JPH0990784A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
- Publication number
- JPH0990784A JPH0990784A JP24114995A JP24114995A JPH0990784A JP H0990784 A JPH0990784 A JP H0990784A JP 24114995 A JP24114995 A JP 24114995A JP 24114995 A JP24114995 A JP 24114995A JP H0990784 A JPH0990784 A JP H0990784A
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- toner
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙の裏面の汚れが発生しない接触式転写装
置を備えた電子写真装置を提供することを目的とする。 【構成】 非通紙時に接触式転写装置５に接続されてい
る電源６をスイッチング装置７でＯＮ−ＯＦＦすること
によりパルス状の電圧を接触式転写装置５に印加し接触
式転写装置５のトナーを感光体１へ移動させる。
置を備えた電子写真装置を提供することを目的とする。 【構成】 非通紙時に接触式転写装置５に接続されてい
る電源６をスイッチング装置７でＯＮ−ＯＦＦすること
によりパルス状の電圧を接触式転写装置５に印加し接触
式転写装置５のトナーを感光体１へ移動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体等に担持された
トナーを記録媒体に転写する転写装置を備えた電子写真
装置に関するものである。
トナーを記録媒体に転写する転写装置を備えた電子写真
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子写真装置の転写装置は、コロ
ナ放電を利用したコロトロン転写装置を使用していた。
しかし、この転写装置は、感光体に現像されたトナーを
用紙に転写するため３ｋＶ〜５ｋＶ程度の高電圧が必要
で、この高電圧のため、電源のコストアップやメンテナ
ンス作業中の感電等の問題があった。そこで、近年コロ
トロン転写装置に比べ、低電圧で転写可能な接触式転写
装置が注目されている。この装置は、導電性発泡材等か
らなる転写ローラを感光体に圧接させ、この転写ローラ
に１ｋＶ程度の低電圧を印加し、感光体に現像されたト
ナーを用紙に転写するものである。
ナ放電を利用したコロトロン転写装置を使用していた。
しかし、この転写装置は、感光体に現像されたトナーを
用紙に転写するため３ｋＶ〜５ｋＶ程度の高電圧が必要
で、この高電圧のため、電源のコストアップやメンテナ
ンス作業中の感電等の問題があった。そこで、近年コロ
トロン転写装置に比べ、低電圧で転写可能な接触式転写
装置が注目されている。この装置は、導電性発泡材等か
らなる転写ローラを感光体に圧接させ、この転写ローラ
に１ｋＶ程度の低電圧を印加し、感光体に現像されたト
ナーを用紙に転写するものである。
【０００３】しかし、この接触式転写装置は、感光体と
接触しているため非通紙時に、クリーニング装置を通過
した感光体上の僅かな残留トナーや紙詰まり等のトラブ
ル等により、感光体に現像されていたトナー等が転写ロ
ーラに付着し、この付着したトナーが印字する際用紙の
裏面に移り、裏面が汚れるという問題点を有していた。
接触しているため非通紙時に、クリーニング装置を通過
した感光体上の僅かな残留トナーや紙詰まり等のトラブ
ル等により、感光体に現像されていたトナー等が転写ロ
ーラに付着し、この付着したトナーが印字する際用紙の
裏面に移り、裏面が汚れるという問題点を有していた。
【０００４】そこで、ファーブラシにより転写ローラに
付着したトナーを回収する方式や、非通紙時に転写ロー
ラを感光体から離間させトナーの付着を防止する等の対
策が取られている。
付着したトナーを回収する方式や、非通紙時に転写ロー
ラを感光体から離間させトナーの付着を防止する等の対
策が取られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファー
ブラシを用いる方式はファーブラシ駆動部やブロアが必
要であり、更に感光体から離間させる方式は機構的に複
雑である等の問題点を有していた。
ブラシを用いる方式はファーブラシ駆動部やブロアが必
要であり、更に感光体から離間させる方式は機構的に複
雑である等の問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、機構的に複雑にすることなく用紙に裏面汚れが発生
しない電子写真装置を提供することを目的とする。
で、機構的に複雑にすることなく用紙に裏面汚れが発生
しない電子写真装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、トナー像担持体と転写ローラとの間に記録媒
体がない場合に、転写ローラにトナーの帯電極性と逆極
性の電圧を印加する印加手段による電圧の印加を一定時
間毎に中止する制御手段を備えたものである。
