JPH0968734A - ブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置 - Google Patents
ブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置Info
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- JPH0968734A JPH0968734A JP7226527A JP22652795A JPH0968734A JP H0968734 A JPH0968734 A JP H0968734A JP 7226527 A JP7226527 A JP 7226527A JP 22652795 A JP22652795 A JP 22652795A JP H0968734 A JPH0968734 A JP H0968734A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のブレ補正機構を有する撮影装置におい
て、ボディ装置電源スイッチのオフを行った後、このレ
ンズ装置を、ボディ装置から外してブレ補正機能に対応
しない他のボディ装置に装着すると、撮影光学系が中心
位置からずれたままの状態で撮影を行うことになり、光
学性能が低下してしまう。 【解決手段】 撮影光学系のブレを補正するブレ補正機
構において、ブレ補正機構の駆動電源の遮断信号が入力
されても(S400)、ブレ補正機構が所定状態へ復帰
する状態にある時期(S401)には、駆動電源の遮断
を行わない(403)制御装置を備える。
て、ボディ装置電源スイッチのオフを行った後、このレ
ンズ装置を、ボディ装置から外してブレ補正機能に対応
しない他のボディ装置に装着すると、撮影光学系が中心
位置からずれたままの状態で撮影を行うことになり、光
学性能が低下してしまう。 【解決手段】 撮影光学系のブレを補正するブレ補正機
構において、ブレ補正機構の駆動電源の遮断信号が入力
されても(S400)、ブレ補正機構が所定状態へ復帰
する状態にある時期(S401)には、駆動電源の遮断
を行わない(403)制御装置を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレ補正機能を備
えたブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置
に関する。
えたブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに代表される撮影装置では
AF機構は一般的になっており、さらに、手ブレを補正
するブレ補正機構を付加することが提案されている。
AF機構は一般的になっており、さらに、手ブレを補正
するブレ補正機構を付加することが提案されている。
【0003】このブレ補正機構は、撮影装置に組み込ま
れ、手ブレ等による光軸の角度変動を検知し、これによ
り撮影画像を補正するものであり、例えば特開平2−6
6535号公報には単玉レンズ光学系に適用したもの
が、一方、特開平2−183217号公報には、内焦式
望遠レンズの撮影光学系の一部をシフトすることにより
撮影画像を補正する例が知られている。
れ、手ブレ等による光軸の角度変動を検知し、これによ
り撮影画像を補正するものであり、例えば特開平2−6
6535号公報には単玉レンズ光学系に適用したもの
が、一方、特開平2−183217号公報には、内焦式
望遠レンズの撮影光学系の一部をシフトすることにより
撮影画像を補正する例が知られている。
【0004】これらの撮影装置に組み込まれるブレ補正
機構の駆動電源は、通常は、ブレ補正機構が組み込まれ
るレンズ装置が装着されるボディ装置に設けられたボデ
ィ装置電源スイッチ(主電源スイッチ)により、オン−
オフが行われていた。
機構の駆動電源は、通常は、ブレ補正機構が組み込まれ
るレンズ装置が装着されるボディ装置に設けられたボデ
ィ装置電源スイッチ(主電源スイッチ)により、オン−
オフが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のブレ
補正機構を有する撮影装置では、例えば、ボディ装置電
源スイッチが撮影装置使用者によりオフされると、ボデ
ィ装置だけでなく、レンズ装置やレンズ装置に組み込ま
れたブレ補正機構も直ちに駆動電源が遮断されてしま
う。
補正機構を有する撮影装置では、例えば、ボディ装置電
源スイッチが撮影装置使用者によりオフされると、ボデ
ィ装置だけでなく、レンズ装置やレンズ装置に組み込ま
れたブレ補正機構も直ちに駆動電源が遮断されてしま
う。
【0006】そのため、この駆動電源が遮断された時
に、ブレ補正制御部がブレ補正光学系を光学中心位置で
ある所定の停止位置へ向けて移動している最中である
と、ブレ補正機構は所定の停止位置である中心位置から
ずれた位置に存在するため、撮影光学系は中心位置から
ずれたその位置で停止してしまう。
に、ブレ補正制御部がブレ補正光学系を光学中心位置で
ある所定の停止位置へ向けて移動している最中である
と、ブレ補正機構は所定の停止位置である中心位置から
ずれた位置に存在するため、撮影光学系は中心位置から
ずれたその位置で停止してしまう。
