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JPH0980508A - ブレ補正装置 - Google Patents

ブレ補正装置

Info

Publication number
JPH0980508A
JPH0980508A JP23697295A JP23697295A JPH0980508A JP H0980508 A JPH0980508 A JP H0980508A JP 23697295 A JP23697295 A JP 23697295A JP 23697295 A JP23697295 A JP 23697295A JP H0980508 A JPH0980508 A JP H0980508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shake
blur correction
image
correction
optical system
Prior art date
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Pending
Application number
JP23697295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hirano
真一 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP23697295A priority Critical patent/JPH0980508A/ja
Priority to US08/713,533 priority patent/US5740472A/en
Publication of JPH0980508A publication Critical patent/JPH0980508A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カメラ等の撮影装置に配置される
ブレ補正装置に関し、振れ検出不能状態で像ブレ補正制
御を行うことを容易,確実に防止することを目的とす
る。 【解決手段】 振れ検出手段が振れ検出可能な状態でな
い時に撮影開始指示があった場合に、ボディ装置に配置
される阻止手段により、ブレ補正開始情報のレンズ装置
への送信を阻止し、あるいは振れ検出手段が振れ検出可
能状態になるまで送信を保持するように構成する。ま
た、振れ検出手段が振れ検出可能な状態でない時に出力
手段からブレ補正開始情報が入力された場合に、レンズ
装置に配置される阻止手段により、像ブレ補正駆動手段
の駆動の実行を阻止し、あるいは振れ検出手段が振れ検
出可能状態になるまで実行を保持するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の撮影装
置に配置されるブレ補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに代表される撮影装置で
は、AF装置は一般的になっており、近時、手振れによ
る像ブレを補正するブレ補正装置を付加することが提案
されている。一般に、カメラにおいてレンズ装置とボデ
ィ装置とが着脱可能な形態である場合には、カメラの振
れを検出する振れ検出センサー、カメラの振れにより生
ずるフィルム面で発生する像ブレを補正するために設け
られる像ブレ補正光学系、および像ブレ補正光学系の駆
動制御部をレンズ装置内に配置し、フィルム露光制御、
フィルム給送制御、像ブレ補正の指令、およびオートフ
ォーカス等の制御をボディ装置で行う方法が考えられ
る。
【0003】このようなシステムにおいては、接続され
たボディ装置とレンズ装置で構成されるカメラシステム
で発生する振れ量を検出し、その振れ量を基に像ブレ補
正光学系を移動させ、フィルム面で発生する像ブレの補
正制御を行うのは、レンズ装置であり、写真撮影時にブ
レ補正制御を円滑に行うためには、システム全体の制御
を司るボディ装置とレンズ装置の間で情報の伝達を行う
必要がある。
【0004】そして、像ブレ補正機能を有するレンズ装
置に、そのレンズ装置の制御機能を持つボディ装置を装
着して使用する場合には、ボディ装置はレンズ装置に対
し像ブレ補正制御で必要となる制御命令および情報をレ
ンズ装置に送信し、レンズ装置はその命令を解読し制御
を実行することで、カメラシステム全体でのブレ補正制
御とそれ以外のフィルム露光制御等を円滑に実行するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、像ブレ補正機能を有するレンズ装置を、そのレンズ
装置の開発設計以前にそのレンズ装置の制御命令出力機
能を持たせることなく設計されたボディ装置に接続して
使用する場合には、ボディ装置はレンズ装置の振れ検出
回路の準備状態を知ることが出来ないため、振れ検出不
可能状態で像ブレ補正制御を行うことがあり、このよう
な場合には、像ブレ補正制御を行なった場合に撮影され
た写真の像ブレ量が、まったく同じ条件で像ブレ補正制
御を行なわなかった場合に撮影された写真の像ブレ量に
比べて、逆に大きくなるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、振れ検出不能状態で像ブレ補正制
御を行うことを容易,確実に防止することができるブレ