本発明は、トナー像担持体と転写ローラとの間に記録媒
体がない場合に、転写ローラにトナーの帯電極性と逆極
性の電圧を印加する印加手段による電圧の印加を一定時
間毎に中止する制御手段を備えたものである。
【０００８】また、制御手段により転写ローラに印加さ
れるパルス状の電圧の周期を０．１秒以上０．５秒以
下、好ましくは０．２秒以上０．４秒以下にし、かつオ
ンデューティーを１０％以上５０％以下、好ましくは２
０％以上４０％以下にしたものである。
れるパルス状の電圧の周期を０．１秒以上０．５秒以
下、好ましくは０．２秒以上０．４秒以下にし、かつオ
ンデューティーを１０％以上５０％以下、好ましくは２
０％以上４０％以下にしたものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記構成により、転写ローラに付着し
たトナーをトナー像担持体に戻すことができる。
たトナーをトナー像担持体に戻すことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における電
子写真装置の構成図である。図１において、１は感光
体、２は接触式帯電装置、３は露光装置、４は現像装
置、５は接触式転写装置、６は接触式転写装置５に接続
されている電源、７はパルス状の電圧を発生させるため
のスイッチング装置、８はクリーニング装置である。
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における電
子写真装置の構成図である。図１において、１は感光
体、２は接触式帯電装置、３は露光装置、４は現像装
置、５は接触式転写装置、６は接触式転写装置５に接続
されている電源、７はパルス状の電圧を発生させるため
のスイッチング装置、８はクリーニング装置である。
【００１１】以上のように構成された本発明の一実施例
における電子写真装置の動作を以下に説明する。接触式
帯電装置２により帯電された感光体１が、露光装置３に
より露光され静電潜像が形成される。更に、現像装置４
において、トナー等の現像剤により可視像化される。更
に、スイッチング装置７を介して電源６からのトナーの
帯電極性とは逆極性の電圧が印加された接触式転写装置
５により感光体１と接触式転写装置５の間に搬送されて
きた用紙にトナーが転写される。この用紙上のトナー
は、不図示の定着装置により定着される。一方、用紙に
転写されずに感光体１に残留した残留トナーはクリーニ
ング装置８により除去される。また、トナーが用紙に転
写された後、接触式転写装置５にはスイッチング装置７
により電源６からの電圧がＯＮ−ＯＦＦされたパルス状
の電圧が印加され、接触式転写装置５に付着したトナー
が感光体１へ移動させられる。
における電子写真装置の動作を以下に説明する。接触式
帯電装置２により帯電された感光体１が、露光装置３に
より露光され静電潜像が形成される。更に、現像装置４
において、トナー等の現像剤により可視像化される。更
に、スイッチング装置７を介して電源６からのトナーの
帯電極性とは逆極性の電圧が印加された接触式転写装置
５により感光体１と接触式転写装置５の間に搬送されて
きた用紙にトナーが転写される。この用紙上のトナー
は、不図示の定着装置により定着される。一方、用紙に
転写されずに感光体１に残留した残留トナーはクリーニ
ング装置８により除去される。また、トナーが用紙に転
写された後、接触式転写装置５にはスイッチング装置７
により電源６からの電圧がＯＮ−ＯＦＦされたパルス状
の電圧が印加され、接触式転写装置５に付着したトナー
が感光体１へ移動させられる。
【００１２】以上のようにして目的の画像を得ることが
できる。次に、用紙の裏汚れに対し、非通紙時に印加さ
れるパルス状の電圧の効果を評価するために行った実験
について説明する。
できる。次に、用紙の裏汚れに対し、非通紙時に印加さ
れるパルス状の電圧の効果を評価するために行った実験
について説明する。
【００１３】用紙の裏汚れが最も発生し易い全面黒色の
パターンを連続１００枚印字する。この際、非通紙時に
印加されるパルス状の電圧の条件や、その他の条件を以
下に示す様に設定する。
パターンを連続１００枚印字する。この際、非通紙時に
印加されるパルス状の電圧の条件や、その他の条件を以
下に示す様に設定する。
【００１４】パルス状電圧の条件として、周期を０．０
５秒〜１．００秒、オンデューティーを５％〜６０％と
する。また、その他の条件として、感光体１のを周速２
５ｍｍ／秒、接触式帯電装置２への印加電圧を−１．２
ｋＶ、現像ローラーへの印加電圧を−３００Ｖ、接触式
転写装置５への印加電圧を１ｋＶとする。
５秒〜１．００秒、オンデューティーを５％〜６０％と
する。また、その他の条件として、感光体１のを周速２
５ｍｍ／秒、接触式帯電装置２への印加電圧を−１．２
ｋＶ、現像ローラーへの印加電圧を−３００Ｖ、接触式
転写装置５への印加電圧を１ｋＶとする。
【００１５】以上のようにして得られた１００枚目の用
紙の裏汚れの状態を評価し、その結果を（表１）に、接
触式転写装置５に印加した電圧のパターンの一例を図２
に示す。
紙の裏汚れの状態を評価し、その結果を（表１）に、接
触式転写装置５に印加した電圧のパターンの一例を図２
