JPH0989520A - パターン位置測定方法及び装置 - Google Patents
パターン位置測定方法及び装置Info
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- JPH0989520A JPH0989520A JP8049561A JP4956196A JPH0989520A JP H0989520 A JPH0989520 A JP H0989520A JP 8049561 A JP8049561 A JP 8049561A JP 4956196 A JP4956196 A JP 4956196A JP H0989520 A JPH0989520 A JP H0989520A
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- pattern
- measured
- measuring
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】基板上に形成されたパターンの位置計測精度を
向上させること。 【構成】基準となる基板の撓み形状に基づいてパターン
の位置に対する第1の補正値を理論値として求める。次
に、各被測定基板(10)毎にその厚さを実測し、基準
基板の厚さに対する誤差を求める。この厚み誤差に基づ
いて第1の補正値を修正して第2の補正値を算出する。
そして、この第2の補正値に基づいて、被測定基板(1
0)のパターン計測位置を補正する。
向上させること。 【構成】基準となる基板の撓み形状に基づいてパターン
の位置に対する第1の補正値を理論値として求める。次
に、各被測定基板(10)毎にその厚さを実測し、基準
基板の厚さに対する誤差を求める。この厚み誤差に基づ
いて第1の補正値を修正して第2の補正値を算出する。
そして、この第2の補正値に基づいて、被測定基板(1
0)のパターン計測位置を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板上に形成された
パターンの位置を測定する方法に関し、特に、投影露光
装置で使用されるマスクやレチクル等に形成されたパタ
ーンの位置を精密に測定する方法及び装置に関する。
パターンの位置を測定する方法に関し、特に、投影露光
装置で使用されるマスクやレチクル等に形成されたパタ
ーンの位置を精密に測定する方法及び装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般に、マスクやレチクル等の基板上に形
成されたパターンの位置を測定する場合、被測定対象と
なる基板をステージ上でほぼ水平に支持し、当該パター
ンのエッジを光学的に検出する。この種の測定方式にお
いては、ステージ上に支持された基板が自重によって撓
むため、撓みによる変位量を補正する必要がある。そこ
で、例えば特開平5ー332761号公報に開示されて
いるように、予め基準となる基板の撓み形状を測定又は
シミュレーションによって検出し、この撓みによる基板
上のパターンの変位量(横ずれ量)を算出している。そ
して、この変位量を補正値とし、実際に測定したパター
ン位置を補正することによって、撓みの無い状態でのパ
ターンの位置を求めている。
成されたパターンの位置を測定する場合、被測定対象と
なる基板をステージ上でほぼ水平に支持し、当該パター
ンのエッジを光学的に検出する。この種の測定方式にお
いては、ステージ上に支持された基板が自重によって撓
むため、撓みによる変位量を補正する必要がある。そこ
で、例えば特開平5ー332761号公報に開示されて
いるように、予め基準となる基板の撓み形状を測定又は
シミュレーションによって検出し、この撓みによる基板
上のパターンの変位量(横ずれ量)を算出している。そ
して、この変位量を補正値とし、実際に測定したパター
ン位置を補正することによって、撓みの無い状態でのパ
ターンの位置を求めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
測定される基板は基準となる基板に対して若干ながら誤
差を有するため、理論通りの補正は困難であった。特
に、基板上に形成されるパターンが高密度化、微細化す
る現在においては、上記のような従来の方法では十分な
パターン位置の計測精度が得られない。そこで、基板上
に形成されたパターンの位置計測精度を向上させること
を課題に本発明が創作された。
測定される基板は基準となる基板に対して若干ながら誤
差を有するため、理論通りの補正は困難であった。特
に、基板上に形成されるパターンが高密度化、微細化す
る現在においては、上記のような従来の方法では十分な
パターン位置の計測精度が得られない。そこで、基板上
に形成されたパターンの位置計測精度を向上させること
を課題に本発明が創作された。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明において
は、上記課題を解決するために、被測定基板の厚さ(又
はステージ上に載置された被測定基板の表面高さ)を実
測し、基準となる基板に対する厚さ誤差を考慮してパタ
ーンの計測位置の補正を行う。すなわち、基準となる基
板の撓み形状に基づいてパターンの位置に対する第1の
補正値を理論値として求める。次に、各被測定基板毎に
厚さ(又は表面高さ)を実測し、基準基板の厚さに対す
る厚さ誤差量を検出する。この厚さ誤差に基づいて、第
1の補正値を修正し、第2の補正値を算出する。そし
て、この第2の補正値に基づいて、被測定基板のパター
ン位置を補正する。
は、上記課題を解決するために、被測定基板の厚さ(又
はステージ上に載置された被測定基板の表面高さ)を実
測し、基準となる基板に対する厚さ誤差を考慮してパタ
ーンの計測位置の補正を行う。すなわち、基準となる基
板の撓み形状に基づいてパターンの位置に対する第1の
補正値を理論値として求める。次に、各被測定基板毎に
厚さ(又は表面高さ)を実測し、基準基板の厚さに対す
る厚さ誤差量を検出する。この厚さ誤差に基づいて、第
1の補正値を修正し、第2の補正値を算出する。そし
て、この第2の補正値に基づいて、被測定基板のパター
ン位置を補正する。
【0005】基板の厚さは、基板の撓みを検出する上で
大きな比重を占めるパラメータの1つである。従って、
本発明のように被測定基板の厚さ(又は表面高さ)を実
測して厚さ誤差を求め、これに基づいてパターン位置の
補正を行えば、パターン位置の測定精度が向上する。
大きな比重を占めるパラメータの1つである。従って、
本発明のように被測定基板の厚さ(又は表面高さ)を実
測して厚さ誤差を求め、これに基づいてパターン位置の
補正を行えば、パターン位置の測定精度が向上する。
【0006】なお、被測定基板の厚さの計測は、その基
板の表面高さを検出することによって求められる。ま
た、被測定基板の表面の高さは、当該基板の支持点付近
で行うことが望ましい。
板の表面高さを検出することによって求められる。ま
た、被測定基板の表面の高さは、当該基板の支持点付近
で行うことが望ましい。
【0007】また、前述の如き製造上の厚さ誤差を持つ
被測定基板だけでなく、厚さに関する規格が異なる複数
の被測定基板についてそれぞれパターン位置を計測する
ときも、予め基準となる基板の撓みによるパターンの変