【0007】すなわち、従来のブレ補正機構を有する撮
影装置では、ボディ装置に設けられた電源制御部がブレ
補正機構の駆動電源を遮断してよいか否かを遮断条件に
加味していないため、撮影光学系が移動可能状態である
ブレ補正光学系固定解除マグネット(通電されることに
よりブレ補正機構の固定を解除し、通電されないことに
より固定するロック機構)の通電時期であっても、例え
ば電源電圧の低下やボディ装置電源スイッチのオフとい
った電源遮断の必要が生じた場合には、直ちにブレ補正
機構の駆動電源を遮断していた。
影装置では、ボディ装置に設けられた電源制御部がブレ
補正機構の駆動電源を遮断してよいか否かを遮断条件に
加味していないため、撮影光学系が移動可能状態である
ブレ補正光学系固定解除マグネット(通電されることに
よりブレ補正機構の固定を解除し、通電されないことに
より固定するロック機構)の通電時期であっても、例え
ば電源電圧の低下やボディ装置電源スイッチのオフとい
った電源遮断の必要が生じた場合には、直ちにブレ補正
機構の駆動電源を遮断していた。
【0008】この際に、このレンズ装置がボディ装置に
対して交換自在であって、撮影光学系が中心位置からず
れたレンズ装置をボディ装置から外し、ブレ補正機構に
対応しない他のボディ装置に装着して撮影を行うと、撮
影光学系が中心位置からずれたままの状態で撮影を行う
ことになり、最良の撮影光学性能が得られないという課
題があった。
対して交換自在であって、撮影光学系が中心位置からず
れたレンズ装置をボディ装置から外し、ブレ補正機構に
対応しない他のボディ装置に装着して撮影を行うと、撮
影光学系が中心位置からずれたままの状態で撮影を行う
ことになり、最良の撮影光学性能が得られないという課
題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題に
鑑み、ブレ補正機構が光学中心位置へ向けて移動制御を
行っている際、すなわちセンタリングを行っている際
に、電源制御指示部から電源停止の指示を受けた場合に
は、ブレ補正機構が移動制御を終了する時まで電源停止
を禁止することにより、ブレ補正機構が最良の撮影光学
性能を発揮する光学中心位置から離れた状態で停止する
ことを防止するものである。
鑑み、ブレ補正機構が光学中心位置へ向けて移動制御を
行っている際、すなわちセンタリングを行っている際
に、電源制御指示部から電源停止の指示を受けた場合に
は、ブレ補正機構が移動制御を終了する時まで電源停止
を禁止することにより、ブレ補正機構が最良の撮影光学
性能を発揮する光学中心位置から離れた状態で停止する
ことを防止するものである。
【0010】請求項1の発明は、撮影光学系における光
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
において、前記ブレ補正機構の駆動電源の遮断信号が入
力されても、前記ブレ補正機構が所定状態へ復帰する状
態にある時期には、前記駆動電源の遮断を行わない制御
装置を備えることを特徴とする。
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
において、前記ブレ補正機構の駆動電源の遮断信号が入
力されても、前記ブレ補正機構が所定状態へ復帰する状
態にある時期には、前記駆動電源の遮断を行わない制御
装置を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、撮影光学系における光
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
を備えるカメラにおいて、前記ブレ補正機構の駆動電源
の遮断信号が入力されても、前記ブレ補正機構が所定状
態へ復帰する状態にある時期には、前記駆動電源の遮断
を行わない制御装置を備えることを特徴とする。
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
を備えるカメラにおいて、前記ブレ補正機構の駆動電源
の遮断信号が入力されても、前記ブレ補正機構が所定状
態へ復帰する状態にある時期には、前記駆動電源の遮断
を行わない制御装置を備えることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、撮影光学系における光
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
を備えるレンズ装置において、前記レンズ装置から、又
は前記レンズ装置に接続されるボディ装置から、前記レ
ンズ装置及び/又は前記ボディ装置に設けられた主電源
の遮断信号が入力されても、前記ブレ補正機構が所定状
態へ復帰する状態にある時期には、前記ブレ補正機構の
駆動電源の遮断を行わない制御装置を備えることを特徴
とする。
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
を備えるレンズ装置において、前記レンズ装置から、又
は前記レンズ装置に接続されるボディ装置から、前記レ
ンズ装置及び/又は前記ボディ装置に設けられた主電源
の遮断信号が入力されても、前記ブレ補正機構が所定状
態へ復帰する状態にある時期には、前記ブレ補正機構の
駆動電源の遮断を行わない制御装置を備えることを特徴