補正装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のブレ補正装置
は、振れ検出手段が振れ検出可能な状態であるという情
報をレンズ装置からボディ装置に伝達する伝達手段と、
ボディ装置に配置され像ブレ補正駆動手段の駆動を開始
するタイミングを決定する情報であるブレ補正開始情報
をレンズ装置に出力する出力手段と、ボディ装置に配置
され振れ検出手段が振れ検出可能な状態でない時に撮影
開始指示があった場合にブレ補正開始情報のレンズ装置
への送信を行わず、あるいは振れ検出手段が振れ検出可
能状態になるまで送信を保持する阻止手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2のブレ補正装置は、請求項1にお
いて、ブレ補正開始情報は、撮影者の撮影開始操作に同
期した信号であることを特徴とする。請求項3のブレ補
正装置は、請求項1において、ブレ補正開始情報は、ボ
ディ装置のミラーアップ完了に同期した信号であること
を特徴とする。請求項4のブレ補正装置は、請求項1に
おいて、ブレ補正開始情報は、像ブレ補正駆動手段の駆
動を開始させるためにのみ使用されるブレ補正開始命令
であることを特徴とする。
【0009】請求項5のブレ補正装置は、ボディ装置に
配置され像ブレ補正駆動手段の駆動を開始するタイミン
グを決定する情報であるブレ補正開始情報をレンズ装置
に出力する出力手段と、レンズ装置に配置され振れ検出
手段が振れ検出可能な状態でない時に出力手段からブレ
補正開始情報が入力された場合に像ブレ補正駆動手段の
駆動を実行せず、あるいは振れ検出手段が振れ検出可能
状態になるまで実行を保持する阻止手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】請求項6のブレ補正装置は、請求項5にお
いて、ブレ補正開始情報は、撮影者の撮影開始操作に同
期した信号であることを特徴とする。請求項7のブレ補
正装置は、請求項5において、ブレ補正開始情報は、ボ
ディ装置のミラーアップ完了に同期した信号であること
を特徴とする。請求項8のブレ補正装置は、請求項5に
おいて、ブレ補正開始情報は、像ブレ補正駆動手段の駆
動を開始させるためにのみ使用されるブレ補正開始命令
であることを特徴とする。
【0011】請求項9のブレ補正装置は、ボディ装置に
配置され像ブレ補正駆動手段の駆動を開始するタイミン
グを決定する情報であるブレ補正開始情報をレンズ装置
に出力する出力手段と、ボディ装置に配置されボディ装
置からのレンズ装置への電源の供給後一定時間以内に撮
影開始指示があった場合にブレ補正開始情報のレンズ装
置への送信を行わず、あるいは一定時間が経過するまで
送信を保持する阻止手段とを有することを特徴とする。
【0012】請求項10のブレ補正装置は、請求項9に
おいて、一定時間は、振れ検出手段が電源起動後振れ検
出可能となるまでの最大時間であることを特徴とする。
請求項11のブレ補正装置は、請求項9または10にお
いて、ブレ補正開始情報は、撮影者の撮影開始操作に同
期した信号であることを特徴とする。請求項12のブレ
補正装置は、請求項9または10において、ブレ補正開
始情報は、ボディ装置のミラーアップ完了に同期した信
号であることを特徴とする。
【0013】請求項13のブレ補正装置は、請求項9ま
たは10において、ブレ補正開始情報は、像ブレ補正駆
動手段の駆動を開始させるためにのみ使用されるブレ補
正開始命令であることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1のブレ補正装置では、振れ検出手段が
振れ検出可能な状態でない時に撮影開始指示があった場
合には、ボディ装置に配置される阻止手段により、ブレ
補正開始情報のレンズ装置への送信が阻止され、あるい
は振れ検出手段が振れ検出可能状態になるまで送信が保
持される。
【0015】請求項2のブレ補正装置では、請求項1に
おいて、ブレ補正開始情報が、撮影者の撮影開始操作に
同期した信号とされる。請求項3のブレ補正装置では、
請求項1において、ブレ補正開始情報が、ボディ装置の
ミラーアップ完了に同期した信号とされる。請求項4の
ブレ補正装置では、請求項1において、ブレ補正開始情
報が、像ブレ補正駆動手段の駆動を開始させるためにの
み使用されるブレ補正開始命令とされる。
【0016】請求項5のブレ補正装置では、振れ検出手
段が振れ検出可能な状態でない時に出力手段からブレ補
正開始情報が入力された場合には、レンズ装置に配置さ
れる阻止手段により、像ブレ補正駆動手段の駆動の実行
が阻止され、あるいは振れ検出手段が振れ検出可能状態
になるまで実行が保持される。請求項6のブレ補正装置
では、請求項5において、ブレ補正開始情報が、撮影者
の撮影開始操作に同期した信号とされる。
【0017】請求項7のブレ補正装置では、請求項5に
おいて、ブレ補正開始情報が、ボディ装置のミラーアッ
プ完了に同期した信号とされる。請求項8のブレ補正装
置では、請求項5において、ブレ補正開始情報が、像ブ
レ補正駆動手段の駆動を開始させるためにのみ使用され
るブレ補正開始命令とされる。
【0018】請求項9のブレ補正装置では、ボディ装置
からのレンズ装置への電源の供給後一定時間以内に撮影
開始指示があった場合には、ボディ装置に配置される阻
止手段により、ブレ補正開始情報のレンズ装置への送信