位量を求めておき、被測定基板毎に基準基板との厚さの
差を検出し、この厚さの差に基づいてその変位量を修正
した上でパターン位置の測定結果を補正すれば、同様に
測定精度を向上させることができ、しかも被測定基板の
厚さ毎にその変位量を記憶しておく必要がないので、記
憶データを大幅に少なくすることができる。この場合、
基準となる1つの基板のみについてその撓みによるパタ
ーンの変位量を求めておくだけでよいが、被測定基板の
厚さの差が極端に大きいときには、厚さが異なる複数の
基板についてそれぞれその撓みによるパターンの変位量
を求めておくようにすることが望ましい。
被測定基板だけでなく、厚さに関する規格が異なる複数
の被測定基板についてそれぞれパターン位置を計測する
ときも、予め基準となる基板の撓みによるパターンの変
位量を求めておき、被測定基板毎に基準基板との厚さの
差を検出し、この厚さの差に基づいてその変位量を修正
した上でパターン位置の測定結果を補正すれば、同様に
測定精度を向上させることができ、しかも被測定基板の
厚さ毎にその変位量を記憶しておく必要がないので、記
憶データを大幅に少なくすることができる。この場合、
基準となる1つの基板のみについてその撓みによるパタ
ーンの変位量を求めておくだけでよいが、被測定基板の
厚さの差が極端に大きいときには、厚さが異なる複数の
基板についてそれぞれその撓みによるパターンの変位量
を求めておくようにすることが望ましい。
【0008】なお、基準となる基板での、その撓みによ
るパターンの変位量を記憶しておくものとしたが、基準
となる基板の撓み形状(具体的には、基板表面の高さ位
置)を、水平面内での基板の位置を変数とする関数(例
えば、4次関数)で近似し、この近似された関数の係数
(パラメータ)を記憶しておくようにしても良いし、あ
るいは基準となる基板での、その撓み形状に応じた勾配
を記憶しておくようにしても良い。特に後者では、その
基板を複数の領域に分割し、この領域毎にその勾配を記
憶しておくことが望ましい。撓み形状(関数)や勾配を
記憶しておく場合は、その記憶データに基づいて撓みに
よるパターンの変位量を算出することになる。
るパターンの変位量を記憶しておくものとしたが、基準
となる基板の撓み形状(具体的には、基板表面の高さ位
置)を、水平面内での基板の位置を変数とする関数(例
えば、4次関数)で近似し、この近似された関数の係数
(パラメータ)を記憶しておくようにしても良いし、あ
るいは基準となる基板での、その撓み形状に応じた勾配
を記憶しておくようにしても良い。特に後者では、その
基板を複数の領域に分割し、この領域毎にその勾配を記
憶しておくことが望ましい。撓み形状(関数)や勾配を
記憶しておく場合は、その記憶データに基づいて撓みに
よるパターンの変位量を算出することになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明を具現化したパターン位置測定装置
の全体構成を示し、図3は、同装置の制御部分の構成を
示す。本実施例のパターン位置測定装置は、レチクル等
の基板10上に形成された微細パターン(図示せず)の
位置を検出するもので、光学装置12と、基板10が載
置されたXYステージ15と、基板10の上部に配置さ
れた対物レンズ11と、XYステージ15の上面端部に
配置された移動鏡13a、13bと、XYステージ15
のX、Y方向の位置を各々検出する干渉計14a、14
bと、対物レンズ11の周囲に配置された受光素子50
a、50b、51a、51bと、計測されたパターン位
置を表示する表示装置21と、XYステージ15を駆動
する駆動装置150と、所定のデータを記憶する記憶装
置22と、装置全体の総括的な制御を行う制御装置20
とを備えている。基板10は、図2に示すように、パタ
ーン形成面を上に向けた状態でXYステージ15上の3
カ所に設けられた基板載置部6a、6b、6cに吸着さ
れることなく載置される。
る。図1は、本発明を具現化したパターン位置測定装置
の全体構成を示し、図3は、同装置の制御部分の構成を
示す。本実施例のパターン位置測定装置は、レチクル等
の基板10上に形成された微細パターン(図示せず)の
位置を検出するもので、光学装置12と、基板10が載
置されたXYステージ15と、基板10の上部に配置さ
れた対物レンズ11と、XYステージ15の上面端部に
配置された移動鏡13a、13bと、XYステージ15
のX、Y方向の位置を各々検出する干渉計14a、14
bと、対物レンズ11の周囲に配置された受光素子50
a、50b、51a、51bと、計測されたパターン位
置を表示する表示装置21と、XYステージ15を駆動
する駆動装置150と、所定のデータを記憶する記憶装
置22と、装置全体の総括的な制御を行う制御装置20
とを備えている。基板10は、図2に示すように、パタ
ーン形成面を上に向けた状態でXYステージ15上の3
カ所に設けられた基板載置部6a、6b、6cに吸着さ
れることなく載置される。
【0010】図3に示すように、光学装置12は、対物
レンズ11を介して基板10にレーザスポットを照射す
るレーザ光源12aと、対物レンズ11をZ方向に駆動
して焦点位置を自動調整するオートフォーカス装置12
bとを備えている。基板10上に形成されたパターン
は、対物レンズ11によって拡大され、光学装置12内
の所定の位置に結像される。オートフォーカス装置12
bによる焦点検出方法に関しては、例えば実公昭57−
44325号公報に開示された同期検波方法などを利用
することができる。このオートフォーカス装置12bに
より、基板10の表面高さを検出し、その高さに応じた
信号を制御装置20に送出するように構成されている。
レンズ11を介して基板10にレーザスポットを照射す
るレーザ光源12aと、対物レンズ11をZ方向に駆動
して焦点位置を自動調整するオートフォーカス装置12
bとを備えている。基板10上に形成されたパターン
は、対物レンズ11によって拡大され、光学装置12内
の所定の位置に結像される。オートフォーカス装置12
bによる焦点検出方法に関しては、例えば実公昭57−
44325号公報に開示された同期検波方法などを利用
することができる。このオートフォーカス装置12bに
より、基板10の表面高さを検出し、その高さに応じた
信号を制御装置20に送出するように構成されている。
【0011】駆動装置150はモータ(図示せず)を備
え、これによってXYステージ15をXYの二次元方向
に移動させる。干渉計14a、14bは、移動鏡13
a、13bの反射面と、不図示の固定鏡の反射面とに対
して測長用のレーザビームを照射すると共に、その反射
光を受光することによってXYステージ15の位置を検
出し、その位置情報を制御装置20に送出する。4つの
受光素子50a、50b、51a、51bは、基板10
上のパターンの凸凹のエッジ部分で生じる散乱光又は回
折光を受光し、その検出信号を制御装置20に送る。こ
のエッジ検出信号に基づき、制御装置20がパターンの
エッジ位置を検出する。なお、このようなエッジ検出の
方法の詳細に関しては、特公昭56ー25964号公報
に開示されている。
え、これによってXYステージ15をXYの二次元方向
に移動させる。干渉計14a、14bは、移動鏡13