とする。
【0013】請求項4の発明は、撮影光学系における光
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
を備えるレンズ装置に組み合わされて使用されるボディ
装置において、前記ボディ装置又は前記レンズ装置が前
記ボディ装置及び/又は前記レンズ装置に設けられた主
電源の遮断信号を出力しても、前記ブレ補正機構が所定
状態へ復帰する状態にある時期には、前記ブレ補正機構
の駆動電源の遮断を行わない制御装置を備えることを特
徴とする。
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
を備えるレンズ装置に組み合わされて使用されるボディ
装置において、前記ボディ装置又は前記レンズ装置が前
記ボディ装置及び/又は前記レンズ装置に設けられた主
電源の遮断信号を出力しても、前記ブレ補正機構が所定
状態へ復帰する状態にある時期には、前記ブレ補正機構
の駆動電源の遮断を行わない制御装置を備えることを特
徴とする。
【0014】
(第1の実施形態)以下、図面等を参照しながら本発明
の実施形態をあげて、本発明をより詳細に説明する。
の実施形態をあげて、本発明をより詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明にかかるブレ補正機構を備
えるカメラの第1実施形態を示すブロック図であり、図
3は、本実施形態におけるブレ補正機構を備えるカメラ
の構成を示す模式図である。
えるカメラの第1実施形態を示すブロック図であり、図
3は、本実施形態におけるブレ補正機構を備えるカメラ
の構成を示す模式図である。
【0016】このブレ補正機構は、レンズ装置1とボデ
ィ装置2とから構成される撮影装置(図3参照)に組み
込まれたものであり、後述するように、撮影光学系にお
ける光軸のブレ量の検出値に基づき撮影光学系の一部を
シフトさせるものである。レンズ装置1には、防振制御
用マイクロコンピュータ3,超音波モータ用マイクロコ
ンピュータ16,通信用マイクロコンピュータ24等が
設けられ、一方、ボディ装置2には、ボディ用マイクロ
コンピュータ25等が設けられる。本実施形態では、こ
れらの各マイクロコンピュータを組み合わせて、本発明
における制御装置が構成される。
ィ装置2とから構成される撮影装置(図3参照)に組み
込まれたものであり、後述するように、撮影光学系にお
ける光軸のブレ量の検出値に基づき撮影光学系の一部を
シフトさせるものである。レンズ装置1には、防振制御
用マイクロコンピュータ3,超音波モータ用マイクロコ
ンピュータ16,通信用マイクロコンピュータ24等が
設けられ、一方、ボディ装置2には、ボディ用マイクロ
コンピュータ25等が設けられる。本実施形態では、こ
れらの各マイクロコンピュータを組み合わせて、本発明
における制御装置が構成される。
【0017】防振制御用マイクロコンピュータ3は、ボ
ディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25の出力
と,Xエンコーダ5,Yエンコーダ9,距離エンコーダ
15及びズームエンコーダ22等からの光学系位置情報
とに基づき、X軸駆動モータ7,X軸モータドライバー
8,Y軸駆動モータ11及びY軸モータドライバー12
等から構成されるブレ補正駆動部の駆動を制御する。
ディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25の出力
と,Xエンコーダ5,Yエンコーダ9,距離エンコーダ
15及びズームエンコーダ22等からの光学系位置情報
とに基づき、X軸駆動モータ7,X軸モータドライバー
8,Y軸駆動モータ11及びY軸モータドライバー12
等から構成されるブレ補正駆動部の駆動を制御する。
【0018】レンズ接点4は、レンズ装置1とボディ装
置2と間の信号の授受に使用する電気接点群であり、通
信用マイクロコンピュータ24に接続される。Xエンコ
ーダ5は、X軸方向の光学系移動量を検出するためのも
のであり、その出力は、XエンコーダIC6に接続され
る。XエンコーダIC6は、X軸方向の光学系移動量を
電気信号に変換するためのものであり、その信号は、防
振制御用マイクロコンピュータ3に送られる。さらに、
X軸駆動モータ7は、X軸ブレ補正光学系を移動駆動す
る駆動モータであり、X軸モータドライバー8は、X軸
駆動モータ7を駆動する回路である。
置2と間の信号の授受に使用する電気接点群であり、通
信用マイクロコンピュータ24に接続される。Xエンコ
ーダ5は、X軸方向の光学系移動量を検出するためのも
のであり、その出力は、XエンコーダIC6に接続され
る。XエンコーダIC6は、X軸方向の光学系移動量を
電気信号に変換するためのものであり、その信号は、防
振制御用マイクロコンピュータ3に送られる。さらに、
X軸駆動モータ7は、X軸ブレ補正光学系を移動駆動す
る駆動モータであり、X軸モータドライバー8は、X軸
駆動モータ7を駆動する回路である。
【0019】同様にして、Yエンコーダ9は、Y軸方向
の光学系移動量を検出するためのものであり、その出力
は、YエンコーダIC10に接続される。Yエンコーダ
IC10は、Y軸方向の光学系移動量を電気信号に変換