が阻止され、あるいは一定時間が経過するまで送信が保
持される。請求項10のブレ補正装置では、請求項9に
おいて、一定時間が、振れ検出手段が電源起動後振れ検
出可能となるまでの最大時間とされる。
【0019】請求項11のブレ補正装置では、請求項9
または10において、ブレ補正開始情報が、撮影者の撮
影開始操作に同期した信号とされる。請求項12のブレ
補正装置では、請求項9または10において、ブレ補正
開始情報が、ボディ装置のミラーアップ完了に同期した
信号とされる。請求項13のブレ補正装置では、請求項
9または10において、ブレ補正開始情報が、像ブレ補
正駆動手段の駆動を開始させるためにのみ使用されるブ
レ補正開始命令とされる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。図1は、この実施形態のブレ補正装置の撮影
光学系を含めた構成を示す模式図であり、図2は、この
実施形態のブレ補正装置の信号系を示すブロック図であ
る。この実施形態では、ブレ補正装置は、レンズ装置1
とボディ装置2とから構成されるカメラに組み込まれて
いる。
【0021】レンズ装置1には、撮影光学系A,像ブレ
補正光学系B,振れ補正ヘッドアンプ13,超音波モー
タ19等が配置されている。また、ブレ補正制御用マイ
クロコンピュータ3、超音波モータ用マイクロコンピュ
ータ16、通信用マイクロコンピュータ24等が配置さ
れている。
【0022】一方、ボディ装置2には、ミラー30,焦
点板31,ファインダー32等が配置されている。ま
た、ボディ用マイクロコンピュータ25等が配置されて
いる。ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3は、ボデ
ィ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25の出力
と、各エンコーダ5,9,15,22等からの光学系位
置情報に基づいて、ブレ補正駆動手段Cの駆動を制御す
る。
【0023】ここで、ブレ補正駆動手段Cは、X軸駆動
モータ7,X軸モータドライバー8,Y軸駆動モータ1
1,Y軸モータドライバー12等からなる。レンズ装置
1のボディ装置2への装着部に配置されるレンズ接点4
は、ボディ装置2との信号の授受に使用する電気接点群
であり、通信用マイクロコンピュータ24に接続されて
いる。
【0024】Xエンコーダ5は、X軸方向の光学系移動
量を検出するためのものであり、その出力は、Xエンコ
ーダIC6に接続されている。XエンコーダIC6は、
X軸方向の光学系移動量を電気信号に変換するためのも
のであり、その信号は、ブレ補正制御用マイクロコンピ
ュータ3に送られる。X軸制御モータ7は、X軸ブレ補
正光学系を移動駆動する駆動モータである。
【0025】X軸モータドライバー8は、X軸駆動モー
タ7を駆動する回路である。同様にして、Yエンコーダ
9は、Y軸方向の光学系移動量を検出するためのもので
あり、その出力は、YエンコーダIC10に接続されて
いる。YエンコーダIC10は、Y軸方向の光学系移動
量を電気信号に変換するためのものであり、その信号
は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3に送られ
る。
【0026】Y軸制御モータ11は、Y軸ブレ補正光学
系を移動駆動する駆動モータである。Y軸モータドライ
バー12は、Y軸駆動モータ11を駆動する回路であ
る。振れ補正ヘッドアンプ13は、振れ量を検出する回
路であり、像ブレ情報を電気信号に変換し、その信号
を、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3に送る。
【0027】この振れ補正ヘッドアンプ13としては、
例えば、角度センサーなどを使用することができる。V
Rスイッチ14は、ブレ補正駆動のオン,オフの切換え
を行うスイッチである。距離エンコーダ15は、フォー
カス位置を検出し、電気信号に変換するエンコーダであ
り、その出力は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ
3,超音波モータ用マイクロコンピュータ16および通
信用マイクロコンピュータ24に送られる。
【0028】超音波用マイクロコンピュータ16は、合
焦光学系Dの駆動を行う超音波モータ19を制御するた
めのものである。USMエンコーダ17は、超音波モー
タ19の移動量を検出するエンコーダであり、その出力
は、USMエンコーダIC18に接続されている。US
MエンコーダIC18は、超音波モータ19の移動量を
電気信号に変換する回路であり、その信号は、超音波モ
ータ用マイクロコンピュータ16に送られる。
【0029】超音波モータ19は、合焦光学系Dを駆動
するモータである。超音波モータ駆動回路20は、超音
波モータ19の固有の駆動周波数を持ち、相互に90゜
位相差を持つ2つの駆動信号を発生させるための回路で
ある。超音波モータ用IC21は、超音波モータ用マイ
クロコンピュータ16と超音波モータ駆動回路20のイ
ンターフェースを行う回路である。
【0030】ズームエンコーダ22は、レンズ焦点距離
位置を検出し、電気信号に変換するエンコーダあり、ブ
レ補正制御用マイクロコンピュータ3,超音波モータ用
マイクロコンピュータ16および通信用マイクロコンピ
ュータ24に接続されている。