a、13bの反射面と、不図示の固定鏡の反射面とに対
して測長用のレーザビームを照射すると共に、その反射
光を受光することによってXYステージ15の位置を検
出し、その位置情報を制御装置20に送出する。4つの
受光素子50a、50b、51a、51bは、基板10
上のパターンの凸凹のエッジ部分で生じる散乱光又は回
折光を受光し、その検出信号を制御装置20に送る。こ
のエッジ検出信号に基づき、制御装置20がパターンの
エッジ位置を検出する。なお、このようなエッジ検出の
方法の詳細に関しては、特公昭56ー25964号公報
に開示されている。
【0012】記憶装置22には、基板10の複数箇所で
の自重による撓みによって生じるパターン位置の二次元
的(図1のX方向、Y方向)な変位量(基準補正量)が
予め記憶されている。また、このような補正量を求めた
位置に対応して、基板10に複数の領域が定められ、そ
のデータが記憶装置22に記憶されている。例えば、図
4に示すように、基板10の25カ所の補正量が記憶装
置22に記憶されているとすると、制御装置20は補正
量が求められた各位置(31a〜31n、31p〜31
z)を中心として25個の領域を定める。なお、この補
正量は、予め実測によって求めても、例えば有限要素法
等のシミュレーション技術を用いて求めても良い。実測
によって補正量を算出する方法については、後に詳しく
説明する。
の自重による撓みによって生じるパターン位置の二次元
的(図1のX方向、Y方向)な変位量(基準補正量)が
予め記憶されている。また、このような補正量を求めた
位置に対応して、基板10に複数の領域が定められ、そ
のデータが記憶装置22に記憶されている。例えば、図
4に示すように、基板10の25カ所の補正量が記憶装
置22に記憶されているとすると、制御装置20は補正
量が求められた各位置(31a〜31n、31p〜31
z)を中心として25個の領域を定める。なお、この補
正量は、予め実測によって求めても、例えば有限要素法
等のシミュレーション技術を用いて求めても良い。実測
によって補正量を算出する方法については、後に詳しく
説明する。
【0013】記憶装置22には、材質、形状、大きさの
少なくとも1つが異なる複数種類の基板に対する基準補
正量(第1補正量)△x、△yがそれぞれ記憶されてい
る。尚、厚さ以外の形成条件(材質、大きさ等)が異な
る複数の基板では、それぞれ1種類の厚さのみについ
て、その基準補正値が記憶されているものとする。この
基準補正量は、被測定基板の実際の厚さに応じて修正さ
れるようになっている。例えば、基準基板の厚さ(理想
厚さ)がtであり、被測定基板の実際の厚さはt’の場
合には、両者の差△tを厚さ誤差量とし、これによって
基準補正量を修正する。一例としては、この修正された
基準補正量(第2補正量)を△x’、△y’とすると、 △x’=△x・|t/(t−△t)|=△x・t/t’ △y’=△y・|t/(t−△t)|=△y・t/t’ 基板の撓み量は、基板の厚さに依存する割合が大きいた
め、このように厚さ誤差量を考慮して基準補正値を変換
することは重要となる。
少なくとも1つが異なる複数種類の基板に対する基準補
正量(第1補正量)△x、△yがそれぞれ記憶されてい
る。尚、厚さ以外の形成条件(材質、大きさ等)が異な
る複数の基板では、それぞれ1種類の厚さのみについ
て、その基準補正値が記憶されているものとする。この
基準補正量は、被測定基板の実際の厚さに応じて修正さ
れるようになっている。例えば、基準基板の厚さ(理想
厚さ)がtであり、被測定基板の実際の厚さはt’の場
合には、両者の差△tを厚さ誤差量とし、これによって
基準補正量を修正する。一例としては、この修正された
基準補正量(第2補正量)を△x’、△y’とすると、 △x’=△x・|t/(t−△t)|=△x・t/t’ △y’=△y・|t/(t−△t)|=△y・t/t’ 基板の撓み量は、基板の厚さに依存する割合が大きいた
め、このように厚さ誤差量を考慮して基準補正値を変換
することは重要となる。
【0014】次に、上記のように構成されたパターン位
置測定装置の全体的な動作について、図5のフローチャ
ートを参照して説明する。ここで、制御装置20は、予
め基準補正値を記憶している(ステップ1)。被測定基
板(基板10)をパターン形成面を上に向けた状態でX
Yステージ15上の基板載置部6a、6b、6c上にセ
ットする(ステップ2)。その後、XYステージ15を
移動させて、基板載置部6a、6b、6cの何れかが光
学装置12の光軸上に位置するように調整し、オートフ
ォーカス装置12bによって、基板10の表面の位置
(高さ)を検出する(ステップ3)。
置測定装置の全体的な動作について、図5のフローチャ
ートを参照して説明する。ここで、制御装置20は、予
め基準補正値を記憶している(ステップ1)。被測定基
板(基板10)をパターン形成面を上に向けた状態でX
Yステージ15上の基板載置部6a、6b、6c上にセ
ットする(ステップ2)。その後、XYステージ15を
移動させて、基板載置部6a、6b、6cの何れかが光
学装置12の光軸上に位置するように調整し、オートフ
ォーカス装置12bによって、基板10の表面の位置
(高さ)を検出する(ステップ3)。
【0015】ここで、オートフォーカス装置12bにお
ける合焦位置の検出について簡単に説明する。まず基板
10上に対物レンズ11を介し、レーザ光源12aから
のレーザ光をスポット状(又はスリット状)に結像さ
せ、基板10からの反射光を対物レンズ11を介して再
結像させる。この際、所定の合焦面を中心としてピンホ
ール(又はスリット)の位置を光軸方向(Z軸方向)に
単振動させ、更にピンホール(又はスリット)の透過光
を不図示の光検出器が受光する。この透過光は、この光
検出器によって光電変換され、この光電変換により光検
出器から得られた出力信号を単振動の周波数で同期検波
(同期整流)する。その結果、図6に示すようなZ方向
の位置に対する電圧値がS字状に変化するSカーブ信号
が得られる。
ける合焦位置の検出について簡単に説明する。まず基板
10上に対物レンズ11を介し、レーザ光源12aから
のレーザ光をスポット状(又はスリット状)に結像さ
せ、基板10からの反射光を対物レンズ11を介して再
結像させる。この際、所定の合焦面を中心としてピンホ
ール(又はスリット)の位置を光軸方向(Z軸方向)に
単振動させ、更にピンホール(又はスリット)の透過光
を不図示の光検出器が受光する。この透過光は、この光
検出器によって光電変換され、この光電変換により光検
出器から得られた出力信号を単振動の周波数で同期検波
(同期整流)する。その結果、図6に示すようなZ方向
の位置に対する電圧値がS字状に変化するSカーブ信号
が得られる。
【0016】このSカーブ信号は、合焦位置d0の前後
の小区間でデフォーカス量dと電圧値Vとが線形性を有
し、また合焦位置d0で電圧値Vがゼロとなる特性を有
しているので、Sカーブ信号に基づいて容易に合焦位置
d0に対する基板10表面のZ方向の高さ、すなわち基
板10を載置して二次元移動するXYステージ15の理
想的な移動水平面(基準平面)と、基板10との間隔が
検出できる。
の小区間でデフォーカス量dと電圧値Vとが線形性を有
し、また合焦位置d0で電圧値Vがゼロとなる特性を有