するためのものであり、その信号は、防振制御用マイク
ロコンピュータ3に送られる。さらに、Y軸駆動モータ
11は、Y軸ブレ補正光学系を移動駆動する駆動モータ
であり、Y軸モータドライバー12は、Y軸駆動モータ
11を駆動する回路である。
の光学系移動量を検出するためのものであり、その出力
は、YエンコーダIC10に接続される。Yエンコーダ
IC10は、Y軸方向の光学系移動量を電気信号に変換
するためのものであり、その信号は、防振制御用マイク
ロコンピュータ3に送られる。さらに、Y軸駆動モータ
11は、Y軸ブレ補正光学系を移動駆動する駆動モータ
であり、Y軸モータドライバー12は、Y軸駆動モータ
11を駆動する回路である。
【0020】防振ヘッドアンプ13は、ブレ量を検出す
る回路であり、像ブレ情報を電気信号に変換し、その信
号は防振制御用マイクロコンピュータ3に送られる。防
振ヘッドアンプ13としては、例えば角速度センサー等
を使用できる。
る回路であり、像ブレ情報を電気信号に変換し、その信
号は防振制御用マイクロコンピュータ3に送られる。防
振ヘッドアンプ13としては、例えば角速度センサー等
を使用できる。
【0021】VRスイッチ14は、ブレ補正駆動のオン
−オフ及び,ブレ補正モード1及びブレ補正モード2の
切替えを行うスイッチである。ここで、例えば、ブレ補
正モード1は、撮影準備開始動作以降にファインダー像
のブレを補正する場合の粗い制御を行うモードであり、
ブレ補正モード2は、実際の露光時にブレを補正する場
合の精密な制御を行うモードである。
−オフ及び,ブレ補正モード1及びブレ補正モード2の
切替えを行うスイッチである。ここで、例えば、ブレ補
正モード1は、撮影準備開始動作以降にファインダー像
のブレを補正する場合の粗い制御を行うモードであり、
ブレ補正モード2は、実際の露光時にブレを補正する場
合の精密な制御を行うモードである。
【0022】距離エンコーダ15は、フォーカス位置を
検出して電気信号に変換するエンコーダであり、その出
力は、同様にして、防振制御用マイクロコンピュータ
3,超音波モータ用マイクロコンピュータ16及び通信
用マイクロコンピュータ24に接続される。
検出して電気信号に変換するエンコーダであり、その出
力は、同様にして、防振制御用マイクロコンピュータ
3,超音波モータ用マイクロコンピュータ16及び通信
用マイクロコンピュータ24に接続される。
【0023】超音波モータ用マイクロコンピュータ16
は、合焦光学系駆動部の駆動を行う超音波モータ19を
制御するためのものである。USMエンコーダ17は、
超音波モータ19の移動量を検出するエンコーダであ
り、その出力は、USMエンコーダIC18に接続され
る。USMエンコーダIC18は、超音波モータ19の
移動量を電気信号に変換する回路であり、その信号は、
超音波モータ用マイクロコンピュータ16に送られる。
は、合焦光学系駆動部の駆動を行う超音波モータ19を
制御するためのものである。USMエンコーダ17は、
超音波モータ19の移動量を検出するエンコーダであ
り、その出力は、USMエンコーダIC18に接続され
る。USMエンコーダIC18は、超音波モータ19の
移動量を電気信号に変換する回路であり、その信号は、
超音波モータ用マイクロコンピュータ16に送られる。
【0024】超音波モータ19は、合焦光学系を駆動す
るモータである。超音波モータ駆動回路20は、超音波
モータ19の固有の駆動周波数を有し、相互に90°位
相差を有する2つの駆動信号を発生させる回路である。
超音波モータ用IC21は、超音波モータ用マイクロコ
ンピュータ16と超音波モータ駆動回路20とのインタ
ーフェースを行う回路である。
るモータである。超音波モータ駆動回路20は、超音波
モータ19の固有の駆動周波数を有し、相互に90°位
相差を有する2つの駆動信号を発生させる回路である。
超音波モータ用IC21は、超音波モータ用マイクロコ
ンピュータ16と超音波モータ駆動回路20とのインタ
ーフェースを行う回路である。
【0025】ズームエンコーダ22は、レンズ焦点距離
位置を検出して電気信号に変換するエンコーダあり、そ
の出力は、防振制御用マイクロコンピュータ3,超音波
モータ用マイクロコンピュータ16及び通信用マイクロ
コンピュータ24に接続される。
位置を検出して電気信号に変換するエンコーダあり、そ
の出力は、防振制御用マイクロコンピュータ3,超音波
モータ用マイクロコンピュータ16及び通信用マイクロ
コンピュータ24に接続される。
【0026】DC−DCコンバータ23は、電池電圧の
変動に対して安定したDC電圧を供給する回路であり、
通信用マイクロコンピュータ24からの信号により制御
されている。
変動に対して安定したDC電圧を供給する回路であり、
通信用マイクロコンピュータ24からの信号により制御
されている。
【0027】通信用マイクロコンピュータ24は、レン
ズ装置1とボディ装置2との間の通信を行い、レンズ装
置1内の他のマイクロコンピュータ(防振制御用マイク
イロコンピュータ3や超音波モータ用マイクロコンピュ
ータ16等)に命令を伝達する。
ズ装置1とボディ装置2との間の通信を行い、レンズ装
置1内の他のマイクロコンピュータ(防振制御用マイク
イロコンピュータ3や超音波モータ用マイクロコンピュ
ータ16等)に命令を伝達する。
