JPH01124781A - スキッド磁力計 - Google Patents
スキッド磁力計Info
- Publication number
- JPH01124781A JPH01124781A JP28353587A JP28353587A JPH01124781A JP H01124781 A JPH01124781 A JP H01124781A JP 28353587 A JP28353587 A JP 28353587A JP 28353587 A JP28353587 A JP 28353587A JP H01124781 A JPH01124781 A JP H01124781A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup coil
- magnetic
- coil
- skid
- skid magnetometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910001030 Iron–nickel alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 2
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910018125 Al-Si Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910018520 Al—Si Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910018605 Ni—Zn Inorganic materials 0.000 claims 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 10
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
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- 241000238366 Cephalopoda Species 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、脳磁界などを計測するために用いられるスキ
ッド(SQU I D : 5uperconducL
ingQuantum Interference
Device ) 磁力計に関するものである。
ッド(SQU I D : 5uperconducL
ingQuantum Interference
Device ) 磁力計に関するものである。
従来の技術
従来、スキッド磁力計の素子部は、一般的に第2図に示
すように極低温中に置かれ、閉回路となる微小磁束Φを
検出するピックアップコイル51および入力コイル52
と、ジョセフソン(Josephson )接合素子5
3から構成されている。
すように極低温中に置かれ、閉回路となる微小磁束Φを
検出するピックアップコイル51および入力コイル52
と、ジョセフソン(Josephson )接合素子5
3から構成されている。
このようなスキッド磁力計において、ピックアップコイ
ル51の自己インダクタンスをLl、 入力コイル5
2の自己インダクタンスをLlとすると、レンツの法則
、 d d =L ’ i よりコイルdt
dt 51.52内を流れる電流i Fit =Φ/(Ll+
L2)となる。この結果、磁束を入力コイル52へ効率
良く伝達するには、Ll:Ll という関係を満足さ
せなければならない。この関係を満足させることにより
、磁束分解能は最高で100fTが実現可能である。
ル51の自己インダクタンスをLl、 入力コイル5
2の自己インダクタンスをLlとすると、レンツの法則
、 d d =L ’ i よりコイルdt
dt 51.52内を流れる電流i Fit =Φ/(Ll+
L2)となる。この結果、磁束を入力コイル52へ効率
良く伝達するには、Ll:Ll という関係を満足さ
せなければならない。この関係を満足させることにより
、磁束分解能は最高で100fTが実現可能である。
発明が解決しようとする問題点
スキッド磁力計で脳磁界を計測する場合、脳磁界の大き
さは、数百ft であり、上記のような従来例の構成で
は、信号と雑音を分離するのに多くの努力を要した。そ
のため、空間分解能を犠牲にし、面積の大きいピックア
ップコイル51を使用している。従って、磁界に対する
感度をいかにして向上させるかが課題となっていた。
さは、数百ft であり、上記のような従来例の構成で
は、信号と雑音を分離するのに多くの努力を要した。そ
のため、空間分解能を犠牲にし、面積の大きいピックア
ップコイル51を使用している。従って、磁界に対する
感度をいかにして向上させるかが課題となっていた。
本発明は、以上のような従来技術の問題を解決するもの
で、ピックアップコイル面積を小さくすることができる
と共に、空間分解能を向上させることができるようにし
たスキッド磁力計を提供することを目的とするものであ
る。
で、ピックアップコイル面積を小さくすることができる
と共に、空間分解能を向上させることができるようにし
たスキッド磁力計を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記目的を達成するため、ピックアップコイ
ルに高透磁率磁性材料よりなる磁芯を挿入したものであ
る。
ルに高透磁率磁性材料よりなる磁芯を挿入したものであ
る。
作用
本発明は、上記のような構成により次のような作用を有
する。
する。
すなわち、上記のように入力コイルに蓄えられるエネル
ギーは□2Φ2であり、従来 2(Ll十L2) においては、自己インダクタンスの調整により感度を最
適化していたが、本発明では、ピックアップコイルに高
透磁率磁性材料よりなる磁心を挿入し、ピックアップコ
イルの感度を飛躍的に向上させ、もう一つのパラメータ
である磁束Φを増すようにした。
ギーは□2Φ2であり、従来 2(Ll十L2) においては、自己インダクタンスの調整により感度を最
適化していたが、本発明では、ピックアップコイルに高
透磁率磁性材料よりなる磁心を挿入し、ピックアップコ
イルの感度を飛躍的に向上させ、もう一つのパラメータ
である磁束Φを増すようにした。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図は本発明の一実施例におけるスキッド磁力
計を示す構成図である。
する。第1図は本発明の一実施例におけるスキッド磁力
計を示す構成図である。
第1図において、lと2は閉回路を構成するピックアッ
プコイル、3はジョセフンン接合素子、4はピックアッ
プコイルlに挿入された高透磁率磁性材料からなる磁芯
である。
プコイル、3はジョセフンン接合素子、4はピックアッ
プコイルlに挿入された高透磁率磁性材料からなる磁芯
である。
ピックアップコイルlにより検出される微小磁束Φは、
ピックアップコイルlの巻数nl 、 ピックアップコ
イル10面積S1、透磁率μm、磁界をHl とすると
、Φ=n1μIHI Slとなる。そこで、上記従来例
のように空芯コイルの場合には、μm=μo (=4π
xto H/m)である。ピックアップコイル1に
高透磁率磁性材料4を挿入すると、μI=μ「μ0(μ
r:比透磁率)となる。
ピックアップコイルlの巻数nl 、 ピックアップコ
イル10面積S1、透磁率μm、磁界をHl とすると
、Φ=n1μIHI Slとなる。そこで、上記従来例
のように空芯コイルの場合には、μm=μo (=4π