しているので、Sカーブ信号に基づいて容易に合焦位置
d0に対する基板10表面のZ方向の高さ、すなわち基
板10を載置して二次元移動するXYステージ15の理
想的な移動水平面(基準平面)と、基板10との間隔が
検出できる。
【0017】制御装置20は、基板10のZ軸方向の位
置と、予め記憶されているXYステージ15の上面の位
置と、XYステージ15と基板10の間隔(基板載置部
6a、6b、6cの高さ)との3つの要素から、基板1
0の厚さを算出する(図2(b)参照)。そして、記憶
装置22に記憶されている、基板10とほぼ同一の形成
条件(但し、厚さ以外)の基準基板の厚さ(理論厚さ)
tを読み出し、この値tと実際の基板10の厚さt’と
の差を厚さ誤差量△tとして算出する(ステップ4)。
次に、この厚さ誤差量△tに基づいて基準補正値(理論
補正値)△x、△yを変更し、この変更された基準補正
量△x’、△y’を記憶装置22に記憶する(ステップ
5)。このとき、制御装置20は図4のように基板上の
複数(25個)の領域の各々についてその補正量△
x’、△y’を算出する。
置と、予め記憶されているXYステージ15の上面の位
置と、XYステージ15と基板10の間隔(基板載置部
6a、6b、6cの高さ)との3つの要素から、基板1
0の厚さを算出する(図2(b)参照)。そして、記憶
装置22に記憶されている、基板10とほぼ同一の形成
条件(但し、厚さ以外)の基準基板の厚さ(理論厚さ)
tを読み出し、この値tと実際の基板10の厚さt’と
の差を厚さ誤差量△tとして算出する(ステップ4)。
次に、この厚さ誤差量△tに基づいて基準補正値(理論
補正値)△x、△yを変更し、この変更された基準補正
量△x’、△y’を記憶装置22に記憶する(ステップ
5)。このとき、制御装置20は図4のように基板上の
複数(25個)の領域の各々についてその補正量△
x’、△y’を算出する。
【0018】その後、図示しない入力装置からの測定開
始命令により、制御装置20は干渉計14a、14bか
らのステージ位置信号をモニタしながら、XYステージ
15が初期位置にくるように駆動装置150を制御す
る。次に、制御装置20は、XYステージ15を初期位
置から順次移動させ、光学装置12からのスポット光を
基板表面で相対走査させる。基板表面のパターンエッジ
にスポット光が当たると、そこで散乱光が生じ、これを
受光素子50a、50b、51a、51bによって検出
する。受光素子50a、50b、51a、51bは、散
乱光を検出すると、これに応じたエッジ検出信号を制御
装置20に対して出力する。
始命令により、制御装置20は干渉計14a、14bか
らのステージ位置信号をモニタしながら、XYステージ
15が初期位置にくるように駆動装置150を制御す
る。次に、制御装置20は、XYステージ15を初期位
置から順次移動させ、光学装置12からのスポット光を
基板表面で相対走査させる。基板表面のパターンエッジ
にスポット光が当たると、そこで散乱光が生じ、これを
受光素子50a、50b、51a、51bによって検出
する。受光素子50a、50b、51a、51bは、散
乱光を検出すると、これに応じたエッジ検出信号を制御
装置20に対して出力する。
【0019】制御装置20は、エッジ検出信号を入力す
ると、その時のパターンエッジの位置を干渉計14a、
14bから読み取ると共に(ステップ6)、そのパター
ン位置が含まれる領域の補正量(△x’、△y’)を記
憶装置22から読み出す。この時の補正量は、上述した
ように基板の厚さ誤差△tによって改訂されたものであ
る。
ると、その時のパターンエッジの位置を干渉計14a、
14bから読み取ると共に(ステップ6)、そのパター
ン位置が含まれる領域の補正量(△x’、△y’)を記
憶装置22から読み出す。この時の補正量は、上述した
ように基板の厚さ誤差△tによって改訂されたものであ
る。
【0020】その後、制御装置20は、記憶装置22か
ら読み出した補正値に基づき、検出されたパターンエッ
ジのXY二次元方向の位置を補正する(ステップ7)。
そして、制御装置20は、この補正後のエッジ位置に基
づいてパターン位置と線幅を求め、これらを記憶装置2
2に記憶させた上で表示装置21に表示する(ステップ
8)。尚、制御装置20は、補正後のエッジ位置を記憶
装置22に記憶させておき、不図示の入力装置からのオ
ペレータの指示に従い、その記憶されたエッジ位置に基
づいて基板上のパターンの間隔を計算し、この計算した
間隔を表示装置21に表示するようになっている。
ら読み出した補正値に基づき、検出されたパターンエッ
ジのXY二次元方向の位置を補正する(ステップ7)。
そして、制御装置20は、この補正後のエッジ位置に基
づいてパターン位置と線幅を求め、これらを記憶装置2
2に記憶させた上で表示装置21に表示する(ステップ
8)。尚、制御装置20は、補正後のエッジ位置を記憶
装置22に記憶させておき、不図示の入力装置からのオ
ペレータの指示に従い、その記憶されたエッジ位置に基
づいて基板上のパターンの間隔を計算し、この計算した
間隔を表示装置21に表示するようになっている。
【0021】以上の説明では、厚さ以外の形成条件が異
なる複数の基板では、それぞれ1種類の厚さのみについ
てその基準補正量を記憶装置22に記憶しておくものと
したが、厚さ以外の形成条件がほぼ同一であってもその
厚さが大きく異なる場合には、厚さが異なる複数の基準
基板についてその基準補正量をそれぞれ求めて記憶して
おくとよい。このとき、被測定基板の厚さに最も近い厚
さを持つ基準基板での基準補正量を記憶装置22から読
み出し、この読み出した基準補正量を被測定基板とその
基準基板との厚さの差で修正することになる。
なる複数の基板では、それぞれ1種類の厚さのみについ
てその基準補正量を記憶装置22に記憶しておくものと
したが、厚さ以外の形成条件がほぼ同一であってもその
厚さが大きく異なる場合には、厚さが異なる複数の基準
基板についてその基準補正量をそれぞれ求めて記憶して
おくとよい。このとき、被測定基板の厚さに最も近い厚
さを持つ基準基板での基準補正量を記憶装置22から読
み出し、この読み出した基準補正量を被測定基板とその
基準基板との厚さの差で修正することになる。
【0022】また、基準基板の撓みによるパターンの変
位量を基準補正量として記憶装置22に記憶しておくも
のとしたが、例えば、基準となる基板の撓み形状(具体
的には、基板表面高さ位置)を、水平面内での基板の位
置を変数とする関数(例えば、4次関数)で近似し、こ
の近似された関数の係数(パラメータ)を記憶しておく
ようにしても良い。特に後者では、その基板を複数の領
域に分割し、この領域毎にその勾配を記憶しておくこと
が望ましい。撓み形状(関数)や勾配を記憶しておく場
合は、その記憶データに基づいて撓みによるパターンの
変位量を算出することになる。
位量を基準補正量として記憶装置22に記憶しておくも
のとしたが、例えば、基準となる基板の撓み形状(具体
的には、基板表面高さ位置)を、水平面内での基板の位
置を変数とする関数(例えば、4次関数)で近似し、こ
の近似された関数の係数(パラメータ)を記憶しておく
ようにしても良い。特に後者では、その基板を複数の領
域に分割し、この領域毎にその勾配を記憶しておくこと
が望ましい。撓み形状(関数)や勾配を記憶しておく場