【0031】DC−DCコンバータ23は、電池電圧の
変動に対して安定したDC電圧を供給する回路であり、
通信用マイクロコンピュータ24からの信号により制御
されている。通信用マイクロコンピュータ24は、レン
ズ装置1とボディ装置2との通信を行い、レンズ装置1
内の他のマイクロコンピュータ3,16等に命令を伝達
するためのものである。
【0032】レリーズスイッチ28は、ボディ装置2に
配置されており、レリーズボタンの半押しにより、撮影
準備動作を開始する半押しスイッチSW1と、レリーズ
ボタンの全押しにより、露光制御の開始を指示する全押
しスイッチSW2とから構成されている。ロック機構で
ある固定マグネット29は、レンズ装置1に配置されて
おり、ブレ補正機構を固定するために設けられた図示し
ない機構部品に連動した電磁マグネットである。
【0033】そして、固定マグネット29への通電時に
はブレ補正機構は移動可能状態であり、固定マグネット
29への非通電時にはブレ補正機構は固定状態である。
すなわち、固定マグネット29は、通電されることによ
り所定の停止位置(中心位置)へのブレ補正機構の固定
を解除する通電式固定解除機能を有するロック機構であ
る。
【0034】ミラー30は、ボディ装置2に設けられて
おり、撮影者により撮影開始の指示となるレリーズスイ
ッチ28がオンされると、レンズを通過した光がフィル
ム面に到達するように移動する。また、フィルム露光が
終了するとレンズを通過した光を撮影者が観察できる元
の状態に移動復帰する。
【0035】図3は、上述したカメラに配置されるブレ
補正装置の作動順序を説明する流れ図である。先ず、通
信用マイクロコンピュータ24が通信準備をする(ステ
ップ(以下Sと略す)200)。これと同時に、ブレ補
正制御用マイクロコンピュータ3が通信準備をし(S2
01)、また、超音波モータ用マイクロコンピュータ1
6が通信準備をする(S202)。
【0036】次に、通信用マイクロコンピュータ24が
レンズ接点4を介してボディ装置2のボディ用マイクロ
コンピュータ25と通信を行う(S203)。次に、ボ
ディ用マイクロコンピュータ25から指示を受けた合焦
制御指示を超音波モータ用マイクロコンピュータ16に
伝達する(S204)。これにより、超音波モータ用マ
イクロコンピュータ16が、ズームエンコーダ22,距
離エンコーダ15の情報を基に合焦制御を行う(S20
5)。
【0037】次に、通信用マイクロコンピュータ24
は、ブレ補正制御指示をブレ補正制御マイクロコンピュ
ータ3に伝達する(S206)。これにより、ブレ補正
用マイクロコンピュータ3は、ブレ補正演算を行う(S
207)。次に、ブレ補正用マイクロコンピュータ3
は、ブレ補正制御またはロック関連制御(ロック制御ま
たはロック解除制御)を行う(S208)。
【0038】図4は、図3に示したS206で実行され
るサブルーチンの作動順序を説明する流れ図である。こ
のサブルーチンでは、レンズ装置1がレンズ装置1の振
れ検出状態情報を受信不可能なボディ装置2に接続され
た場合について述べる。また、このサブルーチンでは、
ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25から
送信される信号である露光制御開始信号、露光制御終了
信号によりレンズ装置1のブレ補正制御の実行タイミン
グが決定される。
【0039】先ず、レンズ装置1は、VRスイッチ14
のオン,オフによりブレ補正制御モードがオンであるか
否か判定する(S400)。VRスイッチ14がオン
(ブレ補正制御実行モード)である場合はS401へ進
み、そうでない場合(ブレ補正制御非実行モード)はリ
ターンする。ここで、VRスイッチ14と制御動作の関
係を表にすると以下となる。
【表1】 次に、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
から露光制御終了信号を受信したか否かを判定する(S
401)。露光制御終了信号を受信した場合はS405
へ、そうでない場合はS402へ進む。
【0040】そして、レンズ装置1の通信用マイクロコ
ンピュータ24は、ボディ装置2のボディ用マイクロコ
ンピュータ25から露光制御開始信号を受信したか否か
を判定する(S402)。露光制御開始信号を受信した
場合はS403へ、そうでない場合はS406へ進む。
【0041】ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュ
ータ25が、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュー
タ24に送信するタイミングに関する情報を表にまとめ
ると以下となる。
【表2】 S403では、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュ
ータ24は、振れ補正ヘッドアンプ13が振れ検出可能
な状態か否かを判定する。
【0042】なお、ここで、振れ補正ヘッドアンプ13
が振れを検出可能な状態とは、振れ補正ヘッドアンプ1
3の検出準備が終了し正常に作動している状態である。
そして、振れ検出可能な状態であればS404へ進み、
そうでない場合はリターンする。
【0043】S404では、レンズ装置1の通信用マイ
クロコンピュータ24は、ブレ補正制御用マイクロコン
ピュータ3へ露光中ブレ補正制御指示を行う。この露光