xto H/m)である。ピックアップコイル1に
高透磁率磁性材料4を挿入すると、μI=μ「μ0(μ
r:比透磁率)となる。
磁性材料の種類によってはμrが数千〜数百の値を持つ
ものもある。
ものもある。
そして、上記高透磁率磁性材料4として、例えばFe−
Ni パーマロイを用いると、このPe −N1パー
マロイの比透磁率μrは103であり、ピックアップコ
イル1が検出する微小磁束Φを増すことができる。上記
従来例では、ピックアップコイル51の面積は約64層
2を必要とした。しかし、本実施例では、ピックアップ
コイルlの面積を1.6×10−3m2 と飛躍的に小
さくすることができ、空間分解能を飛躍的に向上させる
ことができ、しかも、従来と同様のスキッドの出力を確
保することができた。
Ni パーマロイを用いると、このPe −N1パー
マロイの比透磁率μrは103であり、ピックアップコ
イル1が検出する微小磁束Φを増すことができる。上記
従来例では、ピックアップコイル51の面積は約64層
2を必要とした。しかし、本実施例では、ピックアップ
コイルlの面積を1.6×10−3m2 と飛躍的に小
さくすることができ、空間分解能を飛躍的に向上させる
ことができ、しかも、従来と同様のスキッドの出力を確
保することができた。
なお、上記実施例では、磁芯4を構成する高透磁率材料
として、Fe−Ni パーマロイを用いた場合につい
て説明したが、この池、Mn −Zn フェライト、
Ni −Zn フェライト、センダスト合金(F’e
−AQ、−Si)等を用いても上記実施例と同様の結果
を得ることができた。
として、Fe−Ni パーマロイを用いた場合につい
て説明したが、この池、Mn −Zn フェライト、
Ni −Zn フェライト、センダスト合金(F’e
−AQ、−Si)等を用いても上記実施例と同様の結果
を得ることができた。
発明の効果
以上述べたように本発明のスキッド磁力計によれば、ピ
ックアップコイルに高透磁率磁性材料よりなる磁芯を挿
入し、ビックアンプコイルの感度を向上させているので
、ピックアップコイルの面積を小さくすることができる
と共に、空間分解能を向上させることができる。
ックアップコイルに高透磁率磁性材料よりなる磁芯を挿
入し、ビックアンプコイルの感度を向上させているので
、ピックアップコイルの面積を小さくすることができる
と共に、空間分解能を向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例におけるスキッド磁力計を示
す構成図、第2図は従来のスキッド磁力計を示す構成図
である。 1・・・ピックアップコイル、2・・・入力コイル、3
・・・ジせセフソン接合素子、4・・・磁芯。
す構成図、第2図は従来のスキッド磁力計を示す構成図
である。 1・・・ピックアップコイル、2・・・入力コイル、3
・・・ジせセフソン接合素子、4・・・磁芯。
Claims (5)
- (1)ピックアップコイルに高透過率磁性材料よりなる
磁芯が挿入されたことを特徴とするスキッド磁力計。 - (2)磁芯がFe−Niパーマロイにより形成された特
許請求の範囲第1項記載のスキッド磁力計。 - (3)磁芯がMn−Znフェライトにより形成された特
許請求の範囲第1項記載のスキッド磁力計。 - (4)磁芯がNi−Znフェライトにより形成された特
許請求の範囲第1項記載のスキッド磁力計。 - (5)磁芯がセンダスト合金(Fe−Al−Si)によ
り形成された特許請求の範囲第1項記載のスキッド磁力
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28353587A JPH01124781A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | スキッド磁力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28353587A JPH01124781A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | スキッド磁力計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01124781A true JPH01124781A (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=17666790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28353587A Pending JPH01124781A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | スキッド磁力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01124781A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228575A (ja) * | 1988-04-06 | 1990-01-30 | Hitachi Ltd | 磁束計及び磁束計部品 |
JPH0278982A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Hitachi Ltd | 磁束計および磁気特性検査システム |
WO2001067123A1 (fr) * | 2000-03-10 | 2001-09-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Capteur magnetique |
WO2006087784A1 (ja) | 2005-02-17 | 2006-08-24 | Fujitsu Limited | 認証方法、認証システム、及びそのタグ装置、情報参照クライアント、認証サーバ及び情報サーバ |
-
1987
- 1987-11-10 JP JP28353587A patent/JPH01124781A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228575A (ja) * | 1988-04-06 | 1990-01-30 | Hitachi Ltd | 磁束計及び磁束計部品 |
JPH0278982A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Hitachi Ltd | 磁束計および磁気特性検査システム |
WO2001067123A1 (fr) * | 2000-03-10 | 2001-09-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Capteur magnetique |
US6603308B2 (en) | 2000-03-10 | 2003-08-05 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconducting magnetic sensor having a cryostet with a flux guide |
WO2006087784A1 (ja) | 2005-02-17 | 2006-08-24 | Fujitsu Limited | 認証方法、認証システム、及びそのタグ装置、情報参照クライアント、認証サーバ及び情報サーバ |
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