合は、その記憶データに基づいて撓みによるパターンの
変位量を算出することになる。
【0023】次に、記憶装置22に記憶する基準補正量
の基本的な求め方(原理)を図7を用いて簡単に説明す
る。図7は、ステージ15上の3カ所の基板載置部に載
置したときの基板の断面を示している。実線は基板が自
重により撓んでいない状態を示し、破線は基板が自重に
より撓んでいる状態を示している。まず、(a)の状態
で基板の自重による撓み形状を検出する。次に、(a)
の状態から(b)に示すように基板を表裏反転し、この
時の基板の自重による撓み形状を検出する。基板の撓み
形状は、オートフォーカス装置12bを用いて基板表面
の基準平面からの高さを所定の間隔で測定する事により
容易に求めることが出来る。
の基本的な求め方(原理)を図7を用いて簡単に説明す
る。図7は、ステージ15上の3カ所の基板載置部に載
置したときの基板の断面を示している。実線は基板が自
重により撓んでいない状態を示し、破線は基板が自重に
より撓んでいる状態を示している。まず、(a)の状態
で基板の自重による撓み形状を検出する。次に、(a)
の状態から(b)に示すように基板を表裏反転し、この
時の基板の自重による撓み形状を検出する。基板の撓み
形状は、オートフォーカス装置12bを用いて基板表面
の基準平面からの高さを所定の間隔で測定する事により
容易に求めることが出来る。
【0024】図7の(b)の状態で検出した撓み形状の
データを左右ミラー反転して図示すると図7の(c)に
示すような撓み形状になる。更に、(a)における撓み
形状のデータと(c)の撓み形状のデータとの平均デー
タを図示すると(d)に示すような撓み形状となる。
(d)における基板の撓み形状は、変形のない理想基板
の撓み形状を示している。すなわち、上述の撓み形状の
平均データからは、基板の変形(うねり)の影響を受け
ずに、基板の自重のみによる撓み形状を求めることが出
来る。そして、当該平均データから基板表面の複数箇所
の勾配を算出し、これらの勾配によって生じるパターン
位置の二次元的な変位量を複数箇所で算出して記憶装置
22に記憶する。
データを左右ミラー反転して図示すると図7の(c)に
示すような撓み形状になる。更に、(a)における撓み
形状のデータと(c)の撓み形状のデータとの平均デー
タを図示すると(d)に示すような撓み形状となる。
(d)における基板の撓み形状は、変形のない理想基板
の撓み形状を示している。すなわち、上述の撓み形状の
平均データからは、基板の変形(うねり)の影響を受け
ずに、基板の自重のみによる撓み形状を求めることが出
来る。そして、当該平均データから基板表面の複数箇所
の勾配を算出し、これらの勾配によって生じるパターン
位置の二次元的な変位量を複数箇所で算出して記憶装置
22に記憶する。
【0025】上記の実施例においては、基板10はパタ
ーン面を上に向けてXYステージ15上に載置されてい
るが、一般に基板10はパターン面を下に向けた状態で
支持して使用されるケースが多い。そこで、例えば特開
平6−18220号公報に開示されたように、パターン
形成面を下に向けた状態で基板10を支持した場合の当
該基板の撓みをも考慮して補正すれば、実際に基板を使
用する状態により近い状態でのパターン位置計測が可能
となる。なお、パターン形成面を下に向けて基板10を
支持した場合の撓み形状は、例えば、装置外部におい
て、基板10と同材質、同形状の基板を使用して予め求
めておく。
ーン面を上に向けてXYステージ15上に載置されてい
るが、一般に基板10はパターン面を下に向けた状態で
支持して使用されるケースが多い。そこで、例えば特開
平6−18220号公報に開示されたように、パターン
形成面を下に向けた状態で基板10を支持した場合の当
該基板の撓みをも考慮して補正すれば、実際に基板を使
用する状態により近い状態でのパターン位置計測が可能
となる。なお、パターン形成面を下に向けて基板10を
支持した場合の撓み形状は、例えば、装置外部におい
て、基板10と同材質、同形状の基板を使用して予め求
めておく。
【0026】先に図7を参照して基準補正量の基本的な
求め方(原理)を説明したが、ここでは、まず、パター
ン面を上に向けて基板10を支持した場合の当該基板の
撓み形状、及びこれに基づく基準補正値の実測による求
め方の詳細について説明する。XYステージ15が初期
位置にあると、図8に示す高さ測定点31aが光学装置
12の対物レンズ11の光軸上にくる。制御装置20
は、光学装置12のオートフォーカス装置12bのフォ
ーカス機能が働く前の出力電圧を読み取ることにより、
パターン形成面の高さH31を測定し、高さ測定点31
aに対応するXYステージ15の位置と共に記憶する。
求め方(原理)を説明したが、ここでは、まず、パター
ン面を上に向けて基板10を支持した場合の当該基板の
撓み形状、及びこれに基づく基準補正値の実測による求
め方の詳細について説明する。XYステージ15が初期
位置にあると、図8に示す高さ測定点31aが光学装置
12の対物レンズ11の光軸上にくる。制御装置20
は、光学装置12のオートフォーカス装置12bのフォ
ーカス機能が働く前の出力電圧を読み取ることにより、
パターン形成面の高さH31を測定し、高さ測定点31
aに対応するXYステージ15の位置と共に記憶する。
【0027】制御装置20は、順次基板10上の高さ測
定点31b〜31n、31p〜31zにおけるパターン
形成面の高さH31b〜H31n、H31p〜H31z
をそれぞれの高さ測定点でのXYステージ15の位置と
共に記憶する。次に、X方向に並んだ高さ測定点31a
〜31eの高さとXYステージ15の位置との関係か
ら、X方向のライン32aにおける撓み形状を以下の4
次式で近似する。 z=a1・X4+a2・X3+a3・X2+a4・X+a
5 上記の式において、z、Xの5つのデータに対して、未
知数a1〜a5は5つであるから上記4次近似式は一義
的に定まる。
定点31b〜31n、31p〜31zにおけるパターン
形成面の高さH31b〜H31n、H31p〜H31z
をそれぞれの高さ測定点でのXYステージ15の位置と
共に記憶する。次に、X方向に並んだ高さ測定点31a
〜31eの高さとXYステージ15の位置との関係か
ら、X方向のライン32aにおける撓み形状を以下の4
次式で近似する。 z=a1・X4+a2・X3+a3・X2+a4・X+a
5 上記の式において、z、Xの5つのデータに対して、未
知数a1〜a5は5つであるから上記4次近似式は一義
的に定まる。
【0028】このようにして、順次X方向の高さ測定点
31f〜31j、31k〜31n及び31p、31q〜
31u、31v〜31zに対しても撓み形状の4次近似
式を求める。更に、Y方向のライン32bにおける撓み
形状を以下の4次式で近似する。 z=a1・Y4+a2・Y3+a3・Y2+a4・Y+a
5
31f〜31j、31k〜31n及び31p、31q〜
31u、31v〜31zに対しても撓み形状の4次近似
式を求める。更に、Y方向のライン32bにおける撓み
形状を以下の4次式で近似する。 z=a1・Y4+a2・Y3+a3・Y2+a4・Y+a
5
【0029】同様にして、順次Y方向の高さ測定点31
b〜31w、31c〜31x、31d〜31y、31e