【0028】ボディ用マイクロコンピュータ25は、レ
ンズ装置1より伝達された最大防振時間の情報と露出設
定情報や被写体輝度情報等とにより、ブレ補正表示部2
7に警告表示の指示を行う。
ンズ装置1より伝達された最大防振時間の情報と露出設
定情報や被写体輝度情報等とにより、ブレ補正表示部2
7に警告表示の指示を行う。
【0029】レリーズスイッチ28は、ボディ装置2に
設けられており、撮影装置使用者が、露光制御の開始を
ボディ装置に伝達し、防振制御開始スイッチ決定処理で
指定された場合、ブレ補正制御信号の伝達タイミングを
決定する。撮影装置使用者によるレリーズボタンの半押
しにより撮影準備動作を開始する半押しスイッチSW1
と,レリーズボタンの全押しにより露光制御の開始を指
示する全押しスイッチSW2とから構成される。
設けられており、撮影装置使用者が、露光制御の開始を
ボディ装置に伝達し、防振制御開始スイッチ決定処理で
指定された場合、ブレ補正制御信号の伝達タイミングを
決定する。撮影装置使用者によるレリーズボタンの半押
しにより撮影準備動作を開始する半押しスイッチSW1
と,レリーズボタンの全押しにより露光制御の開始を指
示する全押しスイッチSW2とから構成される。
【0030】さらに、本発明におけるロック機構である
固定マグネット29は、レンズ装置1に設けられてお
り、ブレ補正機構の固定を解除するために設けられた機
構部品(図示しない)に連動した電磁マグネットであっ
て、電磁マグネットへの通電時にはブレ補正機構は移動
可能状態であり、電磁マグネットへの非通電時にはブレ
補正機構は固定状態である。換言すれば、固定マグネッ
ト29は、通電されることにより所定の停止位置(中心
位置)へのブレ補正機構の固定を解除する通電式固定解
除機能を有するロック機構である。
固定マグネット29は、レンズ装置1に設けられてお
り、ブレ補正機構の固定を解除するために設けられた機
構部品(図示しない)に連動した電磁マグネットであっ
て、電磁マグネットへの通電時にはブレ補正機構は移動
可能状態であり、電磁マグネットへの非通電時にはブレ
補正機構は固定状態である。換言すれば、固定マグネッ
ト29は、通電されることにより所定の停止位置(中心
位置)へのブレ補正機構の固定を解除する通電式固定解
除機能を有するロック機構である。
【0031】本実施形態におけるブレ補正機構を備える
カメラは、以上のように構成されている。図2は、本実
施形態による撮影装置の作動順序を説明した流れ図であ
る。
カメラは、以上のように構成されている。図2は、本実
施形態による撮影装置の作動順序を説明した流れ図であ
る。
【0032】ステップ(以下、「S」と略記する。)2
00において、通信用マイクロコンピュータ24が通信
準備を行う。これと同時に、防振制御用マイクロコンピ
ュータ3がS201において通信準備を行うとともに、
超音波モータ用マイクロコンピュータ16がS202に
おいて通信準備を行う。
00において、通信用マイクロコンピュータ24が通信
準備を行う。これと同時に、防振制御用マイクロコンピ
ュータ3がS201において通信準備を行うとともに、
超音波モータ用マイクロコンピュータ16がS202に
おいて通信準備を行う。
【0033】S203において、通信用マイクロコンピ
ュータ24がレンズ接点4を介してボディ装置2と通信
を行う。S204において、ボディ装置2から指示を受
けた合焦制御指示を超音波モータ用マイクロコンピュー
タ16へ伝達する。
ュータ24がレンズ接点4を介してボディ装置2と通信
を行う。S204において、ボディ装置2から指示を受
けた合焦制御指示を超音波モータ用マイクロコンピュー
タ16へ伝達する。
【0034】S205において、超音波モータ用マイク
ロコンピュータ16がズームエンコーダ22,距離エン
コーダ15の情報を基に合焦制御を行う。S206にお
いて、ボディ装置2から指示を受けた防振制御指示を防
振制御マイクロコンピュータ3へ伝達する。
ロコンピュータ16がズームエンコーダ22,距離エン
コーダ15の情報を基に合焦制御を行う。S206にお
いて、ボディ装置2から指示を受けた防振制御指示を防
振制御マイクロコンピュータ3へ伝達する。
【0035】S207において、防振用マイクロコンピ
ュータ3は防振演算を行う。S208において、防振用
マイクロコンピュータ3は防振制御を行う。図4は、図
2のボディ装置の通信サブルーチンS203の作動順序
を詳しく説明した図である。以下、図1も参照しながら
通信サブルーチンS203の作動順序を説明する。
ュータ3は防振演算を行う。S208において、防振用
マイクロコンピュータ3は防振制御を行う。図4は、図
2のボディ装置の通信サブルーチンS203の作動順序
を詳しく説明した図である。以下、図1も参照しながら
通信サブルーチンS203の作動順序を説明する。
【0036】S400において、通信用マイクロコンピ
ュータ24がボディ用マイクロコンピュータ25から受
け取った命令が電源制御命令か否かを判定する。電源制
御命令でない場合にはリターンする。電源制御命令であ
る場合にはS401へ進む。
ュータ24がボディ用マイクロコンピュータ25から受
け取った命令が電源制御命令か否かを判定する。電源制
御命令でない場合にはリターンする。電源制御命令であ