中ブレ補正指示とは、実際の露光時にブレを補正する場
合の精密な制御を行う制御方式である。一方、S401
において、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ
24が露光制御終了信号を受信した場合はS405へ進
む。
【0044】そして、VR作動スイッチ27がオンか否
か判定する(S405)。VR作動スイッチ27がオン
である場合はS406へ、そうでない場合はS408へ
進む。VR作動スイッチ27と制御動作の関係を表にす
ると以下となる。
【表3】 S406において、レンズ装置1の通信用マイクロコン
ピュータ24は、振れ補正ヘッドアンプ13が振れ検出
可能な状態か否かを判定する。
【0045】検出可能な状態であればS407へ進み、
そうでない場合はリターンする。S407において、レ
ンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24は、ブレ
補正制御用マイクロコンピュータ3に、露光中ブレ補正
制御とは異なる制御方式である露光外ブレ補正制御の指
示をする。この露光外ブレ補正制御指示とは、撮影準備
開始動作以降にファインダー像のブレを補正する場合の
粗い制御をするモードである。
【0046】一方、VR作動スイッチ27がオフである
場合は、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ2
4は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3にブレ補
正制御停止の指示をする(S408)。上述したブレ補
正装置では、振れ補正ヘッドアンプ13が振れ検出可能
な状態でない時にボディ装置2のボディ用マイクロコン
ピュータ25から露光制御開始信号が入力された場合に
は、レンズ装置1に配置される阻止手段(S403)に
より、露光中ブレ補正制御指示の出力が阻止されるた
め、振れ検出不能状態で像ブレ補正制御を行うことを容
易,確実に防止することができる。
【0047】また、上述したブレ補正装置では、像ブレ
補正機能を有するレンズ装置1が、いかなるボディ装置
2に接続された場合においても、振れ検出不能状態で像
ブレ補正制御が行われることがなくなり、像ブレ補正制
御を行なった場合に撮影された写真の像ブレ量が、まっ
たく同じ条件で像ブレ補正制御を行なわなかった場合に
撮影された写真の像ブレ量に比べて、逆に大きくなるこ
とを確実に防止することができる。
【0048】なお、上述した第1の実施形態のブレ補正
装置では、像ブレ補正を開始するタイミングを決定する
情報であるブレ補正開始情報として、ボディ装置2のボ
ディ用マイクロコンピュータ25から入力される撮影者
の撮影開始操作に同期した信号である露光制御開始信号
を用いた例について説明したが、本発明はかかる実施形
態に限定されるものではなく、例えば、ボディ装置2の
ボディ用マイクロコンピュータ25から入力されるボデ
ィ装置2のミラーアップ完了に同期した信号、あるいは
ブレ補正を開始させるためにのみ使用される信号であっ
ても良い。
【0049】図5および図6は、本発明のブレ補正装置
の第2の実施形態におけるボディ装置2のボディ用マイ
クロコンピュータ25の作動順序を説明する流れ図であ
る。この実施形態では、レンズ装置1の通信用マイクロ
コンピュータ24から、ボディ装置2のボディ用マイク
ロコンピュータ25に、振れ補正ヘッドアンプ13の振
れ検出状態の情報が送信され、その情報に基づいてボデ
ィ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25がレンズ
装置1に対してブレ補正制御の指示を行う。
【0050】先ず、ボディ装置2のボディ用マイクロコ
ンピュータ25は、ボディ装置2の電源スイッチのオン
によりボディ装置2内の電源回路を起動する(S50
0)。次に、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュ
ータ25は、図1に示したレンズ接点4を介して、レン
ズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24と通信を行
いレンズ情報を検出する(S501)。
【0051】そして、ボディ装置2のボディ用マイクロ
コンピュータ25は、S501で得られたレンズ情報に
基づいてボディ装置2に装着されているレンズ装置1が
ブレ補正機能対応レンズか否か判定する(S502)。
ブレ補正機能対応レンズである場合はS503へ、そう
でない場合はS509に進む。
【0052】S503では、ボディ装置2はレンズ装置
1に電源を供給する。次に、ボディ装置2のボディ用マ
イクロコンピュータ25は、通信用マイクロコンピュー
タ24を介して、VRスイッチ14のオン,オフによ
り、ブレ補正制御モードがオンであるか否かを判定する
(S504)。VRスイッチ14がオン(ブレ補正制御
実行モード)である場合はS505へ進み、そうでない
場合(ブレ補正制御非実行モード)はS509へ進む。
【0053】次に、VR作動スイッチ27がオンか否か
判定する(S505)。VR作動スイッチ27がオンで
ある場合はS506へ、そうでない場合はS509へ進
む。S506では、ボディ装置2のボディ用マイクロコ
ンピュータ25は、図1に示したレンズ接点4を介し