〜31zに対しても撓み形状の4次近似式を求める。こ
の結果、図4に示したように基板10のパターン形成面
の撓み形状が得られる。
b〜31w、31c〜31x、31d〜31y、31e
〜31zに対しても撓み形状の4次近似式を求める。こ
の結果、図4に示したように基板10のパターン形成面
の撓み形状が得られる。
【0030】次に、制御装置20は、XYステージ15
を初期位置に戻した後、駆動装置150を制御して、X
Yステージ15を初期位置から順次移動させる。光学装
置12からのスポット光で基板10を相対走査すると、
受光素子50a、50b、51a、51bからエッジ検
出信号が出力される。制御装置20は、パターンのエッ
ジが検出されたときの干渉計14a、14bの位置信号
からエッジ検出信号が出力されたときのXYステージ1
5の位置を読み取る。
を初期位置に戻した後、駆動装置150を制御して、X
Yステージ15を初期位置から順次移動させる。光学装
置12からのスポット光で基板10を相対走査すると、
受光素子50a、50b、51a、51bからエッジ検
出信号が出力される。制御装置20は、パターンのエッ
ジが検出されたときの干渉計14a、14bの位置信号
からエッジ検出信号が出力されたときのXYステージ1
5の位置を読み取る。
【0031】例えば、図8のパターンエッジ位置(以
下、パターンの位置とする)33a、33bでエッジ検
出信号が出力されたとする。パターンの位置33a、3
3bの位置に対応した座標値が干渉計14a、14bか
ら読み取られ、記憶される。制御装置20は、パターン
の位置33aのX座標値を認識し、先に求めた4次近似
式のうち、パターンの位置33aに隣接した近似式上の
高さ測定点33c、33dにおけるX方向の勾配θX
3、θX4を算出する。これらの勾配θX3、θX4
は、先に算出した4次近似式を微分し、X座標値を代入
することにより得ることが出来る。
下、パターンの位置とする)33a、33bでエッジ検
出信号が出力されたとする。パターンの位置33a、3
3bの位置に対応した座標値が干渉計14a、14bか
ら読み取られ、記憶される。制御装置20は、パターン
の位置33aのX座標値を認識し、先に求めた4次近似
式のうち、パターンの位置33aに隣接した近似式上の
高さ測定点33c、33dにおけるX方向の勾配θX
3、θX4を算出する。これらの勾配θX3、θX4
は、先に算出した4次近似式を微分し、X座標値を代入
することにより得ることが出来る。
【0032】パターン位置33aと高さ測定点33c、
33dとの位置関係が図8に示すものであった場合、パ
ターンの位置33aのX方向の勾配θX1は、比例配分
により、以下の式によって算出する。 θX1 =(L2・θX3+L1・θX4)/(L1+
L2) 他方のパターンの位置33bでのX方向の勾配θX2に
ついても同様に算出する。
33dとの位置関係が図8に示すものであった場合、パ
ターンの位置33aのX方向の勾配θX1は、比例配分
により、以下の式によって算出する。 θX1 =(L2・θX3+L1・θX4)/(L1+
L2) 他方のパターンの位置33bでのX方向の勾配θX2に
ついても同様に算出する。
【0033】Y方向の勾配θY1、θY2についても同
様にして算出する。次に、パターンの位置33a、33
bにおける補正量(t・θX1)/2、(t・θY1)
/2、(t・θX2)/2、(t・θY2)/2を各々
算出する。なお、tは基板10の厚さ(基準厚さ)であ
る。この補正量を用いて干渉計14a、14bで検出さ
れたパターンの位置に対応した座標値から撓みの無い状
態でのパターンの位置に対応した座標値を求める。ここ
で、パターンの位置33a及び33bが位置するX方向
のライン32cにおける撓み形状は、図9(a)のパタ
ーン形成面33の撓み形状で、点0を中心とした円弧状
とみなす。
様にして算出する。次に、パターンの位置33a、33
bにおける補正量(t・θX1)/2、(t・θY1)
/2、(t・θX2)/2、(t・θY2)/2を各々
算出する。なお、tは基板10の厚さ(基準厚さ)であ
る。この補正量を用いて干渉計14a、14bで検出さ
れたパターンの位置に対応した座標値から撓みの無い状
態でのパターンの位置に対応した座標値を求める。ここ
で、パターンの位置33a及び33bが位置するX方向
のライン32cにおける撓み形状は、図9(a)のパタ
ーン形成面33の撓み形状で、点0を中心とした円弧状
とみなす。
【0034】補正量は、中立面10’が伸び縮みせず、
中立面10’が変形することによる基板10の寸法変化
量が微少であるので無視でき、勾配から直ちに求めるこ
とができる。Y方向の補正量についても同様に考えるこ
とが出来る。
中立面10’が変形することによる基板10の寸法変化
量が微少であるので無視でき、勾配から直ちに求めるこ
とができる。Y方向の補正量についても同様に考えるこ
とが出来る。
【0035】尚、厚さ以外の形成条件がほぼ同一の複数
の被測定基板についてそれぞれパターンの位置を測定す
る場合は、先ず1枚目の被測定基板において前述の如く
オートフォーカス装置12bを用いて撓み形状(近似関
数)を求めて勾配を算出し、この勾配に基づいてパター
ンの変位量(補正量)を求めて記憶装置22に記憶す
る。そして、1枚目の被測定基板では、この求めた補正
量に基づいてパターン位置を補正し、2枚目以降の被測
定基板では1枚目の被測定基板との厚さの差△t(=t
−t’)を検出し、この厚さの差△tに基づいて先に記
憶した補正量を修正すると共に、この修正された補正量
に基づいてパターン位置を補正する。
の被測定基板についてそれぞれパターンの位置を測定す
る場合は、先ず1枚目の被測定基板において前述の如く
オートフォーカス装置12bを用いて撓み形状(近似関
数)を求めて勾配を算出し、この勾配に基づいてパター
ンの変位量(補正量)を求めて記憶装置22に記憶す
る。そして、1枚目の被測定基板では、この求めた補正
量に基づいてパターン位置を補正し、2枚目以降の被測
定基板では1枚目の被測定基板との厚さの差△t(=t
−t’)を検出し、この厚さの差△tに基づいて先に記
憶した補正量を修正すると共に、この修正された補正量
に基づいてパターン位置を補正する。
【0036】以上、パターン形成面を上に向けて支持し
た基板10の撓みの無い状態への変換に用いられる補正
量の算出について説明した。ここでは、更に、パターン
形成面を下に向けて支持した状態(実際の使用状態)へ
の変換方法について説明する。
た基板10の撓みの無い状態への変換に用いられる補正
量の算出について説明した。ここでは、更に、パターン
形成面を下に向けて支持した状態(実際の使用状態)へ
の変換方法について説明する。
【0037】制御装置20は、予め記憶しておいた4次
近似式から、上述した比例配分を用いて、撓みの無い状
態でのパターンの位置における勾配θX1’、θX
2’、θY1’、θY2’を算出し、更に補正量(t・
θX1’)/2、(t・θY1’)/2、(t・θX
2’)/2、(t・θY2’)/2を各々を算出する。
これらの補正量を用い、撓みの無い状態でのパターンの
位置に対応する座標値からパターン形成面を下にして支
持した際に生じる第2の撓み状態でのパターンの位置3
3a、33bに対応した座標値を算出する。なお、撓み