る場合にはS401へ進む。
【0037】S401において、ボディマイクロコンピ
ュータ25から受け取った電源制御命令が電源オン指示
か否かを判定する。電源オン指示である場合にはS40
2へ進む。電源オン指示でない場合にはS403へ進
む。
ュータ25から受け取った電源制御命令が電源オン指示
か否かを判定する。電源オン指示である場合にはS40
2へ進む。電源オン指示でない場合にはS403へ進
む。
【0038】S402において、通信用マイクロコンピ
ュータ24がDC−DCコンバータ23をオンしてリタ
ーンする。S403において、防振制御用マイクロコン
ピュータ3がセンタリングを実行中か否かを判定する。
センタリング実行中である場合にはリターンする。セン
タリング実行中でない場合にはS404へ進む。
ュータ24がDC−DCコンバータ23をオンしてリタ
ーンする。S403において、防振制御用マイクロコン
ピュータ3がセンタリングを実行中か否かを判定する。
センタリング実行中である場合にはリターンする。セン
タリング実行中でない場合にはS404へ進む。
【0039】S404において、通信用マイクロコンピ
ュータ24がDC−DCコンバータ23をオフする。
ュータ24がDC−DCコンバータ23をオフする。
【0040】図5は、通信用マイクロコンピュータ24
がボディ装置2からS401において送信される電源制
御命令を受けた時に実行される処理の作動順序を説明し
た図である。
がボディ装置2からS401において送信される電源制
御命令を受けた時に実行される処理の作動順序を説明し
た図である。
【0041】S500において、通信用マイクロコンピ
ュータ24が固定マグネット29の通電中か否かを判定
する。通電中の場合にはS501へ進み、通電中でない
場合にはS502へ進む。
ュータ24が固定マグネット29の通電中か否かを判定
する。通電中の場合にはS501へ進み、通電中でない
場合にはS502へ進む。
【0042】S501において、通信用マイクロコンピ
ュータ24はボディ用マイクロコンピュータ25へ電源
遮断禁止信号を送信する。S502において、通信用マ
イクロコンピュータ24はボディ用マイクロコンピュー
タ25へ電源遮断許可信号を送信する。
ュータ24はボディ用マイクロコンピュータ25へ電源
遮断禁止信号を送信する。S502において、通信用マ
イクロコンピュータ24はボディ用マイクロコンピュー
タ25へ電源遮断許可信号を送信する。
【0043】図5に示すように、本実施形態では、ブレ
補正機構が復帰状態にあるか復帰完了かの判定に、固定
マグネット29へ通電中であるか否かを用い、通電中で
ある場合は復帰途中にあるものと判断して電源遮断を禁
止し、非通電中である場合には復帰完了と判断して電源
遮断を行う。
補正機構が復帰状態にあるか復帰完了かの判定に、固定
マグネット29へ通電中であるか否かを用い、通電中で
ある場合は復帰途中にあるものと判断して電源遮断を禁
止し、非通電中である場合には復帰完了と判断して電源
遮断を行う。
【0044】このように、本実施形態におけるカメラで
は、ブレ補正光学系が光学中心位置へ移動制御されてい
る時期、すなわちブレ補正機構が所定の位置(中心位
置)へ向けてセンタリング中に、ブレ補正機構が電源制
御指示部から駆動電源停止の指示を受けても、ブレ補正
機構のセンタリングが完了するまで電源遮断を禁止し、
ブレ補正機構のセンタリング完了後に、ブレ補正機構の
駆動電源(ブレ検出部,ブレ補正駆動部及びブレ補正制
御部の全て又は一部の電源)を遮断する。
は、ブレ補正光学系が光学中心位置へ移動制御されてい
る時期、すなわちブレ補正機構が所定の位置(中心位
置)へ向けてセンタリング中に、ブレ補正機構が電源制
御指示部から駆動電源停止の指示を受けても、ブレ補正
機構のセンタリングが完了するまで電源遮断を禁止し、
ブレ補正機構のセンタリング完了後に、ブレ補正機構の
駆動電源(ブレ検出部,ブレ補正駆動部及びブレ補正制
御部の全て又は一部の電源)を遮断する。
【0045】そのため、ブレ補正機構は、駆動電源の遮
断時には常にセンタリングが完了することになり、ブレ
補正光学系が光学中心位置から離れたままの状態で停止
することが解消される。
断時には常にセンタリングが完了することになり、ブレ
補正光学系が光学中心位置から離れたままの状態で停止
することが解消される。
【0046】したがって、レンズ装置をボディ装置から
取り外し、ブレ補正制御が不可能なボディ装置に装着し
て使用する場合にも、ブレ補正光学系が光学中心位置か
ら離れた状態で停止することがなく、最良の撮影光学性
能を得ることができる。
取り外し、ブレ補正制御が不可能なボディ装置に装着し
て使用する場合にも、ブレ補正光学系が光学中心位置か
ら離れた状態で停止することがなく、最良の撮影光学性
能を得ることができる。
【0047】(変形形態)以上説明した第1実施形態に
限定されず、種々の変形や変更が可能であって、それら
も本発明に含まれる。例えば、レンズ装置とボディ装置
とが着脱自在な一眼レフカメラのレンズ装置に本発明に
かかるブレ補正機構を適用した場合を例にとって説明し
たが、これ以外に、例えばコンパクトカメラのレンズ部
に対しても全く同様に適用できる。
限定されず、種々の変形や変更が可能であって、それら