に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明は、トナー像担持体
と転写ローラとの間に記録媒体がない場合に、転写ロー
ラにトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する印加手
段による電圧の印加を一定時間毎に中止する制御手段を
備え、また、制御手段により転写ローラに印加されるパ
ルス状の電圧の周期を０．１秒以上０．５秒以下、好ま
しくは０．２秒以上０．４秒以下にし、かつオンデュー
ティーを１０％以上５０％以下、好ましくは２０％以上
４０％以下にしたことにより、転写ローラに付着したト
ナーをトナー像担持体に戻すことができ、用紙の裏汚れ
を解消することが可能となった。
と転写ローラとの間に記録媒体がない場合に、転写ロー
ラにトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する印加手
段による電圧の印加を一定時間毎に中止する制御手段を
備え、また、制御手段により転写ローラに印加されるパ
ルス状の電圧の周期を０．１秒以上０．５秒以下、好ま
しくは０．２秒以上０．４秒以下にし、かつオンデュー
ティーを１０％以上５０％以下、好ましくは２０％以上
４０％以下にしたことにより、転写ローラに付着したト
ナーをトナー像担持体に戻すことができ、用紙の裏汚れ
を解消することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における電子写真装置の構成
図
図
【図２】本発明の一実施例における電子写真装置の接触
式転写装置に印加した電圧のパターンの一例を示す図
式転写装置に印加した電圧のパターンの一例を示す図
１ 感光体 ２ 接触式帯電装置 ３ 露光装置 ４ 現像装置 ５ 接触式転写装置 ６ 電源 ７ スイッチング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津留 哲浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 後藤 義浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】トナー像担持体上に形成されたトナー像を
記録媒体に転写する前記トナー像担持体に当接して設け
られた転写ローラと、前記転写ローラにトナーの帯電極
性と逆極性の電圧を印加する印加手段と、前記トナー像
担持体と前記転写ローラとの間に記録媒体がない場合に
前記印加手段による前記転写ローラへの電圧の印加を一
定時間毎に中止する制御手段とを備えたことを特徴とす
る電子写真装置。 - 【請求項２】前記制御手段により前記転写ローラに印加
されるパルス状の電圧の周期が０．１秒以上０．５秒以
下であり、かつオンデューティーが１０％以上５０％以
下であることを特徴とする請求項１記載の電子写真装
置。 - 【請求項３】前記制御手段により前記転写ローラに印加
されるパルス状の電圧の周期が０．２秒以上０．４秒以
下であり、かつオンデューティーが２０％以上４０％以
下であることを特徴とする請求項１記載の電子写真装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24114995A JPH0990784A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24114995A JPH0990784A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0990784A true JPH0990784A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17070002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24114995A Pending JPH0990784A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0990784A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110140090A (zh) * | 2016-12-27 | 2019-08-16 | 惠普打印机韩国有限公司 | 图像形成设备 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24114995A patent/JPH0990784A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110140090A (zh) * | 2016-12-27 | 2019-08-16 | 惠普打印机韩国有限公司 | 图像形成设备 |
| US11079711B2 (en) | 2016-12-27 | 2021-08-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Image forming apparatus |
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