の無い状態でのパターンが位置するX方向のライン32
cにおける撓み形状は、図9(b)のパターン形成面3
3の撓み形状で、点0’を中心とした円弧状とみなす。
近似式から、上述した比例配分を用いて、撓みの無い状
態でのパターンの位置における勾配θX1’、θX
2’、θY1’、θY2’を算出し、更に補正量(t・
θX1’)/2、(t・θY1’)/2、(t・θX
2’)/2、(t・θY2’)/2を各々を算出する。
これらの補正量を用い、撓みの無い状態でのパターンの
位置に対応する座標値からパターン形成面を下にして支
持した際に生じる第2の撓み状態でのパターンの位置3
3a、33bに対応した座標値を算出する。なお、撓み
の無い状態でのパターンが位置するX方向のライン32
cにおける撓み形状は、図9(b)のパターン形成面3
3の撓み形状で、点0’を中心とした円弧状とみなす。
【0038】このようにして求めたパターンの位置は、
基板10をパターン形成面を下にして支持したときのパ
ターン位置に近いものである。図9(a)に示した撓み
状態でのパターンの位置33aと33bとの間の距離
は、基板10の理想平面の状態においた場合に比べて、
t・(θX1−θX2)/2 の誤差を含んでいること
になる。但し、θX1、θX2は図9に示すように基板
10の傾きが右上がりの時は正、左上がりの時は負とな
る。この場合、パターンの位置33a、33bとの間の
距離は勾配の差(θX1−θX2)が正であれば長く計
測され、負であれば短く計測されることになる。また、
基板10が水平面に対して傾いていても、誤差はθX1
とθX2との差から演算されるので、傾きはキャンセル
される。
基板10をパターン形成面を下にして支持したときのパ
ターン位置に近いものである。図9(a)に示した撓み
状態でのパターンの位置33aと33bとの間の距離
は、基板10の理想平面の状態においた場合に比べて、
t・(θX1−θX2)/2 の誤差を含んでいること
になる。但し、θX1、θX2は図9に示すように基板
10の傾きが右上がりの時は正、左上がりの時は負とな
る。この場合、パターンの位置33a、33bとの間の
距離は勾配の差(θX1−θX2)が正であれば長く計
測され、負であれば短く計測されることになる。また、
基板10が水平面に対して傾いていても、誤差はθX1
とθX2との差から演算されるので、傾きはキャンセル
される。
【0039】図9(b)に示した撓み状態でのパターン
の位置33aと33bとの間の距離は、基板10の撓み
の無い状態でのパターン位置に比べて、t・(θX1’
−θX2’)/2 の誤差を含んでいることになる。但
し、θX1’、θX2’は、図9に示すように基板10
の傾きが右上がりの時は正、左上がりの時は負となる。
この場合、パターンの位置33a、33bとの間の距離
は勾配の差(θX1’−θX2’)が正であれば長く計
測され、負であれば短く計測されることになる。また、
基板10が水平面に対して傾いていても、誤差はθX
1’とθX2’との差から演算されるので、傾きはキャ
ンセルされる。
の位置33aと33bとの間の距離は、基板10の撓み
の無い状態でのパターン位置に比べて、t・(θX1’
−θX2’)/2 の誤差を含んでいることになる。但
し、θX1’、θX2’は、図9に示すように基板10
の傾きが右上がりの時は正、左上がりの時は負となる。
この場合、パターンの位置33a、33bとの間の距離
は勾配の差(θX1’−θX2’)が正であれば長く計
測され、負であれば短く計測されることになる。また、
基板10が水平面に対して傾いていても、誤差はθX
1’とθX2’との差から演算されるので、傾きはキャ
ンセルされる。
【0040】従って、基板10のパターン形成面を下に
して支持したときの第2の撓み形状でのパターン位置3
3aと33bとの間の距離は、{t(θX1−θX2)
/2}−{t(θX1’−θX2’)/2}から求める
ことが出来る。その後、上述した方法により、基板の理
想厚さtに厚さ誤差△tを加えることにより、実際に基
板10が有する厚さt’に基づいたより正確なパターン
位置データが得られる。
して支持したときの第2の撓み形状でのパターン位置3
3aと33bとの間の距離は、{t(θX1−θX2)
/2}−{t(θX1’−θX2’)/2}から求める
ことが出来る。その後、上述した方法により、基板の理
想厚さtに厚さ誤差△tを加えることにより、実際に基
板10が有する厚さt’に基づいたより正確なパターン
位置データが得られる。
【0041】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではな
く、特許請求の範囲によって示された発明の思想の範囲
内で、種々の設計変更が可能である。例えば、オートフ
ォーカス装置12bを利用せずに、対物レンズ11の上
下動量をエンコーダ、干渉計又はポテンショメータ等の
手段により読み取ることによって基板10の表面の高さ
を検出しても良い。また、対物レンズ11の上下動量だ
けでなくXYステージ15の上にZ方向に上下動するZ
ステージを設け、このZステージの上下動量を読み取る
ようにしても良い。
が、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではな
く、特許請求の範囲によって示された発明の思想の範囲
内で、種々の設計変更が可能である。例えば、オートフ
ォーカス装置12bを利用せずに、対物レンズ11の上
下動量をエンコーダ、干渉計又はポテンショメータ等の
手段により読み取ることによって基板10の表面の高さ
を検出しても良い。また、対物レンズ11の上下動量だ
けでなくXYステージ15の上にZ方向に上下動するZ
ステージを設け、このZステージの上下動量を読み取る
ようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
測定基板の厚さ誤差(製造誤差、規格上の厚さの違い)
を補正しているため、基準基板による理論補正値のみで
の基板上に形成されたパターン位置の補正をした場合に
比べ、計測精度が向上するという効果がある。
測定基板の厚さ誤差(製造誤差、規格上の厚さの違い)
を補正しているため、基準基板による理論補正値のみで
の基板上に形成されたパターン位置の補正をした場合に
比べ、計測精度が向上するという効果がある。
【図1】本発明によるパターン測定装置を示す全体構成
図である。
図である。
【図2】本発明のパターン測定装置に使用される基板の
配置状態を示し、(a)が平面図、(b)が(a)のA
−A’方向の断面図である。
配置状態を示し、(a)が平面図、(b)が(a)のA
−A’方向の断面図である。
【図3】本発明のパターン測定装置の制御部分の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】本発明の作用を説明するための説明図。
【図5】本発明の動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の作用を示すグラフ。
【図7】本発明の作用を示す説明図。
【図8】本発明の作用を示す説明図。
【図9】本発明の作用を示す説明図。