も本発明に含まれる。例えば、レンズ装置とボディ装置
とが着脱自在な一眼レフカメラのレンズ装置に本発明に
かかるブレ補正機構を適用した場合を例にとって説明し
たが、これ以外に、例えばコンパクトカメラのレンズ部
に対しても全く同様に適用できる。
【0048】また、第1実施形態では、ボディ装置2に
設けられた図示しないボディ装置電源スイッチによりブ
レ補正機構の駆動電源が遮断される場合を例にとった
が、本発明はかかる態様のみに限定されるものではな
い。例えば、ブレ補正機構の駆動電源の遮断が、レンズ
装置1に設けられた他のスイッチ(例えばVRスイッチ
14)により行われる場合であってもよい。
設けられた図示しないボディ装置電源スイッチによりブ
レ補正機構の駆動電源が遮断される場合を例にとった
が、本発明はかかる態様のみに限定されるものではな
い。例えば、ブレ補正機構の駆動電源の遮断が、レンズ
装置1に設けられた他のスイッチ(例えばVRスイッチ
14)により行われる場合であってもよい。
【0049】また、第1実施形態では、ブレ補正機構の
駆動電源の設置位置がボディ装置2に存在する場合を例
にとったが、本発明はかかる態様のみに限定されるもの
ではない。例えば、ブレ補正機構を含むカメラ全体の駆
動電源の設置位置がレンズ装置1にある場合や、レンズ
装置1,ボディ装置2に分割されて配置されている場合
も含む。
駆動電源の設置位置がボディ装置2に存在する場合を例
にとったが、本発明はかかる態様のみに限定されるもの
ではない。例えば、ブレ補正機構を含むカメラ全体の駆
動電源の設置位置がレンズ装置1にある場合や、レンズ
装置1,ボディ装置2に分割されて配置されている場合
も含む。
【0050】このようなブレ補正機構の駆動電源の遮断
スイッチの設置位置の違い,及び駆動電源設置位置の違
いと、各請求項との関係は、駆動電源がレンズ装置1
及び/又はボディ装置2に設けられている場合,及び,
駆動電源のオン−オフ信号がボディ装置2又はレンズ
装置1から出力されている場合により場合分けすること
ができ、これをまとめると表1の如くになる。
スイッチの設置位置の違い,及び駆動電源設置位置の違
いと、各請求項との関係は、駆動電源がレンズ装置1
及び/又はボディ装置2に設けられている場合,及び,
駆動電源のオン−オフ信号がボディ装置2又はレンズ
装置1から出力されている場合により場合分けすること
ができ、これをまとめると表1の如くになる。
【0051】
【表1】
【0052】また、第1実施形態は、撮影光学系の一部
を光軸に対して直交する平面内で2次元に移動させるこ
とによるブレ補正機構を例にとったが、本発明はこのよ
うな態様のみに限定されるものではなく、例えば、回転
又は液体プリズムの角度を変化させることによる他のブ
レ補正機構に対しても等しく適用できる。
を光軸に対して直交する平面内で2次元に移動させるこ
とによるブレ補正機構を例にとったが、本発明はこのよ
うな態様のみに限定されるものではなく、例えば、回転
又は液体プリズムの角度を変化させることによる他のブ
レ補正機構に対しても等しく適用できる。
【0053】さらに、第1実施形態では、ブレ補正機構
が復帰状態にあるか復帰完了かの判定に固定マグネット
29への通電の有無を用いたが、本発明はこのような態
様のみに限定されるものではない。他の例として、例え
ば光軸が一致する位置である所定位置にブレ補正機構の
一部がポジショニングしたことを、例えば近接スイッチ
等のセンサーにより検出することを用いることも可能で
ある。
が復帰状態にあるか復帰完了かの判定に固定マグネット
29への通電の有無を用いたが、本発明はこのような態
様のみに限定されるものではない。他の例として、例え
ば光軸が一致する位置である所定位置にブレ補正機構の
一部がポジショニングしたことを、例えば近接スイッチ
等のセンサーにより検出することを用いることも可能で
ある。
【図1】本発明にかかるブレ補正機構を備えるカメラの
第1実施形態を示すブロック図である。
第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態による撮影装置の作動順序を説明
した流れ図である。
した流れ図である。
【図3】第1実施形態におけるブレ補正機構を備えるカ
メラの構成を模式的に示す説明図である。
メラの構成を模式的に示す説明図である。
【図4】ボディ装置における通信サブルーチンS203
の作動順序を詳しく説明した図である。
の作動順序を詳しく説明した図である。
【図5】通信用マイクロコンピュータがボディ装置2か
らS401において送信される電源制御命令を受けた時
に実行される処理の作動順序を説明した図である。
らS401において送信される電源制御命令を受けた時
に実行される処理の作動順序を説明した図である。
1 レンズ装置 2 ボディ装置 3 防振制御用マイクロコンピュータ 4 レンズ接点 5 Xエンコーダ 6 XエンコーダIC 7 X軸駆動モータ 8 X軸モータドライバー 9 Yエンコーダ 10 YエンコーダIC 11 Y軸駆動モータ 12 Yモータドライバー 13 防振ヘッドアンプ(角速度センサー) 14 VRスイッチ 15 距離エンコーダ 16 超音波モータ用マイクロコンピュータ 17 USMエンコーダ 18 USMエンコーダIC 19 超音波モータ 20 超音波モータ駆動回路 21 超音波モータ用IC 22 ズームエンコーダ 23 DC−DCコンバータ 24 通信用マイクロコンピュータ 25 ボディ用マイクロコンピュータ 27 ブレ補正表示部 28 レリーズスイッチ 29 固定マグネット(ブレ補正機構が所定状態への固
