリで、多重化回路ＭＸからのデータ
を８ビット単位で各アドレスに順次記憶しておき、制御
メモリＣＭ（アドレススイッチングの順番を記憶したメ
モリ）により指定された順序で各アドレスをスイッチン
グしその内容を出力するものである。

ＤＭＸは分離回路で、通話路メモリＳＰＭの出力を各端
末に対応した組に分離する。分離されて出てきたデータ
（８ビット並列データ）はイれぞれ並列・直列手段ＰＳ
を介して直列データに変換される。

尚、下りリンクは、通話路メモリＳＰＭを経由しないで
直接端末ヘデータが伝送されるように接続されている。

［発明が解決しようとする問題点］ これに対し、第４図に示すように、６４にビットのデー
タリンク上に８にビットのデータ端末８台（Ｔｏ−Ｔ７
）分のデータを乗せ、それぞれのデータ信号を別々の相
手に接続するデータインターフェイス装置を収容する方
式として以下の方法があった。

■第５図及び第６図に示すように、スイッチの交換単位
を８　Ｋ　ｂｐｓ単位とする方式。

しかし、この方式では交換単位が１ビット単位のため通
常の音声信号（６４’Ｋｂｐｓ）を交換するためには８
タイムスロツ１〜が必要となり、収容端末が減少すると
いう問題がある。

■第７図に示すように、ライン回路で８Ｋｂｌ）Ｓ毎に
６４　Ｋ　ｂｐｓのタイムスロットに乗せ換える方式。

図中、５Ｒ−ＬＣは加入者ライン回路で、インターフェ
イスＩＦと多重化及び分離化を行う多重化・分離化回路
ＭＸ／ＤＭＸより構成されている。

多重化・分離化回路は上りと下りを１まとめにして図示
しであるが、実際にはハイブリッド回路１」ＢＣは、コ
ーグ及びデコーダで構成されている。

又、電話機からの音声信号出力（上りリンク）はハイブ
リッド回路１−Ｉ　Ｂ　Ｇを経由して上りリンクのコー
グＣＤにより８ビット信号にコード化され交換ネットワ
ークＭＷに入力される（上りリンク）。他方、下りリン
クでは交換ネットワークからの８ビツトデータがデコー
ダＤＣＤでデコードされハイブリッド回路ＨＢＣを介し
て電話機に送られる。

尚、交換ネットワークＮＷ中に図示した実線はデータ端
末間の接続の様子を示している。

しかし、このような方式では加入者ライン回路５Ｒ−Ｌ
Ｃが複雑になるという問題がある。

■第８図に示すように、データ呼発生時にサブレートの
データ呼を多重化及び分離化するミキサトランクＭＸ王
をハンド接続する方式。

即ち、ターミナルアダプタＴ　Ａからのデータをライン
回路ＬＣを介して交換ネットワークＮＷの後６一 に接続されたミキサトランクＭＸＴに入力する。

このミキサトランクＭＸＴは多重化・分離化回路ＭＸ／
ＤＭＸで構成され、入線側からの入力データを多重化し
て交換ネットワークＮＷに送り、他方、交換ネットワー
クより出力されるデータを今度は分離化して出線側の一
夕端末に出力する。

しかしながら、サブレートの呼を同一チャネルに多重化
して通信する呼は現実には少ないにも拘らず、データ呼
発生毎に多重化トランクを接続することになり、ミキサ
トランクの個数を多く必要としコストが上がるという問
題がある。

本発明はこのような点に鑑み、同一チャネルに複数のサ
ブレート呼が存在するケースが少ないことを考慮し、複
数のサブレート呼が発生した場合のみ多重化トランクを
用いるようにして、多重化トランクの数を極力抑えコス
トダウンを図り得るサブレート交換方式を提供すること
を目的としている。

［問題点を解決するだめの手段］ 第１図は本発明の原理ブロック図である。図中、ＴＡは
ターミナルアダプタで、ディジタルデータの送受信が可
能なデータ端末（例えば、Ｔｏ、Ｔ１〜Ｔ８．Ｔ９等）
の信号を多重化乃至分離化する。ＭＸＴは多重化トラン
クで、上りラインでは入力データを多重化し、下りライ
ンでは交換ネットワークからのデータを分離化する。

ＮＷは交換ネットワークである。ＬＣはライン回路であ
り、データ端末からのデータを交換ネットワークＮＷへ
送出すると共に、交換ネットワークＮＷからのデータ端
末に入力する機能を有するものであり、しかもラインと
送受信する信号を２方向（２タイムスロット）に分りる
機能を有する。