10・・・基板 11・・・対物レンズ 12・・・光学装置 12a・・・レーザ光源 12b・・・オートフォーカス装置 14a、14b・・・干渉計 15・・・XYステージ 20・・・制御装置 21・・・表示装置 22・・・記憶装置 150・・・駆動装置 50a、50b、51a、51b・・・受光素子
Claims (13)
- 【請求項1】 基板上に形成されたパターンの位置を測
定するパターン位置測定方法において、 所定の基準基板の撓みによるパターンの変位量を第1の
補正値として求める第1工程と;前記基準基板に対する
被測定基板の厚さ誤差量を計測する第2工程と;前記厚
さ誤差量に基づいて、前記第1の補正値を修正すること
によって第2の補正値を求める第3工程と;前記被測定
基板の上に形成されたパターンの位置を測定する第4工
程と;前記第2の補正値に基づいて、前記測定されたパ
ターンの位置を補正する第5工程とを含むことを特徴と
するパターン位置測定方法。 - 【請求項2】 前記第2工程において、前記被測定基板
の表面高さを計測することによって前記厚さ誤差量を求
めることを特徴とする請求項1記載のパターン位置測定
方法。 - 【請求項3】 前記被測定基板がステージ上の複数の支
持部の上に載置され;前記表面高さの計測は、前記支持
部付近で行われることを特徴とする請求項2記載のパタ
ーン位置測定方法。 - 【請求項4】 前記第1工程において求められる前記第
1の補正値は、前記基準基板を表と裏でそれぞれ支持し
た場合の2つの撓み量に基づいて求められることを特徴
とする請求項1記載のパターン位置測定方法。 - 【請求項5】 ステージ上にほぼ水平に載置された被測
定基板のパターンの位置を測定する方法において、 前記被測定基板の厚さと所定の基準基板の厚さとの差に
基づいて、該基準基板の自重による撓みによって生じる
パターンの変位量を修正する第1工程と;前記被測定基
板のパターンの位置を測定し、前記修正された変位量に
基づいて前記測定されたパターン位置を補正する第2工
程とを含むことを特徴とするパターン位置測定方法。 - 【請求項6】 前記基準基板の撓みによる勾配を予め記
憶しておき、前記パターン位置の測定点での前記記憶さ
れた勾配に基づいて前記パターンの変位量を算出し、該
算出された変位量を前記厚さの誤差で修正することを特
徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 基板上に形成されたパターンの位置を測
定するパターン位置測定装置において、 所定の基準基板の撓みによるパターンの変位量を第1の
補正値として記憶する記憶手段と;前記基準基板に対す
る被測定基板の厚さ誤差量を計測する厚さ計測手段と;
前記厚さ誤差量に基づいて、前記第1の補正値を修正す
ることによって第2の補正値を求める演算手段と;前記
被測定基板の上に形成されたパターンの位置を測定する
位置計測手段と;前記第2の補正値に基づいて、前記測
定されたパターンの位置を補正する補正手段とを含むこ
とを特徴とするパターン位置測定装置。 - 【請求項8】 前記厚さ計測手段は、前記被計測基板の
表面高さを計測し、該計測値に基づいて前記厚さ誤差量
を検出することを特徴とする請求項7記載のパターン位
置測定装置。 - 【請求項9】 前記被測定基板は複数の支持部でほぼ水
平に支持されてステージ上に載置され;前記厚さ計測手
段は、前記被計測基板が載置される支持部付近で前記表
面高さを計測することを特徴とする請求項8記載のパタ
ーン位置測定装置。 - 【請求項10】 前記厚さ計測手段は、オートフォーカ
ス装置であることを特徴とする請求項8又は9記載のパ
ターン位置測定装置。 - 【請求項11】 ステージ上にほぼ水平に載置された被
測定基板のパターンの位置を測定する装置において、 前記ステージ上に載置された被測定基板と所定の基準基
板との厚さの差を検出する検出手段と;前記検出された
厚さの差に応じて、前記基準基板の自重による撓みによ
って生じるパターンの変位量を修正し、該修正された変
位量に基づいて前記パターン位置の計測結果を補正する
補正手段とを含むことを特徴とするパターン位置測定装
置。 - 【請求項12】 前記補正手段は、前記基準基板の撓み
による勾配を記憶する記憶手段と、前記パターン位置の
測定点での前記記憶された勾配に基づいて前記パターン
の変位量を算出し、該算出された変位量を前記厚さの誤
差で修正する演算手段とを有することを特徴とする請求
項11に記載の装置。 - 【請求項13】 前記ステージ上に載置された被測定基
板の表面高さを計測するフォーカスセンサーを更に備
え、前記検出手段は、前記フォーカスセンサーの出力に
基づいて前記厚さの差を求めることを特徴とする請求項
11又は12に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04956196A JP3427141B2 (ja) | 1995-07-18 | 1996-02-13 | パターン位置測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20377095 | 1995-07-18 | ||
JP7-203770 | 1995-07-18 | ||
JP04956196A JP3427141B2 (ja) | 1995-07-18 | 1996-02-13 | パターン位置測定方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0989520A true JPH0989520A (ja) | 1997-04-04 |
JP3427141B2 JP3427141B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=26389977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04956196A Expired - Lifetime JP3427141B2 (ja) | 1995-07-18 | 1996-02-13 | パターン位置測定方法及び装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3427141B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2021018307A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | レーザーテック株式会社 | 撮像装置、及びフォーカス調整方法 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP04956196A patent/JP3427141B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2021018307A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | レーザーテック株式会社 | 撮像装置、及びフォーカス調整方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3427141B2 (ja) | 2003-07-14 |
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