定を解除する通電式固定解除機能を有するロック機構)
定を解除する通電式固定解除機能を有するロック機構)
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影光学系における光軸のブレ量の検出
値に基づいて前記撮影光学系の全部又は一部と撮影画面
とを相対的に移動させるブレ補正機構において、 前記ブレ補正機構の駆動電源の遮断信号が入力されて
も、前記ブレ補正機構が所定状態へ復帰する状態にある
時期には、前記駆動電源の遮断を行わない制御装置を備
えることを特徴とするブレ補正機構。 - 【請求項2】 撮影光学系における光軸のブレ量の検出
値に基づいて前記撮影光学系の全部又は一部と撮影画面
とを相対的に移動させるブレ補正機構を備えるカメラに
おいて、 前記ブレ補正機構の駆動電源の遮断信号が入力されて
も、前記ブレ補正機構が所定状態へ復帰する状態にある
時期には、前記駆動電源の遮断を行わない制御装置を備
えることを特徴とするブレ補正機構を備えるカメラ。 - 【請求項3】 撮影光学系における光軸のブレ量の検出
値に基づいて前記撮影光学系の全部又は一部と撮影画面
とを相対的に移動させるブレ補正機構を備えるレンズ装
置において、 前記レンズ装置から、又は前記レンズ装置に接続される
ボディ装置から、前記レンズ装置及び/又は前記ボディ
装置に設けられた主電源の遮断信号が入力されても、前
記ブレ補正機構が所定状態へ復帰する状態にある時期に
は、前記ブレ補正機構の駆動電源の遮断を行わない制御
装置を備えることを特徴とするブレ補正機構を備えるレ
ンズ装置。 - 【請求項4】 撮影光学系における光軸のブレ量の検出
値に基づいて前記撮影光学系の全部又は一部と撮影画面
とを相対的に移動させるブレ補正機構を備えるレンズ装
置に組み合わされて使用されるボディ装置において、 前記ボディ装置又は前記レンズ装置が前記ボディ装置及
び/又は前記レンズ装置に設けられた主電源の遮断信号
を出力しても、前記ブレ補正機構が所定状態へ復帰する
状態にある時期には、前記ブレ補正機構の駆動電源の遮
断を行わない制御装置を備えることを特徴とするボディ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226527A JPH0968734A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | ブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226527A JPH0968734A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | ブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968734A true JPH0968734A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16846535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7226527A Pending JPH0968734A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | ブレ補正機構,カメラ,レンズ装置及びボディ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0968734A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6734902B1 (en) * | 1997-12-12 | 2004-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration correcting device |
JP2014167644A (ja) * | 2014-04-25 | 2014-09-11 | Nikon Corp | 交換レンズ、及びカメラシステム |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP7226527A patent/JPH0968734A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6734902B1 (en) * | 1997-12-12 | 2004-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration correcting device |
JP2014167644A (ja) * | 2014-04-25 | 2014-09-11 | Nikon Corp | 交換レンズ、及びカメラシステム |
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