て、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24と
通信を行いレンズ情報である振れ検出状態の情報を検出
する。
【0054】そして、ボディ装置2のボディ用マイクロ
コンピュータ25は、振れ検出状態の情報に基づいて振
れ補正ヘッドアンプ13が振れを検出可能な状態か否か
判定する(S507)。なお、ここで、振れ補正ヘッド
アンプ13が振れを検出可能な状態とは、振れ補正ヘッ
ドアンプ13の検出準備が終了し正常に作動している状
態であり、具体的には、ブレ補正制御用マイクロコンピ
ュータ3によりこの状態が検出され、通信用マイクロコ
ンピュータ24に入力される。
【0055】そして、振れを検出可能な状態であればS
508へ進み、そうでない場合はS509へ進む。S5
08では、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュー
タ25は、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ
24に露光外ブレ補正制御命令を送信する。次に、ボデ
ィ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25は、撮影
者による露光開始命令となるレリーズスイッチがオンか
否かを判定する(S509)。
【0056】そして、レリーズスイッチがオンである場
合はS600へ進み、そうでない場合はS504へ進
む。S600では、ボディ装置2のボディ用マイクロコ
ンピュータ25は、S501で得られたレンズ情報に基
づいてボディ装置2に装着されているレンズ装置1がブ
レ補正機能対応レンズか否か判定する。
【0057】そして、ブレ補正機能対応レンズである場
合はS601へ進み、そうでない場合はリターンする。
S601では、 ボディ装置2は、VRスイッチ14の
オン,オフにより、ブレ補正制御モードがオンであるか
否かを判定する。VRスイッチ14がオン(ブレ補正制
御実行モード)である場合はS602へ進み、そうでな
い場合(ブレ補正制御非実行モード)はリターンする。
【0058】次に、ボディ装置2のボディ用マイクロコ
ンピュータ25は、振れ補正ヘッドアンプ13が振れ検
出可能な状態か否かを判定する(S602)。振れ検出
可能な状態であればS603へ進み、そうでない場合は
S604へ進む。S603では、ボディ装置2のボディ
用マイクロコンピュータ25は、レンズ装置1の通信用
マイクロコンピュータ24に露光中ブレ補正制御命令を
送信する。
【0059】次に、ボディ装置2のボディ用マイクロコ
ンピュータ25は、フィルム露光制御を実行する(S6
04)。この後、ボディ装置2のボディ用マイクロコン
ピュータ25は、VRスイッチ14のオン,オフによ
り、ブレ補正制御モードがオンであるか否かを判定する
(S605)。
【0060】VRスイッチ14がオン(ブレ補正制御実
行モード)である場合はS606へ進み、そうでない場
合(ブレ補正制御非実行モード)はリターンする。次
に、VR作動スイッチ27がオンか否かを判定する(S
606)。そして、VR作動スイッチ27がオンである
場合はS607へ進み、そうでない場合はリターンす
る。
【0061】S607では、ボディ装置2のボディ用マ
イクロコンピュータ25は、図1に示したレンズ接点4
を介して、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ
24と通信を行いレンズ情報である振れ検出状態の情報
を検出する。そして、次に、ボディ装置2のボディ用マ
イクロコンピュータ25は、振れ補正ヘッドアンプ13
が振れ検出可能な状態か否かを判定する(S608)。
【0062】振れ検出可能な状態であればS609へ進
み、そうでない場合はリターンする。そして、最後に、
ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25は、
レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24に露光
外ブレ補正制御命令を送信する(S609)。上述した
ブレ補正装置では、振れ補正ヘッドアンプ13が振れ検
出可能な状態でない時に撮影開始指示があった場合に
は、ボディ装置2に配置される阻止手段(S602)に
より、露光中ブレ補正制御命令信号のレンズ装置1への
送信が阻止されるため、振れ検出不能状態で像ブレ補正
制御を行うことを容易,確実に防止することができる。
【0063】また、上述したブレ補正装置では、ボディ
装置2に、いかなる像ブレ補正機能を有するレンズ装置
1が接続された場合においても、振れ検出不能状態で像
ブレ補正制御が行われることがなくなり、像ブレ補正制
御を行なった場合に撮影された写真の像ブレ量が、まっ
たく同じ条件で像ブレ補正制御を行なわなかった場合に
撮影された写真の像ブレ量に比べて、逆に大きくなるこ
とを確実に防止することができる。
【0064】なお、上述した第2の実施形態のブレ補正
装置では、像ブレ補正を開始するタイミングを決定する
情報であるブレ補正開始情報として、ボディ装置2のボ
ディ用マイクロコンピュータ25がブレ補正を開始させ
るためにのみ使用される露光中ブレ補正制御命令信号を
レンズ装置1に出力した例について説明したが、本発明
はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、