Ｃ０ＮＴはコントローラで、ライン上に第１のサブレー
ト呼が発生した場合にはライン回路Ｌ　Ｃの第１のタイ
ムスロットを用いてそのまま交換ネットワークにて交換
を行い、第１のサブレート呼が存在している内に第２以
降のサブレート呼が発生した場合は第２のタイムスロッ
トを多重化トランクＭＸＴに接続し第２以降のサブレー
ト呼を多重化トランクＭＸＴ軽由で接続する機能を有す
る。

［作用］ 本発明ではコントローラＣ０ＮＴにより、ライン上に第
１のサブレート呼が発生した場合にはライン回路ＬＧの
第１のタイムスロットを用い、そのまま交換ネットワー
クＮＷ上でスイッチ接続して交換を行い、第１のサブレ
ート呼が存在している内に第２以降のサブレート呼が発
生した場合は第２のタイムスロットを多重化トランクＭ
　Ｘ　Ｔに接続し第２以降のサブレート呼を多重化トラ
ンクＭＸＴ経出で接続する。これにより、データ呼発生
毎に無条件に多重化トランクＭＸＴを接続するのではな
く、必要な時にのみ有効に多重化トランクＭＸＴを接続
することができる。従って、不用意に多重化トランクＭ
ＸＴＤ数を多くする必要がない。

尚、電話機信号の通信は多重化トランクＭＸＴを経由す
ることな〈従来と同様に交換ネットワークＮＷにて直接
接続により行われる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第２図は本発明の一実施例を示す構成図であり、図中、
第１図で示したものと同一のものは同一符号を付しであ
る。ライン回路ＬＣにおいて、■Ｆはデータ端末と交換
ネットワークＮＷとの間でのデータの送受を制御するイ
ンターフェイスである。

そして、上りラインはインターフェイスＩＦの出力を２
方向に分けて交換ネットワークＮＷに導き、又、下りラ
インについても２タイムスロットの信号をアンドゲート
ＡＮＤを経由してインターフェイスＩＦに導いている。

図中に示した各ライン上の通信データの一例について説
明する。上りラインではｂＱ、　　ｂｌ、　　ｂ２、・
・・、　ｂｎのデータが２方向に分離して出力される。

他方、下りラインでは入力されるデータの最初のビット
が１の時は交換ネットワークを直接経由してラインＬ１
に入ってくる。第１のサブレ−ト呼が存在している内に
第２以降のサブレート呼が発生している場合（データが
ｂｏ、１．１．・・・の場合）は多重化トランクＭＸＴ
軽出で交換ネットワークＮＷに交換接続された第２以降
のサブレート呼がラインＬ２に入力される。

以上本発明を実施例につき説明したが、本発明の実施例
はこれに限るものではなく、本発明の趣旨に従う秤々の
変形が可能である。

し発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、同一チャネルに
複数のサブレート呼が存在するケースは少ないと考えら
れ、複数のサブレート呼が発生した場合のみ多重化トラ
ンクを用いるようにしたので、多重化トランクの不必要
な増加を避はコストダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例構成図、 第３図乃至第８図は従来の交換方式を説明するだめの図
である。 第１図において、 Ｔ△はターミナルアダプタ、 ＬＯはライン回路、 ＮＷは交換ネットワーク、 ＭＸＴは多重化トランク、 Ｃ０ＮＴはコントローラである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディジタルデータ呼の交換が可能なディジタル交換機に
   おいて、 ディジタルデータの送受信が可能なデータ端末の信号を
   多重化乃至分離化するターミナルアダプタ（ＴＡ）と、 ライン側と送受する信号を２タイムスロットに分離する
   機能を有したライン回路（ＬＣ）と、交換ネットワーク
   （ＮＷ）と、 上りラインでは入力データを多重化し、下りラインでは
   交換ネットワークからのデータを分離化する多重化トラ
   ンク（ＭＸＴ）と、 ライン上に第１のサブレート呼が発生した場合には前記
   ライン回路（ＬＣ）の第１のタイムスロットを用いてそ
   のまま前記交換ネットワーク（ＮＷ）にて交換を行い、
   第１のサブレート呼が存在している内に第２以降のサブ
   レート呼が発生した場合は第２のタイムスロットを前記
   多重化トランク（ＭＸＴ）に接続して第２以降のサブレ
   ート呼を多重化トランク（ＭＸＴ）経由で接続する機能
   を有するコントローラ（ＣＯＮＴ）とを具備し、複数の
   サブレート呼が発生した場合のみ前記多重化トランク（
   ＭＸＴ）を使用して交換するようにしたことを特徴とす
   るサブレート交換方式。