ブレ補正開始情報として撮影者の撮影開始操作に同期し
た信号である露光制御開始信号、あるいはボディ装置2
のミラーアップ完了に同期した信号を用いても良い。
【0065】また、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、ボディ装置2からのレンズ装置1
への電源の供給後一定時間以内に撮影開始指示があった
場合には、ボディ装置2に配置される阻止手段により、
ブレ補正開始情報のレンズ装置1への送信を阻止し、あ
るいは一定時間が経過するまで送信を保持するようにし
ても良く、この場合にも、振れ検出不能状態で像ブレ補
正制御を行うことを容易,確実に防止することができ
る。
【0066】そして、この場合には、前記一定時間に、
振れ補正ヘッドアンプ13が電源起動後振れ検出可能と
なるまでの最大時間を採用するのが望ましい。また、こ
の場合にも、ブレ補正開始情報として、撮影者の撮影開
始操作に同期した信号、ボディ装置2のミラーアップ完
了に同期した信号、あるいは像ブレ補正を開始させるた
めにのみ使用されるブレ補正開始命令を用いることがで
きる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1ないし4の
ブレ補正装置では、振れ検出手段が振れ検出可能な状態
でない時に撮影開始指示があった場合には、ボディ装置
に配置される阻止手段により、ブレ補正開始情報のレン
ズ装置への送信が阻止され、あるいは振れ検出手段が振
れ検出可能状態になるまで送信が保持されるため、振れ
検出不能状態で像ブレ補正制御を行うことを容易,確実
に防止することができる。
【0068】請求項5ないし8のブレ補正装置では、振
れ検出手段が振れ検出可能な状態でない時に出力手段か
らブレ補正開始情報が入力された場合には、レンズ装置
に配置される阻止手段により、像ブレ補正駆動手段の駆
動の実行が阻止され、あるいは振れ検出手段が振れ検出
可能状態になるまで実行が保持されるため、振れ検出不
能状態で像ブレ補正制御を行うことを容易,確実に防止
することができる。
【0069】請求項9ないし13のブレ補正装置では、
ボディ装置からのレンズ装置への電源の供給後一定時間
以内に撮影開始指示があった場合には、ボディ装置に配
置される阻止手段により、ブレ補正開始情報のレンズ装
置への送信が阻止され、あるいは一定時間が経過するま
で送信が保持されるため、振れ検出不能状態で像ブレ補
正制御を行うことを容易,確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレ補正装置の第1の実施形態の構成
を示す説明図である。
【図2】図1のブレ補正装置を示すブロック図である。
【図3】図1のブレ補正装置の動作順序を説明する流れ
図である。
【図4】図3のS206のサブルーチンを説明する流れ
図である。
【図5】本発明のブレ補正装置の第2の実施形態の動作
の前半を説明する流れ図である。
【図6】本発明のブレ補正装置の第2の実施形態の動作
の後半を説明する流れ図である。
【符号の説明】
1 レンズ装置 2 ボディ装置 3 ブレ補正制御用マイクロコンピュータ 4 レンズ接点 5 Xエンコーダ 6 XエンコーダIC 7 X軸駆動モータ 8 X軸モータドライバー 9 Yエンコーダ 10 YエンコーダIC 11 Y軸駆動モータ 12 Y軸モータドライバー 13 ブレ補正ヘッドアンプ(角速度センサー) 14 VRスイッチ 15 距離エンコーダ 16 超音波モータ用マイクロコンピュータ 17 USMエンコーダ 18 USMエンコーダIC 19 超音波モータ 20 超音波モータ駆動回路 21 超音波モータ用IC 22 ズームエンコーダ 23 DC−DCコンバータ 24 通信用マイクロコンピュータ 25 ボディ用マイクロコンピュータ 27 VR作動スイッチ 28 レリーズスイッチ 29 固定マグネット 30 ミラー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、 前記振れ検出手段が振れ検出可能な状態であるという情
    報を前記レンズ装置から前記ボディ装置に伝達する伝達
    手段と、 前記ボディ装置に配置され前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を開始するタイミングを決定する情報であるブレ補正
    開始情報を前記レンズ装置に出力する出力手段と、 前記ボディ装置に配置され前記振れ検出手段が振れ検出
    可能な状態でない時に撮影開始指示があった場合に前記
    ブレ補正開始情報のレンズ装置への送信を行わず、ある
    いは前記振れ検出手段が振れ検出可能状態になるまで送
    信を保持する阻止手段と、を有することを特徴とするブ
    レ補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブレ補正装置において、 前記ブレ補正開始情報は、撮影者の撮影開始操作に同期
    した信号であることを特徴とするブレ補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブレ補正装置において、 前記ブレ補正開始情報は、前記ボディ装置のミラーアッ
    プ完了に同期した信号であることを特徴とするブレ補正
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のブレ補正装置において、 前記ブレ補正開始情報は、前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を開始させるためにのみ使用されるブレ補正開始命令
    であることを特徴とするブレ補正装置。
  5. 【請求項5】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、 前記ボディ装置に配置され前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を開始するタイミングを決定する情報であるブレ補正
    開始情報を前記レンズ装置に出力する出力手段と、 前記レンズ装置に配置され前記振れ検出手段が振れ検出
    可能な状態でない時に前記出力手段から前記ブレ補正開
    始情報が入力された場合に前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を実行せず、あるいは前記振れ検出手段が振れ検出可
    能状態になるまで実行を保持する阻止手段と、を有する
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のブレ補正装置において、 前記ブレ補正開始情報は、撮影者の撮影開始操作に同期
    した信号であることを特徴とするブレ補正装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のブレ補正装置において、 前記ブレ補正開始情報は、前記ボディ装置のミラーアッ
    プ完了に同期した信号であることを特徴とするブレ補正
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のブレ補正装置において、 前記ブレ補正開始情報は、前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を開始させるためにのみ使用されるブレ補正開始命令
    であることを特徴とするブレ補正装置。
  9. 【請求項9】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、 前記ボディ装置に配置され前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を開始するタイミングを決定する情報であるブレ補正
    開始情報を前記レンズ装置に出力する出力手段と、 前記ボディ装置に配置されボディ装置からの前記レンズ
    装置への電源の供給後一定時間以内に撮影開始指示があ
    った場合に前記ブレ補正開始情報の前記レンズ装置への
    送信を行わず、あるいは前記一定時間が経過するまで送
    信を保持する阻止手段と、を有することを特徴とするブ
    レ補正装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のブレ補正装置におい
    て、 前記一定時間は、前記振れ検出手段が電源起動後振れ検
    出可能となるまでの最大時間であることを特徴とするブ
    レ補正装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載のブレ補正装
    置において、 前記ブレ補正開始情報は、撮影者の撮影開始操作に同期
    した信号であることを特徴とするブレ補正装置。
  12. 【請求項12】 請求項9または10記載のブレ補正装
    置において、 前記ブレ補正開始情報は、前記ボディ装置のミラーアッ
    プ完了に同期した信号であることを特徴とするブレ補正
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項9または10記載のブレ補正装
    置において、 前記ブレ補正開始情報は、前記像ブレ補正駆動手段の駆
    動を開始させるためにのみ使用されるブレ補正開始命令
    であることを特徴とするブレ補正装置。
JP23697295A 1995-09-14 1995-09-14 ブレ補正装置 Pending JPH0980508A (ja)

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JP23697295A JPH0980508A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 ブレ補正装置
US08/713,533 US5740472A (en) 1995-09-14 1996-09-13 Vibration reduction device

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01185611A (ja) * 1988-01-20 1989-07-25 Canon Inc 像ぶれ補正装置
JPH03100634A (ja) * 1989-09-14 1991-04-25 Minolta Camera Co Ltd 光学装置
JPH06194711A (ja) * 1992-12-22 1994-07-15 Nikon Corp 防振機能付きカメラ

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